JPS63150258A - スルホンアミド化合物 - Google Patents

スルホンアミド化合物

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JPS63150258A
JPS63150258A JP29478386A JP29478386A JPS63150258A JP S63150258 A JPS63150258 A JP S63150258A JP 29478386 A JP29478386 A JP 29478386A JP 29478386 A JP29478386 A JP 29478386A JP S63150258 A JPS63150258 A JP S63150258A
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加藤 祥三
Satoyoshi Igami
井神 悟善
Masaru Ogasawara
勝 小笠原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は除草剤及び殺菌剤等として有用な新規なスルホ
ンアミド化合物並びに該スルホンアミド化合物を有効成
分とする除草剤および殺菌剤を提供する本のである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点) 従来、スルホンアミド化合物については数多くのものが
合成されている。例えば米国特許2,588.968に
は下記一般式 (但し、Xはメチル基、フェニル基等を示し、X′は水
素原子、アルキル基を示す。)で表されるスルホンアミ
ド化合物およびその製造方法ならびに該スルホンアミド
化合物が高分子化合物の合成原料として有用であること
が記載されている。上記一般式(A)で示される化合物
は官能基を有するスチレン誘導体と見なされ、従って高
分子化合物合成原料となり得ることは容易に類推するこ
とができるが、その他の用途1例えば医・農薬としての
応用等は全く予想され得ないものであり、従って現在に
至るまで上記一般式(A)で表わされるスルホニルアミ
ド誘導体の生理活性に関する研究は全くなされていなか
った。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは一高込除草活性を有し、又、水稲に本安全
な、いわゆる優れた選択除草活性を示すスルホンアミド
化合物につ込て研究を行った。その結果、特定のスルホ
ンアミド化合物が、幅広い草種に高込除草活性を示し、
かつ稲に対して安全な優れた除草剤となり得ること、さ
らにこれらの化合物が強い抗菌活性を有して優れた殺菌
剤となり得ることをも確認し、本発明を完成させるに至
った。
即ち、本発明は、一般式(1) (但し、Rは置換又は非置換のアリール基、ヘテロアリ
ール基又はアルキル基を示し、RIIR2は同種又は異
種の水素原子又はアルキル基、R3は水素原子、置換又
は非置換のアリール基又はアルキル基を示し、R4はハ
ロアルキル基を示す。) で表されるスルホンアミド化合物並びに、該スルホンア
ミド化合物を有効成分とする除草剤および殺菌剤である
本発明において上記一般式(1)中、R及びR3で示さ
れる置換又は非置換のアリール基は特に限定されずに使
用できる。かかる非置換のアリール基の具体例を示すと
、フェニル基、ナフチル基、アントラニル基等が挙げら
れる。また、前記の置換アリール基の置換基の種類は特
に制限されないが、原料入手の容易すから、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アル
キルアミノ基、ニトロ基、シアノ基及びアルコキシアル
キル基等が好適である。上記・・ロゲン原子の具体例と
しては、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素の各原子が挙げら
れる。上記アルキル基の具体例を示すと、メチル基、エ
チル基+ n −プロピル基、1so−プロピル基、n
−ブチル基等が挙げられる。また、これらのアルキル基
