JPS63157641A - 1軸制御型磁気軸受装置 - Google Patents

1軸制御型磁気軸受装置

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Publication number
JPS63157641A
JPS63157641A JP30344786A JP30344786A JPS63157641A JP S63157641 A JPS63157641 A JP S63157641A JP 30344786 A JP30344786 A JP 30344786A JP 30344786 A JP30344786 A JP 30344786A JP S63157641 A JPS63157641 A JP S63157641A
Authority
JP
Japan
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bearing
bearing box
thrust
flange
auxiliary
Prior art date
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Pending
Application number
JP30344786A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Mizutani
亘 水谷
Makoto Okano
真 岡野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP30344786A priority Critical patent/JPS63157641A/ja
Publication of JPS63157641A publication Critical patent/JPS63157641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a業上の利用分野) 本発明は、1 fIh制御型磁気軸受装置に関し、詳し
くは、高速回転体の軸を安定した回転状態に支承するた
めに補助軸受装置を設けた1軸制御型磁気軸受装置に関
する。
(従来の技術) 従来、高速回転する軸を支承するのに使用される磁気軸
受として一般的なのは多軸制御型磁気軸受であり、その
−例を第4図に示す。ここで、1はモータ、2はその回
転軸であり、軸2の両端部には電磁石を用いたラジアル
軸受3およびスラスト軸受4が配置され、更に軸2のラ
ジアル方向の姿勢を制御するために更にラジアル位置セ
ンサ5が軸2に近接して配設されている。なお6はモー
タ1の外殻ケーシングである。
しかし、かかる多軸制御型磁気軸受装置においては、ス
ラスト方向と共にラジアル方向の51’+b方向につい
て、制御されねばならず、制御回路が著しく複雑となり
、更にはセンサの数も多く高価となり、また、電磁石を
数多くラジアル方向ならびに軸方向に配列させるため軸
受部が太くなって軸2自体の構造もa雑で太くかつ長く
なる。
従って、回転軸2が重く、また長くなることによって曲
げモーメントに対する固有振動数が低くなり、それ以上
の高速回転の実現が困難となるが、これに対して1軸制
御型磁気軸受は、スラスト板と電磁石若しくは永久磁石
との組合せによりてスラスト方向の1@しか制御しない
ので、制御回路および構造が共に簡単ですむという利点
を有°している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の1@h制御型磁気軸受装置にあっ
ては、その回転軸のラジアル方向の剛性を高く保つこと
ができないために、回転軸および軸受の剛性によって生
じる共振周波数が問題で、この共振周波数を乗越えて高
速回転が得られるようにする必要がある。
すなわち、本発明の目的は、回転軸をできるだけ短く、
かつ軽量になし、しかもその特性を生かすために小型で
しかも高精度の軸受機能を発揮することのできる補助軸
受袋紐を具えた1軸制御型磁気軸受装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕 かかる目的を達成するために、本発明は、回転体に設け
たスラスト板とスラスト板の対向位置に配設された磁石
とにより回転体の回転軸をスラスト方向およびラジアル
方向に対して浮揚状態に保つ1!ll1b制御型磁気軸
受装置において、スラストラジアルコンバインド型軸受
を有する軸受箱と、軸受箱をスラスト方向およびラジア
ル方向に弾性支持する部材とからなる補助軸受を回転軸
の両端部に設けたことを特徴とする。
(作 用〕 本発明によれば、回転軸の両端部において、補助軸受を
収納した軸受箱が回転軸を回転中心線に保つように弾性
支持され、しかも補助軸受によって回転軸が補助的にス
ラスト方向およびラジアル方向に枢支されるので、共振
