JPS63156690A - ロ−タリカツタの制御方法 - Google Patents

ロ−タリカツタの制御方法

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JPS63156690A
JPS63156690A JP30507986A JP30507986A JPS63156690A JP S63156690 A JPS63156690 A JP S63156690A JP 30507986 A JP30507986 A JP 30507986A JP 30507986 A JP30507986 A JP 30507986A JP S63156690 A JPS63156690 A JP S63156690A
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sheet
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) この発明は、連続的に高速で送られるシート材をロータ
リカッタで自動時に切断する際にその切断長により切断
完了信号の発生位置をシフトさせてロータリカッタ駆動
部の加速、減速時間を最大限に確保できるように制御す
るロータリカッタの制御方法に関する。
〔従来の技術〕
ロータリカンタでシート材を自動的に切断する従来の方
法の一例として、ロータリカッタの回転駆動部にACサ
ーボモータを使用し、シートの送り量とロータリカッタ
の回転位相角を比較しつつ所要切断長に応じてロータリ
カッタの回転速度をディジタルサーボ制御するロータリ
カッタの制御方法が、例えば特開昭49−890号公報
により公知である。
この公報によるロータリカッタの制御装置は、所望のシ
ート切断長L0とロータリカッタの刃先円周長さBoと
をパルス数として比較部で比較し、その出力信号に対し
てさらにシートの走行量(速度)をパルス信号として発
生させるパルスジヱネレータからのパルス数φ、及びロ
ータリカッタの回転位相角度を同様にパルス信号として
発生させるもう1つのパルスジヱネレータからのパルス
数φ8をそれぞれ演算部で減算、加算し、R−(L。
−Bo)   (φ、−φ、)の出力信号を前記ACサ
ーボモータの速度制御回路へ与え、この指令信号により
ACサーボモータの減速、停止、加速をディジタルサー
ボ制御するように構成されている。
上記制御方法でロールの回転速度を制御する際に、所望
の切断長さLoがロータリカッタの刃先円周長さBoよ
り長い場合(以下長尺という)又は短い場合(以下短尺
という)のいずれの場合も切断が完了(カッタ刃先が相
手方力フタの刃先と完全に離れる位相角度で完了する)
すると、その完了位置に設けられた位置センサから切断
完了信号が発信され、この切断完了信号が発信される度
に切断長さLoと刃先円周長さBoがあらたに制御回路
に読み込まれて次の速度制御が開始される。
切断完了から次の切断完了までにロータリカッタの回転
速度は一例を示すと第6図において長尺に対しては実線
で示す如く加速、同期、減速、停止の順に変化し、短尺
に対しては、一点鎖線で示す如く、加速、所定の定速、
減速、同期の順に変化する。
かかる従来の制御方法では、長尺、短尺いずれの場合も
、前述したようにロータリカッタが切断開始後切断完了
するまではロークリカッタの回転速度はシートの送り速
度と同じ同期速度に保持される。この切断動作を注意深
く観察すると、実際にはシートの切断開始後遅くともロ
ークリカッタの刃先が互いに一直線上で向い合う位置(
2つのロータリカッタを使用の場合)で切断はほぼ完了
している。しかし、従来はこの位相角度からさらに両刃
光が完全に離れる位相角度(切断完了点)まで同期速度
は維持されており、これは例えばシートとして段ボール
のような比較的曲げ剛性の大きい紙を切断する場合にロ
ータリカッタの刃先回転速度をこの間に減速すると、一
定の速度で連続的に送られてくる後続の段ボールシート
の送りを邪魔するので、段ボールが折れ曲がって不良品
となったり、ロータリカッタの刃先が損傷するような不
