JPS63141912A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPS63141912A
JPS63141912A JP28777786A JP28777786A JPS63141912A JP S63141912 A JPS63141912 A JP S63141912A JP 28777786 A JP28777786 A JP 28777786A JP 28777786 A JP28777786 A JP 28777786A JP S63141912 A JPS63141912 A JP S63141912A
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JP
Japan
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titanium oxide
titanium
fine particles
cosmetic
oxide fine
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JP28777786A
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English (en)
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Toshiyuki Taku
田久 敏行
Fukashi Sakamoto
坂本 不可止
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q17/00Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
    • A61Q17/04Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
    • A61K8/29Titanium; Compounds thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y5/00Nanobiotechnology or nanomedicine, e.g. protein engineering or drug delivery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/413Nanosized, i.e. having sizes below 100 nm

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は化粧料に関し、詳しくは実質的に結晶性かつ実
質的に球状の酸化チタン微粒子を化粧料基材に配合する
ことにより、製造時の粒子の分散性、貯蔵安定性が良好
で、可視光透過性および紫外線遮蔽効果が優れており、
使用性の良好な化粧料に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点] 酸化チタンは人体に対する毒性が少なく、しかも隠蔽力
が強いために化粧料に広く用いられている。酸化チタン
は通常特定の粒子径をもたず、付着力が強いために塊状
の粒子であり、アナターゼ型およびルチル型のいずれも
可視光線をほとんど吸収しないので白色である。屈折率
はアナターゼ型2.52.ルチル型2.72といずれも
白色の粉末中級も高い、また一般顔料用酸化チタンの粒
径は0.2〜0.4鉢層であり、これらが酸化チタンの
最も可視光線の散乱効果の大きい粒径であるとされてい
る。このように酸化チタンは顔料として化耕料に特に好
んで配合されている。さらに粒径が0.1 u、ra以
下の微粒子になると紫外線を散乱させる効果が大きくな
るため化粧料に広く用いられている。
例えば特公昭47−42502号公報には粒径30〜4
0nmの酸化チタンを配合した日焼は止め化粧料が開示
されている。また、特開昭58−49307号公報では
粒径lO〜40nsの表面処理酸化チタンを配合した化
粧料が提案されている。さらに特開昭58−62108
号公報では酸化チタンの粒径が紫外線の遮蔽効果に影響
することが指摘されており、乎均粒子径lO〜30nm
の疎水化された微粒子状耐化チタンを配合した化粧料は
、皮膚に紅斑を惹起する290〜320nmの紫外線を
反射散乱し皮膚を紫外線から守るのに有効であるとして
いる。
しかし、上記した化粧料等に用いられた酸化チタンは形
状がサイコロ状、直方体状9M片状。
針状をなすものであるため、化粧料製造時の分散性や保
存中の安定性などが充分でなく、しかも伸び、つき、自
然な仕上りなどの使用性に劣るという欠点があった。ま
た、紫外線を充分に遮蔽するために酸化チタンの配合量
を増やす必要があり。
この場合従来の酸化チタンを配合した化粧料は可視光線
の透過性が充分でないため微粒子相互の干渉作用により
