JP3393204B2 - マルチビームレーダ装置 - Google Patents

マルチビームレーダ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチビームレー
ダ装置に関し、特に、マイクロ波及びミリ波などを使用
し自動車の車載レーダなどに用いられるレーダにおいて
複数のアンテナビームを使用することにより広範囲に物
体を検知するマルチビームレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチビームレーダ装置は、広い
角度範囲にわたって物体の方位を高精度で検出できるよ
う、狭いアンテナビームを多数ならべて広い角度範囲を
カバーするものであり、送受兼用のアンテナにそれぞれ
送信器、受信器及びダイプレクサ回路が接続されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来のマルチビームレーダ装置では方位の検出精度を高め
るためには、より多くのアンテナビームを配置する必要
があるが、その場合多くのアンテナビームと送信器、受
信器及びダイプレクサ回路が必要となるという欠点があ
った。
【0004】また、送受兼用のアンテナビームで隣接し
た指向方向の異なる送信アンテナと受信アンテナとの間
で合成ビームを生成し、この合成ビームで送受信を行う
方法があるが、この場合隣接したアンテナビームが十分
に重なるようにアンテナを配置しようとすると、全体を
カバーする範囲が狭まってしまい、逆にカバーする範囲
を増やそうとすると、隣接したアンテナビームが重なり
合う範囲が狭まるため、アンテナとしての性能が劣化
し、特にアンテナ利得とサイドローブレベルの特性が劣
化するので、結果的に検出精度を高める効果が得られな
いという欠点があった。
【0005】本発明の目的は、システムの規模とコスト
が増大することなく、検出物体の方位を高精度で検出で
きるマルチビームレーダ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチビームレ
ーダ装置は、ほぼ一定のビーム幅をもつ複数のアンテナ
ビームをほぼ一定の間隔をおいて列状に並べた送信アン
テナと、前記送信アンテナとほぼ同一のビーム幅及び間
隔を持つ複数のアンテナビームを送信アンテナの配列と
平行に列状に並べかつ、両側の前記各送信アンテナのア
ンテナパターンのメインビームの一部と、前記各受信ア
ンテナのアンテナパターンのメインビームの一部とが重
なり合いかつ、両側の前記各送信アンテナのアンテナパ
ターンの第1サイドローブの一部と、前記各受信アンテ
ナの各送信アンテナのメインビーム側と反対側のヌル点
とが重なるよう配置した受信アンテナを有する。
【0007】本発明のマルチビームレーダ装置は、送信
アンテナビームと重なり合う受信ビームアンテナで受信
することにより、少ない送受信回路で多数のアンテナビ
ームを作ることができ、さらに前記各受信アンテナは、
両側の各送信アンテナのアンテナパターンの第1サイド
ローブと、前記各受信アンテナの各送信アンテナ側と反
対側のヌル点とが重なり合うかまたは各送信アンテナと
の間隔がそれより狭くなるよう配置されることで、低サ
イドローブアンテナが実現できるので、より反射物体の
方位を高精度で検出できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明によるマルチビ
ームレーダ装置の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【0009】図1においてアンテナ部10は、アンテナ
10aから10dまで4つの送信アンテナと受信アンテ
ナ20aから20dまでの4つの受信アンテナとからな
っている。送信アンテナ10aから10dのそれぞれの
アンテナビームは、水平方向に一定の間隔で配置されて
おり、送信部40からの送信RF信号を空間に放射す
る。受信アンテナ20aから20cは、2つの送信アン
テナに挟まれるように配置されており、各受信アンテナ
のアンテナパターンのメインビームは、両側の送信アン
テナのアンテナパターンのメインビームの配列方向にほ
ぼ中央の位置に配置されている。また受信アンテナ20
aから20dは、送信アンテナとは兼用ではない受信ア