都合が生じるが、これを避けるためである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した段ボール等以外の、曲げ剛性が
比較的小さい、例えばライナー紙、その他の薄紙では、
ロータリカッタの刃先が対向する位置刃りから直ちにそ
の回転速度を減速したとしても、後続するシートはロー
タリカッタの刃に当ってまくれ上ることはあるが、その
ためにシートが不良品となったり、ロータリカッタの刃
先が損傷するようなことはない。
ロータリカッタはそ・の1回転の動作中にシート切断の
ため同期速度に維持されている時以外は加速、減速、停
止のいずれかの動作にあり、特に加速、減速に消費され
るエネルギは1回転の動作中量も大きな割合を占めてい
る。そしてこの消費エネルギを小さくするには加速時間
、減速時間をできるだけ長(確保するのが有効である。
しかるに、従来は前述したようにロータリカッタが切断
開始後切断を完全に終了し刃と刃が完全に離れるまでは
同期速度が維持されているために、実際には遅くともそ
の中間ですでにシートの切断は終了しているにも拘らず
その途中で加速、減速されることはない。従って、例え
ば長尺の切断時においてロータリカッタの回転速度を上
述のようにその中間辺りでシート切断が終了すると同時
に減速を開始して減速、加速時間を長くできるにも拘ら
ず、これを有効に利用していなかった。
この発明は上述したようなロータリカッタの制御方法の
現状に鑑みてなされたものであり、切断完了信号の発生
により同期速度から次の減速、加速動作へ移行させるの
を簡単な制御回路を付設することによって従来の切断完
了位置より手前で発生させて、減速、加速時間に要する
時間を最大限に確保し、消費電力の最小限での抑制又は
モータの速度アップを図る制御方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための手段として、この発明では
ロークリカッタの刃がシート切断開始後切断完了するま
での間にシート切断長さの長短判別信号により切断完了
位置又はその手前任意の位相角度のいずれかを表わす信
号を選択的にロータリカッタの駆動部用速度制御回路に
与え、前記手前位相角度の信号を選択したときはその位
相角度と次の切断開始までの回転角度の間で駆動部を減
速、停止、加速せしめるようにする制御方法を採用した
のである。
〔作用〕
ロータリカッタをモータで駆動する場合、停止している
ロータリカッタを所定の回転速度に加速するときの加速
トルクは一般に次式で表わされる。
ここで、T :加速又は減速トルク GD”  :機械系(ロータリカッタ)のはずみ車効果 N:機械系(ロータリカンタ)の回転数t、:停止から
最大回転数までの加速 時間又はその反対の停止までの 減速時間 上式から、同一回転数Nに達するまでの加速時間が大き
くなれば加速トルクは減少することが直ちに理解される
(減速の場合も全く同じ)。モータで消費される電力は
P−kTN (k :定数)で表わされるからトルクが
減少すれば消費電力も減少する0反対に同一のエネルギ
で同一容量のモータで駆動するときは回転数Nを大きく
することができる。従って、加速、減速時間を大きく確
保することは最も効率のよい駆動部を設計する上で必須
の要件である。
シートを切断する場合、シートが曲げ剛性の小さいライ
ナー紙のような、薄紙等であればロータリカッタの回転
速度は切断完了した後ただちに減速しても、シートの走
行速度の方が大きいため後続するシートがロータリカッ
タの刃を後方から押してまくれ上がるだけで何ら不都合
は生じない。
従って、急減速を開始する位相角度を、従来刃と刃が互
いに離れる位置としていたのに対してその手前の実際上
シートの切断が完了した位置とすることによって、それ
以後の急減速、加速に要する時間を大きくすることがで
きる。そして、このような切断完了信号の発生位置をず
らして支障のないのは長尺の場合だけである。
短尺の場合には、ロータリカッタは切断完了後に急加速
するので、長尺の場合と同様に切断完了信号の発生位置