周波数発生回転にあっても弾性支持体を介して軸の振れ
回りが抑制され、また、起動時においてもモータの引力
にかかわりなく、回転軸を中心線に一致させた状態に保
つととができる。
〔実施例〕
゛以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具
体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。本例は高周波モータ
への適用例を示し、ここで、IAおよびIBはモータl
のロータおよびステータ、11はロータIAの両端部に
配設されたスラスト板、12はスラスト板11の対向位
置に配置された電磁石であって、電磁石12の方はケー
シング6両端のフランジ部7に固定される。また、回転
軸2はロータIAが固定された太径部2Aと、テーバ部
2Bと細径部2Cとで構成され、一方の細径部2Cの軸
端には回転軸2のスラスト方向の位置を制御するための
位置センサ13が配設されている。
14は補助軸受、15は補助軸受14が装填されるカー
トリッジ型の軸受箱であって、本例では補助軸受14の
一方の端部をテーパ形となって、更に回転軸2との間に
は微細なすき間が保たれるようになして、好適にはカー
ボン、2硫化モリブデン等の固定潤滑剤によって形成す
る。なお、このような固体潤滑剤によって形成する代り
に玉軸受を用いるようにしてもよい。
かくしてこのような補助軸受、14によりスラスト方向
と共にラジアル方向に対しても支持することができ、か
つ、回転IThh2の共振時に軽く軸2に接触してその
ふれ回り振動を抑制することができ、しかも高速回転時
にあって軸2に大きい負荷がかかるようなことがない。
また、停電時等においてもこれらの補助軸受14を介し
て軸2が軸支される。
ついで、軸受箱15を弾性支持する構造を第2図および
第3図によって説明する。回転軸2の双方の細径部2C
に設けられた軸受箱15は軸2の振動を吸収抑制するた
めにラジアル方向およびスラスト方向の両方向に対して
弾性支持される。すなわち、16は補助軸受支持台17
に一端が固定されたスラスト抑え用の弾性体、18はラ
ジアル方向の抑えばね(以下でラジアルダンパという)
である、なおスラスト抑えの弾性体16は板ばね、コイ
ルばね若しくはゴム等で構成される。また、ラジアルダ
ンパ18の方は例えば燐青銅等のばね材の丸棒から十分
精度よく芯出しされて、第3図に示すような形態に削り
出されるもので、環状部18Aと均等に内部に向けて絞
られた形状の歯形を有する軸受箱保持部18Bとを具え
ている。
かくして、ラジアルダンパ18の環状部18Aをフラン
ジ部7の軸孔7A周縁部に心を合わせて精度よく嵌着さ
せると共に、軸受箱保持部18Bの先端部を補助軸受箱
15の端部に形成したつば部15Aの周面に接触させ、
軸受箱保持部18Bの有する弾性により軸受箱15をフ
ランジ部7に弾性支持させることができる。
更にまた、軸受箱15が回転!i[l12と共に回転し
てしまわないようにするために、軸受箱15の大つば部
15Bには複数のばか孔15Cが設けられており、補助
軸受支持台17をフランジ7に固定する取付けねじ20
をばか孔15Cに遊嵌させることにより軸受箱15の軸
方向の微動のみが許容される。21は軸受箱15の大つ
ば部15Bとフランジ部7の外面との間に介装されるシ
ム部材であり、例えばテフロン等を成形して、波形の溝
を刻設することにより軸受箱15のスラスト方向の微移
動に対して緩衝効果を得ることができる。
なお、以上の説明により全体的な構成について述べてき
たが、ラジアルダンパ18のくし歯状となした軸受箱保
持部18Bを形成するにあたっては、その歯の先端部の
内外を適切に薄くなるよう切・削することにより任意の
強さのばね性を保たせることが可能である。また、補助
軸受14が摩耗し、取換えを要する場合は、取付けねじ
20を取外すだけでカートリッジ型とした軸受箱15を
予備のものと交換することができ、極めて、便利である
ついで、このように構成した1@h制御型磁気軸受装置
の動作について説明する。まず始動にあたっでは、位置
センサ13を介しての制御により、スラスト荷重 転軸2を浮揚させた状態に保ち、ついでモータ1を駆動
回転させるが、その際磁気的吸引力により軸2がラジア
ル方向に引付けられよりとする。
しかし、補助軸受装置が、ばね力によって軸2を正しい
中心釉線上に保っているので、上述の吸引力に打勝って
そのままの状態を支持することができ、更にはシム21
の潤滑効果によって円滑な起動を達成することができる
次に回転数が上昇し、共振周波数に達すると、回転軸2
は大きく振動しようとする゛が、このような振動もまた
、補助軸受装置を設けたことによって、抑制されるので
かかる共振域を乗越えて高速回転を実施することができ
る。
また、停電等により磁気軸受の機能が停止されたり外乱
