JPS63137746A - マイクロカプセル及びその製造方法 - Google Patents

マイクロカプセル及びその製造方法

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JPS63137746A
JPS63137746A JP61286229A JP28622986A JPS63137746A JP S63137746 A JPS63137746 A JP S63137746A JP 61286229 A JP61286229 A JP 61286229A JP 28622986 A JP28622986 A JP 28622986A JP S63137746 A JPS63137746 A JP S63137746A
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JP
Japan
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water
salts
soluble
semipermeable wall
polymer
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Application number
JP61286229A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takizawa
滝沢 正博
Teruhisa Satsuki
皐月 輝久
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Publication of JPS63137746A publication Critical patent/JPS63137746A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/12Making microcapsules or microballoons by phase separation removing solvent from the wall-forming material solution

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  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は優れた性質を有するマイクロカプセル及びその
製造方法に関するものである。さらに詳しくいえば、本
発明は、貯蔵中においては安定であるが、使用時に水と
接触した際に、その壁膜が容易に崩壊して有効成分全放
出しつるマイクロカプセル、及びこのもの全製造するた
めの新規な方法に関するものである。
従来の技術 マイクロカプセルは感圧複写紙の塗被剤金はじめ、医薬
品、農薬、香料、接着剤、活性炭、酵素、染料、溶剤な
どの封人材として広く利用されでいる。
このマイクロカプセルの主な機能としては、芯物質の保
護と芯物質の放出条件の制御があるが、特に芯物質全放
出する時間やタイミング、場所、あるいはその放出量な
どを所望どおりにコントロールする芯物質の放出条件の
制御は、マイクロカプセル全利用する上において極めて
重要な機能である。
ところで、貯蔵中においては安定であって、水と接触し
た際に壁膜が崩壊して有効成分を放出する性質をもつマ
イクロカプセルは、極めて有用であり、多くの産業分野
において広く用いられている。
このようなマイクロカプセルとしては、例えば壁膜がエ
チルセルロースであるものや、芯物質中に炭酸塩、有機
酸、水膨潤性重合体を含有させたものが知られている(
特開昭57−150612号公報、同58−58145
号公報、同58−58146号公報)。
これらのマイクロカプセルは水と接触し之際に速やかに
芯物質を放出するが、その製造時において、芯物質全水
性溶液又は水性分散液として用いることが困難であるた
め、カプセルの粒径制御がむずかしくて、特に100μ
m以下の粒径を有するものが得にくい上に、55〜75
℃の比較的高い温度で操作されるために、熱に不安定な
芯物質全使用できないなどの問題を有し、用途が制限さ
