JPS63149687A - 走行経路表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 薮亙分互 本発明は、自動車などの移動体における現在位置および
走行軌跡などを予め地図が映し出された画面上に表示さ
せる走行経路表示装置に関する。

従】１１４ 最近１例えば不案内地域などにおける自動車等の運転時
に、走行予定コースから外れて運転者が道に迷うことが
ないように適切なガイダンスを行なわせるため、自動車
等の走行にともない、距離検出器により車速に応じた走
行距離と方向検出器により進行方向およびその変化量と
をそれぞれ刻々と検出し、それら各検出値から自動車等
の二次元座標上における現在位置を逐次演算によって求
め、その結果を記憶保持させながら予め地図情報記憶媒
体から読み出された地図の画情報にもとづいて走行予定
地域の地図が映し出されている画面上に刻々変化する連
続した点情報によって表示させることにより、運転者に
現在位置の確認を行なわせることができるようにした走
行経路表示装置が開発されている。

このような走行経路表示装置では、ビデオテープ、レー
ザディスクのような比較的大きな記憶容量をもった地図
情報記憶媒体に地域ごとに分割された地図の画情報を、
ガイダンスの便に供するため各地域の地図ごとに数種の
縮尺率をもたせてそれぞれ記憶させておき、外部入力に
よる指令に応じて任意の縮尺率による走行予定地域の地
図の画情報を選択的に読み出すことができるようにして
いる。

しかして従来では、地域ごとに分割され、かつ各地域の
地図ごとに数種の縮尺率をもって作成された複数地図の
画情報を地図情報記憶媒体に記憶させる場合、地域ごと
に分割された各地図を縮尺率ごとにまとめて、例えば５
万分の１の縮尺率による各地域の地図を第１の記憶エリ
アに、１０万分の１の縮尺率による各地域の地図を第２
の記憶エリアにそれぞれ記憶させるようにしているが、
画面に映し出されている地図の縮尺率を切り換えるとき
などに、先の縮尺率による地図のアドレスと今回の縮尺
率による地図のアドレスが離れているためメモリアクセ
スに時間を要し、地図の表示切換えを迅速に行なわせる
ことができないものとなっている。

ｌ煎 本発明は以上の点を考慮してなされたもので、地図情報
記憶媒体に地域ごとに分割された地図の画情報を、各地
域の地図ごとに数種の縮尺率をもたせてそれぞれ記憶さ
せておき、外部入力による指令に応じて任意の縮尺率に
よる走行予定地域の地図を読み出して画面に映し出すよ
うにする際、縮尺率の異なる同一地域における地図の読
み出しを高速で行なわせることができるようにした走行
経路表示装置を提供するものである。

１廣 本発明はその目的達成のため、地域ごとに分割され、か
つ各地域ごとに数種の縮尺率をもって作成された複数地
図の画情報を地図情報記憶媒体に記憶させる場合、特に
同一地域における数種の縮尺率による各地図をまとめて
１つの記憶エリアごとにそれぞれ記憶させるようにして
いる。

以下、添付図面を参照して本発明の°一実施例について
詳述する。

第１図は本発明による走行経路表示装置の基本構成を示
すもので、例えばタイヤの回転数に比例したパルス信号
を出力する光電式、電磁式または機械接点式などのセン
サからなる移動体の移動距離に応じた信号を発生する距
離検出器１と、例えばヨ一方向の角速度を検出するレー
ト式のジャイロスコープなどからなる移動体の進行方向
に応じてその方向または方向変化量に比例した信号を出
力する方向検出器２と、前記距離検出器１からのパルス
信号をカウントして移動体の移動距離を計開するととも
に方向検出器２の出力から移動体の進行方向を判定し１
両検出器１，２からの検出信号に応じて移動体の単位走
行距離ごとの二次元座標上の位置を演算によって求め、
かつ装置全体の集中制御を行なわせる信号処理袋ａ　（
ＣＰＵ）３と、その信号処理装置３によって求められた
刻々変化する二次元座標上の位置のデータを順次格納し
、移動体の現在位置に対応する有限の連続位置情報とし
てそれを保持する移動軌跡記憶装置（ＲＡＭ）４と、予
めラスタモードにて画素単位でデジタル情報化され、か
つ地域ごとに分割されて複数の縮尺率ごとに作成された
複数地図の画情報が記憶されている地図情報記憶媒体５
と、その記憶媒体５から必要な地図の画情報を読み出す
記憶媒体再生装置６と、その読み出された画情報に応じ
て地図面像を画面に表示させるとともに、前記移動軌跡
記憶装置４に記憶された位置データにもとづいて移動体
における現在位置、それまでの走行軌跡および現在の進
行方向などを同一画面に刻々更新させる表示装置７と、
信号処理装置２ｔ３へ表示指令を与えるとともに、表示
装置７に表示させる地図の選択指定、また表示される地
図および走行軌跡の方向変換、その表示位置のシフト、
地図および走行軌跡の部分拡大表示２表示縮尺率の選択
などの表示形態の設定変更、地図および走行軌跡の検索
などを適宜行なわせることのできる操作装［８とによっ
て構成されている。

