JPS63200113A - 望遠用リアコンバ−ジヨンレンズ系 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、写真レンズ系の像側に装着し、主レンズの焦
点距離を１．４倍程度に拡大するためのリアコンバージ
ョンレンズ系に関するものであり、特に高性能なリアコ
ンバージョンレンズに関するものである。

主レンズ系の像側に装着し、そのレンズ系の焦・点距離
を拡大するために、リアコンバージョンレンズ系は、強
い負のパワーをもつ、そのために、リアコンバージョン
レンズ系を装着すると主レンズ系を含めたレンズ全体の
ペッツバール和が、絶対値の大きな負の値となり、特に
像面性が悪化する。そこで負のペッツバール和を小さく
するために、リアコンバージョンレンズ系を出来るだけ
物体側に近づけ、リアコンバージョンレンズ系の負のパ
ワーをできるだけ小さくすることが考えられるが、主レ
ンズ系との機械的干渉からその距離は制限をうける。す
なわち、主レンズ系の焦点位置から、リアコンバージョ
ンレンズ系の第１面までの距離を−ｄｏ（ｄｏ＞　Ｏ）
とすると、　ｄｏが大きいほどコンバージョンレンズ系
が主レンズ系に近づくが、装着しようとする主レンズ系
のレンズバックよりもｄｏが大きくなると、主レンズ系
とリアコンバージョンレンズ系がぶつかり、機械的に装
着できなくなる。それゆえに、ｄｏの値によって装着可
能な対象レンズ系の焦点距離の下限が決まってしまうと
いう難点がある。

一方、最近、異常分散がラスの使用により大口径望遠レ
ンズが高性能化されており、装着するりアコンバージョ
ンレンズも主レンズの性能を出来型 壜の内向性コマ収差−角のコマ収差を補正する６るだけ
損わないように高性能化を図る必要が生じてきている。

特開昭５７−５０２２には、主レンズ系の焦点距離を１
．４倍程度に拡大する為のりアリアコンバージョンレン
ズ系が開示され、これは優れた性能を維持するものであ
ったが、異常分散ガラスを用いた高性能大口径望遠レン
ズに装着した際の収差補正について問題が残されていた
。

本発明は、像面性がよく、かつ多くのレンズ系に装着可
能で、また大口径望遠レンズに装着しても十分に収差が
補正された高性能な望遠用リアコンバージョンレンズ系
を提供することを目的とする。

上記の目的を達成する為に本発明においてはｄ。

をあまり大きくせずリアコンバージョンレンズ系の前側
主点を物体側に近づけることによって、倍率を保ったま
まリアコンバージョンレンズ系のパワーを比較的小さく
保ち、主レンズを含めた全体としての負のペッツバール
和を小さくしている。

また、大口径望遠レンズ系にも装着できるようにするた
めに、画面周辺の外向性コマ収差、画面中ｒ−・蕾Ａ　
濱戸しツブを丁４〜丁、ハの合譚伎占ンレンズは第１〜
３図に明らかなように、物体側より順次、第１レンズ（
Ｌ、）が像側に強い凹面を向けた負レンズ、第２レンズ
（Ｌ２）が両凸の正レンズ、第３レンズ（Ｌ、）が負レ
ンズ、第４レンズ（Ｌ、）が物体側に強い凹面を向けた
負レンズ、第５レンズ（Ｌりが正レンズの５枚から構成
され、以下の条件式を満足することを特徴とする。

（１）　　Ｏ＜ｒ＋ｔ３／（ｗ＜６、 （２）　　　１＜Ｌｚｓ／Ｌｓ＜５、 （３）０．０１０＜ｌＴ３／ｆＷｌ＜０．０４０、（４
）　　０．５６＜｜Ｒｚ−ｉ／ｆｗ＜１．０、（５）　
　Ｎ、＞１．８、 （６）　νｔ＞４０、 但し、 ｆｗ：リアコンバージョンレンズ系全体の焦点距離、 Ｌｔｚ　：第１〜第３１／　’ｌ　ス（Ｌ　＋　〜Ｌ　
３　）　（１’）　合成焦点距離、 １４５　　　　：ＭＳ’ｉ＋！ｅ　　フ　Ｖ　／　＾　
＼　し　４　　　　Ｌａ　　Ｓ　／　ｖノＩ：ｌ　　Ｈ
ｋ　／Ｉ’ｊｔ　ＩｒｋＴ、：第２．第３レンズ（Ｌ２
．Ｌｉ）間の空気間隔 Ｒ２，：第２レンズ（Ｌ、）の像面側の曲率半径、Ｎ、
　：第１レンズ（し、）の屈折率、シ、：第４レンズ（
Ｌ４）のアツベ数 である。

