JPS63187600A - X線像の輝度を制御する装置 - Google Patents

X線像の輝度を制御する装置

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JPS63187600A
JPS63187600A JP62161414A JP16141487A JPS63187600A JP S63187600 A JPS63187600 A JP S63187600A JP 62161414 A JP62161414 A JP 62161414A JP 16141487 A JP16141487 A JP 16141487A JP S63187600 A JPS63187600 A JP S63187600A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は蛍光透視法の間並びに映画記録の間、X線像
の輝度を制御する装置に関する。
自動輝度制御(ABC)装置は、診断用X線制御装置の
内、蛍光透視法の間のX線イメージ・インテンシファイ
ヤからの出力像の光を一定に保って、身体の相異なる厚
さ並びに密度を走査することによる減衰の変動並びに装
置の形状の変動を補償する部分である。出力像をビデオ
・カメラで観て、テレビジョン・モニタに表示する。普
通、X線装置は、映画用カメラ及びスポット写真カメラ
を用いて、並びに種々の磁気記録媒体に画像を記録する
装備を持っている。
蛍光透視モードでは、X線露出が普通は連続的で持続時
間が長く、この為、X線管の電流、従ってX線の光子出
力及び線量の割合が比較的低い。
政府の規制により、蛍光透視法の際、線量の割合は、X
線ビームが患者に入る平面で10レントゲン/分(IO
R/分)を越えないことが要求されている。
自動輝度制御装置は2つの制御ループを持っているのが
普通である。1つのループは輝度変動に応答して、イメ
ージ・インテンシファイヤの出力発光体の輝度を一定に
保つべく、X線管の陽極陰極間ミリアンペア数(mA)
及びX線管の陽極に印加されるキロボルト数を自動的に
調節する。他方のループは、輝度に応答して、ビデオ・
カメラの利得を調節する。2つの制御ループの装置が独
立に動作することに伴なう1つの聞届は、X線ビームが
身体を走査する時に、その減衰が変化する時、又は血流
中の何等かのX線に不透明な材料が視野の中に流れ込む
時、またはX線管の焦点スポットと画像の距離(SID
)が変化する時、両方の制御装置が輝度を補正しようと
することである。
この結果、一方又は他方のループがオーバシュートする
ことは不可避であり、この為、一方が他方の制御レベル
まで戻る様に振動しなければならなくなる。この為、従
来のABC装置では、X線ビームの減衰が変化する時並
びに作像装置の形状が変化する時、表示される画像には
かなりのブルーミング、暗化、開化及びちらつきがある
ことがある。
出力像の輝度を一定に保つと云う問題は、X線管の選ば
れた露出因子の相互作用の為に複雑になる。X線管の陽
極陰極間mAは、X線管の陽極に一定のキロボルト数(
kV)が印加されている間、主に陰極又はフィラメント
の温度に関係する。約60kVと云う様な低いキロボル
ト数では、陰極からの電子放出が主に陰極の周りの空間
電荷によって制限される。患者の一層密な又は一層厚手
の区域に通す為に、必要な印加kVを増加すると、空間
電荷効果が減少し、kVとX線管からのX線強度又はX
線光子出力の間に非直線関係がある。画像の輝度はX線
管のmAに正比例するが、印加kVには正比例しない。
輝度は、X線管の焦点スポットと像平面の間の距離の自
乗に伴なっても変化する。
60kV乃至120kVの計容し得る印加kVの範囲内
では、輝度がmAに正比例するから、蛍光透視法の際、
インテンシファイヤの出力象の輝度を一定に保つには、
X線管のmAが調整する為の好ましいパラメータである
。xl管の光子出力がmAに正比例する。画像のコント
ラストがX線管のmAの増加に伴なって増加並びにそれ
に伴なう出力光子強度に伴なって高くなり、この為適当
に高いコントラストの画像から最大限の情報が得られる
。しかし、患者の入口での12111の割合を常に1O
R/分又はそれ以下に抑えなければならないことにより
、mAのレベルには限界がある。身体の減衰の高い厚手
の領域の蛍光透視の場合、kVを増加し、mAを減少し
て、10R/分を守らなければならない。都合の悪いこ
とに、k V並びにX線光子の透過能力が高くなるにつ
れて、画像のコントラストが低下する。この為、組織の
密度の小さな違いは前より知覚され難くなる。
一般的に、従来のやり方は、輝度を更に強くする必要が
あるかどうかを険出し、必要な輝度の増加を達成しよう
として、自動的にmAを利用し得る限界まで増加する為
にサーボ・ループを使うことであった。ある設計の装置
では、電流制御によって所望の輝度レベルを達成するこ
とが出来ない場合、手動又は自動的にk Vを増加する
。X線管ノミ流、kV、SID及び10R/分の拘束の
範囲内で、適正な輝度を達成することが出来ない場合、
ビデオ・カメラの利得を増加する。ビデオ・カメラの利
得を増加することは、画像情報と同じたけ、雑音が増幅
され、情報に得することはないから、輝度を高める方法
としては最も望ましくないことである。情報に何の得も
ないのは、既に患者の身体に対するX線光子入力の限界
によって制限されているからである。mA、kV及びビ
デオ利得を調節する従来の輝度制御装置は、本質的に階
段関数であり、この結果1つの関数から別の関数への滑
かな口につかない切換えが出来ず、その為、蛍光透視法
の間、X線の減衰及び装置の形状が変化する時、目につ
く様なちらつき及び輝度の増減を招く。
発明の要約 この発明の目的は、蛍光透視法及び映画記録手順の間、
X線像の輝度を一定に制御し且つ保つ新規な装置及び方
法を提供することである。
別の目的は、患者の入口X線mの割合をIOR/分以下
に保ちながら、輝度に対する1次的な効果が最も望まし
くはmA副制御よって行なわれ、2次効果がkV制御に
よって行なわれ、3次効果が一番望ましくないビデオ利
得制御によって行なわれる様に、X線管のmA%kV及
びビデオ利得をこの順序で優先順位に従って、但しある
意味では互いに平行して調節することである。
別の目的は、蛍光透視の走査が身体の一層密な領域から
一層疎の領域に突然に変化しても、或いはその逆であっ
ても、並びにSIDに突然の変化があっち、輝度の目に
つく様なあらゆる変化を除くことである。
別の目的は、2通りの方法でmA副制御出来る様にした
、即ち、専ら蛍光透視用に用いる装置でフィラメントを
加熱する電流のレベルを主に調節することによって、X
線管のmAレベルが得られる様にすると共に、格子制御
のX線管を使い、蛍光透視法及び映画記録を行なう、各
々のビデオの垂直帰線消去パルス装置によって消される
各フレームの間、X線パルスの持続時間を制御すること
によって、X線管のmAレベルが得られる様にする輝度
制御装置を提供することである。
この発明では、3つのサーボ・ループの効果により、ソ
フトウェア又はハードウェアを用いて輝度制御が行なわ
れる。放射制御ループ(RADCONTROL  1o
op)と呼ぶ1つの1次放射制御ループは、X線管に流
れる電流(mA)を調節する優先順位を持つ。このルー
プは、現在の画像の輝度に対応する電圧信号に対するH
H,q電圧信号の比を求めることに基づいている。こ\
で説明する実施例では、輝度比(BRT  RATIO
)が1より大きいと、画像の輝度が低すぎ、1より小さ
いと、輝度が高すぎ、1に等しければ、輝度が正しい。
この比信号を処理し、それを使ってX線管のmAを制御
する。要求されていると思われる所要のmAの変化を行
なうことが、利用し得るX線管のmAの限界を越えるこ
とがある。ある輝度誤差は、X線管に印加するkVを変
えることによって解決しなければならないことがある。
kV小ループ呼ぶ第2のループでは、所望のX線管のm
Aレベル又はmAパルス幅に対応する信号と、その1つ
前の輝度標本化期間中の前述の1次ループによって指示
されたmA又は放射制御の値との比を求める。この比は
所望のmAと、mAだけを調節することによって指示さ
れたmAとの間の誤差を表わす。この結果得られた放射
制御比(RCR)に輝度比を乗じて、kV制御比(t(
VGONTROL  RATIO)を発生する。この比
は、mAの調節によって放射制御(RADCONTRO
L)が補正することが要求されている輝度誤差が大きい
か小さい場合、kVの調節によって補正すべき輝度の割
合が、それに対応して大きいか小さいかを反映する。
第3のループは、利用し得るmAfl囲及び利用し得る
k V範囲の内のどれだけを使ってしまったかによって
左右されるある程度まで、ビデオ・カメラの利得を変え
る様に作用する。言換えれば、放射制御指令及びkV指
令の大きさが、kV及びmAがそれまでその限界に達す
る方向に向かっている時、ビデオ・カメラの利得の調節
が必要かどうか並びにどれだけ必要かの予測をする。ビ
デオ利得制御ループでは、最大放射制御限界に対し、前
の標本化期間(t−1)に対する最近の指令の時の放射
制御の値の比を求める。最大輝度係数限界に対し、(t
−1)に於けるkV制御指令信号によって起こった輝度
変化の比を求める。こういう比を輝度比と乗算し、その
結果がVG制御指令である。この過程により、雑音の増
幅を最小限に抑える為に、ビデオ利得制御(VG  C
0NTR0L)を必要としても、最小限に増加すること
になる。
この装置は、それまでのループの関数であって、何れも
1個の状態、即ち画像の輝度を感知することに基づく指
令を発生する様な追加のループを付加えることが出来る
」二に述べた輝度制御作用か達成される様子は、以下図
面についてこの発明の詳細な説明する所から明らかにな
ろう。
好ましい実施例の説明 第1図はこの発明の自動画像輝度装置を用いたX線映画
記録及び蛍光透視装置の機能的なブロック図である。
基本的には、X線画像を得る為に普通の装置を使う。即
ち、3極真空管として作用し得る、陽極ターゲット11
、陰極フィラメント12及び制御格子13を持つX線管
10が設けられている。ターゲット11の電子ビーム焦
点スポットから、X線ビーム14が楕円15で表わした
患者を介して投射される。この結果得られるX線像をイ
メージ・インテンシファイヤ16で受け、縮小した明る
い光像に変換され、それがイメージ・インテンシファイ
ヤ16の出力発光体17に現れる。電子放出性のX線管
のフィラメント12が、フィラメント変圧器20の2次
巻線から供給される電流によって加熱される。フィラメ
ント電流制御器又は調整器21が、この発明に従って発
生されて線22に入力されるフィラメント電流レベル指
令信号(F I L  CMND)の大きさに応答する
。数ある適当なフィラメント電流制御装置の内の1つが
、1984年1月90に出力された係属中の米国時r[
出願第569,179号に記載されている。陽極にキロ
ボルト数が印加された時に陽極11と陰極フィラメント
12の間に流れるミリアンペア(mA)単位で表わすX
線管電流は、1つには、フィラメント12に流れる電流
とそれに対応する温度に関係する。
X線露出を開始する為に陽極11とフィラメント12の
間に印加されるピーク・キロボルト数(kV)が、ブロ
ック23で表わしたX線管電源及び制御装置の中にある
逓昇変圧器(図面に示してない)の2次巻線から取出さ
れる。基本的には普通のX線電源を使うことが出来る。
その部品は示していないが、X線装置の当業者であれば
、単(目か、或いは更に音道には3相の逓昇変圧器を用
い、そのキロボルト数の高い2次巻線の出力を整流し、
X線管10の陽極11とフィラメント12の間に印加す
ることが理解されよう。この逓昇変圧器の1次巻線は、
ゼネラル・エレクトリック・カンパニイからボルト・パ
ック(商は)として販売されている様な電源ブロック2
3内にある可変単巻変圧器から給電される。
実際問題として、単相でも3柑でも、単巻変圧器は無限
に可変ではなく、許容し1する最低及び最高の電圧限界
の間で、逓昇変圧器の1次側に段階的な電圧を印加する
。例として云うと、二\で説明するこの発明の実施例で
は、3柑逓昇変圧器の1次側にt1巻変圧器から供給さ
れる電圧の段階は、X線管の陽極に印加されるk Vが
1kV程度の階段状に変化する様にすることが出来る。
X線管10のターゲット11上の電子ビーム焦点スポッ
トから放出されるX線光子のピーク・エネルギを左右す
るのが、ピーク電圧又は整流電圧リップルのピークであ
るから、この明細書で云うkVがピークkV (kVp
)を意味することを承知されたい。
X線管電源及び制御装置23は、X線管の陽極にlc 
Vを印加し、連続的な蛍光透視法では陽極から9ノ離し
、X線露出を開始及び停止し、映画記録に要求される様
に、各々のビデオ・フレーム内の期間でX線管をオン及
びオフにパルス駆動する為のスイッチング装置(複数)
を持つ点で、普通のものであるが、こ、の発明では蛍光
透視法にも用いることが出来る。電源及び制御ブロック
23には示してないが、公知の形式のサーボ装置を使っ
て、可変!11巻変圧器の出力電圧を変えることが出来
る。
然し、このサーボ装置は第1図の線24に出るアナログ
指令信号(k V  CM N D )によって制御さ
れる。勿論、k Vを1凋節することは普通のことであ
るが、この発明1こよって達成される新規な特徴の1つ
は、自動的な画像の輝度の制御を達成する為に、kVを
変える程度並びに装置の他のパラメータに対してkVを
変えるやり方である。
この発明は、輝度制御作用を行なう為に、X線管の他の
因子を変える他に、X線管のmAを変える異なる2つの
方法を用いる。映画記録では、輝度が1つにはX線管を
通る平均mAによって変えられる様に、相次ぐ各々のビ
デオ・フレーム時間内に、X線管の制御格子13にゼロ
の電圧及び高い負のバイアス電圧が交互に印加されるこ
とに応答して、X線管をオン及びオフにパルス駆動する
ことにより、輝度を変えることが必要である。例えば、
パルス幅を増加すると、X線管を通る平均mAが増加す
る。
X線管10はカットオフにバイアスすることが出来る。
直流バイアス電圧源をブロック25で示す。バイアス源
の負の出力電圧端子がX線管の制御格子13に接続され
る。この源の正の側が線26を介してフィラメントに接
続される。直流バイアスがX線管を導電させ並びに非導
電にさせ、こうしてX線パルスを発生するが、これは周
知であり、詳しく説明する必要がない。バイアス源が普
通の逓昇変圧器及び整流器を持っていて、X線管フィラ
メントに対して−3,000ボルト程度のバイアス電圧
を発生することを述べておけば十分である。負のバイア
ス電圧が格子に印加されると、X線管は導電することが
出来ない。持続時間が短く、高い周波数のX線パルスを
発生することが、映画記録を行なうのに必要である。X
線技師が動いている心臓のぼけのない画像を得ようとす
る様な場合には、映画用カメラのフレーム速度は毎秒1
40フレームと云う高い値になることがある。