はハロゲン原子等の置換基で一部又は全部の水素が置換
されていてもよく、その具体例としては、クロロメチル
基、ブロモメチル基。
フルオロメチル基、ヨードメチル基、ジクロロメチル基
、ジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリフル
オロメチル基、クロロエチル基、フルオロエチル基、ジ
クロロエチル基、トリフルオロエチル基、シアノメチル
基、ヒドロキシメチル基等が挙げられる。また、上記ア
ルコキシ基も特に制限されないが、その具体例を示すと
、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基+ 1s
o−プロポキシ基。
n−ブトキシ基等が代表的である。更に、上記アルキル
チオ基も特に制限されないが、代表的なものを例示すれ
ば、メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基
# 1so−プロピルチオ基等が挙げられる。又、上記
アルキルアミノ基の具体例を示すと、メチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、ジエチルアミン基等が挙げらKる。
さらにまた、上記アルコキシアルキル基も特に制限され
ない。その具体例を示すと、メトキシメチル基、メトキ
シエチル基、メトキシプロピル基、エトキシメチル基等
が挙げられる。R、R3及びR4で示される置換アリー
ル基の置換基の数は、原料入手の容易さから1〜3であ
ることが好ましい。
また置換基の数が複数の場合には、それぞれの置換基は
互いに同種又は異種であってもよい。
前記一般式(1)中、Rで示される置換又は非置換のへ
テロアリール基は、特に限定されずに使用できる。該非
置換へテロアリール基の具体例を示すと、フリル基、チ
ェニル基。
ピロリル基、ピリジル基、ベンゾフリル基。
ベンゾチェニル基、インドリル基、キノリル基、ピラゾ
リル基等が挙げられる。また、上記置換へテロアリール
基の置換基の種類およびその数は前記した置換アリール
基で例示した置換基の種類およびその数が同様に採用さ
れる。
前記一般式(1)中、R+ R’ + RF及びR3で
示されるアルキル基は、特に制限されず直鎖状又は分校
状のものが用しられる。また、その炭素数も特に制限さ
れないが、原料入手の容易さから1〜6であることが好
適である。
該アルキル基の具体例を示すと、メチル基。
エチル基e n−プロピル基p 1so−プロピル基、
n−ブチル基、n−ヘキシル基等が挙げられる。また、
R及びR3で示される置換のアルキル基としては、前記
した非置換のアルキル基中の水素の全部或いは一部がハ
ロゲン・原子、アルコキシ基、アルキルチオ基、シアノ
基、アルケニル基、アルケニルオキシ基。
アリール基又はヘテロアリール基等で置換されたものが
好適である。このような置換アルキル基の具体例を示す
と、クロロメチル基。
ブロモメチル基、フルオロメチル基、ヨードメチル基、
ジクロロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ジフル
オロメチル基、トリクロロメチルg−、トリフルオロメ
チル基、クロロエチル基、ブロモエチル基、フルオロエ
チル基、ジクロロエチル基、ジブロモエチル基。
ジフルオロエチル基、トリクロロエチル基。
トリフルオロエチル基、バーフルオロエチル基、パーフ
ルオロブチル基、パーフルオロヘキシル基、メトキシメ
チル基、エトキシメチル基、メト草ジエチル基、エトキ
シエチル基。
メトキシプロピル基、アリルオキシエチル基。
メチルチオエチル基、エチルチオエチル基。
シアノメチル基、シアノエチル基、アリル基。
アリルオキシエチル基、フェニルメチル基。
フリルメチル基、チェニルメチル基等が挙げられるが、
前記フェニルメチル基、フリルメチル基、チェニルメチ
ル基等、アリール又はヘテロアリール基で置換されたア
ルキル基の場合、核子り−ル又はヘテロアリール基には
置換基があってもよく、前記R及びR3で示される置換
アリール基の置換基の条件がそのまま適用できる。
