JPS63207771A - 電動パワ−ステアリング装置 - Google Patents

電動パワ−ステアリング装置

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JPS63207771A
JPS63207771A JP62039857A JP3985787A JPS63207771A JP S63207771 A JPS63207771 A JP S63207771A JP 62039857 A JP62039857 A JP 62039857A JP 3985787 A JP3985787 A JP 3985787A JP S63207771 A JPS63207771 A JP S63207771A
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JP
Japan
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current value
steering
drive current
basic
correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP62039857A
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English (en)
Inventor
Yutaka Aoyama
豊 青山
Setsuyoshi Yanai
矢内 節佳
Masafumi Nakayama
雅文 中山
Masato Fukino
真人 吹野
Moritsune Nakada
中田 守恒
Satoshi Kiku
規矩 智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電動モータの出力で操舵トルクをアシスト
するよう、にした電動パワーステアリング装置の改良に
関し、特に、モータ回転加速度あるいは操舵加速度に応
じて電流補正を行うようにした電動パワーステアリング
装置において、微小の所定電流すなわち暗電流を考慮し
て電流補正を行うことにより、微小操舵時のフリクショ
ン惑を低減して、実際のモータの実出力トルクが補正の
効果として正しく表れ、慣性感向上のための補償が十分
に行われるようにした電動パワーステアリング装置に関
する。
〔従来の技術] 従来の電動パワーステアリング装置としては、例えば、
本出願人の出願に係わる特願昭61−73776号明細
書に記載されたものがある。
この従来装置は、操舵トルク及び車速に基づいて基本電
流値を算出するとともに、モータ回転加速度に基づいて
モータの慣性骨に起因するモータ出力トルクの損失分を
補正するための補正電流値を算出し、両者を加算した駆
動電流値に応じてモータを駆動して、操舵系に操舵アシ
ストトルクを付与し、操舵による慣性感の向上を図るよ
うにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の電動パワーステアリン
グ装置にあっては、電動モータに印加する電流が所定電
流以下の微小な場合、特にモータに直巻モータを用いた
場合の暗電流を考慮していないため、モータ回転加速度
あるいは艮舵加速度に応じた電流補正を行う場合に、電
流補正値が所定電流値以下であるときの微小操舵時にフ
リクション感が発生して、実際のモータの実出力トルク
が補正の効果として正しく表れず、慣性感向トのための
補償が十分に行われないという問題点があった。
また、暗室流分を考慮したとしても、単純にモータ出力
トルク分に換算して補正を加えると、振動を生じてしま
うという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、モータ回転加速度あるいは操舵加速度に応じ
た電流補正を行う場合に、電流補正値が所定電流値以下
(暗電流領域内)であるときに、微小操舵時のフリクシ
ョン感を低減して、実際のモータの実出力トルクが補正
の効果として正しく表れ、慣性感向上のための補償が十
分に行われるようにした電動パワーステアリング装置を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明の電動パワーステアリング装置は、第