X線管を通る平均電流(mA)が、映画記録モードで動
作している時、X線パルスの幅を調整することによって
制御される。映画記録の間、輝度は非常に急速に調節し
なければならない。バイアス電圧源25がブロック27
で示したバイアス制御回路によってターンオン及びター
ンオフされる。
バイアス制御回路27は、線28に供給されるパルス幅
指令信号によって制御される様な速度で、又その様なパ
ルス幅の持続時間の為にターンオン及びターンオフする
この発明では、映画記録の他に、蛍光透視モードでも、
フィラメント電流レベルの代りに、パルス幅を変えるこ
とを使うことが出来る。映画記録用の装備を持つ装置4
では、映画記録及び蛍光透視法の両方に対し、輝度がパ
ルス幅制御によって左右される。
利用することが出来るバイアス源が米国特許第4.36
1,901号に記載されている。
イメージ・インテンシファイヤ16の出力発光体17に
出る象が、対物レンズ30を介してダイクロイック・ミ
ラー(二色性ミラー)31に投影され、このミラーが画
像をビデオ・カメラ32又は映画用カメラ33に差し向
けることが出来る。
映画用カメラの制御装置がブロック34で示されており
、ビデオ・カメラ用の制御装置はビデオ・カメラ内にあ
るものと仮定する。患者の蛍光透視用走査の時の様にビ
デオ・カメラ32が作用している時、カメラからのビデ
オ信号がケーブル35を介してテレビジョン・モニタ3
6に送られ、そのスクリーン37に画像が連続的に表示
される。
X01画像の輝度を表わす信号を発生する2つの手段が
設けられている。1つは光センサ38であり、これはイ
メージ・インテンシファイヤの出力発光体17を観る位
置にある。光センサ38は、装置か映画記録モードにあ
る時に作動することが好ましい。映画用カメラ33を用
いて記録する際、発光体17上の画像の輝度を一定に保
つ点で、光センサがいかに作用するかは後で説明する。
発光体の輝度を表わす信号をスイッチ39によって選択
することが出来る。このスイッチを第1図に示す様に左
に倒すと、現在の輝度標本化フレーム又は期間中の輝度
を表わすアナログ信号サンプルがアナログ・ディジタル
変換器(ADC)43に供給される。
輝度を表わす別の信号がビデオ・カメラ32から取出さ
れる。カメラからのビデオ出力信号がケーブル40を介
して平均検出器41に送られ、これはカメラのハウジン
グ内に組込むことが出来る。
検出器41がビデオ画像の面積にわたる平均輝度を表わ
す信号を発生する。平均検出器は1984年6月29日
に出願された米国特許出願通し番号第625,918号
(米国特許第4. 573. 183号)に記載されて
いる。この信号が線42を介してスイッチ39に0(給
され、スイッチ38を適正な位置にした時、ADC43
でディジタル値に変換される。制約するつもりはないが
、例として云うと、ビデオ・カメラが検出する輝度を表
わす信号は、0乃至1ボルトの範囲内である。
これまで説明したことは、大部分普通のものである。
この発明の重要な特徴は、X線管のmA、X線管の陽極
に印加されるkV及びビデオ・カメラの利得の全てが、
光センサ38から取出された輝度サンプル信号又は検出
器41から取出されたビデオ象平均輝度の様な1個の感
知された信号に対する作用によって制御され、調整され
ることである。
同期的な速度で得られたこういうサンプルが、ADC4
3でディジタル化された後、一時的にディジタル・ラッ
チ45でラッチされ、そこから母線46を介してABC
(自動輝度制御)予allj機能と記したブロック47
に伝送される。その機能ブロックの構成とそこで行なイ
つれる動作は後で詳しく説明する。ニーでは、輝度を一
定に保つ為にX線管のフィラメント電流又はパルス幅を
調節しなければならないレベルを表わす、後で放射制御
信号と呼ぶディジタル信号が、ABC予7Tpj2u4
7から線44を介してスイッチ48(実例ではこれは多
重化器である)及びディジタル・アナログ変換器(DA
C)54に送出されることを述べておけば十分である。
このスイッチが予測器47からのX線管電流制御出力信
号を、映画記録及び蛍光透視法の為のパルス形X線管電
流モードで動作する為に線49に、又は装置が蛍光透視
法だけに限られている場合の様に、非パルス形モードで
動作する為に線50に接続する。スイッチ48は選択器
65によって作動されるが、この選択器はスイッチ64
をも作動する。線49.50が論理及び最大値設定と記
すブロック51に対する入力となり、このブロックでは
、ある信号処理が行なわれるが、これはブロック53で
行なわれるテーパ作用に関連して後で説明する。テーパ
作用が入力線52を持っている。テーパ作用は、患者の
入力側のXL’ilの線口が10R/分を超えない様に
保証する。映画記録の間は、この線二の割合を越えるこ
とカル′[される。テーパ作用回路の出力がDAC54
に入力され、その出力がフィラメント電流指令アナログ
信号であり、これが線22を介してフィラメント電流制
御器21に供給される。予測器出力線44の放射制御信
号は基本的にはX線管電流(mA)制御信号である。放
射制御信号がDAC60に入力され、これが線28にア
ナログ信号を出力する。この信号がパルス幅タイマ61
を制御し、このタイマがX線管バイアス電圧制御装置2
7を調整する。予測器の出力信号(kV  CMND)
は、X線管の陽極のkVをダイナミックに調節する為の
ものであるが、線61に現れ、テーパ作用回路53の1
つの入力になる。この回路では、患者の入口側のX線線
量をIOR/分未満に抑えることが必要である。X線管
の陽極kVを制御する為の指令が、X線管電源制御装置
23に送られる前に、DAC63でアナログ信号に変換
される。
非パルス形モードで動作する時は、この時X線管のmA
が線22のFIL  CMND信号によって左右される
ので、スイッチ64を開く。スイッチ64は第1図の右
上にある選択器65によって作動される。
この装置の重要な特徴は、輝度を高くしたり低くしたり
する時、調節するのは単にX線管のmAではないことで
ある。イメージ・インテンシファイヤが低密度から高密
度へと患者のX線減衰区域を走査するとする。この場合
、輝度を在るべき値に持って来る為に、mAの大きな段
階又は増加が必要に思える。これが従来の装置で行なわ
れていたことである。この結果、ちらつきが生じ、それ
でもk Vを独立に増加しなければ、適正な輝度を得る
には十分でないことさえある。この発明では、予測器は
、必要と思われる電流の調節が非常に大きくて、例えば
許容し得る高い方の限界を越えることを感知すると、k
Vの調節を行なわせる。言換えれば、今の状況では、k
 Vの調節が必要になることを予測又は予想し、その為
、発生されたフィラメント電流指令と平行してフレーム
時間内にそういうことを開始する。予測器は、最大数の
X線光子を発生し、こうして許容し得るフィラメント電
流の限界を越えずに、又患者の入口側の線量の割合が1
0R/分を越えないと云う規定に違反せずに、最も良い
画像のコントラストが得られる様にする為に、出来るだ
け高くするのが望ましいX線管のmAを選択的に調節す
る。前に述べた様に、蛍光透視モードでは、輝度制御を
行なう為に検出される1個の信号が、ビデオ信号平均検
出器41から得られるサンプルである。患者の身体の密
度が非常に大きい部分を走査している為に、輝度を大幅
に高めることが必要な場合、限界内で、X線管のmAの
調節を行なうと共に、ビデオ・カメラの利1すを増加す
る前にある程度のkVの調節を行なうことが望ましい。
kVは、それを高くすると、画像のコントラストが低下
するから、必要以上に高くすべきではない。然し、mA
及びkVを増加しても、蛍光透視法の際にテレビ・モニ
タに表示される画像の輝度が一定にならないと予測され
る場合、ビデオ・カメラの利得を調節しなければならな
い。ビデオ・カメラの利得を増加することは、これによ
って画像に同等余分の情報が得られるものではなく、こ
れが雑音を増幅して望ましくない結果になる為、一番望
ましくないことである。然し、蛍光透視法を行なう技師
は、X線イメージーインテンシファイヤ16を患者の解
N学的な部分のある部分から別の部分へ移動する時、輝
度レベルが一定であって、輝度に口につく様な変化が生
じない様な画像を希望する。
平均検出器41から得られる1個のサンプル輝度信号か
ら、予測器47は、X線管のmA及びkVを調節する為
の適正な指令信号を発生するたけでなく、必要と思われ
るビデオ・カメラの利得を予想し、その利得を、調節す
る為の、ビデオ・カメラ32に対する指令となる出力信
号を発生する。
このディジタル信号が線57を介してDAC58に送ら
れ、そこから線59を介してビデオ・カメラ・ハウジン
グ内の制御装置に送出される。
1つのビデオ利得指令(VG  CMND)信号がビデ
オ−カメラ59に送出されるが、これはそれ自身のサー
ボ装置を持っていて、利得の増加が要求された時に、第
1の優先順位でカメラの開口141のFストップを選択
的に調節し、2番目の優先順位で電子的な利得を加える
ことが、後で明らかになろう。こうして、ビデオ雑音の
増幅が可能な限り制限されている。
次に第2図について、1つの変数、即ち現在の画1象の
輝度だけを感知して、この1点を使って、目につく様な
輝度の変化を生ぜずに、一定の輝度を持つ画像を発生す
るのに必要なX線管のmA、k V及びビデオ・カメラ
の利得の調節瓜を制御することが出来る回路とその動作
を説明する。
蛍光透視検査を行なうと仮定する。この場合、第2図の
左上にあるスイッチ39が線42をADC43の入力に
接続する。イメージ・インテンシファイヤ16からビデ
オ・カメラ32に取出された蛍光透視像が、テレビ・モ
ニタのスクリーン37に表示される。平均検出器41は
、ビデオ・カメラか観る画像の平均輝度を表わすアナロ
グ信号を発生する公知の回路である。この輝度サンプル
が、この発明に従って画像の一定の輝度を得る為に、m
As kV及びビデオ利得を調整する為に必要な唯一の
測定値である。第2図は包括的に予測処理装置と呼ぶが
、これは第1図にブロック47で示したものである。
第2図で、平均検出器41からのディジタル化した輝度
サンプル信号が割算器70の入力Bに供給される。安定
なディジタル化した基■電圧信号が割算器70の八入力
に供給される。これに限るつもりはないが、具体的な数
値を使うことによって判り安くする為の例として、基準
信号が2ボルトであると仮定する。この時、A/Bが1
より大きければ1.これはサンプルが2ボルトより低い
ことを意味し、輝度が低すぎる。A/Bが1より小さけ
れば、輝度が高すぎる。A/Bが1に等しければ、設定
された又は所望の輝度が存在する。
輝度比(BRT  RATIO) 、即ちBRT基準/
BRTサンプルを使って、X線管のmAを制御する為の
基本的な信号を発生するが、これはフィラメント指令(
F I L  CMND)又は放射制御(RAD  C
0NTR0L)と呼び、これが第1の優先順位であって
、輝度を制御する為の工番目の信号である。放射制御ル
ープが1次制御ループである。電流が高ければ高い程、
X線管のX線光子出力が多くなるから、普通はX線管の
mA又は電流を許容し得る限り高く保つことが望ましい
光子強度が高いことにより、画像のコントラストが良く
なり、画像の斑点が少なくなり、望ましい結果が得られ
る。
差力たって、少なくとも1つのビデオ・フレームが済み
、この為放射制御信号が存在していて、それが現在の画
像フレームの間に標本化したばかりの画像の輝度を生じ
ていると仮定する。標本化は、蛍光透視法の場合は、ビ
デオ・カメラの垂直帰線消去パルスと同期している。直
前の標本化期間からのディジタルの最近放射制御信号が
、(t−1)の放射制御と呼ぶラッチに貯蔵される。
現在のビデオ・フレームでは、割算器70から出力され
る新BRT  RATloが掛算器72に対する一方の
入力である。現在のサンプルが輝度誤差を示しており、
(t−1)に於けるBRTが判っていると仮定する。X
線管のmAが放射制御出力信号によって表わされ、画像
の輝度がmAに正比例するから、(t−1)に於ける最
近放射制御信号に新BRT  RATIOを乗算する。
この結果が新放射制御指令信号になる。この動作は、X
線イメージ・インテンシファイヤが移動中であっても、
即ち患者を走査していても或いは静止していても、連続
的に実行される。ことごとくの計算のやり直しは、夫々
のビデオ・フレームの始めの約2ms以内に行なわなけ
ればならない。
勿論、越えてはならないXOI管のmAの限界があり、
X線管のmAをどのくらい早く変えてもよいかの限界も
ある。従って、予測処理装置の放射制御ループは変化率
の制限と減衰を必要とする。
こういう目的の為、新放射制御と(t−1)に於ける最
近放射制御との間の差を減算器関数73で求める。この
差は必要な放射制御信号のΔ変化を表わす。X線管のm
Aの大きさに限界があり、従って、放射制御指令信号に
限界がある。新放射制御指令が限界を越えるかどうかが
CK  LMTと記した機能ブロックで検査される。こ
のブロックを参照数字74で示しである。減算を行なう
前に、限界を検査する。
1ビデオ・フレーム内に放射制御を非常に大きく変更す
ることは、こういうことが出来たとしても、放射制御ル
ープの安定性に影響を与える可能性が大きい。更に、放
射制御の予flllJ !又はFLCMNDの変化が過
大であると仮定する。この為、減衰調節と呼ぶブロック
76で、プログラム可能な減衰係数が発生され、大抵の
安定な性能が得られる様に選択し得る。減衰係数は、普
通は0.5乃至0.9の範囲内の分数である。計算され
た新放射制御指令に選ばれた減衰係数を、ゼロ誤差積分
器関数と呼ぶブロック75で乗算する。この関数は、新
しい予測と現在の指令の間のΔ変化を比較する。オーバ
シュートを最小限に抑える為、並びに適正な落着き時間
を得る為に、このΔ変化には1よりも小さい減衰利得を
用いる。ブロック78で表わした変化率制限係数を用い
て、予APIされる変化を、装置が所定のビデオ・フレ
ーム速度又は映画用カメラ・フレーム速度に対して応答
し得る限界内に抑える。大きな減衰値を必要とする時、
輝度の小さな変化に対して分解能を保つと共に、装置が
誤差ゼロで動作出来る様にする為に、適正な利得を使わ
なければならない。乗算の結果が、(t−1)に於ける
放射制御指令に対するΔ変化であり、その結果として、
Δ変化が一層小さくなる。
新放射制御CMNDが線44に現れ、ディジタル形式で
スイッチ48とDAC60に供給され、このDACがパ
ルス形動作に対するパルス幅指令として、線28に放射
制御指令を出力する。
実例では、各々のループの入力及び出力で数値に倍率を
加えて増減する。その理由は、輝度調節信号に対する計
算は、ビデオ・カメラがタイミングに使われる場合は、
ビデオ垂直帰線消去期間の間に行なわなければならない
し、タイミングがフィルム前進速度と同期している場合
は、フィルム前進期間の間に行なわなければならないか
らである。必要な速度を得る為に、計算は整数計算を用
いて行なわれる。整数計算では、数を丸め、この為1.
