JPS63167288A - レ−ダ装置 - Google Patents

レ−ダ装置

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JPS63167288A
JPS63167288A JP61310661A JP31066186A JPS63167288A JP S63167288 A JPS63167288 A JP S63167288A JP 61310661 A JP61310661 A JP 61310661A JP 31066186 A JP31066186 A JP 31066186A JP S63167288 A JPS63167288 A JP S63167288A
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JP
Japan
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pulses
sub
phase
target
array antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP61310661A
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English (en)
Inventor
Masanobu Namura
名村 正信
Masanori Matsumura
松村 正典
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、フェーズドアレイによつて目標の捕捉、追
随を行なうレーダ装置に関する。
(従来の技術) こうしたレーダ装置の1つとして、アレイアンテナに受
信された信号をディジタル的に処理して各所望方向につ
いての受信ビームを形成するディジタルビームフォーミ
ングレーダ装置が近年開発され実用化されている。この
ディジタルビームフォーミングレーダ装置の概略につい
て第10図に示す。
すなわちこのレーダ装置は、同第10図に示すように、
送信アンテナ1および送信装置2からなる送信ユニット
と受信アンテナ3および受信装置4からなる受信ユニッ
トとを別々に遠隔分離して設置するいわゆるパイスタテ
ィックレーダ(もしくはマルチスタティックレーダ)と
して構成されており、上記送信装置2と受信装置4との
間で通信装置等を介して常時情報の交換を行ないつつ、
空間に存在する多くの目標(P1〜P4)に対し送信ユ
ニット側の上記送信アンテナ1を通じて放射した1本の
広いビームFBの同目標からの反射波を受信ユニット側
の上記受信アンテナ3を通じて受信し、またこの受信信
号に基づき上記目標各々に対応したマルチビームRBを
いわゆるディジタル領域で形成するとともに、これら形
成した各ビームを同時に、かつ各別に制御して上記各目
標の捕捉を行なうようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) こうしたレーダ装置によれば、多くの目標が存在する場
合であっても、これらを高能率に捕捉、追随することが
可能となるが、その送信するビームは上述のように1本
の広いビームであることから、アンテナ利得といった面
では決して好ましいものではなかった。
この発明は、形成しようとする受信マルチビームの方向
、すなわち前記各目標の方向のみに選択的にマルチビー
ムを送信してアンテナ利得を高めることのできるレーダ
装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明では、アレイアンテナの各素子に対応して移相
器を配設するとともに、送信パルスを複数のサブパルス
に分割してこれを前記各移相器に分配供給する分割分配
手段と、同各移相器の移相量をこれら分割したサブパル
ス各々について各別に設定制御する制御手段とをそれぞ
れ具えるようにする。
(作用) 目標方位等は通常のレーダ機能によって予め知ることが
できるものであり、上記分割されたサブパルス各々の放
射方向が多数ある目標の各々の方向となるよう上記移相
器および上記制御手段を通じて移相制御することで同目
標の方向のみに選択的にマルチビームを送信することが
できるようになる。
(実施例) 第1図に、この発明にかかるレーダ装置の一実施例を示
す。
この実施例装置において、送信パルス分割分配回路10
1は、図示しない発振回路から所要に変調されて送出さ