れるのを免れない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、このような事情のもとで、貯蔵中においては
安定であるが、使用時に水と接触した際に壁膜が容易に
崩壊して、内包する有効成分を含む芯物質全放出しうる
マイクロカプセル及びそれを芯物質を水性溶液又は水性
分散液として用いることにより、カプセルの粒径制御が
容易であり、かつ壁膜の形成に高温全必要としないで製
造する方法を提供することを目的としてなされたもので
ある。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、貯蔵中には良好な安定性を維持し、使用
に際しては容易に芯物質を放出し、かつ放出条件全容易
に制御しうるマイクロカプセルを得るために鋭意研究を
重ねた結果、マイクロカプセルの壁膜として、特定の化
合物を用い、芯物質として、有効成分とともに特定成分
金言むものを用いることにより、その目的全達成しうる
ことを見い出し、この知見に基づいて本発明全完成する
に至った。
すなわち、本発明は、半透性壁膜を有し、かつ芯物質が
有効成分とともに、(A)水溶性ポリマー及び吸水性ポ
リマーの中から選ばれ次少なくとも1種と(B)塩類、
多価アルコール及び界面活性剤の中から選ばれた少なく
とも1種とを含有することを特徴とするマイクロカプセ
ルを提供するものである。
本発明に従えば、このようなマイクロカプセルは、半透
性壁膜形成性高分子化合物を含有する溶液金調爬し、次
いでこの溶液中に、有効成分とともに、(A)水溶性ポ
リマー及び吸水性ポリマーの中から選ばれた少なくとも
1種と(B)塩類、多価アルコール及び界面活性剤の中
から選ばれた少なくとも1種とを含有する水性芯物質組
成物を分散させたのち、非溶媒又は相分離訪起剤を添加
して、芯物質の周囲に半透性壁膜を形成させることによ
シ、あるいは有効成分とともに、(A)水溶性ポリマー
及び吸水性ポリマーの中から選ばれた少なくとも1種と
(B)塩類、多価アルコール及び界面活性剤の中から選
ばれた少なくとも1種と(C)水溶性の半透性壁膜形成
性単量体とを含有する水性芯物質組成物を調製し、次い
でこの組成物を有機溶媒中に分散させたのち、該有機溶
媒に溶解し、かつ前記単量体と反応しうる油溶性の半透
性壁膜形成性単量体を加えて重合反応させ、芯物質の周
囲に半透性壁膜全形成させることによって製造すること
ができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のマイクロカプセルにおいては芯物質の周囲に半
透性壁膜を有することが必要である。この半透性壁膜と
は、水や金属イオンなどの低分子量のものは透過するが
、ポリマーや酵素などの高分子量(分子量約5 、00
0以上)のものは透過しない壁膜のことであり、このよ
うなものとしては、例えばセルロースアセテート、セル
ロースアセテートブチレート、セルロースアセテートプ
ロピネート、エチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリ
スチレン、エポキシ剛脂、ポリビニルピロリドン−酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポ
リアミド、ポリエステル、ポリ尿素、ポリウレタンなど
が挙げられ、これらは1種用いてもよいし、2種以上組
み合わせて用いてもよい。
本発明のマイクロカプセルにおける芯物質は、有効成分
とともに、(A)水溶性ポリマー及び吸水性ポリマーの
中から選ばれた少なくとも1種と(B)塩類、多価アル
コール及び界面活性剤の中から選ばれた少なくとも1種
全含有するものである。
前記(A)成分の水溶性ポリマー及び吸水性ポリマーば
、該マイクロカプセルが水と接触した際、半透性壁膜全
透過し侵入してきた水金吸収して膨潤し、該壁膜の破裂
をひき起こす作用含有している。
水溶性ポリマーとしては1例えば多糖類、多糖類エーテ
ル、セルロースエーテル、アクリル系ポリマー、ビニ°
ル系ポリマー、タンパク質などが挙げられる。
一方、吸水性ポリマーは、本質的には水不溶性であるが
