JPS63207696A - 反射型ホログラムシ−ト付カ−ド - Google Patents

反射型ホログラムシ−ト付カ−ド

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JPS63207696A
JPS63207696A JP62039221A JP3922187A JPS63207696A JP S63207696 A JPS63207696 A JP S63207696A JP 62039221 A JP62039221 A JP 62039221A JP 3922187 A JP3922187 A JP 3922187A JP S63207696 A JPS63207696 A JP S63207696A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は反射型ホログラムシート付カードに関し、更に
詳しくは皆勤性に優れると共に偽造及び不正使用が困難
或いは不可能な反射型ホログラムシート付カードに関す
る。
(従来の技術) ・従来外カシのホログラムは公知であり、これらのホロ
グラムはその優れた情報記録性(及び再生性)や優れた
立体的美感を有することから、各種の情報記録媒体や装
飾材料として使用されつつある。
(発明が解決しようとしている問題点)ホログラムは大
別すると、透過した回折光を読み取り或いは観察する透
過型ホログラムと、反射した回折光を読み取り或い紘観
察する反射型ホログラムに分轄られる。
従来の透過型ホログラムは、透過光を読み取り或いは観
察する方式であるため、各種物品の装飾材として使用す
る場合には、被皆勤物品、例えば、キャッシュカード等
に窓開部を設ける必要があり、そのため装飾材としては
汎用性に欠ける欠点がある。また情報記録再生において
は、その情報再生光は透過した回折光であることから、
照合光線源と透過回折光の読み取り装置とは該物品の反
対側に設置すること゛が必要であり、必然的に読み取り
装置が大型化皮v複雑化して、例えば、小型の自動販売
機等には不向きであるという欠点がある。      
    4 一方、反射型ホログラムシートの場合には、その反射回
折光を読み取り或いは観察するものであるため、被装飾
物品に窓開部を形成する必要はなく、いずれの物品へで
も貼着によって容易に付与することができ、従って装債
材として通しており、広く利用されるようになっている
また、これらの反射型ホログラムシートがエンボス複製
型である場合には、画像や情報の記録、エンボス原版の
作成及び転写複製等は種々の高価な装置を必要とするが
、一旦原版を作成すれば大量a製が可能であるという利
点を有している。
従って装飾材として有用であるとともに、他人が同一の
画像又は情報を記録したホログラムシートを作成するこ
とは殆ど不可能であることから、装備材とともに、例え
ば、キャッシュカード等カード類の偽造防止或いは不正
使用防止の手段としても有用である。
しかしながら、これらの反射型ホログラムシートの場合
には、肉眼ではその正偽が容易の判別可能であるものの
、人間の口を利用しない場所、例えば、自動販売機等で
使用される場合には不正防止手段としては現在までのと
ころ有効ではなかった。
勿論、自動販売機等にこれらのホログラムシートの正偽
を判別する検知手段を設けることは理論的には可能であ
るが、従来使用されている装備用のホログラムシートの
場合には、複雑且つ蹟巧な画像等が記録されているため
、かえってその読み取りには高価で大型の装置を必要と
し、実際には実現不可能であった。
従って丼種カードの装備材としても有用であり、且つ肉
眼は勿論、簡単な装置でも機械的に正偽を容易に判別可
能な反射型ホログラムシートが要望されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は上記の如き従来技術の要望に応えるべく鋭意
研究の結果、従来公知の装備用の反射型ホログラムシー
ト中に比較的単純な特定情報記録部分を組み込み、これ
をカードに貼合することによって、上記従来技術の欠点
が容易に解決されることを見い出して本発明を完成した
すなわち、本発明は、装飾画像記録部分と少なくとも1
個の特定情報記録部分とを同時に有する反射型ホログラ
ムシートを貼着したことを特徴とする反射型ホログラム
シート付カードである。
(好ましい実施態様) 次に本発明を本発明の好ましい一実施態様を示す添付図
面を参照して更に詳しく説明する。
