JPS63166425A - 耐塩性界面活性剤組成物 - Google Patents

耐塩性界面活性剤組成物

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JPS63166425A
JPS63166425A JP61113246A JP11324686A JPS63166425A JP S63166425 A JPS63166425 A JP S63166425A JP 61113246 A JP61113246 A JP 61113246A JP 11324686 A JP11324686 A JP 11324686A JP S63166425 A JPS63166425 A JP S63166425A
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fatty acid
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phosphatide
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品等に用いる界面活性剤の改質、特に蔗糖脂
肪酸エステルの各種界面活性能の改良法に関するもので
ある。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕蔗糖
脂肪酸エステルは、蔗糖と結合する脂肪酸の種類、数に
より、広い範囲の親水・親油性バランス(HL B)を
有する界面活性作用を発揮するため、乳化、分散、可溶
化、浸透、起泡等の性能を示す界面活性剤として広く食
品、化粧品等に利用されており、生分解性も良好で安全
性が認められている界面活性剤である。
しかしながら、蔗糖脂肪酸エステルは、非イオン性界面
活性剤でありながら、酸性の水溶液、或いは食塩等の無
機塩の水溶液中では簡単に凝固し、界面活性作用が弱め
られてしまう、もっとも、モノエステル含量が100%
に近い蔗糖脂肪酸エステル、特に短鎖長の脂肪酸や不飽
和の脂肪酸のモノエステルである蔗糖脂肪酸エステルは
酸性或いは塩の水溶液でも比較的安定ではあるが、橿め
て高価で、実用には供しえない。
一般市販の蔗糖脂肪酸エステルは、p H4〜6、食塩
濃度1%で殆ど界面活性能を失ってしまう欠点を有して
いる。一方、食品等においては、上記の程度の水溶液は
多い、従って、上記のような欠点は蔗糖脂肪酸エステル
の応用範囲を狭めている。
そこで、上記の欠点を改良するために、ラウリル硫酸ソ
ーダを少量添加する方法(食品工業、1965年3月下
旬号95頁)が提案されているが、この方法は酸性水溶
液にはを効なものの、塩水溶液には無効である。
更に、界面活性能の一つの浸透力(湿潤力)については
、高HLB蔗糖脂肪酸エステルはノニルフェノールのポ
リオキシエチレンエーテル等の非イオン界面活性剤に比
較して不十分である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、本来親水性であるHLBIO以上の蔗
糖脂肪酸エステルの上記の如き欠点を改良し、耐酸性、
耐塩性、浸透力の改善された界面活性剤組成物を提供す
ることにある。
本発明の界面活性剤組成物は必須の構成成分として、H
LBIO以上の蔗糖脂肪酸エステル及びリゾフォスファ
チドを含有し、上記蔗糖脂肪酸エステルと上記リゾフォ
スファチドとの重量割合が40/60〜9515好まし
くは4 G/60〜90/10更に好ましくは40/6
0〜8 G/20であることを特徴とするものである。
本発明の組成物の必須の構成成分の一つであるHLB 