また、R4で示されるハロアルキル基は、前記したアル
キル基中の水素原子の一部又は全部か−・ロゲン原子で
置換されたものが挙げられる。かかるハロゲン原子は特
に制限されないが、塩素、臭素又はフッ素が好適である
具体的には前記置換アルキル基として例示した・・ロア
ルキル基が挙げられる。
本発明の前記一般式(1)中で示されるスルホンアミド
化合物は、次の手段によってその構造を確認することが
できる。
(イ)赤外吸収スペクトル(IR)を測定することによ
り、1600〜16506n−’にビニル基の二重結合
に基づく吸収、1370〜1320cm−’及び118
0〜1150c!!vIKスルホンアミド基のスルホニ
ル結合に基づく吸収等を観察することができる。代表例
として、N−(2,2−ジメチル−1−フェニル)エチ
ニル−N−(2’−メ)キシエチル)トリフルオロメタ
ンスルホンアミドの赤外吸収スペクトルを第1図に示し
た。
(ロ)質量ス染りトル(Ms )を測定し、観察される
各ピーク(一般にはイオン分子量mをイオンの荷電数e
で除したm/eで表わされる数)FC相当する組成式を
求めることにより、測定に供した化合物の分子量なら゛
びに該分子内に於ける各原子団の結合様式を知ることが
できる。即ち、測定に供した試料を一般式 %式% で表わした場合、一般に分子イオンピーク(以下M(j
3と略記する)が分子中に含有されるハロゲン原子の個
数に応じて同位体存在比に従った強度比で観察されるた
め、測定に供した化合物の分子量を決定することができ
る。また前記一般式で示される化合M” 、 Me−R
4、v、■−8O2R’ 、 R−Cfi3  。
R2O等に対応する特徴的なピークが観察され、該分子
の結合様式を知ることができる。
(ハ)IH−核磁気共鳴スペクトル(’H−NMR)を
測定することにより、前記一般式で表わされる本発明の
化合物中に存在する水素原子の結合様式を知ることがで
きる。該化合物の ’H−NMR(δppm:テトラメ
チルシラン基準1重クロロホルム溶媒)の代表例として
N−(2,2−ジメチル−1−フェニル)エチニル−N
−1’2’−メ)キシエチル)トリフルオロメタンスル
ホンアミドについてのIH−NMR図を第2図に示す。
その解析結果を示すと次の通りである。
即ち、1.64ppm及び1.96ppmにそれぞれ6
個分のプロトンに相当する単一線が認められ、メチル基
(d)及び(e)によるものと帰属できる。3.29 
ppmに3個分のプロトンに相当する単一線が認められ
、メチル基(a)によるものと帰属できる。3.3〜3
−6 ppmに4個分のプロトンに相当する多重線が認
められ、メチレン基(b)及び(c)によるものと帰属
できる。7.24ppmに5個分のプロトンに相当する
単一線が認められ、ベンゼン環に置換したプロトン(f
)〜ωによるものと帰属できる。
(ニ)元素分析によって、炭素、水素、窒素。
硫黄(及びハロゲンを含む場合にはハロゲン)の各重量
%を求め、さらに認知された各元素の重量%の和を10
0から減じるこトニヨリ、酸素の重量%を算出すること
ができ、従って該化合物の組成式を決定することができ
る。
本発明のスルホンアミド化合物は前記一般式中のR+ 
R’〜R4の種類によってその性状が異なるが、一般に
常温常圧に於いては、無色、淡黄色、淡褐色の固体又は
液体であり、ある一定温度以上になると分解する傾向に
ある。
本発明の化合物は、ベンゼン、エーテル。
アセトン、アルコール、クロロホルム、アセトニトリル
、N、N−ジメチルホルムアミド。
ジメチルスルホキシド等の一般有機溶媒に可溶であるが
、水にはほとんど溶けない。
本発明の前記一般式(1)で示されるスルホンアミド化
合物の製造方法は特に限定されるものではなく、どのよ
うな製造方法でもよい。
特に好適な製造方法を示すと次の通りである。
しh R−C=N−R5・・・・・・・・(2)(但し、Rは
置換又は非置換のアリール基、ヘテロ−アリール基又は
アルキル基を示し、R1、R2は同種又は異種の水素原
子又はアルキル基、R3は水素原子、置換又は非置換の
アリール基又はアルキル基を示す。)で表わされるイミ