、多量の水金吸収して膨潤する性質を有するもので、架
橋型のポリマーである。このようなものとしては、例え
ばポリアクリル酸系樹脂、ポリアクリロニトリル加水分
解物、酢酸ビニル−アクリル酸共重合体、ポリビニルア
ルコール−無水マレイン酸共重合体、インブチレン−無
水マレイン酸共重合体、ポリエチレンオキシド系樹脂、
デンプン・アクリロニトリルグラフト重合体、デンプン
・アクリル酸グラフト重合体、架橋され几ポリビニルア
ルコール、架橋化された多糖類、多糖類エーテル、ゼラ
チンなどが挙げられ、市販品が多く、入手が容易である
。市販品としては、例えばアクアキープ(製鉄化学社製
、商品名)、ワンダーシェル(花王石鹸社製、商品名)
、マジック・ウォーター・ゲル(スーパー・アブソーペ
ント社規、商品名)、サンウェット(三洋化成社表、商
品名)などがある。これらの吸水性ポリマーは、粒径が
1〜500μm1好ましくは1〜100μmの範囲のも
のが望ましい。
本発明においては、前記の水溶性ポリマー又は吸水性ポ
リマーを1種用いてもよいし、2種以上全混合して用い
てもよく、また1種以上の水溶性ポリマーと1種以上の
吸水性ポリマーを併用することもできる。
芯物質の(B)成分として用いられる塩類、多価アルコ
ール及び界面活性剤は、前記の水溶性ポリマーや吸水性
ポリマー全含有する水性浴液又は水性分散液の減粘剤、
該ポリマーの吸水抑制剤、カプセルの破裂調整剤などと
しての作用を有している。
塩類としては、水溶性の無機塩類、例えば塩化ナトリウ
ム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなどの塩化物や
、硫酸塩、リン酸塩など、及び有機酸塩類、例えばクエ
ン酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、酢酸塩、
マレイン酸塩などや。
グリシン、アラニン、テアニン、グルタミン酸、アスパ
ラギン酸、イノシン駿などのアミノ酸及びその塩などが
挙げられる。これらは1種用いてもよいし、2種以上を
組み合わせて用いてもよい。
多価アルコールとしては、例えばグリセリン、エチレン
クリコール、フロピレンゲリコール、ブタンジオールな
どが挙げられ、これらは1種用いてもよいし、2種以上
全組み合わせて用いてもよい0 界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、カチオン
性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤
が使用できる。アニオン性界面活性剤としては、例えば
石けん、N−アシルアミノ酸塩、アルキルエーテルカル
ボン酸塩、アシル化ペプチドなどのカルボン酸塩、アル
キルスルホン酸塩、アルキルベンゼン又はアルキルナフ
タレンスルホン酸塩、スルホコノ−り酸塩、α−オレフ
ィンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩、アルキル
アミドスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステルなどの
スルホン酸塩、硫酸化油、アルキル硫酸塩、アルキルエ
ーテル硫酸塩、アルキルアリールエーテル硫酸塩、アル
キルアミド硫酸塩などの硫酸エステル塩、アルキルリン
酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルアリールエ
ーテルリン酸塩などのリン酸エステル塩などが挙げられ
るOカチオン性界面活性剤としては、例えば脂肪酸アミ
ン塩、脂肪族第四級アンモニウム塩、芳香族第四級アン
モニウム塩、あるいはアルキルピリジウム塩、アルキル
イミダゾリウム塩などの複素環式第四級アンモニウム塩
などが挙げられ、両性界面活性剤としては、例えばアル
キルカルボキシベタイン型、アルキルスルホベタイン型
などのアルキルベタイン系両性界面活性剤、アルキルイ
ミダゾリニウムベタイン系などのイミダシリン誘導体型
両性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤、あ
るいはアルキルアミノカルボン酸塩などが挙げられる。
