JPS6319025Y2 - - Google Patents

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JPS6319025Y2
JPS6319025Y2 JP1983002588U JP258883U JPS6319025Y2 JP S6319025 Y2 JPS6319025 Y2 JP S6319025Y2 JP 1983002588 U JP1983002588 U JP 1983002588U JP 258883 U JP258883 U JP 258883U JP S6319025 Y2 JPS6319025 Y2 JP S6319025Y2
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drain
razor
opening
head
water
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JP1983002588U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水洗い式電気かみそりの改良に関す
る。
従来、水洗い式電気かみそりとして、網目状外
刃を装着させた状態のまま水道水を外刃の毛導入
孔から注ぎ入れて内刃を駆動しながら、内刃に付
着した毛くずや毛受け面上に溜まつている毛くず
を水と共にかみそり頭部に開口せる排水口から洗
い流すようにしたものである。このものでは、水
洗いに際し、水道水が外刃や排水口からかみそり
把持部に伝い流れて把持部を甚だしく濡らす。こ
のため、把持部から手を滑らす原因になり、また
水と共に流し出される毛くずが把持部に付着して
使用者に不快感を与え、さらにその付着毛くずの
拭き取りが容易でない等の不都合があつた。
この考案は、かかる事実に着目して、かみそり
頭部をかみそり把持部に対し傾斜させたうえで排
水口と排水蓋の開閉操作ノブとの相対配置関係に
工夫を凝らすことにより、水洗いに際し網目状外
刃に水道水を注入し易くするとともに、かみそり
把持部のずぶ濡れや汚れを可及的に少なくしよう
とするものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第1図はこの考案に係る水洗い式電気かみそり
を例示しており、これはかみそり把持部1とかみ
そり把持部1の上部に具有するかみそり頭部2と
からなり、かみそり頭部2はかみそり把持部1に
対し或る角度α(18度程度)だけ前方へ傾斜した
形態にしてある。
第2図ないし第4図において、かみそり把持部
1は、電池3を出し入れ可能に収容する筒箱形状
に形成したプラスチツク成形品であり、かみそり
頭部2はこれ全体の外観形状が概ね球形状を呈し
てかみそり把持部1の上端に前傾状態に連設され
た下半頭部2aと、下半頭部2aに装着される上
半頭部2bとからなる。下半頭部2aの後面のか
みそり把持部1と連接する箇所Tは面取り加工し
て該当箇所Tにかみそり把持部1を握る手の人差
指を掛け易くしてある(第10図参照)。
下半頭部2aはこの内部に駆動ユニツト4を内
蔵する。その駆動ユニツト4は、下半頭部2aに
タツピングネジ50で締め付け固定される上蓋5
と、上蓋5に装着されるモータ6および排水蓋開
閉操作ノブ7をもつ操作リング8とを有する。上
蓋5はこれ全体がプラスチツクで成形され、上蓋
5の下面側にモータ6を収容する筒形のモータケ
ース9を下向きに一体に突設し、上蓋5の中央に
モータ6の出力軸すなわち駆動軸10が上向きに
前傾状態に突出する開口部11を開口し、その駆
動軸10と開口部11の内周との間に防水シール
パツキン12を介在させてモータケース9への水
侵入を防ぐ。モータ6はこの下端面に有する陽極
接点13をかみそり把持部1内の陽極板14に常
に接当させ、その陽極板14は電池3の陽極と接
触させる。
第3図,第6図および第9図において、排水蓋
開閉操作リング8はモータケース9にその円周方
向に一定ストロークだけ回転スライド自在に外嵌
される。この排水蓋開閉操作リング8の外周一部
に操作ノブ7を一体に形成して該ノブ7を下半頭
部2aの後面側に切欠部15から外方へ臨ませ、
また同リング8の上面側に一体に突設した排水蓋
開閉ピン16を上蓋5に開口されたピン溝17か
ら上方へ突出させる。
図示例の排水蓋開閉操作リング8はモータ6の
駆動スイツチを開閉する操作リングを兼ねる構造
としてあり、その内周一部に弾性変形自在な回動
節度アーム18を有し、該アーム18の先端の内
向き突部18aをモータケース9の周面にその円
周方向に所定ピツチで刻設された第1係合溝1
9,第2係合溝20および第3係合溝21にそれ
ぞれ係脱自在とし、常態時には第1係合溝19で
スイツチオフ位置に、初段階では第2係合溝20
でスイツチオン位置に、二段階では第3係合溝2
1で排水蓋開き位置に切り換え回動自在とする。
すなわち、操作リング8の下面側にスイツチピン
押圧部22aと押圧解除部22bとを有するスイ
ツチピン操作カム片22を一体に形成し、該操作
カム片22と対向するモータケース9の周面の所
定位置に開閉スイツチピン23を径方向に出没移
動自在に装備し、モータケース9の内面とモータ
6間には板ばねによるモータ陰極スイツチ端子2
4がこの可動接点24aをかみそり把持部1内に
装備する陰極リード端子25に対し接離するよう
に介在される。
いま、排水蓋開閉操作リング8が回動節度アー
ム18の内向き突部18aを第1係合溝19に係
