JPS6316302Y2 - - Google Patents

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JPS6316302Y2
JPS6316302Y2 JP1981183481U JP18348181U JPS6316302Y2 JP S6316302 Y2 JPS6316302 Y2 JP S6316302Y2 JP 1981183481 U JP1981183481 U JP 1981183481U JP 18348181 U JP18348181 U JP 18348181U JP S6316302 Y2 JPS6316302 Y2 JP S6316302Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
stator
magnetic member
stator case
synchronous motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981183481U
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English (en)
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JPS5890073U (ja
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Publication date
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Priority to JP18348181U priority Critical patent/JPS5890073U/ja
Publication of JPS5890073U publication Critical patent/JPS5890073U/ja
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Publication of JPS6316302Y2 publication Critical patent/JPS6316302Y2/ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はタイマーあるいはデジタル時計等の駆
動源として用いられる同期電動機に関する。
従来、この種の同期電動機は回転軸を貫通固定
したロータがステータケース内に回転自在に支持
されるために、このロータと回転軸を軸承する軸
受部との間の寸法精度に若干の余裕をもつように
構成されている。このため同期電動機を傾けた状
態で使用すると、ロータが軸線方向に移動し軸受
部にあたることにより騒音が発生するという不都
合があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、ロータがもつ磁気吸引力を利用し、ロータが
常時軸線方向に付勢されるように、ロータの一方
端面が対向する部位に磁性部材を配設するという
きわめて簡単な構成により、製造が容易な同期電
動機を提供するものである。以下その構成等を図
に示す実施例により詳細に説明する。
第1図および第2図は本考案に係る同期電動機
の一実施例を示す分解斜視図と縦断面図である。
これらの図において、符号1で示すものは有底円
筒状の第1のステータケースで、その底には放射
状に切起こし形成した第1のステータ群を構成す
る複数のステータ2,2,…が同一円周上に位置
するように立設されている。このステータケース
1は中心に軸孔3を有する軸受部4が圧入固定さ
れており、またその開口周縁には切欠き5と端子
取付部用窓6が形成されている。7は銅板等より
なるくま取り部材で、前記第1のステータ群を構
成する一部のステータ基部に配設されている。こ
のくま取り部材7は中央に前記軸受部4に対応す
る開口7aと、前記ステータ2,2,…が嵌入す
る位置決め用の孔7bが穿設されている。8は鉄
板のような磁性材からなる磁性部材で、中央に前
記ロータの下端部の外径より若干大きい口径を有
する孔8aが形成され、周縁には互いに180゜異な
る部位に一対の張出し部8bが外径方向に一体に
延設されている。この磁性部材8は一対の張出し
部8bがそれぞれ対応する前記ステータ2,2…
間に介入し、環状部が前記第1のステータ群内に
位置するように配設されている。9は上、下に開
口部10,11を有する円筒状のコイルカバー
で、外部接続用の端子12を取付けた端子部13
が外径方向に一体に延設され、前記第1のステー
タケース1内に収納されている。このコイルカバ
ー9は下端側の開口部11を形成する内フランジ
14内に前記くま取り部材7および磁性部材8が
収納されるように形成されている。15は合成樹
脂等の絶縁材よりなるコイルスプールで、巻筒1
6とこの巻筒16の上、下に一体に形成した鍔1
7,18とから構成され、このコイルスプール1
5の下端鍔18には突子19が一体に突設されて
いる。すなわちこの突子19はその先端部が圧縮
方向に弾性変形し、その弾撥力により前記くま取
り部材7を磁性部材8を介し第1のステータケー
ス1の底に圧接している。またコイルスプール1
5は上、下端鍔17,18に前記端子12を固定
するための端子取付部20が外径方向に一体に延
設されている。21は前記第1のステータケース
1に収納されるロータで、周面に多数のN極とS
極が交互に着磁され、中心に回転軸21aが貫通
固定され、その下端面が前記磁性部材8に対向す
るように軸承されている。したがつて、このロー
タ21は自己がもつ磁気吸引力により常時軸線方
向下方、すなわち前記磁性部材8側に付勢され
る。22は上蓋を兼ねる円板状の第2のステータ
ケースで、この上蓋の一部を下側に切起こすこと
により形成した第2のステータ群を構成する複数
のステータ23,23,…が前記第1のステータ
群と同一円周上に位置するように立設されてい
る。第2のステータケース22は中心に軸孔24
を有する軸受部25が圧入固定され、周縁には位
置決め用の突出部26と前記第1のステータケー
ス1の切欠き5に係入する接続用の突起27が突
設されている。
