JPS63190999A - 断熱性粉末および断熱性ガスを含んだ断熱パネル - Google Patents

断熱性粉末および断熱性ガスを含んだ断熱パネル

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JPS63190999A
JPS63190999A JP31546787A JP31546787A JPS63190999A JP S63190999 A JPS63190999 A JP S63190999A JP 31546787 A JP31546787 A JP 31546787A JP 31546787 A JP31546787 A JP 31546787A JP S63190999 A JPS63190999 A JP S63190999A
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JP
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envelope
insulating
airtight
heat insulating
gas
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JP31546787A
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ネジム・アブアフ
ロバート・ウィリアム・バリト
ケネス・ルイス・ダウンズ
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Original Assignee
General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、断熱性粉末および断熱性ガスを含んだ断熱パ
ネルに関するものである。
断熱材の設計および開発は多岐にわたる技術分野である
。これまで、主断熱材として各種の繊維状製品および粉
末製品を使用する数多くの系が開発されてきた。また、
これらの材料を使用する方法にも多種多様のものが開発
されてきた。その実例としては、排気した殻体や袋の使
用、断熱材の圧縮、並びに断熱材の様々な配列が挙げら
れる。
1985年2月8日に提出されかつ本発明の場合と同じ
譲受人に譲渡された「沈降シリカ断熱材」と称する同時
係属米国特許出願第699930号明細書中には、沈降
シリカを断熱材として使用することにより、優れた断熱
性を比較的安価に達成し得ることが記載されている。上
記の米国特許出願に従えば、沈降シリカは表面水を追出
すのに十分な温度下で乾燥され、圧縮され、次いで気密
性かつ水密性の包被の内部に配置される。その後、気密
性かつ水密性の包被が排気され、そして密封されるので
ある。
更にまた、1986年7月31日に提出されかつ本発明
の場合と同じ譲受人に譲渡された[沈降シリカとフライ
アッシュとから成る断熱材」と称する同時係属米国特許
出願第891157号明細書中には、上記のごとき沈降
シリカをフライアッシュおよびフライアッシュ様材料と
混合して使用し得ることが記載されている。このような
材料混合物は、単独の沈降シリカの場合と同様にして使
用される。すなわち、かかる材料混合物は圧縮されてか
ら気密性かつ水密性の包被の内部に配置される。その後
、気密性かつ水密性の包被が排気され、そして密封され
るのである。
上記の系の各々は十分に満足すべき断熱材を成すが、同
様な外観の構造を有しなからも極めて低い真空レベルへ
の排気およびそれの維持が不要であるような断熱材が得
られれば極めて望ましいはずである。本発明によれば、
前述の特許出願明細書中に記載された材料およびその他
の粉粒体材料を使用しなからも、追加の要素の使用によ
り極めて低い真空レベルの必要性なしに同様な断熱性を
与えるような系が開発されたのである。
先行技術の説明 従来の文献中には、断熱パネルに関連して空気よりも熱
伝導率の小さいフレオンやその他の気体のごとき断熱性
ガスが記載された例はある。しかしなから、このような
記載は一般に、断熱性ガスと断熱性粉粒体材料との合体
を回避するための方法に関するものであったり、あるい
はかかる断熱性ガスと他種の断熱材との併用に関するも
のであったりした。
たとえば、イシハラ(Ishihara)等の米国特許
