JPS63136372A - 光学式情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は光学式情報記録媒体の構造（＝関する。

（従来の技術） 近年、オフィスや家庭で収り扱われる情報量は飛躍的に
増加する傾向（二あり、大量の情報を高密度で記録する
ことができ、かつ長期（二わたって情報を保存、再生で
きる情報記録媒体および情報記録再生装置が望まれてい
る。

従来、情報の記録再生には主として接触型磁気記録方式
が用いられていたが、最近レーザー光を用い非接触で情
報の記録再生を行う光デイスク装置が開発され、実用化
されつつある。

そして、これまで、情報記録再生装置（二おける光ディ
スクのクランピング方式はメカニカルチャック方式とマ
グネットクランプ方式の２棟が提案されているが、下記
の理由によりマグネットクランプ方式が有利である。

すなわち、光ディスクの構造は、単板、エアーサンドイ
ンチ、全面密着構造の３種類に大別され、各構造によっ
て情報記録担体の厚みが異なる。単板構造のものは、再
生専用のＣＤ、ＣＤ−ＲＯＭＥ採用されており、厚みが
規格化されているので問題はないが、ユーザーが情報記
録可能な光ディスクは片面および両面記録方式のいずれ
の場合も、情報記録様式の相違によって、すなわち、開
孔、ボイド形成などの物理的形状変化を伴う場合と光磁
気、相変化などの物理的形状変化を伴わない場合では構
造が異なる。前者はエアーサンドイツチ構造、後者は主
として全面密着構造となるため、厚みが統一されない。

このため、メカニカル方式では光ディスクの記録再生装
置への装着・脱着（二互換性がとれないという欠点を有
するの（二対し、マグネットクランプ方式ではこのよう
な欠点がない。

ところで、マグネットクランプ方式においては、光ディ
スクを情報記録再生装置（二取り付けるためのセンター
金具をディスク基板の両面に固定する必要がある。

マグネットクランプ方式における従来の光学式情報記録
媒体の基本的な構造は第３ａ図、第３ｂ図に示すように
、材質がプラスチックで片面もしくは両面に情報を記録
するための記録感材７を有利 したディスク基板１を接鰹層３で貼り合わせた部分とデ
ィスク基板１の内周部に接着剤で取りつけである平らな
リング状のセンター金具６とで構成される。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、この構造では、センター金具６がリング
状をしており、ディスク基板１の内周部を３６００にわ
たり連続して拘束しており、ディスク基板１の平径方向
の変形が容易でないため（＝、環境の温湿度の変化１：
際し、センター金具６とディスク基板１の材質の違い（
＝よって歪が生じ、ディスク基板１の材質がポリカーボ
ネート（以下ＰＣと略す）のように光弾性定数Ｃが大き
い（Ｃ＝乙、♂Ｘ　／　０””　６Ｌ／ｄｙｎｅ　）材
料である場合には、該複屈折がさら（＝増加し、情報の
記録、再生特性においてＣ／　Ｎ　（ｃａｒｒｉｅｒ／
ｎｏｉｓｅ　）比が低下するなどの悪影響を免れず特に
磁気カー効果を利用する光磁気ディスクに関しては、こ
の影響度が大きいという問題がある。

本発明は、このような間組を解決し、環境の温湿度変化
時における複屈折の増加を抑制し、かつ記録特性上信頼
性に優れる情報記録媒体の提供を目的とするものである
。

（問題点を解決するための手段） 本発明の構造は、間隔を置いてリング状をなして並んで
いる部分とこれらの部分の内周部同士と外周部同士を交
互につないでいる部分とでなるセンター金具がディスク
基板の内周上に収りつけであることを特徴とする。

リング状をなして並んでいる部分の内周部同士と外周部
同士を交互（二つなぐ位置は末端（二近いほど好ましい
。

センター金具はディスク基板の内周部に直接接着剤で取
りつけてあってもよく、ディスク基板に加わるひずみを
低減する緩衝層の役割をはだす中間リングを介してディ
スク基板の内周部上に取りつけてあってもよい。

中間リングを介してディスク基板の内周部上（＝取りつ
けである場合には、ディスク基板と中間リングとの接合
は、接着剤（二よるものや超音波、高周波などでディス
ク基板と中間リングを直接融雪しであるものなどがあげ
られる。また、センター金具と中間リングとの接合は、
接着剤（二よるものやセンター金具と中間リングとをイ
ンサート成形により同時に製作したものなどがあげられ
る。このインサート成形で製作する場合（二は、中間リ
ングとセンター金具とのはく離を防止するためのかえり
を設ける必要がある。

