JPS63124574A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPS63124574A
JPS63124574A JP27120686A JP27120686A JPS63124574A JP S63124574 A JPS63124574 A JP S63124574A JP 27120686 A JP27120686 A JP 27120686A JP 27120686 A JP27120686 A JP 27120686A JP S63124574 A JPS63124574 A JP S63124574A
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JP
Japan
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layer
impurity diffusion
conductive layer
layers
impurity
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JP27120686A
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English (en)
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Mitsuchika Saitou
光親 斉藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、半導体装置及びその製造方法に関するもの
で、更に詳しくはLSIで使用されるMOS型のFET
に関する。
(従来の技術) 従来、微細化したNチャネル型のMOSFETにおいて
は、ドレイン領域への電界の集中を緩和するために、ゲ
ート電極近傍のドレイン領域に接して低濃度の不純物拡
散領域を設けたLDDと呼ばれる構造が用いられている
。第3図は、上記LDD構造のNチャネル型 MOSF
ETを示すもので、第3図において11はP型シリコン
基板、12.13はソース、ドレイン領域として働くN
+型の不純物拡散層、14.15は電界緩和用のN−型
の浅い不純物拡散層、16はゲート絶縁膜、17はゲー
ト電極である。
このような構成では、不純物拡散層(ドレイン領域)1
2のゲート電極11近傍に設けた低濃度で且つ浅い不純
物拡散層14により、ドレイン領域の電界集中を緩和し
てホットキャリアの発生量を減少させることができる。
しかし、上記LDDI造は、単位ホットキャリア当りの
特性劣化量が大きく、ホットキャリアの発生量の低減に
見合った信頼性の向上が得られない欠点がある。これに
ついては、IEEE  ELECTRON  DEVI
CELETTER8,VOL、EDL−5,No、3゜
MARCH1984PP、71−74 “3 tructure −E nhanced  M
 OS F E TD egradation  D 
ue  to  Hot −E 1ectron1 n
jection”に記載されている。
上記のような欠点を除去でき、ホットキャリアの発生量
の減少に見合った信頼性の向上が得られるMOS  F
ETの構造として、第4図に示すようなGDD構造が知
られている。第4図において前記第3図と同一構成部分
には同じ符号を付しており、前記第3図の構造と異なる
のは、低濃度の不純物拡散層14.15が高濃度の不純
物拡散層12゜13よりも深く形成され不純物拡散層1
4.15中に不純物拡散層12.13が形成されるとと
もに、低濃度の不純物拡散層14.15上にゲート電極
17が存在する点である。
このような構成によれば、ホットキャリアの発生」を低
減できるだけでなく、不純物拡1t!![i14上にゲ
ート電極17が存在することにより、ホットキャリアの
発生量の低減に見合った信頼性の向上が得られる。しか
し、このGOD構造を形成するためには低濃度の不純物
拡散層14.15を高濃度の不純物拡散層12.13よ
りも充分深く形成する必要がある。このためゲート長の
短縮が困難であり、上記LDD構造と同じ程度の微細化
を達成することができず、高集積化が困難となる欠点が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、従来の半導体装置及びその製造方法で
は、ホットキャリアの発生量の低減に見合った信頼性の
向上と微細化とを両立することができない欠点があった
従って、この発明は、上記の欠点を除去するためのもの
で、微細化を妨げることなくホットキャリアの発生量の
低減に見合った信頼性の向上が図れる半導体装置及びそ
の製造方法を提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)この発明におい
ては、上記の目的を達成するために、第1導電型の半導
体基板の主表面に所定の間隔に離隔してソース、ドレイ
ン領域として働く第2導電型の第1.第2の不純物拡散
層を形成し、これら第1.第2の不純物拡散層間におけ
る上記半導体基板の主表面に上記ドレイン領域として働
く第2の不純物拡散層とのみ接して、この第2不純物拡
散層よりも拡散深さが浅く且つ不純物濃度が低い第2導
電型の第3の不純物拡散層を形成し、上記第1.第2の
不純物拡散層間の上記半導体基板上にゲート絶aIl!