l 0以上の蔗糖脂肪酸エステルとしては炭素原子数1
2〜22の飽和および/または不飽和の脂肪酸と蔗糖と
のモノ、ジ、ポリエステルの一種または二種以上の混合
物が好ましい、炭素原子数1)以下の脂肪酸の蔗糖脂肪
酸エステルの場合にはリゾフォスファチド添加の効果が
余り見られないし、炭素原子数23以上の脂肪酸は余り
一般的ではない。
本発明のもう一つの必須の構成成分であるリゾフォスフ
ァチドは、構成脂肪酸としては炭素原子数8以上が好ま
しく、アシル基の位置はα、βのいずれでも良い、かか
るリゾフォスファチドとしては天然のL型のもの、合成
のラセミ体のもの、いずれも使用できる。
天然物由来のリゾフォスファチドは、生物体内にジアシ
ルフォスファチドに伴って存在することが知られており
、例えば大豆、ナタネ、小麦等の穀物の脂質、動物細胞
の脂質中に含有されており、また、卵黄等の動物脂質や
大豆等の植物脂質中のジアシルフォスファチドに豚の膵
液や蛇毒中のフォスフォリパーゼA−2または細菌等の
フォスフォリバーゼA−1を作用させて加水分解し、発
生した脂肪酸をアセトン等で除去し、要すればシリカゲ
ルクロマト等によって精製して製造することもできる(
特開昭46−13263、同52−136966、同5
8−51853)、この場合、得られたリゾフォスファ
チドを適当な溶媒中でニッケル等の触媒の存在下水素添
加を行えば、より酸化安定性の良い界面活性剤が得られ
る。
また、ジャーナル・オブ・アメリカン・オイル・ケミス
ト・ソサイアテ41981年10月号886〜88B頁
には、フォスフォリパーゼA−2を作用させる条件を種
々変化させて各種組成のリゾフォスファチドが得られる
ことが記載されている。
更に、エチルアルコール等の溶媒を使用してジアシルフ
ォスファチドを分画し、これを原料としてリゾフォスフ
ァチドを得ることもできる。その他、ジャーナル・オブ
・バイオロジカル・ケミストリー188巻471〜47
6頁(1951)に記載の卵黄からフォスファチジルコ
リンを得る方法、特公昭60−16、同59−4265
5、同57−123496、同56−23997に記載
の方法によるフォスファチジルコリンを得る方法等も本
発明に応用できる。この様な天然型のリゾフォスファチ
ドは光学活性が左旋性であり、動物に対する経口投与の
場合の安全性も確認されている(ジャーナル・サイエン
ス・オブ・フード・アンド・アグリカルチャー、32巻
451〜458頁)。
また、本発明で用いるフォスファチド類の分析法として
は、シンレイヤークロマト法、イヤトロスキャン法、高
速液体クロマト法等がある。
本発明で用いるリゾフォスファチドは、上記のようにし
て°得ることができるが、本発明においては、リゾフォ
スファチド(II)が実質的にリゾフオスファチジルコ
リンからなるものを用いるのが好ましく、更にリゾフォ
スファチド(alはリゾフォスファチジルエタノールア
ミンを含有していても良く、又、少量のりゾフォスファ
チジルイノシトール、リゾフオスファチジン酸、リゾフ
オスファチジルセリンからなる群から選ばれる一種以上
のリゾフォスファチドを含有していても良い、更に天然
物からリゾフォスファチド(alを製造する場合は、製
造法の特質上、通常リゾフォスファチド(a)と対応す
るジアシルフォスファチド(b)を含有する場合が多い
が、これらを含有する場合はフォスファチド全量〔(a
) +(b)〕に対してリゾフォスファチドla)の量
が40重量%以上であると強酸性や高濃度塩溶液でも有
効なので好ましい。
一般的にはリゾフォスファチドのフォスファチド全量に
対する量が多い程、リゾフォスファチドの使用量は少量
で済む傾向がある。