1図に示すように、操舵系に操舵アシストトルクを付与
可能なモータと; そのモータに駆動電流を印加してモ
ータを駆動する駆動手段と; 操舵系の操舵トルクを検
出する操舵トルク検出手段と; その操舵トルク検出手
段により検出された操舵トルク値に基づいて基本電流値
を算出する基本電流算出手段と; 操舵系の操舵又はモ
ータの回転の加速度を検出する加速度検出手段と; そ
の加速度検出手段により検出された操舵系の操舵又はモ
ータの回転の加速度値に基づいて補正電流値を算出する
補正電流算出手段と; 基本電流算出手段により算出さ
れた基本電流値と補正電流算出手段により算出された補
正電流値とを加算して基本駆動電流値を算出する基本駆
動電流算出手段とを備えた電動パワーステアリング装置
において、 基本駆動電流算出手段により算出された基本駆動電流値
を予め設定された所定電流値と比較する比較手段と; 
その比較手段の比較の結果、基本駆動電流値が所定電流
値より小さいときに、基本駆動電流値が所定電流値より
大きいときよりも、基本駆動電流値の中の補正電流値の
補正度合いを大きくして実駆動電流値を算出する実駆動
電流算出手段とを備え、駆動手段が、その実駆動電流算
出手段により算出された実駆動電流値に応じてモータを
駆動するものであることを特徴とするものである。
〔作用〕
操舵トルク検出手段により検出された操舵トルク値に基
づいて基本電流算出手段により基本電流値が算出される
とともに、加速度検出手段により検出された操舵系の操
舵トルク又はモータの回転の加速度値に基づいて補正電
流算出手段により補正電流値が算出され、これらの基本
電流値と補正電流値は基本駆動電流算出手段により加算
されて基本駆動電流値が算出される。
この基本駆動電流値は比較手段により予め設定された所
定電流値と比較され、その比較の結果、基本駆動電流値
が所定電流値より小さいときには、実駆動電流算出手段
により、基本駆動電流値が所定電流値より大きいときよ
りも、基本駆動電流値の中の補正電流値の補正度合いを
大きくして実駆動電流値を算出し、この実駆動電流値に
より駆動手段を介してモータが駆動され、操舵系に操舵
アシストトルクが付与される。
このため、基本駆動電流値が所定電流値より小さい(暗
電流領域内である)ときの、微小操舵時のフリクション
感が低減され、実際のモータの実出力トルクが補正の効
果として正しく表れ、慣性感向上のための補償が十分に
行われることとなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
まず第1実施例を説明する。
構成を説明すると、第2図において、1はステアリング
シャフトであり、このステアリングシャフト1は、自在
継手2を介して連結されたアッパシャフト3とロアシャ
フト4から構成される。アッパシャフト3の上端にはス
テアリングホイール5が固定されているとともに、ロア
シャフト4の下端には、自在継手6を介してビニオンシ
ャフト7が連結されていて、このビニオンシャフト7の
下端に設けたビニオンがステアリングギヤボックス8の
内部でラック軸9のラックと噛合している。
上記ステアリングホイール5、ステアリングシャフト1
、自在継手2,6、ビニオンシャフト7及びラック軸9
によって操舵系を構成している。
第2図及び第3図を参照して、上記ビニオンシャフト7
は、減速ギヤ機構10を介して電動モータI40回転輪
16に連結している。この減速ギヤ機構lOは、ケーシ
ングll内で互いに噛合する駆動ギヤ12と従動ギヤ1
3とからなり、従動ギヤ13がビニオンシャフト7に固
定されているとともに、駆動ギヤ12が回転軸16に固
定されている。モータ14は、例えば直流直巻サーボモ
ータで構成され、回転軸16を介してその回転力が減速
ギヤ機構10へと伝達される。
また、ステアリングシャフト1には、このステアリング
シャフト1に入力される操舵トルクを検出する操舵トル
ク検出手段としての操舵トルクセンサ18が設けられて
いる。この操舵トルクセンサ18は、例えばステアリン
グシャフトlに固着したストレインゲージで構成され、
運転者がステアリングホイール5を転舵操作することに
よってステアリングシャフトlに生じる捩れの大きさと