れる送信パルスを任意数のサブパルスに分割してこれを
後述する送受信モジュール201〜20nの各移相器(
2011)に対しそれぞれ分配出力する回路である。こ
のサブパルスへの分割は当該レーダ装置の図示しない受
信ビーム処理装置から伝送される目標数情報に基づいて
行なわれるとする。
また、送信ビーム制御回路102は、後述する送受信モ
ジュール201〜20nにおける各移相W(2011)
の移相量を上記分割されたサブパルス各々について各別
に設定制御する回路である。
これら各移相量の設定は、同じく上記図示しない受信ビ
ーム処理装置から伝送される目標方位・距離情報に基づ
いて行なわれるとする。
第1〜第n送受信モジユール201〜20nは、アレイ
アンテナ300の各素子301〜30nにそれぞれ対応
して配設されて、各対応する素子アンテナを通じての目
標(図示せず)に対する送信ビームの放射並びに同放射
ビームの目標からの反射波の受信を実行するモジュール
である。これらモジュールは、例えば、第1送受信モジ
ユール201を例にとれば、上記送信パルス分割分配回
路101から加えられるサブパルス列F1を受入してこ
れらサブパルスの各々に上記送信ビーム制御回路102
から同すブパルス各々に対応して各独立した内容をもっ
て加えられる指令C1に応じた量の移相処理を施す移相
器2011と、この移相処理された各サブパルスを所要
に増幅する送信増幅器2012と、サーキュレータ等か
らなって、この増幅された各サブパルスを対応素子アン
テナ301に供給してこれを上記目標に対し放射せしめ
るとともに、同素子アンテナ301に受信された同目標
からの反射信号についてはこれを自モジュール201内
に取り込む送受切換器2013と、この取り込まれた反
射信号(高周波信号である)を同信号に対応する中間周
波信号に復調する(実際にはこのときに振幅要素Iと位
相要素Qとに分離される)受信器2014と、この復調
された中間周波信号を(上記振幅要素Iと位相要素Qと
を各別に)所要に量子化してディジタル信号に変換する
アナログ/ディジタル変換器(以下A/D変換器という
)2015とをそれぞれ具えて構成される。こうして変
換されるディジタル信号(D I。
DQ)は、これら各モジュール201〜20nの受信デ
ータR1〜Rnとしてそれぞれ分配回路400に送出さ
れる。
分配回路400は、上記各モジュール201〜2Onの
受信データR1〜Rnを1つの組としてこれを任意@(
この例ではこの数がmである)に分配する回路であり、
この分配された受信データR1〜Rnは第1〜第mビー
ム形成回路501〜50mにそれぞれ伝送される。
これらビーム形成回路501〜50mは、上記受信デー
タR1〜Rnを用いてその振幅および位相内容をそれぞ
れ所望に制御することにより、それぞれ所望方向への受
信ビームを各別に形成する回路である。これらビーム形
成回路501〜50mの一例を500として第2図に示
す。
このビーム形成回路500は、その所望波方向に対する
レスポンスを一定に保ったまま不要波を抑圧することの
できるアダプティブな機能を併せ有したものであり、特
にここでは前記アレイアンテナ300が偶数素子からな
っていて(n−偶数)、そのアレイ構造がいわゆる周期
構造を育しているとともに、ここで主ビームとして形成
するビームの位相中心が同アレイアンテナ300のアレ
イ中心にあることを前提に構成している。
まずこの回路の主ビーム(所望方向ビーム)形成回路は
、上記受信データR1〜Rnの位相内容を所望方位(目
標方位)に応じて所要に移相する移相器510(511
〜51n)と、これら移相されたデータを当該主ビーム
の位相中心を境にその一方向に関するデータと他方向に
関するデータとで各別に加算合成する加算器521およ
び522と、これら合成されたデータを受入してその和
信号Σと差信号Δからなるモノパルスデータを主ビーム
として出力するハイブリッド回路530とを有して構成
される。
こうした主ビーム形成回路に対し、同ビーム形成回路5
00の補助ビーム形成回路は、上述した前提下にあるア
レイアンテナ300の各素子301〜30nについて、
互いの位相中心が上記主ビームの位相中心に一致する素
子同士(例えば素子301と素子30n)をそれぞれペ
ア素子に選定して補助ビームを形成する。これらベア素
子に対応して得られる受信データがデータR1とデータ
Rn、データR2とデータR(n−1) 、・・・デー
タR9とデータR(q++ )であるとする。
さてこの補助ビーム形成回路において、550(551