25の様な10進値は丸めて1. 0とするが、これに
よって精度が低下する。例えば100倍の倍率にすると
、1.25が単に125になる。
次に大きな太った患者がX線ビーム内にあるか、あるい
はイメージ・インテンシファイヤが骨を含む身体の領域
を走査したばかりであって、X線の減衰を増加すると共
に、画像の輝度を低下させた状態を仮定する。BRT 
 RATIO,即ちA/Bが4であり、輝度が1/4に
低くなりすぎる場合を考える。この場合、X線管が連続
的にオンである(非パルス形)と仮定する。X線電源が
X線管の陽極に60kVを印加している時に蛍光透視走
査が開始されたと仮定する。従って、BRT  RAT
IOが1/4と低すぎて、指令に4を乗じた時、mAは
利用し得るkVの限界まで高くなることがある。放射制
御により、BRT  RTIOを1に戻すのに必要な程
度に高くなり、或いは1つのサンプル期間内に正しい輝
度にする為に、1つのサンプル期間で利用し得るmAの
限界まで高くなることがある。この時、数フレーム以内
又は数標本化期間内に、kV、並びに場合によってはビ
デオ利得が完全に調節され、mAが下がって来る。
この実施例では、もしこの時にX線管の陽極に印加され
ると、画像の輝度を更に高める傾向を持つ様な、最低の
60kVより高いkVの値がある。
一層高いIc Vを用いた場合、画像は明るくなりすぎ
、次のサンプルが高になり、BRT  RATIOは1
より小さくなる。これによって、放射制御信号のレベル
が変化し、従ってX線管のmAが下向きに駆動される。
mAが予め設定した最大限界を超えると、k Vに誤差
が生じ、それによってmAはこの発明に従って強制的に
設定された又は選択された限界まで下げられる。輝度係
数は、1つの装置の例である第3図のグラフに示す様に
、印加するkVと関係を持つ。最低kVが60kVであ
る。60kVより低い場合には、身体に於ける減衰が強
くなりすぎて、身体から出て来るX線光子は、X線ビー
ムの視野内にあるあらゆる解qll学的な細部の画像を
形成するのに不十分になる。空間型(=1効果の為に、
kVとX線光子の出力は比例していない。第3図のグラ
フで、輝度係数を1から2に2倍にする為には、kVを
60kVから70kVに高くしなければならない。
前段に述べた例では、誤差係数又はBRT  RATI
Oが4である時、X線管のmAは、この誤差に対して2
倍しか補正することが出来ない。この為、この他の誤差
は、kV指令を変更することによって補償される。この
為、mA及びkV因子のこの結果生ずる変化により、輝
度係数が4になる。
パルス幅が極めて小さい時、X線パルス幅と画像の輝度
の間の関係が非直線になる。これによって自動輝度制御
(ABC)装置は、パルス幅の小さな変化によって、画
像の輝度に大きな変化が生ずる為に、不安定になること
がある。X線管のグリッド・バイアスのパルス幅がX線
のパルス立上り時間又はターンオン時間に近付くと、そ
の影響が尚史著しくなり、X線管強度はパルス形露出全
体にわたって十分に一定ではない。長い露出では、画像
の輝度が、露出時間に対してピークX線強度を描いた曲
線の下にある面積に比例する。前に述べた様に、短い露
出では、X線強度がバイアス・パルス幅に比例しない。
実際、装置の応答、即ち、一杯のX線出力までの立上り
が、その応答を開始したパルスが消滅しているかもしれ
ない間に、依然として進行中であることがある。この為
、1個のパルス当たりの完全な露出時間に達することが
決してなく、当然画像の輝度はパルス幅に比例しない。
この問題が第6図に示した開発によって解決される。
第6図の回路は、新放射制御信号に固定又は調節自在の
オフセット電圧信号を加算することにより、短いパルス
幅の非直線性の問題を解決する。
1次ループで新放射制御を計算した後に、オフセットを
加算する。実際に加算するのは、時間に対応するディジ
タル信号である。つまり、計算による放射制御信号がパ
ルス幅に対応し、それが短かくて、装置の通常の立上り
時間内に入るかもしれない時、パルスの持続時間を若干
延長して、装置の立上り時間より長くなる様にする。第
6図は第2図を登用したものであるが、若干の部品を追
加しである。両方の図面で同じ部品には、同じ参照数字
を用いている。
第6図では、新放射制御信号が、第2図の基本回路と同
じ様に、割算器70及び掛算器72を用いて計算される
。第6図では加算器201が掛算器72及び制限器74
の間に接続される。計算による新放射制御信号が加算器
201の入力Bに供給される。短いパルスを延長すべき
所望の時間の長さに対応するディジタル数が、202で
示したオフセット値発生器によって発生される。オフセ
ット量は調節自/Eであり、実例では、線203を介し
てオフセット発生器202に供給される値を表わす信号
に応答して、計算による新放射制御の値に対応して調節
される。オフセット値が第6図の加算器201の入力A
に供給される。所望の又は選ばれたパルス幅を表わす新
放射制御信号とオフセットの和が、この後、第2図の場
合の様に、制限器74に入力される。第2図の回路によ
り、輝度制御装置のパルス幅予測部分は装置の実際の応
答の一層厳密なモデルになる。
詳しいことは後で説明するが、X線管を通るmAは、フ
ィラメント電流及びそのlH度に対して指数関数関係を
持つ。画像の輝度とX線管のmAの間に1対1の関係を
設定しなければならない。これは、mA指令の対数を求
めることによって得られる。フィラメントの駆動の制御
は、非パルス形蛍光透視法の場合にだけ対数形である。
パルス形X線映画記録モードでは、X線管のmAの制御
は、各々の露出フレームの間、X線管の格子に負のバイ
アス電圧を印加したり、取下げることによって行なわれ
る。パルス幅はX線管のmAと正比例する。パルス形1
快画記録モードでは、X線管のmAは一定値に保つ。
この発明では、蛍光透視モードでは、輝度の誤差が発生
した場合、輝度の誤差を補正する為にFIL  CMN
Dに加えなければならない変化を決定する為の計算を行
なう。補正は、従来の様に、mAの限界まで1回の工程
又は何回かの工程で行なって、そこでk Vの、2!節
を開始し、その限界に至ると、ビデオ・カメラの利得の
調節を開始するのではない。そうではなく、この発明の
輝度制御装置では、輝度の誤差が険出され、BRT  
RATIOが決定されると、X線管のmA指令を調節し
、最初にkV指令の110正をする。kV指令の補正の
程度は、BRT  RATIO又は誤差の程度に関係す
る。言換えれば、FIL  CMNDとなって現れた、
検出された輝度の誤差と合せるのに必要なkV補正が最
初に予測され、この為、kVの変化全体を一度に行なう
のではなく、大きな階段状のkVの変化による画像のコ
ントラストの急速の変化を避ける。必要な補正が大きい
場合、誤差の補正の一部分は、最初にビデオ利得をも調
節することによって行なう。
次にkV制御を説明する。k Vを上又は下に変える為
には、ある程度の輝度の誤差がなけばならない。輝度の
誤差の内、X線管の印加kVを、R1節することによっ
て補正すべき割合又は比がどのくらいになるかを予71
11Iする。放射制御又はフィラメント電流指令によっ
て要求されるmAの1ノ、フ節と一■=行して、発生さ
れたkV指令信号に応答して、kVを調節する。動作が
、映画記録又はパルス形mAモードではなく、蛍光透視
モード又は連続mAモードである場合、ビデオ利得指令
も発生されることかあるが、利用し得るX線管のmA及
びIc Vの範囲又は限界内で、補正することの出来な
い様な輝度のご;差かなければ、問題にはならない。何
れにせよ、各々の輝度サンプル期間に対し、mA。
kV及びビデオ利得(VG)指令が発生され、同時に実
行される。
k Vループは割算器80から始まる。割算器に対する
A入力が最近放射制御(RCL)であり、これは(t)
を現在のサンプル期間の時刻として、(t−1)の前の
BRTサンプルに対して、ラッチ71に貯蔵されている
ディジタルの放射制御信号である。割算器80に対する
B入力が手動で選択される信号、又はブロック81で発
生される所謂ダイヤル放射制御信号である。この代りに
、B入力には一定の限界設定信号を供給してもよい。
この限界設定信号は、普通は非パルス形蛍光透睨モード
では最大mAの95%、そしてパルス形蛍光透視モード
では最大パルス幅の9506に対応する。kV倍信号許
容最低値(60kV)より高い状態では、放射制御又は
1次ループが信号レベルをその最大値の95%に等しく
保つ。余分の596により、1次ループが、普通は一層
遅いk Vの応答を待たずに、小さな輝度不足状態を補
正することが出来る様にする。こうしてm A又はパル
ス幅の変化が、小さな輝度の誤差に対して直ちに補正す
ることが出来ると同時に、kVを移動させる様な、最近
に予測した放射制御指令の設定限界の比に比例する誤差
を発生し、放射制御信号が再び強制的に設定限界にされ
るまで、小さな輝度誤差を発生する。ダイヤル放射制御
信号がパルス形X線管mAモードで映画記録を行なうこ
とに関連して利用される。パルス形モードでは、画像の
輝度が平均mAに関係する。パルス幅が増加すると、X
線管のmAが増加し、パルス幅が減少すると、mAが減
少する。この為、mAがパルス幅と関係を持ち、パルス
幅は利用者が選択することが出来る。
然し、パルス・モードでは、フィラメント電流、従って
電子放出度か一定に保たれ、この為、導電する時、オン
にバイアスされる時、X線管を通るmAは一定レベルで
あり、パルスの持vLIL17間だけが変えられる。ダ
イA・小放射制御の値を発生する例は、利用者が、例え
ば心臓の動きを停止1ニする効果を生ずる程近い速庶て
、映画記録をしたい場合である。1例として、利用者が
動きを止める為に、5m5f’X度のパルス幅を希望す
ると仮定すると、5msに対応する信号が割算器80の
入力Bに入力される。即ちダイヤルされる。動作が非パ
ルス形蛍光透視モードであれば、ブロック81で発生さ
れた一定の限界設定信号が割算器80の入力Bに印加さ
れる。限界設定信号が、X線管のmAの限界を設定する
放射制御ループは、X線管のmAが連続的に変えられる
か、又は変化するパルス幅の為の平均電流として変えら
れるかに無関係である。このループは、各々のサンプル
期間で険出された画像の輝度によって左右され、正しい
輝度レベルにする為に、放射制御出力又はFIL  C
MND信号が後でどのように処理されるかについては関
係がない。
第2図で割算器80がAとBとの比、即ちダイヤル放射
制御に対する(t−1)の放射制御の比を求める。その
結果が放射制御比(RCR)である。これはダイヤル放
射制御と、(t−1)にX線管の実効的なmAが実際に
幾らであったかとの間の誤差を表わす。次にRCRとB
RT  RATlo  82の積によって得られるlc
 V制御比によって、間接的に5msのX線露出に対応
するX線管のmAを発生する為にk Vをどれだけ変え
なければならないかが決定される。BRT  RATI
Oが放射制御ループ、k Vループ及びVG小ループ使
われ、1回だけ計算される。BRT  RATIOがデ
ィジタル線82を介して掛算器83の一方の入力に供給
される。乗算結果がkV制御比である。
ダイヤル放射制御及び(t−1)の放射制御によって表
わされるパルス幅が異なる場合、この比は1以外であり
、この比を更に処理し、X線管のk ■を変える為に使
う。
放射制御ループが輝度の誤差だけを検出する場合、kV
小ループ、輝度の2;差と、特定の蛍光透視手順に対し
て利用者が希望するダイヤルしたパルス幅から、パルス
幅がどれだけ異なっているかによる誤差をも検出する。
数値例を挙げれば、判りbくなろう。5msのパルス幅
が選択され又はダイヤルされたと仮定する。
輝度の変化を素早く補正する為に、放射制御は5msに
対応するX線管のmAより高くなることがある。例えば
、任意の開始時刻に、X線輝度ループが5fflsのパ
ルス幅で落着く。X線の減衰が大きく増加すると、輝度
が半分に減り、次の標本化期間に標本化される。この事
象により、輝度比が2になり、予測した5msのパルス
幅の変化により、新しい指令のパルス幅は10m5にな
る。放射制御が次の露出で正しい輝度になるように増加
するから、輝度が再び正しくなる。次の標本化期間に、
放射制御は10m5を予測しているから、5が選択され
たパルス幅であるから、1015 (RCR)又は2の
誤差が生ずる。これがk Vループに対する正の誤差で
ある。この誤差により、Ic Vが増加させられる。k
 Vの変化により、現在の標本化期間に対しては輝度が
高くなりすぎる。放射制御ループの1回目のバスでは、
BRT  RATIOが輝度が低いことを示しているか
ら、放射制御信号はパルス幅で表わしたX線管のmAを
増加することを要求している。最初のi票本化期間が終
わった後、(t−1)の放射制御信号が最近放射制御(
RCL)としてラッチ71に貯蔵され、これは10n+
sに対応するX線管電流まで輝度を高めることを要求し
た値である。次に、現在の標本化期間の間、割算器80
でRCLをダイヤル放射制御と比較する。この為、これ
によって得られた放射制御比(RCR)からkV小ルー
プとっては、RCLが10m5に対応し、ダイヤル放射
制御が5msに設定されているから、輝度が低すぎる様
に見える。この時、割算器80からの放射制御比の出力
に掛算器83で1の輝度比を乗する。その結果が2のl
(v、I、lI御比である。後で説明するが、更に処理
した後、kV制御比がkVを増加して、RCR誤差を補
正する。kVを高くする効果として、kVを増1)11
する後続の標本化期間の間、輝度が若干高くなる。次に
、放射制御ループによって検出されたBRT  RAT
IOが、基準より高い輝度を示し、放射制御ループか、
パルス幅及び輝度を低下させる様な指令を予測する。数
ti本本化明白内放射制御信号は、割算器80の入力の
最近放射制御が割算器80に対するダイヤル放射制御入
力の値に達する様なレベルまで減少する。指令のkV値
は、ダイヤルした5msのパルス幅を超えずに正しい輝
度を達成するものである。
要約すれば、放射制御指令がダイヤルした値を超え、そ
の為kV小ループ対して誤差が表示された。k Vが増
加し、若干過剰の輝度誤差を招いた。
その後、放射制御ループが、輝度が高いことを険出し、
BRT  RATloが1になり、もはや輝度の誤差が
なくなるまで、放射制御指令か減少する。kV比が略1
の値に達するまで、kVの増加が指示される。
見かけの過大な輝度が存続するのは、各ループが落着く
間だけであり、これは僅か数標本化期間である。放射制
御ループが新しいパルス幅及びX線管の平均mAの値を
即座に設定する為、画像の輝度の変化は知覚されない。
ビデオ・モニタのスクリーン37の輝度は、k V及び
放射制御信号が−tiにゆっくりと変化する時、一定で
ある傾向を持つ。
輝度はkVと正比例せず、使われる特定のX線管に応じ
たkVの関数である。例えば、掛算器83からの]<V
制御比は、輝度の変化の1乃至7倍の変化を要求するこ
とがあるが、kVは対応しない。1形式のX線管に対す
る輝度係数対X線管の陽極kVのグラフが第3図に示さ
れている。6G乃至120のkV範囲に対し、輝度係数
を正規化しである。輝度係数が1でk Vを60に設定
し、輝度を2倍にしたい場合、特定のX線管に対しては
、kVは例えば約68kVに増加しなければならない。
輝度係数が4であれば、約83kVが印加される。
第2図のkV小ループ、放射制御ループからの前の標本
化期間のBRT  RATIOと放射制御/ダイヤル放
射制御の積がkV制御比と呼ばれ、掛算器83から出力
される。放射制御ループの場合と同じく、新kV制御比
指令に掛算器84で(t−1)に於けるk V制御値を
乗するが、輝度とkVが正比例の関係ではない為に、k
V制御値を輝度係数に換算することが必要であるから、
直接的ではない。(t−1)のkV副制御ラッチ85に
貯蔵され、k V制御対輝度係数換算器87と呼ぶルッ
クアップ・テーブル(LUT)に対するアドレスとする
。ラッチ85からの(t−1)に於けるkV制御比に対
応するアドレスされた輝度係数が、線88を介して掛算
器84に供給される。
線89に現れる掛算器84の積、即ち新輝度係数が回路
ブロック90に入力され、そこで利用し得るkVの範囲
