JPS63181076A - 設計製図作業のための公差自動決定装置 - Google Patents

設計製図作業のための公差自動決定装置

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JPS63181076A
JPS63181076A JP62012852A JP1285287A JPS63181076A JP S63181076 A JPS63181076 A JP S63181076A JP 62012852 A JP62012852 A JP 62012852A JP 1285287 A JP1285287 A JP 1285287A JP S63181076 A JPS63181076 A JP S63181076A
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Hiroshi Sekiguchi
博 関口
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Agency of Industrial Science and Technology
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 一般的な設計製図作業においては、設計された製品の機
能仕様を実現するため、製品を構成する各部品毎に、そ
の製造工程に要求する寸法公差及び幾何学的公差の決定
を行っている。
本発明は、このような設計製図作業における寸法公差及
び幾何学的公差を自動的に決定する装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 現在、設計製図作業において、設計図面より部品図ある
いは加工図におとす段階で、その設計機能を実現するた
めの寸法公差及び幾何学的公差の決定が行われている。
その決定は、JISなどのハンドブックデータと作業者
の経験によって行われており、設計製図作業の自動化を
進めるためにも、寸法公差及び幾何学的公差の決定の自
動化が問題となっている。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは1機械工業の設計・製造工程に計算機を利
用しようとした場合に、組立構造を計算機でどのように
取扱うかという問題と関連して、先に、回転機能部品に
おける構成部品間の接続関係を用いて組立構造を表現す
るようにした表現法を提案している(精密機械、第51
巻第2号、昭8G、2.5) 。
本発明は、このような組立構造の表現法を利用して、設
計#A図作業における公差の自動決定を可能にする装置
を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の公差自動決定装置は
、製品設計に関するデータを人力するための入力装置と
;上記入力装置から入力された部品名、部品の幾何学的
形状、寸法をセットする部品形状レジスタと;上記入力
装置から入力された部品間のはめあい接続及び面接続関
係をセットする接続関係レジスタと;上記入力装置から
入力されたはめあい41i続及び面接続する部品の面素
名をセットする面素名レジスタと、JISなどにおいて
定められた寸法公差及び幾何学的公差などの数値データ
、並びに公差決定に関するルールなどの公差データをセ
ットする公差データレジスタと:上記部品形状レジスタ
、接続関係レジスタ、及び面素名レジスタから各部品ご
とに読出しされた幾何学的形状、寸法、接続関係及び接
続面素名に基づいて、ボルトまたはナツトの締結部品に
よる締付けの接続ループを検索する締付は接続ループ判
定回路と;上記締付は接続ループ判定回路から出力され
る接続ループに関する情報と、前記部品形状レジスタ、
接続関係レジスタ及び面素名レジスタから各部品ごとに
読出しされた幾何学的形状、寸法、接続関係及び接続面
素名と、前記公差データレジスタから出力される公差デ
ータに基づいて、軸方向寸法公差、径方向寸法公差及び
幾何学的公差を決定する公差決定回路と;それらの公差
決定回路において決定された軸方向及び径方向の寸法公
差、並びに幾何学的公差がセットされる公差レジスタと