第4492725号明細書中に記載の断熱材においては
、少なくとも一部が活性炭から成るような粉粒体材料が
プラスチックフィルムの内部に封入されている。かかる
プラスチックフィルムは発泡プラスチックフオームによ
って少なくとも部分的に包囲されているが、そのフオー
ムの発泡は一般にフレオンのごとき物質を用いて達成さ
れるのである。上記の活性炭の使用目的は、プラスチッ
クフィルムを通って流入したフレオンガスを吸収するこ
とにある。なぜなら、この米国特許に従えば、粉粒体材
料中へのフレオンガスの流入は内圧を上昇させると共に
、熱伝導率の増大を引起こすからである。
いずれも本発明の場合と同じ譲受人に譲渡されたシムス
(Sima+s)等の米国特許第3004877号およ
びハーダー・ジュニア(Harder、 Jr、)の同
第3027753号の明細書中には、本質的に気密性の
包被内に軟質の繊維状バットを封入して成る断熱パネル
の使用が記載されている。この場合、包被内には空気よ
り熱伝導率の小さい気体もまた封入されている。しかし
なから、かかる断熱系中における粉粒体材料の使用は全
く示唆されていない。
実際、フュームドシリカを別にすれば、空気よりも断熱
性の大きい気体と共に粉粒体材料を使用することを示唆
した文献を本発明者は知らないのである。フレオンのご
とき気体とフュームドシリカとの併用は、米国特許第4
159359号明細書中に記載されている。しかしなか
ら、この特許明細書中においては、フユームドシリカ以
外のシリカを断熱系中において使用し得る可能性が明確
に除外されているのである。
このように、本発明者が知る限りの先行技術に基づけば
、断熱性のシリカ粉粒体を気体不透過性の包被内に封入
した場合、かかる複合物を断熱材として十分に機能させ
るためには、包被を排気しかつ真空状態を維持しなけれ
ばならないことが予想されるのである。
発明の概要 本発明に従えば、空気よりも熱伝導率の小さい気体(と
りわけフレオンガス)を特定の断熱性粉粒体と共に使用
した場合、同等の真空レベル下において空気使用の場合
よりも小さい熱伝導率を有し、かつ断熱性粉粒体を封入
した包被の完全な排気を必要としない断熱パネルが得ら
れることが意外にも見出されたのである。
本発明において使用し得る断熱性粉粒体としては、前述
の米国特許出願第699930号明細書中に記載のごと
き沈降シリカ、1986年7月31日に提出された前述
の米国特許出願第891157号明細書中に記載のごと
き沈降シリカとフラ・fアッシュまたはフライアッシュ
様材料との混合物、パーライト、およびフュームドシリ
カとフライアッシュまたはフライアッシュ様材料との混
合物が挙げられる。これらの断熱性粉粒体の粒子間J)
空隙を満たすために使用される断熱性ガスは、空気より
も熱伝導率の小さい気体である。更に詳しく述べれば、
フレオンの1種、とりわけフレオン11またはフレオン
12が好適に使用される。
本発明に従えば、10mmHgの絶対圧から大気圧まで
の範囲内の内圧を持った断熱パネルを製造した場合でも
、約0.03〜0.22 8tu−4o/hr・ft2
.下という満足すべきにファクタが得られることが判明
した。
本発明の断熱パネルを製造する際には、使用すべき断熱
性粉粒体を加熱することによって表面水が追出される。
多くの場合、単に処理時における取板いを容易にするた
め、かかる加熱作業は微孔質の小袋中において行うこと
が最良であると判明している。
断熱性粉粒体の乾燥に続いて、それは包被の内部に配置
される。かかる包被は、気体の漏れおよび(または)透
過を防止するような構造を有している。好適な実施の態
様に従えば、かかる包被は排気され、断熱性ガスで満た
され、所望の圧力にまで排気され、そして密封される。
断熱性粉粒体が微孔質の小袋中において乾燥された場合
には、かかる微孔質の小袋を気密性の包被の内部に直接
に配置すればよい。包被の排気前または排気中において
、断熱性粉粒体は十分に薄い形態の下で優れた断熱性を
実現し得るような所望の密度に達するまで圧縮される。
FEllおよび排気の後においては、圧縮された断熱性
粉粒体を収容する気密性の包被は本質的に厚板状の形態
を有するから、断熱を施すべき構造物の内部にそれを容
易に装着することができる。すなわち、上記のごときパ
ネルは単体として使用することもできるし、あるいは断