方向とに応じたアナログ電圧からなる操舵トルク検出信
号を出力する。
19は、ステアリングホイール5を操舵したときのステ
アリングシャフト1の回転の加速度を検出する加速度検
出手段としての操舵加速度センサであり、ステアリング
シャフト1の回転加速度に応じたアナログ電圧からなる
操舵加速度検出信号を出力する。
20は車速センサであり、例えば変速機の出力軸の回転
数を検出して、これに対応した周期のパルス信号からな
る車速検出18号を出力する。
21は制御装置であり、この制御装置21は、操舵トル
クセンサ18からの操舵トルク検出信号と操舵加速度セ
ンサ19からの操舵加速度検出信号と車速センサ20か
らの車速検出信号とが供給され、これらに基づいてモー
タ14を制御するモータ駆動電流制御信号St、左回転
操舵制御信号S2及び右回転操舵制御信号S3を出力す
る制御回路22と、その制御信号81〜S3が供給され
、これらに基づいてモータ14を駆動するモータ駆動回
路31とから構成されている。
制御回路22は、操舵トルクセンサ18からのアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器23と、操
舵加速度センサ19からのアナログ信号をデジタル信号
に変換するA/D変換器24と、マイクロコンピュータ
25と、左回転操舵制御信号S1をデジタル信号からア
ナログ信号に変換するD/A変換器26を備えている。
マイクロコンピュータ25は少なくとも、インタフェー
ス回路としての入力回路27及び出力回路28と、演算
処理装置29と、記憶装置30とを有する。そして、入
力回路27には、上記操舵トルクセンサ18の操舵トル
ク検出信号及び操舵加速度センサ19の操舵加速度検出
信号がA/D変換器23及び24を介して供給されると
ともに、車速センサ20の車速検出信号が直接供給され
、また、出力回路28からは操舵アシストトルクに応じ
たモータ駆動電流制御信号S1がD/A変換器26を介
して出力されるとともに、左回転及び右回転操舵制御信
号S2,33が直接出力される。
演算処理装置29は、入力回路27を介して操舵トルク
センサ18からの操舵トルク検出信号、操舵加速度セン
サ19からの操舵加速度検出信号及び車速センサ20か
らの車速検出信号を読み込み、これらに基づいて後述す
る演算その他の処理を行う。また、記憶装置30は演算
処理装置29における処理の実行に必要な所定のプログ
ラムを記憶しているとともに、演算処理装置29の処理
結果等を逐次記憶する。
モータ駆動回路31は、モータ14の負荷電流を検出す
る電流検出器32と、制御回路22から出力されるモー
タ駆動電流制御信号S1と電流検出器32からの電流フ
ィードバック信号とが入力されて変調出力信号を出力す
るパルス幅変調回路33と、その変調出力信号と制御回
路22からの左回転操舵制御信号S2及び右回転操舵制
御信号S3が個別に供給されるANDゲート34及び3
5と、これらANDゲート34及び35の出力が供給さ
れてモータ14を左回転又は右回転させる駆動回路36
とから構成される。
パルス幅変調回路33は、例えば差動増幅器と鋸歯状波
発生回路と比較回路とから構成され、モータ駆動電流制
御信号S1と電流フィードバック信号とが差動増幅器に
供給されるとともに、その差動増幅出力と鋸歯状波発生
回路からの鋸歯状波信号とが比較回路に供給され、その
比較出力がパルス幅変調回路33の変調出力として出力
される。
また、駆動回路36は、例えば2個のスイッチングトラ
ンジスタで構成され、各スイッチングトランジスタには
ANDゲート34及び35の出力が個別に供給されると
ともに、各スイッチングトランジスタのコレクタがモー
タ14の左回転用端子り及び右回転用端子Rにそれぞれ
個別に接続される。従って、このモータ駆動回路31に
よれば、モータ駆動電流がチョッパ制御される。
なお、37は電源としてのバッテリである。
次に上記第1実施例の動作を説明する。
イグニッションスイッチがオンになると、制御装置21
の電源が投入され、A/D変換器23によりデジタル信
号に変換された操舵トルクセンサ18からの操舵トルク
検出信号、A/D変換器24によりデジタル信号に変換
された操舵トルクセンサ19からの操舵加速度検出信号
、及び車速センサ20からの車速検出信号が、マイクロ