ンテナで、送信アンテナ10から空間に放射された送信
RF信号が反射物体によって反射された反射波を受信
し、受信部50に受信RF信号を出力する。さらに、送
信アンテナ10aから10dと隣接し合うこれらの受信
アンテナ20aから20dは、ほぼアンテナビームに等
しい間隔で、かつそれぞれの第一サイドローブとヌル点
が重なるかまたは各送信アンテナとの間隔がそれより狭
くなるように配置されている。
【0010】信号発生部30は、タイミング発生部から
のFM制御信号により一定の周期で直線的に変化するF
M波を送信LO信号として発生する。VCO31は、タ
イミング制御部70からのFM制御信号の電圧レベルに
比例したKu帯の周波数のFM発信信号を発信させ、L
O逓倍アンプ32に出力する。LO逓倍アンプ32は、
VCO31で発生したFM発信信号を3倍の周波数に逓
倍を行いながらレベルの増幅を行い、Ka帯の周波数の
送信LO信号を分配器33に出力する。分配器33は、
LO逓倍アンプ32で発生した送信LO信号を送信部4
0及び受信部50に分配を行う。
【0011】送信部40は、信号発生部30からの送信
LO信号を2倍の周波数に変換を行いながら増幅を行
い、W帯の周波数の送信RF信号を送信アンテナ10に
送る。送信逓倍アンプ41aから41dは、送信信号発
生部30からの送信LO信号を2倍の周波数に逓倍を行
いながらレベルの増幅を行う増幅器であり、送信制御回
路41からの送信制御信号によって送信RF信号の出力
と停止の制御を行う機能を有しており、送信RF信号を
送信アンテナ10aから10dに送る。送信制御回路4
2は、タイミング制御部70からの送信選択信号に応じ
て、それぞれの送信RF逓倍アンプ41aから41dに
送信制御信号として出力する。
【0012】受信部50は、受信アンテナ20からの受
信RF信号と信号発生部30からの送信LO信号の2倍
の周波数とでビート信号を発生し、タイミング制御部7
0からの受信制御信号によって選択されたビート信号を
増幅し、受信信号として検出部60に出力する。逓倍混
合器51aから51dは、受信RF信号と送信LO信号
とで混合を行い、受信RF信号と送信LO信号の2倍の
周波数とのビート信号を受信ビート信号としてセレクタ
52に出力する。セレクタ52は、逓倍混合器51aか
ら51dまでで出力された受信ビート信号を、タイミン
グ制御部70からの受信選択信号により選択を行い受信
アンプ53に受信選択ビート信号を出力する。受信アン
プ53は、受信選択ビート信号を増幅して受信信号とし
て検出部60に出力する。
【0013】検出部60は、受信部50からの受信信号
から反射物体の距離及び方位を検出する。AD変換器6
1は、受信信号をデジタル信号に変換を行い受信デジタ
ル信号としてFFT62に出力する。FFT62は、受
信デジタル信号に対してフーリエ変換を行い周波数スペ
クトラム信号として判別回路63に出力する。判別回路
63は、周波数スペクトラム信号から反射物体までの距
離と方位を検出する。
【0014】タイミング制御部70は、同期信号に同期
したFM制御信号を送信信号発生部30に、送信選択信
号を送信部40に、受信選択信号を受信部50に、同期
信号を検出部60に出力する。
【0015】次に本発明の動作について図を参照して説
明する。図2は、送信RF信号、各送信逓倍アンプ41
a〜41dへの送信選択信号、及び、逓倍混合器51a
〜51dへの受信選択信号を同一時間上に表したタイミ
ング図である。
【0016】図2のAの時間では、送信制御信号bによ
り送信逓倍アンプ41aを選択しており、受信選択信号
fにより逓倍混合器51aを選択している。タイミング
制御部70から出力されるFM制御信号の電圧レベルは
一定の周期で繰り返す三角波形の信号であり、VCO3
2はこの電圧レベルに比例したKu帯のFM発信信号を
発生する。このFM発信信号はLO逓倍アンプ32で3
逓倍しながら増幅されKa帯のFM信号となり、さらに
分配器33で各送信逓倍アンプに分配される。図2のA
の時間では送信逓倍アンプ41aだけが動作状態である
ので、送信RF逓倍アンプ41aだけがKa帯のFM信
号を2逓倍し同時にレベルの増幅を行いW帯のFM信号
に変換して送信RF信号として送信アンテナ10aから
空間に放射する。