〜55k)は、こうした態様で選定した各ペア素子の受
信データについて上記移相器510(511〜51n)
による移相処理後の信号を各別に抽出して各ペア毎の差
信号を求める減算器であり、この場合これら各差信号は
、これをeio(θ)とすると、 eio (θ)−exp (j/xlstnθ)−ex
p (−j/xlsinθ) −2j  5in(j’i slnθ)ただし xl 
;アレイアンテナ300の中心からi番目の素子までの 距離 θ ;ボアサイトから測った角度 l ;波数 1  ;l+  2+・・・N N ;素子数 となる。この式は該ビーム形成回路500での不要波が
例えば1波である場合を想定すると、その補助ビームの
振幅パターンおよび位相パターンは、主ビームの振幅パ
ターンおよび位相パターンに対して、それぞれ第3図お
よび第4図に示す態様となることを意味する。すなわち
、第3図(a)に示す主ビームの振幅パターンに対して
この場合の補助ビームの振幅パターンは同第3図(b)
に示す態様となり、また第4図(a)に示す主ビームの
位相パターンに対してこの場合の補助ビームの位相パタ
ーンは同第4図(b)に示す態様となる。
このようにこの場合の補助ビームの位相パターンは、π
/2(90°)および−π/2 (−90”)の2種の
角度にのみ依存し、それ以外の角度に対しては何らの依
存性ももたない。
同補正ビーム形成回路における560(561〜56k
)は、こうして得られる差信号(差ビーム)を固定的に
一90@だけ移相する固定移相器である。すなわち、こ
うした移相器560の挿入によって、上記減算″rA5
50を通じて得られた差信号は角度(θ)には全(依存
しないものとなる。
このことは換言すれば、上記第3図および第4図に示し
た主、補助各ビームにそれぞれ同図に矢印で示すような
不要波が入射されたとしても、この補助ビーム(固定位
相器560の出力)の不要波方向の振幅およびその正負
の符号さえ所定に制御すれば、これを有効にキャンセル
できることを意味する。
570(571〜57k)は、固定移相器560による
移相出力に対して、こうした正負の符号を含めた振幅制
御を実行する振幅ウェイトである。この振幅ウェイト5
70は、各該当する人力(この場合固定移相器560の
該当する出力)と主ビーム出力(減算器540の出力)
との相関をとってこの相関値を当該入力に乗算(重み付
け)する周知の回路によって構成することができる。
この補助ビーム形成回路500では、こうして重み付け
された各差信号を加算器580にて合成して所望とする
補助ビームを得る。したがって、減算器540を通じて
この得られた補助ビーム成分を上記主ビーム(和信号Σ
)から差し引くことによって同主ビームのサイドローブ
領域に含まれる不要波成分を抑圧することができる。そ
して、こうして得られる主ビームBが、ここでの第1〜
第mビーム形成回路501〜50mについていえば、そ
れぞれその所望方向へのビームB1〜Bmとしてこれら
回路501〜50mから各別に出力され、図示しない受
信ビーム処理装置を通じて目標の捕捉、追随のために適
宜に処理される。
なお、上記第2図に示したビーム形成回路500によれ
ば、上記補助ビームの振幅、位相を制御するに、一般に
複雑な構成が強いられる複素ウェイト等を用いることな
く、上述した非常に簡単な構成をもってこれを実現する
ことができるが、これら第1〜第mビーム形成回路50
1〜50mとしては、必ずしもこの第2図に示した構成
に限定されるものではなく、例えば基本的にこうした構
成をとる場合であっても、上記アレイアンテナを構成す
るアンテナの種類およびそのアレイ形態、さらには上記
選定するペア素子数等については任意であって、要は、
補助ビームの形成に用いる任意組のペア素子として、そ
の位相中心が主ビームの位相中心に一致するアンテナ素
子同士を選定するようにすればよいし、またそれ以外に
も、アレイアンテナの互いに隣り合う素子同士を上記ベ
ア素子として選定したり、曳索ウェイトを用いてその補
助ビームの振幅、位相を制御したりするような回路であ
っても同ビーム形成回路501〜50mとして採用する
ことは可能である。
また、これらビーム形成回路501〜50mについては
、例えば上記第2図の構成と同等の論理的処理構造をも
たせたコンピュータを用いてこれを実現することも勿論
可能である。
次に、第5図〜第7図を参照して、同実施例装置の前述
した送信パルス分割分配回路101並びに送信ビーム制
御回路102に係わる送信ビーム発生動作について詳述
