JPS63200319A

JPS63200319A - 光カ−ド

Info

Publication number: JPS63200319A
Application number: JP62031086A
Authority: JP
Inventors: Hisakatsu Tanaka; 田中　久勝
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1987-02-13
Filing date: 1987-02-13
Publication date: 1988-08-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は光カードに関する。

〔従来の技術〕

光カードは、例えば特表昭５８−５００４６２号公報に
開示されており、本願人も種々の光カードを提案してい
る。

通常、光カードは互いに平行な多数のトラックを有し、
その各々のトラックは情報記録エリアと当該トラックを
認識するためのアドレス情報を格納するアドレス情報部
とを具えている。

このように多数のトラックを有する従来の光カードにお
けるトラックの構成は、光カードを使用するアプリケー
ションにより異なっており、例えば一度に多量の情報を
記録および／または再生するようなアプリケーションで
はセクタ当たり１０２４バイト、２０４８バイト等と情
報量の多いトラック構成となっており、また一度に少量
の情報を記録および／または再生するようなアプリケー
ションではセクタ当り３２バイト、１６バイト等を情報
量の少ないトラック構成となっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このため、トラック構成の異なる光カードに対して情報
の記録および／または再生を行うにあたっては、使用者
が光カードのトラック構成を予め認識した上で、いちい
ち記録および／または再生装置を各トラック構成用に調
整し直したり、また複数のトラック構成に対応できるよ
うに各トラック構成毎の回路を有するものにおいては、
それをスイッチで切換えたり、ホストコンピュータのコ
マンドで切換える必要があり、手間がかかるという問題
がある。

また、従来の光力−、ドにおいては、カード毎にそのト
ラック構成が例えばセクタ当り１０２４バイトと決めら
れているため、それよりも少ない情報量を扱う場合には
記録領域が無駄になってしまうという問題もある。

この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、使用者がトラック構成を認識しなくても、使
用者に手間をかけることなく情報の記録および／または
再生を容易かつ確実に行うことができると共に、記録領
域を無駄にすることなく情報を効率良く記録できるよう
適切に構成した光カードを提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、この発明では光カード自体に
そのトラックの構成を示す識別子を自動的に読取り可能
に設ける。

〔作　用〕

このように識別子を設ければ、記録および／または再生
装置において識別子を読取ることによりトラック構成を
判別することができるので、トラック構成に応じた所要
の処理を自動的に行うことが可能になる。また、識別子
を設けることにより、１枚の光カードに複数のトラック
構成を持たせることができ、これにより記録領域を無駄
にすることなく情報を効率良く記録することができるこ
とになる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の第１実施例を示すものである。この
光カード１は情報を光学的に読取り可能に記録する互い
に平行な複数のトラックを有する光記録部２を具える。

光記録部２にはそのトラック方向一端部に各トラックの
アドレス情報を格納スルアドレス情報部３が形成され、
このアドレス情報部３を除く情報記録エリア４に情報が
記録されるようになっている。この実施例では、各トラ
ックにおいてそのアドレス情報を格納するアドレス情報
部３に当該トラックの構成を示す識別子を光学的に読取
り可能に記録する。

第２図は、各トラックにおけるアドレス情報部３の構成
を示すものである。アドレス情報部３は自己再生クロッ
ク生成の周期引込みのためのパターン（ＳＹＮＣ）を記
録する引込み部５と、データの先頭を識別するためのデ
ータマーク（ＤＭ）を記録するデータマーク部６と、ト
ラック番号（ＴＲＡＣＫ　　Ｎｏｙ）を記録するトラッ
ク番号部７と、トラック構成を判別する識別子を記録す
る識別子記録部８とから成り、この識別子記録部８に記
録されている識別子を再生することにより、記録および
／または再生装置において当該トラックの構成を認識し
得るようにする。

第３図はこの発明に係る光カードを用いる記録および再
生装置の一例の要部の構成を示すものである。第１図に
示した光カード１を例にとって説明する。光カード１の
各トラックの情報記録エリア４への情報の記録は、セク
タバッファメモリ１１からの記録データを変調回路１２
で変調し、その変調信号によってレーザ駆動回路１３を
制御することにより、光学ユニット１４内の半導体レー
ザの出力光を光カードの記録材料の感度以上となるよう
にその電流値を変化させて行う。

また、各トラックの情報記録エリア４に記録された情報
の再生においては、光学ユニット１４からの出力信号を
プリアンプ１５で増幅した後、信号処理回路１６で２値
化再生信号に変換し、これを復調回路１７で復調した後
その復調データをセクタバッファメモリ１１に格納する
ようにする。

このようにして、情報の記録／再生を行うが、これら情
報の記録および再生の各々においては、それに先立って
アドレス情報部３を再生する。このアドレス情報部３の
再生は、上述した情報の再生と同様であるが、この場合
には図示しないセレクタにより復調回路１７からの復調
データをアドレス情報認識回路１８に転送してトラック
番号やトラック構成の識別子を認識し、その識別子から
記録／再生しようとするトラックの構成を判別して以後
の記録／再生動作を制御するようにする。

したがって、スイッチ操作やホストコンピュータからの
コマンドを必要とせずに、記録／再生しようとするトラ
ックの構成に自動的に対処することができる。

第４図はこの発明の第２実施例を示すものである。この
光カード２１はトラック構成の異なる光記録部２２．２
３を具えるものである。光記録部２２は、各トラックが
３つのセクタマーク２４によって分割された４つのセク
タを有し、光記録部２３は各トラックが２つのセクタマ
ーク２４によって分割された３つのセクタを有する。こ
れら光記録部２２．２３の各トラックの一端部には、ト
ラックのアドレスおよびトラック構成を示す識別子を記
録したアドレス情報部２５．２６を設ける。