;上記公差レジスタにセットされた公差を出力する出力
装置と;によって構成される。
[作 用] 入力装置から入力された製品設計に関するデータ、即ち
、部品名、部品の幾何学的形状、1法。
部品間のはめあい接続及び面!H&Ii!関係、並びに
はめあい接続及び面Pi続する部品の面素名等は、それ
ぞれ1部品形状レジスタ、接続関係レジスタ及び面素名
レジスタにセットされる。一方、公差データレジスタに
は、JISなどにおいて定められた寸法公差及び幾何学
的公差などの数値デー夕、並びに公差決定に関するルー
ルなどの公差データが予めセットされる。
公差決定回路においては、前記部品形状レジスタ、接続
関係レジスタ及び面素名レジスタから、各部品ごとに読
出しされたデータ、即ち、幾何学的形状、寸法、接続関
係及び接続面東名と、前記公差データレジスタから出力
される公差データに基づいて、寸法公差及び幾何学的公
差を決定するが、それに先立ち1.締付は接続ループ判
定回路において、各部品ごとに読出しされた幾何学的形
状、寸法、接続関係及び接続面東名に基づき、ボルトま
たはナツトの締結部品による締付けの接続ループが検索
される。
そして、公差決定回路においては、前述した各種データ
及び上記締付は接続ループ判定回路から出力される接続
ループに関する情報に基づき、軸方向寸法公差、径方向
寸法公差及び幾何学的公差が決定され、それらの寸法公
差及び幾何学的公差は、公差レジスタから出力装置を通
して出力される。
従って、設計製図作業における寸法公差及び幾何学的公
差を、製品の組ケにおける部品の接続関係に基づいて自
動的に決定することが可能になる。
[実施例1 第1図は1本発明に係る公差自動決定装置の実施例の構
成を示すものである。
同図に示すように、この公差自動決定装置に対しては、
製品設計装置1図面読取り装置、またはタイプライタ装
置等により構成される任二仕の入力装置により、Jジ計
図面に関する必要なデータが入力されるが、これらのデ
ータは前述した組立構造の表現法に基づくものである。
そこで、本発明の実施例について詳述するに先立ち、ま
ず、上記組立構造の表現法について説明する。
一般に1回転4ft Ik部品における構成部品間の接
続関係として、はめあい、面接合、歯車かみあいなどが
挙げられる。第1表は、接続関係をはめあい接続と面接
続に大別し、その各々を運動に関する自由度、及びはめ
あいにおける寸法公差を勘案して、細分類したものであ
る。なお、接続関係を変化させる際の難易に従って、同
表の上からFにむつかしさのレベルが低くなるように配
列している。
以後、接続関係の表示には、第1表に示すニー)・を用
いることとする。
上記接続関係を用いて組立構造を表現しようとした場合
、はめあい接続では穴と軸の区別を、面接続では組立構
造における面のその向きの情報が心安であり、また1組
立構造は立体的であるため、三次元座標系を用いて表さ
なければならない、そこで、任意に座標系を設定し、構
成部品間の接続関係を、各座標軸ごとに、はめあい接続
と第1表 面接続の2種類の行列で表すことによって、組立構造を
表現する。
また、以後は第2図に示す小型主軸頭を例にして説明す
る。
同図における主軸の軸方向をX座標軸とし、X座標軸に
おける構成部品のはめあいに関する接続関係は、第2表
のようになる。
同表において、部品Piの内周と部品Pjの外周との接
続関係は、i行j列で表すことができる0例えば、第2
図における部品■の内周と部品■の外周とのはめあい関
係は、第2表の1行2列の交点における表示からPOで
ある。同様に、面接続による接続関係は、第3表の行列
(i:座標軸における負の向き、j:同、正の向き)で
衷される0例えば、第2図の部品■負の向きの而と部品
■の正の向きの面との面接続は、第3表における3行4
列の表示から、PIである。また、第4表及び第5表は
、X座標軸に関する接続関係である。
さらに、構成部品の結合状態は、第2〜5表を用いて、
ボルトまたはナツトの締結部品による締付けの接続ルー
プを検索することによって容易に第4表       
第5表 検出することができる。例えば、接続状態からボルト(
面接続C1、外周はめあいSc)またはナツト(面接続