ン化合物と、一般式 %式%(3) (但し、R4はハロアルキル基を示し、2はハロゲン原
子を示す。) で表わされるスルホン酸ハライド又はスルホン酸無水物
とを反応させることによって、前記一般式(1)で表わ
されるスルホンアミド化合物が得られる。
該反応に於いて、イミン化合物とスルホン酸ハライド又
はスルホン酸無水物との仕込みモル比は必要に応じて適
宜決定すればよいが、通常等モルもしくはスルホン酸ハ
ライド又はスルホン酸無水物を少し過剰に用いるのが一
般的である。また反応には一般に有機溶媒を用いるのが
好ましく、ベンゼン、トルエン。
塩化メチレン、クロロホルム、  N、N−ジメチルホ
ルムアミド等が好適に使用される。また反応に於込ては
、ハロゲン化水素又はスルホン酸が副生ずる。このハロ
ゲン化水素又はスルホン酸は反応系内で、一般式(2)
で表わされるイミン化合物と反応し、生成物の収率な低
下させる原因になるので、通常は反応系内にハロゲン化
水素捕捉剤を共存させることが好ましい。該・・ロゲン
化水素捕捉剤は特に限定されず公知のものを使用するこ
とができるが、一般に好適に使用されるハロゲン化水素
捕捉剤としてトリメチルアミン、トリエチルアミン等の
トリアルキルアミン:ピリジン;ジアザビシクロオクタ
ン;ナトリウムアルコラード;炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム等が挙げられる。反応に於ける原料の添加順序は
特に限定されないが、一般に溶媒に前記一般式(2)で
示されるイミン化合物を溶解して反応器に仕込み、溶媒
に溶解した前記一般式(3)で示されるスルホン酸ハラ
イド又はスルホン酸無水物を攪拌下に添加するのがよい
勿論、連続的に反応系に原料を添加し、生成した反応物
を連続的に該反応系から取出すこともできる。反応温度
は広い範囲から選択でき、一般には一20℃〜150℃
、好ましくは0℃〜100℃の範囲で選べば十分である
反応時間は原料の種類によっても違うが、通常5分〜1
0日間、好ましくは1〜40時間の範囲から選べば十分
である。又、反応中においては、攪拌を行うのが好まし
い。
反応系から目的生成物、即ち、前記一般式(1)で示さ
れるスルホンアミド化合物を単離生成する方法は、特に
限定されず公知の方法を採用できる。例えば、反応液か
ら過剰の反応試薬及び生成する塩を除去した後、残渣を
ベンゼン、トルエン、クロロホルム等の有機溶媒で抽出
する。該有機層については、芒硝。
塩化カルシウム等の乾燥剤で乾燥した後、有機溶媒を留
去し、目的物を得る。精製手段は必要に応じて実施すれ
ば良いが、再結晶、クロマトグラフィー、真空蒸留等が
好適に使用することができる。
また、該反応においては、R5が水素原子の場合、前記
一般式(1)で表わされる化合物の他に、下記一般式 R−C=N−802R’ 〔但し、RI R1、R2及びR4は前記一般式(1)
と同じ。〕 で表わされる化合物が生成する場合がある。
本発明において前記一般式(1)で示される化合物は新
規な化合物であり、これらの化合・物は、100g/1
0aあるいはそれ以下の薬量でノビエ、ホタルイ、アゼ
ナ等の水田中の雑草を枯死させ、かつ1000.9/1
0aという高濃度で使用しても水稲に対して安全である
。このように一般式(1)で示される化合物は、従来公
知のスルホンアミド型除草剤に比較して除草活性が高く
、選択除草活性に優れるという2つの特性を有している
ため除草剤として有用である。
゛該スルホンアミド化合物は、水田雑草に優れた除草効
果を発揮するが、特にカヤツリグサ科雑草、広葉雑草及
び多年生雑草の発芽前及び発芽後の湛水土壌処理に著し
い除草効果を示す。例えば水田に於いて強害雑草である
ホタルイ、コナギ、アゼナ等に対して、その発芽時だけ
でなく、生育期においても優れた除草効果を示し、しか
も水稲に対しては、1.5葉期の稚苗移植に於ても高い
安全性を有している。
該スルホンアミド化合物の水田への施用量としては、一
般に10アール当り、2g〜1000g1好ましくは1
0g〜500gを有効成分量として使用すれば良い。
