JPS6320185B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6320185B2
JPS6320185B2 JP56201374A JP20137481A JPS6320185B2 JP S6320185 B2 JPS6320185 B2 JP S6320185B2 JP 56201374 A JP56201374 A JP 56201374A JP 20137481 A JP20137481 A JP 20137481A JP S6320185 B2 JPS6320185 B2 JP S6320185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
air
air blow
shower
blow nozzle
Prior art date
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Expired
Application number
JP56201374A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58101753A (ja
Inventor
Takao Kataishi
Akira Takeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP20137481A priority Critical patent/JPS58101753A/ja
Publication of JPS58101753A publication Critical patent/JPS58101753A/ja
Publication of JPS6320185B2 publication Critical patent/JPS6320185B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗装用装置に関する。
従来、通常の塗装工程にあつては、いわゆる噴
霧ノズルを用いて塗料を噴霧状に吹付ける方法が
一般に採用されていた。噴霧ノズルを用いる場合
は、塗料が極めて微細な粒子となつて塗装面に吹
付けられるため、均一な塗装が行なわれやすく、
塗装面に滴れ等を生じさせにくいという長所があ
ある。しかしながら、その反面、塗着率が通常50
%〜70%と低いため、塗装によつて塗装面の平滑
性や撥水性等を持たせようとする場合には、数回
にわたつて塗装を繰り返してもまだ十分とはいえ
ず、特に塗装面の穴埋めなどには全く不向きなも
のであつた。また、刷毛塗りによれば塗着率を上
げることはできるが、極めて作業効率が低く自動
化も行なえないため、特に塗装面が広い場合には
採用しがたいものであつた。
本発明の目的は、塗着率が極めて高く、作業効
率にも優れ、自動化も容易な塗装用装置を提供す
るにある。
本発明は、昇降レールに沿つて昇降する昇降部
材を設けるとともに、エアーブローノズルとシヤ
ワーコートノズルとを、エアーブローノズルがシ
ヤワーコートノズルの上方に位置された状態に設
け、エアーブローノズルの互いに近接する2つの
吹出し口の先端を、吹出された空気が吹出し口か
ら所定長だけ離れた位置において互いに衝突する
ように傾け、エアーブローノズルおよびシヤワー
コートノズルから空気、塗料が昇降部材の下降方
向の移動時に吹付けられるよう制御する吹付けタ
イミング制御手段を設けたものである。これによ
り、昇降部材を下降させる際に、シヤワーコート
ノズルより塗装面に塗料をシヤワー状にして吹付
け、塗装面に生ずる塗料の滴れ等はエアーブロー
ノズルより2方向から所定位置離れた位置で衝突
するように空気を吹付けて排除消失させ塗装状態
を均一化することにより前記目的を達成しようと
するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図および第2図には、本発明による塗装用
装置の一実施例の全体構成が示されている。
これらの図において、本体フレーム1は断面L
字形のフレーム材により縦長の立方体状に形成さ
れ、下端において架台2に支持されている。架台
2は台車3上に載置され、この台車3には鉄車輪
4が設けられている。鉄車輪4は台車レール5に
案内されており、台車3および台車3上の架台
2、本体フレーム1は台車レール5に沿つて移動
可能にされているとともに、台車3の下面側には
トグルクランプ6が吹付けられており、このトグ
ルクランプ6により台車3は台車レール5上の任
意の位置に係止されるようになつている。
本体フレーム1には、断面L字形の昇降レール
11が上下方向に沿つて互いに平行に2本設けら
れ、これらの昇降レール11には昇降部材12が
昇降自在に支持されている。
昇降部材12には、それぞれの昇降レール11
上を滑動する滑車13を両端に有する2つの縦枠
材14と、これら2つの縦枠材14を連結して縦
枠材14とともに略方形枠形状を形成する2本の
横枠材15とが備えられ、横枠材15間にはチエ
ーンドツク16が、横枠材15に案内されて水平
方向に沿つて摺動自在に設けられている。
また、昇降部材12は水平方向に沿つて延びる
ロツド17を備え、ロツド17の両端部は本体フ
レーム1の外側まで達し且前記両端部にはガンブ
ラケツト18が取付けられている。
前記チエーンドツク16には、支持部材21が
第1図中手前側に向つて突設され、この支持部材
21の上部位置にはエアーブローノズル22が取
付けられ、エアーブローノズル22の下方側には
シヤワーコートノズル23が取付けられている。