皮膚に塗布した際に青白さが目立ち、好ましくないとい
う問題点があった。
そこで、本発明者らは従来の酸化チタンを配合した化粧
料の諸問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、実質的
に結晶性かつ実質的に球状の酸化チタン微粒子を配合し
た化粧料が、該微粒子の化粧料基材への分散性や保存中
の安定性が良好で、皮膚へ塗布したときに青白みが少な
く、透明感を与え、しかも紫外線の遮蔽効果のすぐれて
いることを見出し、この知見に基いて本発明を完成する
に至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち未発明は、実質的に結晶性かつ実質的に球状の
酸化チタン微粒子を0.01〜50重量%配合してなる
化粧ネ4である。
本発明に使用する酸化チタンは、実T的に結晶性でしか
も実質的に球状をなす微粒子状のものである。ここで実
質的に結晶性でとは、通常ルチル型またはアナターゼ型
のものであることを意味するが、これら両者の混合形態
であってもよい、また実質的に球状とは粒子の最小径が
最大径の80%以上のもので、好ましくは粒子の最小径
が最大径の90%以上の、表面がなめらかなものを相称
する。さらにこの実質的に結晶性かつ実質的に球状の酸
化チタン微粒子の平均粒子径は0.005〜0.03μ
鳳(5〜30n鵬)、粒子径分布は0.001〜0.0
5鉢層(1〜50■)であり、比表面積は30〜100
 m2/g (BET法)と非常に大きい。コノヨラな
酸化チタン微粒子の1例につき、第1図にX線回折パタ
ーンを、第2図に電子顕微鏡写真を示す。
このような酸化チタン微粒子は種々の方法で製造するこ
とができ、例えば気化したチタン化合物を熱分解または
加水分解し、必要に応じて焼成することにより得ること
ができる。
アナターゼ型の球状酸化チタン微粒子を製造する具体的
な方法としては、例えば第3図に示されているような反
応装置を用い、以下の如くして製造することができる。
先ず、原料としてはチタンアルコキサイドやハロゲン化
チタンなど、加熱することにより容易に気化するチタン
化合物を用いる。チタンアルコキサイドとして具体的に
は例えばチタンテトラメトキサイド2チタンテトラエト
キサイド、チタンテトライソプロポキサイド、チタンテ
トラブトキサイド、ジェトキシチタンオキサイドなどを
挙げることができる。またハロゲン化チタンとして具体
的には四塩化チタン、四臭化チタンなどのテトラハロゲ
ン化チタンが挙げられる。さらにトリハロゲン化モノア
ルコキシチタン、モノハロゲン化トリアルコキシチタン
、ジハロゲン化ジアルコキシチタンなどの揮発性を有す
るチタン化合物を用いることもできる。これらチタン化
合物は単独で用いてもよく、あるいは2種類以上を組合
せて用いてもよい、これらの中でもチタンテトラメトキ
サイド、チタンテトラエトキサイド、チタンテトライン
プロポキサイドなどが好ましく、特にチタンテトライソ
ホキサイドが好ましい。
ン化合物は加熱された後ノズルから噴出させるか、また
はグラスウール4など、表面積の大きな充填物上で気化
させる。気化せしめられたチタン化合物は適宜他の気体
で希釈してもよい、この気体は気化せしめられたチタン
化合物を反応器に送り込むためのキャリアーガスとして
の役割を果たすものである。この気体としては窒素、ア
ルゴン、ヘリウム等の不活性ガスや空気などを用いるこ
とができる。
次いで、気化せしめられたチタン化合物を反応器5に送
り込む0反応器5は円筒または角筒などの筒状容器であ
り、内部または外部から加熱される6反応器5としては
直径りと塔の高さHの比がD:H=1:1〜100の範
囲のものが用いられ、その上部または下部より、上記の
気化せしめられたチタン化合物を反応器5内に送り込む
、また、必要に応じて加水分解用の水蒸気を同時に送り
込む、なお、反応器5中での滞留時間は適宜決定すれば
よいが、好ましくは0.1〜10sec、とする、また
流速は1〜50cIl/sec、が好ましい、さらに原
料濃度は2 X ll15moj)/i’〜2 X 1
0−’5oji’/j!が好ましく、特に4 X 10
−5moj!/ji! 〜12X 1O−5soil/
i’が好ましい、また反応温度は380〜800℃、好
ましくは400〜500℃である。なお、図中符号6は
ヒーター、7は冷却管である。
次いで、このようにして生成した酸化チタン微粒子はそ
のままフィルターで回収してもよいが、できるだけ早く
冷却すれば粒子同志が凝集することなく微粒子状のもの
が得られる。生成した酸化チタンの分離はメンブランフ
ィルタ−9濾紙などのフィルターで濾過してフィルター
表面上に捕集する。この際捕集器内部に冷却部分を設は
熱泳動により収集してもよい。
このようにして粒子径5〜50nmの実質的に結晶性か
つ実質的に球状の酸化チタン微粒子を回収することがで
きる0回収した酸化チタン微粒子は目的等を考慮して適
