JPS63162239A - 硬化樹脂層を有するラミネ−ト体の製造方法 - Google Patents

硬化樹脂層を有するラミネ−ト体の製造方法

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JPS63162239A
JPS63162239A JP61311692A JP31169286A JPS63162239A JP S63162239 A JPS63162239 A JP S63162239A JP 61311692 A JP61311692 A JP 61311692A JP 31169286 A JP31169286 A JP 31169286A JP S63162239 A JPS63162239 A JP S63162239A
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JP
Japan
Prior art keywords
resin
base material
thermosetting resin
resin layer
laminate
Prior art date
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Pending
Application number
JP61311692A
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English (en)
Inventor
竹厚 修
塚田 正樹
土井 富雄
池本 精志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、熱硬化性樹脂層付きのシートを板状の別の
基材上にラミネートする際などにラミネート時の熱を利
用して、熱硬化性樹脂層の硬化を行なう、硬化梼脂層を
存するラミネート体の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、基材上に別の基材をラミネートし、その更に上に
熱硬化性樹脂層を形成する際には、予め上側になる基材
の表面に熱硬化性樹脂の未硬化層を設け、充分硬化させ
てから、下側になる基材とラミネートする方法がとられ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、熱硬化性樹脂層を硬化させるには高い温度と長
い時間を必要とし、しかも通常のコーター付属の乾燥装
置は単に乾燥を行なう目的で設けられているので、コー
ターを使用しただけでは充分な硬化が行なえず、逆に、
硬化を充分に行なおうとすると塗布速度が遅(なるため
に、塗料の乾燥性や粘度を大幅に変えなければならず、
コーターで塗布可能な塗料の性質の範囲を外れる。
また、硬化に高い温度と長い時間を必要とするために、
基材として耐熱性の低いもの、特に−aのプラスチック
フィルムは事実上、使用できない。
従って、この発明で解決すべき点は、硬化樹脂層を有す
るラミネート体を製造する際に、従来、塗布工程を通常
のコーターとコーターに適した性質の塗料を使用して熱
硬化性樹脂を行なうことができない点である。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明では、ラミネートを熱を利用して行なわせ、そ
の際の熱を利用して、表面の熱硬化性樹脂層の硬化も行
なわせることにより、問題点の解消が可能になった。
即ち、この発明は、 X1第1の基杓の一方の面には熱硬化性樹脂の未硬化層
を設け、その反対面側に第2の基材が来るようにして第
1、第2の基材を加熱および加圧することにより、第1
、第2の基材をラミ享−トすると共に第1の基材の一方
の面上の熱硬化性樹脂の未硬化層を硬化させることを特
徴とする硬化樹脂層を有するラミネート体の製造方法J
を要旨とするものである。
〔作用〕
この発明では、予め熱硬化性樹脂を硬化させる替わりに
、前段階では硬化させず単に乾燥させて固化するにとど
め、次のラミネート時の熱を利用して硬化を行なわせる
方法を採用したことにより、塗布後長い時間をかけて加
熱する必要がない。また、塗布直後には硬化を行わず単
に乾燥するのみであるので、耐熱性の低い基材であって
も、熱変形にいたる程の過大な熱を受けない。
〔実施例〕
以下、この発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
玉且 この発明で用いる第1、第2の基材は、原則的には、次
のような素材からなる: 薄葉紙、晒クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、
石膏ボード紙などの紙、 ポリエチレンフィルム、ポリピロピレンフィルム、ポリ
塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポ
リビニルアルコールフィルム、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ナイロンフ
ィルム、ポリスチレンフィルム、エチレン−酢酸ビニル
共重合体フィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合
体フィルム、アイオノマーなどのプラスチックフィルム
、または、これらプラスチックのシート、 プラスチックパネルとして、AAS樹脂、ABS樹脂、
AC3樹脂、アミノ樹脂、酢酸セルロース樹脂、酪酢酸
セルロース、エチルセルロースなどのセルロース樹脂、
アリル樹脂、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレン−塩
化ビニル共重合体、エチレン、酢酸ビニル共重合体、ア
イオノマー、MBS樹脂、メタクリル−スチレン共重合
体、ニトリル樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド樹脂、
ポリアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリブ
タジェン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリ
メチルメタクリレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ
フェニレンオキシド樹脂、ポリスチレン樹脂、AS樹脂
、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリル変
性ポリ塩化ビニル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などの
プラスチックのパネル、 木、合板、バーチクルボードなどの木質の基材、 石膏ボード、石膏スラグボードなどの石膏系基材、 パルプセメント板、石綿セメント板、木片セメント板な
どの繊維セメント板、 GRCおよびコンクリート、 鉄、アルミニウム、銅などの金属箔もしくはシート。
上記の素材はいずれを第1、第2の基材に使用してもよ
いが、適用頻度の多い例としては、第1の基材が紙、プ
ラスチック、金属箔などの比較的薄いものであり、第2
の基材が比較的厚い板状のものであるケースが挙げられ