前記一般式(1)で示されるスルホンアミド化合物中、
Rが置換又は非置換のアリール基及びヘテロアリール基
であり、R3が水素原子である化合物は、R’ + R
2* R’の種類に拘わらず強い除草活性を示すために
好適である。
さらに、前記一般式(1)中、Rが置換又は非置換のア
ルキル基であり、R3が置換又は非置換のアリール基で
ある化合物は、より強い除草活性を示すためにさらに好
適である。
前記一般式(1)で示されるスルホンアミド化合物が除
草効果を発揮する水田雑草を例示すると次の通りである
特忙ホタルイ、タマガヤツリ、ミズガヤツリ等のカヤツ
リグサ科雑草に特に除草効果が高く、広葉雑草特にキカ
シグサ、アゼナ、コナギ、アゼトウガラシ等にも除草効
果が著しい。これらに次いでイネ科雑草に対して除草効
果を有するが、有効成分の使用量を増加するとか、公知
の除草剤、例えばアミド系除草剤、カーバメート系除草
剤等を混合して使用すると、さらによい結果が得られる
場合がある。特に効果的に除草できる雑草は例えば、イ
ヌビエ、タイヌビエ、ケイヌピエ、カズノコグサ、タマ
ガヤツリ、ホタルイ、ハリイ。
テンツキ、ヒメテンツキ、ヒデリコ、ミズガヤツリ、ヒ
メクグ、クログワイ、マツバイ。
コウキャガラ、オモダカ、アギナシ、ヘラオモダカ、ウ
リカワ、ヒルムシロ、デンジンウ。
セリ、ヤナギタデ、コナギ、イボクサ、ホシクサ、ミゾ
ハコベ、ヒメミンハギ、キカシグサ、ミズマツパ、ヒメ
ジン、チョウジタデ。
アゼムシロウタカサブロウ、タウコギ、アメリカセンダ
ングサ、アカヌマソウ、サワトウガラシ、アブツメ、ア
ゼナ、アゼトウガラシ等の水田雑草である。
さらに前記一般式(1)で示されるスルホンアミド化合
物は水田雑草と水稲との間に高度の選択性を有してbる
ため、水稲の発芽時から生育期の長期間の生育段階での
適用が可能であり、処理適期幅が著しく長いすぐれた利
点を有している。また湛水直播水稲に対してきわめて安
全に適用できる利点は、該スルホンアミド化合物の大き
な特徴である。
さらにまた、畑地の除草剤として利用するときも選択的
除草効果を発揮するので、小麦。
大麦、トウモロコシ、陸稲等のイネ科作物だけでなく二
大豆、ワタ、ビート等の広葉作物にも安全に適用するこ
とができる。
また本発明の前記一般式(1)で示されるスルホンアミ
ド化合物は植物の生育に影響を及ぼすので、落葉剤2発
芽抑制剤、生育調節剤としても使用することが出来る。
本発明の前記一般式(1)で示されるスルホンアミド化
合物の使用態様は特に限定されず公知の除草剤の使用態
様をそのまま利用できる。例えば、不活性固体担体、液
体担体、乳化分散剤等を用いて粒剤、粉剤、乳剤、水和
剤9錠剤、油剤、エアゾール、燻煙剤等任意の剤形にし
て使用することが出来る。勿論、製剤上の補助剤例えば
、展着剤、希釈剤、界面活性剤、用材などを適宜配合す
ることも出来る。
また、本発明の前記一般式(1)で示されるスルホンア
ミド化合物は、菌や萎ちょう病菌等の植物病原菌、水虫
菌や大腸菌等に対しても強い抗菌活性を有しているため
、殺菌剤としても有用である。これらの特性は公知のス
ルホンアミド化合物では認められていなかったものであ
る。殺菌活性は、前記一般式(1)の化合物のほとんど
全てに認められるが、特にRが置換又は非置換の了り−
ル基又はヘテロアリール基であり、R3が水素原子若し
くは置換又は非置換のアルキル基である場合には、より
強い殺菌活性を示すために好適である。
本発明の化合物は、例えば担子菌類、そう菌類、子のり
菌類、不完全菌類及び細菌類等に属する多種病原菌に対
して広範囲に適用することができる。特に、本発明のス
ルホンアミド化合物は、枯草菌、ゴマ葉枯病菌、萎チョ
ウ病菌、白鮮菌及び大腸菌等に優れた殺菌力を示すもの
である。
(実施例) 本発明をさらに具体的に説明するため、以下、実施例を
挙げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
実施例 1 α−インプロピル−ベンジリデン−2−メトキシエチル
アミン2.011 (0,0098mot)のクロロホ