を従来より手前にずらした信号で制御すると、ロータリ
カッタの刃が切断されたシートの後端部をひっかいて傷
を付けるため、切断完了信号を従来と同じ位置で発生さ
せる必要がある。
(実施例〕 以下この発明の実施例を添付図を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、この発明によるロータリカッタの制御方法を
実施するための制御回路をブロック図で表示したもので
ある。一対のロータリカッタ1.1′はシート切断用の
刃2.2′を備え、減速機3を介してモータ4により駆
動される。ロータリカッタ1′の駆動軸上にはその回転
位相角度を表わすパルス信号φ、を発信するパルスジェ
ネレータ(PG、 ) 5が設けられ、またシートの切
断が完了(刃2.2′が完全に離れる位¥’l> した
ことを示す切断完了センサ(OPc ) 6がロータリ
カッタ1′の適宜位置に付設されている。
切断されるシートは、図中矢印Fの方向に走行するもの
とし、このシートの走行速度(送りit)を検知するた
めの一対の測長ロール7.7′がロータリカッタの上流
適宜位置に設けられており、これに連結されたパルスジ
ェネレータCPGA ) 8が走行速度を表わすパルス
信号φ。を発信する。
ロータリカッタ1.1′の刃先円周長さBo及び所望の
切断長さし。は、それぞれの設定部(図示省略)からパ
ルス信号Bo 、Loとして比較部9に与えられ、その
出力信号L−LO−B、は演算部10に前記パルス信号
φ^、φ富と共に送られ、ここでR−L−(φ、−φ、
)の演算をした後その差Rに相当する電圧vc =f 
 (R)を速度制御回路11へ送る。一方、パルスジェ
ネレータ8で発生するパルス数φ、の出力信号は周波数
−電圧(F/V)変換され(図示省略)、シートの走行
速度を表わす電圧■えの信号として速度制御回路11へ
送られる。この速度制御回路11では、上記速度電圧v
A、vcを比較し、その差電圧V0wva −VC>0
の時だけモータ4に速度指令信号v0を与え、■、≦V
、の時、即ち■。≦0の時はvo−0を速度指令として
モータ4に与えると、モータ4は停止する。
このような制御装置により、ます長尺切断をする場合、
シートの走行速度を表わす速度電圧V。
に対して加算又は減算される前記R−(Lo −86)
−(φ、−φB)の速度電圧vcは次のように変化し、
速度制御がなされる。ロータリカッタ1′に付設された
切断完了センサ6から切断完了信号が発信されると、比
較部9にその都度新たなLo、Boの値が読み込まれて
演算部10に(Lo  Bo)を表わす信号が送られ、
同時にパルスジェネレータ8.5からパルス信号φ1、
φ1が演算部10に送られるが、長尺の場合は(L、−
Be )は必らず正であり、切断時には、φ1−φ$の
状態にあるので、Vc ” (Lo  Bo )となり
、この速度電圧をV、より大きく設定しておくと■。−
■1−VCは負となり、従って速度制御回路11の出力
信号は■。−〇となって、モータ4は減速して停止する
。その間もシートは一定速度で走行しているので、その
走行長さに比例してφ、が増大し、ロークリカッタ1′
が停止するとその位相角度でφ、は一定の値となる。従
って(φ4−φ@)の値が増大し続け、速度電圧V、の
値が減少してvカの値に等しくなり、さらにvAより小
さくなるとVA−V、の値が正となり、速度制御回路1
1の出力信号v0はv0x■a−vcの値の速度指令信
号によりモータ4を加速する。さらにV、が減少してO
になるとV、−VAとなるから、速度制御回路11の速
度指令信号はvAに等しくなり、シートの走行速度と同
じ速度でロータリカッタ1.1′は同期回転される。こ
の同期回転となる位相角度をロークリカッタ1.1′の
刃2.2′が噛み合うタイミングに一致させておくと、
シートの切断中は同期回転が保持される。切断完了する
と再び切断完了信号により始めに述べた動作を繰り返す
短尺モードの場合は、切断完了信号が発信されると、演
算部10に送られる(Lo  Bo)の信号は負である
からV、も負となり、速度指令信号Va ”VA−Vc