エアーブローノズル22は、互いに近接する2つ
の吹出し口24を有し、これら2つの吹出し口2
4の先端側は互いに稍々接近するように傾けら
れ、2つの吹出し口24から吹出された空気は吹
出し口24から所定長だけ離れた塗装面が配置さ
れる位置において互いに衝突するようになつてい
る。
また、シヤワーコートノズル23は略水平方向
に向けられ、通常の約2倍〜30倍の塗料がシヤワ
ー状に吹出されるようになつている。なお、前記
エアーブローノズル22およびシヤワーコートノ
ズル23には、それぞれ図示しない空気供給ホー
スおよび塗料供給ホースが接続され、これらのホ
ースより圧縮空気および塗料がエアーブローノズ
ル22およびシヤワーコートノズル23にそれぞ
れ供給されるようになつている。
前記チエーンドツク16の第1図中裏面側は昇
降チエーン25に係止され、昇降部材12は昇降
チエーン25により昇降レール11に沿つて昇降
されるよう構成されている。昇降チエーン25
は、上部スプロケツト26および下部スプロケツ
ト27間に掛け渡されている。上部スプロケツト
26は、昇降レール11の第1図裏面側の側縁に
張設された隔板28の裏面側に取付けられたテイ
クアツプユニツト31の回転軸32の先端に固定
されている。テイクアツプユニツト31は所定の
範囲内で上下方向位置調整可能とされ、また前記
回転軸32の先端側は隔板28より第1図中手前
側に突出され、上部スプロケツト26は隔板28
の手前側において上下方向位置調整可能になつて
いる。
一方、下部スプロケツト27は下部スプロケツ
ト27より小径の操作部用第1スプロケツト34
とともに、減速機35の出力軸に取付けられてい
る。減速機35は隔板28の裏面側に固定され、
その出力軸は隔板28より第1図手前側に突出し
ているが、入力軸は隔板28の裏面側において、
ホイール36、変速ベルト37を介して変速機3
8に連結されている。変速機38はモータ39の
出力軸に取付けられているとともに、変速ハンド
ル40を有している。
前記操作部用第1スプロケツト34の所定長だ
け上方には操作部用第2スプロケツト41が設け
られ、これらのスプロケツト34,41にはロー
ラチエーン42が掛け渡されている。操作部用第
2スプロケツト41は、軸受42により回転自在
に支持された回転軸44の隔板28の第1図中手
前側に突出する端部に固定され、一方軸受43の
隔板28の裏面側の端部には操作部用下部スプロ
ケツト51が固定されている。また、軸受43
は、隔板28の裏面側に上下位置調整可能に取付
けられた下部取付け台52に固定され、所定の範
囲内において上下位置が調整されるようになつて
いる。
隔板28の裏面側における下部取付け台52の
所定長だけ上方の位置には上部取付け台53が、
上下位置調整可能に取付けられている。上部取付
け台53には、操作部用上部スプロケツト54の
回転軸が軸支されており、この操作部用上部スプ
ロケツト54と操作用下部スプロケツト51とに
はローラチエーン55が掛渡されている。
また、下部取付け台52と上部取付け台53と
により移動子レール61が、前記ローラチエーン
55の一側に近接して支持され、この移動子レー
ル61には2つの移動子62,63が取付位置変
位可能に取付けられている。一方、前記ローラチ
エーン55にはリミツトスイツチ56が取付けら
れ、ローラチエーン55が回転されてリミツトス
イツチ56が、移動子62,63の一側を通過す
る際には、リミツトスイツチ56の操作子が移動
子62,63に当接作動するようになつている。
ここで、ローラチエーン55、リミツトスイツチ
56、移動子62,63を含んで吹付けタイミン
グ制御手段が構成されている。
次に本実施例の作用につき説明する。
モータ39に電源を入れてこれを駆動させる
と、変速機38、減速機35を経て、下部スプロ
ケツト27および操作部用第1スプロケツト34
が回転される。下部スプロケツト34が回転され
ると昇降チエーン25が回転され、一方、操作用
第1スプロケツト34が回転されると操作部用第
2スプロケツト41、操作部用下部スプロケツト
51を経てローラチエーン55が回転されるが、
ここにおいて昇降チエーン25とローラチエーン
55とは同期回転されるようになつており、これ
らチエーン25,55の回転数は変速ハンドル4
0により調整される。
昇降チエーン25とローラチエーン55とが同
期回転されるということは、ローラチエーン55
は昇降チエーン25が縮尺されたものということ
ができる。そこで、リミツトスイツチ56のロー
ラチエーン55における取付位置を、昇降部材1
2の昇降チエーン25における取付位置と対応さ
せておく。これとともに移動子レール61上の移
動子62,63の取付位置を調整し、リミツトス
イツチ56が移動子62,63間を通過している
ときにのみ、リミツトスイツチ56に連結された
ラツチリレー装置等によりエアーブローノズル2
2およびシヤワーコートノズル23に空気および
塗料が供給されるようにすれば、昇降チエーン2
5の回転により昇降する昇降部材12が所定の方
向に向つて所定の範囲内を移動しているときにの
み、エアーブローノズル22およびシヤワーコー
トノズル23を作動させるようにすることができ
る。
具体的には、昇降部材12が昇降レール11に
沿つて所定の範囲内を下降しているときにエアー
ブローノズル22およびシヤワーコートノズル2
3が作動するように、移動子62,63を調整す
る。また、塗装面は前記ノズル22,23の所定
の移動範囲において略鉛直方向に向けて対峙させ
ておく。シヤワーコートノズル23からは通常の
噴霧ノズルによる吹付け量の約2倍〜30倍の塗料