本発明の組成物において、蔗糖脂肪酸エステルとリゾフ
ォスファチドの配合比率は重量比率で40/60〜95
15、好ましくは40/60〜90/10更に好ましく
は40/60〜80/20である。
リゾフォスファチドが5%未満であると本発明の改善効
果がなく、5〜10%の範囲では、低レベルの食塩水、
比較的pHの低くない酸性溶液で、蛋白質、ガム質等を
含む水中での油脂の乳化には充分なものの、なるべくは
101以上であるのが良い、一方、リゾフォスファチド
が60%より多いと、性能の低下は特にないが高価とな
り好ましくない。
一般的には配糖脂肪酸エステルのHLBが高い程すゾフ
ォスファチドの配合量は少なくて済む傾向がある。
本発明の組成物を得る方法としては特に限定されないが
、例えば飽和脂肪酸の多いリゾフォスファチドでは蔗糖
脂肪酸エステルと粉体同士で混合すれば良(、また、不
飽和脂肪酸の多いリゾフオスファチドでは蔗糖脂肪酸エ
ステルとの混合物の水溶液または水性ペーストとするか
、アルコール等の溶媒に溶解して使用するか、溶解後乾
燥して粉体として使用する等の方法がある。
本発明の組成物には本発明の目的を逸脱しない範囲でそ
の他の界面活性剤を併用できる。
また、可溶性蛋白質、ペプチド、多糖類が共存すると乳
化、可溶化、分散等の性能が向上するので、本発明の組
成ものにはそれらを共有させるのが好ましい。
本発明の界面活性剤組成物は各種の用途に利用できるが
、その例としては、醤油、ウースターソース、野菜の塩
漬、福神漬等の漬物、果実ジュース、ヨーグルト等の醗
酵孔、ドレッシング、マロネーズ、佃煮、畜肉・魚肉等
の加工品、化粧品等無機塩類、有機酸等を含有する組成
物に適用する例が挙げられ、効果としては油性物質の乳
化、油溶性色素、油溶性ビタミン、BHA、BIT等の
酸化防止剤等の可溶化、ココアパウダー、インスタント
食品粉末、カラシ粉、ワサビ粉等の香辛料、パラオキシ
安息香酸ブチル等の防黴剤、各種顔料粉末等の分散化、
或いはこれら分散化されるような粉末等に本発明の組成
物を水やアルコール等に溶解したものを含浸或いは噴霧
により付着させて被覆し水中への易分散化を計る等の効
果がある。
(実施例〕 以下に本発明の実施例を示すが、本発明は実施例に制限
されるものではない。
尚、各実施例で得た各水性ペースト(本発明組成物を含
む)についての各試験中のリゾフォスファチドの%は純
分換算であり、蔗糖脂肪酸エステルとリゾフォスファチ
ドの合計量に対する値である。
実施例1 市販大豆燐脂質からアセトン沈澱、含水エタノール分画
により70%のジアシルフォスファチジルコリンを含有
するフォスファチドを得、これに豚膵臓フォスフォリパ
ーゼA−2(ノボ社製、レシターゼl0L)を作用させ
、発生脂肪酸をアセトンで除去しアルコールにより分画
し、珪酸カラムとアルコールにより更に分画してリゾフ
ォスファチジルコリン94%、リゾフォスファチジルエ
タノールアミン3%、総すゾフォスファチド含量97%
のフォスファチドを得た。
このフォスファチドとHLB15の蔗糖脂肪酸エステル
(三菱化成食品■製、リョートーシュガーエステルS−
1670、主たる構成脂肪酸はステアリン酸)とを各種
重量割合で混合後40重量%(水性ペースト中の本発明
組成物の含有率)の水性ペーストを得た。
(1)耐酸、耐塩性試験 各ペースト2.5gに水を加えて100m1とし、この
水溶液l容量部にpH3の0.2モルフタル酸バフファ
ーl容量部を添加したもの(酸性液)20%食塩水l容
量部を添加したもの(塩溶液ン水1容量部を添加したも
の(対照)各々を室内に1日放置した。蔗糖脂肪酸エス
テルのみの場合は酸、塩により直ちに凝集沈澱するが、