上記の各条件式について説明する。

条件式（１）ではリアコンバージョンレンズ系の前側主
点を物体側にちかづけ、かつコマ収差をよく補正するた
めに、適性な屈折率配分を規定したものである。上限を
越えると、前側主点が物体側より遠ざかり、リアコンバ
ージョンレンズ全系の屈折力が強くなり過ぎペッツバー
ル和が負に大となり像面性が悪化し非点隔差が増大する
。また、下限を越えて第１〜第３レンズ（Ｌ１〜Ｌ、）
の合成屈折力が大きくなると、画面中寄での内向性コマ
収差を十分補正することが困難となる。

リアコンバージョンレンズ全系の焦点距離をはぼ一定に
保ったまま条件式（２）の上限を越えて第４．第５レン
ズ（Ｌ４．ＬＳ）の合成屈折力が強くなりすぎると、十
分なバックフォーカスを確保することが困難となる。ま
た、下限を越えると、球面収差が十分に補正されない、
また画面周辺の外向性コマ収差の補正が困難となり、大
口径の望遠レンズに装着に適さない。

条件式（３）の上限を越えると、コマ収差の補正が困難
となり、また、球面収差が補正不足となり、全体として
球面収差がアンダーとなる。一方、下限を越えると球面
収差が補正過剰となる。

条件式（４）は球面収差と非点収差のバランスをとるた
めの条件である。上限を越えると非点収差が増大し、下
限を越えると球面収差が悪化する。

条件式（５）は、像面性を良好に補正する為の条件で、
第１レンズ（Ｌｌ）に高屈折率ガラスを用いることによ
り、全系の負のペッツバール和を小さくし、像面性を良
好に補正し、高性能を維持している。

条件式（６）は、大口径望遠レンズにリアコンバージョ
ンレンズを装着したばあいに著しく発生する色のコマ収
差を補正する為の条件である。下限を越えると他のレン
ズの分散を変化させても、色のコマ収差を十分補正する
ことが困難となる。

本発明においては、第４レンズ（Ｌ、）を強い凹面を向
けた負レンズ、第５レンズ（ＬＳ）を正レンズで構成し
ているので、倍率１．４倍程度のりアリアコンバージョ
ンレンズにおいて収差補正をしながら必要なバックフォ
ーカスをとるのに有利となっている。しかし、第４レン
ズ（Ｌ、）を正レンズ、第５レンズ（Ｌ、）を負レンズ
で構成してもよい。

なお、第１レンズ（Ｌｌ）第２レンズ（Ｌ２）間の空気
間隔１曲率半径の誤差を小ささくするために２つのレン
ズは貼り合わせて構成することが望ましい。

以上の条件を満足することにより、装着可能なレンズ系
の対象範囲が広くかつ収差がよく補正され、大口径望遠
レンズにも適用できるほど高性能である望遠用リアコン
バージョンレンズ系を提供することができる。

以下、この発明の実施例を示す、実施例中Ｌ　＋　。

Ｌ２．Ｌ、・・・・・は、物体画面から数えたレンズ、
ｒ、。

ｒ　２　＋　ｒ　３・・・・・は物体側から数えた面の
曲率半径、ｄ、　、ｄ２．ｄ、・・・・は物体側から数
えた軸上面間隔を示す。Ｎ　＋　、　Ｎ　２　、　Ｎ　
ｓ・・・・は第１レンズ（Ｌ、）乃至第５レンズ（Ｌ、
）の屈折率、シ１．シ２ν、・・・・は同じく第１レン
ズ（Ｌ、）乃至第５レンズ（Ｌ、）のアツベ数を示す。

また、主レンズ系の焦点位置からリアコンバージョンレ
ンズ系の第１面までの距離をｄｏで表す。

（以下余白） 実施例１ 拡大倍率１．４１４ ｄｏ＝４３．５ ｆ＝−１１８，０有効ＦＮＯ，＝２．８曲率半径　軸上
面間隔　屈折率（Ｎｄ）　　　アツベ数（νｄ）Σｄ＝
２７．６４６ ｒ、、、＝−９８，５ ｆ、　　、＝９０６．６ Ｌ＊ｓ＝／　ｒ　ｗ＝０．８３ ｆ１１ツー／ｆ、　、＝−Ｑ、ｌｌ Ｉ　Ｔｓ／ｌ　ｗｌ　＝０．０３１ １　Ｒ２−２／　ｒ　ｗ＝０．５７ 実施例２ 拡大倍率　　１．４１４ ｄｏ　　４３．５ ｆ＝　−１１３，１有効ＦＮＯ，＝２．８Σｄ＝２６．
４１０ Ｌｚｚ＝−２４５，８ ｆ４ｓ＝−ｔｓｓ、５ Ｌｘｓ／ｆ　　ｗ＝２．１７ ｒｌ、ｓ／　Ｌｓ＝１．２５ Ｉ　Ｔ、／ｆ　ｗＩ　＝０．０１６ １　Ｒｔ−ｚ／　ｒ　ｗ　ｌ　＝０．６３実施例３ 拡大倍率　１．４１４ ｄｏ　　４３．５ ｆ＝　−１１０，４有効ＦＮＯ，＝２．８曲率半径　　
　軸上面間隔　屈折率（Ｎｄ）　　アツベ数（νｄ）Σ
ｄ＝２５．８２０ Ｌ２ｓ＝−５４９，５ ｆ、　、＝−１３３，０ ｆ＋＊ｓ／　ｆｗ＝４．９８ Ｌｚ３／　Ｌｓ＝４．１３ Ｉ　Ｔ　３／　ｒ　ｗ　ｌ　＝　０．０１１１　Ｒ−ｔ
−ｚ／　ｆ　ｙ　　ｌ　＝０．７１