C1,内周はめあいSc)として、PO,PI7゜PI
8.pHl及びP21を抽出することができる。この抽
出された締結部品とCIまたはScで接続する2 (I
ff部品を前記衣から検索する0次に、検索された部品
間でPIで接続する部品群を検索することによって、締
付は接続ループを見出すことができる。
一方1部品相互間において各部品のいずれの面が上述し
た関係にあるかを表すため、部品の各面に面素名が付け
られる。第3図及び第4図はこの面素名を表わし、第6
表ははめあい接続の関係にある部品相互の面素名を、第
7表は面接続の関係にある部品相互の面素名を示してい
る。
以上に説明した表現法に基づき、前述の適宜入力装置に
より公差自動決定装置に入力される製品の設計図面等に
関する必要なデータとしては、:55図に示すようなも
のがある。即ち、上記データとしては、まず、製品に関
する名称、仕様、構成ユニット、・・等があり、それが
複数の関連部品からなるユニットのデータ、例えば各ユ
ニットについてのユニット名称・番号、ユニット仕様、
構成部品、◆・等のデータに分かれ、各ユニットのデー
タが各部品ごとのデータ、例えば各部品についての部品
名称・番号、材質、形状情報、・・等に分かれた状態に
ある。
それらのデータの具体的な内容は、第5図中に示してい
るが、それらのうち、部品に関するデータの必要部分、
即ち部品名、幾何学的形状、寸法等が、入力装置を通し
て第1図の部品形状レジスタにセットされ、部品のはめ
あい接続関係のデータ (第2表及び第4表)が同様に
第1図のはめあい接続関係レジスタに、部品の面接続関
係のデータ (第3表及び第5表)が同様に面接続関係
レジスタにセットされる。また、はめあい接続する部品
の面素名に関するデータ (第6表)がはめあい接続面
素名レジスタに、面接続する部品の面素名に関するデー
タ (第7表)が面接続面素名レジスタにセットされる
なお、上述した方法によって組立構造を表現した場合に
、各データは三次元座標系の各座標軸ごとに入力する必
要がある。
次に、上記各レジスタに入力されたデータに基づき、そ
れらの中の必要なデータを読出し回路(1)(H)で読
出して、各種公差の決定等を行うが、それに先立つ締付
は接続ループの検索について予め説明する。
この締付は接続ループの検索は、第1図における締付は
接続ループ判別回路において行われ、ナツト(CI面接
合、Sc内周はめあい接続)及びボルト(CI面接合、
Sc外周はめあい接続)とCI接続する部品及びその部
品とPI、丁aで連接する部品を検索するもので、その
検索の終了条件は、(1)連接部品としてボルトまたは
ナツトがScはめあい接続する部品を検索した場合、 (2)検索した連接部品の内周はめあい接続がTa、R
iの場合及びその部品が次の隣接部品との間でCI接続
する場合。
である。
この締付は接続ループの検索を、第2図ないし第4図に
示す製品の場合について具体的に説明すると、ナツト 
(部品番号■)による接続ループとしては、部品■−■
−〇)−〇−[株]−■−〇−■−C■が順次接続され
、ここで上記終了条件に適合するため、これを一つのル
ープと判断させる。同様に、ボルト (部品番号0)に
よる接続ループとしては、■−〇−■−[相]−〇−■
が順次接続され。
ここで上記終了条件に適合するため、これを一つのルー
プと判断させる。
前者の例における締付けの条件は(a−dについては第
2図参照)、 L3(c)< L5+L12+L4         
 −− (1)L3(b+c)< +L5+L12÷L
4+L14            ・ Φ (2)L
3(a+b+c)< L?+L13+L8+L14+L
5÷L12+L4  惨(3)・・(4) を満足する必要がある。そして、寸法公差の配分条件は
、次のようになる。
(A)上記(1)〜(3)式において両辺の呼び寸法が
等しい場合のみ寸法公差を付ける(左辺が大きい場合は
呼び寸法に対してエラー出力する)。
(B)規格・標準部品(軸受等)を除いて他の部品に公
差を付ける。
なお、後者の例の場合の締付は条件は、L2(d)<L
4◆L12+L5+L8となる。
公差の設定は、第1図における軸方向公差決定回路、径