センター金具の材質としては、耐腐食性（二優れ、磁性
体でもあるフェライト系、マルテンサイト系ステンレス
鋼、例えば、ＪＩＳ規格のＳ　Ｕ　Ｓ　４ｔ０３．８Ｕ
８４ｔ／６．８Ｕ８４ｔ３θ、などやＮｉなどが好適で
ある。

接着剤としては、例えばレゾルシノール、シアノアクリ
レート、エポキシ、フレタンなどの反応型接着剤とＷＶ
Ａ、合成ゴム、ポリエステル、ポリアミド系のホットメ
ルト接着剤およびポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
カーポーイト、ポリメチルメタクリレート、ポリエステ
ル、ポリアミドなどのはん用樹脂を使用することができ
る。

ホットメルト系接着剤およびはん用樹脂を用いて接着す
るには、加熱溶融させた状態で使用したり、超音波や高
周波を熱源として印加し、あらかじめ充填しておいた樹
脂を溶融させて接着するという方法があるが反応型接着
剤を用いる方法に比べて、接着および硬化処理が短時間
で完了するため、プロセス上極めて有利である。

中間リングの材質としては、ディスク基板と同程度の線
吸湿膨張率、線膨張率を有する高分子材料、または弾性
定数がディスク基板の材料値以下の高分子材料が適当で
ある。

（実施例） 実施例／ 第７３図、ｉｌｂ図に示すように、平らな７２枚の扇形
が弧の短い辺を内側に向は間隔を置きリング状をなして
並んでいる部分とこれらの扇形の内周部同士と外周部同
士を円弧で交互につないでいる部分とでなる５ＵＳｌ１
０３！Ｅ！のセンター金具で゛ と内径、外径がセンター金具と同一；４ｐｃｌ脂製で片
面の内周部の外側にディスク基板１に収りっけやすいよ
うにディスク基板１のセンタ一孔（＝嵌め合う突起５が
あるリング状の中間リング４と材質がＰＣで片面もしく
は両面（二情報を記録するための記録感材７を有したデ
ィスク基板１を接着剤層３で貼り合わせた部分とで構成
され、センター金具２と中間リング４はエポキシ系接着
剤で接合してあり、中間リング４はディスク基板１の内
周部の外側にエポキシ系接着剤で接合しである。

実施例２ 第、２ａ図、第２ｂ図に示すよう（＝、平らな６枚の扇
形が弧の短い辺を内側に向は間隔を置きリング状をなし
て並んでいる部分とこれらの扇形の内周部同士と外周部
同士とが交互（二円弧でつないでいる部分とでなる５Ｕ
Ｓ１１０３製のセンター金具２と材質がｐｃで片面もし
くは両面（＝情報を記録するための記録感材７を有した
ディスク基板１を接着剤層３で貼り合わせた部分とで構
成され、センター金具２は接着剤でディスク基板１の内
周部の外側に直接接合しである。

（発明の効果） 本発明（二よれば、センター金具が半径方向に比較的自
由に変形できる形状となっているため、従来の光学式情
報記録媒体に比ベディスク基板の温湿度変化による寸法
変化に対する拘束をかなり低減することが可能になり、
環境の温湿度変化時（二おけるディスク基板の歪が小さ
いため、複屈折の増加が減少した。

【図面の簡単な説明】

第７３図は本発明の一実施例の平面図、第７ｂ図は＄ｌ
ａ図のＡ−Ａ線の断面図、第２ａ図は別の実施例の平面
図、第２ｂ図は″第２３図のＢ−Ｂ線の断面図、第３ａ
図は従来の光学式情報記録媒体の平面図、第３ｂ図は第
３ａ図のＣ−Ｃ線の断面図である。 １：ディスク基板、２：センター金具、３：接着剤層、
４：中間リング、５：突起、６：センター金具、７：記
録感材 特許出願人　旭化成工業株式会社 第１０図 ２Ｃ）ター４２只 第２ｑ図 第２ｂ図 Ｂ−８前面霞 第シ図 第３ｂ図 Ｃ−Ｃ喧面囚

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光学式情報記録再生装置にマグネットクランプする光学
   式情報記録媒体において、間隔を置いてリング状をなし
   て並んでいる部分とこれらの部分の内周部同士と外周部
   同士を交互につないでいる部分とでなるセンター金具が
   ディスク基板の内周上に取りつけてあることを特徴とす
   る光学式情報記録媒体