コンピュータ25の入力回路27に供給される。
第4図は、マイクロコンピュータ25において実行され
る処理の手順を示す。この処理は、好ましくは所定周期
(例えば50m5)毎のタイマ割込みとして実行される
まずステップ■では、操舵トルクセンサ18からの操舵
トルク検出信号を読み込み、これを操舵トルク値Tとし
て記憶装置30の所定記憶領域に一時記憶する。
次いで、ステップ■に移行して、操舵加速度センサ19
からの操舵加速度検出信号を読み込み、これを操舵加速
度値dとして記憶装置30の所定記憶領域に一時記憶す
る。
次いでステップ■に移行して、車速センサ20からの車
速検出信号を読み込み、単位時間当たりのパルス数又は
パルス間隔を計測して車速を算出し、これを車速値■と
して記憶装置300所定記憶領域に一時記憶する。
次いでステップ■に移行して、基本電流1.を算出する
。このIoの算出方法は、ステップ■において読み込ん
である操舵トルク値Tとステップ■において読み込んで
ある車速値Vに基づいて、第5図に示すような、記憶装
置30に予め記憶しである記憶テーブルを参照して算出
する。
次いでステップ■に移行して、補正電流値■。
を算出する。この■、の算出方法は、ステップ■におい
て読み込んである操舵加速度値iとステップ■において
読み込んである車速値■に基づいて、第6図に示すよう
な、記憶装置30に予め記憶しである記憶テーブルを参
照して算出する。
次いで、ステップ■に移行して、補正係数K。
を算出する。このに、の算出方法は、ステップ■におい
て読み込んである車速値■に基づいて、第7図に示すよ
うな、記憶装置30に予め記憶しである記憶テーブルを
参照して算出する。
次いで、ステップ■に移行して、実駆動電流値Iを算出
する。このステップ■の詳細は第8図に示す。
ここで、実駆動電流値■の算出方法の概要を説明すると
、基本的には、ステップ■で算出して基本電流値I0と
ステップ■で算出した補正電流値I、を加算した基本駆
動電流値(Io +13 )が、予め設定された所定電
流値a以下、すなわち暗電流領域内(−a−a)か否か
を判別し、暗電流領域外であれば実駆動電流値r= (
y。++s)とする。また、暗電流領域内であれば、補
正電流値■、にステップ■で算出した補正係数に、を掛
けて補正度合いを大きくして実駆動電流値を算出する。
すなわち、l(、>aかつI、〉0の場合、及び10<
−aかつI3〈0の場合2才、−No+fs)は(−a
−a)の領域外であるので、I=1゜+i、とする。
また、■。〉aかつI、く0の場合、及びIo<−aか
つr s > Oの場合は、(■。+!、)が(−a〜
a)の領域外であるときにはI=Io +■、とする。
そして、(■。+rs)が(−a〜a)の領域内である
ときには、(Io+rs)が(−a−a)内に入り込ん
でしまう分をI、。とじ、この■、。をに5倍したとき
に(−a−a)内であれば■、。をに8倍し、(−a−
a)外であればに、倍しない。
さらに、−a<Io<aかつr、>o又はI。
く0の場合は、■、をに8倍したときに(−a〜a)内
であればI、をに5倍し、(−a−a)外であればに8
倍しない。
以下、第8図を参照して詳細に説明すると、まずステッ
プ@で、ステップ■で算出して基本電流値I0が記憶装
置30の所定記憶領域に予め記憶されである所定電流値
a (>0)より大きいか否かを判定し、■。〉aであ
れば、次にステップ■に移行して、ステップ■で算出し
た補正電流値I、が正か否かを判定し、■、〉0であれ
ば、これは■。と■、を加算した基本駆動電流値(■。
++s)が暗電流領域(−a−a)の外にあるので、次
にステップ■に移行して、実駆動電流値I=No+Is
)とする。
ステップ@でIs≦Oである場合は、次にステップ[相
]に移行して、II、1を、Ioがaを越えた分(■。
−a)と比較判定し、1131≦(■。−a)であれば
、これは(Io+Is)が(−a % a )外にある
ので、次にステップ[相]に移行して、l = (Io
 + Is )とする。
ステップ■で、l Is  l > (10−a)であ
れば、これは(■。+rs)が(−a−a)内に入り込
んでいるので、次にステップ[相]において、入り込ん
だ分(1,+ (+。−a))をI、。とじ、次いでス
