JPS63187592A - 高周波加熱装置の発振回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、良好な生解凍調理のできる高周波加熱装置
に関する。

（従来の技術） 一役にこの種の装置、例えば電子レンジにおける生解凍
調理は、彼生解凍調理物の重量および種類により加熱時
間を設定する。そして第一の方法としては、あらかじめ
設定した時間内にマグネトロンをＯＮ、ＯＦＦ制御させ
て、電波の平均出力を変化させながら彼生解凍調理物を
解凍する。

また第二の方法としては、マグネトロンに印加電圧を加
えるための整流回路の高圧コンデンサを可変ｕＪ能とし
て、筒周波出力の強１弱切換ができるようにして電波の
出力を変化させて生解凍調理を行う。

どちらの方法も、解凍が進むにつれて高周波の発振出力
を下げることで彼生解凍調理物の温度むらを防ごうとし
ているものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記した第一の方法の場合はマグネトロ
ンのＯＮ時における高周波の出力が大きいために、彼生
解凍調理物に当たる電波の強弱の差が大きくなってしま
い、必然的に温度差が大きく温度むらが生じてしまう。

また、第二の方法については弱出力であるので第一の方
法はどではないが、同様に温度むらができてしまう欠点
があった。

この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、彼生解凍調理物を均一に高周
波加熱解凍し得る製品を提供することにある。

［発明の構成］ （問題を解決するための手段） 整流回路に複数個並列に設けた高圧コンデンサと、この
高圧コンデンサの１個に直列に接続された第１のリレー
スイッチと、交流電源７ｕ圧をＯＮ、ＯＦＦするために
設けられた第２のリレースイッチと、この第１のリレー
スイッチと第２のリレースイッチをＯＮ、ＯＦＦ制御す
る制御回路を具備し、生解凍調理時には前記第１６リレ
ースイツチと第２のリレースイッチがＯＮとなり所定時
間高周波を発振した後に、第１のリレースイッチＯＦＦ
、第２のリレースイッチＯＮとなり継続して所定の時間
高周波を発振し、且つ前記第１のリレースイッチＯＦＦ
時の間に第２のリレースイッチを断続切換する時間が設
けられていることを特徴とする。

（作用） 第１のリレースイッチＯＦＦ、即ちマグネトロンの出力
量の期間中に第２のりレースイ、、チを断続切換する時
間が設けられたことで、第２のリレースイッチによる通
電ＯＦＦ時に彼生解凍調理物の内部による熱伝導のため
温度むらが少なくなる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図を参照して説明する
。

第１図において、１は商用交流電源で、この電源１には
ヒユーズ２、ドアスイッチ３および第２のリレースイッ
チ４ｂを介して高圧トランス５の一次コイル５ａが接続
される。また、電源１に対し、１．記ヒユーズ２および
ドアスイッチ３を直列に介してドアモニタスイッチ６が
並列に接続される。なお、図示していないが高圧トラン
ス５の一次側の回路には加熱室内照明用の庫内灯やマグ
ネトロン冷却用のファンモータなどが接続されている。

高圧トランス５の二次コイル５ｂには、第１の１″ＳＪ
圧コンデンサ７ａ（約０．６μＦ）と第２の高圧コンデ
ンサ７ｂ（約０．２μＦ）が並列につながれており、そ
の第１の高圧コンデンサ７ａに直列に第１のリレースイ
ッチ４ａが接続されている。

この高圧コンデンサ７ａ、７ｂと高圧ダイオード８から
なる半波倍電圧整流回路を介して、高周波発生装置であ
るところのマグネトロン９のアノード・カソード間が接
続される。そしてマグネトロン９のアノードは接地され
カソード（ヒータ）は高圧トランス５の二次コイル５Ｃ
に接続される。