方向公差決定回路及び幾何学的公差決定回路において、
それぞれ、以下に説明するような各種必要条件を満足す
るようにして設定されるが、その設定に際しては、予め
、寸法公差データレジスタ及び幾何学的公差データレジ
スタに1、JISなどにおいて定められている寸法公差
及び幾何学的公差などの数値データ、並びに公差決定に
関するルール等を入力しておき、それらのデータ等が参
照される。
次に、各寸法公差決定回路における公差の決定について
順次説明する。
軸方向寸法公差決定回路においては、読出し回路(1)
により読出した設計図面に関するデータ及び寸法公差デ
ータレジスタに予め入力されているデータ、並びに締付
は接続ループ判別回路における判別結果に基づき、次に
例示するような公差の設定が行われる。
(1)ナツトから検索したP1連接部品と内周はめあい
接続する軸部品のScはめあい接続する面素を除いた面
素数が1個で、その面素の基準寸法と、その面素とはめ
あい接続する部品の面接続間の基本寸法が同じの場合、 a、軸の外周面素とはめあい接続する部品の全が規格・
標準部品の場合、軸の外周面素に対する寸法公差を−0
,3〜−0,5とする。
b、軸の外周面素に対する寸法公差を±0.2、軸の外
周面素とはめあい接続する非規格・標準部品の面接続開
寸法に対する寸法公差を+0.4〜0.6 とする。
(2)軸部品のScはめあい接続する面素を除いた面素
数が2個以上の場合は、軸の外周はめあい接続する各面
素で、その面素とはめあい接続する部品で軸とPI、T
a面接続する部品があり、その軸外周面素と、外周はめ
あい接続する全部品の面接続間寸法の呼び寸法が同じ場
合、軸外周面素に対する寸法公差を−0,2〜−0,5
、軸外周面とはめあい接続する全部品の面接続間寸法の
寸法公差をo、o〜+0.2 とする。
(3)ボルトのSc外周はめあいする部品の同じ方向で
21接続する面素間の寸法公差を±o、1、ボルトのS
c外周はめあいする部品とボルトでC1接続する部品に
よってPl接続で挟まれる部品の面接続開寸法と、ボル
トでCI接続する部品の同じ向きで面接続する面素間の
寸法の全寸法に対する公差を+0.2〜+0.3 とす
る。
(4〕而接続の両方向ともボルトによるC1按続で構成
されている場合、 a、SC内周はめあいでボルトと接続する部品の、反対
向きの面接続面素間に対する寸法公差を±0.1 とす
る。
b、c+接続でボルトと面接続する部品によって、 P
I面接続で両方向より挟まれている部品の画素間寸法と
、ボルトと01接続する部品の同方向でP1接続する面
素間の寸法に対する公差を+0.2〜+0.4 とする
径方向寸法公差決定回路においては、読出し回路(りに
より読出した設計図面に関するデータ及び寸法公差デー
タレジスタに予め入力されているデータに基づき1次に
例示するような公差の設定が行われるが、この場合、次
の(A)、(B)を前提条件になる。
(A)はめあい接続する2部品の接続面素の基本寸法が
同一の場合、その面素に対して寸法公差の設定を行う。
(B)はめあい接続する部品の内周面素あるいは外周面
素の一方が1面素であり、相対する面素数が複数の場合
、接続部品に規格・標準部品(軸受など)が含まれてい
れば、その規格φ標準部品のはめあい公差を基準として
、他部品の寸法公差を設定する。
また、接続部品に規格・標準部品が含まれていなければ
、その接続部品内の最も高いはめあい接続関係を基準と
して、他部品の寸法公差を設定する。
上記径方向寸法公差決定回路における寸法公差の設定方
法は次の通りである。
(1)はめあい接続部品が軸受の場合、その軸受の内周
面素とはめあい接続する相手面素に対しに5を、軸受の
外周面素と接続する相手面素に対してM7を設定する。
(2)はめあい接続がSpの場合、その接続面素に対し
て、規格の寸法公差を設定する。
(3)はめあい接続する部品が歯車で、はめあい接続が
Prの場合、歯車の接続面素に対して寸法公差H7を設
定し、モの相手面素に対する寸法公差はp8を設定する
。また、はめあい接続がPuの場合、歯車の接続面素に
対して寸法公差H7を、相手面素にH6を設定する。
(4)はめあい接続がPrで、そのIrc続部品が軸受
