JPH0498656A - トラックフォーマットの判別方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、トラックフォーマットの判別方法に関するも
のであり、特に、光カード等の情報記録領域に、複数の
種類のトラックフォーマットを用いてデータを記録し、
記録したデータの再生を行う場合に、当該データの記録
に使用したトラックフォーマットの種類を判別する方法
に関するものである。

［従来の技術］ 光カードは、その記憶容量か１〜２Ｍバイトと大きく、
様々な応用範囲がある。この大きな記憶容量を更に有効
に使用するために、複数の種類のフォーマットを用いて
データの記録／再生を行うことか行われている。

光カードにデータを記録する際には、データを、当該デ
ータの記録に使用するフォーマットの所定のシーケンス
で単位時間毎にブロック化して光カード上のトラックに
記録し、このブロック化されたデータと、記録媒体の傷
等により発生するデータ誤りを訂正するための誤り訂正
符号とによって、−のセクタを構成するようにしている
。したかって、データを再生するに当たっては、あらか
じめ、あるいはデータを読み取った後に、当該トラック
にどのフォーマットでデータを記録したのかを認識しな
ければ、そのフォーマット所定のシーケンスでデータを
並びかえて、エラー訂正を行うようにしなければ正確に
データを再生することかできない。

第４図は、従来用いられている光カードの平面図である
。光カード１は、互いに平行な複数のトラックを有する
光記録部２を具え、該光記録部２の端部（右側または／
および左側）には、前記各トラックに対応するトラック
アドレスを示す情報を記録したＩＤ部３か設けられてい
る。

従来の光カードでは、光記録部２に設けたトラックの一
部を、各トラック（情報記録用トラック）にデータを記
録する際に使用したトラックフォーマットを管理する管
理トラックとして使用している。すなわち、管理トラッ
ク領域４にあるトラックには、情報記録用トラックに記
録されている情報かどのフォーマットを用いて記録され
たのかがデータとして記録されている。

第５図は、トラックフォーマットの一例を示す図である
。情報記録用トラックには、セクタの区切れを示すセク
タマークはブリレコードされていない。従って、データ
を記録する際には、各情報記録用トラックに任意のフォ
ーマットを用いることかできる。ここには３種類のトラ
ックフォーマットか示されている。フォーマットＡは６
個のセクタ５で１トラツクを構成している。フォーマッ
トＢては３個、フォーマットＣては２個のセクタ５てそ
れぞれ１トラツクを構成しており、フォーマットの種類
により、セクタ間隔かそれぞれ異なる。セクタ５とセク
タ５との間には、識別情報６か記録されており、フォー
マットＣの一部を拡大して示すとおり、各識別情報６内
には、データのリード時に同期を取り出すための同期パ
ターン７と、次に記録されているセクタ５のセクタアド
レス８とが記録されており、この識別情報を読み取るこ
とによりセクタ５毎の端部を検出することかできる。

第６図にその構成を示すように、光カードｌの光記録部
２には２０００本のトラックが設けられており、この２
０００本のトラックのうち、トラックアドレス０〜１９
の２０本のトラックが管理トラック領域４に割り当てら
れている。残りの１９８０本のトラック（トラックアド
レス２０〜１９９９）は情報記録用であり、２０本ずつ
９９のエリアに分割されている。−のエリア内の２０本
のトラックには同一のフォーマットを用いて情報を記録
するようにしている。

第１番目のエリアにデータを記録した後、このデータを
記録するのに使用したフォーマットの種類を管理トラッ
ク領域４内のトラックアドレス０のトラックの第１セク
タに記録する。同様に、第２番目のエリアにデータを記
録した後、このデータを記録するのに使用したフォーマ
ットを管理トラック領域４内のトラックアドレス０のト
ラックの第２セクタに記録する。同様に、３番目のエリ
ア、４番目のエリア１９．とデータを記録するごとに、
そのデータを記録するのに使用したフォーマットを管理
トラック領域４内のトラックに順次記録しておく。