次に前記構成による同期電動機の組立て手順を
説明する。
先ず、くま取り部材7の隅部に穿設した孔7b
に対応するステータ2,2,…が嵌入し、かつ中
央に穿設した開口7aに対応する軸受部4が嵌入
するように第1のステータケース1の底にくま取
り部材7を配置する。次に、磁性部材8をその環
状部が第1のステータ群内に位置するようにして
くま取り部材7上に配置する。このとき張出し部
8bが対応するステータ2,2,…間に介入し磁
性部材8の回転方向の位置規制が行なわれる。し
かる後、コイルスプール15を取付けたコイルカ
バー9を第1のステータケース1内に収納する。
このときくま取り部材7および磁性部材8はコイ
ルカバー9の下端開口部11の内フランジ14内
に収納され、磁性部材8の張出し部8bがコイル
スプール15の突子19によつて圧接される。そ
して回転軸21aの下端部が軸受部4の軸孔3に
挿入するようにロータ21を第1のステータケー
ス1に収納させた後、回転軸21aの上端部が軸
受部25の軸孔24に挿入するように第2のステ
ータ群ケース22を第1のステータケース1に嵌
合させ、突起27を切欠き5にめることにより
第2のステータケース22は第1のステータケー
ス1に固定され、同期電動機の組立ては完了す
る。
以上説明したように本考案によれば、ロータは
自己がもつ磁気吸引力により常時軸線方向に付勢
されているから、ロータと軸受部との間の寸法精
度の許容誤差範囲が広くなり、それだけ製造が容
易となる。また従来のこの種の同期電動機のよう
に、ロータの軸線方向の揺動によりその端面が軸
受部にあたることがないから、ロータと軸受部と
の接触により発生する騒音を防止することができ
る。また、磁性部材は、単にステータケースとコ
イルスプールとによつて挟持固定されるため、格
別の取付構造、部品を必要とせず、従来の同期電
動機の仕様をほとんど変更することもない等、実
用上の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る同期電動機
の一実施例を示す分解斜視図と従断面図である。 1……第1のステータケース、7……くま取り
部材、8……磁性部材、15……コイルスプー
ル、17……上端鍔、18……下端鍔、19……
突子、21……ロータ、22……第2のステータ
ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周方向に異なる磁極が交互に着磁されたロータ
    と、このロータの周囲に配設されたステータ群を
    有する一対のステータケースと、このステータケ
    ース内に収納されたコイルスプールとを備えた同
    期電動機において、前記ロータの外径よりも大径
    の基部とその側方に突出する張出し部とを有する
    磁性部材を備え、この磁性部材を、前記基部を前
    記ロータの一端面に対向するようにして配置する
    とともに前記ステータケースとコイルスプールと
    によつて前記張出し部を挟持することによつて固
    定し、ロータと磁性部材との間に作用する磁気的
    吸引力によつてロータの軸方向の遊動を防止する
    ように構成したことを特徴とする同期電動機。
JP18348181U 1981-12-11 1981-12-11 同期電動機 Granted JPS5890073U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18348181U JPS5890073U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 同期電動機

Applications Claiming Priority (1)

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JP18348181U JPS5890073U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 同期電動機

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Publication Number Publication Date
JPS5890073U JPS5890073U (ja) 1983-06-18
JPS6316302Y2 true JPS6316302Y2 (ja) 1988-05-10

Family

ID=33307488

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JP18348181U Granted JPS5890073U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 同期電動機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563134Y2 (ja) * 1989-12-25 1998-02-18 松下電工株式会社 同期電動機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115713A (en) * 1978-02-28 1979-09-08 Matsushita Electric Works Ltd Stable rotation type multi pole synchronous motors

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54115713A (en) * 1978-02-28 1979-09-08 Matsushita Electric Works Ltd Stable rotation type multi pole synchronous motors

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Publication number Publication date
JPS5890073U (ja) 1983-06-18

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