【0017】本発明の実施例は、連続波(CW)に周波
数変調(FM)を掛けた送信信号を用いるFM−CWレ
ーダ装置を構成しており、図3は、図2のAの時間にお
ける、送信RF信号の周波数100、受信RF信号の周
波数101、受信ビート信号の周波数102を示したタ
イミング図である。
【0018】図2の送信RF信号の周波数aは、このと
きの送信RF信号の周波数の変化を示しており、周波数
が時間とともに一定の割合で変化するFM信号となる。
図3のf0は、W帯の中心周波数を、ΔFは、FMの変
調幅を、fmは、三角波の繰り返し周波数を表してい
る。
【0019】空間に放射された送信RF信号は、反射物
体で反射され、反射物体までの距離に応じた伝搬時間T
(T=2R/C:Rは物体までの距離、Cは光の速度)
だけ遅れて受信アンテナ20aから受信される。この受
信RF信号の周波数101を図3に示す。この受信RF
信号は、受信逓倍混合器51aで送信LO信号と混合さ
れ受信ビート信号に変換される。この受信ビート信号の
ビート周波数102は、送信RF信号と受信RF信号の
差の周波数となるため、図3に示すように一部の時間を
除いて一定のビート周波数fbの信号となる。このビー
ト周波数fbは、送信RF信号と受信RF信号の時間差
によって決まるもので、反射物体までの伝播時間に比例
し、また反射物体までの距離に比例する。ビート周波数
fbと物体までの距離Rとの関係は(1)式で表され
る。 R=(C/(4・ΔF・fm))・fb …………(1) セレクタ52は、受信信号選択信号fが受信逓倍混合器
51aからの受信ビート信号を選択するように設定され
ているので、受信アンテナ20aで受信され逓倍混合器
51aで混合さたビート信号を選択して受信アンプ53
に出力する。受信アンプ53で増幅され受信信号にな
る。
【0020】検出部60は、受信信号により反射物体ま
での距離と方位を検出する。受信信号は、AD変換器6
1で受信信号をデジタル信号に変換を行い受信デジタル
信号としてFFT62に出力する。FFT62は受信デ
ジタル信号に対してフーリエ変換を行い周波数スペクト
ラム信号として判別回路63に出力する。受信ビート信
号のビート周波数は、反射物体までの距離に比例するの
で、周波数スペクトラム信号のレベルがある閾値を超え
たデータのうち、ある周波数範囲内で最もレベルの高い
データの周波数を検出することにより、反射物体までの
距離を検出することができる。
【0021】図4は、本発明のアンテナビームを示した
説明図である。図2のAの時間では、送信RF逓倍アン
プ41aと受信逓倍混合器51aが選択され、この場合
アンテナパターン111をもつ送信アンテナ10aから
送信され、アンテナパターン121をもつ受信アンテナ
20aで受信されるので図4に示す合成ビーム131で
反射物体を検出することになる。
【0022】図5は合成ビーム131を詳細に示した説
明図である。図5に示すように送信アンテナ10aの送
信アンテナパターン111における受信アンテナ20a
側の第1サイドローブ111bと、受信アンテナ20a
の受信アンテナパターン121における送信アンテナ1
0a側と反対側のヌル点121dとが重なり、また、送
信アンテナ10aの送信アンテナパターン111におけ
る受信アンテナ20a側と反対側のヌル点111cと、
受信アンテナ20aの受信アンテナパターン121にお
ける送信アンテナ10a側の第1サイドローブ121a
とが重なり合う合うよう、または各送信アンテナと各受
信アンテナとの間隔がそれより狭くなるよう、送信アン
テナ10aと受信アンテナ20aとが配置されているた
め、合成ビーム131は低サイドローブのアンテナパタ
ーンとなる。
【0023】これをアンテナパターンの実例を基に説明
する。図6は、送信アンテナ、受信アンテナ及びそれら
の合成ビームのアンテナパターンの実例を示す図であ
る。アンテナパターン111,121は共にメインビー
ムの−3dB幅が3度であり、ヌル点は、メインビーム
111e,121eの中心から約3.2度であり、第1
サイドローブ111a,111b,121a,121b
は、メインビームの中心から約4.6度の位置で高さが
約−13dBである。これらのアンテナパターン11
1,121をもつアンテナ10a,20aを3度の間隔