第1図は本発明の1例の反射型ホログラムシート10を
有するカード20の断面を図解的に示す図であり1本発
明のカード20に貼合した反射型ホログラムシート10
は、第1図示の如く1個のホログラムシート中に、装飾
画像記録部分Aと少なくとも1個の特定情報記録部分B
とを同時に有することを主たる特徴とするものである。
すなわち、ト記皆勤画像記録部分Aは従来のホログラム
シートと同様に装備のため或いは肉眼による正偽の判別
が可能である装備画像記録部分であり、これらの装飾画
像記録部分Aは従来と同様に装備を目的としたものであ
るから、いかに複雑りつ精巧でもよく、例えば、自動販
売機における正偽判別装置の簡便性等を考慮する必要は
ないものである。
一方、上記装備画像記録部分Aに組み込まれた特定情報
記録部分Bは、上記装備画像記録部分Aに比較して単純
な干渉縞で構成されたホログラム回折格子が記録され、
簡便な読み取り装置でも容易に読み取れるようにしたも
のである。
第2図は第1図の本発明の反射型ホログラムシート付カ
ード30の平面を図解的に示すものであり、領域Aは装
飾画像記録部分を示し、領域Bは特定情報記録部分を示
し、これらの領域にはレーザー光等のF渉縞を細線によ
って図解的に示している。上述のように領域Aは装貴画
像記録部分であるので、記録された干渉縞は複雑であっ
て、これを簡便な装置で読み取りその正偽を判別するの
は容易ではないが、領域Bは比較的単純な干渉縞である
ので簡便な装置によって読み取り可能である。
以上の如き構成とすることによって、領域Aによって物
品の装飾及び人間の肉眼によるカードの正偽の判断が可
能であり、またこの装惰画像記録部分Aに隣接する特定
情報記録部分Bによって、例えば、自動飯売機の如き簡
便な装置によっても容易にカードの正偽を判別すること
ができる。
上記の本発明の反射型ホログラムシート付カード30の
構成は第1〜2図のものに限定されず、第1〜2図示の
如く特定情報記録部分Bは装飾画像記録部分Aの両辺に
ある例に限定されず、装備画像記録部分Aの周囲に存在
する例、装飾画像記録部分Aの一辺に存在する例、装飾
画像記録部分A中に島状に存在する例、特定情報記録部
分Bが1個所である例、複数箇所である例等いずれの例
も包含する。
以りの如き本発明のカード30の特定情報の読み取り方
法は、上記の本発明のカードに貼合した反射型ホログラ
ムシート10の特定情報記録部分Bに記録された情報を
読み取る方法であり、第3図(a)に図解的に示すよう
にカードに貼合した反射型ホログラムシートlOの特定
情報記録部分Bに対して特定角度の照合光線6を照射し
、ホログラムによって回折された反射回折光7をセンサ
ー8が受光して読み取るものである。
照合光線源9から出射された照合光線6は特定情報記録
部分Bにより回折及び反射されて数次の反射回折光例え
ば7a(0次)、7b(−次)。
7c(二次)、7d(三次)・・・・として反射される
。これらの反射回折光7のうちのいずれかの回折光、例
えば7b(−次回折光)をセンサー8で受光して、その
光強度を記録及び照合して、当、涜ホログラムシート1
0、すなわちカード30が本物であるが偽物であるかを
判別することができる。
しかしながら、好ましい実施態様の1例とじては、これ
らの照合光線6の角度が一定である場合には、回折反射
光7bの角度及び強度は比較的容易に他人によって確認
することができるので1例えば、特定情報記録部分Bの
代わりに例えば第3図の破線で示すような反射率の乱反
射面を形成することにより、センサー8は一次回折光7
bと同じ方向の反射光を受光できるため、偽造は比較的
筒争である。
これらを防止するためには、照合光線源を2個所以1の
複数9.9′とし、且つそれらの照射方向や角度を変え
ることにより、複数の照合を行うことが好ましい。例え
ば、1個の照合光線6では反射回折光7bは特定の強度
でセンサー8に受光されるため乱反射光と判別できない
が、他の照合光線6′は、例えば、回折反射光が生じな
い(格f方向に沿って入射する場合)ような位置及び角
度とすることによって、すなわち、ホログラムの特性を
利用することによって、別のセンサー8′によっては受
光されず、一方晶反射光は8′によっても受光されるの
で、上記の乱反射による偽造に対して4−分に対抗する
ことが可能である。
しかしながら、このように複数の照合光線源9.9′及
び複数のセンサー8.8′を使用することは、装置上高
価となったり、複雑となったりする点をまぬがれない。