によって激しい振動が発生したりすることがあっても、
補助軸受装置がかかる振動を抑制し、また同時にスラス
ト荷重を分担するので、モータの回転に支障をきたすよ
うなことがない。
なお、以上の説明では本発明を高周波モータに適用した
場合について述べそきたが、本発明の適用はこれに限ら
れるものではなく、この種の高速回転体を有する機器に
広く適用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、弾性支持さ
れる補助軸受装置を設けたことによって高速回転体の回
転軸を軽量かつ短くシンプルな構造とすることカーでき
、多軸制御型の磁気軸受とした場合に比べて軸長を半減
させることが可能となり、コストを著しく低減させるこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明1軸制御型磁気軸受装置の構成の一例を
示す断面図、 第2図はその磁気軸受装置に設けた補助軸受装置の構成
の一例を示す断面図、 第3図は第2図に示す補助軸受装置の一部を分解して示
すS、′1視図、 第4図は多軸制御型磁気(’+b受装置の構成の一例を
示す断面図である。 1・・・モータ、 2・・・回転軸、 2A・・・大径部、 2B・・・テーパ部、 2C・・・細径部、 6・・・ケーシング、 7・・・フランジ部、 7A・・・軸孔、 11・・・スラスト板、 12・・・電磁石、 13・・・位置センサ、 14・・・補助軸受、 15・・・軸受箱、 15A・・・つば部、 15B・・・大つば部、 15C・・・ばか孔、 16・・・弾性体、 17・・・軸受支持台、 18・・・ラジアルダンノゼ、 18A・・・環状部、 18B・・・軸受箱保持部、 20・・・取付けねじ、 21−・・シム部材。 指定代理人 工業技術院電子技術総合研究所長第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転体に設けたスラスト板と該スラスト板の対向位置に
    配設された磁石とにより前記回転体の回転軸をスラスト
    方向およびラジアル方向に対して浮揚状態に保つ1軸制
    御型磁気軸受装置において、 スラストラジアルコンバインド型軸受を有する軸受箱と
    、該軸受箱を前記スラスト方向およびラジアル方向に弾
    性支持する部材とからなる補助軸受を前記回転軸の両端
    部に設けたことを特徴とする1軸制御型磁気軸受装置。
JP30344786A 1986-12-19 1986-12-19 1軸制御型磁気軸受装置 Pending JPS63157641A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30344786A JPS63157641A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 1軸制御型磁気軸受装置

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JP30344786A JPS63157641A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 1軸制御型磁気軸受装置

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Publication Number Publication Date
JPS63157641A true JPS63157641A (ja) 1988-06-30

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ID=17921103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30344786A Pending JPS63157641A (ja) 1986-12-19 1986-12-19 1軸制御型磁気軸受装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02280646A (ja) * 1989-04-20 1990-11-16 Toshiba Corp 磁気軸受形回転電機
JPH0434853U (ja) * 1990-07-16 1992-03-24
CN110107594A (zh) * 2019-04-22 2019-08-09 江苏大学 一种电磁轴承双螺杆液力透平

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58190250A (ja) * 1982-04-29 1983-11-07 Mitsubishi Electric Corp 水中電動機

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