で配置したときの合成ビーム131は、ピークが各アン
テナのメインビームのピークを0dBとした場合にほぼ
−2dBであり、サイドローブの高さは−26dBであ
る。すなわち、合成ビームにおけるサイドローブ高さは
−24dBであり、低サイドローブのアンテナパターン
が実現されている。
【0024】また、合成ビーム131のサイドローブの
高さは、送信アンテナと受信アンテナのアンテナ間隔に
よって図7のように変化する。すなわち、ヌル点と第1
サイドローブの位置が一致するとき、すなわちアンテナ
間隔がほぼ1.4度より狭い場合にはあまり変化せず、
アンテナの間隔がそれより広い場合には、アンテナ間隔
が広くなるにつれてサイドローブ高さが増加する。した
がって、合成ビームのサイドローブ高さについては、ア
ンテナ間隔は、一方のアンテナパターンのヌル点と他方
のアンテナパターンの第1サイドローブの位置が一致す
るアンテナ間隔より狭いことが望ましいといえる。
【0025】図2にもどり、Aの時間には、図4に示す
合成ビーム131で反射物体を検出し、合成ビーム13
1での検出結果の物体までの距離と受信レベルの大きさ
は判別回路63のメモリに記憶しておく。
【0026】次に図2のBの時間では、送信RF逓倍ア
ンプ41bと受信逓倍混合器51aが選択され、この場
合送信アンテナ10bから送信され、受信アンテナ20
aで受信される。送信アンテナ10bはアンテナパター
ン112をもつので受信アンテナ20aの受信アンテナ
パターン121との合成ビーム132で反射物体を検出
することになりその結果を判別回路63のメモリに記憶
しておく。
【0027】以下同等に、図2のCの時間では図4に示
す送信アンテナ10bのアンテナパターン112と受信
アンテナ20bの受信アンテナパターン122との合成
ビーム133、図2のDの時間では図4に示す送信アン
テナ10cのアンテナパターン113と受信アンテナ2
0bの受信アンテナパターン122との合成ビーム13
4、図2のEの時間では図4に示す送信アンテナ10c
のアンテナパターン113と受信アンテナ20cの受信
アンテナパターン123との合成ビーム135、図2の
Fの時間では図4に示す送信アンテナ10dのアンテナ
パターン114と受信アンテナ20cの受信アンテナパ
ターン123との合成ビーム136、図2のGの時間で
は図4に示す送信アンテナ10dのアンテナパターン1
14と受信アンテナ20dの受信アンテナパターン12
4との合成ビーム137で反射物体を検出して判別回路
63のメモリに記憶しておく。
【0028】合成ビーム137での反射物体の検出が終
了した後、判別回路63ではメモリに記憶した各合成ビ
ームで検出した物体までの距離と受信レベルの大きさの
データから同じ距離に存在するデータの受信レベルだけ
取り出す。取り出したデータをそれのビームについて受
信レベルとそのビームの指向方向の角度との積を求め、
さらにその結果を基に各ビームの総和を求める。その値
を各ビームの受信レベルの総和で割り算を行う、重み付
け平均演算を行う。この結果をその距離における反射物
体の方位として、判別回路63から距離データとともに
出力する。
【0029】次に、第1の実施例とアンテナ部近傍の構
成が異なる第2の実施例の構成について説明する。
【0030】図8は、本発明の第2の実施例のアンテナ
部近傍の構成を表した構成図である。一次放射器となる
アンテナ10aから10dまでの4つのアンテナからな
る送信アンテナ部11は、共通の送信レフレクタ11を
備え、デフォーカス・パラボラアンテナを形成してい
る。また、一次放射器となるアンテナ20aから20d
までの4つのアンテナからなる受信アンテナ部21は、
共通の受信レフレクタ22を備え、送信アンテナ10と
は異なった位置に配置されるオフセット・デフォーカス
パラボラアンテナを形成している。
【0031】図8において送信アンテナ部11のアンテ
ナ10aから10dまで4つのアンテナは共通の送信レ
フレクタ12の焦点面に配置されており、4つのアンテ
ナビームは水平方向に一定の間隔で配置されており、送
信部40からの送信RF信号を空間に放射する。受信ア
ンテナ部21の受信アンテナ20aから20dまでの4
つのアンテナは、共通の受信レフレクタ21の焦点面に
配置されており、送信アンテナ10aから10dと同一