はV、より大きくなり、ロータリカッタ1.1′はまず
加速される。従って、パルス信号φ、よりφ、の発生量
が多くなり、V。
−r<R)が切断完了時の負の状態から0となって速度
指令信号V。はvAに等しくなり、同期速度が保持され
る。こうして切断開始されることば長尺の場合と同じで
ある。
上述したロータリカッタの速度制御装置は、一般にDO
Sディジタルサーボ制御方法として公知のものであるが
、この実施例ではかかる速度制御装置に対してさらに以
下に説明する切断完了位置選択制御回路Aが付設されて
いる。
なお、上記ロータリカッタの速度制御装置の説明では、
便宜上切断完了上ンサ6は切断完了位置に設けであるも
のとしているが、上記制御回路Aを付設するに当りこの
位置をその手前の、刃2.2′が互いに直線上に向き合
う位置に置くものとする。
切断完了位置選択制御回路Aは、上記切断完了位置より
手前の刃2.2′が互いに直線上に向き合う位置に固定
した切断完了センサ6から切断完了信号が発信されると
、この信号を所定距離遅延させる遅延回路20と、前記
切断完了センサ6からの直接の信号及び切断完了センサ
6からの信号を遅延回路20で遅延された信号を受ける
選択回路30と、シートの所望切断長さLoがロークリ
カッタの刃先円周長さB。より長い長尺の場合又は短い
短尺の場合を判別する判別回路40とから成り、判別回
路40からの判別信号によって前記遅延信号と直接の信
号のいずれかを選択回路30において選択し、その選択
した指令信号を演算部10へのデータ読込開始信号とし
て与え、短尺の場合を遅延信号に、また長尺の場合を直
接の信号に対応させて長尺の場合は切断完了位置より手
前の位相角度で、短尺の場合は通常の切断完了位置でL
o 、Boの新たなデータを読ませてロータリカッタの
減速、停止、加速を行なうように構成されている。
第2図は、上記制御回路Aの構成のさらに詳細なブロッ
ク図である。
遅延回路20はプリセットカウンタ21から成り、この
カウンタに対して予め上述した短尺の場合に切断完了信
号の発生を遅延せしめるためのシフト値をセントするこ
とができる。またプリセットカウンタ21に対してはパ
ルスジェネレータ5からロータリカッタの回転位相角度
を表わすパルス信号゛φ、が減算値として入力されると
共に選択回路30からプリセント信号も入力されるよう
に接続されている。
選択回路30は、切断完了センサ6の切断完了信号と判
別回路40からの判別回路信号をインバータ31を介し
て入力としプリセットカウンタへ指令信号を出力するN
ANDゲート32と、このゲート回路と並列に前記切断
完了信号と前記判別信号とを入力とし遅延信号と直接の
信号とを選択するための回路を構成する2つのNAND
ゲート33.34及びNORゲート35、インバータ3
6とから成る。
判別回路40は、種々のサイズの長尺、短尺の切断作業
が予想される場合に対応してメモリーカードでこれらを
判別する判別カード41と、その長、短尺の判別信号を
記憶すると同時にそのいずれかの出力信号を前記選択回
路30へ送るフリップフロツブ(F/F)42とから成
る。切断長さが長、短尺のいずれかに固定されていて、
判別不要のときはこの判別回路は省略してもよい。
なお、上記論理回路は原則として負論理で構成されてい
る。
以上のように構成した制御回路Aは長尺、短尺の場合そ
れぞれ次のように作動する。切断完了センサ6の信号は
、通常ハイレベル(以下Hと略記する)の信号であり、
切断完了位置の手前で刃2.2′が直線上で向い合う位
置での検出時のみローレベル(以下りと略記する)の検
出信号となる。
判別回路40は長尺の時H信号を、短尺時のLの信号を
出力するものとし、プリセットカウンタ21は、Lから
Hへ変化するプリセント信号を入力する時のみプリセン
トされて所定の演算後にHがら■、に変化する信号を出
力し、それ以外の時はHの信号を出力するものとする。
長尺切断の場合、判別回路40のHの出力をインバータ
31で反転されたしの信号がNANDゲート32へ入力
されるため、切断完了センサ6からの信号がH,Lいず