熱が所望される場所の表面にたとえば接着剤によって固
定することもできる。所望ならば、断熱空間にポリウレ
タンフォームのごとき注入発泡断熱材を追加することに
より、断熱性粉粒体から成るパネルを包囲しかつ埋封す
ることもできる。実際に使用された方法の一例を述べれ
ば、フオームスペーサーブロックを用いて断熱空間の壁
面に上記のパネルを固定すると、注入発泡断熱材によっ
てパネルを完全に包封することができる。
本発明に従って断熱パネルを製造した後、包被内に封入
されたガスが漏れていないがどうかを確認するための試
験を行うことができる。特にフレオンを封入した断熱パ
ネルの場合には、かがる目的のためにハロゲン検出器が
使用される。
好適な実施の態様の説明 本発明に従って使用される断熱パネルの製造方法は、1
986年7月31日に提出された前述の米国特許出願第
891157号明細書中に記載されたものとほぼ同様で
ある。シリカとフライアッシュまたはフライアッシュ様
材料(以後は「フライアッシュ材料」と総称する)との
混合物のごとき材料混合物を使用する場合には、先ず最
初にそれらの材料が十分に混合される。こうして得られ
た混合物あるいはその他の粉粒体(たとえば単独のパー
ライトまたは沈降シリカ)が、本質的に気密性かつ水密
性の包被内に配置される。次いで、それに圧縮、排気お
よびガス充填を施すことによって厚板状の材料が形成さ
れる。この材料は一般に1/2〜1インチの厚さを有し
、かつ平坦なものである。上記の操作によって得られる
パネルの長さおよび幅は、もっばらそれを装着すべき装
置(たとえば冷凍機や冷蔵庫〉の寸法によってのみ制限
される。
本発明の断熱パネルの製造に際しては、先ず最初に粉粒
体が乾燥される。所望ならば、かかる粉粒体を微孔質の
小袋中に配置してもよい、このような小袋は、乾燥作業
に際して粉粒体の取板いを容易にするために使用される
ものに過ぎない。かかる微孔質の小袋を形成するために
使用し得る材料としては、セラニーズ(Celanes
e)社から「セルガード(Celgard)J  の名
称で販売されているポリプロピレンが挙げられる。更に
また、濾紙として使用されるような種類の紙も使用する
ことができる。一般的に述べれば、空気および水分の通
過を許すと共に微粉状の粉粒体を保持し得るものであれ
ば、任意の材料が使用可能である。
乾燥作業時には、微孔質の小袋を使用するか否かにかか
わらず1表面水を追出すために十分な温度を使用する必
要がある。一般的に述べれば、微孔質の小袋を使用する
場合、約100°Cの温度が使用される。なお、上限は
微孔質材料の炭化、融解または分解が起こらないような
温度にすべきである。
乾燥作業に続き、乾燥された粉粒体を圧縮することによ
ってケークが形成される。沈降シリカとフライアッシュ
材料との混合物を使用する場合、かかるケークの密度は
約10〜35ポンド/立方フィート好ましくは10〜2
5ポンド/立方フィートである。その他の粉粒体の密度
は、当業者にと−)て公知の通りである。
こうして乾燥されかつ圧縮された粉粒体は、気体の漏れ
を防止するように形成された気密性の包被の内部に配置
される。なお、粉粒体を微孔質の小袋に入れて乾燥した
場合には、微孔質の小袋を気密性の包被の内部に配置し
さえすればよい。一般に、かかる包被において気体の漏
れを防止するためには、1つ以上の重合体層、金属被覆
重合体層または金属箔から成る遮断フィルムを使用すれ
ばよい。本発明において有用であることが判明した包被
の一例としては、5つの表面が金属で被覆された4枚の
ポリエステル層から成る気体遮断フィルムおよび1枚の
ヒートシール可能な重合体内層を含む5層構造の重合体
製包被が挙げられる。
かかる包被の全厚は、端面を通しての熱伝導がほとんど
起こらない程度に小さくすべきである。
一般的に述べれば、全厚は約0.003〜0.020イ
ンチの範囲内にあるのがよい。薄手の材料を使用してら
粉粒体を保持しかつ以後の必要な処理を可能にするため
に十分な強度は得られるが、製造された断熱材を装着し
た装置の推定耐用年数は低減することがある。とは言え
、厚さ0.003インチの包被を用いた場合でも5年以
上の推定耐用゛年数を達成することは可能である。
本発明において使用される気密性の包被は、本発明に従
ってそれを排気しかつそれに高分子量の気体またはフレ
オンを充填することを可能にするアダプター弁またはそ