の間隔とビーム幅で水平方向に配置されている。また、
受信アンテナ20aから20cのアンテナパターンのメ
インビームは、それぞれ2つの送信アンテナのアンテナ
パターンのメインビームに挟まれるように、送信アンテ
ナのアンテナパターンのメインビームの配列方向にほぼ
中央の位置に配置されている。受信アンテナ20aから
20dは、送信アンテナとは兼用ではない受信アンテナ
で、送信アンテナ10から空間に放射された送信RF信
号が反射物体によって反射された反射波を受信し、受信
部50に受信RF信号を出力する。これらの送信アンテ
ナ10aから10dと隣接し合う受信アンテナ20aか
ら20dは、ほぼアンテナビームに等しい間隔で、かつ
それぞれの第一サイドローブとヌル点が重なるよう、ま
たは、各送信アンテナと各受信アンテナとの間隔がそれ
より狭くなるよう、配置されている。
【0032】次に、第1、第2の実施例とアンテナ部近
傍の構成が異なる第3の実施例の構成について説明す
る。
【0033】図9は本発明の第3の実施例のアンテナ部
近傍の構成を表した構成図である。送信用一次放射器と
なるアンテナ10aから10dまでの4つのアンテナ及
び受信用一次放射器となるアンテナ20aから20dま
での4つのアンテナからなるアンテナ部10は、送受共
通の送受レフレクタ13を備えており、送信アンテナと
受信アンテナが同じ位置に配置されるデフォーカス・パ
ラボラアンテナを形成している。
【0034】図9に示すようにアンテナ10aから10
dまでの4つの送信アンテナは一次放射器としてそれぞ
れ送受共通の送受レフレクタ11の焦点面に配置されて
おりオフセット・デフォーカスパラボラアンテナを形成
している。4つの送信アンテナ10aから10dまでの
アンテナビームは、水平方向に一定の間隔で配置されて
おり、送信部40からの送信RF信号を空間に放射す
る。アンテナ20aから20dの4つの受信アンテナ
は、一次放射器としてそれぞれ送受レフレクタ13の焦
点面に配置されており、オフセット・デフォーカスパラ
ボラアンテナを形成している。4つの受信アンテナ20
aから20dのアンテナビームは送信アンテナと同一の
間隔とビーム幅で水平方向に配置されており、かつ4つ
の受信アンテナ20aから20dのアンテナパターンの
メインビームは、送信アンテナのアンテナパターンのメ
インビームに挟まれるように、送信アンテナ10のアン
テナパターンのメインビームの配列方向にほぼ中央の位
置に配置されている。また、受信アンテナ20aから2
0dは、送信アンテナとは兼用ではない受信アンテナ
で、送信アンテナ10から空間に放射された送信RF信
号が反射物体によって反射された反射波を受信し、受信
部50に受信RF信号を出力する。送信アンテナ10a
から10dと隣接し合う受信アンテナ20aから20d
は、ほぼアンテナビームに等しい間隔で、かつそれぞれ
の第一サイドローブとヌル点が重なるよう、または、各
送信アンテナと各受信アンテナとの間隔がそれより狭く
なるよう、配置されている。図8に示した第2の実施例
のアンテナ部の構成に比べて図9に示す本実施例におけ
るアンテナ部の構成では、アンテナのリフレクタを共通
にしているので、装置を小型化できるメリットがある。
【0035】次に、第1から第3の実施例とアンテナ部
近傍の構成が異なる第4の実施例の構成について説明す
る。
【0036】図10は本発明の第4の実施例のアンテナ
部近傍の構成を表した構成図である。送信用一次放射器
となるアンテナ10aから10dまでの4つのアンテナ
及び受信用一次放射器となるアンテナ20aから20d
までの4つのアンテナからなるアンテナ部10は、二段
構成の送受共通の送受メインレフレクタ14及び送受サ
ブレフレクタ15を備えており、送信アンテナと受信ア
ンテナが同じ位置に配置されるデフォーカス・ツインリ
フレクタアンテナを形成している。
【0037】図10に示すようにアンテナ10aから1
0dまで4つのアンテナは一次放射器としてそれぞれ送
受共通の送受メインレフレクタ14及び送受サブレフレ
クタ15の焦点面に配置されておりオフセット・デフォ
ーカスパラボラアンテナを形成している。4つの送信ア
ンテナ10aから10dのアンテナビームは水平方向に
一定の間隔で配置されており、送信部40からの送信R