第７図は、上述した従来の光カードを用いる従来の光カ
ード記録／再生装置の全体の構成を示す図である。光カ
ード１をトラック方向に移動させ、光学ヘッド９をトラ
ックに直交する方向に移動させてデータの記録／再生を
行うものである。光カード１は、プーリＩＯＡ、１０８
間に掛は渡した搬送ベルト１１上の所定の位置に設けた
シャトル１２に装填され、モータサーボ回路１３の開園
の下に、モータ１４によってトラック方向に往復搬送さ
れる。モータ１４には、ロータリーエンコーダ１５が取
り付けられており、光学ヘッド９に対するシャトル１２
の位置を検出できるようにしている。例えば、ロータリ
ーエンコーダ１５の１パルスか、光学ヘッド９に対する
シャトル１２の移動距離５０μｍに相当するように構成
されている。

ロータリーエンコーダ１５の出力は、コントローラ１６
に供給され、コントーラ１６てはこのロータリーエンコ
ーダ１５からのシャトル１２の位置情報に基づいて、光
カードｌの情報記録領域間で、光カード１の搬送速度が
定速になるように、モータサーボ回路１３に制御指令を
送る。

光学ヘッド９の構成は以下通りである。レーザダイオー
ド９Ａからの光をプリズム９Ｂ及び対物レンズ９Ｃを介
して光カードｌに投射し、光カード１からの反射光を対
物レンズ９Ｃ及びプリズム９Ｂを介してディテクタ９Ｄ
に入射させる。ディテクタ９Ｄの出力は、復調回路１７
に供給され、二こで読み取り信号を得る。一方、ディテ
クタ９Ｄの出力は、フォーカス・トラックサーボ回路１
８にも供給され、ここでフォーカスエラー信号及びトラ
ックエラー信号を検出して、これらの信号に基づいて、
アクチュエータ（図示せず）を介して、少なくとも対物
レンズ９Ｃをフオーカツレンズ方向及びトラッキング方
向に駆動して、光カード１のトラック上に、入射光か常
に合焦状態で追従するように制御する。

コントローラ１６は、データの再生時には、変調回路１
９を無変調状態にしておき、レーザ駆動回路２０を介し
てレーザーダイオード９Ａから低出力の読み取り光を出
力させると共に、モータサーボ回路１３、復調回路１７
、及びフォーカス・トラックサーボ回路１８の駆動を制
御して、復調回路１７て復調されたデータの読み取りを
行う。

また、データの書き込み時には、ロータリーエンコーダ
１５からの出力信号に応じて、変調クロック回路２１に
て、データを書き込む同期クロックを生成し、これを変
調回路１９に供給する。変調回路１９ては、コントロー
ラ１６からの書き込みデータを、変調クロック回路２１
て作られた同期クロックに応じて、所望のデータに変調
し、二の変調信号により、レーザ駆動回路２９を介して
レーザーダイオード９Ａから高出力の書き込み光を出力
させ、データの書き込みを行う。

第８図は、上記説明した光カード記録／再生装置におい
て行われるデータの再生動作をフローチャートに示した
ものである。各トラックに記録されているデータは、そ
のデータの記録に使用したフォーマット所定のシーケン
スでプロ・ツク化されているため、エラー訂正を行うに
は、データを読み込んだ後にブロック化されているデー
タを通常のデータ並びに並べ変える必要かある。したか
つて、コントローラ１６では、まず再生すべきデータの
書き込みに使用したフォーマットを判別するために、光
学ヘッド９を現在いるトラックから管理トラック上へ移
動させて、管理トラックに記録されている目的のトラッ
クのフォーマットデータを読み取る必要がある。次いで
、管理トラックから目的トラックへ光学ヘッド９を移動
させて、目的トラックに記録されているデータの読み取
りを行う。ここで読み取ったデータは、セクタを構成し
ているブロック毎にコントローラ１６内のバッファメモ
リに格納しておく。コントローラ１６ては管理トラック
をスキャンして読み取ったフォーマットデータから、該
フォーマットの所定のシーケンスを選び、データの並び
かえ及びエラー訂正を行う。エラー訂正が終わったデー
タは、例えばインターフアイスを通じてセクタ毎にまと
めてホストコンピュータへ転送するようにする。