リゾフォスファチドが5〜20%の場合はゆっくりと白
濁が進行し、30%以上では殆ど白濁しなかった。
尚、1日後の720nmの透光度は蔗糖脂肪酸エステル
のみの場合は対照では97%、酸性液と塩溶液(いずれ
も沈澱が発生するのでそれを再分散して測定)では0%
であったが、リゾフォスファチドが30%の場合で70
%(酸性液)、84%(塩溶液)、リゾフォスファチド
が40%の場合で92%(酸性液)、97%(塩溶液)
、リゾフォスファチドが50%の場合で97%(酸性液
)、99%(塩溶液)であった、尚、対照はリゾフォス
ファチド30%以上では99%であった。
(2)流動パラフィン・食塩水の乳化安定性試験各ベー
スl−1,25g (本発明組成物の含量0゜5g)、
流動パラフィン35m1,5%食塩水65m1を日本精
機型ホモゲナイザーAM−8により45℃、12000
回転/分、5分間乳化する。
乳化液をガラスシリンダーに取り20℃と35℃を12
時間毎にサイクルするインキュベーター中に保存して状
態を観察した。
乳化系全体に対し、2容量%の油層が分離する迄の期間
は、蔗糖脂肪酸エステルのみの場合は1日であったが、
リゾフォスファチドを5%含む場合は6日、10%含む
場合は12日、20%含む場合は21日、30%含む場
合は35日、40%以上含む場合は45日であった。尚
、リゾフォスファチドのみを0.25g添加した場合(
リゾフォスファチドを50%含む本発明の組成物中のリ
ゾフォスファチドの量と同一濃度)は6日であり蔗糖脂
肪酸エステルとの併用効果が認められた。
(3)コーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験各−−ス
ト1.25g、コーンサラダ油50g、こいくち醤油5
6gを日本精機型ホモゲナイザーAM−8により55℃
、13000回転/分、6分間乳化する。乳化液をガラ
スシリンダーに取り20℃と35℃を12時間毎にサイ
クルするインキュベーター中に保存して状態を観察した
2%の油層が分離する迄の期間は、蔗糖脂肪酸エステル
のみの場合は5日であり、かつ乳化したクリーミング層
の乳化粒子は凝集し、振盪によっても再分散性は不良で
あったが、リゾフォスファチドを5%含む場合は14日
、10%以上含む場合は60日以上であり、その後のク
リーミング層の再分散性も良好であった。
(4)界面活性試験 各ペースト2.5gを水に溶解して200m1とし、こ
の水溶液の25℃における表面張力(協和科学製表面張
力計CBVP、A−3による)と浸透力(木材法キャン
パスディスク法による)を測定した。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合、表面張力は34.9d
yne/cm、浸透時間は7分12秒であるのに対し、
リゾフォスファチドを5%含有する場合は表面張力34
.6dyne/cm、浸透時間5分10秒、10%含有
する場合は表面張力34.3dyne/cm、浸透時間
4分12秒で以下リゾフォスファチド50%の場合の表
面張力32.6dyne/cm、浸透時間は2分50秒
迄連続的に降下した。
(5)β−カロチン可溶化試験 各ペースl−2,5gを水に溶解して100 m lと
し、この水溶液10m1とβ−カロチン粉末lQmgを
30m1試験管にとり、30℃で42時間振振盪β−カ
ロチンを可溶化した。可溶化物を、3000回転/回転
速心分離機にかけ、上澄部2mlにクロロフォルム・エ
タノールの1:4fR?&8mlを加え、分光光度計に
より455nmの吸光度を測定した。
蔗糖脂肪酸エステル単独の場合の吸光度は0゜102で
あったが、リゾフォスファチド30%では0.309.