F信号を空間に放射する。受信アンテナ20aから20
dまでの4つのアンテナは一次放射器としてそれぞれ送
受共通の送受メインレフレクタ14及び送受サブレフレ
クタ15の焦点面に配置されており、オフセット・デフ
ォーカスパラボラアンテナを形成している。4つの受信
アンテナ20aから20dのアンテナビームは送信アン
テナ10と同一の間隔とビーム幅で水平方向に配置さ
れ、かつ受信アンテナ20aから20cのアンテナビー
ムは、それぞれ2つの送信アンテナのアンテナパターン
のメインビームに挟まれるように、送信アンテナ10a
から10dのアンテナパターンのメインビームの配列方
向にほぼ中央の位置に配置されている。また、受信アン
テナ20aから20dは、送信アンテナとは兼用ではな
い受信アンテナで、送信アンテナ10から空間に放射さ
れた送信RF信号が反射物体によって反射された反射波
を受信し、受信部50に受信RF信号を出力する。送信
アンテナ10aから10dと隣接し合う受信アンテナ2
0aから20dは、ほぼアンテナビームに等しい間隔
で、かつそれぞれの第一サイドローブとヌル点が重なる
よう、または、各送信アンテナと各受信アンテナとの間
隔がそれより狭くなるよう、配置されている。
【0038】図10に示す本実施例におけるアンテナ部
の構成では、第3の実施例と同様に、アンテナのリフレ
クタを共通にしているので、図8に示した第2の実施例
のアンテナ部の構成に比べて装置を小型化できるメリッ
トがある。
【0039】また、本実施例におけるアンテナ部の構成
では、第2及び第3の実施例のアンテナ部の構成に比
べ、一次放射器までの給電線の長さが短いので、給電ロ
スの低減と装置の小型化の点でメリットがある。
【0040】さらに、第1から第4の実施例とアンテナ
部近傍の構成が異なる第5の実施例の構成について説明
する。
【0041】図11は本発明の第5の実施例のアンテナ
部近傍の構成を表した構成図である。送信用一次放射器
となるアンテナ10aから10dまでの4つの送信アン
テナ及び受信用一次放射器となるアンテナ20aから2
0dまでの4つのアンテナからなるアンテナ部10は、
送受共通の送受レンズ16を備えており、送信アンテナ
と受信アンテナがほぼ同じ位置に配置されるデフォーカ
ス・レンズアンテナを形成している。
【0042】図11においてアンテナ10aから10d
まで4つの送信アンテナは一次放射器としてそれぞれ送
受共通の焦点面に配置されておりオフセット・デフォー
カスパラボラアンテナを形成している。4つのアンテナ
10aから10dのアンテナビームは、水平方向に一定
の間隔で配置されており、送信部40からの送信RF信
号を空間に放射する。受信アンテナ20aから20dま
での4つの受信アンテナは、一次放射器としてそれぞれ
送受共通の送受レンズ16の焦点面に配置されており、
オフセット・デフォーカスパラボラアンテナを形成して
いる。4つの受信アンテナ20aから20dのアンテナ
ビームは送信アンテナ10と同一の間隔とビーム幅で水
平方向に配置され、かつ受信アンテナ20aから20c
のアンテナビームは、それぞれ2つの送信アンテナのア
ンテナパターンのメインビームに挟まれるように、送信
アンテナ10aから10dのアンテナパターンのメイン
ビームの配列方向にほぼ中央の位置に配置されている。
また、受信アンテナ20aから20dは、送信アンテナ
とは兼用ではない受信アンテナで、送信アンテナ10か
ら空間に放射された送信RF信号が反射物体によって反
射された反射波を受信し、受信部50に受信RF信号を
出力する。送信アンテナ10aから10dと隣接し合う
受信アンテナ20aから20dは、ほぼアンテナビーム
に等しい間隔で、かつそれぞれの第一サイドローブとヌ
ル点が重なるよう、または、各送信アンテナと各受信ア
ンテナとの間隔がそれより狭くなるよう、配置されてい
る。
【0043】図11に示す本実施例におけるアンテナ部
の構成では、第3、及び第4の実施例と同様に、アンテ
ナのリフレクタを共通にしているので、図8に示した第
2の実施例のアンテナ部の構成に比べて装置を小型化で
きるメリットがある。
【0044】また、本実施例におけるアンテナ部の構成
では、第4の実施例と同様に、一次放射器までの給電線
の長さが短いので、第2及び第3の実施例のアンテナ部