テップOに移行して、そのI、。を補正係数に8倍した
値が(−a−a)内にあるか否かを判定するために、I
Is。1と2 a / K sとを比較し、1lsol
≦2 a / K sであれば、これは■、。
XK、が(−a〜a)内であるので、次にステップ[相
]に移行して、■、。をKs倍して補正度合いを大きく
するとともに、実際の補正の効果を発渾して実トルクが
出るように(−a)を加えて、[=−a+Is。XK、
とする。
また、ステップOでl l5ol >2 a/Ksであ
れば、これは■、。xKsが(−a−a)外であるので
、次にステップ[相]に移行して、■、。はに5倍せず
、これに実トルクを出すための暗電流領域外(−a)を
加え、さらにに8倍しない暗電流(−a % a )補
正分2a/KSを加えて、I=−a+l、。+2 a 
/ K s とする。
ここで、(−a+I!。)だけであると、■、。の分に
ついては、ステップ[相]と比較して、K8倍していな
い差がつくが、(−a−a)(すなわち2a)分は(−
a)としたことで差が小さくなる。
全体のゲインとしてに5倍の差かつ(ため、2a分すな
わち2a/に、だけ差し引くことで補正するものである
ステップ@において、1.≦aであれば、次にステップ
[相]に移行して、1.が−aより大きいか否かを判定
し、I0≦−aであれば、次にステップ■〜0の処理を
行う。このステップ■〜0の処理は、上述したステップ
@において■。〉aである場合のステップ0〜[相]の
処理を、Io≦−aに対して適用したものであり、ステ
ップ[相]〜[相]の手順が応用されるものである。
すなわち、ステップ[相]で10≦−aであれば、次に
ステップ■に移行して、ステップ■で算出したI、が正
か否かを判定し、1.≦0であれば、これはIoと■、
を加算した基本駆動電流値(Io+rs)が暗電流領域
(−a−a)の外にあるので、次にステップ0に移行し
て、実駆動電流値1=(ro+Is)とする。
ステップ■でI、〉0である場合は、次にステップ0に
移行して、■、を、1゜が−aを越えた分−(−a−f
。)と比較判定し、■、≦(=a−to)であれば、こ
れはNo++s)が(−a〜a)外にあるので、次にス
テップ0に移行して、1=(Io+Is)とする。
ステップ0でIg>(a  r。)であれば、これは(
1゜+1.)が(−a−a)内に入り込んでいるので、
次にステップ[相]において、入り込んだ分(Is −
(−a−Ig > )を1.。とし、次いでステップ[
相]に移行して、その■、。を補正係数に3倍した値が
(−a−a)内に入るか否かを判定するために、■、。
と2 a / K sとを比較し、1、。≦2 a /
 K sであれば、これはI、。XK、が(−a〜a)
内であるので、次にステップ[相]に移行して、■、。
XK、を算出して補正度合いを大きくするとともに、実
際の補正の効果を発揮して実トルクが出るように(−a
)を加えて、I=−a+ I soX Ks とする。
また、ステップ[相]でl、。> 2a / K 9で
あれば、これはI、。XK、が(−a−a)外であるの
で、次にステップ0に移行して、r、。はに5倍せず、
これに実トルクを出すための暗電流補正弁aを加え、さ
らにに8倍しない暗電流(−a−a)補正骨2 a /
 K sを減じ、I = a + 1 $0 2 a 
/ Ksとする。
ステップ[相]で10>−aである、すなわち−a<1
0≦aである場合は、次にステップ[相]に移行して、
■、〉0か否かを判定する。■、〉0であれば、次にス
テップ[相]に移行して、■、をに3倍した値が(−a
−a)内にあるか否かを判定するために、■、と(a−
1゜)/に、とを比較し、Is≦(a−to)/Kiで
あれば、これは■。
XK、が(−a−a)内であるので、次にステップ[相
]に移行して、■、をに8倍して補正度合いを大きくす
るとともに、■。を加えて、I=IO+Is XKS 
とする。
また、ステップ◎でIs > (a  Io ) / 
K3であれば、これはrs XKSが(−a−a)外で
あるので、次にステップ[相]に移行して、■、はに、
倍せず、これに実トルクを出すための暗電流補正弁aを
加え、さらにに5倍しない暗電流補正弁(a−1o)/
に、を減じて、l=a+1.−(a−1゜)/に、とす