内に要請された輝度係数が収まるかどうかの検査が行な
われる。kV小ループは、ブロック91で示すkV制御
不感帯関数と不感帯調節ブロック92(これは差力たっ
て無視する)がある。この為、新輝度係数がブロック9
1を介して輝度係数対kV制御換算器と呼ぶブロック9
3に送られる。このブロックはLUT  87の逆のル
ックアップ・テーブルであり、輝度係数をkVに対する
新k V制御に再び換算する為に使イっれる。
新k V制御は、指示された時、放射制御をダイヤル値
に設定して正しい輝度が達成されるト1なk Vの値で
ある。
次に放射制御ループの場合と同じ様に、やはりΔ変化を
見つける。新k Vループでは、Δ変化はkV副制御ら
(t −1)の最近kV制御を差引いた値である。前の
フレームからのk V制御指令(最近kV制御)が減算
器94で新1c V制御から減算される。Δ変化がブロ
ック95で示すゼロ誤差積分器関数に入力される。この
関数はその入力としての新kV制御−最近k V制御に
よって生ずるk V制御のΔ変化を用いる。減衰1凋節
ブロック96に1より小さい減衰利得を貯蔵し、この利
得をΔ変化に適用して、オーバシュートを最小限に抑え
ると共に、適当な落着き[1,5間が得られる様にする
。ブロフク97て表わす変化率限界因子を使って、・所
定のフレーム速度又はザンプル速度で装置か応答しiす
る限界内にこの変化をflT]える。小さな変化に対し
て分解能を維持すると共に、大きな減衰値を必要とする
時に装置がゼロ誤差で動作出来る様にする為に、適正な
fl+得を使わなければならない。
例として、kV小ループのkVllIII御比が2の値
であって、子Al11 したlc V変化から(・ト度
を2倍にすることを要求するとする。前の標本化期間の
露出の時に、kV制御値が60であったとすると、装置
は第3図のグラフを用いる。この図から、2の輝度係数
は約68kVの新kVに対応することが判る。この8k
VのΔ変化は、k V電源の変化率を超えているかも知
れないが、検査して変化率及び減衰を修正することによ
り、実際のkV変化が発生され、これによって1回の標
本化では8kV未満の変化を行なわせる指令になること
がある。68kVに達するには数フレーム又は標本化期
間を要することがあるが、71(射制御指令によってX
線管のmAに行なわれる素早い補正の為に、ビデオ・モ
ニタのスクリーン上の画像の輝度は一定に見える。
kVm令信号か線δ2から送出される。これが第1図に
示すテーパ関数回路の出力である。
X線管の陽極に印加されるk Vの変化は、X線電源が
新k V指令信号を受取った時、瞬時的に又はそれと同
時に起るものではない。X線電源がt)1巻変圧器を用
い、その電圧タップが高kV逓昇変圧器の1次側に接続
されていて、サーボ装置のモータによって選択される場
合、タップを切換えるのにある程度の時間がかかる。こ
の他の高圧源も、変化指令と変化の完了との間に若干の
遅延がある。
予測輝度制御装置は、所定のサンプル期間内にサーボ・
ループが応答し得るよりも大きいkVの変化が指示され
た時、振動する。
この発明では、第2図にブロック図で示し、第9図に更
に詳しく示すゼロ誤差積分関数95が、大きな指令信号
の振動をなくし、小信号安定性を持たせる。ゼロ誤差積
分関数95は、第2図に示す様に、ディジタル値倍率装
置99、減算器94.1フイールド又はサンプル遅延装
置98、倍率装置100、kV制御減衰係数(DF)の
源96及び変化率素子97を含む装置内にある。
第2図について動作を説明すると、減算394が、予測
された新kV制御値と最近k V制御値の差を計算する
。最近kV制御値が、第2図では最近kV制御減衰と呼
ばれているが、これはこの値がkV発生器又は電源23
に送られる最近kV制御に倍率をかけて大きくしたもの
であるからである。計算された差をkV制御Δ変化と呼
び、それが第2図の線Bを介して、第9図の場合と同じ
1.策に、ゼロ誤差積分器95の入力として送られる。
積分器95全体の機能は倍率によって大ぎくした値を用
いる。この為、最初に第2図の倍率装置99で、新k 
V制御に倍率を掛けて大きくしてから、減算器94でk
V制御Δ変化を計算する。これに制約するつもりはない
が、例としい云うと、実際には倍率装置99内で、新k
 V制御値に512の倍率を掛ける。倍率をこれより大
きく又は幾分小さくしてもよい。第2図では、l(V制
御信号がゼロ誤差積分関数95を出た後、この信号が割
算器100で再び倍率を掛けられて小さくされる。この
割′D器が512で除して、今の場合はk V制御信号
を、その信号に512を乗じた倍率装置99の出力に於
ける1直と一致する様にする。この為、kV制御信号が
時刻(t−1)のkV制御の為に、ラッチ85に入力さ
れる。kV制御信号は、線62を介して、kV制ha能
を遂行する為にも出力される。
次に第9図に更に詳しく示した積分器95を考える。そ
の1つの機能は、kV主電源2つの量子化レベルの内側
に入る程小さいか、又はkV主電源応答が遅い為に実行
がずっと遅延する様な、kV制御信号の増減を積分する
こと又は加算及び減算することである。
第9図の積分関数95が、kV制御Δ変化に対する入力
B及び倍率によって大きくした最近k V制御(減衰)
値に対する入力Aを持っている。このループは速度を下
げる様にすべきである。即ち、その帯域幅は一層小さく
する。関数95が、kV制御Δ変化の分数を取出す。こ
のディジタル装置では、この為にkV制御減衰係数(D
F)源96と倍率装置又は割算器235を用いている。
倍率作用は、kV制御信号の小さな変化を失わない様に
する為に行なう。kV制御Δ変化の取出された分数は、
ある装置では異なっていてもよい。この例では、DF源
96から掛算器236に1の減衰係数を供給し、この為
1c V制御Δ変化に1が乗ぜられる。その後、割算器
235で512で除す。
出力237の結果は、kV制御Δ変化を表わすディジタ
ル値の11512である。差角たってkV制御変化限界
238を無視すると、この分数が線240を介して加算
器239に入力される。加算器239に対する他方の入
力が最近1c V制御(減衰)である。加算結果が線2
41を介して1フイールド遅延装置98と記したラッチ
に送られる。
ラッチ98がこの結果を貯蔵するが、この結果は実際に
は、積分器95に関する限りは、最近kV制御である。
積分器が、kV制御値の小さな端数の変化又はΔ変化を
最近k V制御(減衰)に対して繰返して加算又は減算
し、この為、kV副制御同等応答しない様な、この値の
小さな変化は、最近kV制御として加算される応答しな
い端数の変化と加算された時に、k V電源の応答を招
く位に大きくなる様なkV制御Δ変化が出て来るまで保
管される。加算器239の出力が、1フイールド遅延装
置98にフィールド毎に貯蔵されるだけでなく、この分
数結果がkV制御ループのラッチ85で時刻(t−1)
のkV副制御も加算されることに注意されたい。ゼロ誤
差積分関数95が、ラッチ85にある時刻(t−1)の
kV副制御値を決定するから、減衰が弱い軟らかい組織
と減衰の強い骨の間の界面をX線が走査する為に、BR
TRATIOに突然の非常に大きな変化があった場合、
それが達成すべきである輝度を変える為のkV副制御大
きな変化は、ITVフィールド又は1標本化期間には起
らない。こうなるのは、ゼロ誤差積分器が、装置が対処
することが出来、且つ他の場合に一度に起り得るkVの
合計の大きな変化の端数に過ぎない様な、kVの変化し
か許さないからである。この為口に付くちらつきが生ず
ることが、この発明では回避される。
第9図で、減衰を伴なうkV制御変化を計算し、kV制
御Δ変化の値の分数で表わした後、計算された分数の値
が変化制限フィルタ装置238に入力されることに注意
されたい。変化制限機能が減食係数と共に、大きな信号
変化を取上げる様に作用する。X線ビームを身体の減衰
の強い領域及び弱い領域の間で素早く1ノ」換える為に
、大きなkV変化が要求される場合、kV副制御値を、
:J!I節自在のk V電源の応答速度を越えない値に
制限することが必要である。例として、X線管の陽極に
印加されるIc Vがたまたま120kVであると仮定
する。次に、kVを60kVに落した場合にだけ、画像
のコントラストが満足し得る様な所をX線ビームで走査
する。これによって、60 k Vに相当するΔ変化が
生ずる。この時、減衰係数が例えば0.5であると、Δ
変化はまだ30 k Vであり、これは1個又は数個の
画像フレーム時間で調節するにも依然として大きすぎる
。ビデオ・フレーム速度を仮定し、輝度サンプル率が毎
秒60フレームであり、kV源が1kVの歩進をするこ
とが出来ると仮定する。その時、変化制限装置238は
、一度に1kVの最大の変化を許す様に設定される。
この為、輝1文制御が所望のkV副制御値に落行く間に
、60フレーム、即ち1秒が経過することがある。ボッ
クス97は、変化制限器238を設定する為に選択する
ことが出来る変化限界の値の源である。
X線高圧電源又は発生器に伴なう別の問題は、装置の立
上り時間により、特にパルス幅指令(PW  CMND
)が装置の立上り時間に接近する時、実効的なX線パル
ス時間が変わり昂くなることである。明細書の前の所で
、第6図について非常に小さい指令のパルス幅と画像の
輝度の間の非直線性に対する影響を解決する1つの方法
を説明した。
この方法は、新放射制御をオフセットと組合せるもので
あった。
ある状態の間、装置の立上り時間はダイナミックになる
ことがある。即ち、立上り時間がある露出と次の露出と
で、小さな値たけ変わることがある。所望のパルス幅が
装置の立上り時間の一部分に過ぎない時、特にそうであ
る。こういう状態では、k V波形の勾配がダイナミッ
クになり、パルス幅手API装置が振動する原因になる
。上に述べた様にオフセットを用いて補正されたTJi
’J装置でも、必要なオフセット瓜が若干露出毎に変化
する時、振動することがある。この様な小さい非直線性
に考えられる理由は、x !!;I管の温度変動、kV
ケーブルの大きな静電容量、及びパルス幅発生3:の分
解能がq限であることである。
放射制御ループが、サンプルとバクの値を等しくし、第
2図の割算器70からのBRT  RAT10出力を1
に等しくする様なパルス幅指令を発生した時、装置の2
1差の為に、この比は正確に1でないのが普通でj5る
。然し、高利得ループは、この様な誤差に対して反fQ
的に補正しようとし、その結果オーバシュー!・とアン
ダーシュート、即ち振動になる。パルス幅が大きい時、
振動は全体の内の比較的小さい百分率である為、この問
題はそれほど重大ではない。X線減衰が小さい身体の部
分がX線管ビームの中にある時、kVを60kVの様な
低い限界まで下げて(・11度を制限することがあり、
放射制御の値によって定められるパルス幅は、定められ
た(t(度を保つ為に極く狭くなることかある。然し、
パルス幅が短いと、装置の立上り時間内に大部分が入り
、必要な補正ユがパルスの持続時間の大きな重分率であ
る為に、撮動が起りがちである。絶対値は小さいが、パ
ルス幅の高い百分率である補正は、パルス幅が短い露出
の間、輝度に大幅な変化を招く。小児を検査する時、そ
のX線吸収が小さい為に、パルス幅が小さく、その為パ
ルス幅、従って輝度の安定性が重要である。
ディジタル減算形曲管造影法では、相次ぐ露出の間で輝
度が安定していないと、X線に対して不透明な媒質が視
野の中にある図からマスク図を減算することによって得
られる弗酸が、画像の不透開成の違いを圧倒する様な輝
度の違いを持つことがあり、この為役に立つ情報が得ら
れない。
第11図に示す機能は、輝度制御ループによって定めら
れた幅が小さい時、並びにその他のそれより広い幅の時
も、安定なパルス幅を一意的に発生する。第12図は第
11図の機能に関連するグラフである。
第11図の機能は、第2図の割算器70の代わりに使わ
れる。これは何れの場合も、出力が輝度比であるからで
ある。
第11図では、サンプルの輝度を表わすディジタル値を
選択器320の入力Aに印加する。!、IJ値を入力B
に印加する。窓を決定し、基鵡値を窓の上限及び下限の
中心に置く、窓の上限は加算器の機能ブロック321で
決定する。安定な基dへ圃か加算器321の入力Aに印
加され、最近放射11;II御の関数f (RCL)が
入力Bに印加される。加算器321の出力はA及びBの
和、即ち、窓の上限UWLである。別の機能装置322
が同じ基弗値を入力A1そしてf (RCL)の同じ絶
対値を入力Bに供給する。この装置は入力Aから入力B
を減算し、窓の下限(LWL)の値を出力する。
第11図の機能の根底の考えの説明を後に廻すか、UW
L及びLWLの値が選択器320に入力されることが認
められよう。選択器320は、その入力Aのサンプルか
窓の外に出る時、即ち、サンプルがUWLより大きいか
L ”、V Lより小さい場合、入力Aを出力として選
ぶ。選択器320は、その入力へのサンプルが窓の中に
ある場合、即ち、サンプルの値がUWLより小さく、L
WLより大きい場合、入力Aを出力として選ぶ。選択器
320の出力か何であっても、それが割算器323の8
入力に印加される。割算器323の入力Aが基亭値を受
取る。割算器323がAとBの比を形成し、これが輝度
(BRT)比である。
第12図はf (RCL)の意味を説明するのに役立つ
グラフである。一方を捕捉値及び他方を固定値と記した
2本の直線の曲線は、必要に応じて夫々狭い窓又はそれ
より広い窓を作る為のものである。横軸はこ−で例とし
て示した輝度制御装置の最近放射制御の範囲である。装
置によってその数値は違うが、動作を判り易くする為、
説明にはある典型的な数値を用いる。これは例であって
、この発明の範囲を制約するものと解してはならない。
第12図で、最低の最近放射制御の値、従ってこの装置
に得られる最も短いパルス幅は、縦軸及び横軸の交点3
31にある。例えば、最低のRCLMは25マイクロ秒
に対応するとする。横軸に沿って点333の臨界値より
短いRCLは、安定化を必要とする可能性がある。臨界
的なRCLが、この例では300マイクロ秒のパルス幅
に対応すると仮定する。目的は、パルス幅が臨界的な幅
より下がり、基/4aを中心として計算された窓の籟囲
内の輝度サンプルを発生するのに必要な範囲にある時、
実際の放射制御もパルス幅も変えずに、装置を安定化す
ることである。臨界的なパルス幅及びRCLより上では
、今の例では利用し得る最大の10IIlsのパルス幅
まで、安定化作用はとる必要がなく、この為、装置は画
像フレーム毎に調節して、輝度サンプルと基準との比を
略1に、即ち、BRT  RATIOを1に保つ。この
口!j問題になるのは、パルス幅が臨界値より小さい時
、振動を防+11で一定の輝度を保つことであるが、装
置は、他の機構によって行なわれる様に、BRT  R
ATIOが正確に1に達しなくてもよい様に設定するこ
とが出来る。
RCL値及びパルス幅が臨界値332より下がった露出
又は画像フレームの間、「捕捉値」と記した曲線333
を使ってf (RCL)及び窓の限界を定める。他方の
曲線334は固定値と記されている。臨界値より低いあ
らゆるパルス幅又はRCLに対し、固定値が発生するf
 (RCL)は一層大きく、この為、窓の限界も一層大
きく、同じパルス幅及びRCLに対して捕捉値よりも一
層大きな窓を発生することに注意されたい。捕捉値に対
するf (RCL)を使って、ある順序内の臨界値より
低い最初の画像フレーム、並びに輝度サンプルが基準を
中心とした窓の外側にあることが判った後続のあらゆる
画像フレームに対する窓の限界を定める。一旦サンプル
が窓の内側にあると判ったら、固定値に対するf (R
CL)を使って、窓の限界を定める。輝度サンプルがこ
の一層太きな窓の外側にあることが判る時まで、固定値
に対するf (RCL)を引き続いて使う。その時点で
、捕捉値のf (RCL)からUWL及びLWLを再び
計算する。その窓の上限(UWL)及び窓の下限(LW
L)の間に基準値を持つ交代的な小さい及び大きい窓は
、窓に対して輝度サンプルがどこにあるかに関係する。
例えば、この発明の実施例では、基準値は2.00の安
定な値を持っていてよい。例えば、f (RCL)が特
定のパルス幅に対してたまたま0.05である場合、捕
捉窓に対するLWL及びUWLは夫々1,95及び2.