40%では0.371.50%では0.418と3〜4
倍の可溶化量が測定された。
また上澄部2 m lを取り、水2m1(対照)、8%
食塩水2ml (塩溶液>、pH4の水2m1(酸性液
)に各々加えて比較した所、酸性液、塩溶液ともリゾフ
ォスファチド30%では若干白濁したが、50%では安
定な可溶化状態を示していた。
(6)分散力試験 各ぺ一°スト1.25gを水に溶解して250m1とし
、この水溶液5mlとβ−カロチン微粉末59mgを1
5m1の試験管に取り、上下に振盪して粉末を分散させ
、3時間〜1日後の分散液の安定性、沈降した微粉末の
充填体積(緊密充填である程−次粒子分散であり、凝集
が起こっていない事を示す)を観察した。
振盪直後はリゾフォスファチドを含まないものも含め、
良好な分散状態で、沈澱も緊密であったが、1日後には
リゾフォスファチドの添加量の多いもの程良い分散状態
を示し、沈澱の質も良かった0次いで各分散液に水2m
l  (対照)、8%食塩水2ml  (塩溶液)、p
H4の水2ml (酸性液)に各々加えて比較した所、
酸性液、塩溶液とも蔗糖脂肪酸エステルのみでは直ちに
沈降したが、リゾフォスファチド30%でかなり安定し
、40%では対照と同様の安定性を示した。
実施例2 大豆燐脂質から分画により70%のジアシルフォスファ
チジルコリンを含有するフォスファチドを得、これにレ
シターゼIOLを作用させ、発生脂肪酸を除去しアルコ
ールにより分画し、精製してリゾフォスファチジルコリ
ン56%、リゾフォスファチジルエタノールアミン13
%を主とし、総すゾフォスファチド含量72%のフォス
ファチドを得た。
このフォスファチドとHLB 14の蔗糖脂肪酸エステ
ル(三菱化成食品■製、す9−トーシュガーエステルP
−1570、主たる構成脂肪酸はパルミチン酸)とを各
種重量割合で混合後20重量%の水性ペーストを得た。
il+耐酸、耐塩性試験 各ペースト5gに水を加えてloomlとし、この水溶
液を用いて実施例1と同様にpH3の酸性液、pH5の
酸性液、10%食塩水溶液で試験したところ、蔗糖脂肪
酸エステルのみの場合は直ちに白濁し沈澱したが他は徐
々に白濁を増した。
1日後の720 nmの透光度は対照では蔗糖脂肪酸エ
ステルのみの場合で96%、リゾフォスファチドが20
%を越えると98%であり、酸性液、塩溶液とも蔗糖脂
肪酸エステルのみの場合は沈澱を再分散すると0%であ
ったが、リゾフォスファチドが42%の場合では64%
(pH5)、52%の場合では28%(pH3) 、5
1%(塩溶液)、82%(pH5)であった。
(2)コーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験各ペース
ト2.5g、コーンサラダ油50gこいくち醤油54g
を用いて実施例1と同様にコーンサラダ油とこいくち醤
油との乳化液をガラスシリンダーに取り20℃と35℃
を12時間毎にサイクルするインキュベーター中に保存
して状態を観察した。
2%の油層が分離する迄の期間は、蔗糖脂肪酸エステル
のみの場合は6日であったが、リゾフオスファチドを1
5%以上含む場合は1ケ月以上であり、30%以上含む
場合は1ケ月でも殆ど分離は認められなかった。
実施例3 実施例1で使用したフォスファチドとHLB 1)の蔗
糖脂肪酸エステル(三菱化成食品特製、リッートーシュ
ガーエステルS−1)70,主たる構成脂肪酸はステア
リン酸)とを各種重置割合で混合後20重量%の水性ペ
ーストを得た。
+1)耐酸、耐塩性試験 実施例2と同様にpH3の酸性液、pi(5の酸性液、
10%食塩水溶液で試験したところ、蔗糖脂肪酸エステ
ルのみの場合は直ちに白濁した。1日後の720nmの
透光度は対照では蔗糖脂肪酸エステルのみの場合で57
%、リゾフォスファチドが20%で90%、40%を越
えると99%であり、酸性液、塩溶液とも配糖脂肪酸エ
ステルのみの場合は殆ど0%であったが、リゾフォスフ
ァチドが30%の場合では62%(pH5) 、40%
の場合では32%(塩溶液)、91%(pH5)、50
%の場合では52%(pH3)、84%(塩溶液)、9
4%(pH5) 、60%の場合では88%(pH3)
、99%(塩溶液)、96%(pH5)であった。
(2)コーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験実施例2