従ってこのような問題を解決するためには、ホログラム
の回折格子のピッチを工夫して、数次の反射回折光(7
a、7b、7c、7d−−)等のうち、最も強度の大な
一次回折光(7b)がセンサー8に入射するようにし、
いずれの乱反射面の反射光よりもそれらの強度を大にす
ることが好ましい。このようにすれば乱反射面を利用す
る偽造や不正使用に十分対抗できる。
また史に好ましい実施態様では、読み取り装置を一層簡
便にするためには、照合光線源9とセンサー8“を第3
図(b)に示す如く隣接且つ一体化し、−次の反射回折
光7bが照合光線源9の近傍のセンサー8″に戻るよう
にすることができる。すなわち、特定情報記録部分Bの
ホログラム形成に際して、反射回折光7bが、このよう
な位置で一次回折光となり、乱反射光より強度を大にな
るように特定情報記録部分Bの回折格子のピッチ中等を
変化させることによって装置の筒便、化ができ、又乱反
射による偽造も防止することによって可能である。
次に上記の如き本発明のホログラムシート付カード30
の形成方法を説明する。
第1図示の例を代表例として説明すると、本発明のホロ
グラムシート付カード30は、まず最初にホログラムシ
ート10を作成し、これをカード20に貼合することに
よって得られる。ホログラムシート10は、まず基材1
の表面に必要に応じて接着剤層2を設け、更にその表面
に熱成形性を有する紫外線又は電子線硬化性樹脂或いは
熱成形性を有する熱硬化性樹脂4を設けて、ホログラム
形成層とする。
上記樹脂のうち、特に硬化前に常温で固体であり熱成形
性を有する紫外線又は電子線硬化性樹脂が好ましい。
次いで、得られたホログラム形成層4と微少凹凸形状が
形成されたホログラム原版(図示なし)とを、該形成層
4がホログラム原版に接するようにして加熱圧接させ、
首記形成層表面に微少凹凸形状を転写しつつ、又はその
後紫外線又は電子線を照射するか熱を更に加えて前記樹
脂を硬化させる。
尚、上記ホログラム原版は、前記の様に装備画像記録部
分Aと特定情報記録部分Bとを同時に有するホログラム
原版でもよいし、またこれらの記録部分を夫々別々に有
する2個以トのホログラム原版を並列的に使用してもよ
いし、更に装備画像記録部分Aを有するホログラムシー
ト及び特定情報記録部分Bを有するホログラムシートを
別々に作成して、その後に両者を任意に組合せて使用し
てもよい。
ホログラム原版とホログラム形成層とを加熱圧接するに
際しては、加熱ロール等の加熱圧接手段を用いることが
でき、この際加熱ロールの温度は、用いられるべき樹脂
の種類、ベースフィルム1の材料、厚み等によって大き
く変化するが、一般的には、100〜200℃であるこ
とが適当である。また、ホログラム原版とホログラム形
成層とは0.1kg/ctn”以上、望ましくは1 k
g/ c rn’以トの圧力下に圧接することが好まし
い。
この際に、紫外線又は電子線を照射してもよい。またホ
ログラム原版のホログラムの微少凹凸形状を転写したホ
ログラム形成層4をホログラム原版より剥離した後に再
度照射してもよく、照射強度は樹脂を十分に硬化させる
ことが好ましい。
紫外線又は電子線の照射は、使用する樹脂に応じて適宜
決めることが必要である。
次に、反射性金属tIim層又はホログラム効果層3を
被着させる。この反射性金属薄膜層又はホログラム効果
層3は、スパッタリング法、イオンブレーティング法、
真空蒸着法、その他の方法によってホログラム形成層4
)、に設けることができる。更にその表面に保護層等(
図示なし)を形成してもよい。
以上は本発明のカード30に用いるホログラムシート1
0の製造の一例であり、該ホログラムシート10は上記
の例に限定されず、装動記録部分Aと特定画像記録部分
Bとを同時に有する限りいずれの他の構成でもよいもの
である。
例えば、第4図示の例は、本発明のカード30に使用す
るホログラムシート10を転写シート型にして使い易く
した例であり、11は剥離性基材であり、12は鐘形層
兼保護層であり、13はホログラム形成層であり、14
は反射性金属薄膜又はホログラム効果層であり、15は
感熱接着剤層である。
このタイプのホログラムシートを用いれば、その層15
をカード20に対向させ、加熱して基材11を剥離する
ことによって、ホログラムシートを容易にカード20に
貼合することが可能である。
又、第5図の例は貼着ラベル型のホログラムシート10
であり、基材11を透明とし、そのままカード20に貼