［発明が解決しようとする課題］ 上述したように、従来は、光カード等の情報記録媒体上
に、情報記録用のトラックのほかに、フォーマットを管
理する為の管理トラックを設けておく必要かあった。し
たかって、管理トラックとして使用するトラック分だけ
、情報記録容量か制限されていた。また、再生すべきデ
ータを記録するのに使用したトラックフォーマットを認
識するためには、エリアあるいはトラックか変わる毎に
現在光学ヘッドかいるトラックから管理トラックへ光学
ヘッドを移動させて、管理トラックに記録したフォーマ
ット情報の読み取りを行う必要かあった。したがって、
このフォーマット情報読み取りのための時間が掛かり、
ひいては情報再生に必要とする時間が長くなってしまう
という問題かあった。

本発明は、このような従来技術の問題点に鑑み、情報記
録部に管理トラックを設ける事なく、データの読み取り
と同時にトラックフォーマットの判別を行うことができ
るトラックフォーマットの判別方法を提供しようとする
ものである。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決するために、本発明のトラックフォーマ
ットの判別方法は、情報記録媒体上に設けられた情報記
録領域に記録された情報の再生時に、前記情報を記録す
るのに使用したトラックフォーマットの種類を判別する
方法において、前記情報記録領域に記録されたトラック
の情報を読み取ると同時に、該トラックを構成する一セ
クタの長さを認識する二とによって、前記トラックフォ
ーマットの種類を判別することをを特徴とするものであ
る。

［作　用］ 本発明のトラックフォーマットの判別方法によれば、デ
ータの読み取りと同時に、そのデータの記録に使用され
ているトラックフォーマットの種類を判別することかで
きるため、情報記録媒体上に管理トラック領域を設ける
必要がなく、その分たけ情報記憶容量を拡大することが
できる。また、フォーマット情報を得るために、光学ヘ
ッドを管理トラックに戻してフォーマット管理情報を読
み取る必要かなく、読み取り時間の短縮を図ることかで
きる。

［実施例］ 第１図は、本発明のトラックフォーマットの判別方法を
実施するための、光カード記録／再生装置の一例の構成
を示す図である。二の装置は、第７図に示す従来の光カ
ード記録／再生装置に、エンコーダカウンタ２２と、識
別情報認識回路２３と、フォーマット判断回路２４とが
付加されている点を除いて、第７図に示す装置と同じで
あるため、第７図の装置と同一の部分には同一の符号を
付し、その説明は省略する。

エンコーダカウンタ２２は、ロータリーエンコーダ１５
のパルス信号をクロックに用いたカウンタであり、カウ
ンタ値はフォーマット判断回路２４に入力する。フォー
マット判断回路２４ては、エンコーダカウンタ２２の出
力から光カードｌに対する光学ヘッド９の相対的な位置
を知ることかできる。前述のとおり、ロータリーエンコ
ーダ１５の１パルスは、光学ヘッド９に対するシャトル
１２の移動距離５０μｍに相当する。例えば、エンコー
ダカウンタ２１の出力が２０である場合、光学ヘッド９
か光カードｌにたいして約１鵬移動したこととなる。

一方、復調回路１７て復調した復調信号は、コントロー
ラ１６に供給されると同時に、識別情報認識回路２３に
も供給される。識別情報認識回路２３ては、同期パター
ン７とセクタアドレス８の情報から復調信号かデータを
表す信号なのか、識別情報を表す信号なのかを認識し、
識別情報を得た場合には、識別情報信号とセクタアドレ
スの値をフォーマット判断回路２４に通知する。

フォーマット判断回路２４では、識別情報認識回路２２
から識別情報信号か得られたときのセクタアドレス値と
、エンコーダカウンタ２２の値とから記録データのフォ
ーマットを判断すると共に、このフォーマットに相当す
るあらかじめ決められたフォーマット判断信号をアクテ
ィブにしてこのフォーマット判断信号をコントローラ１
６へ供給する。

フォーマット判断回路２４の一例としてデコード回路を
第２図に示す。第２図のデコード回路は、セクタアドレ
スの識別情報が得られたときの、エンコーダカウンタ２
５の、カウント値か４０〜４７である場合（フォーマッ
トＢ）のものである。セクタアドレス値はＳＡ５〜ＳＡ
Ｏの６ピツトで表され、エンコーダカウンタ値も、ＥＣ
５〜ＥＣＯの６ビツトで表される。