する。
いま、マルチビームで受信する方向(前記各ビーム形成
回路501〜50mの所望方向)は既に決定されている
とする。すなわち、事前の捜索モード等により既に多数
の目標の方向が決定されている追尾モードにおいて当の
マルチビームを送受信するとする。そして、こうして決
定された受信方向がθ 、θ 、θ 、θ 、θBの5
方向でBCD あったとする。
通常であれば、送信パルスは第5図(a)に示すような
形態をもっである方向に専用に送出され、その送出間隔
T、に相当する時間を利用して例えば第5図(b)に示
すような態様をもって同送信パルスの目標からの反射パ
ルスが受信される。
これに対し、この実施例装置では、第6図(a)に示す
ように、前述した送信パルス分割分配回路101にて上
記送信パルスを上記受信方向θ八〜θEに対応する5つ
のサブパルスA−Eに分割して送出する。
すなわち、サブパルスAの送出時には、通常の送信パル
スの立上りタイミングであるとする時刻t1から当該サ
ブパルスAの立上りタイミングt2までの時間を利用し
て、前記各移相器(例えば第1送受信モジユール201
についてはこれに内蔵される移相器2011)の移相量
がθいの方向に対応した量となるようその移相量設定を
前記送信ビーム制御回路102を通じて行なう。この後
(時刻t2以後)当該サブパルスAを同移相器に印加す
るようにすれば、所望の04の方向に送信ビームを指向
させることができる。同様にサブパルスBの送出時には
、上記サブパルスAの立下りタイミングt3から当該サ
ブパルスBの立上りタイミグt4までの時間を利用して
、前記各移相器の移相量がθBの方向に対応した量とな
るようその移相量設定を前記送信ビーム制御回路102
を通じて行なう。この後(時刻t4以後)当該サブパル
スBを同移相器に印加するようにすれば、これも所望の
08の方向に送信ビームを指向させることができる。こ
うした態様をもってサブパルスEまでを順次送出するこ
とにより、上記決定された5つの受信方向(目標方向)
θい〜θ6にそれぞれ各別に送信ビームを放射すること
ができる。
これら各送信ビームに対応した目標からの反射波の受信
は、第6図(b)に示すごとく通常のパルス送出間隔T
Pを利用して行なわれる。そして同実施例装置の場合、
先の第1〜第mビーム形成回路501〜50m(ただし
ここでの例の場合は第1〜第5ビーム形成回路501〜
505)によってこれら各送信ビームにそれぞれ対応し
た各別の受信ビームが形成される。
以上は、該実施例装置による送信ビームの発生手法の一
例として、前記送信ビーム制御回路102が、受信ビー
ム処理装置(図示せず)から与えられるとする目標方位
・距離情報のうちの方位情報のみに基づいてビームの送
信方向を制御する場合について示したが、次に、同送信
ビーム発生手法の第2の例として、同送信ビーム制御回
路102が上記方位情報および距離情報の2つの情報に
基づいてビームの送信方向を制御するに好適な例につい
て説明する(前述した事前の捜索モード等にあっては通
常、目標の方向に併せてその距離をも決定することがで
きる)。
因みに、第6図に示した上記の例によれば、例えばサブ
パルスAに対しての受信可能な目標の最短距離は、全て
のサブパルスA−E送出後の時間RA (第6図(b)
参照)に対応する距離となって、該時間RAに対応する
距離以内にある目標についてはその反射信号の受信が不
可能となる。これは、サブパルスB以降のサブパルスに
対しても同様のことがいえる。
そこでこの送信ビーム発生手法の第2の例としては、上
記受信可能な目標最短距離についての問題を改善すべく
、上記目標の距離情報に併せ基づいて、遠距離にある目
標から順にその対応するビームが送出されるよう前記の
移相制御を実行する。
すなわち、上記のようにθ 〜θE方向にあるとする目
標が、いま例えば、遠方から θ 方向の目標−〇 方向の目標−〇い方向のB   
            C 目標−〇や方向の目標−θ、力方向目標の順にある旨捜
索されたとすると、前記送信ビーム制御回路102では
、その旨示す目標方位・距離情報に基づき、第7図(a
)に示すように、サブパルスA−IEが順次印加される
前記各移相器に対し、 θB”θC−θA−θE−θD の順てその各対応する量の移相を施すよう指令する。こ
れにより、上述した受信可能な目標最短距離は、第7図
(b)に示すように時間REに対応した短かな距離とな
り、受信可能な範囲が大幅に拡大されることとなる。ま