の構成に比べ、給電ロスの低減と装置の小型化の点でメ
リットがある。
【0045】
【発明の効果】以上の示した実施例の場合、4つの送受
信器で7つのアンテナビーム作ることができ、アンテナ
ビーム数が多いほど高精度の方位精度が得られるので、
少ない送受信回路で多くのアンテナビームを作ること
で、システムの規模とコストが増大することなく、検出
物体の方位を高精度で検出できるレーダシステムを提供
することができる。
【0046】また、低サイドローブのアンテナが実現で
きるので、より高精度な方位の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチビームレーダ装置の第1の実施
例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のマルチビームレーダ装置の送信RF信号
の周波数、送信選択信号、及び、受信選択信号の例を示
すタイミングチャートである。
【図3】図2のAの時間における送信RF信号、受信R
F信号、及び、受信ビート信号の周波数変化の例を示す
タイミングチャートである。
【図4】本発明にかかるアンテナパターン及び合成ビー
ムの例を示した説明図である。
【図5】図2のAの時間における合成ビームを示した説
明図である。
【図6】アンテナパターンの実例による合成ビームパタ
ーンを示す図である。
【図7】図6のアンテナパターンをもつアンテナのアン
テナ間隔と合成ビームのサイドローブレベルとの関係を
示す図である。
【図8】本発明によるマルチビームレーダ装置の第2の
実施例のアンテナ部近傍の構成を示す説明図である。
【図9】本発明によるマルチビームレーダ装置の第3の
実施例のアンテナ部近傍の構成を示す説明図である。
【図10】本発明によるマルチビームレーダ装置の第4
の実施例のアンテナ部近傍の構成を示す説明図である。
【図11】本発明によるマルチビームレーダ装置の第5
の実施例のアンテナ部近傍の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 アンテナ部 10a〜10d 送信アンテナ 11 送信アンテナ部 12 送信レフレクタ 13,14 送受レフレクタ 15 送受サブレフレクタ 16 送受レンズ 20a〜20d 受信アンテナ 21 受信アンテナ部 22 受信レフレクタ 30 信号発生部 31 VCO 32 送信LO逓倍アンプ 33 分配器 40 送信部 41a〜41d 送信RF逓倍アンプ 42 送信制御回路 50 受信部 51a〜51d 受信逓倍混合器 52 混合器 53 受信アンプ 60 検出部 61 ADコンバータ 62 FFT 63 判別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95 H01Q 3/00 - 3/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ一定のビーム幅をもつ複数のアンテナ
    ビームをほぼ一定の間隔をおいて列状に並べた送信アン
    テナと、前記送信アンテナとほぼ同一のビーム幅及び間
    隔を持つ複数のアンテナビームを送信アンテナの配列と
    平行に列状に並べかつ、両側の前記各送信アンテナのア
    ンテナパターンのメインビームの一部と、前記各受信ア
    ンテナのアンテナパターンのメインビームの一部とが重
    なり合いかつ、両側の前記各送信アンテナのアンテナパ
    ターンの第1サイドローブの一部と、前記各受信アンテ
    ナの各送信アンテナのメインビーム側と反対側のヌル点
    とが重なるよう配置した受信アンテナを有するマルチビ
    ームレーダ装置。
  2. 【請求項2】ほぼ一定のビーム幅をもつ複数のアンテナ
    ビームをほぼ一定の間隔をおいて列状に並べた送信アン
    テナと、送信信号を発生する信号発生部と、前記送信信
    号を増幅して前記送信アンテナのいずれかに供給する送
    信部と、前記複数の送信アンテナから空間に放射された
    電磁波が、反射物体によって反射された反射波を受信す
    る前記送信アンテナとほぼ同一のビーム幅及び間隔を持
    つ複数のアンテナビームを送信アンテナの配列と平行に