上記゛ｒ波波型電圧整流回路中の第１のリレースイッチ
４ａは、高圧コンデンサ容量を変化させマグネトロン９
からの高周波の発振出力を切り換えるためのもので、こ
の第１のリレースイッチ４ａがＯＮの時は高圧コンデン
サ７ａ、７ｂが並列接続となり０．６＋０．２−０．　
８μＦの容量で出力は約５００Ｗとなる。また、この第
１のリレースイッチ４ａがＯＦＦの時は第２のコンデン
サ７ｂの容は（０，２μＦ）のみとなり出力は約１２５
Ｗとなる。さらに、第２のリレースイッチ７ｂはマグネ
トロン９からの高周波の発振出力をＯＮ。

ＯＦＦするためのものである。そして前記第１のリレー
スイッチ４ａと第２のリレースイッチ４ｂは、動作を制
御するための制御回路１０につなかれている。この制御
回路１０は、この他の電子レンジ全般の動作についても
制御を行うものである。

つぎに、上記の構成において作用を説明する。

加熱室内に被生解凍調理物を収納してドアを閉じるとと
もに、この彼生解凍調理物の重量および種類により、調
理出力のプログラムを決定する。そして、生解凍調理ス
タートのスイッチを押すと、例えば第２図のプログラム
に沿って調理を始める。

まず、第１のリレースイッチ４ａはＯＮ、第２のリレー
スイッチ４ｂもＯＮとなり出力強である５００Ｗで、あ
る程度解凍か進むまでこのままの出力を保つ。解凍が進
んで来たら、第１のリレースイッチ４ａはＯＦＦとなり
、出力間である１２５Ｗになり一定時間加熱する。これ
は前記出力強による彼生解凍調理物に生ずる温度むらを
少なくする目的のものである。さらに弱出力の間の後゛
Ｖに、第２のリレースイッチ４ｂを断続切換する時間を
設は解凍路ｒとなる。この第２のリレースイッチ４ｂに
より出力ＯＷの時間を設けたことで、この時間内に彼生
解凍調理物の中の高温の部分と低／、鴇の部分の間で熱
伝導が生じ、出力間の状態よりさらに均一の温度となっ
て解凍を終了することができる。

また、上記した一実施例によらず第３図のように弱出力
時の全般に第２のリレースイッチ４ｂの断続切換する時
間を設けても同様の効果を得ることができる。

尚、本発明は上記し且つ図面に示す実施例のみに限定さ
れるものではなく、出力間の時間のどの部分に出力断続
時間を設けても良いものである。

［発明の効果］ 以」二述べたように本発明によれば、生解凍調理時の弱
出力時間中にさらに通電の断続時間を設けたことにより
、彼生解凍調理物の極端な温度差がなくなり、凍結部が
残ったり部分的な煮え等の心配もなく良好な生解凍調理
ができる効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である回路構成図、第２図は
生解凍１凋理時の一実施例である動作図、第３図は生解
凍調理時の他の実施例である動作図を示す。 図面中、４ａは第１のりレースインチ、４ｂは第２のリ
レースイッチ、５は高圧トランス、７ａ。 ７ｂは高圧コンデンサ、９はマグネトロン、１゜は制御
回路である。 同　　　　　　　　場　　山　　　　幸　　夫第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、交流電源電圧を高圧トランスおよび整流回路を介し
   てマグネトロンに印加する高周波加熱装置において、前
   記整流回路に複数個並列に設けた高圧コンデンサと、こ
   の高圧コンデンサの１個に直列に接続された第１のリレ
   ースイッチと、前記交流電源電圧をＯＮ、ＯＦＦするた
   めに設けられた第２のリレースイッチと、この第１のリ
   レースイッチと第２のリレースイッチをＯＮ、ＯＦＦ制
   御する制御回路を具備し、生解凍調理時には前記第１の
   リレースイッチと第２のリレースイッチがＯＮとなり所
   定時間高周波を発振した後に、第１のリレースイッチＯ
   ＦＦ、第２のリレースイッチＯＮとなり継続して所定の
   時間高周波を発振し、且つ前記第１のリレースイッチＯ
   ＦＦ時の間に第２のリレースイッチを断続切換する時間
   が設けられていることを特徴とする高周波加熱装置の発
   振回路。