宜公知の技術で疎水化、親油化等の表面処理を行なうこ
とができる。
このような実質的に結晶性かつ実質的に球状の酸化チタ
ン微粒子を乳液、クリーム等の化粧料基材に0.01〜
50重凝%、好ましくは0.01〜20重量%の割合で
配合して化粧料とする。この酸化チタン微粒子の配合割
合が0.011℃%以下ではその添加効果が十分でなく
、また、50重量%を超えると化粧料基材油に対する分
散性が低下するので、いずれも好ましくない。
[実施例] 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明の範囲を超えない限り、これに限定されるものでは
ない。
製造例1 (アナターゼ型球状酸化チタン微粒子の製造)第3図に
示す装置を用いてアナターゼ型球状酸化チタン微粒子の
製造を行なった。すなわち原料としてのチタンテトライ
ソプロポキサイドを0.05cc/win、の割合でケ
ミカルポンプ2により230℃に加熱した気化器3に送
り込んだ、この気化器は内径7mm、長さioamで、
内部にグラスウール4を充填したものを用いた。同時に
気化せしめられたチタンテトライソプロポキサイドを送
るためにキャリアーガスとしてヘリウムをチタンテトラ
イソプロポキサイドの濃度が8 X 1(15mof’
#となるような割合で送り込んだ0次いで、この混合ガ
スを500℃に加熱した反応器5に送り込んだ。
反応器5は内径26■、長さ100 mmのものを用い
た。さらに反応器5にはキャリアーガスとしてヘリウム
を送り込み、また反応を促進するために水蒸気を送り込
んだ、全体としてのキャリアーガスの流量は]000m
ρ/win、で滞留時間は約1秒とした。さらに反応器
出口は冷却ガスによりクエンチングし、生成粒子の合体
、凝集を防いだ。生成した粒子はX線回折測定の結果、
アナターゼ型球状酸化チタン微粒子であった。第4図に
このもののX線回折パターン(Cu−に、線使用)を、
第5図に電子顕微鏡写真を示す、また、このものは5〜
30nmの粒子径分布を有し、その数乎均粒子径は20
nmであった。
製造例2 (アナターゼ型球状酸化チタン微粒子の製造)反応は製
造例1と同じ装置で行なった。原料のチタンテトライソ
プロポキサイドを0.05cc/sin。
の割合でケミカルポンプ2により230℃に加熱した気
化器3に送り込んだ、同時に気化したチタンテトライソ
プロポキサイドを送るためにキャリアーガスとしてヘリ
ウムを原料のチタンテトライソプロポキサイドの濃度が
1.4 X 10=mail/j)となるような割合で
送り込んだ0次いで、この混合ガスを450℃に加熱し
た反応器5に送り込んだ。さらに反応器5にはキャリア
ーガスとしてヘリウムを送り込み、また反応を促進する
ために水蒸気を送り込んだ、全体としてのキャリアーガ
スの流量は2000mj)/win、で滞留時間は約1
.5秒とした。この場合にも製造例1と同様にして反応
後は冷却した。生成した粒子はx&la回折測定の結果
、アナターゼ型球状酸化チタン微粒子であった。このも
のは20〜30nmの粒子径分布を有し、その数平均粒
子径は25nmであった拳 製造例3 (ルチル型球状酸化チタン微粒子の製造)反応は製造例
1と同じ装置で行なった。原料のチタンテトラノルマル
ブトキサイドを0.05cc/rain、の割合でケミ
カルポンプ2により280℃に加熱した気化器3に送り
込んだ、同時に気化したチタンテトラノルマルブトキサ
イドを送るためにキャリアーガスとして乾燥空気をチタ
ンテトラノルマルブトキサイドの濃度が8 X 10−
51101!/Rとなるような割合で送り込んだ0次い
で、この混合ガスを350°Cにftn熱した反応器5
に送り込んだ。
さらに反応器5にはキャリアーガスとして空気を送り込
んだ、全体としてのキャリアーガスの流量は100・O
mj)/win、で滞留時間は約3秒とした。得られた
生成物はx&a回折の結果、アモルファスであった。こ
の生成物を空気中にて850℃で2時間焼成した。焼成
後の生成物はX線回折測定の結果、ルチル型球状酸化チ
タン微粒子であった。第6図にこのもののX線回折パタ
ーン(CI−にヶ線使用)を、第7図に電子顕微鏡写真
を示す、また、このものは10〜4On嘗の粒子径分布
を有し、その数平均粒子径は30nmであった。
製造例4 (ルチル型球状酸化チタン微粒子の製造)反応は製造例
1と同じ装置で行なった。原料のチタンテトラノルマル
ブトキサイドを0.05cc/win、の割合でケミカ
ルポンプ2により280℃に加熱した気化器3に送り込
んだ、同時に気化したチタンテトラノルマルブトキサイ
ドを送るためにキャリアーガスとして乾燥空気をチタン
テトラノルマルブトキサイドの濃度が2 X 10−’
moj?/j’となるような割合で送り込んだ0次いで
、この混合ガスを370°Cに加熱した反応器5に送り
込んだ。
さらに反応器5にはキャリアーガスとして空気を送り込
んだ、全体としてのキャリアーガスの流量は500+a