、歯車以外の場合、外周はめおいの面素に対してrlを
、内周はめあいの面素に対してはH6を設定する。
(5)はめあい接続がPuで、その接続部品が軸受。
歯車以外の場合、外周はめあいの面素に対してに8、内
周はめあい面素に対してはH7を設定する。
(6)はめあい接続がPaの場合、その接続部品の外周
はめあい面素に対してH7、内周はめあい面素に対して
Js7を設定する。
(7)はめあい!tc統がNoの場合、その接続部品の
外周はめあい面素に対してH8、内周はめあい面素に対
してC8を設定する。
(8)はめあい接続する部品がピンの場合、そのピンと
はめあい接続する部品の接続面素に対してH6を設定す
る。
(9)はめあい接続がPrで、その接続面素の一方に寸
法公差が設定されている場合、それが軸側の場合は、下
の寸法許容差を基準として、相手接続面素の寸法許容差
に−I?2〜−IT&を、六個の場合、その上の寸法許
容差を基準として相手接続面素の寸法許容差に IT2
〜ITSを設定する。
(lO)はめあい接続がPuで、その接続面素の一方に
寸法公差が設定されている場合、それが軸側の場合は、
その下の寸法許容差を基準として、相手接続面素の寸法
許容差を±IT4とし、大側の場合には上の寸法許容差
を基準として、相手接続面素の寸法許容差を±1丁4と
する。
(11)はめあい11i続がPOで、その接続面素の一
方に寸法公差が設定されている場合、それが軸側の場合
は、その下の寸法許容差を基準として、相手接続面素の
寸法許容差に IT7〜IT8を、大側の場合は、その
上の寸法許容差を基準として、相手接続面素の寸法許容
差に−IT?〜−IT8を設定する。
また、幾何学的公差決定回路においては、読出し回路 
(II)により読出した設計図面に関するデータ及び幾
何学的公差データレジスタに予め入力されているデータ
に基づき、各種部品ごとに。
それぞれ基準面を設定したうえで、次に例示するような
公差の設定が行われる。
基準面の設定: (1)主軸、シャフト部品および軸受の内周面素とPr
、Puではめあい接続する外周面素を2個以上持つ部品
に対して。
:軸受とPr、PuまたはTaではめあい接続する外周
面素で、最も大きい面素径を基準面とする。
(2)ハウジング部品および軸受の外周面素とPr。
Puではめあい接続する内周面素を2個以上持ち、なお
かつ外周はめあい接続関係を有しない部品、または軸受
の外周面素とPr、Puではめあい接続する部品の外周
面素と、ざらにPr、Puではめあいvc続する内周面
素を2個以上持つ部品で、なおかつ外周はめあい接bl
rA係を有しない部品に対して、 :ハウジング取付は面および軸受の外周面素または軸受
の外周面素とはめあい接続する部品の外周面素とはめあ
い接続する内局面素の中心軸を基準面および基準軸とす
る。
(3)軸受の外周面素とPr、Puではめあい接続し、
なおかつ、Pr、Pu、Paで外周はめあい接続する部
品に対して、 二軸受の外周面素とPrまたはPuではめあい接続する
内周面素を基準面とする。また、その内周面素が2 (
1以上ある場合、そのはめあい面素の直径の大きい面素
を基準面とする。
(4)軸受と直接あるいは間接的に21接続する部品で
、なおかつその軸受の外周面素とはめあい接続する部品
と同方向でPI接合する部品に対して、 :M受の外周面素とはめあい接続する部品とPI接合す
る接合面素を基準面とする。
(5)軸受と直接あるいは間接的にP1接合するその他
の部品に対して、 二軸受と直接あるいは間接的にPl接合する接合面素を
基準面とする(両側方向とも軸受と21接合する場合、
左側方向の接合面素を基準面とする)。
(6)主軸またはシャフトの外周面素とScはめあい接
続する非標準ナツト部品に対して、 :主軸またはシャフトの外周面素とScはめあい接続す
る内周はめあい面素を基準面とする。
幾何学的公差の設定: (1)主軸部品の主軸端の基準面に対する振れ    
  0.004以内 (2)軸受の内周面素とはめあい接続する外周面素が2
個以とある場合、その各面素の基準面に対する 同軸度     0.003以内 (3)基準面に対する軸受以外の部品の内周面素とPr
、Pu、Paではめあい接続する外周面素の同軸度  