第３図は、本発明のトラックフォーマット判別方法によ
る、トラックフォーマットの判別動作をフローチャート
にして示したものである。目的のトラックへ光学ヘッド
を移動させて、そのトラックを光学的に走査し、読み取
った信号は、復調回路１７で復調され、コントローラ１
６に送ってバッファメモリに格納すると同時に、識別情
報認識回路２３へ入力する。識別情報認識回路２３ては
、識別情報６を認識したときに、識別情報信号と識別情
報に記録されているセクタアドレスの番号をフォーマッ
ト判断回路２４へ出力する。

フォーマット判断回路２４では、識別情報認識回路２３
から識別情報信号とセクタアドレスの番号を受は取ると
共に、エンコーダカウンタ２２からカウンタ値を受は取
っている。このセクタアドレス値とカウンタ値をデコー
ドして、フォーマットの種類を判断し、このフォーマッ
ト信号をコントローラ１６に圧力する。例えば、セクタ
アドレスか１の識別情報かエンコーダカウンタ２５の出
力か８０前後（移動距離４ｍｍ付近）のとき得られた場
合、そのトラックは第６図に示すフォーマットＡである
と判断でき、フォーマットＡを表すフォーマット信号を
コントローラ１６に送る。

コントローラエ６では、このフォーマット信号により、
再生すべきデータの記録に使用したフォーマットの種類
を認識することができ、コントローラ１６内のバッファ
メモリに格納されているデータを、当該フォーマットの
所定のシーケンスで並び変えて、エラー訂正を行う。こ
のようにしてエラー訂正を行った後、データをセクタ毎
に分割し、ホストコンピュータ（図示せず）に転送する
。

本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、
幾多の変形または変更が可能である。例えば、上述の実
施例では、フォーマット判断手段をデコード回路で構成
したか、識別情報認識回路２３から識別情報か出力され
たときに、コントローラ１６内のＣＰＵに割り込みか発
生するように構成し、該ＣＰＵかエンコーダカウンタ２
２からのカウンタ値とセクタアドレスの値を取り込んで
ソフトウェアでフォーマットを判断するようにしてもよ
い。

［発明の効果コ 本発明のトラックフォーマットの判別方法によると、デ
ータを読み取ると同時にフォーマットの判別を行うこと
かできるため、各トラックのフォーマットを管理する管
理トラックを設ける必要かない。したかって、光記録部
のうち、従来管理トラックに割り当てていたトラックを
もデータの記録に使用することかでき、光カードの情報
記憶容量を拡大することができる。また、従来のように
、フォーマット判断を行うために、光学ヘッドを管理ト
ラックへ移動させる必要かなくなるため、情報読み取り
時間の短縮を図ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のトラックフォーマットの識別方法を
実施するための光カード記録／再生装置の一例の全体の
構造を示す図、 第２図は、第１図に示す装置のフォーマット判断回路を
示す図、 第３図は、本発明のトラックフォーマットの判別動作を
示すフローチャート、 第４図は、従来の光カードの平面図、 第５図は、トラックフォーマットの一例を示す図、 第６図は、従来の光カードのトラックフォーマットの構
成の一例を示す図、 第７図は、従来のトラックフォーマットの識別方法を実
施するための光カード記録／再生装置の全体を示す図、 第８図は、従来のトラックフォーマットの識別動作を示
すフローチャートである。 １・・・光カード　　　　　　２・・・光記録部３・・
・ＩＤ部　　　　　　　４・・・管理トラック領域５・
・・セクタ　　　　　　　６・・・識別情報７・・・同
期パターン　　　　８・・・セクタアドレス９・・・光
学ヘッド　　　　１２・・・シャトル３・・・モータサ
ーボ回路 ５・・・ロータリーエンコーダ ６・・・コントローラ　　１７・・・復調回路８・・・
フォーカス・トラック・サーボ回路９・・・変調回路　
　　　２０・・・レーザ駆動回路１・・・変調クロック
回路 ２・・・エンコーダカウンタ ３・・・識別情報認識回路 ４・・・フォーマット判断回路 第１図 Ｆう・ン２方向 第２図 第５図 ＠７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、情報記録媒体上に設けられた情報記録領域に記録さ
   れた情報の再生時に、前記情報を記録するのに使用した
   トラックフォーマットの種類を判別する方法において、
   前記情報記録領域に記録されたトラックの情報を読み取
   ると同時に、該トラックを構成する一セクタの長さを認
   識することによって、前記トラックフォーマットの種類
   を判別することを特徴とするトラックフォーマットの判
   別方法。