しかして、このように構成されたものでは、適宜アクセ
スされて地図情報記憶媒体から読み出された走行予定地
域における地図が表示装置７の画面に映し出されるとと
もに、移動体の走行にしたがって信号処理装置３により
予め設定された地図の縮尺率に応じてＸ−Ｙ座標上にお
ける現在位置（ｘ、ｙ）が刻々と演算によって求められ
、その演算結果が表示装置７へ逐次送られるとともに移
動軌跡記憶装置４へ送られて記憶保持され、その記憶内
容が常時読出されて表示装＠７へ連続的に送られて１表
示装置７には、第２図に示すように。

その画面に表示された走行予定地図上に移動体の現在位
置を示す表示マークＭｌ、その現在位置における移動体
の進行方向を示す表示マークＭ２および出発点から現在
位置に至るまでの走行軌跡表示マークＭ３が移動体の移
動状態に追従して模擬的に表示されることになる。

以上の走行経路表示装置にあって、特に本発明では、ビ
デオテープ、レーザディスクなどからなる地図情報記憶
媒体５に地域ごとに分割され、かつ各地域ごとに数種の
縮尺率をもって各々作成された地図の画情報を記憶させ
る際、例えば第３図に示すように１分割された各地域Ａ
、Ｂ、Ｃ，・・・ごとに５万分の１，１０万分の１，２
０万分の１゜４０万分の１の各縮尺率による地図の画情
報を順次まとめて１つの記憶エリアＭｌ、Ｍ２．Ｍ３゜
・・・ごとにそれぞれ記憶させるようにしている。その
場合、各記憶エリアＭｌ、Ｍ２．Ｍ３．・・・ごとに縮
尺率順にならべて、また各地域Ａ、Ｂ、Ｃ。

・・・の隣接状況に応じて順番に各地図の画情報を記憶
させる。

しかしてこのような地図情報の記憶手段をとることによ
り、画面に映し出されている地図の縮尺率を切り換える
ときなどに、先の縮尺率による地図のアドレスと今回の
縮尺率による同！地域における地図のアドレスとが同一
の記憶エリア内にあるため１例えば地図情報記憶媒体５
にレーザディスクを用いるようなときには記憶媒体再生
装置６におけるピックアップの移動量が少なくなり、ま
たビデオテープを用いるようなときにはテープの送り量
が少なくなってメモリアクセスが短時間でなされ、地図
の表示切換えが迅速に行なわれるようになる。

蟇困 以上、本発明による走行経路表示装置にあっては、予め
記憶媒体から選択的に読み出された走行予定地域の地図
が映し出されている画面上に移動体の現在位置を更新表
示させるものにおいて、地域ごとに分割され、かつ各地
域ごとに数種の縮尺率をもって作成された複数地図の画
情報を、同一地域における数種の縮尺率による各地図の
画情報をまとめて、１つの記憶エリアごとに前記記憶媒
体にそれぞれ記憶させる手段をとるようにしたもので、
縮尺率の異なる同一地域における地図の画情報の読み出
しを高速でなして、地図の表示切換えを迅速に行なわせ
ることができるという優れた利点を有している。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明による走行経路表示装置の基本構成を示
すブロック図、第２図は走行経路表示画面の一例を示す
図、第３図は記憶装置における各地図の画情報の記憶状
態の一例を示す図である。 １・・・距離検出器　２・・・方向検出器　３・・・信
号処理袋５！４・・・移動軌跡記憶装置　５・・・地図
情報記憶媒体　６・・・記憶媒体再生装置　７・・・表
示装置　８・・・操作装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 予め記憶媒体から選択的に読み出された走行予定地域の
   地図が映し出されている画面上に移動体の現在位置を更
   新表示させるものにおいて、地域ごとに分割され、かつ
   各地域ごとに数種の縮尺率をもって作成された複数地図
   の画情報を、同一地域における各縮尺率による地図の画
   情報をまとめて、１つの記憶エリアごとに前記記憶媒体
   にそれぞれ記憶させる手段をとるようにしたことを特徴
   とする走行経路表示装置。