合できるものである。
尚、本発明にいう反射性ホログラムの「反射性」とは、
入射光側からホログラム像が観察できることを意味し、
完全に下地を隠蔽するものの他に、ホログラムの反射性
層3をホログラム効果層3とし、この層をホログラム形
成層との屈折率の差が0.1以上好ましくは1.0以上
とすれば、ホログラムシートは透明となるのでホログラ
ム像を入射光側からm察できるとともに、ホログラムシ
ート10をカード20に貼着した時に下地であるカード
の絵柄等が見えるものも包含する。
以上の如きホログラムシート10を貼着して装動するカ
ードは、従来装備用ホログラムシート10が貼合されて
いるようなカードであり、カードは特に限定されないが
、例えば、自動販売機や銀行等の現金自動引き出し機、
電話ボックスや駅の切符販売機等で使用するようなプレ
ベイカード、事務所その他で使用する身分証明言等のカ
ード等の如く、偽造されたり不正使用が為されるような
カードに特に有用である。
上記各種カードに前記のホログラムシート10を貼合す
る方法は特に限定されず、例えば、第1図示の如くホロ
グラムシート10の裏面に予め接着剤層5を形成してお
くことによる貼合、接着剤を要しない加熱融着貼合、第
4図示の如く転写方法による貼合、第5図示の如きラベ
ル形式による貼合、ラミネート法による貼合等いずれの
方法でもよい。
又、ホログラムシートのサイズはカードより大きくなれ
ばいずれのサイズでもよいが、一般的にはカードの他の
機能を妨げないようにあまり大きくないのが好ましく、
又、装飾性の面からはあまり小さいのは好ましくないの
で、一般的には数C−のサイズがよく、その形状は矩形
、円形、多角形、花形、その他の形状でもよく、特に限
定されない。又、カードの貼着位置も特に限定されない
が、一般的にはカードの中央よりも周辺部が外観」−は
好ましい。
(作用・効果) 以Eの如き本発明によれば、ホログラムによる袋筒効果
が大であるとともに、それらのカードの本物及び偽物の
判別が、比較的簡便な装置であってもii)能であるホ
ログラムシート付カード30が提供される。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。尚
、文中1部とあるのは重量基準である。
実施例1 基材として厚み50μmのポリエステルフィルムに、下
記の配合の保護層兼剥離層用組成物をグラビアリバース
法により、乾燥塗布厚み0.5μmで塗布して保2![
層重剥雌層を形成した。
百   −ン 酢酸セルロース樹脂         5部メタノール
            25部メチルエチルケトン 
       45部トルエン           
   25部メチロール化メラミン樹@     0.
5部バラトルエンスルフォン酸   0.05部次に、
上記保護層重剥離層上に、下記の配合の紫外線硬化型ホ
ログラム形成用組成物をグラビアリバース法により、乾
燥塗布厚み2μm″l@塗布してホログラム形成層を形
成してホログラム形成用シートを得た。
1、ログーム≦ 。
アクリル樹脂           40部メラミン樹
脂           10部シクロへキサノン  
       50部メチルエチルケトン      
  50部次に、ホログラムの微小凹凸を形成するため
のエンボス川金型を以下の要領で作成した。
まず、フォトレジスト用感光性基板に、鳥の立体物像を
レインボーホログラムとして撮影して記録した後、更に
この立体物像の両端の部分に回折格子からなる情報記録
部分を多重露光により記録した。
この+Ili報記録部分の記録は、第6図に示すような
光学系で行い、フォトレジスト用感光性基板31の法線
に対して、^「レーザー源(488nm) 32から出
■つハーフミラ−34で2分割した2つの光束33.3
3’をそれぞれ相対して±20度の角度で入射させて、
回折格子のピッチを0.7μmで記録した。
L記のようにして得た鳥の物体像がレインボーホログラ
ムで記録され、情報記録部分が0.7μmのピッチの回
折路tで記録されているホログラム原版のホログラム面
にメッキを行いエンボス用金型を作成した。
次いで、得られたホログラム形成用シートのホログラム
形成層とエンボス用金型を接するようにして、加熱加圧
(温度;150度、圧力; 10kg/c+n”)シ、
ホログラム形成層に微小凹凸を形成し、その直後にシー
トを紫外線強度80W/cmの水銀灯下10c■の位置
を10c■/分の速度で通過させてホログラム形成層を
完全に硬化させた。