非イオン性界面活性剤としては、例えばアルキルポリオ
キシエチレンエーテル、アルキルフェノールホリオキシ
エチレンエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸
ポリオキシエチレンエステル、脂肪酸ンルビタンエステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコール
・ポリエチレングリコール縮合物、アルキルアミンオキ
シドなどが挙げられる。
これらの界面活性剤は、1種用いてもよいし、2種以上
混合して用いてもよい。
本発明においては、前記の塩類、多価アルコール及び界
面活性剤はそれぞれ単独で用いてもよい  、し、2種
以上組み合わせて用いてもよいが、(A)成分の水溶性
ポリマー及び吸水性ポリマーの種類によって適宜選ぶこ
とが好ましい。
例えば、水溶性ポリマー及び吸水性ポリマーとして、ポ
リアクリル酸系ポリマー(例えば、グツドリッチ社製、
カーボ・ポール)、ポリビニルアルコール、硫酸化セル
ロース、カゼインアルカリ金属塩、ゼラチン、メチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリ
アクリル酸、架橋ポリアクリル酸塩、架橋ゼラチンなど
金柑いる場合には、塩類、多価アルコール、界面活性剤
のいずれ全周いても効果があシ、一方、CMC、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース
などのセルロース系ポリマー、アラビアガム、グアーガ
ム、ローカストビーンガム、トラガカントガム、ペクチ
ン、アルギン酸塩、カラギーナンなどの天然多糖類、プ
ルラン、ザンサンガムなどの微生物多糖類、多糖類のカ
ルボキシメチル、ヒドロキシプロピル、リン酸エステル
ナトの誘導体、各種吸水性ポリマーなどを用いる場合に
は、多価アルコールや界面活性剤音用いるのが好ましい
また、芯物質に用いる有効成分については、特に制限は
なく、該マイクロカプセルの使用目的によって適宜選ば
れる。有効成分の具体例としては、酵素、農薬、医薬品
、健康食品、着色剤、漂白剤などが挙げられる。
芯物質中の各成分の好ましい割合については、該成分の
種類によって異なシ、−概に限定できないが、一般的に
は有効成分が1〜60重量%、(A)成分か0.5〜2
0重量%、(B)成分が5〜80重量%、水が残余にな
るような割合で各成分全含有させるのがよい。
本発明のマイクロカプセルにおける芯物質に対する半透
性壁膜の重量比は、カプセル乾燥前において’/200
− ’i6の範囲内で選ぶのが好ましい。この重量比が
1/200未満では壁膜の強度が低くて壊れやすく、ま
た晃ヲ超えると水と接触した際に、該壁膜が破裂しにく
ぐなシ、好ましくない。
また、該マイクロカプセルの粒径は通常1〜3000μ
、好ましくは10〜1000μの範囲で選ばれる。
次に、該マイクロカプセルの製造方法について説明する
半透性壁膜の素材として、例えばセルロースアセテート
、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセテ
ートブチレ−ト、エテルセルロ−ス、ホゾ酢酸ビニル、
ホゾスチレン、エポキシ樹脂、ポリビニルピロリドン−
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
などを用いる場合には、まず、前記の壁膜材の中から選
ばれた半透性壁膜形成性高分子化合物全適当な有機溶媒
に溶解して、好ましくは濃度0.3〜10重量%の溶液
金調製する。この際、該高分子化合物?あらかじめ非溶
媒により湿潤させたのち、これに該溶媒を添加して、浴
液を調製してもよい。一方、有効成分と(A)水溶性ポ
リマー及び吸水性ポリマーの中から選ばれた少なくとも
1種と(B)塩類、多価アルコール及び界面活性剤の中
から選ばれた少なくとも1種と金、所定の割合で水性媒
体中に溶解又は分散させて水性芯物質組成物金調製し、
このもの全前記の半透性壁膜形成性高分子化合物全含有
する溶液中に添加して、所望粒径になるように分散させ
たのち、非溶媒又は相分離誘起剤全通常室温で添加して
、芯物質の周囲に半透性壁膜全形成させる。この際、相