05になる。固定値は約50%高いから、固定値のLW
L及びUWLは約1.925及び2.075になり、一
層大きな窓になる。輝度サンプルが捕捉窓に入るや否や
、サンプルが基準に極く接近しているので、その比、即
ちBRT  RATIOが1として取扱うことが出来る
程1に接近していると仮定する。この場合、第11図の
選択器320が8入力を出力する。即ち基準値を出力す
る。割算器323のA及びB入力に基準値が印加される
ので、その出力のBRT  RATIOは1に等しい。
次に、X線源の走査がないか又は画像の視野にパルス幅
及びRCLを臨界値より高くする様なX線減衰の目立っ
た変化がない場合、サンプルは窓の中にとVまり、BR
T  RATIOは1のま〜であり、輝度が基■とは若
干具なっていても、輝度は一定のま\である。窓は不感
帯を構成する。
一旦サンプルが捕捉値のf (RCL)から決定された
一層小さい窓の内側にあることが判ったら、固定値のf
 (RCL)で求めた一層広い窓を使って、次のサンプ
ルを評価する。
f (RCL)が、RCLが減少すると増加し、RCL
が増加する減少する変数であることに注意されたい。パ
ルス幅が狭ければ狭い程、窓が一層大きくなる。これは
必要な安定化が前に述べた理由で、パルス幅に反比例す
るからである。
臨界的なRCL及びパルス幅より低い最初の露出が行な
われた時、サンプルを評価して、それがパルス幅に対応
する窓の中にあるか外にあるかを決定する。毎回のこと
ごとくの露出で、輝度サンプルを評価して、それが、固
定値であれ、捕捉値であれ、現在の窓の内側にあるか外
側にあるかを決定する。−lサンプルが捕捉窓の中に来
ると、その後の目的は、それを窓の中に保つことであり
、この為固定窓は一層大きくする。この効果として、B
RTを変えるのが適切になる前に、X線減衰が増加した
結果として、放射制御を増加したことにより、パルス幅
を実質的に増加しなければならなくなる。装置の不安定
な応答を生ずる傾向を持つ小さいパルス幅の時でも、輝
度が一定にとVまることが望ましい。この為、パルス幅
又は放射制御が減少する時、窓を一一大きくする。更に
、固定値を、現在のRCLに於ける捕捉値の時のf (
RCL)より約5096大きくすることにより、サンプ
ルが窓に入るよりも、窓から出て行くのが一層難しくな
り、こうしてヒステリシスがあり、それか安定性を促進
する。これは窓の外へ出て行くには、X線減衰の変化を
より多く取り」−げろ。
捕捉値及び固定値曲線を決定する仕方について説明する
。最を刀に、特定の輝度制御装置4を用いた実験により
、臨界的なRCL又はパルス幅を決定する。図示例では
、約300マイクロ秒のパルス幅に対応するRCLが、
装置の立上り時間に対する問題が始まる1つの点である
ことが判った。
X線減衰が弱いプラスチックで(M成されたファントム
をビームの中に置く。利用し得る最低のパルス幅でルー
プを動作させる。このパルス幅は典型的なパルス形装置
では例えば25マイクロ秒であってよい。ファントムの
減衰は無視し得るので、25マイクロ秒の放射制御に近
い所で、所望の輝度が達成し得る。この曲線の捕捉値の
最大点又は終点は、装置の立上り時間による不安定性が
働いていても、第2図のサンプル・ディジタル化ADC
43のカウント数が、捕捉窓を飛越さずに、4尾よくこ
の捕捉窓の中に飛込むことが出来る位に大きく選んだ。
この例で、カウント128の分解能を持つADC43の
13カウントは、考えられる最も短いパルス幅に対して
十分大きな窓であることが判った。これがf (RCL
)曲線上の別の点である。この点を直線で臨界値と結ぶ
。その時、臨界値より低いことごとくのパルス幅に対す
るf (RCL)が捕捉値曲線から読取れる。こういう
値は、現在の最近放射1り御と同期してアクセスするこ
とが出来る。この関数は、第11図のブロック324で
示す様なルックアップ・テーブルに貯蔵することが出来
る。現在の最近放射制御の値が、対応するf (RCL
)に対するアドレスであり、この関数が線325によっ
て加算器321.322に供給される。固定値は、捕捉
関数の値の単に1.5倍又はその他の倍数である。それ
も貯蔵装置324に入っている。テーブル貯蔵装置を露
出又はパルス速度で付能し、同期信号を貯蔵装置324
に入力して、RCLの捕捉及び固定関数が画像フレーム
と同期して得られる様にする。。
この関数データは、第12図の2本の線333゜334
の方程式を使い、RCLの値と合せることにより、処理
装置によって計算することも出来る。
次にブロック91及び92で示した不感帯関数について
説明する。その目的は、この特定の実施例では、計算に
よる所要の輝度変化が5%又はそれ以上にならなければ
、kV変化を防止することである。これによってハンテ
ィングが防止されると共に、ループの不安定性が避けら
れる。実例では、kV変化が不感帯より大きければ、新
輝度係数が換算器93に送られる。kV変化が不感帯よ
り小さければ、(t−1)の輝度係数が再び送出される
前に説明した様に、X線管に対する電源23は単巻変圧
器を使う傾向があり、これがキロボルト数の高い逓昇変
圧器の1次巻線に給電し、この逓昇変圧器の出力電圧を
整流して、X線露出の持続時間の間、X線管の陽極に印
加する。単巻変圧器に基づく、並びに大きな誘導子を通
る電流の高周波の切換えに基づくキロボルト数の高い発
生器の固有の特性は、その高圧出力が一定の1組の値に
量子化されることである。ゼネラル・エレクトリック・
カンバニイのボルト・バックの様な可変単巻変圧器サー
ボ装置を用いた発生器は、典型的には30個乃至120
個のタップを持ち、その結果、対応する数の出力キロボ
ルト数の段階が得られる。
それでも、第2図のk Vループによって決定されたk
V制御信号が、電源変圧器によって発生し得るkVの段
階とぴったり一致することはあり得ない。
第2図の装置の灯に、画像の輝度サンプルを処理するA
BC装置は、特定のIc V値に落行こうとする。この
値がX線高圧発生器が送出すことの出来ないものであれ
ば、輝度誤差が起る。輝坑制御は、一定の画像の輝度を
発生する為に、正しいkVm令の値を求めて振動するこ
とがある。kVの段階が量子化されている為に、輝度出
力が若干高い値から若干低い値に振動するがら、正しい
輝度に達することは絶対にない。輝度の振動の振幅は、
ABC及びX線装置の全体的なループ利得応答に関係す
る。振動の望ましくない結果として、立て続けに画像を
見た時、識別し得る様なちらつきがある。
前に述べた問題に対する解決策は、第2図にブロック9
1で示した不感帯関数を第7図に示す回路で実現するこ
とである。この回路は、自動輝度制御がX線電源23か
らのlc V変化を指示する為には、その前に最低百分
率の輝度誤差、即ちダイヤル放射制御と最近輝度係数の
間の最低百分率の誤差があることを必要とする。
第7図では、最近輝度係数と新輝度係数の間の差又は変
化が、減算器204を用いて求められる。
割算器205で、入力Aに供給した輝度係数変化を入力
Bの最近輝度係数で除してkV不感帯比(t(V  D
B  RATIO)を形成する。選択器206で、最近
輝度係数が入力Aに入り、新輝度係数が入力Bに入る。
第2図のブロック92からの不感帯調節値と共にk V
不感帯が、選択器206の入力A又は入力Bを選択する
。kV不感帯比が不感帯調節値より小さい場合、入力A
が選択器206の出力として選ばれる。lc V不感帯
比が不感帯調節値より大きいか又はそれに等しい場合、
入力Bが選択器206の出力として選ばれる。選択器2
06の出力が輝度係数からk V制御への変換器93に
対する入力として使われる。この変換器は第2図に次に
続く回路装置として示されている。この為、新たに計算
された輝度係数の大きな変化によってkV変化を行なイ
つせることが許されるが、小さな変化は濾波され、この
為ハンティングが防止される。
自動輝度制御ABCが相次ぐ計算に最近輝度係数を使う
時、変換器93からのkV指令の値かもとの値から変わ
っていない。ABCは小さな輝度誤差でkV制御指令を
落着かせるが、この誤差がループの他の制御機能によっ
て補償される。
kV源の量子化による装置の振動性応答を有効に制限す
る別の構成が第8図に示されている。第8図の回路の左
側部分は、第2図の割算器80に代るものであり、右側
部分は掛算器83に代るものである。前に説明した解決
策では、最近放射制御とダイヤル放射制御の2つの比(
放射制御比)と、基準とサンプルの比又はRATIOと
を第2図の掛算器83で乗算した後、kV制御比を中心
とする1個の不感帯が作られた。第8図の構成では、2
つの異なる不感帯又は2つの窓があり、その一方が輝度
比を囲み、他方がダイヤル放射制御と最近放射制御の比
を囲む。
1番口の窓は、所望の又はダイヤル放射制御値を中心と
して計算された窓である。窓の計算は、線111からア
クセスされて、割算器207のA入力に供給される最近
放射制御(RCL)信号の値を検査する。ブロック20
8で示す様に、RCLの関数f (RCL)が発生され
る。この関数は一定であり、その値は1より小さく、O
より大きく、窓の寸法を左右する。言換えれば、それが
窓の上限及び下限を設定する。ブロック208はルック
アップやテーブルにしてもよいし、或いはRCLの値に
関係する定数を発生する計算にしてもよい。この関数は
実際には、放射制御に対して窓が有効である時のある百
分率を特定する不感帯である。次に、f (RCL)を
使って、ダイヤル放射制御より1つ高い値、即ち、UW
Lを計算し、ダイヤル放射制御より1つ低い値、即ち、
LWLを計算して、窓の限界を定める。f (RCL)
の値を関数ブロック209で値1に加算すると共に、関
数ブロック212で1から減算する。ブロック209に
於ける加算結果が、乗算の為に関数ブロック210のA
入力に供給され、ブロック212の減算結果が乗算の為
に関数ブロック213のA入力に供給される。掛算器ブ
ロック210,211のB入力には、線215で示すダ
イヤル放射制御の値を供給する。この為、窓の上限(U
WL)か線216に出力され、窓の下限(LWL)が線
217に出力される。UWL及びLWLの値が選択器の
関数ブロック211に対する入力である。
選択器ブロック211に対するA入力は、割算器関数2
07から出力されたRCLとダイヤル放射制御の比であ
り、これを放射制御比と呼ぶ。選択器関数ブロック21
1に対する8入力は1の値である。後で述べた比がUW
L及びLWLの間にあれば、Bの値、即ち1の値が放射
制御比として選択され、こうして放射制御比によるkV
変化の原因を除く。放射制御比が1であれば、放射制御
とダイヤル放射制御の間の小さな差の為に、kVを変え
る必要がない。割算器ブロック207からのRCLとダ
イヤル放射制御の比の出力の値が窓の外であれば、それ
は利用し得る最低のkV変化又は段階よりも大きな変化
が要求されていることを意味し、選択器211が入力A
を選択する。この入力Aが実質的に真の新放射制御比で
ある。要約すれば、選択器ブロック211の隣に示した
様に、LWLがAに等しいかそれより小さく、AがUW
L等しいか又はそれより小さい場合、Bが選ばれる。A
がLWLより小さいかAがUWLより大きい場合、Aが
選ばれる。
第2図では、放射制御比(RCR)及び輝度比(BRT
)を関数ブロック83で乗じて、kV制御比を発生して
いる。第8図では、選択器関数ブロック225及び乗算
関数ブロック227が第2図のブロック83に代わる。
関数ブロック225を使って、輝度比(BR)を中心と
した窓を形成する。この窓に対する限界が、調節自在の
パラメータ(U)及び(L)として示されている。BR
より大きい数は、線228の窓の上限Uであり、BRよ
り小さい数は線229の窓の下限りを表わす。輝度比(
BR)かUとLの間であれば、入力B、即ち1が選択器
225の出力として選ばれる。
種々の装置に対して更に融通性のある適応性を持たせる
為に、選択器225に対する上限及び下限U及びLの値
を調節自在にすることが出来る。この例では、それを変
えるものは何も示してないから、それらは定数と仮定し
てよい。これに制約するつもりはないが、例として云え
ば、U及びLの典型的な値は夫々1.05及び0.95
である。
従って、輝度に小さな誤差がある場合、輝度比は窓の−
1−眼及び下限の間にあり、選択器225からは1の値
が出力され、新kV制御比を計算する乗算関数ブロック
227の8入力に供給される。従って、小さな輝度誤差
による小さなkV変化の要求は事実上濾波されてなくな
る。選択器225の隣りに示す様に、L(下限)が輝度
比(BR)より小さいか又はそれに等しく、BRがU(
上限)より小さい場合に、入力Bが選ばれ、BRがLよ
り小さいか又はUより大きい場合、入力A1即ち貞のB
Rが選ばれる。従って、まとめて云えば、輝度比の大き
な変化は選択器225を通過することか許され、小さな
変化は1の値に写像変換され、掛算器227ではkV制
御比に対する影響が全くない。その時、掛算器227か
らのkV制御比出力が、前に説明した様に、第2図の掛
算器84に供給される。然し前の場合は、jc V電源
から利用し得るk Vの段階よりも小さい様な、k V
に対する変化か指示された場合の取扱いについては、説
明をしなかった。
これまでの説明から、この発明では、1個の状態、即ち
画像の輝度を検出し、1点の状態によってX線管の電流
とk Vの両方の制御がどの様に行なわれるかを説明し
た。X線管のmAが基本的には検出された輝度信号に対
するバク輝度信号の比(放射制御)に応答して制御され
ることを説明した。更に、前の1つの輝度標本化期間中
の放射制御指令を、設定した又は選択された放射制御の
値と比較して誤差を発生し、それが輝度比の大きさに応
じてX線管のk Vを制御すると共にk Vを変え、k
 V制御ループが、X線管のmA又は放射制御を幾らに
すべきかの情報を持つ様にすることも説明した。
次に説明するのは、比を求めることを繰返す考えを延長
して、ビデオ利得を制御することである。
この考えは追加の制御ループにも拡張することが出来、
何れも1個の画像のNIIJ定値を使うことに基づいて
いる。kV制御が放射制御に関係することを説明したが
、次に、この発明では、ビデオ・カメラの利得の制御が
X線管のmA(パルス幅)及びkVと互いに依存性を持
つことを説明する。
X線管のmA及びkVの全範囲のどれだけの部分を使い
きったかに関する予測をした後、3呑目の、即ち最後の
優先順位として、ビデオ(り得を高くすることが[1的
である。然し、この発明では、感知された輝度の誤差が
非常に大きい場合、ビデオ利得を増加する必要があるこ
とも予41すし、直ちにある程度利得を変更する。ビデ
オ利得は画像の輝度に正比例する。
第2図のビデオ利得制御ループの第1段が割算器110
である。(t−1)の放射制御が、ラッチ71から線1
11を介して割算器110のA入力に供給される。最大
放射制御限界と呼ぶ、ブロック112で発生された基準
信号が、線113を介して割算器110のB入力に印加
される。第2段が割算器114である。kV制御ループ
・ラッチ85からの(t−1)の輝度係数が、線115
を介して割算器114のA入力に印加される。ブロック
116で発生された、最大輝度係数限界と呼ぶ最大輝度
係数基準信号が、割算器114のB入力に印加される。
k Vループの(t−1)の輝度係数は、kVを輝度に
換算する為に換算器87のLUTを使って得られたもの
であることに注意されたい。このルックアップ・テーブ
ルはブロック116にある最大限界を持っている。利用
し得るmAの範囲が制限されているから、放射制御信号
も限界がある。この例では、第3図のkVは120kV
に制限されている。蛍光透視法に対するX線管のmA範
囲は、制約するつもりはないが、例として云うと、10
mAの限界までにすることが出来る。