と同様にコーンサラダ油とこいくち醤油との乳化液をガ
ラスシリンダーに取り20℃と35℃を12時間毎にサ
イクルするインキュベーター中に保存して状態を観察し
た。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合はクリーミング層が凝固
し、流動性が失われ1力月後に分離油層が25%に達し
たが、リゾフォスファチドを10%含むものでは2%で
あり、20%以上含むものでは1力月後も油層の分離は
殆ど見られなかった。
実施例4 実施例2で使用したフォスファチドとリッートーシュガ
ーエステルS−1)70とを各種重量割合で混合後20
重量%の水性ペーストを得た。
+1)耐酸、耐塩性試験 実施例2と同様にpH5の酸性液、10%食塩水溶液で
試験したところ、1日後の720nmの透光度は対照で
はリゾフォスファチドが24%で88%、37%以上で
91%であり、酸性液ではリゾフォスファチドが52%
の場合では60%、塩溶液では同じ濃度の場合35%で
あった。
(2)コーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験実施例2
と同様にコーンサラダ油とこいくち醤油との乳化液をガ
ラスシリンダーに取り20℃と35℃を12時間毎にサ
イクルするインキュベーター中に保存して状態を観察し
た。
リゾフォスファチド1)%では1力月後の分離油層が1
%見られたが24%以上では油層の分離は殆ど見られな
かった。
実施例5 大豆燐脂質からアセトン沈澱を行って脱脂燐脂質を得、
これにレシターゼIOLを作用させた後、イソプロピル
アルコール・ヘキサン混合溶媒でフォスファチドを抽出
し、アセトン処理して脱脂肪する。これをアルコールで
抽出してリゾフォスファチドを多く含むフォスファチド
を得た。このフォスファチドはりゾフォスファチジルコ
リン52%、リゾフォスファチジルエタノールアミン1
)%を主とし、総すゾフォスファチド含量65%のフォ
スファチドであった。
このフォスファチドとりッートーシュガーエステルS−
1670とを各種重置割合で混合後25重量%の水性ペ
ーストを得た。
(1)コーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験ペースト
2gを用いた他は実施例1と同様にコーンサラダ油とこ
いくち醤油との乳化液をガラスシリンダーに取り20℃
と35℃を12時間毎にサイクルするインキュベーター
中に保存して状態を観察した。
1力月後も油層の分離は殆ど見られなかった。
(2)界面活性試験 各ペーストlOgを水に溶解して500m1とし、この
水溶液の25℃における表面張力と浸透力を実施例1と
同様に測定した。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合、表面張力は34゜6 
d y n e / c m、浸透時間は7分12秒で
あるのに対し、リゾフォスファチドを6%含有する場合
は表面張力34.4dyne/cm、浸透時間4分42
秒、12%含有する場合は表面張力34゜0dyne/
cm、浸透時間3分24秒、29%含有する場合は表面
張力31.1dyne/cm。
浸透時間は2分15秒であった。
(3)ジュース・コーンサラダ油乳化安定性試験各ペー
スト1gを水に溶解して50 m lとし、この水溶液
50m1.グレープフルーツジュース(pH3,31)
50ml、コーンサラダ油25m1を混合し60℃で実
施例1のコーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験と同様
に乳化して40℃のインキュベーターに保存し経口安定
性を観察した。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合、クリーミング層は凝固
して流動性を失い、かつ6日後に油層の分離が始まった
がリゾフォスファチドを10%含有する場合は21日後
も油層の分離はなく、クリーミング層は流動性に富み再
分散も容易であった。
(4)β−カロチン可溶化試験 各ペースト1gを水に熔解して25m1とし、この水溶
液を使用して実施例1と同様に分光光度針により455
nmの吸光度を測定した。
蔗糖脂肪酸エステル単独の場合の吸光度は0.102で
あったが、リゾフォスファチド18%では0.154.