β/lll1r+、で滞留時間は約6秒とした。得られ
た生成物はX線回折の結果、アモルファスであった。こ
の生成物を空気中にて昇温速度10℃/■in。
で900℃まで昇温した後、電気炉から取り出した。焼
成後の生成物はX線回折測定の結果、ルチル型球状酸化
チタン微粒子であった。このものは30〜50nmの粒
子径分布を有し、その数平均粒子径は40nmであった
9 実施例1〜4および比較例1 酸化チタンとして、前記製造例1〜4で得られた結晶性
球状耐化チタン微粒子(実施例1〜4)または***デグ
ッサ社製の結晶性で、かつその形態が主としてサイコロ
状の酸化チタン微粒子(アナターゼ・ルチル型の混合物
9粒子径分布15〜50nm 、数平均粒子径30nm
 、商品名P−25)  (比較例1)を用いて、下記
の処方によりファンデーションクリームを調製した。
タ     ル     り            
  15.0 重 量%カ   オ   リ   ン 
            4.0 重陽%の1化チタン
微粒子(lltII!12f11)20.0  重量%
酸化鉄(赤’)      0.27重量%酸化鉄(黄
)0.7重量% 酸化鉄(黒)      0.03重量%固形パラフィ
ン      3.0重量%ラ    ノ    リ 
   ン                10−0m
m %流動パラフィン      27.0重量%グリ
セリルモノオレイ漕エステル     5.0ffi1
%精   製   水          15.0重
量%香        料            適
  量タルク、カオリン、結晶性球状酸化チタン微粒子
、酸化鉄(赤、黄、黒)を混合し、ボールミルで処理し
て粉体部を得た。この粉体部に流動パラフィンの一部と
グリセリルモノオレイン酸エステルを加え、ホモミキサ
ーで均一に分散し、精製氷を除く他の成分を加熱融解し
てこれに加え、70℃に保って油相とした0次に精製水
を70℃に加熱したのち油相に加え、ホモミキサーで均
一に乳化分散し、攪拌しながら40℃に保ちファンデー
ションクリームを調製した。
このファンデーションクリームまたは酸化チタン微粒子
について以下の如き試験を行なった。
(1)紫外線’(UV)遮蔽性 前記の処方により調製されたファンデーションクリーム
を透明石英板上に厚さ5涛層の膜厚を作り1日立228
型ダブルビーム分光光度計を用いて200〜400 n
mの波長領域の吸光度を測定し、UV遮蔽効果を調べた
。 UV遮蔽性の評価は300nm  (UV−8と略
す)の吸光度が2.8以上を■印で、2.7〜2.5の
吸光度をO印で、2.4〜2.0の吸光度をΔ印で、1
.9以下の吸光度をX印でそれぞれ示した。また3eO
nm  (UV−Aと略す)の吸光度が1.8以上を■
印で、1.7〜1.5の吸光度を0印で、1.4・〜1
.0の吸光度をΔ印で、0.9以下の吸光度をx印でそ
れぞれ示した。評価結果を第1表に示す、第1表から明
らかなように、結晶性球状酸化チタン微粒子を用いた本
発明のファンデーションクリームは、従来の酸化チタン
微粒子よりUV−AおよびUV−B共に遮蔽効果がすぐ
れていることが判る。
(2)化腓品基材油への分散性 化粧品基材に汎用されている油に対する酸化チタンの分
散性を検δ=f した。
試験は50m1’目盛付沈降管(ウケナ管)に酸化チタ
ンIgを秤取し、汎用の基材油であるスクワラン、流動
パラフィンまたはヒマシ油をそれぞれ5OrsRずつ加
えて分散機を用い攪拌9分散させて静置後、1分、5分
、30分、60分、1日、3日および7日の7回にわた
り分散状態を観察し、沈降した粒子が認められないもの
を5点、すべて沈降または凝集状態にて沈降しているも
のを1点と評価することにより各観察時の評価点をつけ
、これを合計し、分散性が非常に良いものを10点、悪
いものを1点とする10段階法により評価することによ
り行なった。結果を第1表に示す。
第1表から明らかなように、本発明で用いる結晶性球状
酸化チタン微粒子は、汎用されている化粧品基材油に良
好に分散することが判る。この理由は従来の酸化チタン
が、その粒子形状が一定していないのに対し、本発明で
用いる酸化チタンはその粒子の形状がビンポン玉のよう
なきれいな一定の球状をなしており、各々の粒子が凝集
しにくいことに起因するものと思われる。
(3)可視光透過性 従来の酸化チタン微粒子は干渉光による青白い発色がみ
られ肌を明るくみせる効果がほとんどなかった。そこで
製造例1と製造例3で得られた結晶性球状酸化チタン微
粒子および従来の重版の酸化チタン微粒子(***デグッ
サ社製P−25)を用いて可視光透過性を調べた。方法
は各々の酸化チタン4gをヒマシ油6g中に懸濁させた
後、3木ローラーを用いて充分に混練した。練ったスラ
リー0.25 gを採り、ざらにヒマシ油0.75gを
加えて軟膏箆で充分に分散させた。該分散液をアプリケ
−ターヲ用いてカラーマツチングパネルの黒地上へ0.