が吹付けられるが、塗装面はエアーブローノズル
22より吹付けられる空気により上から下へ順次
均らされていくため、塗装面に塗料の滴れ等は生
ぜず、余分な塗料は上から下へと下降され、塗装
面に塗着されなかつた分については塗装面より下
方へと落下される場合もある。
このような本実施例によれば、塗着率が極めて
高く、しかも均一な塗装を行うことができる。し
たがつて、塗装により塗装面に平滑性や撥水性を
持たせようとする場合に特に適し、その際、従来
のような繰り返し塗装をする必要がない。また、
塗装面の穴埋めなどについても容易になしうるこ
とができる。特に、本実施例では、エアーブロー
ノズル22は、2つの吹出し口24を設け、それ
から吹出される空気が塗装面上で丁度衝突するよ
うにしたので、空気流による塗装面の均しを極め
て効果的に行うことができる。
さらに、人手を要さず自動塗装ができるため、
作業能率に優れ、広い塗装面に塗装する場合にも
容易に採用することができる。とりわけ、本実施
例によれば、リミツトスイツチ56等によりエア
ーブローノズル22、シヤワーコートノズル23
から空気、塗料が噴射されるタイミングが規制さ
れるので、塗装のさらなる自動化を図ることがで
きる。
上述のように本発明によれば、塗着率が極めて
高く、作業効率にも優れ、自動化も容易な塗装用
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明による塗装用装
置の一実施例の全体構成を示す正面図および右側
面図である。 11…昇降レール、12…昇降部材、16…チ
エーンドツク、22…エアーブローノズル、23
…シヤワーコートノズル、25…昇降チエーン、
55,56,62,63…吹付けタイミング制御
手段を構成するローラチエーン、リミツトスイツ
チ、移動子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下方向に沿つて設けられた昇降レールと、
    昇降レールに沿つて昇降する昇降部材と、塗装面
    に空気を吹付けるエアーブローノズルと、塗装面
    に塗料をシヤワー状に吹付けるシヤワーコートノ
    ズルと、エアーブローノズルおよびシヤワーコー
    トノズルから空気、塗料が昇降部材の下降移動時
    に吹付けられるよう制御する吹付けタイミング制
    御手段とを有し、前記エアーブローノズルとシヤ
    ワーコートノズルとは、エアーブローノズルがシ
    ヤワーコートノズルの上方に位置された状態に前
    記昇降部材に取付けられ、前記エアーブローノズ
    ルは、互いに近接する2つの吹出し口を有すると
    ともに、これら2つの吹出し口から吹出された空
    気が吹出し口から所定長だけ離れた位置において
    互いに衝突するように先端側が互いに近接するよ
    う傾けて設けられていることを特徴とする塗装用
    装置。
JP20137481A 1981-12-14 1981-12-14 塗装用装置 Granted JPS58101753A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20137481A JPS58101753A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 塗装用装置

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JP20137481A JPS58101753A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 塗装用装置

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Publication Number Publication Date
JPS58101753A JPS58101753A (ja) 1983-06-17
JPS6320185B2 true JPS6320185B2 (ja) 1988-04-26

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ID=16440006

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JP20137481A Granted JPS58101753A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 塗装用装置

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Families Citing this family (3)

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CN105124986B (zh) * 2015-07-23 2018-10-19 宋秀清 历史文献展示***
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JPS5343891A (en) * 1976-10-01 1978-04-20 Fujikura Ltd Cable laying process

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JPS58101753A (ja) 1983-06-17

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