JPS6313093Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6313093Y2
JPS6313093Y2 JP5038082U JP5038082U JPS6313093Y2 JP S6313093 Y2 JPS6313093 Y2 JP S6313093Y2 JP 5038082 U JP5038082 U JP 5038082U JP 5038082 U JP5038082 U JP 5038082U JP S6313093 Y2 JPS6313093 Y2 JP S6313093Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passenger
vehicle
passenger vehicle
station
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5038082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58152454U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5038082U priority Critical patent/JPS58152454U/ja
Publication of JPS58152454U publication Critical patent/JPS58152454U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6313093Y2 publication Critical patent/JPS6313093Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は駅の構造に関するものである。
従来の交通形式としては単線形式と複線形式と
がある。単線形式は用地的に有利であるが、各区
間においては往行車輌と複行車輌のうちの一方し
か運行できず、過密ダイヤ化することができな
い。また急行車輌を運行させることはできず、仮
りに行なえるようにするためには特定の場所(通
過駅など)に退避線を設けて複線化しなければな
らない。さらに特定の場所(駅など)は、対面車
輌を行き違わすために複線化しなければならな
い。他方、複線形式は用地的に不利であり、さら
に急行車輌を運行させるためには退避線(複々線
化)を設けなければならない。このように従来の
乗用車輌を使用したならば、上述したような問題
点が生じてくる。
そこで、車体と、この車体に揺動脚を介して取
付けた車輪と、前記車体の上面から前後方に亘つ
て取付けた乗り越え用レールと、パンタグラフ
と、前記車体の下面から前後方に亘つて配設した
パンタグラフ案内体とから構成した乗用車輌が考
えられている。かかる構成によると、一方の乗用
車輌の揺動脚を垂直状にすることにつてその車体
を上位すると共に、他方の乗用車輌の揺動脚を水
平状にすることによつてその車体を下位にした状
態で、上位乗用車輌の揺動脚を揺動させながらそ
の車輪を下位乗用車輌の乗り越え用レール上に位
置させることにより、共通のレール上での往復対
面運行ならびに追い越し運行を行なうことができ
て過密ダイヤ化も可能にでき、これにより駅も含
めて全線を単線にできて用地的に有利である。と
ころでこのような方式において問題になることは
駅の構造である。すなわち既設の駅をいかに有効
に利用して建設費を安価にするかということと、
各駅における乗降をいかに円滑に行なわせるかと
いうことである。
そこで本考案は、停車している乗用車輌の下方
を他の乗用車輌が通過する駅においては、当該停
止している乗用車輌の出入口に対応するプラツト
ホームを既設プラツトホーム上に新設し、また停
止している乗用車輌の下方に他の乗用車輌が停止
する駅においては、二段重ね状の両乗用車輌の出
入口に夫々対応する二階形式のプラツトホームを
設けた駅の構造を提案するものである。かかる構
成によると、例えば急行が通過する駅において
は、既設プラツトホーム上に新設したプラツトホ
ームを利用して乗降を円滑に行なうことができる
と共に、既設プラツトホームを利用することから
建設費を安価にできることになる。また例えば各
停ならびに急行が共に停車するような駅において
は、二段形式のプラツトホームを利用して、両車
輌に対する乗降を円滑に且つ安全に行なうことで
きる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例で述べる乗用車輌は、例えば乗車
人員が10人前後の軽量車輌である。ここでは2台
の乗用車輌を示し、そして各停乗用車輌1Aと急
行乗用車輌1Bとして表わす。両車輌1A,1B
とも同一構成であつて、以下に同一符号を付して
説明する。車体2は長尺箱状であつて、その両側
前後端には夫々軸3a,3bを介して揺動脚4
a,4bが取付けられ、これら揺動脚4a,4b
の下端には車軸5a,5bを介して車輪6a,6
bが取付けられる。前記軸3a,3bはロータリ
ーシリンダー7a,7bに連動し、以つて揺動脚
4a,4bを揺動制御すべく構成してある。また
揺動脚4a,4bには車軸5a,5bに連動する
