JPS63171814A - 酸素高炉における低操業時の炉況安定化法 - Google Patents

酸素高炉における低操業時の炉況安定化法

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Publication number
JPS63171814A
JPS63171814A JP185887A JP185887A JPS63171814A JP S63171814 A JPS63171814 A JP S63171814A JP 185887 A JP185887 A JP 185887A JP 185887 A JP185887 A JP 185887A JP S63171814 A JPS63171814 A JP S63171814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blast furnace
low rate
furnace
gas
heat loss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP185887A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Wakimoto
一政 脇元
Hitoshi Kawada
仁 川田
Yotaro Ono
大野 陽太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP185887A priority Critical patent/JPS63171814A/ja
Publication of JPS63171814A publication Critical patent/JPS63171814A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Iron (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 (産業上の利用分野) この発明は、製鉄用高炉、特に酸素高炉における低操業
時の炉況安定化法に関するものである。
(従来の技術) 元来、高炉操業は優れた生産性を一義的に考え、送風温
度を上昇せしめ、炉頂圧力を高め、送風量を増大せしめ
て、昨今の大型高炉においてはその操業度は最高2.5
”/日/d程度に達している。
しかし乍ら、操業時のトラブルもしくは生産調整を行な
う必要がある場合には、比較的長時間安定した低操業度
下の生産を余儀なくされる場合がある。このような場合
、送風量の低下により操業度を落すことになるが、羽目
から空気の熱風を送風の主体とする通常の高炉における
操業度の最下限はおよそ1.4”/日/rrrで従来は
熱損失量の増大に対しては燃料比をあげるか装入物の分
布を変えるか周辺流を増加するかしていたものであり、
これ以上の操業度の低下は炉壁近傍にガス流量の低下に
基づ(不活性帯を生ぜしめ、又は炉壁付着物の成長等を
若起せしめることとなり炉況は極端に安定を欠き、長期
操業は不可能となることが知られている。昨今、高炉の
生産性をより向上せしめるため羽口からの送風の主体を
酸素とする例えば特開昭60−159104のような酸
素高炉が開発されつつあるが、酸素高炉は今やっと操業
の実用化の目処がついた段階であり、低操業度下の安定
操業方法に関する技術の開示されたものは殆んどない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような現状に鑑み創案されたちのであり、
特に酸素高炉の低操度下において長期にしかも安定して
低出銑比の操業を可能とする操業方法を提供することを
目的とする。
「発明の構成」 (問題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明者等は操業度低下に
伴なう熱損失量の増加量と略等しい顕熱を、シャフトか
ら吹き込む予熱ガスにより補給することを特徴とする酸
素高炉における低操業時の炉況安定化法。
を伎に提案する。
この発明により、平常の操業時においては通常の高炉よ
り逃るかに高い操業度を維持する生産性を揚げうる炉で
ありながらトラブルの発生時、もしくは生産の調整時に
は従来の高炉より更に低い操業度の製銑操業を行なうこ
とができる。
(作用) 本発明において酸素高炉とは、羽目から酸素濃度40%
以上の常温のガスを吹き込み、且つシャフトから予熱ガ
スを吹き込んで操業する高炉のことである。
生産性の高い実用高炉の殆んどは、若干の酸素富化操業
は行なうものの、その殆んどの炉が羽口からの高温空気
を送風の主体としている。従って空気中の約79%を占
めるN8は、鉄鉱石の還元に直接は関与していないが、
羽口先からストックラインまでの装入物に対し膨大な顕
熱を付与しガス還元を活発に行うのに必要な熱量を補給
している役目を果しているから特に羽目以外から熱を補
給する必要はないが、本発明のように羽口からの送風の
主体を酸素とする高炉操業においては、羽口先きの温度
上昇に対する温度調節剤として炉頂ガスもしくは水蒸気
を羽口もしくは羽口近傍から吹き込むことの他に、N!
不在のためのガス量の低下に伴なう700℃以上のガス
還元域の狭少化、炉頂部の温度低下等の熱補償のために
シャフト部からの予熱ガスの吹き込みを余儀なくされる