の他の開口を有している。
先ず最初に、包被が所望の圧力(たとえば水銀柱数ミク
ロン)にまで排気され、次いで高分子量の気体またはフ
レオンが所望の圧力にまで充填される。パネル中に低い
空気分圧を確保するためには、このような排気/充填サ
イクルを繰返して施せばよい、最後に、気密性の包被を
ヒートシールすることによって排気口が封鎖される。
一般的に述べれば、当業界において公知である任意の断
熱性粉粒体を本発明に従って使用することができる。か
かる粉粒体としては、沈降シリカ、沈降シリカとフライ
アッシュ材料との混合物、フュームドシリカとフライア
ッシュ材料との混合物、およびパーライトが好適である
。フライアッシュ材料を沈降シリカまたはフュームドシ
リカと混合する場合、フライアッシュ材料の使用量は粉
粒体全量の30〜70%好ましくは40〜60%である
。いずれの粉粒体に関しても、それの粒度は100ミク
ロン以下の中央値を有することが好ましい。1986年
7月31日に提出された前述の米国特許出願第8911
57号明細書中に規定されたようなフライアッシュ材料
においては、シリカ、酸化アルミニウムおよび酸化第二
鉄の合計量が少なくとも40%であり、かつ酸化マグネ
シウムの量が10%未満であることが好ましい。なお、
シリカ、酸化アルミニウムおよび酸化第二鉄の合計量が
80%より多く、かつ酸化マグネシウムの量が5%未満
であれば最も好ましい。
本発明において使用し得る断熱性ガスは、−a的に述べ
れば、空気よりも熱伝導率の小さい高分子量の気体であ
る。このような断熱性ガスとしては、クリプトン、キセ
ノンおよびフレオンが挙げられる。特に好適なのはフレ
オン12(CCI□F2)およびフレオン11(CFC
l2>である。
断熱パネル内の圧力は大気圧以下であればよいが、約1
0〜100 mmHgの範囲内にあることが好ましい。
本発明に基づく各種の断熱性粉粒体および本発明に基づ
く断熱性ガスを用いて実験を行った。その結果として得
られた断熱パネルの熱伝導率と、断熱性ガスの代りに空
気を用いて得られた同等の断熱パネルの熱伝導率とを比
較した。
第3図には、PPG社からrT−6904の名称で販売
されている沈降シリカとフレオン12とを組合わせて使
用した場合が示されている。この沈降シリカT−690
は、BET法によって測定された150m2/gの表面
積、1.3ミクロンの凝集粒度中央値、4 lbs/f
t3のタップ密度、7のpH値、および150のDBP
吸収度を有していた。かかる沈降シリカを11.51b
s/ft’の密度に圧縮し、次いで2回の排気/充填サ
イクルを施した。こうして得られたにファクターの比較
結果を第3図に示す、それによれば、フレオン12を充
填した断熱パネルは10 mmHgで約0.030およ
び1気圧で約0.115のにファクターを示したのに対
し、空気を充填した断熱パネルは10mmHgで約0.
040および1気圧で0.175のにファクターを示し
たことがわかる。
次に、第3図に関連して記載されたものと同じ沈降シリ
カ70%およびPFAIIと呼ばれるフライアッシュ材
料30%から成る混合物を用いて同様な比較を行った。
その結果を第4図に示す。
PFAIIの分析結果を下記第1表中に示す。
水  分                0.31灰
  分              91.47揮発分
          240 固定炭素         5.80 強熱減量         0.22 PI?Allの化学分析結果は下記第2表中に示す通り
であった。
SiO255,16 Ti○21゜86 Al2O233,27 Fe203          4.87CaO1,0
1 Mg0            O,84に20   
        2.0ONa20         
  0.54p2o、            0.1
9So3     ’       0.13上記のご
とき沈降シリカとフライアッシュ材料との混合物を14
.6 Ibs/ft3の密度に圧縮し、そして3つの気
密性包被の内部に配置した。第1の包被には2回の排気
/充填サイクルによってフレオン11を充填し、また第
2の包被には2回の排気/充填サイクルによってフレオ
ン12を充填した。
第4図に示されるごとく、フレオン12を充填した断熱
パネルは10mmHgで0.025および1気圧で0.