モータ(図示せず)が取付けられている。前記車
体2の上面から前後方に亘つて左右一対の乗り越
え用レール8が取付けられ、これらレール8の間
隔は車輪6a,6bの間隔ならびに本線レール9
の間隔と等しくしてある。さらに乗り越え用レー
ル8は上面側が凸の彎曲レールに形成してある。
また両揺動脚4a,4bを水平状にして車体2を
最も低位にしたときに、乗り越え用レール8の両
端が本線レール9上を摺動すべく構成してある。
前記乗り越え用レール8の両端内面間に亘つて
は、車体2の下部骨組を兼ねる底枠10が配設さ
れ、また底枠10と乗り越え用レール8との間に
は、車体2の前後骨組を兼ねる側枠11が配設さ
れる。車体2の上面中央には架線12に対応する
パンタグラフ13が設けられ、また前記車体2の
下面から前後方に亘つてはパンタグラフ案内体1
4が配設される。なお両揺動脚4a,4bを垂直
状にして車体2を最も高位にしたときに、パンタ
グラフ案内体14は架線12に接続して補助架線
の役目を成す。
第1図においては各停乗用車輌1Aに急行乗用
車輌1Bが接近している。このとき各停乗用車輌
1Aは揺動脚4a,4bを垂直状にしており、車
体2は最も高位にある。また急行乗用車輌1Bは
揺動脚4a,4bを水平状にしており、車体2は
最も低位にある。この状態で急行乗用車輌1Bは
各停乗用車輌1Aの下に入り込み、そして第4図
に示すように各停乗用車輌1Aの後部車輪6bが
急行乗用車輌1Bの乗り越え用レール8上に乗り
上がる。このとき揺動脚4bは後方に揺動され
る。引続いて第5図に示すように前部車輪6aも
乗り越え用レール8上に乗り上がる。このとき揺
動脚4aは前方に揺動され、また急行乗用車輌1
Bのパンタグラフ13は各停乗用車輌1Aのパン
タグラフ案内体14に案内される。その後に急行
乗用車輌1Bは各停乗用車輌1Aの前方に出るの
であるが、このとき各停乗用車輌1Aの車輪6
a,6bは本線レール9に着地している。
上記実施例では各停乗用車輌1Aを急行乗用車
輌1Bが追い越す状態を示したが、これは対面運
行も同様にして可能である。追い越し運行と対面
運行とのいずれにおいても、上位となる乗用車輌
は運転していても停止していてもよい。
上述したように各停乗用車輌1Aが駅に停車し
ている間に急行乗用車輌1Bが追い越す場合があ
る。このとき各停乗用車輌1Aに対する乗降が行
なわれるのであり、そのための駅の構造が必要と
なる。すなわち各停の駅においては第3図に示す
ように、既設プラツトホーム15の上に、高位に
ある各停乗用車輌1Aの出入口に対応するプラツ
トホーム16を新設している。また終着駅や急行
停車駅などのように、停止している各停乗用車輌
1Aの下方に急行乗用車輌1Bが停止する駅にお
いては、それに応じた駅の構造が必要である。そ
こでこのような駅においては第6図に示すよう
に、二段重ね状の両乗用車輌1A,1Bの出入口
に夫々対応する二段形式のプラツトホーム17,
18を設けている。したがつて両乗用車輌1A,
1Bに対する乗降は夫々のプラツトホーム17,
18を利用して行なわれる。
以上述べた本考案の駅の構造によると、停車し
ている例えば各停の乗用車輌の下方を、他の例え
ば急行の乗用車輌が通過する駅においては、既設
プラツトホーム上に新設したプラツトホームを利
用して、各停の乗用車輌に対する乗降を円滑に行
なうことができると共に、既設プラツトホームを
利用してプラツトホームを新設することから建設
費を安価にできることになる。また例えば各停な
らびに急行が共に停車するような駅(終着駅な
ど)においては、二段形式のプラツトホームを利
用して、両車輌に対する乗降を円滑に且つ安全に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は通過
直前の側面図、第2図は第1図におけるA−A矢
視図、第3図は同B−B矢視図、第4図は通過始
めの側面図、第5図は重なり状態での側面図、第
6図は第5図におけるC−C矢視図である。 1A……各停乗用車輌、1B……急行乗用車
輌、2……車体、4a,4b……揺動脚、6a,
6b……車輪、7a,7b……ロータリーシリン
ダー、8……乗り越え用レール、9……本線レー
ル、12……架線、13……パンタグラフ、14
……パンタグラフ案内体、15……既設プラツト
ホーム、16……プラツトホーム、17,18…
…プラツトホーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体と、この車体に揺動脚を介して取付けた車
    輪と、前記車体の上面から前後方に亘つて取付け
    た乗り越え用レールと、パンタグラフと、前記車
    体の下面から前後方に亘つて配設したパンタグラ
    フ案内体とから構成した乗用車輌が発着する駅の
    構造であつて、停車している乗用車輌の下方を他
    の乗用車輌が通過する駅においては、当該停止し
    ている乗用車輌の出入口に対応するプラツトホー
    ムを既設プラツトホーム上に新設し、また停止し
    ている乗用車輌の下方に他の乗用車輌が停止する
    駅においては、二段重ね状の両乗用車輌の出入口
    に夫々対応する二階形式のプラツトホームを設け
    たことを特徴とする駅の構造。