078mmの厚さに塗布し、塗布11ffを日立社製カ
ラーアナライザー607型で反射率を測定した。
al一定結果を第8図に示した0図から明らかなように
、本発明で用いる結晶性球状酸化チタン微粒子は可視光
線の透過性が従来品よりも高く、しかも400〜500
 nmの青味の反射率も低いことが判る。
このことは従来の酸化チタンが青白く見えるのに対し、
本発明で用いる結晶性球状酸化チタン微粒子は青白く見
えないことを意味しよう。
(4)実使用時の紫外線防御効果および使用感(実使用
性) 次に前記の処方により調製されたファンデーションクリ
ーム(試料)を皮膚1 cta? 当り0.1gの割合
で女性パネラ−10人の上腕部および顔面部に塗布して
実使用時の紫外線防御効果および使用感を調べた。実使
用時の紫外線防御効果の調査は昭和61年7月27日(
快晴)、千葉県富津市富律海岸において行ない、午前1
1時から午後1時までの2時間、試料塗布皮11v面に
日光を照射したのち試料を落とし、日焼は状態(紅斑の
強弱)を1時間後および1日後の2回にわたり肉眼で判
定した。
また実使用時の使用感については、このファンデーショ
ンクリームについて「のび」、「つき」、「さっばり感
」および「総合評価」の4項目で評価した。結果は各項
目につき女性パネラ−が最も良いと回答した人数で示し
た。これらの結果を第1表に示した。これらの結果から
結晶性球状酸化チタン微粒子を用いた本発明のファンデ
ーションクリームは、従来品よりも実使用性能において
もすぐれていることが判る。
[発明の効果] 本発明の化粧料は製造時の粒子の分散性、貯蔵安定性が
良好である。
また本発明の化粧料は紫外線遮蔽効果がすぐれており、
使用性も良好である。
さらに本発明の化粧料は、可視光線の透過性の良好な酸
化チタン微粒子を用いているため、青白さがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる酸化チタン微粒子の1例につい
てのX線回折パターンであり、第2図は本発明で用いる
酸化チタン微粒子の1例についての電子顕微鏡写真であ
る。第3図は本発明の製造例で用いた装置を示す説明図
、第4図は本発明の製造例1で得られたアナターゼ型球
状酸化チタン微粒子のX線回折パターンであり、第5図
はその電子顕微鏡写真、第6図は本発明の製造例3で得
られたルチル型球状酸化チタン微粒子のX線回折パター
ンであり、第7図はその電子!11微鏡写真。 第8図は本発明の実施例1.実施例3および比較例1の
酸化チタン微粒子の可視光透過性を示すグラフである。 l・・・チタン化合物(原料)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に結晶性かつ実質的に球状の酸化チタン微
    粒子を0.01〜50重量%配合してなる化粧料。
JP28777786A 1986-12-04 1986-12-04 化粧料 Pending JPS63141912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996037560A1 (en) * 1995-05-24 1996-11-28 The Procter & Gamble Company Titanium dioxide hydrogel and sunscreen composition containing it
JP2008033128A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Kyocera Corp 光レセプタクル及びそれを用いた光モジュール

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WO1996037560A1 (en) * 1995-05-24 1996-11-28 The Procter & Gamble Company Titanium dioxide hydrogel and sunscreen composition containing it
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