16のにファクターを示したのに対し、フレオン11を
充填した断熱パネルは10110l8で約0゜035の
にファクターを示した。比較のため、第3の包被にはフ
レオンの代りに空気を充填したが、こうして得られた断
熱パネルは10 ma+Hgで約o、。
45および1気圧で0.2のにファクターを示した。
次の第5図においては、第3図に関連して記載されたも
のと同じ沈降シリカ50%およびAPフライアッシュ5
0%から成る混合物が使用された。
APフライアッシュは効率の悪い石炭たきボイラーから
得られたフライアッシュであって、PFA■と呼ばれる
フライアッシュよりも遥かに粗い粒子を含んでいた。か
かる混合物を22 lbs#t3の密度に圧縮し、気密
性包被の内部に配置し、次いで2回の排気/充填サイク
ルによって包被内にフレオン12を充填した。こうして
得られた断熱バネルハ10 ll1m11gテ約0.0
4および1気圧で0.175のにファクターを示したの
に対し、空気を用いて得られた同等の断熱パネルは10
 mmHgで0.045および1気圧で約0.26のに
ファクターな示した。
次に、米国特許第4159359号明m書中に記載のご
ときフユームドシリカ5o%およびAPフライアッシュ
50%から成る混合物を用いて行った同様な実験の結果
を第6図に示す。上記の混合物を16.8 Ibs/f
t3の密度に圧縮した後、2回の排気/充填サイクルに
よってフレオン12を充填した。第6図に示されるごと
く、フレオン12を充填して得られた断熱パネルは10
+n+aHgで約0゜03および1気圧で約0.13の
にファクターを示したのに対し、空気を用いて得られた
同等の断熱ベネルハ101mIIIHgテ約0.045
および1気圧で約O12のにファクターを示した。
第7図の場合においては、パーライトを約16゜9 l
bs/ft’の密度に圧縮した後、2回の排気/充填サ
イクルによって気密性の包被内にフレオン12を充填し
た。第7図に示されるごとく、フレオン12を充填して
得られた断熱パネルは10mm1gで約0.09および
1気圧で約0.215のにファクターを示したのに対し
、空気を用いて得られた同等の断熱パネルはlQmml
lgで0.11および1気圧で0.35以上のにファク
ターを示した。
なお、熱伝導率が小さくかつ分子量が大きい他種の気体
(たとえばクリプトンやキセノン)をフレオンの代りに
使用した場合、および他種の沈降シリカを使用した場合
にも、上記のものと同様な結果が得られる。
本発明に従って製造された断熱材は、断熱が要求される
様々な環境中において使用することができる。すなわち
、それはガラス繊維よりも優れた断熱性を有するため、
ガラス繊維断熱材の代用品として使用するのに適してい
る。更にまた、特に断熱材が比較的高い温度に&露され
るような環境中において、それをポリウレタンフォーム
の代りに使用することもできる0本発明の断熱材を含ん
だパネルは、断熱すべき空間を包囲する壁体の一部を成
すように配置して使用することができる6かかるパネル
はまた、断熱すべき空間の一方または両方の壁面に固定
することもできるし、あるいは断熱すべき空間を形成す
る二重の壁体の間に挟んで配置することもできる。特に
冷蔵庫や冷凍機の場合、断熱すべき空間は一般に外箱お
よび内部ライナーと呼ばれる二重の壁体によって包囲さ
れている。ここで、本発明の断熱パネルの使用方法の一
例を第1および2図に関連して説明する。
これらの図中に示されている通り、上記のごとくに断熱
性粉粒体の圧縮物と空気よりも熱伝導率の小さい気体と
を各種の包被内に収容して成る断熱パネル1がフオーム
ブロック3を用いて外箱2の内面に固定される。フオー
ムブロック3を外箱の内面および断熱パネルの両方に接
着するため、フオームブロック3には接着剤4が塗布さ
れている。なお、2として示された壁体は外箱または内
部ライナーのいずれであってもよいことは言うまでもな
い。十分な数の断熱パネル1を壁体2に固定した後、2
つの壁体間の空間10がポリウレタンフォームのごとき
注入発泡プラスチック11で溝たされる。このようにす
れば、断熱パネル1およびフオームブロック3が注入発
泡プラスチックによって包囲される結果、壁体2および