JP5038082U 1982-04-06 1982-04-06 駅の構造 Granted JPS58152454U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5038082U JPS58152454U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 駅の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5038082U JPS58152454U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 駅の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58152454U JPS58152454U (ja) 1983-10-12
JPS6313093Y2 true JPS6313093Y2 (ja) 1988-04-14

Family

ID=30061181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5038082U Granted JPS58152454U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 駅の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58152454U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58152454U (ja) 1983-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5669307A (en) Transportation vehicle having doors with doorsills at different levels
RU2189921C2 (ru) Составное шарнирное сочленение между двумя салонами пассажирского транспортного средства, отделенными друг от друга промежуточным модулем, опирающимся на одну колесную ось
US3557712A (en) Railway trains for combination railway and passenger automobile transportation, and cars therefor
JPS6015251A (ja) 車輛の関節継手
KR20030040121A (ko) 2층 구조의 연접식 철도 객차 사이의 연결 통로
US3630153A (en) Vehicle-enclosed railway transportation system
SK271292A3 (en) Low-floor local railway carriage
US4702173A (en) Vehicle supported in cantilever fashion and switching of at rail divergent junctions
CN116142239B (zh) 一种l轨道***
RU2430847C2 (ru) Межвагонное переходное устройство для двух сцепленных между собой пассажирских вагонов поезда, вагон и поезд
RU2467900C2 (ru) Двухэтажный вагон железнодорожного транспортного средства
JPS6313093Y2 (ja)
RU123743U1 (ru) Состав двухэтажного пассажирского электропоезда
JPS6328824B2 (ja)
US4899665A (en) Assembly comprising both a vehicle movable on rails and supporting means for the vehicle comprising the rails
JPS58188748A (ja) 都市交通システム
CA3142335A1 (en) Hybrid cable/rail transportation system
JPS58174056A (ja) 乗用車輌の交通方式
EP0190690A2 (de) Kabinenbahn für den Personentransport
RU2786541C1 (ru) Минирельсовая транспортная система
KR102633022B1 (ko) 경전철 시스템
JPS6315084Y2 (ja)
US976628A (en) Railway system.
Botzow The feasibility of monorails
US394092A (en) Railway-car for elevated roads