合したスイツチオフ位置にある常態では、スイツ
チピン操作カム片22は、そのスイツチピン押圧
解除部22bを開閉スイツチピン23の外端23
aに位置して開閉スイツチピン23を非押圧状態
とするため、スイツチ端子24の可動接点24a
はリード端子25から離される。排水蓋開閉操作
リング8がモータケース9まわりに操作ノブ7で
スライド操作されて、回動節度アーム18の内向
き突部18aが第2係合溝20および第3係合溝
21に係合したスイツチオン位置および通水蓋開
き位置にある時には、スイツチピン操作カム片2
2がスイツチピン押圧部22aで開閉スイツチピ
ン23をモータケース9の内方向に押込み移動す
るため、スイツチ端子24は該ピン23の押力を
受けて可動接点24aをリード端子25に接触
し、スイツチオン状態にする。
第2図ないし第4図,および第9図において、
上半頭部2bは円形の毛受皿26と、毛受皿26
上に内刃ホルダ27を介して装着される回転式内
刃28,および毛受皿26上に外刃ホルダ29を
介して装着されるドーム型の網目状外刃30とか
らなる。毛受皿26はこの内底面の中央にボス3
1を有して前記内刃ホルダ27をそのボス31に
可回転に挿入し、毛受皿26の断面逆V形状に周
壁32の内周面にねじ33を刻設し、このねじ3
2に外刃ホルダ29を着脱可能にねじ込む。ま
た、この毛受皿26はその周壁32の一部に排水
口34を形成する。
第7図および第8図に示すように、毛受皿26
の外底面側には円形の底板35がビス36で一体
的に接合される。その底板35はこの直径方向に
略矩形の位置合せ孔37を開口するとともに、該
位置合せ孔37内の互いに向き合つた隅角部に楔
形の被係合片38・38を有する。
毛受皿26において周壁32の排水口34の箇
所と底板35間には、排水口34と合致する開口
部39と盲壁部40とを有する断面L形の排水蓋
41が周方向に一定ストロークだけスライド自在
に介装される。その排水蓋41は盲壁部40で排
水口34を閉塞すべくバネ42で常に閉じ勝手に
付勢される。排水蓋41の下方に対向する底板3
5の一部に排水蓋操作口43が開口する。
而して、この上半頭部2bは下半頭部2aの上
蓋5上に装着される。この装着にさいしては、毛
受皿26の底板35の位置合せ孔37を上蓋5の
上面に直径方向に突設した略矩形状の位置合せ突
部44に嵌合し位置合わせして排水口34がかみ
そり頭部2の後面側に位置するようにする。ま
た、上蓋5の中央に突出する駆動軸10はボス3
1に挿入され、その駆動軸10上に嵌合固定した
駆動子45を介して内刃ホルダ27が駆動軸10
に結合され、上蓋5より突出する排水蓋開閉ピン
16は排水蓋操水口43に嵌入する。しかる後上
蓋5より突出する係合片46・46を毛受皿26
の下面側の被係合片38・38を係合させて上半
頭部2bと下半頭部2aとをバヨネツト結合す
る。
そのバヨネツト結合は操作ノブ47のスライド
操作により行なえるようにしてある。すなわち、
上蓋5より突出する係合片46は、前記モータケ
ース9に排水蓋開閉操作リング8の上側に回転可
能に配された上半頭部着脱操作リング48に一体
形成され、該リング48には操作ノブ47が一体
形成されていてこれを下半頭部2aの切欠部49
から外部に臨ませてある。操作ノブ47をもつて
上半頭部着脱操作リング48を周方向に一定スト
ロークだけスライドさせると、そのリング48と
一体の係合片46・46が同行回転して係合片4
6・46のテーパ溝46a・46aに上半頭部2
bの底板35の被係合片38・38を係入し、上
半頭部2bと上蓋5とがバヨネツト結合される。
上半頭部2bを取外すには、操作ノブ47を操作
リング48と共に前記と反対方向にスライドさせ
ると、該リング48と一体の係合片46・46が
同一方向に移動して、該係合片46・46のテー
パ溝46a・46aから被係合片38・38が抜
き出される。これで上半頭部2bが下半頭部2a
の上蓋5から取外され、排水蓋開閉ピン16が上
半頭部2bの底の排水蓋操作口43から抜き出さ
れる。
上半頭部2bの装着状態において、第6図に示
すように、まず、操作ノブ7を排水蓋開閉操作リ
ング8と共にスライド方向Aに一段階スライドさ
せると、スイツチピン操作カム片22が開閉スイ
ツチピン23を押圧するためスイツチ端子24の
可動接点24aがリード端子25に接触してモー
タ6が駆動し、内刃28が回転して使用に供され
る。このさい、かみそり頭部2がかみそり把持部
1に対し前方へ傾斜しているので、外刃30を肌
に対し適切な角度で当てがい易い。
水洗いに際しては、操作ノブ7を排水蓋開閉操
作リング8と共にもう一段階スライド方向Aにス
ライドさせれば、該リング8と一体の排水蓋開閉
ピン16が、閉じ状態にある排水蓋41の一端に
接当してこれをバネ42に抗して押動し、第7図
に示す如く排水蓋41の開口部39と排水口34
とが合致して排水口34の開き状態が得られる。
かかる排水口34の開き状態並びに内刃28の駆
動状態の下で、第10図に示すように、かみそり
把持部1を手で握つて略水平姿勢にするととも
に、かみそり頭部2の操作ノブ7が上向きに、ま
た排水口34が下向きになるようにかみそり頭部
2を水道蛇口Hの下に存置させる。水道水を外刃
30の多数の毛導入孔から注ぎ入れると、内刃2
8に付着した毛くずや毛受皿26に溜つている毛
くずが水と共に排水口34から流れ出る。洗水に
さいし毛受皿26に水を一時的に溜める場合や洗
水後において排水蓋41を閉じるには、かみそり