2”の間の空間には完全な断熱が施されることになる。
なお、所望に応じ断熱パネル1を壁体2または2°のい
ずれに固定しても装置の総合断熱性は影響を受けないこ
とが理解されよう。注入発泡によって第2図中の空間1
0を満たす材料としては、当業界において常用されてい
る発泡断熱材中の任意のものが使用できる。
本発明に従って製造された断熱パネルを使用する際には
、その中に充填された断熱性ガスが気密性の包被または
シール部における何らかの欠陥のために漏れ出ていない
ことを確認することが重要である。特にフレオンガスを
使用した場合には、それはハロゲン検出器を用いて行う
ことができる。
一般に、製造された断熱パネルは加工操作の終了から約
3日後に試験される。その場合には、フエレット・ハロ
ゲン・デテクター(Ferret IlalogenD
etector)のごときハロゲン検出器の使用により
、ヒートシール部およびパネル表面の両方が検査される
。なお、かかる検出器は24 psigで9 X 10
 =B/秒の値に対して較正される。この場合、フルオ
ロカーボンが検出されてはならないのである。
以上、本発明に従って断熱性粉粒体を熱伝導率の小さい
断熱性ガスと共に気密性の包被内に封入することによっ
て得られる断熱パネルは、冷却装置用の断熱材として使
用し得ることを説明した。
この場合、断熱性ガスの圧力を広範囲にわたって変化さ
せても、冷却装置用として満足すべきにファクターを得
ることができる。更にまた、本発明の断熱パネルにおい
ては絶対真空に近い真空レベルは要求されないから、断
熱パネルの寿命の延長が得られる。なお、本発明は上記
のごとき特定の実施例のみに限定されるものと解すべき
ではないのであって、本発明の範囲はもっばら前記特許
請求の範囲によって規定されるものとする。
【図面の簡単な説明】
第1図は断熱を施すべき構造物内に本発明の断熱パネル
を設置するための一方法を示す断面図、第2図は本発明
の断熱パネルを別種の断熱材中に包埋したところを示す
、第1図と同様な断面図、第3図は沈降シリカを用いて
製造された断熱パネル中に空気およびフレオンを充填し
た場合に得られるにファクターを比較して示すグラフ、
第4図は沈降シリカとフライアッシュとの70 : 3
0混合物を用いて製造された断熱パネル中に空気および
フレオンを充填した場合に得られるにファクターを比較
して示すグラフ、第5図は沈降シリカとフライアッシュ
との50 : 50混合物を用いて製造された断熱パネ
ル中に空気およびフレオンを充填した場合に得られるに
ファクターを比較して示すグラフ、第6図はフュームド
シリカとフライアッシュとの50 : 50混合物を用
いて製造された断熱パネル中に空気およびフレオンを充
填した場合に得られるにファクターを比較して示すグラ
フ、そして第7図はパーライトを用いて製造された断熱
パネル中に空気およびフレオンを充填した場合に得られ
るにファクターを比較して示すグラフである。 図中、1は断熱パネル、2および2゛は壁体、3はフオ
ームブロック、4は接着剤、10は断熱空間、そして1
1は注入発泡プラスチ・ンクを表わす。 特許出願人ゼオラル・エレクトリック禎ンパニイ代理人
  (,7630) 生 沼 徳 二1a      
 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)圧縮された断熱性粉粒体、(b)前記断熱性
    粉粒体を包囲する気密性かつ水密性の包被、および(c
    )前記気密性かつ水密性の包被内に封入されると共に、
    前記断熱性粉粒体中に浸透した断熱性ガスの諸要素から
    成ることを特徴とする、断熱材として有用なパネル状材
    料。 2、前記断熱性粉粒体が沈降シリカ、沈降シリカとフラ
    イアッシュ材料との混合物、フュームドシリカとフライ
    アッシュ材料との混合物、およびパーライトから成る群
    より選ばれる特許請求の範囲第1項記載の材料。 3、前記断熱性ガスが空気よりも熱伝導率の小さい気体
    である特許請求の範囲第1項記載の材料。 4、前記断熱性ガスがクリプトン、キセノンおよびフレ
    オンから成る群より選ばれる特許請求の範囲第3項記載
    の材料。 5、前記気密性かつ水密性の包被内の圧力が大気圧以下