割算器110,114からの出力が掛算器117に対す
る入力になる。掛算器117に対する3番目の入力が、
放射制御1次制御ループ及びkV小ループ使イつれた、
サンプル輝度信号Bに対する基準輝度信号Aの比、即ち
BRT  RATIOである。BRT  RATIOが
線82を介して3番1」の入力に供給される。
ビデオ利得制御ループで行なわれることは数値例によっ
て説明すれば、判り易い。mA限界が10+nAであり
、放射制御指令が所望の5mAに対応すると仮定する。
割算器110の出力比は5/10又は1/2である。必
要な輝度係数が↓になる様な比であり、これは第3図で
見ると、約80.35kVを必要とする。これは60乃
至120kVのkV範囲にわたって利用し得る輝度の範
囲の4/7である。次に(t−1)に、X線の減衰か強
く、暗い画像を生ずる傾向があったと仮定する。次に輝
度基準電圧Aが2であり、輝度サンプル電圧Bの読みが
0.2であり、この場合A/Bが210゜2即ち10で
あると仮定する。掛算器117でこれらの3つの比又は
分数を乗算して、ディジタル線118に現れるVG比を
発生する。一般的に、VG比は次の様に決定される。
(t−1)の輝度係数    (t−1)の放射制御輝
度係数の最大限界   放射制御の最大限界基準電圧 X          −VG比 輝度サンプル電圧 一ヒに述べた様に数値例では、 4   5mA   2ボルト基阜 −x −x         −2,85p VG比7
   10mA     0.2 この例の結果は1より大きいので、ビデオ利得が増加す
る。この比が1になれば、mA及びkVの範囲がかなり
残っていることであるから、ビデオ利i′、1を増加す
る必要はない。ビデオ利1+’3は、上に掲げた式の比
又は最>)Jの2項が大きく1に近付いていて、mA及
びkVが既にその限界に近い場合に、増加する傾向かあ
る。
VG比を決定した後、この比信号を放射制御ループに於
ける処理と同様に、ビデオ利得ループで処理する。VG
ループでは、VG比及び(t−1)のビデオ利得制御を
掛算器119で乗算して、新VG制御指令を発生する。
ビデオ利得を変更し得る速度に限界があり、利得の範囲
にも限界がある。
この為、ループは、ブロック120,121で示す様に
、減衰及び変化率の制限を必要とする。減衰の調節及び
変化率の限界の調節は単なる分数であり、これに計算さ
れたビデオ利得を乗じて、(項本化明間内に許される変
化量を制限する。利得限界が最初にブロック122で表
わす様に検査され、その後、減算器123で新VC制御
及び(t−1)のVG副制御比較して、その結果、即ち
Δ変化をゼロ積分器関数ブロック124に送る。ブロッ
ク124では、変化率限界を用いて、所定のフレーム速
度でビデオ・カメラの電子回路が応答し得る限界内に、
予/1l11された利得の変化を抑える。減衰の分数を
Δ変化に適用して、オーバシュートを最小限に抑えると
共に、適正な落1りき時間を充たす様にする。ゼロ誤差
積分器関数からの処理済みVG制御信号出力が1つの標
本化期間に対してラッチ125に貯蔵され、VC制御信
号がディジタル線126からも送出される。
実例では、計算に用いる数値がディジタル形式であるこ
と、並びに前に放射制御ループについて説明した様に、
kV及びVC制御ループに於ける速度の為、数学的な関
数が整数計算方式を用いて実行されることに注意された
い。
ビデオ利得指令、即ちVG制御信号制御が第2図の線1
26に出力され、第4図の線126に現れる。第4図は
ビデオ・カメラ32のハウジング内にあるカメラ制御装
置を示す。ビデオ・カメラの利得又は輝度出力を制御す
る方法は2つある。
1つは、開口の寸法を制御することである。開口羽根を
141に示しである。もう1つは、電子回路の利得を制
御することである。サーボ装置又は開口駆動装置をブロ
ック142で示してあり、これは電子式サーボ駆動回路
とサーボ・モータ(どちらも示してない)を持っていて
、これが羽根141の間の開口を調節し、従ってビデオ
・カメラのターゲットに行く光量を調節することが理解
されよう。
第2図のビデオ利得制御ループは1つのVG制御指令信
号を発生するだけであったか、この信号を使って、開口
の寸法を調節し、次いで第4図の電子回路の利得を調節
する優先順位を持たせる様に、カメラ制御装置を駆動す
る。電子回路の利得を高くすることは、それは輝度と同
時に、雑音をも増加するので、控える。
第4図は第2図からVC制御指令を受取って、開口駆動
指令及び電子回路ビデオ利得指令を取出す為に使われる
基本的な回路の機能的なブロック図である。
プリセット電子回路利得と呼ぶブロック140で、プリ
セット電子回路利得基準信号が発生される。この信号が
加算増幅器144の一方の入力143に印加される。増
幅器144の出力が、ビデオ利得増幅器145の電子回
路利得を変更する制御信号であり、この増幅器はビデオ
・カメラ32で発生されたアナログ・ビデオ信号に対す
る入力146を持っている。ビデオ利得増幅器の出力が
、線35を介して、第1図のテレビジョン・モニタ36
に対するビデオ入力になる。プリセット開口利得基準信
号がプリセット開口利得と呼ぶブロック139で発生さ
れる。この信号が線154を介して、加算増幅器150
の一方の入力に印加される。増幅器150の出力が開口
の位置を変更する制御信号である。この信号が入力15
0に入り、減算器153で、その結果、即ち開口位置誤
差指令と比較される。面積対ビデオ利得換算器と呼ぶブ
ロック148が期間ループにあり、それが開口の寸法を
感知し、線149に対応する出力信号を発生する。
第2図からのVC制御指令が線126からビデオ利得制
御回路に入る。ビデオ利得制御信号が入力161に印加
され、減算器159で入力160と比較される。その結
果前られる差信号又は電子回路利得指令が、加算増幅器
144の入力143でプリセット電子回路利得と加算さ
れる。第2図から線126に入るVC制御指令をタップ
で取出して、線155を介して加算増幅器150の一方
の入力に伝達する。ブロック139で発生されるプリセ
ット開口利得基準信号が、線147から減算器156の
入力157に印加される。入力157をプリセット開口
利得信号158から減算する。
開口によって覆イ〕れる合計面積を表わす差信号が、減
算器159に対する一方の入力160となる。
勿論、同様な信号の単位が作用する様に保ゴする為に、
種々の倍率が使われているが、図面には示してない。全
ての換算係数及び倍率が上に述べたブロック関数の中に
入っていると仮定している。
第5図は信号の時間線図により、第4図の制御回路の動
作を示している。1番目の信号は線126のVC制御入
力を表わす。これは、第1図からの自動輝度制御予測器
の関数のVC制御指令信号によってT−ΔIIIされた
、カメラに要求されるビデオ利得又は輝度の変化である
。2番[1の信号は第4図の開口141の動きを表わす
。3番目の信号は第4図の加算増幅器144から出力さ
れる変化する電子回路ビデオ利得信号を表わす。4番目
のりイミング信号は、第4図の線35に出力される最終
的なビデオ出力を表わす。
ビデオ利得指令がq在し、開口位置が未だその限界にな
ければ、開口の位置は連続的に変化することを許す。電
子回路ビデオ利得も完全な補正が出来る様にする。電子
回路利得は、第2図に示した予測器関数で放射制御ルー
プがした様に、1次ループのルリ御作用を持つ。電子回
路利得は応答が早いが、信号と同時に雑音をも増幅し、
従って表示される画像の正しい輝度を保つ為に絶対的に
必要でなければ、望ましくない。開口の位置をフレーム
毎に標本化し、輝度の変化及びビデオ利得の変化に対応
する開口の位置を電子回路利得から減算する。ビデオ利
得制御装置は、電子回路利得を必要な小さな値に抑えて
、その利得がビデオ利得指令と等しい時に落着く。装置
が最終的に落着いた時、電子回路利得は、利得に対する
開口の位置の寄与がその限界になった後に、VG制御指
令を充たすのに必要な残りの利得に等しい。
ブロック53で示すテーパは、1種類の単位で表イっし
た入力指令を別の種類の単位の出力指令に換算するのに
必要な伝達関数である。テーパ関数回路及びX線管の焦
点スポット(S)と画像平面の間の距離(スポット画像
間距離5ID)の変化を考慮する関連する回路が、19
84年1月9日に出願された米国特許出願通し番号第5
69,179号(米国特許第4.590.603号)の
第2図に詳しく示されている。
X線管のフィラメントの加熱電流及びX線管を通るmA
の伝達関数は、指数関数である。輝度はmAに正比例す
る。装置が連続蛍光透視モード又は非パルス形モードで
動作している時だけ、フィラメント電流を変えて画像の
輝度を変化させる。
指数関数の反対が対数曲線である。従って、ニーで説明
した装置では、フィラメント電流指令又は放射制御指令
が、第1図のブロック51にあるルックアップ・テーブ
ル(図面に示してない)でそれに相当する対数に換算さ
れる。テーパ関数では、kVを上げる時、mAを下げて
、患者の入口平面における1、OR/分を守る。テーパ
関数回路53は2つの入力を持ち、その1つがフィラメ
ント電流指令であり、他方が前に引用した米国特許出願
の第2図の場合の様にkV指令であり、出力がフィラメ
ント電流制御器21を駆動する。
連続非パルス形蛍光透視動作モードでは、第1図のフィ
ラメント電流制御器21を用いてフィラメント電流を変
えることにより、輝度を制御する。
フィラメント加熱電流が増加するにつれて、電子の熱電
子放出が増加する。任意の陽極kVで電子放出を変える
と、X線管を通るミリアンペア(mA)で表わした電子
電流が変化し、この電流が画像の輝度に正比例する。フ
ィラメント加熱電流と電子の放出の間の数学的な関係は
、周知の次の式で近似することが出来る。
r (t h)−に1 ek21(f)ニーでI(th
)はX線管の熱電子放出電流、I(f)はフィラメント
加熱電流、Kl、に2は定数である。
二\で説明したABC予測制御装置は、フィラメント電
流ではなく、放出電流のモデルを作るレンオ方法を使う
ことにより、輝度誤差を補正する。
この為、第1図の対数変換ブロック51を第10図の様
に構成する。
第1図の線22のフィラメント電流指令信号(F I 
L  CMND)を用いて輝度を制御する為、比例形の
放射制御信号を対応する対数値に変換し又は圧縮して、
計算による放射制御信号とxt!A管間の放出電流の間
に直線的な関係を作る。この様な対数関数を第10図の
回路で構成することにより、200 : 1のダイナミ
ック・レンジ及び2乃至3%の分解能で、フィラメント
電流指令(FIL  CMND)を実現した。図面に示
してないが、ルックアップ・テーブル又は予め計算され
た対数値の配列を使うことが出来る。200:1のダイ
ナミック・レンジを持ち、分解能が2%の信号を使う時
に、直接的なルックアップ・テーブル方法に伴なう問題
は、大二のメモリ位置が必要になることである。第10
図の対数変換器はこの問題を避け、大きなダイナミック
・レンジ及び分解能を保ちながら、計算速度を最適にす
る。
第10図では、第1図の線50のフィラメント電流指令
(FIL  CMND)を表わす16ビツト数(X)を
シフト・レジスタ300に入力する。
シフト・タイミング・クロック301が、線302を介
してレジスタ300にシフト・パルスを供給する。その
結果として得られる値が8ビツトの値になるまで、16
ビツトの値を右シフトすることにより、FIL  CM
ND信号をディジタル式に除算する。最下位ビットは失
われるが、シフト回数がシフト・カウンタ303に記憶
される。
flag (AxB)−Iog(A) +log (B
)であるから、メモリ・スペース305は、2のべき数
の対数を収容して、この例では8ビツト数を得るのに必
要であったシフト回数により、アドレス線304からア
ドレスされる様に構成することが出来る。9又は10バ
イトのメモリしか必要としない。8回のシフトがあれば
、メモリ305のNが8に等しく、多重線306の1o
g28 (25610)の出力は、i)og(B)であ
る10進数2.40823996に相当する2進数であ
る。
これが加算器307のB入力に供給される。シフト・レ
ジスタ300から出力される8ビツトのディジタル数が
、8ビツト数AのJogを計算する処理装置に入力(A
)される。その結果が、多重線309を介して加算器3
07のA入力に供給され、この加算器がAのflagを
Bのflagに加算して、16ビツト数Xのfogを発
生し、それがシフト・レジスタ300に入力される。結
果である。ffogxが線52を介して、第1図に示す
テーパ関数53に出力される。
これに制限するつもりはないが、例として、16ビツト
数Xが2進法の1111110110110010であ
るとする。これは10進法の64946に相当する。8
回のシフトにより、最上位の8ビツトだけが残り、この
結果は11111101であり、又は10進法の253
である。253の1og−fogA=10進法の2.4
03120521である。28の1og=f!ogB−
Rog256=2.40823996である。f!。
gA−14)ogB=4.811360512 (t0
進法)である。この和の対数を戻せば約64946であ
り、従ってもとの16ビツト数Xの1ogが、僅かなメ
モリ・スペースと他の若干の集積回路を用いて得られる
。この例は10を底とするlogを求めるが、自然対数
を使っても、結果は同じである。
参考の便宜の為に、種々のループで行なわれる計算を下
にまとめて記載しである。それに対応する用語を特に説
明しなかった略号も記載する。
略    号       用    語[3RT R
ATIO輝度比 BRT REP     輝度比 13RT SAMP     輝度サンプル1?AD 
C0NTl?OL   輝度制御LUT       
ルックアップ・テーブルMIN kV      最低
キロボルト数SET LMT     限界設定 VGCNTRL(VGC)  l:”チオ利?+制御V
GI?        ビデオ利得比工程1  サンプ
ルから輝度比を決定する。その結果は輝度誤差係数を示
す。1は誤差なしであり、〉1は輝度が低いこと、く1
は輝度が高いことを示す。
13RT RA’「1O−BRT REP/l3RT 
SAMPニーでBRT  REFは所望の輝度レベル(
較性点)であり、B RT  S A M Pは標本化
された輝度信号である。このサンプルは最低限界を持っ
ていて、“0”になることはないことに注意されたい。
限界は、B RT  S A M P誤差が目立つ様に
なり始める点に設定すべきである。
工程2   BRT  RATIOによって表わされる
輝度の誤差を補正するのに必要な新放射制御の値を計算
する。
新RAD CNTRL−RAD CNTRL X l3
RT RATIOI5in Imt≦新1?AD CN
TRL≦vtxfmtニーでmin  Amtは許容最
低RAD  CNTRL、max  fmtは許容最高
RAD  CNTRLである。
工程3   kVの取消しが必要かどうかを決定する。
この手順は、kVの取消しが必要かどうかを決定する。
この決定はRAD  CNTRLをその設定限界に保つ
k Vに基づく。
kV比−RIEP/[[SIシ1’ LMT/RAD 
CNTRL l、ASTIX 13RT SAMP] こ\でSET  LMTは、許容最大RAD  CNT
RLの95%又はダイヤルLMT (パルレス争モード
)の内の小さい方である。ルックアップ・テーブル(L
UT)から、現在のkVに対する輝度係数を見つける。
新輝度係数−輝度係数XkV比 工程4  不感帯の限界を検査する。
LUTから新kVを見つける。
MIN kV (ダイヤル)≦新kV≦MAX kVV
G制御ループ 工程5  ビデオ利得制御の変化を決定する。
ビデオ利得比 −[BI?T RATIOIX [RAD CNTl?