。通常のノルマルな操業下では700〜1200℃程度
の予熱ガスの吹き込み量は大体羽口先で生成するボッシ
ェガス量の35%程度以下である。前述の低操業時の問
題点は出銑量の低下しただけ熱損失が通常操業時に対し
相対的に増加し炉壁近傍が冷やされることに起因してい
る。そこで低操業を行う必要が生じた際にはこの予熱ガ
スの吹き込み量を増大することにより燃料比を上げるこ
となく安定操業が可能となる。
本発明による効果をあげるためには少なくとも予熱ガス
の吹き込み量は通常操業時に対する熱損失量の増加量に
略見合う顕熱を予熱ガスとして吹き込む必要があり、こ
れにより通常の高温熱風を送風の主体とする従来高炉の
最下限の操業度1.4?/日/rrlより温かに低い1
.0’/日/rrrまでの低操業度下での長期安定操業
が可能となる。
(実施例) 下記は炉容2828rrlの高炉における酸素高炉の通
常操業時と低操業度時の各種比較を行なったものである
羽口先O8の送風量は35 ONn?/lで、通常操業
と同一で熱損失の差に見合う分をシャフトからの予熱ガ
スにより補充した。この実施例においては通常操業時の
約3倍の予熱ガスを吹き込んでいる。
尚、熱損失量は操業度が低下しても時間当り熱損失量に
は大きな変化がないので同等と仮定し、あとは操業度の
低下に反比例する熱損失量の増大分を予熱ガスからの顕
熱により補充した。表は通常操業と低操業度時の操業状
態を示すもので、燃料比、酸素使用量等を変化せしめず
、予熱ガスのみの増量により安定操業を続行した。
第1図は本発明を実施する酸素高炉の代表的なフローの
概略図である。高炉1に炉頂から装入物が装入される炉
内ガスは炉頂ガス清浄機構2を経てガスホルダー3に送
られるが途中分岐されてブースター4を通り予熱ガス発
生装置5で高温のガスを生成しシャフトに設うけたガス
吹込み口6から炉内に吹き込まれる。一方酸素源7から
は前記予熱ガス発生装置5と羽口9へ酸素が送られるが
、通常はコークスの代替の一部として微粉炭貯槽8から
の微粉炭とブースター4′を経た炉頂ガスの一部も併せ
て羽口9から炉内に吹き込まれる。
「発明の効果」 以上詳述したように低操業度下の酸素高炉の操業に本発
明を利用するときは、燃料比等を変更しないので炉況を
損うことなく通常の高炉より轟るかに低い操業度での製
銑操業が可能となるので、特に生産調整時などに燃料費
を殆んど最低限とした安価な長期安定操業が可能となる
ので極めて優れた発明であると云うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施される酸素高炉の操業フローの例を
示す。 1:高炉 2:炉頂ガス清浄機構 3:ガスホルダー 4ニブ−スター 4′ニブ−スター 5:予熱ガス発生装置 6:ガス吹込みロ ア:酸素源 8:微粉炭貯槽 9=羽口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 操業度低下に伴う熱損失量の増加量と略等しい顕熱を、
    シャフトから吹き込む予熱ガスにより補給することを特
    徴とする酸素高炉における低操業時の炉況安定化法。
JP185887A 1987-01-09 1987-01-09 酸素高炉における低操業時の炉況安定化法 Pending JPS63171814A (ja)

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JP185887A JPS63171814A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 酸素高炉における低操業時の炉況安定化法

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JP185887A JPS63171814A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 酸素高炉における低操業時の炉況安定化法

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JPS63171814A true JPS63171814A (ja) 1988-07-15

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ID=11513243

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JP185887A Pending JPS63171814A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 酸素高炉における低操業時の炉況安定化法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109811097A (zh) * 2019-03-26 2019-05-28 中冶华天工程技术有限公司 一种高炉设计产能的预估方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109811097A (zh) * 2019-03-26 2019-05-28 中冶华天工程技术有限公司 一种高炉设计产能的预估方法

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