次に、上記の微小凹凸面にアルミニウムを真空蒸着によ
り、厚み300人で形成して1反射性金属薄膜層を形成
してホログラムシートを得た。
次に、反射性金属薄膜層上に、下記配合の接着用組成物
をグラビア法により、乾燥厚み5μmで塗布して接着剤
層を形成して第4図示の如きホログラム転写シートを作
成した。
撓且胆■鳳戊1 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体  20部アクリル樹
脂           10部酢酸エチル     
       20部トルエン           
   50部次に得られたホログラム転写シートの接着
剤層の面と、厚み250μmのポリエステル製のプリペ
イドカードの表面とを重ね合せ、その両者を温度150
℃、圧力10kg/c♂の条件で1〜3秒間加熱加圧し
、転写シートの基材を剥離してホログラムをカードのコ
ーナー上に1crn’の正方形のサイズに転写して本発
明のホログラム付カードを得た。
次にこのカードを以下のようにして読み取った。
まず、得られた本発明のホログラム付カードのホログラ
ムの情報記録部分の面の法線方向に対して、30度の角
度で波長660n■のコリメートされたLED光源の光
をホログラムの情報記録部分の回折格子に格子と直角に
照射し、このLED光源に隣接して法線方向に対して2
8度の角度で設けられているフォトセンサーにて反射回
折光を測定したところ、入射光の25%に当たる1次回
折光を検知することができた。
これに対して、情報記録部分のない白色乱反射面に同様
な照射及び読み取り装置にて反射光を検知したが、その
値は入射光の10%であり1反射光強度の違いにより本
物と偽物の判別をすることができた。
また、情報記録部分の間にある装備用の烏の物体像のホ
ログラムは良好に再現され、美麗なものであった。
実施例2 実施例1と同様にして、ポリエステルフィルムトに、保
護層兼剥離層を形成した。
次に保護層兼剥離層上に、下記配合の電子線硬化型ホロ
グラム形成用組成物をグラビアリバース法により、乾燥
厚み2μmで塗布し、その後3Mradの強度の電子線
を照射してプレキュアしてホログラム形成層を形成した
W%ログームン ウレタンアクリレート樹IIi    100部イルガ
ギュア1844部 メチルエチルケトン       300部次に、ト記
プレキュアしたホログラム形成層上に、アルミニウムを
真空蒸着法により厚み300人で蒸着し、反射性金属薄
膜層を形成した。
次に、ホログラムの微小凹凸を形成するためのエンボス
用金型を、^「レーザー(488n■)から2つの光束
をそれぞれ相対して±10度の角度で入射して、回折路
f−ピッチを1.4μmで形成した以外は実施例1と同
様にして作成した。
次に、実施例1と同様にして、ホログラム形成層に微小
凹凸を形成した後に、175にV、 lOMradの強
度の電T−線を照射してホログラム形成層を完全に硬化
してホログラムシートを得た。
次に実施例1と同様にして接着剤層を形成して第4図示
の如きホログラム転写シートを作成した。
次に1!lられたホログラム転写シートの接着剤層の面
と、厚み0.76m5の塩化ビニル製磁気カードの表面
とを重ね合せ、その両者を温度150℃、圧力10kg
/crn’の条件で1〜3秒間加熱加圧し、転写シート
の基材を剥離してホログラムをカードのコーナー上に直
径1cmの円形に転写し本発明のホログラム付カードを
得た。
次に、このカードを以下のようにして読み取った。
まず、得られたホログラム付カードのホログラムの情報
記録部分の面の法線方向に対して、25度の角度で波長
660na+のコリメートされた2つのLED光源から
2つの光をホログラムの情報記録部分の回折格子に格子
と直角および平行に照射し、各々のLED光源に隣接し
て法線方向に対して28度の角度で設けられているフォ
トセンサーにて反射光を測定したところ、格tと直角に
入射した光の反射回折光は入射光の15%に当たる2次
回折光を検知することができたが、回折格子と平行に入
射した光の反射回折光鉱量く検知されなかった。
これに対して、情報記録部分のないホログラム面に同様
な照射及び読み取り装置にて反射光を検知したが、2つ
のセンサーに検知された値は各々の入射光の10%であ
り、反射光強度の違いにより本物と偽物の判別をするこ
とができた。
また、情報記録部分の間にある装備用の烏の物体像のホ
ログラムは良好に1#現され、美麗なものであった。