る。
また、ステップ[相]で■、≦0であれば、次にステッ
プ@に移行して、上述したステップ0と同様の趣旨で、
II、1と(a+ro)/Ksとを比較し、1■、1≦
(a+■o)/KSであれば、これはIs XK3が(
−a−a)内であるので、次にステップ[相]に移行し
て、r=t。+Is XK、として!、の補正度合いを
大きくする。
また、ステップ@でl Is  l > (a+Io 
)/に、であれば、これはIs xK、が(−a−a)
外であるので、次にステップ0に移行して、!。
はに8倍せず、これに実トルクを出すための昭電流補正
分(−a)を加え、さらにに5倍しない暗電流補正弁(
a+1゜)/に3を加えて、I=−a +15 + (
a + Ia )/Ks とする。
ステップ■及び@における処置は、前述したステップ[
相]及び■におけるものと同じ理由が適用される。
第4図に戻って、以上のように実駆動電流値Iが算出さ
れると、次にステップ■に移行して、ステップ■で算出
した■が正か否かを判定する。■≦0であれば、次にス
テップ■に移行して、モータによるアシスト方向を左と
し、第3図において、出力回路28からANDゲート3
4に出力される左回転操舵制御信号S2を「■1(ハイ
レベル、又は論理値“1“)」とする。
第4図に戻って、ステップ■でI〉0であれば、次にス
テップ[相]に移行して、モータによるアシスト方向を
右とし、第3図において、出力回路28からANDゲー
ト35に出力される右回転操舵制御信号S3を「I]」
とする。
第4図に戻って、ステップ■又は[相]の処理を実行し
た後は、ステップ0に移行して、ステップ■で算出した
■の絶対値IIIを実駆動電流値として、第3図におい
て、1[1をモータ駆動電流制御信号S1として出力回
路28からD/A変換器26に出力する。
このようにモータ駆動電流制御信号Slが出力されると
、これがD/A変換器26でアナログ電流に変換され、
これがモータ駆動回路31に供給される。このため、モ
ータ駆動回路31では、モータ14が停止状態にあるも
のとすると、その負荷電流を検出する電流検出器32の
検出信号がOであるので、このため、パルス幅変調回路
33からは、制御回路22から供給される実駆動電流値
Iに応じたデユーティ比の大きい(オン状態の幅がオフ
状態の幅に比較して大きい)パルス変調信号が出力され
ることになり、これがANDゲート34及び35に供給
される。このとき、第4図のステップ■においてI≦0
か又はI〉0かに応して、出力回路27から左回転操舵
制御信号S2又は右回転操舵制御信号S3が出力されて
おり、ANDゲート34又は35からパルス変調信号に
応じた出力が得られ、これによって駆動回路36内の対
応するスイッチングトランジスタがオン・オフ制御され
る。その結果、モータ14が左回転又は右回転を開始し
、その回転トルクが減速ギヤ機構10を介して操舵系の
ピニオンシャフト7に伝達される。
モータ14が回転を開始すると、電流検出器32からの
負荷電流値が増加するので、これに応じてパルス幅変調
回路33からのパルス変調信号のデユーティ比も小さく
なり、結局、モータ14が制御回路22から出力される
実駆動電流値■に対応した操舵アシストトルクを操舵系
に付加するように回転駆動される。
この第1実施例によれば、操舵回転加速度による補正を
加えることによって操舵系の慣性骨による損失が補正さ
れて、慣性感が向上するとともに、その電流補正値が所
定電流以下(すなわち暗電流領域内)であるときに、そ
の電流補正の補正度合いが大きくなるので、微小操舵時
のフリクション惑が低減され、補正の効果が正しく表れ
、慣性感が向上する。
また、補正係数に、を車速により可変とし、補正度合い
を車速によって変えることとしているため、車速の違い
に基づくフリクション感の悪化が防止され、フリクショ
ン感が低減される。
次に第2実施例を説明する。
この第2実施例は、上述した第1実施例における操舵加
速度による補正に加えて、本出願人の出願に係わる特願
昭61−66568号明細書と同様に、操舵トルク微分
値による補正を行うものである。
この第2実施例の構成は、上述した第1実施例における
構成がそのまま適用される。
また、第2実施例の動作は第9図に示されるが、同図に