   0.Ol  以内 (4) i受の内周面素とはめあい接続する外周面素に
対する 円筒度     o、oos以内 (5)同一部品間においてPr、Pu、Pa、Noの内
周または外周はめあい接続および面接合の2種類の接続
関係を有する場合、その内周あるいは外周はめあい接続
面素に対する面接合面素の 直角度     0.003以内 (6)ハウジング部品、あるいは軸受の外周面素と直接
または間接的にPr、Puはめあい接続する内周面素を
2個以上有し、外周はめあい接続関係を有しない部品に
対して、ハウジング取付は基準面に対する軸受と直接あ
るいは間接的にはめあい接続する穴の中心軸の 平行度     0.01  以内 (7)ハウジングとPI接合する部品が、軸受と同方向
でP!接合する場合、ハウジング取付は基準面に対する
PI接合するハウジング面素の直角度     0.0
2  以内 (8)ハウジングと21接合する部品が軸受と同方向で
21接合する場合、その軸受の外周面素とはめあい接続
するハウジング内局面素の中心軸に対するPI接合する
ハウジング面素の 直角度     0.005以内 (8)ハウジングとP1接合する部品が軸受と同方向で
21接合する個所が2個以上ある場合、その/\ウジン
グのP1接合面素間の 平行度     0.02  以内 (10)軸受の外周面素と直接あるいは間接的にPr。
Puではめあい接続する内周面素が2個所以上ある場合
、その内周面素間の 同軸度     0.005以内 (11)軸受の外周面素と直接あ、るいは間接的にPr
Puではめあい接続する内周面素に対する円筒度   
  0.004以内 (12)軸受の外周面素と直接あるいは間接的にPr。
Puではめい接続する内周面素に対する真円度    
 0.002以内 (13)軸受とはめあい接続する部品で、その部品とP
I接続する部品が同方向で軸受とPI接合する場合、軸
受とはめあい接続する内周面素に対するPI接合する面
素の 直角度     0.02  以内 (14)ボルトとSCはめあい接続するネジ穴、または
ドリル穴で、同一円周上に中心を持つ複数個の穴の場合
、穴の中心の 同心度     0.2  以内 (15)軸受と直接あるいは間接的にPI接合し、なお
かつ同方向で、軸受およびその軸受の外周面素とはめあ
い接続する部品とPI接合する部品の場合、基準面に対
する軸受とPlttc合する接合面素平行度     
0.005以内 (16)軸受と直接あるいは間接的にPI接合する部品
の場合、基準面に対して、軸受と直接あるいは間接的に
PI接合する接合面素と反対方向で21接合する接合面
素の 平行度     Q、005以内 (17)軸受と直接あるいは間接的に21接合する部品
の基準面に対する、内局はめあい接続する内周面素の 直角度     0.005以内 (18)軸受と直接あるいは間接的にPI接続する部品
で、Pr、Pu、Poで外周はめあい接続を有する場合
その外周面素に対する、内周はめあい接続する内周面素
の 同軸度     0.004以内 (13)主軸またはシャフトの外周面素とScはめあい
Pi続する非標準ナツト部品の場合、Scはめあいする
内周面素に対する、C1接合する面素の直角塵    
 0.005以内 表面粗さ、加工に関する設定: (1)主軸部品の主軸端に対する 表面粗さ    アヤ 研削加工    G 指定 (2) Pr、、Puではめあい接続する内、外周面素
に対する 表面粗さ    ア■ 研削加工    G 指定 (3)同一部品との間でPr、PuまたはPaで内周は
めあい接続、または外周はめあい接続と、P1接合する
場合、そのはめあい接続する面素とPI接合する面素に
対して 表面粗さ    ■マ 研削加工    G 指定 (4)ハウジング部品の取付は基準面に対する表面粗さ
    −マ 研削加工    G 指定 (5) Paではめあい接続する内、外周面素に対する
表面粗さ    7π ([1) Moではめあい接続する内、外周面素に対す
る表面粗さ    W (7)主軸、シャフトおよびハウジング部品を除く、軸
受と直接あるいは間接的にρI!di合する部品の基準
面に対する 表面粗さ    ア7 研削加工    G 指定 (8)主軸、シャフトおよびハウジングを除く、軸受と