実りb例3 実施例1と同様にして、ポリエステルフィルム上に、ホ
ログラム形成層まで形成してホログラム形成用シートを
得た。
次に、実施例1と同様に、エンボス川金型を作成し、こ
れを用いて実施例1と同様にホログラム形成層に微小凹
凸を形成した。
次に、F記の微小凹凸面にsb、s、を真空蒸着法によ
り厚み300人で蒸着し、ホログラム効果層を形成して
透明型ホログラムシートを得た。
次に、実施例1と同様にして接着剤層を形成して第4図
示の如きホログラム転写シートを作成した。
次に得られたホログラム転写シートの接着剤層の面と、
身分証明用カードの表面とを重ね合せ、その両者を温度
120℃及び圧力10kg/cm/の条件で1〜3秒間
加熱加圧し、転写シートの基材を剥離してホログラムを
カードの周辺の1個所上にlX2cmのサイズで転がし
た。
次に、このカードのホログラムの情報記録部分を実施例
1と同様な方法で読み取ったところ同様な強度の入射光
の25%に当たる1次回折光を検知することができた。
これに対して、ホログラムを設けてないカードの表面を
同様な方法で反射光を検知したが、その値は10%以下
であり、反射強度の違いより本物と偽物の判別をするこ
とができた。
またホログラムを設けた部分の身分証明用カードの社印
はホログラムを通して確認することができると共に、鳥
の物体像のホログラムは良好に再現されていた。
実施例4 基材として厚み50μmのポリエステルフィルムに実施
例1で用いたと同じ紫外線硬化型ホログラム形成用組成
物をグラビアリバース法により、乾燥塗!Ii厚み2μ
mで塗布して、ホログラム形成層を形成してホログラム
形成用シートを得た。
次に、実施例1と同様に、エンボス川金型を作成し、こ
れを用いて実施例1と同様にホログラム形成層に微小凹
凸を形成した。
次に、を記の微小凹凸面に実施例1と同様にして、反射
性金属?II膜層を形成してホログラムシートを1)た
次に、実施例1と同様にして反射性金属f1膜層l−に
粘着剤層を形成して第5図示の如きホログラムラベルを
作成した。
次に得られたホログラムラベルの剥離紙を剥離して、銀
行用キャッシュカードの表面とを重ね合せ、その両者を
加圧してホログラムをハートマーク状に貼り合わせて本
発明のホログラム付きカードを得た。
次に、このキャッシュカードのホログラムの情   ・
報記録部号を実施例1と同様な方法で読み皐ったところ
同様な強度の入射光の25%に当たる1次回折光を検知
することができた。
これに対して、情報記録部分の無いホログラム面に同様
な照射及び読み取り方法にて反射光を検知したが、その
値は10%以下であり、反射光強度の違いより本物と偽
物の判別をすることができた。
また情報記録部分の間にある装動用に烏の物体像のホロ
グラムは良好に再現され、美麗なものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図及び第5図は本発明のホログラムシート
付きカードの断面を図解的に示す図であり、第2図は第
1図の平面を図解的に示す図であり、第3図は本発明の
方法を図解的に示す図であり、第6図はホログラムの撮
影方法を図解的に示す図である。 1.11:基材 2.5,15:接着剤層 3.14:反射性金属層・ホログラム効果層4.13:
ホログラム形成層 6.6’:照合光線 7:反射回折光 8.8’、8”  :センサー 9.9’:光源 10:ホログラムシート 20:カード 30:本発明のホログラム付カード A:装備画像記録部分 B:情報記録部分 特許出願人  大11本印刷株式会社 °′1・rAビ 第1図 第2図 b 第“6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)装飾画像記録部分と少なくとも1個の特定情報記
    録部分とを同時に有する反射型ホログラムシートを貼着
    したことを特徴とする反射型ホログラムシート付カード
  2. (2)反射型ホログラムシートがエンボス複製型である
    特許請求の範囲第(1)項に記載の反射型ホログラムシ
    ート付カード。
  3. (3)特定情報記録部分に対する特定角度の照合光線の
    反射回折光の強度が、同一角度で照射される照合光線の
    乱反射面の反射光強度よりも大である特許請求の範囲第
    (1)項に記載の反射型ホログラムシート付カード。
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