JPS63203640A - エ−テル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤 - Google Patents

エ−テル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤

Info

Publication number
JPS63203640A
JPS63203640A JP3531387A JP3531387A JPS63203640A JP S63203640 A JPS63203640 A JP S63203640A JP 3531387 A JP3531387 A JP 3531387A JP 3531387 A JP3531387 A JP 3531387A JP S63203640 A JPS63203640 A JP S63203640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
lower alkyl
substituted
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3531387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Iwamura
岩村 俶
Toshio Fujita
藤田 稔夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soda Co Ltd filed Critical Nippon Soda Co Ltd
Priority to JP3531387A priority Critical patent/JPS63203640A/ja
Publication of JPS63203640A publication Critical patent/JPS63203640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は優れたジベニルホルモン活性を有する新規な化
合物、その製造方法および該化合物類を有効成分として
含有する殺虫剤に関するものである。
〔従来の技術〕
農業害虫及び衛生害虫の防除にあたり、多数の有機合成
薬剤が使用されているが残留毒性や環境汚染又抵抗害虫
の発生等積々の問題を抱えている。
そのため近年は生物の生産物質に着目した農薬開発が進
められている。
本発明に類似の化合物として下記のものが知られている
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は昆虫に特有の変態現象に係る幼若ホルモ
ン(ジベニルホルモン)に着目し、公知化合物に比し、
優れた効力を示し、しかも工業的に有利に製造できる化
合物を見い出すことである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は一般式 (式中、Rは低級アルキル基を、 R1はフェニル基で置換されていてもよいアルキル基又
は低級アルキル置換フェノキシ基を、Xは酸素原子、硫
黄原子又は旧(を示す、)で表わされる化合物、その製
造方法及び該化合物類を有効成分として含有することを
特徴とする殺虫剤である。
本発明化合物は前記公知化合物に比し、優れたジベニル
ホルモン活性を有し、双翅目、鱗翅目、鞘翅目等の昆虫
にきわめて高い防除効力を示す。
本発明化合物は下記反応式に従って製造することができ
る。
■ 製造方法(a) (r) (式中、Halはハロゲン原子を示す。)反応はを線溶
媒中、塩基の存在下50℃から用いる溶媒の沸点までの
温度で1時間から数10時間行われる。
有機溶媒としてはDMSO,DMF、アセトニトリル等
が使用できる。また一般式(l[[)においてXが酸素
原子で表わされるアルコール類の場合はそれ自身を溶媒
として使用することも可能である。
塩基としてはピリジン、トリエチルアミン、炭酸ナトリ
ウム等が使用できる。また、一般式(III )におい
てXがM素原子又は硫黄原子で表わされる化合物の場合
は、あらかじめ水素化ナトリウム等で一般式(III)
で表わされる化合物のナトリウム塩を製造した後、一般
式〔■〕で表わされる化合物と反応させることも可能で
ある。
■ 製造方法(b) 〔1ν〕     〔■〕 反応は有機溶媒中、塩基の存在下50℃から用いる溶媒
の沸点までの温度で1時間から10時間行われる。
有Ia溶媒としてはDMSQ、 0FIPなどが使用で
きる。
塩基としてはピリジン、トリエチルアミン等が使用でき
る。また一般式〔【V〕においてXが酸素原子又は硫黄
原子で表わされる化合物の場合はあらかじめ水素化ナト
リウム等で一般式(IV)で表わされる化合物のナトリ
ウム塩を製造した後、一般式(Vlで表わされる化合物
と反応させることも可能である。
一般式(IV)で表わされる化合物は例えば下記反応式
に従って製造することができ、精製することなしに本発
明製造方法を実施することも可能である。
〔■〕    〔■〕 (IV) 製造方法(a)、製造方法(b)いずれの方法で反応を
行った場合でも反応終了後は通常の後処理を行うことに
より目的物を得ることができる。
本発明化合物の構造は元素分析及びI+’−NMR。
IR等により確認した。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ本発明化合物を更に詳細に説明する。
実施例13−(ρ−ネオペンチルフェノキシ)乙゛ プロtルイソブチルエーテル(化合物 番号1) CI+□ DMSo 20 dにp−ネオペンチルフェノール0.
80 g (4,81111Imof) 、3−プロモ
