JPS6316865A - 旋回装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、円筒物体の内壁に沿って円運動を行なう工具
の旋回装置に関するものである。

従来の技術 第３図に旋回装置の従来例を示す。第３図において、３
１はモータである。３２は工具ホルダーで、モータ３１
に取付けられ回転する。３３は工具で、工具ホルダー３
２により保持される。３４は工具３３に附随する配線ケ
ーブル又は、配管ホ２１・− 一ス等の附随部材である。３６け被加工物としての円筒
物体である。

以上の様に構成された旋回装置について、以下その動作
について説明する。

円筒物体３６の内壁段付部隅に沿って工具３３を円運動
させる場合、モータ３１を円筒物体３５の軸中心上に設
置し、工具３３の先端を円筒物体３５の内壁半径ｅに応
じた偏心位置に設置する。

モータ３１の回転駆動により工具３３の先端は円筒物体
３６の内壁に対し、軸心が常に法平面内にある状態で半
径ｅの円運動を行なう。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の従来の構成では、工具３３は溶接ト
ーチ、液体の塗布ノズルなど多くの場合において、電気
あるいは、水、エアー等の流体の供給を必要とするため
ケーブル、ホース等の附随部材３４が附随しているため
、一定量以上の連続回転が不可能であり、必ず元の状態
に逆転しなければならないと共に、附随部材３４に繰り
返し、ねじりが発生子る事による耐久性に問題があると
３ページ いう欠点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、工具に附
随するケーブル・ホース類の附随部材がある場合におい
ても、工具を一定方向に連続回転させることができる旋
回装置を提供する事を目的とする。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の旋回装置は、工具を
旋回中心軸上にて保持する固定位置球面軸受と、必要旋
回径に対応する偏心位置にて工具を保持した偏心位置球
面軸受を、旋回軸と直角平面上において旋回運動させる
駆動装置とから成る構成を有している。

作用 この構成によって、工具軸心が常に法平面内にあって工
具先端が円運動を行なう過程において、工具自身は自転
することなく、従って工具に附随するケーブル・ホース
等の附随部材もねじれることなく、一定方向の連続回転
を行なうことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面に沿って説明する
。

第１図は本発明の実施例における側面断面図を示す。第
２図はその動作状態を示す概略斜視図である。

第１図、第２図において、１はモータ、２は駆動歯車で
、モータ１に連結されている。３，４は従動歯車で、駆
動歯車２に噛み合っている。６゜６け偏心軸で、従動歯
車３，４に固定されている。

７は固定位置球面軸受、８は偏心位置球面軸受である。

９は工具で、円球面軸受７．８により保持されている。

１０は固定アームで、前記モータ１゜歯車２，３，４、
固定位置球面軸受７が取付けられている。１１は旋回ア
ームで偏心軸５，６により保持されており、先端には偏
心位置球面軸受８が取付けられている。１２は工具９に
附随するケーブル・ホース類の附随部材である。

以上のように構成された旋回装置について、以下その動
作を説明する。

５ペー。

モータ１の回転駆動は駆動歯車２を介して、従動歯車３
，４に伝達される。この時、従動歯車３゜４は同一回転
方向となり同期回転する。従動歯車３．４に取付けられ
た偏心軸６，６も同期回転し、この偏心軸６，６に保持
された旋回アーム１１は一平面上における平行移動によ
る旋回運動を行なう。従って、この旋回アーム１１の先
端部に取付けられた偏心位置球面軸受８及び偏心位置球
面軸受８に保持された工具９の偏心保持点９ｂも偏心量
θを半径とする円運動を行なう。この時工具９は固定位
置球面軸受７により、前記回転の中心軸上の中心軸保持
点９ａにても保持されているので工具９は第２図に示す
如く、円錐軌跡を描く旋回運動を行なう。従って工具先
端９Ｃも円運動を行ない、かつ工具９の軸心は先端９Ｃ
の円の法平面方向を常に向いている。又、工具９は中心
軸保持点９ａを中心とする首振り運動を行なうのみで、
自転することはない。従って、工具９は、これに附随す
るケーブル・ホース類の附随部材１２があっても同一方
向に連続回転することができる。又６へ一／ 工具先端９Ｃの円運動回転半径は偏心軸５，６の偏心量
ｅを変える事により任意に設定できる。

発明の効果 以上のように本発明は、工具を旋回中心軸上にて保持す
る固定位置球面軸受と、偏心位置にて工具を保持した偏
心位置球面軸受を有し、工具を旋回運動させることによ
シ、工具軸心を常に法平面方向に向ける姿勢を保ちなが
ら工具先端を円運動させ、しかも工具が自転する事がな
いため、工具にケーブル・ホース類の附随部材が附随し
ていても連続回転することができる優れた旋回装置を実
現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における旋回装置の側面断面図
、第２図は同旋回装置の動作状態を示す概略斜視図、第
３図は従来例の旋回装置の正面図である。 １・・・・・・モータ、２・・・・・・駆動歯車、３，
４・・・・・・従動歯車、６，６・・・・・・偏心軸、
７・・・・・・固定位置球面軸受、８・・・・・・偏心
位置球面軸受、９・・・・・工具、１０７　ベーン ・・・・固定アーム、１１・・・・・・旋回アーム。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 工具を旋回中心軸上にて保持する固定位置球面軸受と、
   旋回径に対応する偏心位置にて工具を保持する偏心位置
   球面軸受と、前記偏心位置球面軸受を旋回軸と直角な一
   平面上にて平行移動により、前記旋回軸を中心として旋
   回運動せしめる駆動装置とを備えた旋回装置。