た換言すれば、分割すべくサブパルスの数も無駄のない
最少限の数に抑えることができるようにもなる。なお、
同第7図(b)に示す各送信ビームに対応した目標から
の反射波の受信が前記パルス送出間隔Tpを利用して行
なわれ、かつ前記第1〜第mビーム形成回路501〜5
0m(第1〜第5ビーム形成回路501〜505)によ
ってこれら各送信ビームにそれぞれ対応した各々の受信
ビームが形成されることは先の第6図に示した例と同様
である。
このように、該実施例レーダ装置によれば、送信ユニッ
トと受信ユニットとが一体となったモノスタテックレー
ダとしてディジタルビームフォーミングレーダーを構成
することができるとともに、送信ビームにういてもこれ
をマルチビームとして所望とする慢数の方向に各別に高
利得ビームを放射することができる。
ところで、第1図に示した実施例装置では、アレイアン
テナ300の各素子が全て送信用と受信用とで兼用され
る構成としたが、他に例えば、第8図あるいは第9図に
示すような態様をもって同アレイアンテナ300の開口
を分割し、これら分割した領域で各別の利用を図るよう
にしてもよい。
例えば第8図に示す例の場合、図示のごとく平面アレイ
アンテナであるとするアレイアンテナ300を外周の領
域310と内核の領域(斜線部分)320とに2分割し
て(前記各素子アンテナ3°01〜30nのうちの外周
に配されるグループを領域310に割り当て、他の内核
に配されるグループを領域320に割り当てる)、 l)、領域310にある各素子アンテナは送信のみに用
い、領域320にある各素子アンテナは受信のみ用いる
。あるいはこの逆の態様とする。
2)、領域310にある各素子アンテナは送信のみもし
くは受信のみに用い、領域320にある各素子アンテナ
は前述同様送信と受信とで兼用する。
3)、領域310にある各素子アンテナは送信と受信と
で兼用し、領域320にある各素子アンテナは送信のみ
もしくは受信のみに用いる。
等々の態様をもって同装置の利用を図るようにする。た
だしこの場合、送信と受信とで兼用される素子アンテナ
に対応する送受信モジュールについては先の第1図に示
したモジュール構成と同様の構成となるが、送信のみあ
るいは受信のみに用いられる素子アンテナに対応する送
受信モジュールについては、それぞれこれらの用途に対
応して、送信に係わる機能(第1図に示した第1送受信
モジユール201を例にとれば、移相器2011と送信
増幅器2012とによる機能)、あるいは受信に係わる
機能(同第1送受信モジユール201を鉤にとれば、受
信器2014とA/D変換器2015とによる機能)の
みが具わっておればよい。
また第9図に示す例の場合には、同アレイアンテナ30
0をその一方側の領域330と他方側の領域340とで
2分割している。これら分割した領域の利用態様および
該利用態様に応じた送受信モジュールの構成等は上述し
た第8図の例の場合と同様である。
なお、これら第8図および第9図においては、いずれも
アレイアンテナ300の開口を2分割とする場合につい
て示したが、それ以上の数に分割するようにしても勿論
よいし、またこれら第8図あるいは第9図に示した態様
での開口分割を各々の素子アンテナにもたせるようにし
てもよい。すなわちこの場合、各素子アンテナをサブア
レイとしてそれぞれその分割した開口を各対応する送受
信モジュールの送信増幅器および受信機にそれぞれ直結
するようにする(送受切換器は削除される)。これによ
っても前述と同様の機能が達成される。
また、同第1図に示した実施例装置では、アレイアンテ
ナ300の各素子に増幅器(送信増幅器)を接続したア
クティブフェーズドアレイを想定したが、いわゆるパッ
シブ形のフェーズドアレイであっても同様に適用できる
ことは勿論である。
さらに同実施例装置においては、送信パルスとして一定
周波数のパルス信号を想定し、このパルス信号の位相を
所定に移相制御して送信するとともに、同送信信号の目
標からの反射信号に対してもその位相要素を所要に制御
することで、各所望とする方向についてのビーム形成を
行なうようにしたが、他に例えば、上記送信パルスの周
波数を積極的に可変制御して送信するようにし、同送信
信号の目標からの反射信号に対してもその周波数を所要
に制御して各所望とする方向についてのビーム形成を行
なうようにすることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、所望とする方
向にのみ高利得の送信ビームを送出することかでき、送