30%では0.181,39%では0.256と可溶化
量が増加した。また塩溶液、酸性液に対してはリゾフォ
スファチド30%では若干白濁したが、39%では安定
な可溶化状態を示していた。
(5)無機微粉末の分散力試験 各ペースト1gを水に溶解して125m1とし、この水
溶液20m1と顔料用チタンホワイト1gをネスラー管
に取り、上下に激しく振盪して分散させた後、30%食
塩水5 m lを加えて再び振盪した後、室内に放置し
分散および沈降状態を観察した。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合は直ちに凝集沈降したが
、リゾフオスファチドを12%以上含有する場合は3時
間後も安定に分散していた。
実施例6 実施例5と同様の方法でリゾフォスファチジルコリン4
5%、リゾフォスファチジルエタノールアミン9%を主
とし、総すゾフォスファチド含量56%のフォスファチ
ドを得た。
このフォスファチドとり四−トーシュガーエステルS−
1670とを各種重量割合で混合後25重量%の水性ペ
ーストを得た。
(1)コーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験実施例5
と同様にコーンサラダ油とこいくち醤油との乳化液をガ
ラスシリンダーに取り20℃と35℃を12時間毎にサ
イクルするインキュベーター中に保存して状態を観察し
た。
1力月後も油層の分離は殆ど見られなかった。
(2)ジェース・コーンサラダ油乳化安定性試験実施例
5と同様に0.5%水溶液50m1、グレープフルーツ
ジュース(pH3,31)50ml、コーンサラダ油2
5m1を混合し60℃で実施例1と同様に乳化し40℃
に保管して経日安定性を観察した。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合、クリーミング層は凝固
して流動性を失い、かつ6日後に油層の分離が始まった
がリゾフォスファチドを10%含有する場合は21日後
も油層の分離はなく、クリーミング層は流動性に富み再
分散も容易であった。
実施例7 実施例5で使用したフォスファチドとリョートーシェガ
ーエステルS−1)70とを各種重量割合で混合後20
重量%の水性ペーストを得た。
+1)コーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験実施例2
と同様にコーンサラダ油とこいくち醤油との乳化液をガ
ラスシリンダーに取り20℃と35℃を12時間毎にサ
イクルするインキュベーター中に保存して状態を観察し
た。
リゾフォスファチドを12%含有する場合は1力月後に
分離油層が1%認められたが、18%以上では油層の分
離は殆ど見られなかった。
(2)界面活性試験 各ペースト5gを水に溶解し200m1とし、この水溶
液を用いて実施例1と同様に25℃における表面張力と
浸透力を測定した。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合、表面張力は34゜9 
d y n e / c m、浸透時間は26分42秒
であるのに対し、リゾフォスファチドを12%含有する
場合は表面張力32.1dyne/cm、浸透時間4分
36秒、20%含有する場合は表面張力31.4dyn
e/cm、浸透時間3分54秒、29%含有する場合は
表面張力31.0dyne/cm、浸透時間は3分36
秒であった。
(3)ジュース・コーンサラダ油乳化安定性試験各ペー
スト1gを水に溶解し40m1とし、この水溶液を用い
て実施例5と同様にグレープフルーツジュースとコーン
サラダ油を乳化し40℃に保管して経口安定性を観察し
た。
蔗糖脂肪酸エステルのみの場合、クリーミング層は凝固
して流動性を失い、かつ3日後に油層の分離が始まり2
1日後には分離油層が6%に達したがリゾフォスファチ
ドを10%以上含有する場合は21日後も油層の分離は
なく、クリーミング層は流動性に富み再分散も容易であ
った。
実施例8 レジノール10E(水素添加され、フォスファチジルコ
リン81%とフォスファチジルエタノールアミン9%と
を含み沃素価が7のフォスファチド、日本サーファクタ
ント社製)にレシターゼ10Lを作用させた後、実施例
5と同様に処理してリゾフォスファチドを多く含むフォ
スファチドを得た。このフォスファチドはりゾフォスフ
ァチジルコリン69%、リゾフォスファチジルエタノー
ルアミン8%を主とし、総すゾフォスファチド含量80
%のフォスファチドであった。
このフォスファチドとりョートーシェガーエステルS−