L/MAX LMTIX [kV輝度係数/最大輝度係
数] 新VGC−VGCXVGR こ\でO≦新VGC≦MAX LMT この点で、予測器の機能が完了する。この後の工程は、
この標本化期間に対して行なうべき制御パラメータの階
段形の変化を決定する。
階段の大きさは、各々の制御パラメータに適正な変化率
限界及び減衰係数を用いることによって決定される。変
化率限界は、制御素子が変化率限界にある時、指令信号
が制御されるパラメータを先走らない様に調節される。
減衰係数が制御の小信号応答を定める。両方の補償が、
サンプル(露出)の割合の変化に比例して変化する。
(放射制御)ゼロ誤差積分器機能 工程6   RAD  CNTRLの変化を決定する。
RAD CNTRLの変化 −(新RAD CNTRL−RAD CNTRL) x
 RCDIコこ\で −MAX 5TEP ≦RAD CNTRL (7)変
化≦+MAX 5TEPRCDFは放射制御の減衰係数
(≦1)、MAXSTEPは変化率限界である。この時 RAD CNTRL−RAD CNTRL+RAD C
NTRLの変化(kV副制御ゼロ誤差積分器機能 工程7   kV  CNTRLの変化を決定する。
kV CNTRLの変化 −(新kV CNTRL−kV CNTRL) X k
V DI’こ\で −MAX 5TEP :;kV CNTl?L(7)変
化≦+MAX 5TEPkV DPはkV減衰係数(≦
1) kV CNTl?L−kV CNTRL+kV CNT
l?L(7)変化(VG制御)ゼロ誤差積分器機能 工程8  vGCの変化を決定する。
VGC(7)変化−(新VGC−VGC) XVGCD
FコS チーMAX 5TEP ≦VGCノ変化≦+M
AX s’rEpVGCDFはVGC減衰定数(:i;
 1)vcc−vcc+vccの変化 BRT INDEX−BI?T RATIO×[輝度係
数/新輝度係数] X [1?AD CNTRL/新1?AD CNTRL
Iその他の定義 kV  CNTRL及びVGCは直接的に適当な制御装
置に送ることが出来る。RAD  CNTR信号はパル
スのパルス幅制御に直接的に送ることが出来る。mA制
御の為のテーパ機能を正しく駆動する為、テーパに対す
る入力は次の形にしなければならない。
FIL TAPERCOMND−LOG(t?AD C
NTRL信号)テーパ機能の出力がフィラメント駆動指
令である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動輝度制御装置を用いた診断用X
線装置のブロック図、 第2図は第1図にブロックとして示した予測処理装置の
一部分のブロック図、 第3図はこの発明の詳細な説明する為の、X線管の陽極
に印加されるkVと画像の輝度係数(BRT  FAC
TOR)の間の関係を示すグラフ、第4図は画像の輝度
を制御する3番目の優先順位を持つ関数として、装置内
のビデオ・カメラの利得を変えることに関係する電子部
品の回路図、第5図はビデオ電子回路利得回路及びビデ
オ・カメラの開口を制御する電子回路が利得変更指令に
応答する様子をグラフとして示した時間線図、第6図は
パルス幅が装置の立上り時間に近付く時の装置の安定性
を保つ為に、パルス幅制御の値にオフセットを加算する
手段を設けた輝度制御装置の変形を示す図、 第7図はkV主電源量子化効果をなくす為にkV制御に
不感帯を入れる変形を示す図、第8図はkV主電源量子
化の影響をなくす別の変形を示す図、 第9図は変化を指示する信号が、kV主電源量子化され
ている段階よりも小さい口、rには、何時でもX線管に
印加されるk Vの変化を楚止する変形を示す図、 第10図はX線管フィラメント加熱電流と電子放出電流
の間の非直線的な関係を避ける為に、X線管電流指令を
対数値に変換する機能を示す図、第11図は極めて短い
X線管電流パルスが指示された時に一定の画像の輝度と
装置の安定性を保つ機能を示す図、 第12図はこれまでの図に示した機能とその考えを説明
するのに役立つ曲線を示すグラフである。 主な符号の説明 10:X線管 11:陽極 12:陰極 16:イメージ・インテンシファイヤ 21:フィラメント電流制御装置 23:電源及び制御装置 32:ビデオ・カメラ 36:モニタ 41:平均検出器 70.80:割算器 71:ラッチ ?2,83,84:掛算器 73.94:加算器 85:ラッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)陽極及び陰極を持つX線管、X線露出順序の間該X
    線管の陽極及び陰極の間に流れる平均電流(mA)を調
    節する手段、前記X線管の陽極に印加されるキロボルト
    数を制御する手段、X線管からのX線ビームによって発
    生されたX線像を光像に変換する様に作用するイメージ
    ・インテンシファイヤ、前記光像をアナログ・ビデオ信
    号に変換するビデオ・カメラ、該ビデオ・カメラの利得
    を調節する手段、前記ビデオ信号を可視像に変換するビ
    デオ・モニタ、及び画像の輝度を制御する装置を持つ蛍
    光透視装置に用いる、画像の輝度を制御する装置に於て
    、 相次ぐ期間の間画像の輝度を標本化し、現在の標本化期
    間の間の輝度を表わす信号(B)を発生する手段と、 一定の基準信号(A)を発生する手段と、 1以外の比が現在の輝度信号と基準輝度信号の間の誤差
    を表わす様な、信号Aと信号Bの比(輝度比)を求める
    手段を含む1次制御ループとを有し、 該1次ループは、現在の輝度標本化期間に先立つ輝度標
    本化期間の間に、X線管のmAがなるべきであると指示
    されたレベルに対応する指令信号(最近放射制御信号)
    を貯蔵する手段、及び現在の標本化期間の輝度比信号に
    最近放射制御信号を乗じて、前記輝度比を1に等しくす
    る為に前記mA調節手段が応答する指令信号に対応する
    新放射制御信号を発生する手段を含んでおり、更に、前
    記新放射制御信号を最近放射制御信号から減算して、平
    均mAを調節する手段に変化の指示を与える信号に対応
    する差信号を発生する手段と、輝度誤差の内、X線管の
    陽極に印加されるキロボルト数(kV)を調節すること
    によって補正する必要のある割合を決定するループ(k
    Vループ)とを有し、 該kVループは、前記最近放射制御信号(A)及び各々
    の標本化期間中にX線管に対して希望する導電期間、従
    ってX線管の平均mAに対応するダイヤル放射制御信号
    (B)の比(放射制御比信号)を求める手段を含んでお
    り、 前記kVループは、前記放射制御比信号及び前記輝度比
    信号を乗算してkV制御比信号を発生する手段を含んで
    おり、該kV制御比信号は、前記1次ループの予測指令
    信号が、放射制御信号を強制的に選ばれたダイヤル放射
    制御信号に等しくした場合に起こる輝度の誤差に対応す
    る様な、選ばれた放射制御信号とは異なる値に等しい場
    合、輝度を補正する為にどれだけのkVの調節が必要で
    あるかに対応しており、更に、 前記kVループにあって、現在の輝度標本化期間に先立
    つ輝度標本化期間の間にX線管のkVがそうであるべき
    であると指示されたレベルに対応する指令信号(最近k
    V制御)を貯蔵する手段と、前記最近kV制御信号を、
    利用し得る最低kVに対応する1の正規化輝度を表わす
    最近輝度係数信号に変換すると共に、最近輝度係数信号
    をkV制御信号に変換する手段と、 変換後の最近輝度係数信号と前記kV制御比信号を乗算
    して新輝度係数信号を発生し、その後該新輝度係数信号
    を新kV制御信号に変換する手段と、 最近kV制御信号を新kV制御信号から減算して、X線
    管の陽極電圧を制御する手段に変える様に指示する信号
    に対応する差信号を発生する手段とを有する装置。 2)特許請求の範囲1)に記載した装置に於て、輝度の
    誤差の内、前記ビデオ・カメラの利得を調節することに
    よって補償する必要のある割合を決定するビデオ利得ル
    ープ(VGループ)を持ち、該VGループは、 放射制御信号の最大限界(最大放射限界)に対応する信
    号を発生する手段と、 最近放射制御信号(A)と最大放射制御限界(B)信号
    との比を求めて第1の合成信号を発生する手段と、 最大輝度係数限界に対応する信号を発生する手段と、 前記kVループからの最近輝度係数(A)信号と前記最
    大輝度係数限界(B)に対応する信号との比を求めて第
    2の合成信号を発生する手段と、前記第1及び第2の合
    成信号及び前記輝度比信号を一緒に乗算して、kV制御
    信号及び放射制御信号の両方がその最大限界に達した場
    合に、ビデオ・カメラの利得を変えることによって補正
    すべき予測輝度誤差を表わすビデオ利得比(VG比)信
    号を発生する手段と、 現在の輝度標本化期間に先立つ最近の輝度標本化期間の
    間にビデオ・カメラの利得がそうであるべきと指示され
    たレベルに対応する最近ビデオ利得制御信号(最近VG
    制御信号)を貯蔵する手段と、 前記VG比信号及び前記最近VG制御信号を乗算して新
    VG制御信号を発生する手段と、 前記新VG制御信号を前記最近VG制御信号から減算し
    て、前記ビデオ・カメラの利得を調節する手段に変える
    様に指示する為の信号に対応する差信号を発生する手段
    とで構成されている装置。 3)陽極、陰極及び制御電極を持つX線管、X線露出順
    序の間、該X線管の陽極及び陰極の間に流れる平均電流
    (mA)の選ばれた1つを制御する電流調整回路、前記
    X線管によって発生されたX線像を光像に変換する様に
    作用するX線イメージ・インテンシファイア、前記光像
    をアナログ・ビデオ信号に変換するビデオ・カメラ手段
    、該ビデオ・カメラに対する利得制御手段、前記可視信
    号を可視像に変換するビデオ・モニタ、前記X線管の陽
    極に印加されるキロボルト数(kV)を制御するキロボ
    ルト数調整回路手段、及び像の輝度を連続的に制御する
    手段を持つ蛍光透視装置に用いる、画像の輝度を制御す
    る装置に於て、 時刻(t)の標本化期間の間の画像の輝度を表わす輝度
    信号(B)を発生する様に作用する検出手段と、 所望の輝度レベルに対応する基準信号(A)を発生する
    手段と、 前記輝度信号及び基準信号に対する入力及び出力を持っ
    ていて、予定の値以外の比が時刻(t)に於ける標本化
    された輝度及び所望の輝度の間の誤差を表わす様な、輝
    度比(BRT)信号をその出力に発生する様に比A/B
    を求める様に作用する割算手段を含む1次制御ループと
    、 時刻(t−1)、即ち、時刻(t)のサンプルの1つ前
    に画像の輝度を標本化した時刻に於ける前記BRT信号
    の関数である、前の標本化期間の最近放射制御(RCL
    )信号に対する入力及び出力を持つ貯蔵手段と、 出力を持つと共にその入力手段が前記貯蔵手段の出力及
    び前記割算手段の出力に結合されていて、時刻(t)に
    得られたRCL信号及びBRT信号を乗算して、時刻(
    t)に於ける輝度を表わす新放射制御信号を発生する掛
    算手段と、 前記新放射制御信号を前記RCL信号から減算して、時
    刻(t)のサンプルに対する放射制御信号に対応する出
    力信号を発生する手段と、 該減算手段の出力を前記貯蔵手段の入力に結合して、次
    の輝度標本化期間まで、前記放射制御信号を貯蔵する手
    段と、 前記放射制御信号を前記mA調整回路に供給して、該回
    路が応答して、信号A:Bの比が、時刻(t)に於ける
    標本化された輝度及び基準輝度の間に目立った誤差がな
    いことを表わす予定の値に達するまでは、前記X線管を
    通る平均mAを調節する様にする手段とを有する装置。 4)特許請求の範囲3)に記載した装置に於て、輝度誤
    差の内、前記X線管の陽極に印加されるキロボルト数(
    kV)を調節することによって補正する必要のある割合
    を決定するループ(kV制御ループ)を持ち、該kV制
    御ループは、 露出順序の間にX線管に希望するパルス幅又は導電期間
    に対応する選ばれた放射制御(SRCS)信号を発生す
    る手段と、 前記kV制御ループにあって、出力を持つと共に、前記
    SRCS信号及び前記RCL信号に対する入力手段を持
    っていて、露出期間中に希望するX線管の平均mAに対
    応する放射制御比(RCR)信号をその出力に発生する
    様に、前記SRCS信号に対する前記RCL信号の比を
    求める様に作用する割算手段と、 出力を持つと共に前記RCR及びBRTRATIOを入
    力する入力手段を持っていて、前記RCR及びBRTR
    ATIOを乗算して、前記1次放射制御ループで発生さ
    れた新放射制御信号が、前記新放射制御信号を強制的に
    前記SCRS信号に等しいとした場合に起る輝度誤差に
    対応する様な前記選ばれた放射制御(SCRS)信号と
    は異なる値に等しい場合、画像の輝度を補正する為にど
    れだけのkVの調節が必要であるかを表わすkV制御比
    (kVCR)信号をその出力に発生する第1の掛算手段
    と、 前記kVループにあって出力及び入力を持ち、標本化期
    間(t−1)に前記kVループで発生された時刻(t−
    1)のkV調整制御(最近kV制御)信号を貯蔵する様
    に作用する貯蔵手段と、出力並びに前記kVループ貯蔵
    手段の出力に結合された入力を持っていて、輝度係数を
    前記X線管の陽極に印加されたkVの関数としての画像
    の輝度に対応する値の範囲と定義して、印加されたkV
    を表わす時刻(t−1)の前記最近kV制御信号を時刻
    (t−1)の最近輝度係数信号に変換する最近kV制御
    信号対輝度係数変換器と、前記kV制御ループにあって
    、出力及び入力手段を持ち、該入力手段が前記変換器の
    出力及び前記第1の掛算手段の出力に結合されていて、
    前記kV制御比信号及び時刻(t−1)の最近輝度係数
    信号を乗算して新輝度係数(新BRT係数)信号を発生
    する第2の掛算手段と、 出力及び入力を持つと共に、前記第2の掛算手段の出力
    を当該変換器の入力に結合する手段を持ち、時刻(t)
    の新kV制御信号を発生する輝度係数対kV制御信号変
    換器と、 前記新kV制御信号を前記kV調整回路に結合して該回
    路がkVを調節する様にする手段とを有する装置。 5)特許請求の範囲4)に記載した装置に於て、輝度誤
    差の内、前記ビデオ・カメラ手段の利得を調節すること
    によって補償する必要のある割合を決定するビデオ利得
    ループ(VGループ)を持ち、該ビデオ利得ループは、 前記1次ループの最近放射制御(RCL)信号の最大許
    容限界に対応する限界信号を発生する手段と、 出力を持つと共に、時刻(t−1)の前記最近放射制御
    信号(RCL信号)及び前記限界信号が結合される入力
    を持っていて、前記出力に第1の合成比信号を発生する
    様に作用する割算手段と、前記輝度係数の最大許容限界
    に対応する信号を発生する手段と、 出力、及び前記最近輝度係数信号及び前記最大許容限界
    信号が結合される入力を持っていて、前記出力に第2の
    合成比信号を発生する様に作用する第1の割算手段と、 前記VGループにあって、出力、並びに前記第1及び第
    2の合成比信号及び前記BRT信号が結合される入力を
    持っていて、ビデオ利得比(VG比)信号をその出力に
    発生する様に作用する第1の掛算手段と、 前記VGループにあって、時刻(t−1)の標本化期間
    に発生されたビデオ利得制御(VG制御)信号を貯蔵し
    、出力を持つと共に前記VG制御信号を受取る入力を持
    つ貯蔵手段と、 前記VGループにあって出力及び入力を持ち、一方の入
    力が前記貯蔵手段の出力に結合され、別の入力が前記第
    1のVGループの掛算手段の出力に結合されていて、時
    刻(t−1)のVG制御信号及びVG比信号を乗算して
    時刻(t)の標本化期間に新VG制御信号を前記出力に
    発生する様に作用する第2の掛算手段と、 前記新VG制御信号に対する入力及び時刻(t−1)の
    前記VG信号に対する入力を持っていて、前記利得制御
    手段にカメラの利得を変える様に指示する為の差信号を
    発生する様に作用する減算手段と、 前記VGループの減算手段の出力を前記貯蔵手段の入力
    に結合して前記VG差信号を貯蔵させる手段と、 前記ビデオ・カメラ手段にあって、前記VG差信号の値
    に応答して前記ビデオ・カメラの利得を制御する利得制
    御手段と、 前記VG差信号を前記利得制御手段に結合する手段とを
    有する装置。 6)特許請求の範囲5)に記載した装置に於て、前記ビ
    デオ・カメラ手段の光路内にある開口シャッタ手段と、 前記ビデオ・カメラからのビデオ信号に対する入力、前
    記VG差信号に対する入力及び出力を持つ調節自在の利
    得を持つビデオ信号増幅器と、前記シャッタ手段を駆動
    して前記開口の面積を制御する手段と、 予め設定された開口利得を表わす基準信号を発生する手
    段と、 前記VG差信号及び前記開口利得基準信号に対する入力
    手段を持つと共に出力を持つ第1の加算増幅器と、 前記加算係数出力に結合された入力、別の入力及び出力
    を持つ第1の減算器と、 前記開口の面積を表わす帰還信号を前記第1の減算器の
    他方の入力に帰還する様に作用する面積対ビデオ利得変
    換器と、 予め設定された開口利得を表わす前記基準信号を受取る
    入力、前記帰還信号を受取る入力及び出力を持っていて
    、開口面積に比例して変化する差信号を連続的に発生す
    る第2の減算器と、 入力手段、及び前記ビデオ利得増幅器の利得制御入力に
    結合された出力を持っていて、前記ビデオ・カメラの電
    子的な利得を変える第2の加算増幅器と、 前記ビデオ信号増幅器に対する予め設定された電子的な
    利得を表わし、且つ前記第2の加算増幅器の入力手段に
    結合される第2の基準信号を発生する手段と、 前記VG差信号を受取る入力、前記差信号を受取る入力