    である特許請求の範囲第1項記載の材料。 6、前記圧力が10〜100mmHgである特許請求の
    範囲第5項記載の材料。 7、(a)断熱性粉粒体を用意し、(b)表面水を追出
    すのに十分な温度下で前記断熱性粉粒体を乾燥し、(c
    )前記断熱性粉粒体を10〜35ポンド/立方フィート
    の密度にまで圧縮し、(d)圧縮後の前記断熱性粉粒体
    を包被の内部に配置し、(e)前記包被を排気し、(f
    )前記包被内の前記断熱性粉粒体中に断熱性ガスを浸透
    させ、次いで(g)前記包被を密封する諸工程から成る
    ことを特徴とする断熱パネルの製造方法。 8、前記包被を密封するのに先立ち、前記包被を排気し
    、そして前記包被内の前記断熱性粉粒体中に断熱性ガス
    を浸透させる両工程が少なくとももう1回実施される特
    許請求の範囲第7項記載の方法。 9、前記断熱性粉粒体が沈降シリカ、沈降シリカとフラ
    イアッシュ材料との混合物、フュームドシリカとフライ
    アッシュ材料との混合物、およびパーライトから成る群
    より選ばれる特許請求の範囲第7項記載の方法。 10、前記断熱性ガスが空気よりも熱伝導率の小さい気
    体である特許請求の範囲第7項記載の方法。 11、前記断熱性ガスがクリプトン、キセノンおよびフ
    レオンから成る群より選ばれる特許請求の範囲第10項
    記載の方法。 12、前記気密性かつ水密性の包被内の圧力が大気圧以
    下である特許請求の範囲第7項記載の方法。 13、前記圧力が10〜100mmHgである特許請求
    の範囲第12項記載の方法。 14、ハロゲン検出器を用いて特許請求の範囲第1項記
    載のパネル状材料の保全性を試験する方法。 15、断熱を施すべき構造物の内壁と外壁との間に断熱
    層を形成するための方法において、(a)断熱性粉粒体
    を用意し、(b)表面水を追出すのに十分な温度下で前
    記断熱性粉粒体を乾燥し、(c)前記断熱性粉粒体を1
    0〜35ポンド/立方フィートの密度にまで圧縮し、(
    d)圧縮後の前記断熱性粉粒体を気密性かつ水密性の包
    被の内部に配置し、(e)前記気密性かつ水密性の包被
    を排気し、(f)前記気密性かつ水密性の包被内の前記
    断熱性粉粒体中に断熱性ガスを浸透させ、(g)前記気
    密性かつ水密性の包被を密封し、(h)密封後の前記気
    密性かつ水密性の包被を前記構造物の断熱空間内の一方
    の壁面に固定し、次いで(i)前記断熱空間の残部を発
    泡断熱材で満たす諸工程から成ることを特徴とする方法
    。 16、前記包被が接着剤によって前記壁面に固定される
    特許請求の範囲第15項記載の方法。 17、前記包被が接着剤によってフォームブロックに固
    定され、そして前記フォームブロックが前記断熱空間内
    の一方の壁面に固定される特許請求の範囲第15項記載
    の方法。 18、前記気密性かつ水密性の包被を排気し、そして前
    記気密性かつ水密性の包被内の前記断熱性粉粒体中に断
    熱性ガスを浸透させる両工程が少なくとももう1回実施
    される特許請求の範囲第15項記載の方法。
JP31546787A 1986-12-19 1987-12-15 断熱性粉末および断熱性ガスを含んだ断熱パネル Pending JPS63190999A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340458A (en) * 1976-08-05 1978-04-13 Air Liquide Production of heat insulation material with low heat conductivity comprising compressed particular material
JPS5830596A (ja) * 1981-08-19 1983-02-23 三菱重工業株式会社 防熱材エレメント

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