1670とを各種重量割合で混合fi20重量%の水性
ペーストを得た。
fllコーンサラダ油・醤油の乳化安定性試験実施例2
と同様にコーンサラダ油とこいくち醤油との乳化液をガ
ラスシリンダーに取“す20℃と35℃を12時間毎に
サイクルするインキュヘーター中に保存して状態を観察
した。
リゾフォスファチドを5%含む場合は1力月後に1%の
油分分離が認められたが、10%以上では油層の分離は
殆ど見られなかった。
実施例9 リョートーシュガーエステルS−1)70を6重量部と
実施例5のリゾフォスフアナ14重量部をエタノール9
0重量部で溶解した。
この溶液50gを脂肪含量23%のアルカリ処理ココア
粉末500gと共にケンウッドミキサーにより攪拌混合
し、減圧下で乾燥し、粉砕してインスタントココアを作
成した。
このインスタントココア2gを水100m1に浮かべ、
全部が沈降する迄の時間を測定した所、3分42秒であ
った。尚、蔗糖脂肪酸エステルのみを使用した場合は1
7分36秒であった。
〔発明の効果〕
本発明の効果は蔗糖脂肪酸エステルの欠点である酸性溶
液、塩溶液での不安定性が改良された界面活性剤組成物
を提供したことにある。
特に、蔗糖脂肪酸エステルで例えば醤油と油脂を乳化し
た場合クリーミング層は一見安定に見えるが、実際には
油滴が凝集しており、振盪による再乳化は困難であるが
、本発明の組成物であれば、容易に再乳化でき勿論安定
性も増大する。
手続補正書 昭和61年10月 6日 1、事件の表示 特願昭61−1)3246号 2、発明の名称 界面活性剤組成物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (038)旭電化工業株式会社 4、代理人 東京都港区赤坂九丁目6番29号 パシフィック乃木坂601号 自発補正(出願臼から1年3月以内の補正)6、補正の
対象 7、補正の内容 (1)第7頁第16〜17行の「イヤトロスキャン法」
をrTLC−F I D法(イヤトロスキャン法)」と
補正。
(2)第21頁第12行の「同じ濃度の場合」を「リゾ
フォスファチドが52%の場合」と補正。
以上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)HLBIO以上の蔗糖脂肪酸エステル及びリゾフ
    ォスファチドを必須の成分として含有し、上記蔗糖脂肪
    酸エステルと上記リゾフォスファチドとの重量割合が4
    0/60〜95/5であることを特徴とする界面活性剤
    組成物。
  2. (2)HLBIO以上の蔗糖脂肪酸エステルが、炭素原
    子数12〜22の飽和および/または不飽和の脂肪酸と
    蔗糖とのモノ、ジ、ポリエステルの一種または二種以上
    の混合物である事を特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の界面活性剤組成物。
  3. (3)リゾフォスファチド(a)が、リゾフォスファチ
    ジルコリンを主成分とし、リゾフォスファチジルエタノ
    ールアミンを含有し、且つリゾフォスファチジルイノシ
    トール、リゾフォスファチジン酸、リゾフォスファチジ
    ルセリンからなる群から選ばれる一種以上のリゾフォス
    ファチドを含有するものであり、これらリゾフォスファ
    チド(a)が該リゾフォスファチド(a)と対応するジ
    アシルフォスファチド(b)を更に含む場合はフォスフ
    ァチド全量〔(a)+(b)〕に対してリゾフォスファ
    チド(a)の量が40重量%以上である事を特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の界面活性剤組成物。
  4. (4)リゾフォスファチド(a)が実質的にリゾフォス
    ファチジルコリン(モノアシルフォスファチジルコリン
    )(a)であり、該リゾフォスファチド(a)がジアシ
    ルフォスファチド(ジアシルフォスファチジルコリン)
    (b)を更に含む場合は、フォスファチド全量〔(a)
    +(b)〕に対してリゾフォスファチド(a)の量が4
    0重量%以上である事を特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の界面活性剤組成物。
JP61113246A 1986-05-16 1986-05-16 耐塩性界面活性剤組成物 Granted JPS63166425A (ja)

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