信アンテナのアンテナ利得を大幅に高めることができる
なお、この発明は、上記実施例として示したモノスタテ
ィックレーダに限られることなく、従来のパイスタティ
ックレーダやマルチスタティックレーダについても同様
に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかるレーダ装置の一実施例を示す
ブロック図、第2図は同実施例装置のビーム形成回路に
ついてその具体構成例を示すブロック図、第3図はこの
第2図に示したビーム形成回路によって得られる主ビー
ムおよび補助ビームの振幅パターンを示す線図、第4図
は同ビーム形成回路によって得られる主ビームおよび補
助ビームの位相パターンを示す線図、第5図は通常のレ
ーダ装置における送信パルスと受信パルスとの関係を示
すタイミングチャート、第6図は第1図に示した実施例
装置における送信パルスと受信パルスとの関係について
その授受態様の一例を示すタイミングチャート、第7図
は同実施例装置における送信パルスと受信パルスとの関
係について同授受態様の他の例を示すタイミングチャー
ト、第8図および第9図はそれぞれアレイアンテナの開
口構造についての応用例を示す略図、第10図は従来の
ディジタルビームフォーミングレーダ装置についてその
構成の概念を示す略図である。 101・・・送信パルス分割分配回路、102・・・送
信ビーム制御回路、201〜20n・・・送受信モジュ
ール、300(301〜30n)・・・アレイアンテナ
、400・・・分配回路、500(501〜50m)・
・・ビーム形成回路、2011・・・移相器、2012
・・・送信増幅器、2013・・・送受切換器、201
4・・・受信機、2015・・・A/D変換器。 不夏表 番 sinθ 第3図 第8図     第9図 手続有1)−tE書 昭和62年3月6日 特許庁長官 殿              −パ−J
1、事イ1の表示 昭和61年特許願第310661号 2、発明の名称 レーダ装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (30γ)株式会社 東芝 4、代理人 (〒104)東京都中央区銀座2丁目11番2号(内容
に変更なし)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アレイアンテナおよび該アレイアンテナの各素子
    に対応して配される移相器を有し、これら各移相器によ
    り送信パルスを移相制御して前記アレイアンテナ各素子
    の励振位相を任意に変化させつつ目標の捕捉、追随を行
    なうフェーズドアレイレーダ装置であって、 前記送信パルスを複数のサブパルスに分割してこれを前
    記各移相器に分配供給する分割分配手段と、 同各移相器の移相量をこれら分割したサブパルス各々に
    ついて各別に設定制御する制御手段と、これらサブパル
    ス各々の目標からの反射パルスをアレイアンテナを介し
    て受信してこれら各サブパルスの放射方向に対応したビ
    ーム形成を行なう受信手段と を具えたレーダ装置。
  2. (2)前記分割分配手段は、前記送信パルスを目標の数
    に応じた数のサブパルスに分割し、前記制御手段は、こ
    れらサブパルスに基づいて形成されるビームが同目標の
    うちのより遠距離にあるものに順に対応して放射される
    よう前記移相器の移相量を設定制御する特許請求の範囲
    第(1)項記載のレーダ装置。
  3. (3)前記受信手段は、そのアレイアンテナを送信用の
    アレイアンテナと共用するとともに、これらアレイアン
    テナの各素子に受信される前記目標からの反射パルスを
    前記サブパルスの単位で受入してこれを所定の中間周波
    信号に復調する複数の受信機と、 これら復調された中間周波信号を各別に同信号の振幅と
    位相もしくは周波数とに応じたディジタル信号に変換す
    る複数のアナログ/ディジタル変換器と、 これらディジタル信号を前記サブパルスの数に応じて分
    配する分配手段と、 これら分配された信号毎に各別にその振幅と位相もしく
    は周波数とを調整して前記サブパルス各々の放射方向に
    対応したビームを形成する複数のビーム形成手段と を具えて構成される特許請求の範囲第(1)項または(
    2)項記載のレーダ装置。
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