分離誘起剤を用いる場合には、添加後温度変化させるこ
とが望ましく、また形成した壁膜を硬化させるために、
所望(C応じ冷却してもよい。
前記の有機溶媒と非溶媒又は相分離誘起剤との組合せは
、使用する半透性壁膜形成性高分子化合物の種類によっ
て適宜選ばれる0好ましい組合せの例を第1表に示す。
このようにして得られたマイクロカプセルは、公知の手
段、例えばろ過などによって分離されたのち、乾燥され
る0乾燥手段としては、通常乾燥空気による乾燥や真空
乾燥が用いられる。
次に、半透性壁膜材として、例えばポリアミド、ポリエ
ステル、ポリ尿素、エポキシ樹脂、ポリウレタンなどを
用いる場合には、まず、有効成分と(A)水溶性ポリマ
ー及び吸水性ポリマーの中から選ばれた少なくとも1種
と(B)塩類、多価アルコール及び界面活性剤の中から
選ばれた少なくとも1棟と(C)水溶性の半透性壁膜形
成性単量体とを、所定の割合で水性媒体中に溶解又は分
散して水性芯物質組成物金調製する。この際、必要に応
じ中和剤全添加してもよい。次に、この水性芯物質組成
物を、適当な有機溶媒中に所望の粒径になるように分散
させたのち、該有機溶媒に@解し、かつ前記単量体と反
応しうる油浴性の半透性壁膜形成性単量体全顎えて重合
反応させ、芯物質の周囲に半透性壁膜全形成させる。こ
の重合反応は、通常0〜30℃で行われるが40〜60
℃に加温することもできる。この際、必要に応じて、重
合触媒全添加してもよい。
前記の水溶性の半透性壁膜形成性単量体と油溶性の半透
性壁膜形成性単量体と有機溶媒との組合せは、所望の壁
膜材のWi6によって適宜選ばれる。
第2表にこの組合せの好適な例を示す〇このようにして
得られたマイクロカプセルは、前記と同様にして、分離
したのち乾燥する。
なお、本発明方法で大造されるマイクロカプセルには、
塩類や多価アルコールや界面活性剤が内包されているが
、これらは、低沸点の水溶性有機、容媒會有水溶液で該
マイクロカプセルを洗浄することによって除去すること
ができる。
該低沸点の水溶性有機溶媒としては1例えばメチルアル
コール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イン
グロビルアルコール、アセトン。
ジオキサン、テトラヒドロフランなど全円いることがで
き、その水溶液の濃度は20〜80重量係の範囲が好ま
しい。
発明の効果 不発明のマイクロカプセルは、半透性壁膜上官1〜、か
つ芯物質に水溶性ポリマーや吸水性ポリマーf含有し、
水と接触した際に、水が核壁膜全透過して内部に侵入し
、その水によって該ポリマーが膨潤し、壁膜が崩壊して
芯物質に含まれている有効成分全放出するので、貯蔵中
は安定でかつ使用時には円滑に有効成分を放出すること
ができる。
したがって化粧品、医薬品、農薬、健康食品、洗剤など
の分野で使用するマイクロカプセルとして好適である。
また、不発明方法によると、従来の方法と異なり、マイ
クロカプセルの粒径制御か容易で、粒径が100μm以
下のものも作成することができる上に、室温で壁膜全形
成しうるので、熱に不安定な有効成分も芯物質に用いる
ことができ、得られるマイクロカプセルの用途範囲をさ
らに拡大しうるという利点がある。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
実施例1 水50fに、塩化ナトリウム162及びエチレングリコ
ール62全溶解し、次いで粒径10〜20μmのアクリ
ル酸系の吸水性ポリマー22及びアルカリグロチアーゼ
(シグマケミカル社製、タイプ゛4 ) 30 f ’
に分散して芯物質組成物全調製した。
この組成物を光学″IM倣境で観察したところ、吸水性
ポリマーはほとんど吸水していなかった。
一方、1tのトールビーカーにヘキサン80d金入れ、
これにセルロースアセテートブチレート粉末1.79 
’f<かき1ぜ機で分散後、クロロホルム23odk加
えてセルロースアセテートグチレートを俗解した。次に
、この溶液に、前記芯物質組成物207を粒径が100
〜300μmになるように分散したのち、室温下、ヘキ
サン190d’i30分間で滴下後、工〜2℃に冷却し
た。この時点で分散液全光学顕微鏡により観察すると、