ルム(10m)溶液にトリエチルアミン1.50n (
0,011mol)を加え、無水トリフルオロメタンス
ルホン酸3.05g(0,011mot)のクロロホル
ム(15m)溶液を滴下した。−晩攪拌した後、反応液
を氷水中に注加し、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、クロロ
ホルムを留去し、残渣をシリカゲルカラム(ベンゼン:
アセトン=30:1)により精製すると、無色液体がR
36g得られた。このもののIRを測定した結果は第1
図に示す通りである。
その元素分析値は、C50,09%、1−15.38%
、 N 4.20%であって、組成式Cl4H18F3
NO3S(33736)に対する計算値であるC 49
.84%、 H5,38%、N4.15%に良く一致し
た。またMSを測定したところ、m/e 337にMの
に対応するピーク、m/e268にMo−CF3に対応
するピーク、m/e204にM(9−8O2CF5 に
対応するピーク、CH,CH。
m/e131にQc69 に対応する各ピークを示した
。また’H−NMR(δ: ppm ;テトラメチルシ
ラン基準1重クロロホルム溶媒)を測定した結果を第2
図に示した。その解析結果は次の通りであった。
(f) 1.54ppm及び1.96 ppmにそれぞれプロト
ン3個分の単一線を示し、(e)及び(a)のメチルプ
ロトンに相当した。3.29 ppmにプロトン3個分
の単一線を示し、(a)のメチルプロトンに相当した。
6.3〜3.6ppmにプロトン4佃分の多重線を示し
、(b)及び(c)のメチレンプロトンに相当した。7
.24ppmにプロトン5個分の単一線を示し、(f)
のベンゼン環のプロトンに相当した。
上記の結果から、単離生成物が、N−(2゜2−ジメチ
ル−1−フェニル)エチニル−N−(2’−メトキシエ
チル)トリフルオロメタンスルホンアミドであることが
明らかとなった。収率は41.5%であった。
実施例 2 α−インプロピル−(2−チェニル)メチリデンアミン
5.09 (0,033mot)のクロロホルム(25
v)溶液にトリエチルアミン5.0 d (0−036
mot)を加え、無水トリフルオロメタンスルホン酸1
0.14.9(0,036moL )のクロロホルム(
25mg)溶液を滴下した。−晩攪拌後、反応液を氷水
中に注加し、クロロホルムで抽出した。クロロホルム層
ヲ無水硫酸ナトリウムで乾燥後、クロロホルムを留去し
、残渣をシリカゲルクロマト(ベンゼン:アセトン=3
0:1)により精製すると、淡褐色液体2.48.9が
得られた。
その元素分析値は、C37,93%、H五54%、N4
.72%であって、組成式〇9HIOF5NO2S2 
(285,30)  に対する計算値であるC 37.
89%、H3,53%、 N 4.91%に良(一致し
た。またMSを測定したところ、m/e285にMΦに
対応するピーク、m/e152にM”−8O2CF3 
に対応するピーク、−りを示した。
また、’H−NMR(δ’ 1)pm ;テトラメチル
シラン基準8重クロロホルム溶媒)を測定し、その解析
結果は次の通りであった。
1.8(ST)1)m及び1.95ppmにそれぞれプ
ロトン3個分の単一線を示し、(a)及び(b)のメチ
ルプロトンに相当した。6.7〜6.8ppmにプロト
ン1個分の幅広い単一線を示し、(C)のアミノ基のプ
ロトンに相当した。6.8〜7.0ppm及び7.9〜
8.0 ppmにプロトン2個及び1個分の多重線を示
し、cd)のチオフェン環のプロトンに相当した。
上記の結果から、単離生成物が、N−[2゜2−ジメチ
ル−1−(2’−チェニル)〕〕エチニルートリフルオ
ロメタンスルホンアミであることが明らかとなった。収
率は26.6%であった。
また、上記反応においては、上記化合物の他に、薄層ク
ロマト(溶媒系:ベンゼン:アセトン=+O:1)にお
いて、Rf値が0.7〜0.8の所に濃bスポットが存
在した。(上記化合物のRf値は0.4〜0.5であっ
た。)このスポットの化合物を、前記と同様にシリカゲ
ルカラムクロマトで単離精製すると、淡褐色液体が1.