    列状に並べかつ、両側の前記各送信アンテナのアンテナ
    パターンのメインビームの一部と、前記各受信アンテナ
    のアンテナパターンのメインビームの一部とが重なり合
    いかつ、両側の前記各送信アンテナのアンテナパターン
    の第1サイドローブの一部と、前記各受信アンテナの各
    送信アンテナのメインビーム側と反対側のヌル点とが重
    なるよう配置した複数の受信アンテナと、前記各受信ア
    ンテナで受信された反射波から前記反射物体の方位を検
    出するための受信信号を発生させ出力する受信部と、前
    記受信信号の信号レベルに基づいて前記反射物体の方位
    を検出する検出部とを備えたことを特徴とするマルチビ
    ームレーダ装置。
  3. 【請求項3】前記各送信アンテナのアンテナパターンの
    メインビームに挟まれる各受信アンテナのアンテナパタ
    ーンのメインビームは、各送信アンテナのアンテナパタ
    ーンのメインビームの配列方向にほぼ中央の位置に配置
    され、かつ前記受信アンテナのアンテナパターンのメイ
    ンビームに挟まれる各送信アンテナのアンテナパターン
    のメインビームは、各受信アンテナのアンテナパターン
    のメインビームの配列方向のほぼ中央に配置することを
    特徴とす請求項1または2記載のマルチビームレーダ装
    置。
  4. 【請求項4】前記信号発生部は、周波数が一定の周期で
    直線的に上下するFM波を前記送信信号として発生する
    FM波発生回路と前記各送信アンテナ及び前記各受信部
    に前記FM波を分配する分配回路とを備え、 前記受信部は、前記反射波と前記FM波とを混合しこの
    混合によって発生したビート信号を前記受信信号として
    発生する混合器を備え、 前記検出部は、前記受信信号の信号レベルに基づいて前
    記反射物体の方位を検出するとともに前記ビート信号の
    周波数を検出することにより前記反射物体との距離を検
    出することを特徴とする請求項2記載のマルチビームレ
    ーダ装置。
  5. 【請求項5】前記送信部に対し前記FM波の繰り返し周
    期よりも大きい周期で前記複数の送信アンテナのいずれ
    かに順次前記FM波を増幅した信号を供給させる送信選
    択信号を発生し、前記受信部に対し前記FM波を増幅し
    た信号の供給を受けた送信アンテナと重なり合う受信ビ
    ームを持つ受信アンテナのいずれかで受信した反射波と
    前記FM波を混合する混合器からのビート信号を選択さ
    せる受信選択信号を発生するタイミング制御部をさらに
    備え、 前記送信部は、前記送信選択信号に基づいて前記分配器
    から分配される送信信号を各送信アンテナに入力するタ
    イミングを制御する送信制御回路を備え、 前記受信部は、前記受信選択信号に基づいて前記ビート
    信号を受ける混合器を選択するセレクタを備えたことを
    特徴とする請求項4記載のマルチビームレーダ装置。
  6. 【請求項6】前記送信アンテナと前記受信アンテナにお
    いて、前記送信アンテナと前記送信アンテナは、同一の
    リフレクタを持つパラボラアンテナであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のマルチビームレーダ装置。
  7. 【請求項7】前記送信アンテナと前記受信アンテナにお
    いて、前記送信アンテナと前記送信アンテナは、同一の
    メインリフレクタ及びサブリフレクタを持つデュアルリ
    フレクタアンテナであることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のマルチビームレーダ装置。
  8. 【請求項8】前記送信アンテナと前記受信アンテナにお
    いて、前記送信アンテナと前記送信アンテナは、同一の
    レンズを持つレンズアンテナであることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のマルチビームレーダ装置。
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