芯物質粒子が成体被膜により包1九たカプセルの形成が
認められた。さらにヘキサン400td全加えてカプセ
ル壁膜を硬fヒ後、ろ過によシカプセルを分離し、続い
て真空乾燥器によりカプセル内部の水分全除去した0 このようにして得られたカプセルは、半透性のセルロー
スアセテートブチレート壁膜を有し、酵素全47重量係
含有していた。このカプセルは酵素粉末と比較して、微
粉末の発生がなく、人体に対して安全性が高い。
芯物質の放出テスト マイクロカプセル1fi20℃の水道水1tにかきまぜ
ながら添加し、光学顕微境親祭及び水中の酵素活性測定
により、芯の放出性を調べ友。
その結果、大部分のカプセルは、30沙後カプセル壁膜
が破れて芯物質の放出が起こり、3分泌約60%、5分
後95%、10分後100%放出することが分かった。
このカプセルは衣料用洗浄剤に利用できる。
なお、これらの試験による酵素活性の測定は、朝食書店
発行の「酵素研究法2」(赤堀四部編)第283ページ
以下に記載のCa5in−275mμ吸収A法に準じて
行った。
実施例2 20重量%硫酸ナトリウム水浴液100 rに、平均粒
径5μmのアクリル系吸水性ポリマー22及び1.3−
ビス(カルバモイルチオ)−2−(N、N−ジメチルア
ミン)プロパン塩酸塩−152全混合して芯物質組成物
全調製した。
一方、ltトールビーカーにヘキサン807!金入れ、
これにセルロースアセテートグロピオネート1.72を
かきまぜ機で分散後、クロロホルム230 rnt’を
加えて溶解した□次に、この溶液に、該芯物質組成物2
02全粒径30〜50μmになるように分散したのち、
室温下、ヘキサン190mZi30分間で添加後、1〜
2℃に冷却した□さらにヘキサン40〇−を加えてカプ
セル壁膜を硬化後。
ろ過によりカプセルを分離し、乾燥空気により乾燥した
このようにして得られたカプセルは、半透性のセルロー
スアセテートグロピオネート壁膜に有し、殺虫剤である
1、3−ビス(カルバモイルチオ)−2−(N、N−ジ
メチルアミノ)プロパン塩酸塩金36重量係を含有して
いた口 このマイクロカプセルに水を散布すると、カプセル膜の
一部が破れて芯物質が放出されることを光学顕微鏡で確
認した。
このカプセルは殺虫剤として利用できる〇実施例3 ビタミン0152、ゼラチン32、デンプン・アクリル
酸グラフト重合体系吸水性ポリマー12、硫酸ナトリウ
ム152、水662を混合し、芯物質組成物全調製した
一方、セルロースアセテート(酢化度55係、平均重合
度140)8fiジクロロメタン−エタノール(体積比
93 : 7 ) 600ゴに浴解し、次いで、これに
前記芯物質組成物100 t ”f分散して粒径全5O
−100μmに調整したのち、室温下、石油エーテル7
00d’i30分間で滴下後、1〜3℃に冷却した。さ
らに石油エーテル1oooi’i加えてカプセル壁膜を
硬化したのち、カプセルをろ過により分離し、真空乾燥
器により乾燥した。
このようにして得られたカプセルは、半透性のセルロー
スアセテート壁膜を有し、ビタミン(4−35重量%全
含有していた。
カプセルの評価 カプセル12及びビタミンC(アスコルビン酸)粉末0
.35fiそれぞれ50−のガラスびんに入れて、蓋を
せずに40℃の空気中(湿度80%)に保存し、ビタミ
ンCの残存量を測定した0その結果を第3衣に示す。な
おビタミンCの分析は。
日本薬局方(第9改正)に準じて行った。
第    3    表 また、このカプセルを人工胃液(塩化ナトリウム2.O
f、10重量係塩酸水溶液に水を加えて1000−にし
たもの、pH約1,2)に添加すると、3〜5分間でカ
プセル壁膜が破れ、芯物質が放出されることを光学顕微
鏡により観察し確認した。
このカプセルは医薬品((利用することができる。
実施例・1 エチレングリコール802.1offiH%炭酸水素ナ
トリウム水浴液20F、ヘキサメチレンジアミン22を
混合、溶解し、これに平均粒径5μmのアクリル系吸水
性ポリマー22及びパパイン(タンパク分解酵素)10
r’i混合して芯物質組成物を調製した。
次いで、クロロホルム−シクロヘキサン(体積比1 :
 3 ) 200−に、該芯物質組成物100 f全分