    及び前記第2の加算増幅器の入力手段に結合された出力
    を持つ第3の減算器と、 前記ビデオ信号増幅器の出力を前記ビデオ・モニタに結
    合する手段とを有する装置。 7)特許請求の範囲3)に記載した装置に於て、前記電
    流調整回路が、 前記X線管の制御電極に結合されていて、該電極の負の
    バイアス電圧を印加するバイアス電圧源と、 該源をオン及びオフに切換える様に作用するバイアス制
    御手段と、 パルス幅指令信号に対する入力を持っていて、その持続
    時間が前記パルス幅指令信号の大きさに応答して変化す
    る様なパルス・タイミング信号を発生し、前記バイアス
    制御手段に接続されて該制御手段を作動するパルス・タ
    イマとを有し、前記放射制御信号が前記パルス幅指令信
    号を構成し、更に前記信号を前記パルス・タイマに結合
    する手段を有する装置。 8)特許請求の範囲3)に記載した装置に於て、前記電
    流調整回路が、 指令信号に応答して、前記X線管の陰極のフィラメント
    を通る電流を制御し、それに対応してX線管の電子ビー
    ム電流を制御するフィラメント電流制御器と、 信号をそれに対応する対数値信号に変換する様に作用し
    、前記放射制御信号に対する入力手段及び出力手段を持
    つ手段と、 前記対数値信号及び前記kV制御信号を受取る入力手段
    を持つと共に出力手段を持っていて、前記kV制御信号
    及び放射制御対数値信号を修正して、X線ビーム中の身
    体が予定の放射率を越えない様にする値に制限された第
    1の指令信号を前記出力に発生する様に作用するテーパ
    関数回路と、前記第1の指令信号を前記フィラメント電
    流制御器に結合する手段とを有する装置。 9)特許請求の範囲1)に記載した装置に於て、露出時
    間が装置の立上り時間に近付く時の、前記X線管からの
    放射出力及び露出時間の間の非比例関係を補償する様に
    、前記新放射制御信号にオフセット信号を加算する様に
    作用する手段を有する装置。 10)陽極及び陰極を持つX線管、X線露出順序の間に
    該X線管の陽極及び陰極の間に流れる平均電流(mA)
    を調節する手段、X線管の陽極に印加されるキロボルト
    数を制御する手段、X線からのX線ビームによって発生
    されたX線像を光像に変換する様に作用するイメージ・
    インテンシファイア、前記光像をアナログ・ビデオ信号
    に変換するビデオ・カメラ、該ビデオ・カメラの利得を
    調節する手段、前記ビデオ信号を可視像に変換するビデ
    オ・モニタ、及び画像の輝度を制御する装置を持つ蛍光
    透視装置に用いられる画像の輝度を制御する装置に於て
    、 相次ぐ期間中の画像の輝度を標本化し、現在の標本化期
    間中の輝度を表わす輝度信号(B)を発生する手段と、 一定の基準信号(A)を発生する手段と、 1以外の比が現在の輝度信号と基準輝度信号の間の誤差
    を表わす様な、信号Aと信号Bの比(輝度比)を求める
    手段を含む1次制御ループとを有し、 該1次ループは、現在の輝度標本化期間に先立つ輝度標
    本化期間に、X線管のmAがそうであるべきであると指
    示されたレベルに対応する指令信号(最近放射制御信号
    )を貯蔵する手段、及び現在の標本化期間の輝度比信号
    に最近放射制御信号を乗じて、前記輝度比を実質的に1
    に等しくする為に、前記mA調節手段が応答する指令信
    号に対する新放射制御信号を発生する手段を含んでおり
    、更に、 前記新放射制御信号を最近放射制御信号から減算して、
    前記平均mAを調節する手段に変える様に指示する為の
    信号に対応する差信号を発生する手段と、 輝度誤差の内、X線管の陽極に印加されるキロボルト数
    (kV)を調節することによって補正する必要のある割
    合を決定するループ(kVループ)とを有し、 該kVループは、各々の標本化期間中の前記最近放射制
    御信号(A)とX線管に希望する導電期間、従ってX線
    管の平均mAに対応するダイヤル放射制御信号(B)の
    比(この比を放射制御比信号と呼ぶ)を求める手段を含
    んでおり、 前記kVループは、前記放射制御比信号及び前記輝度比
    信号を乗算して、前記1次ループの予測指令信号が、放
    射制御信号を強制的に選ばれたダイヤル放射制御信号に
    等しくした場合に起る輝度誤差に対応する選ばれた放射
    制御信号とは異なる値に等しい場合に、輝度を補正する
    為にどれだけのkVの調節が必要であるかに対応するk
    V制御比信号を発生する手段を含んでおり、更に、前記
    kVループにあって、現在の輝度標本化期間に先立つ輝
    度標本化期間中にX線管のkVがそうであるべきである
    と指示されたレベルに対応する指令信号(最近kV制御
    )を貯蔵する手段と、前記最近kV制御信号を、利用し
    得る最低kVに対応する1の正規化した輝度を表わす最
    近輝度係数信号に変換すると共に、最近輝度係数信号を
    kV制御信号に変換する手段と、 現在の期間より前の最近の輝度標本化期間中に発生され
    た最近kV制御減衰信号を貯蔵する手段と、 最近kV制御減衰の値と前記新kV制御の値の間の差(
    この差をkV制御Δ変化と呼ぶ)を求める手段と、 前記kV制御Δ変化の値に減衰係数を乗じて、計算によ
    って得られたkV制御Δ変化よりも一層小さいkV制御
    変化を発生して、変化率を制限する手段を含む積分手段
    と、 前記kV制御変化の値を達成し得る最大のkV変化率の
    限界内に制限する手段と、 前記制限されたkV制御変化及び前記最近kV制御減衰
    の値を組合せる手段とを有する装置。 11)特許請求の範囲1)に記載した装置に於て、装置
    がkV変化を指示する前に、最低の輝度誤差又はダイヤ
    ル放射制御と最近輝度係数の間の最低の百分率誤差が必
    要となる様な不感帯を設ける様になっており、前記新輝
    度係数の値が前記新kV制御の値に変換される前に、前
    記新輝度係数と前記最近輝度係数の間の差(この差を輝
    度係数変化と呼ぶ)を求める手段を設け、前記輝度係数
    変化を最近輝度係数の値で除してkV不感帯比と呼ぶ値
    を求める手段と、利用し得るkVの階段形の変化全体を
    行なう位に大きいkV不感帯比を通過させると共に、利
    用し得るkV変化の全体を行なうには小さすぎる比を阻
    止する制限器手段とを有する装置。 12)陽極及び陰極を持つX線管、X線露出順序の間に
    X線管の陽極及び陰極の間に流れる平均電流(mA)を
    調節する手段、X線管の陽極に印加されるキロボルト数
    を制御する手段、X線からのX線ビームによって発生さ
    れたX線像を光像に変換する様に作用するイメージ・イ
    ンテンシファイア、前記光像をアナログ・ビデオ信号に
    変換するビデオ・カメラ、該ビデオ・カメラの利得を調
    節する手段、前記ビデオ信号を可視像に変換するビデオ
    ・モニタ及び画像の輝度を制御する装置を持つ蛍光透視
    装置に用いられる画像の輝度を制御する装置に於て、 相次ぐ期間中の画像の輝度を標本化し、現在の標本化期
    間中の輝度を表わす信号(B)を発生する手段と、 一定の基準信号(A)を発生する手段と、 1以外の比が現在の輝度信号と基準輝度信号の間の誤差
    を表わす様な、信号Aと信号Bの比(輝度比)を求める
    手段を含む1次制御ループとを有し、 該1次ループは、現在の輝度標本化期間に先立つ輝度標
    本化期間中に、X線管のmAがそうであるべきであると
    指示されたレベルに対応する指令信号(最近放射制御信
    号)を貯蔵する手段、及び現在の標本化期間の輝度比信
    号に最近放射制御信号を乗じて、前記輝度比を実質的に
    1に等しくする為に、前記mAを調節する手段が応答す
    べき指令信号に対応する新放射制御信号を発生する手段
    を含んでおり、更に、 前記新放射制御信号を前記最近放射制御信号から減算し
    て、前記平均mAを調節する手段に変える様に指示する
    為の信号に対応する差信号を発生する手段と、 輝度誤差の内、X線管の陽極に印加されるキロボルト数
    (kV)を調節することによって補正する必要のある割
    合を決定するループ(kVループ)各々の標本化期間中
    にX線管に希望する導電期間、従ってX線管の平均mA
    を表わすダイヤル放射制御と呼ぶ値を発生する手段と、 第1の窓がダイヤル放射制御と最近放射制御の比を囲む
    窓の上限(UWL)及び窓の下限(LWL)を持つ様な
    第1及び第2の不感帯の窓を定める手段と、 窓の寸法を左右する定数である最近放射制御の関数f(
    RCL)を発生する手段と、 定数に対して、前記f(RCL)を加算すると共に前記
    f(RCL)をそれから減算する手段と、前記加算結果
    にダイヤル放射制御を乗じて前記UWLを作る手段、及
    び前記減算結果にダイヤル放射制御を乗じて前記LWL
    を作る手段と、前記ダイヤル放射制御と最近放射制御の
    比を求めて放射制御比(RCR)を求める手段と、前記
    RCRがUWL及びLRLの間にあることに応答して、
    放射制御とダイヤル放射制御の間に僅かな差しかない時
    に、kVを変える必要がない為に、前記RCRの代りに
    1の値を選択すると共に、前記RCRが前記窓の外にあ
    ることに応答して、要求される、利用し得る最小kV変
    化より大きいRCRの実際の値を選択する選択手段と、
    前記輝度比を囲む窓の上限(U)及び下限(L)を持つ
    調節自在の窓を定める手段と、 輝度比(BR)がUより大きいかBRがLより小さく、
    一層大きな誤差が存在していて、kVに対して予定の一
    杯の階段形変化を指示することが出来る場合にBRを選
    択し、BRが前記窓の内側にある場合に1の値を選択す
    る別の選択手段と、前記放射制御比に1の値又は輝度比
    の内、選択された一方を乗じて、前記1次ループの予測
    指令信号が、放射制御を強制的にダイヤル放射制御に等
    しくした場合に起る輝度誤差に対応する放射制御信号と
    は異なる値に等しい場合に、輝度を補正する為にどれだ
    けのkVの調節が必要であるかに対応するkV制御比を
    発生する掛算手段と、前記kVループにあって、現在の
    輝度標本化期間に先立つ輝度標本化期間中にX線管のk
    Vがそうであるべきと指示されたレベルに対応する指令
    信号(最近kV制御)を貯蔵する手段と、 前記最近kV制御信号を、利用し得る最低kVに対応す
    る1の正規化された輝度を表わす最近輝度係数信号に変
    換すると共に、最近輝度係数信号をkV制御信号に変換
    する手段と、 変換後の前記最近輝度係数信号及び前記kV制御比信号
    を乗じて新輝度係数信号を発生すると共に、該新輝度係
    数信号を新kV制御信号に変換する手段と、 前記最近kV制御信号を前記新kV制御信号から減算し
    て、X線管の陽極電圧を制御する手段に変える様に指示
    する信号に対応する差信号を発生する手段とを有する装
    置。 13)陽極を持つと共に、陰極を構成していて、その中
    を流れる加熱電流に応答して、当該フィラメントの温度
    に対して不釣合な量の電子を放出するフィラメントを持
    つX線管、前記陽極及び陰極の間にキロボルト数(kV
    )を印加して、X線像を発生する為のX線放射の放出を
    伴なって、その間に電子電流(mA)を流れさせる為の
    電源、X線露出に希望するmAに比例し且つ陰極加熱電
    流に対して非直線関係を持つディジタル信号(放射制御
    信号)を発生する手段、指令信号に応答して前記フィラ
    メント加熱電流を制御する様に作用するフィラメント電
    流制御器、及び前記放射制御信号を電流制御器のディジ
    タル指令信号を構成する本来のディジタル数に変換して
    、この結果放射制御信号とX線管のmAの間に比例関係
    が得られる様にする手段を持つX線装置に於て、前記変
    換する手段が、 前記ディジタル数の予め選ばれた数の最上位ビットが残
    るまで、ある回数だけ放射制御を表わすディジタル数を
    右にシフトさせる手段と、 該シフトの回数(L)を計数する手段と、 値2^Nの対数を求める手段と、 放射制御を表わす前記本来のディジタル数の対数を求め
    る手段と、 前記本来の放射制御数の対数及び2^Nの対数を加算し
    て前記指令信号を構成する対数値を発生する手段とを有
    し、 前記電流制御器が前記指令信号に応答して前記フィラメ
    ント加熱電流を、X線管のmAが放射制御に比例する様
    な値に制御するX線装置。 14)陽極及び陰極を持つX線管、X線露出順序の間に
    X線管の陽極及び陰極の間に流れる平均電流(mA)を
    調節する手段、X線管の陽極に印加されるキロボルト数
    を制御する手段、X線からのX線ビームによって発生さ
    れたX線像を光像に変換する様に作用するイメージ・イ
    ンテンシファイア、前記光像をアナログ・ビデオ信号に
    変換するビデオ・カメラ、該ビデオ・カメラの利得を調
    節する手段、前記ビデオ信号を可視像に変換するビデオ
    ・モニタ及び画像の輝度を制御する装置を持つ蛍光透視
    装置に用いる画像の輝度を制御する装置に於て、 相次ぐ期間中の画像の輝度を標本化し、現在の標本化期
    間中の輝度を表わす信号(B)を発生する手段と、 一定の基準信号(A)を発生する手段と、 1以外の比が現在の輝度信号と基準輝度信号の間の誤差
    を表わす様な、信号Aと信号Bの比(輝度比)を求める
    手段を含む1次制御ループとを有し、 該1次ループは、現在の輝度標本化期間に先立つ輝度標
    本化期間中にX線管のmAがそうであるべきと指示され
    たレベルに対応する指令信号(最近放射制御信号)を貯
    蔵する手段、及び現在の標本化期間の輝度比信号に最近
    放射制御信号を乗じて、前記輝度比を実質的に1に等し
    くする為に、前記mAを調節する手段が応答すべき指令
    信号に対応する新放射制御信号を発生する手段を含んで
    おり、更に、 前記新放射制御信号を前記最近放射制御信号から減算し
    て、前記平均mAを調節する手段に変える様に指示する
    為の信号に対応する差信号を発生する手段を有し、 輝度比である信号Aと信号Bの比を求める手段がX線の
    パルス幅を安定化する様になっており、該手段が、 窓の上限(UWL)及び窓の下限(LWL)を持つ窓を
    定める手段を有し、前記基準は前記限界の中心にあり、
    前記手段は最近放射制御の関数f(RCL)を前記基準
    に加算して窓の上限を作る手段、及び前記基準から前記
    f(RCL)を減算して窓の下限を作る手段を含んでお
    り、 前記f(RCL)は一連の固定値及び捕捉値であり、該
    捕捉値は、制御装置が不安定性を示し始める様な臨界的
    なRCL値及び対応するパルス幅から始まって、最終放
    射制御の範囲にわたって変化すると共に、前記RCL値
    の範囲は装置内で達成し得る最小RCL及びパルス幅の
    点に及び、該点にf(RCL)の値が与えられ、これは
    、輝度サンプルの値を捕捉する為の、前記基準値より上
    下の窓の適切な上限及び下限となる捕捉値に対応してお
    り、前記捕捉値は前記最小RCLから前記臨界的なRC
    L値に於ける定数まで直線的に下降し、前記固定値は前
    記捕捉値の倍数に対応しており、更に、 輝度サンプルの値A及び基準値Bが供給され、サンプル
    値AがUWLより大きいか又はサンプル値がLWLより
    小さい場合にAを選択する様に作用し、この場合次の標
    本化期間に対して窓の上限及び下限を形成する為にf(
    RCL)の捕捉値が使われる様にすると共に、LWLが
    サンプル値より小さいか又はそれに等しく、サンプル値
    がUWLより小さい場合にBを選択する様に作用し、次
    の標本化期間の間にUWL及びLWLを形成する為に固
    定値f(RCL)を使う選択手段と、前記基準値を基準
    又はサンプルの内の選ばれた一方によって除して前記輝
    度比を作る手段と、輝度誤差の内、X線管の陽極に印加
    されるキロボルト数(kV)を調節することによって補
    正する必要がある割合を決定するループ(kVループ)
    とを有し、 該kVループは、前記最近放射制御信号(A)及び各々
    の標本化期間中にX線管に希望する導電期間、従ってX
    線管の平均mAに対応するダイヤル放射制御信号(B)
    の比(この比を放射制御比信号と呼ぶ)を求める手段を
    含んでおり、 前記kVループは、前記放射制御信号及び輝度比信号を
    乗じて、1次ループの予測指令信号が、放射制御信号を
    強制的に選ばれたダイヤル放射制御信号に等しくした場
    合に生ずる輝度誤差に対応する選ばれた放射制御信号と
    は異なる値に等しい場合に、輝度を補正するのにどれだ
    けのkVの調節が必要であるかに対応するkV制御比信
    号を発生する手段を含んでおり、更に、 前記kVループにあって、現在の輝度標本化期間に先立
    つ輝度標本化期間中にX線管のkVがそうであるべきと
    指示されたレベルに対応する指令信号(最近kV制御)
    を貯蔵する手段と、 前記最近kV制御信号を、利用し得る最低kVに対応す
    る1の正規化された輝度を表わす最近輝度係数信号に変
    換すると共に、該最近輝度係数信号をkV制御信号に変
    換する手段と、 変換後の前記最近輝度係数信号及び前記kV制御比信号
    を乗じて新輝度係数信号を発生すると共に、該新輝度係
    数信号を新kV制御信号に変換する手段と、 前記最近kV制御信号を前記新制御信号から減算して、
    前記X線管の陽極電圧を制御する手段に変える様に指示
    する信号に対応する差信号を発生する手段とを有する装
    置。
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