おいて、第4図に示す処理と同様の処理には同一のステ
ップ番号を付して、その説明を省略する。
第9図において、ステップ■で第1実施例と全く同様に
して、第8図に示す手順に従って実駆動電流値■を算出
し、このIをそのまま第1実駆動電流値1.=1とする
次いでステップ[相]に移行して、ステップ■において
読み込んである操舵トルク値下を微分して操舵トルク微
分値↑を算出する。
次いでステップ[相]に移行して、ステップ[相]にお
いて算出した操舵トルク微分値士とステップ■において
読み込んである車速値■に基づいて、第10図に示すよ
うな、記憶装置30に予め記憶しである記憶テーブルを
参照して、操舵トルク微分値士に基づく補正電流値IT
を算出する。
次いでステップ[相]に移行して、車速値■に基づいて
、第11図に示すような、記憶装置30に予め記憶しで
ある記憶テーブルを参照して、補正係数に、を算出する
。次いでステップ■に移行して、第8図に示す手順と同
じ手順により、ただし、第8図において、基本電流値I
0として第9図のステップ■において算出した第1実駆
動電流値11を用い、補正電流値I、の代わりに補正電
流値I、を用い、補正係数に、の代わりに補正係数K。
を用いて、実駆動電流値■として第2実駆動電流値I2
を算出する。
そして、第9図において、以下、この第2実駆動電流値
■2を用いて、ステップ■においてI2が正か否かを判
定し、I2≦0であれば、次にステップ■において、モ
ータによるアシスト方向を左とし、また、I2〉0であ
れば、次にステップ[相]において、モータによるアシ
スト方向を右とし、次いでステップ■において、II2
1を実駆動電流値として、このII21をモータ駆動電
流制御信号S1として出力回路28からD/A変換器2
Gに出力し、モータ14を回転駆動して、操舵アシスト
トルクを操舵系に付加する。
この第2実施例によれば、第1実施例による作用効果に
加えて、操舵トルクの変化に起因する実駆動電流値の変
動を少なくして、操舵トルクの変動をなくすとともに、
所定電流以下(暗電流領域内)におけるその補正効果を
十分に補償する。
以上説明した実施例において、まず第1実施例で、加速
度検出手段として、操舵系の操舵の回転の加速度を検出
する操舵加速度センサを用いたものを示したが、加速度
検出手段としては、モータの回転の加速度(これは、操
舵加速度と比例関係にある。)を検出するものでもよい
また、補正係数に、及びKTは、車速により可変とした
ものを例示したが、車速に拘わらず一定値としたもので
もよい。
また、第1図ないし第4図、第8図及び第9図において
、ステップ■の処理は基本電流算出手段の具体例を、ス
テップ■及び■の処理は補正電流算出手段の具体例を、
ステップ■及び◎の処理は基本駆動電流算出手段の具体
例を、ステップ@。
[相]、[相]〜@、 @l、■、0〜[相]1[相]
、[相]、@の処理は比較手段の具体例を、ステップ■
、■の処理は実駆動電流算出手段の具体例を、ステップ
■の処理とモータ駆動回路31とで駆動手段の具体例を
、それぞれ示す。
さらに、制御回路としてマイクロコンビ二一夕を使用し
て構成したものを示したが、これに代えて、加算回路、
減算回路、掛算回路、割算回路、関数発生回路、指令値
設定回路、比較回路、論理回路等の電子回路を組み合わ
せて制御回路を構成することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の電動パワーステアリン
グ装置は、操舵トルク値に基づいて算出した基本電流値
と、操舵系の操舵又はモータの回転の加速度値に基づい
て算出した補正電流値とを加算して基本駆動電流値とし
た電動パワーステアリング装置において、 基本駆動電流算出手段により算出された基本駆動電流値
を予め設定された所定電流値と比較する比較手段と; 
その比較手段の比較の結果、基本駆動電流値が所定電流
値より小さいときに、基本駆動電流値が所定電流値より
大きいときよりも、基本駆動電流値の中の補正電流値の
補正度合いを大きくして実駆動電流値を算出する実駆動
電流算出手段とを備え、駆動手段が、その実駆動電流算
出手段により算出された実駆動電流値に応じてモータを
駆動するものであることを特徴とする構成としたため、 モータ回転加速度あるいは操舵加速度に応じた電流補正