散して、粒径をかくはんにより20〜50μmに調整し
たのち、トルイレンジイソシアネート4−を添加して1
0℃で30分間がきまぜた。
次に、生成したカプセル全ろ過にょシ分離したのち、カ
プセル内のエチレングリコール及び未反応のへキサメチ
レンジアミンを除去するために、50容量係エタノール
水浴液1ti用いてカプセルを洗浄し、さらに乾燥空気
にょシ乾燥して、半透性のボリュリア壁膜を有し、パパ
イン約70重危チ及び吸水性ポリマー約14重量%金内
包するマイクロカプセルヲ得り。
コノようにして得られたマイクロカプセルを、50容量
係エタノール水溶液に0.5重N%添加してカプセル分
散液全調製した。これ全50ゴガラスびんに入れて密封
し、35℃で30日間保存したが、マイクロカプセルは
破壊されることなく安定であった、) このカプセル分散液は水希釈(5〜10倍)により、壁
膜が破れて芯物質全放出した。また、カプセル分散g全
空気中に放置すると、エタノールの蒸発により水分濃度
が高くなるため、カプセル内の吸水性ポリマーが吸水し
て膨潤し、壁膜が破れて芯物質が放出されることも光学
顕微鏡で観察された。
タンパク分解酵素であるパパインは、健常組織にはなん
ら悪影’+Jjk与えず、特異的に壊死組織に作用する
ので、このカプセルは洗顔剤、バック、角質除去剤、化
粧水などに利用できる。
実施例5 カーボ・ボール941(グツドリッチ社腹、ポリアクリ
ル酸系の水溶性ポリマー)22、炭酸ナトリウムz4y
、IE鎖アルキルベンゼンスルホン竣ナトリウムl?、
ヘキサメチレンジアミン32、カプセルは水漏れ検知器
などに応用できる。
べんがら(二三酸化鉄)152、水842を混合して芯
物質組成物ゲ調美した。次いで、この芯物’ft組成物
100 ? 2.タロロホルムーシクロヘキサン(体積
比1:3)浴媒中に、かきまぜなから粒径が100〜5
00μmになるように分散した。
次に、この分散液上2〜3℃に保ち、テレフタロイルシ
クロ+)ド49’fKクロロホルム−7クロヘキサン(
体積比i二3RJ媒500+dにm解しfc溶液全添加
し、30分間かきまぜて、芯物質表面にポリアミド壁膜
全形成させたのち、ろ過によりカプセルを分離し、乾燥
空気によシ乾燥した。
このようにして得られたマイクロカプセルは、半透性の
ポリアミド壁膜上官し、赤色顔料である弁柄全40重量
%含有していた。
このカプセルを水に入れると、カプセル膜の一部が破れ
て芯物質が放出されることを光学顕微鏡で確認した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半透性壁膜を有し、かつ芯物質として有効成分とと
    もに、(A)水溶性ポリマー及び吸水性ポリマーの中か
    ら選ばれた少なくとも1種と(B)塩類、多価アルコー
    ル及び界面活性剤の中から選ばれた少なくとも1種とを
    含有することを特徴とするマイクロカプセル。 2 半透性壁膜形成性高分子化合物を含有する溶液を調
    製し、次いでこの溶液中に、有効成分とともに、(A)
    水溶性ポリマー及び吸水性ポリマーの中から選ばれた少
    なくとも1種と(B)塩類、多価アルコール及び界面活
    性剤の中から選ばれた少なくとも1種とを含有する水性
    芯物質組成物を分散させたのち、非溶媒又は相分離誘起
    剤を添加して、芯物質の周囲に半透性壁膜を形成させる
    ことを特徴とするマイクロカプセルの製造方法。 3 有効成分とともに、(A)水溶性ポリマー及び吸水
    性ポリマーの中から選ばれた少なくとも1種と(B)塩
    類、多価アルコール及び界面活性剤の中から選ばれた少
    なくとも1種と(C)水溶性の半透性壁膜形成性単量体
    とを含有する水性芯物質組成物を調製し、次いでこの組
    成物を有機溶媒中に分散させたのち、該有機溶媒に溶解
    し、かつ前記単量体と反応しうる油溶性の半透性壁膜形
    成性単量体を加えて重合反応させ、芯物質の周囲に半透
    性壁膜を形成させることを特徴とするマイクロカプセル
    の製造方法。
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