フロハノール0.75 g (5,40#=#m so
j! ) 、粉状水酸化カリウム0.48g(4,97
−霞O1)を加え、室温で3時間撹拌した0反応液を水
に投じ、ベンゼンで抽出した。抽出液を水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した後、ベンゼンを減圧留去し、中
1j″1体、3−(p−ネオペンチルフェノキシ)プロ
パツール1.09 gを得た。
この中間体をDNSo 5 dに溶解し、この液を60
%水素化ナトリウム(オイルサスペンジゴン)/ノリ(
,1,50s mol) (00MS05 Ii懸濁液
に撹拌下、滴下し、水素発生が終わるまで50”〜60
 ’Cに保った。その後、イソブチルブロマイド0.7
4 g(5,40s gait )を滴下し、約100
″cで3時間撹拌した0反応液を室温まで冷却した後、
水に投去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し、目的物0.09 gを得た。
実施例2 3−(p−ネオペンチルフェノキシ)プロビ
ルイソブチルチオエーテル(化 合物番号2) C11゜ C11゜ OMF51dに60%水素化ナトリウム(オイル4ノー
スペンシヨン) 0.12 g (3,0011Ino
l)を懸濁させ、その懸濁液にイソブチルメルカプタン
0.25 g (2,78m molりの口MF5df
8液を滴下し、水素発生終了まで温度を50°〜60°
Cに保った。その後、3−(p−ネオペンチルフェノキ
シ)プロピルクロライド0.6 g (2,498mo
l)を滴下し、60°〜70゛Cで一晩撹拌した0反応
液を室温まで冷却し、水に投じ、ヘキサンで抽出した。
抽出液を、水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。ヘキサンを減圧留去した後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的物0.
25 gを得た。
実施例3N−(3−(p−ネオペンチルフェノキシ)プ
ロピル)−N−イソブチルア ミン(化合物番号3) lb DMFloMlに3−(p−ネオペンチルフェノキシ)
プロピルクロライド0.6 g (2,49s +wo
N)、イソブチルアミン0.18 g (2,47m 
5offi) 、炭酸ナトリウム0.29 g (2,
74ya mol)を加え約80°Cで一晩撹拌した0
反応液を水に投じ、ベンゼンで抽出した。抽出液を飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、ベン
ゼンを減圧留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで精製し、目的物0.10 gを得た。
上記実施例を含み、本発明化合物の代表例を第1表に示
す。
〔問題点を解決するための手段−殺虫剤〕本発明の殺虫
剤は、−C式(1)で表わされる化合物を有効成分とし
て含有するものであり、有効成分化合物の純品のままで
も使用できるが、通常、一般の農薬のとり得る形態、即
ち、水和剤、わ1剤、乳剤、フロアブル等の形態で使用
される。
添加剤及びm体としては、固型剤を目的とする場合は、
大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、燐灰石、石膏
、タルク、パイロフィライト、クレイ等の鉱物性微粉末
が使用される。
液体の剤型を目的とする場合はケロシン、鉱油、石油、
ソルベントナフサ、キシレン、シクロヘキサン、シクロ
ヘキサノン、ジメチルホルムアミド、コ シメチルスルホキシド、アル杏−ル、アセトン、水等を
溶剤として使用する。これらの製剤においにしてj′t
られた水和剤、乳剤、フロアブル等は、水で所定の濃度
に希釈して懸濁液あるいは乳濁液として、粉剤、粒剤は
そのまま、植物に散布する方法で使用される。
面活性剤等はこれらの実施例に限定されるものではない
実施例4 乳   剤 本発明化合物        10部 ジメチルホルムアミド      35部キ   シ 
  し   ン                  
  50 部以上を混合溶解し、使用に際し水で希釈し
て乳濁液として散布する。
実施例5 水 和 剤 本発明化合物        20部 高級アルコール硫酸エステル    5部り     
 し     イ                 
     74 部ホワイトカーボン        
 1部以上を混合して微粉に粉砕し、使用に際し水で希
釈して懸′F4液として散布する。
実施例6 粉   剤 本発明化合物        5部 タ      ル      り          
             91 部シ      リ
      カ                  
        3 部以」−を混合粉砕し、使用に際
してはそのまま散布する。
〔発明の効果〕
次に試験例を挙げ、本発明化合物の殺虫活性を示す。
試験例1 アカイエカのf&P齢幼虫20匹を水100altに取
り、サンプル化合物の各濃度のエタノール溶液を1op
e投与した。28°Cで約−週間飼育した後、羽化阻害
率を求めた。対照区として、エタノール10μlを投与
し、その10回の羽化阻害率の平均値17%を用いて修
正羽化阻害率0′を求めた。
各濃度の修正羽化阻害;rよりρrohit変換法を用
いて、サンプル化合物の半数羽化Il害濃度の逆対数値
、ρ1.。を算出した。結果を第2表に示す。
傘)修正羽化阻害率(χ)− (但し、値が負となった場合には0%とした。)第  
2  表 0対照化合物l:

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは低級アルキル基を、 R_1はフェニル基で置換されていてもよいアルキル基
    又は低級アルキル置換フェノキシ基を、Xは酸素原子、
    硫黄原子又はNHを示す。)で表わされる化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はフェニル基で置換されていてもよいア
    ルキル基又は低級アルキル置換フェノキシ基を、 Halはハロゲン原子を示す。)で表わされる化合物と
    一般式RXH(式中、Rは低級アルキル基を、Xは酸素
    原子、硫黄原子又はNHを示す。)で表わされる化合物
    とを反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、R_1及びXは前記と同じ意味を示す。)
    で表わされる化合物の製造方法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はフェニル基で置換されていてもよいア
    ルキル基又は低級アルキル基置換フェノキシ基を、 Xは酸素原子、硫黄原子又はNHを示す。)で表わされ
    る化合物と一般式R−Hal(式中、Rは低級アルキル
    基を、Halはハロゲン原子を示す。)で表わされる化
    合物とを反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、R_1及びXは前記と同じ意味を示す。)
    で表わされる化合物の製造方法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは低級アルキル基を、 R_1はフェニル基で置換されていてもよいアルキル基
    又は低級アルキル置換フェニル基を、Xは酸素原子、硫
    黄原子又はNHを示す。)で表わされる化合物の1種又
    は2種以上を有効成分として含有することを特徴とする
    殺虫剤。
JP3531387A 1987-02-18 1987-02-18 エ−テル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤 Pending JPS63203640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3531387A JPS63203640A (ja) 1987-02-18 1987-02-18 エ−テル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3531387A JPS63203640A (ja) 1987-02-18 1987-02-18 エ−テル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63203640A true JPS63203640A (ja) 1988-08-23

Family

ID=12438314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3531387A Pending JPS63203640A (ja) 1987-02-18 1987-02-18 エ−テル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63203640A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DD209447A5 (de) Verfahren zur herstellung von 5-methylthiopyrimidin-derivaten
JPS6320815B2 (ja)
JPS6127955A (ja) アリ−ルスルホニル脂肪酸アミド誘導体、その製造法および除草剤
JPS6050193B2 (ja) (2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−ベンゾフラン−7−イル−メチルカルバモイル)−(n′−アルキルカルバモイル)−スルフイド類及びその製造方法並びに該化合物を含有する殺虫剤
JPS6113459B2 (ja)
JPS6056947A (ja) カ−バメ−ト誘導体およびそれを有効成分として含有する有害生物防除剤
JPS63203640A (ja) エ−テル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤
JPS62212335A (ja) 2−アリ−ル−2−メチルプロピルエ−テル誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPS6014025B2 (ja) N−スルフイニル カルバメ−ト
EP0007066B1 (de) 4-Alkyl- und 4-Allyl-merkapto-, sulfinyl- und sulfonyl-methyl-2-amino-6-N,N'-dimethylcarbamoyloxy-pyrimidine, Verfahren zu ihrer Herstellung, Mittel welche diese Pyrimidine enthalten und deren Verwendung zur Bekämpfung von Insekten
JPS6056948A (ja) オキシム誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPS62252756A (ja) オキシムエ−テル誘導体とその製造方法及び殺虫剤
JPH03258757A (ja) オキシム誘導体、その製造方法及び殺虫剤
US3997549A (en) N-arylsulfenylated derivatives of benzofuranyl methylcarbamates
JPS63156765A (ja) ベンゾイル尿素系化合物およびそれらを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤
US3224937A (en) Sydnone-containing insecticidal compositions and methods
JPS63203663A (ja) ピリジン誘導体、その製造方法及び殺虫剤
JPS5835163A (ja) N−ベンゾイル−n′−フエノキシフエニルウレア系化合物及びそれらを含有する殺虫剤
JPS5829767A (ja) 5−ブロモヒダントイン誘導体、その製造法およびそれを有効成分として含有する殺虫剤
JPS63203657A (ja) オキシムエ−テル誘導体、その製造方法及び殺虫剤
JPH02221245A (ja) フェノキシフェノキシアルキルアミン誘導体、その製造方法及び殺虫剤
JPH03258743A (ja) エーテル結合を有する化合物、その製造方法及び殺虫剤
JPH01228929A (ja) フェニル、アラルキル及びジフェニルエーテル誘導体、その製造方法及び殺虫剤
JPH01228944A (ja) ヒドロキシルアミン誘導体、その製造方法及び殺虫剤
JPS6357570A (ja) N−フエニルスルホニルイソニコチン酸アミド誘導体およびそれを有効成分とする農園芸用殺菌剤組成物