把持部1を握つている手の親指で、操作ノブ7を
排水蓋開閉操作リング8と共に前記と反対のスラ
イド方向にスライドさせて元のスイツチオフ位置
にまで戻せば、モータ6が停止するとともに、排
水蓋開閉ピン16の後退に伴い排水蓋41がバネ
42の力により原位置に復帰しその盲壁部40で
排水口34が閉塞される。
かみそり頭部は回転式内刃28を内蔵するもの
以外に、振動式内刃を内蔵するものである場合も
ある。この場合その振動式内刃は駆動軸10から
駆動子45の偏心部45aを介して動力伝達され
ることになる。
排水口34は毛受皿26に設けるに代え、その
外刃ホルダ29に設けてもよい。
排水蓋41はスライド式以外に回転式にするこ
ともできる。
排水蓋開閉用の操作ノブ7はスイツチ操作ノブ
とは別体に構成してもよい。
以上説明したように、この考案の水洗い式電気
かみそりは、かみそり頭部2をかみそり把持部1
に対し或る角度だけ前方へ傾斜させてあるので、
外刃30を肌に当てがい易くて使い勝手が良いば
かりか、かみそり把持部1を略水平にして水洗い
するとき外刃30が水道水を受け入れ易いように
かみそり頭部2を水道蛇口Hの下方において上向
き傾斜姿勢にすることができて水洗いが容易に行
なえる。特に、この考案ではかかる前傾状態のか
みそり頭部2において排水口34がその後面側
に、排水口34を開閉する操作ノブ7がその前面
側にそれぞれ配置されているので、水洗いに際し
て、前述したように外刃30を上向き傾斜姿勢と
するとともに排水口34を下向きにすることがで
きるため、その排水口34から流れ出る毛くずや
水は真下に落下してかみそり把持部1へ伝い流れ
るのを防止でき、かみそり把持部1のずぶ濡れに
よる手の滑りがなくて安全に握り保持できかみそ
り把持部1の毛くず付着汚損が少なく水洗後はか
みそり把持部1を軽く拭く程度で済む利点があ
る。一方操作ノブ7はそれと反対に上向きとなる
ため、洗水中、かみそり把持部1を握つている手
の親指で操作ノブ7を手動操作できて排水口34
の開閉が容易に行えるとともに、操作ノブ7の装
着部からの水侵入をも可及的に防止できる利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る水洗い式電気かみそりの
一実施例を示すものであり、第1図は水洗い式電
気かみそりの側面図、第2図は分解斜面図、第3
図は縦断側面図、第4図は縦断正面図、第5図は
第4図における−線断面図、第6図は第4図
における−線断面図、第7図は第3図におけ
る−線断面図、第8図は第7図に相応して示
す排水蓋の閉じ状態の断面図、第9図は毛受け
皿、底板および駆動ユニツトの分解斜面図、第1
0図は水洗い式電気かみそりの洗水状態を示す側
面図である。 1……かみそり把持部、2……かみそり頭部、
7……操作ノブ、28……内刃、30……外刃、
34……排水口、41……排水蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内外刃28,30を具有するかみそり頭部2が
    かみそり把持部1に対して或る角度αだけ前方に
    傾斜しており、 かみそり頭部2の後面側に排水口34およびこ
    れを開閉する排水蓋41が、また前面側に前記排
    水蓋41を開閉操作する操作ノブ7がそれぞれ設
    けられており、 前記角度αは、かみそり把持部1を略水平にか
    つその前面側を上向き姿勢にしたとき前記外刃3
    0が上向き傾斜姿勢となるような角度に設定され
    てなることを特徴とする水洗い式電気かみそり。
JP258883U 1983-01-11 1983-01-11 水洗い式電気かみそり Granted JPS59108573U (ja)

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JP258883U JPS59108573U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 水洗い式電気かみそり

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JP258883U JPS59108573U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 水洗い式電気かみそり

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JPS59108573U JPS59108573U (ja) 1984-07-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5002605B2 (ja) * 2009-01-15 2012-08-15 パナソニック株式会社 電気かみそり

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148392A (ja) * 1984-08-15 1986-03-10 松下電工株式会社 電気カミソリの外刃

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JPS6148392A (ja) * 1984-08-15 1986-03-10 松下電工株式会社 電気カミソリの外刃

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