65 #得られた。
その元素分析値はC37,85%、 H!1.50%、
N5.01%であって組成式c9Ht OF’、N02
82(285,30)に対する計算値である、C37,
89%、 H3,53%、 N 4.91%に良く一致
した。またMSを測定したところ、m/e285にM■
に対応するピーク、m/e 152にMの−802CF
S  に対応する各ピークを示した。
また、’H−NMR(δ’ 1)pm ;テトラメチル
シラン基準9重クロロホルム溶媒)を測定し、その解析
結果は次の通りであった。
(σ) 1.23ppmにプロトン6個分の二重線を示し、(a
)及び(b)のメチルプロトンに相当した。3.29p
pm及び3.41 ppm  にプロトン1個分の四重
線を示し、(C)のプロトンに相当した。6.9〜7.
3ppm及び7.5〜7.7ppmにプロトン2個及び
1個分の多重線を示し、(ωのチオフエン環のプロトン
に相当した。
上記の結果から、単離生成物が、α−イソプロピル−(
2−チェニル)メチリデン−トリフルオロメタンスルホ
ニルアミンであり、該反応におりては、上記化合物も生
成することが明らかとなった。収率は17.8%であっ
た。
実施例 3 実施例1及び実施例2と同様な方法により糧々の下記一
般式で示される化合物、 (但し、R,R1−R4は第1表に記した。)を合成し
た。合成した化合物の収率1元素分析値を第1表に示し
た。
また、第1表に於ける略記はそれぞれ次に示す通りであ
る。
Et ;エチル基s n−Pr ;ノルマルプロピル基
・1−Pr及び1so−Pr ;インプロピル基、n−
Bu;ノルマルブチル基、 5ec−Bu;セカンダリ
−ブチル基# l S O−B u ;イソブチル基、
n−Hex;ノルマルヘキシル基。
製剤例1(粒剤) 実施例1で合成した化合物2重量部、ジオクチルサクシ
ネート1重量部、リグニンスルホン酸ソーダ6重量部、
ベントナイト30重量部、及びタルク64重量部をよく
混合粉砕し、水を茄えて混練した後、造粒乾燥し、14
〜32メツシユに整粒して2%粒剤を得た。
製剤例2(水和剤) 実施例1で合成した化合物10重量部、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル2重量部、微粉クレー40
重量部、及びジ−クライト48重量部をハンマーミルで
粉砕混合して10%水和剤を得た。
製剤例6(乳剤) 実施例2で合成した化合物20重量部、キシレンyox
x部、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル5重
量部、及びアルキルベンゼンスルホン酸ソーダ5重量部
を混合溶解して20%乳剤を得た。
実施例 4 1/8850アールの砂製ボットに水を加えて攪拌した
水田土壌(沖積壌土)を充填し、水田雑草を播種した後
3葉期のイネ苗(品種:アキニシキ)を深さ2cmに移
植し、水を加えて2mの湛水状態にした。次いで実施例
1゜実施例2および実施例3で得られた各化合物の水和
剤の水希釈液を雑草発芽時に所定量滴下処理した。処理
後平均気温25℃の温室内で生育させ、6週間後に各供
試化合物の除草効果を調査した結果な゛第2表に示した
。ただし、表中に示した広葉とはアゼナ、キカシグサ、
アゼトウガラシなどう言う。評価は6段階とし、除草効
力の評価は下記のように0〜5の数字で表わした。
0・・・・・・・・抑草率   D〜 9%1・・・・
・・・・  1  10〜29%2・・・・・・・・ 
 l   30〜49%3・・・・・・・・ 〃   
50〜69%4・・・・・・・・ 〃   70〜89
%5・・・・・・・・抑草率  90〜100%移植イ
ネの薬害に関しては草丈、分けつ数、金賞(風乾量)の
対無処理区比を出し、3つの要因のもつとも値の悪いも
のをとって0〜5で評価した。
0・・・・・・対無処理区比    100%1・・・