直接あるいは間接的にPI接合する部品の基準面のPI
接合方向と反対方向側でPI接合する接合面素に対する 表面粗さ    アη 研削加工    G 指定 (9) PI接合する面素に対する 表面粗さ    W (10)軸受の内、外周面素とはめあい接続を有する部
品を除く、軸受と直接あるいは間接的にPI接合する部
品で、軸受と直接あるいは間接的に21接合する接合面
素、その面素と同方向でPI接合する面素および内周は
めあい接続する最小径内周面素に対して 同時加工    指定 軸方向寸法公差、径方向寸法公差及び幾何学的公差を決
定する公差決定回路は、上述したところに従って、締付
は接続ループ判定回路から出力される接続ループに関す
る情報と、前記部品形状レジスタ、接続関係レジスタ及
び簡素基レジスタから各部品ごとに読出しされた幾何学
的形状、寸法、接続関係及び接続面東名と、前記公差デ
ータレジスタから出力される公差データに基づいて、軸
方向寸法公差、径方向寸法公差及び幾何学的公差を決定
し、それらの軸方向及び径方向の寸法公差、並びに幾何
学的公差は、それぞれ、軸方向寸法公差レジスタ、径方
向寸法公差レジスタ、及び幾何学的公差レジスタに、一
時的にセットさ、れる。
図面出力装置、タイプライタ装置等からなる出力装置は
、上述した公差レジスタにセットされている各種公差を
必要に応じて出力するものであり、第6図にその出力結
果の一例を示している。
[発明の効果〕 このような本発明の公差決定装置によれば1組立構造の
表現法を利用して、設計製図作業における公差を自動決
定することができ、その結果、設計図面より部品図ある
いは加工図への展開作業の自動化を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る公差自動決定装置の実施例を示す
ブロック構成図、第2図は公差の自動決定を行う製品の
例として示した小型主軸頭の断面図、第3図及び第4図
は上記小型主軸頭を構成する各部品の面素名についての
説明図、第5図は入力装置を通じて公差自動決定装置に
入力される必要データについての説明図、第6図は本発
明の装置による出力の結果を示す説明図である。 指定代理人 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、製品設計に関するデータを入力するための入力装置
    と; 上記入力装置から入力された部品名、部品の幾何学的形
    状、寸法をセットする部品形状レジスタと; 上記入力装置から入力された部品間のはめあい接続及び
    面接続関係をセットする接続関係レジスタと; 上記入力装置から入力されたはめあい接続及び面接続す
    る部品の面素名をセットする面素名レジスタと; JISなどにおいて定められた寸法公差及び幾何学的公
    差などの数値データ、並びに公差決定に関するルールな
    どの公差データをセットする公差データレジスタと; 上記部品形状レジスタ、接続関係レジスタ及び面素名レ
    ジスタから各部品ごとに読出しされた幾何学的形状、寸
    法、接続関係及び接続面素名に基づいて、ボルトまたは
    ナットの締結部品による締付けの接続ループを検索する
    締付け接続ループ判定回路と; 上記締付け接続ループ判定回路から出力される接続ルー
    プに関する情報と、前記部品形状レジスタ、接続関係レ
    ジスタ及び面素名レジスタから各部品ごとに読出しされ
    た幾何学的形状、寸法、接続関係及び接続面素名と、前
    記公差データレジスタから出力される公差データに基づ
    いて、軸方向寸法公差、径方向寸法公差及び幾何学的公
    差を決定する公差決定回路と; それらの公差決定回路において決定された軸方向及び径
    方向の寸法公差、並びに幾何学的公差がセットされる公
    差レジスタと; 上記公差レジスタにセットされた公差を出力する出力装
    置と; を備えたことを特徴とする設計製図作業のための公差自
    動決定装置。
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