る。
第1の基材に塗布する熱硬化性樹脂は、例えば、フェノ
ール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエス
テル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アミノアルキッド樹
脂、メラミン−エリア共縮合系樹脂、ジアクリルフタレ
ート系樹脂、シリコーン系樹脂などの熱硬化性樹脂、あ
るいは、それらの初期縮合物を主成分とする樹脂液を使
用する。
熱硬化性樹脂は必要に応じ、塗布に適した粘度になるよ
う希釈した後、公知のコーティング方法である、例えば
、ロールコート、グラビアコート、バーコード、エアナ
イフコート、フローコート、ディ7ブコート、スプレィ
コートなどの方法により、塗布する。
塗布の際には、例えばコーク−付属の乾燥装置を使用し
乾燥させる。この乾燥は、風乾、もしくは若干加熱して
行なうが、加熱の程度は、熱硬化性樹脂を塗布する際の
塗料中に含まれた溶剤を蒸発させれば足りる。加熱の温
度は、コーターにより、また、使用する熱硬化性樹脂の
硬化開始温度にもよるが、25℃〜200℃℃程度であ
り、好ましくは、40℃〜120℃である。
このようにして熱硬化性樹脂を塗布した第1の基材の反
対面(非塗布面)側に第2の基材が来るようにして両者
を加熱および加圧してラミネートを行なう。
加熱および加圧は、フラットプレスもしくはロールプレ
スなどの熱プレスで行ない、第2の基材の片面もしくは
両面に、熱硬化性樹脂層を設けた第1の基材を重ねて、
必要に応して最終製品の仕上げ面の艶を調整する意味で
鏡面板、艶消し板、型板などを介して行なう。このとき
接着剤を第1の基材もしくは第2の基材に、または、そ
れらの両方に塗布しておくことができる。
接着剤としては、ポリイソブチレンゴム、ポリイソブチ
ルゴム、スチレンブタジェンゴム、ブタジェンアクリロ
ニトリルゴムなどのゴム系樹脂、(メタ)アクリル酸エ
ステル系樹脂、ポリビニルエーテル系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、
ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリ塩素化オレフィン系樹脂、ポリビニルブチ
ラール系樹脂などの任意の接着性樹脂が使用できる。更
に必要に応じて、硬化剤、充填剤、老化防止剤などの各
種添加剤も添加することができる。
この場合、必要であれば、プライマー処理もしくはコロ
ナ処理のような接着性を向上させる前処理を施すことが
できる。
あるいは、ポリ塩化ビニル板とポリ塩化ビニルフィルム
もしくはアクリルフィルムをラミネートするときは接着
剤を用いずに熱溶融によりラミネートすることができる
熱プレスは例えば、80〜200℃程度の温度、20〜
80 Kg7cm”程度の圧力で行ない、熱プレスの時
間としては5〜40分程度である。
であるが、140〜180℃の温度、30〜50Kg/
cIIl!の圧力で10〜30分熱プレスし、10〜2
0分程度冷却する方法をとるのが、得られる製品の外観
、物性上好ましい。
ラミネートの他の方法として、Tダイから押し出した溶
融樹脂を接着剤として用いて、あるいは、これを第1の
基材として用い、押し出し後ロールを用いて行なうこと
ができる。この方法では連続的に、しかも能率よくラミ
ネートを行なうことができる。また、このときも必要に
応じ、第1、第2の基材の接着面を前処理してもよい。
〔効果〕
この発明では、第1の基材に熱硬化性樹脂層を設け、単
に乾燥させたのみの未硬化の状態のものを、第2の基材
とラミネートし、ラミネートの際の熱で硬化を行わせる
ので、熱硬化性樹脂の塗布上の問題がなく、また、第2
の基材として耐熱性の低い物を使用しても、乾燥時に過
大な熱がかからないから、熱変形などの熱による劣化が
起こらない利点がある。
以下に、この発明のより具体的な実施例を掲げる。
〔実施例1〕 厚み25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(
東しく横裂)を用い、この片面に、完全硬化後に防曇機
能を有する、熱硬化性樹脂(架橋剤としてメラミン樹脂
を配合したポリビニルアルコール樹脂系、第一商工■製
)をグラビアコーティング法により厚み4μmになるよ
う塗布して、100℃の温度で2分間乾燥した。
この状態では硬化していないため防曇効果は表れなかっ
た。
次に、上記のフィルムの非コート面に感熱接着剤として
変性ポリエステル樹脂(昭和インク■製)を厚み2μm
になるよう塗布し、乾燥した。
上記で得られたものを感熱接着剤層側を下にして、厚み
5mmの無可塑塩化ビニル樹脂板の上に起き、鏡面板を
介してプレスした。このときのプレス条件はプレス熱盤
の表面温度が170℃、圧力30 Kg/cm”であり
、この条件で15分プレスした後、20分間冷却時間を
とり、その後、出来上がった製品を取り出した。
得られた製品は表面の熱硬化製樹脂が硬化しており、防
曇効果が表れた。
なお、ここで防曇効果とは、60℃の湯をビーカーに入
れ、防曇効果を確かめるべき面がこのビーカー側になる
ようにして被検体をかぶせて、60秒間曇りが生じなけ
れば、防45能があると判断するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の基材の一方の面には熱硬化性樹脂の未硬化
    層を設け、その反対面側に第2の基材が来るようにして
    第1、第2の基材を加熱および加圧することにより、第
    1、第2の基材をラミネートすると共に第1の基材の一
    方の面上の熱硬化性樹脂の未硬化層を硬化させることを
    特徴とする硬化樹脂層を有するラミネート体の製造方法
  2. (2)第2の基材の両面にそれぞれ第1の基材をラミネ
    ートする特許請求の範囲第1項記載の硬化樹脂層を有す
    るラミネート体の製造方法。
JP61311692A 1986-12-26 1986-12-26 硬化樹脂層を有するラミネ−ト体の製造方法 Pending JPS63162239A (ja)

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JP61311692A JPS63162239A (ja) 1986-12-26 1986-12-26 硬化樹脂層を有するラミネ−ト体の製造方法

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JP (1) JPS63162239A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334839A (ja) * 1989-06-30 1991-02-14 Sekisui Chem Co Ltd 貼付シートの表面処理方法
US6383328B1 (en) * 1995-02-07 2002-05-07 Yamaha Corporation Process for producing decorated article

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