を行う場合に、電流補正値が所定電流より小さいとき、
すなわち暗電流領域内であるときに、微小操舵時のフリ
クション感が低減されて、実際のモータの実出力トルク
が補正の効果として正しく表れ、慣性感向上のための補
償が十分に行われるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電動パワーステアリング装置の基本
構成を示すブロック図、第2図はこの発明の実施例の全
体構成図、第3図は上記実施例の電気回路図、第4図は
この発明の第1実施例としてマイクロコンピュータにお
いて実行される処理の手順を示すフローチャート、第5
図は操舵トルクと車速と基本電流との関係を示す図、第
6図は操舵加速度と車速と補正電流との関係を示す図、
第7図は車速と補正係数との関係を示す図、第8図は第
4図のステップ■の詳細を示すフローチャート、第9図
は第2実施例としてマイクロコンピュータにおいて実行
される処理の手順を示すフローチャート、第10図は操
舵トルク微分値と車速と補正電流との関係を示す図、第
11図は車速と補正係数との関係を示す図である。 1・・・ステアリングシャフト、5・・・ステアリング
ホイール、7・・・ピニオンシャフト、8・・・ステア
リングギヤボックス、9・・・ラック軸、10・・・減
速ギヤ機構、14・・・モータ、18・・・操舵トルク
センサ、19・・・操舵加速度センサ、20・・・車速
センサ、21・・・制御装置、22・・・制御回路、2
5・・・マイクロコンピュータ、27・・・入力回路、
28・・・出力回路、29・・・演算処理装置、30・
・・記憶装置、31・・・モータ駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 操舵系に操舵アシストトルクを付与可能なモータと;該
    モータに駆動電流を印加して該モータを駆動する駆動手
    段と;前記操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検
    出手段と;該操舵トルク検出手段により検出された操舵
    トルク値に基づいて基本電流値を算出する基本電流算出
    手段と;前記操舵系の操舵又は前記モータの回転の加速
    度を検出する加速度検出手段と;該加速度検出手段によ
    り検出された前記操舵系の操舵又は前記モータの回転の
    加速度値に基づいて補正電流値を算出する補正電流算出
    手段と;前記基本電流算出手段により算出された基本電
    流値と前記補正電流算出手段により算出された補正電流
    値とを加算して基本駆動電流値を算出する基本駆動電流
    算出手段とを備えた電動パワーステアリング装置におい
    て、 前記基本駆動電流算出手段により算出された基本駆動電
    流値を予め設定された所定電流値と比較する比較手段と
    ;該比較手段の比較の結果、前記基本駆動電流値が前記
    所定電流値より小さいときに、前記基本駆動電流値が前
    記所定電流値より大きいときよりも、前記基本駆動電流
    値の中の前記補正電流値の補正度合いを大きくして実駆
    動電流値を算出する実駆動電流算出手段とを備え、前記
    駆動手段が、該実駆動電流算出手段により算出された実
    駆動電流値に応じて前記モータを駆動するものであるこ
    とを特徴とする電動パワーステアリング装置。
JP62039857A 1987-02-23 1987-02-23 電動パワ−ステアリング装置 Pending JPS63207771A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02234881A (ja) * 1989-03-07 1990-09-18 Mazda Motor Corp 車両の後輪操舵装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02234881A (ja) * 1989-03-07 1990-09-18 Mazda Motor Corp 車両の後輪操舵装置

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