この光カード２１によっても、各トラックのアドレス情
報部２５．２６中の識別子を読取ることによって当該ト
ラックの構成を認識することができるので、トラック構
成の異なる光記録部２２゜２３の各トラックへの情報の
記録および／または再生をスイッチ操作やホストコンピ
ュータからのコマンドによる切換えを必要とせずに実施
することができる。また、このように異なるトラック構
成をもたせることにより、記録領域を無駄にすることな
く情報を効率良く記録できる。

第５図は、この発明の第３実施例を示すものである。こ
の光カード３１は、第４図に示す構成のものにおいて、
各トラックの両端部にアドレス情報部２５ａ、２５ｂ；
２６ａ、２６ｂを設けたものである。この光カード３１
においては、図において左側から情報の記録および／ま
たは再生を行うときはアドレス情報部２５　ａ、　２６
　ａノ中１．Ｊる識別子によってトラック構成を認識し
、右側から記録および／または再生を行うときはアドレ
ス情報部２５ｂ、２６ｂによりトラック構成を認識する
ことができる。

第６図はこの発明の第４実施例を示すものである。この
光カード４１は１トラツクが４セクタから成る光記録部
２２と、ｌトラックが３セクタから成る光記録部２３と
をランダムに設けたもので、その他の構成は上述した実
施例と同様である。

第７図はこの発明の第５実施例を示すものである。この
光カード５１においては、光記録部５２のアドレス情報
部５３に識別子を記録するのではなく、特定トラック例
えば先頭トラックの情報記録エリア５４に通常の情報と
同じ形式で各トラックの構成を示す識別子５５を光学的
に読取り可能に記録したものである。ここで、特定トラ
ックはどの様なトラック構成を有する光カードでも同一
のトラック構成としておき、光カードの製造時にその光
カードのトラック構成を示す識別子５５として、例えば
「トラック番号１から１０００まではトラック当り１セ
クタ、セクタ当り１０２４バイト、トラック番号１００
１から２０００までは、トラック当り３２セクタ、セク
タ当り１６バイト」という情報を記録する。このように
して、記録および／または再生装置において、情報の記
録／再生に先立ってこの特定トラックを再生することに
より、当該光カード５１のトラック構成を認識するよう
にする。

なお、この発明は上述した実施例にのみ限定されるもの
ではなく幾多の変形または変更が可能である。例えば上
述した各実施例においては情報を書き加えることができ
る光カードについて説明したが、書き加えることができ
ない再生専用カードいわゆるＲＯＭカードにふいても、
トラック構成を示す情報を光カードの製造時に記録して
おくことにより同様の効果を得ることができる。また、
第２〜５実施例においては２つのトラック構成を有する
光カードとしたが、３つ以上のトラック構成とすること
もできる。更に、第５実施例においては識別子５５を光
カードの製造時に記録するようにしたが、各アプリケー
ション毎に効率の良いトラック構成は異なると考えられ
るので、光カードの製造後に各アプリケーションに対応
したトラック構成を示す識別子を光カードの特定トラッ
クに記録するようにしてもよい。また、光記録部とは別
に磁気記録部を設け、ここに光記録部における各トラッ
ク構成を示す識別子を磁気的に読取り可能に記録しても
よい。

〔発明の効果〕

以上述べたように、この発明によれば光カード自体にそ
のトラック構成を示す識別子を自動的に読取り可能に設
けたので、記録および／または再生装置において当該光
カードの識別子を読取ることにより、そのトラック構成
を自動的に認識することができる。したがって、記録お
よび／または再生装置においては、使用者によるトラッ
ク構成毎の調整やスイッチの切換え、あるいはホトコン
ピュータのコマンドの切換え等を行うことなく、所要の
処理を自動的に確実に行うことができると共に、光カー
ド自体においても識別子を設けることにより複数のトラ
ック構成を持たせることができるので、記録領域を無駄
にすることなく情報を効率良く記録することがきる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１実施例を示す図、第２図は第１
図に示す光カードのアドレス情報部の構成を示す図、第３図はこの発明に係る光カードの記録および再生装置
の一例の要部の構成を示すブロック図、第４図はこの発
明の第２実施例を示す図、第５図は同じく第３実施例を
示す図、第６図は同じく第４実施例を示す図、第７図は同じく第５実施例を示す図である。１・・・光カード　　　　２・・・光記録部３・・・ア
ドレス情報部　４・・・情報記録エリア５・・・引込み
部　　　　６・・・データマーク部７・・・トラック番
号部　８・・・識別子記録部１１・・・セクタバッファ
メモリ１２・・・変調回路　　　１３・・・レーザ駆動回路１
４・・・光学ユニット　１５・・・プリアンプ１６・・
・信号処理回路　１７・・・復調回路１８・・・アドレ
ス情報認識回路特許出願人　　　オリンパス光学工業株式会社■ 第１図第２図第４図第５図２４　　　２６ｂ

Claims

【特許請求の範囲】１、互いに平行な複数のトラックを有し、その各々のト
ラックが情報記録エリアと当該トラックを認識するため
のアドレス情報を格納するアドレス情報部とを具える光
カードにおいて、前記トラックの構成を示す識別子を自
動的に読取り可能に設けたことを特徴とする光カード。２、前記識別子を各トラックの前記アドレス情報部に光
学的に読取り可能に設けたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の光カード。３、前記識別子を特定トラックの前記情報記録エリアに
光学的に読取り可能に設けたことを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の光カード。