れかの場合でもNANDゲート32の出力は常時Hとな
っており、上記センサ6の信号が検出時にLとなっても
NANDゲート32の出力はHのままであるからプリセ
ットカウンタ21はプリセットされない、この時のプリ
セットカウンタの出力はHのままである。
一方、NANDゲート33.34の出力は、通常それぞ
れり、Hであり、上記センサ6の信号がLとなった瞬時
のみF(、Lに変化する。従ってNORゲート35の出
力は通常はLであるが、NANDゲート34の出力がL
に変化した時のみHとなる。これらの信号は、インバー
タ36で反転されて通常H1瞬時りの出力となり、セン
サ6が切断完了を表わす検出信号を発生したとほぼ同時
にセンサ6のLの信号と同じ信号が選択回路30から出
力される。
次に短尺の場合は、判別回路40のLの出力をインバー
タ31で反転したHの信号及び切断完了センサ6のHの
信号によりNANDゲート32の出力はLの状態を維持
し、プリセットカウンタ21の出力はHの状態となって
いるが、上記センサ6の信号が検出時にLになると、そ
の出力はその瞬時にHに変化し、これによりプリセット
カウンタ21はシフト値をセットして、パルスジェネレ
ータ5のパルス信号φ、をこのシフト値から減算開始し
、プリセットカウンタ21がゼロになるとその瞬時にL
の信号を出力する。これによってセンサ6の検出信号は
所定時間遅延されてカウンタ21から出力されることに
なる。
一方、NANDゲート33.34の出力は、通常それぞ
れH,Hであり上記センサ6の信号がLとなった瞬時も
H,Hのままである。従ってNORゲート35の出力は
通常し、瞬時にはHとなりこれをインバータ36で反転
して通常H1瞬時にはLの出力となり、これによりセン
サ6が検出信号を発信した後所定時間遅延された短尺で
の切断完了信号が選択回路30から出力される。
第3図は上記制御回路Aの代わりに基本的には八と同じ
機能を有する制御回路Bを第二実施例としてブロック図
に表したものである。このH?’8回路Aにおける遅延
回路20の代わりにもう1つの切断完了センサ(DPc
 ) 6’を設けた点だけが異なる。このセンサ6′は
、従来と同様に切断完了位置に設ける。
また、上記制御回路Aにおいては、切断完了センサ6の
設定位置は前述のように刃2.2′が互いに直線上で向
い合う位置に設けるとしたが、反対に従来と同様これを
切断完了位置に設け、この位置よりほぼ一回転後に刃2
.2′が互いに直線上で向い合う位置で長尺においては
切断完了信号を発信し、短尺においてはセンサの取付位
置で発信するようにすることもできる。この時シフト値
は上述した実施例の場合のシフト値を360°から差し
引いた値となる。
以上のように構成した上記実施例の作用について第4図
〜第6図を参照して説明する。
走行するシートを切断する場合、第6図に示すように、
一般に長尺に対しではロータリカッタ1.1′は加速、
同期、減速、停止の動作を繰り返し、短尺に対しては加
速、定速、減速、同期の動作を繰り返す。上記各動作が
1回転中に占める位相角度の関係を第4図に示す。(a
lは長尺、tblは短尺の場合である。
ます長尺(alの場合について説明すると、ローリカッ
タ1.1′が停止状態にある間もシートの走行は一定の
速度で進み、所定長さ走行するとその走行量に比例して
R−L−(φ4−φ、)の演算内容が減少するために、
演算部10の出力電圧■。
が減少し、シートの走行速度に比例する電圧■。
より小さくなると、モータ4が起動され、V。
(”VA−Vc )の増加と共に加速される。やがてL
o−φ、=B0−φ、となって■。−〇となり、ロータ
リカッタはシートの走行速度に同期した回転速度で駆動
され、その速度が維持された状態となり、第4図(al
の角度θの位相角度より切断が開始され、刃2.2′が
ほぼ一直線上で向い合う位置で実際には切断が完了する
。すると、この位置でセンサ6による検出信号に対応し
て、制御回路Aから信号が直ちに出力され、これにより
演算部10に新たなL=Lo  Be  (Lo >B
o )の値が読み込まれ、この時点ではφ、−φ、であ
るから、電圧V、の値が電圧vAの値よりも大となり、