・・・        90〜99%2・・・・・・ 
       80〜89%3・・・・・・     
   60〜79%4・・・・・・        4
0〜59%5・・・・・・         0〜b尚
、前記した(A)で示される公知の化合物として、下記
の二種の化合物について、上記と同様に評価し、比較例
としてその結果を第2表に併記した。
(4B) 第2表 第2表つづき 第2表つづき 第2表つづき 第2表つづき 第2表つづき 第2表つづき 第2表つづき 第2表つづき 実施例 5 1.5%寒天を含む栄養培地を121℃で15分加熱滅
菌した後、50℃まで冷却し、これKあらかじめ生育さ
せておりた菌体又は胞子を無菌水に懸濁したものを入れ
て良く混合し、シャーレに注入して平板に固化させた。
実施例3で合成したN−C2,2−ジメチル−1−(4
’−メトキシフェニル)〕〕エチニルートリフルオロメ
タンスルホンアミド化合物ム3)を約15%含有してい
るメタノール溶液に、直径8目の円型口紙を浸し、口紙
上で余剰分を除き、固化した寒天培地上に置いた。
約30℃で24〜48時間培養後、阻止円の直径を測定
した。
対照の細菌、かびとして、エツシエリブチア・コリB 
(Escherichia coli B ) aバチ
ラス・サブチリス(Batillu’s  niger
  ) 。
アスペルギルス・ニゲル (Aspergillus 
 。
niger ) 、コクリオボラス・ミャベアナス(C
ochliobolus  m1yabeanus )
 I)リコフイトン・ルブラム(Trichophyt
on rubrum )、フサリウム・オキシスポラム
(Fusariumoxysporum )を用いて行
なった。抗菌試験の結果を第3表に示した。
第3表 実施例 6 実施例1.実施例2及び実施例3で合成した化合物を、
実施例5と同様な方法で抗菌試験を行ない、阻止円の直
径を測定した。その結果を第4表に示した。
第   4  表 第4表つづき 第4表つづき 第4表つづき 第4表つづき 第4表つづき 第4表つづき 第4表つづき 第4表つづき
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は実施例1で得られたスルホンアミ゛
ド化合物の工Rスペクトル及び’H−NMRスペクトル
をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは置換又は非置換のアリール 基、ヘテロアリール基又はアルキル基を示 し、R^1、R^2は同種又は異種の水素原子又はアル
    キル基、R^3は水素原子、置換又は非置換のアリール
    基又はアルキル基を示し、R^4はハロアルキル基を示
    す。) で表されるスルホンアミド化合物。 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは置換又は非置換のアリール 基、ヘテロアリール基又はアルキル基を示 し、R^1、R^2は同種又は異種の水素原子又はアル
    キル基、R^3は水素原子、置換又は非置換のアリール
    基又はアルキル基を示し、R^4はハロアルキル基を示
    す。) で表されるスルホンアミド化合物を有効成分とする除草
    剤。 3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは置換又は非置換のアリール 基、ヘテロアリール基又はアルキル基を示 し、R^1、R^2は同種又は異種の水素原子又はアル
    キル基、R^3は水素原子、置換又は非置換のアリール
    基又はアルキル基を示し、R^4はハロアルキル基を示
    す。) で表されるスルホンアミド化合物を有効成分とする殺菌
    剤。
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