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図はそれぞれ実施例１，２゜３の
レンズ構成図、第４図、第５図、第６図は、それぞれ上
記実施例１．２．３の収差曲線図である。・出願人　　
ミノルタカメラ株式会社 第１図 第２図 味 手続補正書 昭和６２年　４月Ｓ　日 昭和６２年特許願第３３０１３号 ２、発明の名称 望遠用リアコンバージョンレンズ系 ３、補正をする者 事件との関係　　出願人 住所　大阪市東区安土町２丁目３０番地　大阪国際ビル
名称　（６０７）　　　ミノルタカメラ株式会社６、補
正の内容 （１）明細書の「特許請求の範囲」を別紙の通りに補正
する。 （２）　同第３頁下から３行目、 「がラス」を「ガラス」と補正する。 （３）同第４頁４行目、 「リア」を削除する。 （４）　同第６頁下から３行目、 「大きくなると」を「正になると」と補正する。 以上 出願人　　　ミノルタカメラ株式会社 別　　　　　　　　紙 訂正特許請求の範囲 １、　物体側より順次、第１レンズが像側に強い凹面を
向けた負レンズ、第２レンズが両凸の正レンズ、第３レ
ンズが負レンズ、第４レンズが物体側に強い凹面をむけ
た負レンズ、第５レンズが正レンズの５枚から構成され
、以下の条件式を満足することを特徴とする望遠用リア
コンバージョンレンズ系： ｏ＜ｒ…／ｆｗ＜６ １　＜ｆａ２３／　Ｌｓ＜　５ ０．０１０＜ｌＴａ／Ｖ　Ｗｌ＜０．０４００゜５６＜
ＩＲｚ−ｚ／ｆＷｌ＜１．ＯＮｌ＞１．８ ν４　〉４０ 但し、 ｆ　　：リアコンバージョンレンズ系全体の合成焦点距
離、 ｆｉ２ｚ　：第１〜第３レンズの合成焦点距離、ｆ４５
＝第４．第５レンズの合成焦点距離、Ｔ３　：第２．第
３レンズ間の空気間隔、Ｒｚ、：第２レンズの像面側の
曲率半径、Ｎ１　：第１レンズの屈折率、 シ、：第４レンズのアツベ数。 ２　第１レンズと第２レンズが貼り合わされていること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の望遠用リアコ
ンバージョンレンズ系。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、物体側より順次、第１レンズが像側に 強い凹面を向けた負レンズ、第２レンズが両凸の正レン
   ズ、第３レンズが負レンズ、第４レンズが物体側に強い
   凹面をむけた負レンズ、第５レンズが正レンズの５枚か
   ら構成され、以下の条件式を満足することを特徴とする
   望遠用リアコンバージョンレンズ系； ０＜ｆ＿１＿２＿３／ｆ＿Ｗ＜６ −１＜ｆ＿１＿２＿３／ｆ＿４＿５＜５ ０．０１０＜｜Ｔ＿３／ｆ＿ｗ｜＜０．０４００．５６
   ＜｜Ｒ＿２＿−＿２／ｆ＿Ｗ｜＜１．０Ｎ＿１＞１．８ ν＿ｔ＞４０ 但し、 ｆ：リアコンバージョンレンズ系全体の合成焦点距離、 ｆ＿１＿２＿３：第１〜第３レンズの合成焦点距離、ｆ
   ＿４＿５：第４、第５レンズの合成焦点距離、Ｔ＿３：
   第２、第３レンズ間の空気間隔、 Ｒ＿２＿−＿２：第２レンズの像面側の曲率半径、Ｎ＿
   １：第１レンズの屈折率、 ν＿４：第４レンズのアッベ数。 ２、第１レンズと第２レンズが貼り合わされていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の望遠用リアコ
   ンバージョンレンズ系。