その差電圧■。−V a  V cが負となってモータ
4は減速される。原則として加速に要する時間はモータ
及びロータリカッタの慣性モーメントが同じである限り
同じであるから、ロータリカッタの加速、減速に要する
時間は、その1回転360°から同期位相角度θを差し
引いた残り角度を2等分した角度をそれぞれ回転する時
間となり、従来より加速、減速に要する時間をそれぞれ
θ/2の角度太き(とれる、従って、前述したように加
速、減速にかかる時間が大きくとれるほどその加速、減
速に要するトルクは小さくなり、駆動モータで消費され
る電力は小さくて済む0反対に同じエネルギを与えると
すると、同期速度を同一モータで大きくすることができ
、切断作業の高速化ができる。
上記切断加工をする場合、減速動作を切断完了位置より
手前の刃2.2′が一直線上で向い合う位置から開始す
ると、減速中は第5図に示すように刃2.2′の回転速
度よりシートの送り速度が大となる。そのため、曲げ剛
性の大きいシートは刃2.2′により走行を阻止されて
折れ曲がり、不良品となるから、上記のような制御方法
を適用することはできないが、薄いシートの場合は図の
如く単にまくれ上がるだけで何ら不都合は生じないから
、前述したようにその加速、減速時間を大きく確保する
ことができる。
第4図(b)に示す短尺の場合は、上述したような加速
、減速時間を大きく確保する制御方法を適用せず、従来
と同様に切断完了位置に刃2.2′が達した後加速、減
速を行なう。このため、前述した制御n回路A、Bいず
れの場合も、刃2.2′が、図示の如く切断完了位置よ
りも手前の、切断完了センサ6を設けた位置(図中黒丸
で示す)で発信する切断完了信号は前記制御回路A又は
Bによりその位置から切断位置に達するまでの時間(こ
の間は同期速度が維持される)遅延されて速度制御n装
置に出力される。これによって従来と同様に加速、減速
が繰り返される。
〔効果〕
この発明は上記のように構成したから、従来のディジタ
ルサーボ制御装置等に対して切断完了位置セン妊による
切断完了位置の信号を選択付与せしめることによって長
尺の切断作業時にはより長い減速、加速時間を確保し、
ロータリカッタの駆動モータの消費電力を最少比に抑制
することができ、又同一モータに従来と同じ駆動エネル
ギを与えて上記制御方法により駆動するときはロータリ
カッタの回転速度を相当大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図この発明による速度制御方法を実施するための制
御装置のブロック図、第2図は第1図の制御回路Aの詳
細なブロック図、第3図は制御回路Aと同様な作用をす
るもう1つの実施例の制御回路Bのブロック図、第4図
は長尺、短尺の場合のロータリカッタの加速、減速の関
係を示す図、第5図は長尺の切断時の状況を示す図、第
6図はモータの加速、減速の速度変化を示す図である。 1.1′・・・・・・ロータリカッタ、4・・・・・・
モータ、5.8・・・・・・パルスジェネレータ、6.
6′・・・・・・切断完了センサ、20・・・・・・遅
延回路、30・・・・・・選択回路、40・・・・・・
判別回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロータリカッタの刃がシート切断開始後切断完了
    するまでの間にシート切断長さの長短判別信号により切
    断完了位置又はその手前任意の位相角度のいずれかを表
    わす信号をロータリカッタの駆動部用速度制御回路に与
    え、前記手前位相角度の信号を選択したときはその位相
    角度と次の切断開始までの回転角度の間で駆動部を減速
    、停止、加速せしめるようにすることを特徴とするロー
    タリカッタの制御方法。
JP30507986A 1986-12-19 1986-12-19 ロ−タリカツタの制御方法 Granted JPS63156690A (ja)

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