を介してゲート電極を形成しており、上記第3の不純物
拡散層上が上記ゲート電極で完全に覆われていることを
特徴としている。
このような構成によれば、GDD構造と同様に低濃度の
第3の不純物拡散層上にゲート電極を形成しているので
、ホットキャリアの発生量を減少できるとともに、これ
に見合った信頼性の向上が得られる。しかも上記低濃度
の第3の不純物拡散層は、高濃度の第1.第2の不純物
拡散層よりも浅く形成するので、LDD構造と同程度の
微細化が可能である。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図はこの発明のNチャネル型MO8FETの
基本構成を示すもので、P型のシリコン基板18の主表
面に、所定の間隔に離隔してNゝ型の不純物拡散層19
.20を形成する。これら不純物拡散層19.20間の
上記シリコン基板18の主表面には、上記不純物拡散層
19.20より拡散深さが浅く且つ不純物濃度が低いN
−型の不純物拡散層21.22を上記拡散層19.20
とそれぞれ接した状態で形成する。そして、上記不純物
拡散1i119゜20間の上記シリコン基板18上には
、上記不純物拡散[121,22を完全に覆うように、
ゲート絶縁1$23を介してゲート電極24を形成する
このような構成によれば、前記第4図に示したGDD構
造と同様に低濃度の不純物拡散層21上にゲート電極2
4を形成しているので、ホットキャリアの発生量を減少
できるとともに、これに見合った信頼性の向上が得られ
る。また、上記低濃度の不純物拡散121は高濃度の拡
散層19よりも浅く形成するので、前記第3図に示した
LDD構造と同程度の微細化が可能である。
第2図(a)〜(e)は、上記第1図に示したような構
造を有するMOS  FETを形成するための製造工程
の一例を順次水している。P型シリコン基板25に例え
ばLOCO8法を用いて素子間分離領域と素子領域を形
成する(図示しない)。
次に、上記素子領域のシリコン基板25の表面に例えば
膜厚が200人のゲート絶縁膜26を形成する。
その後、例えば1X101ツCm−3のリン(As)が
ドープされた膜厚1000人のポリシリコン層(第1の
導電層)27を堆積形成する。次に、上記ポリシリコン
層27の表面を熱酸化して膜厚が500人のシリコン酸
化膜(絶縁層)28を形成する。続いて、膜厚が400
0人のポリシリコン層29を堆積形成し、このポリシリ
コン層29に例えばPOCl25拡散を用いて2xlO
20cm゛3程度のリン(P)をドープする。そして、
フォトリソグラフィー技術を用いて上記ポリシリコン層
(第2の導電層)29をパターニングすると(a)図に
示すようになる。
次に、上記パターニングされたポリシリコン層29をマ
スクにして上記シリコン酸化膜28をパターニングしく
(b)図)、N−型の不純物拡散層を形成するためのイ
オン注入(例えばリンを140KeVのエネルギーで1
cm2当り1X1013個程度)を行なう。その後、全
面に例えば膜厚が1000人のポリシリコン[130を
堆積形成し、POCus拡散を用いて1lX1020C
″3程度のリンをドープする。このPOCj2i拡散工
程における熱によりシリコン基板25の主表面に低濃度
で且つ浅いN−型の不純物拡散層31.32が形成され
(C)図に示すようになる。
次に、反応性イオンエツチング等の異方性エツチング技
術を用いて上記ポリシリコン層30を2500人程度エ
フチングすると、ポリシリコン層29下を除いてゲート
絶縁膜26が露出されるとともに、ポリシリコン1i2
9及びシリコン酸化112Bの側壁にのみ上記ポリシリ
コン層(第3の導電層)30が残存され(d)図に示す
ような構成となる。
その後、N+型の不純物拡散層を形成するためのイオン
注入(例えばヒ素を40KeVのエネルギーで1cm2
当り5X101S個程度)を行ない、これを活性化して
(e)図に示すようなNゝ型の不純物拡散層33.34
を形成する。上記のような構成において、ポリシリコン
層27.29.30及びシリコン酸化[128がゲート
1!穫坦として働き、不純物拡散1133がドレイン領
域、不純物拡散層34がソース領域となる。そして、不
純物拡散@31がドレイン領域の電界緩和用として働く
このような構成によれば、GDD構造と同様に低濃度の
不純物拡散層31.32上にゲート電極技を形成してい
るので、ホットキャリアの発生量を減少できるとともに
、これに見合った信頼性の向上が得られる。また、上記
低濃度の不純物拡散層31゜32は高濃度の不純物拡散
層33.34よりも浅く形成するのでLDD構造と同程
度の微細化が可能であり、この発明によるMOS  F
ETはLDD構造に比してt!駆動能力が高い。しかも
、ゲート電極肱がポリシリコン層21.シリコン酸化9
928.ポリシリコン層29という三層構造で、上記ポ
リシリコン層27.29が側壁に残存されたポリシリコ
ン層30で電気的に接続された構造となっているので、
ゲート電極技をマスクとしてイオン注入を行なってN+
型の不純物拡散ll33.34を形成する際、ドープす
る不純物がポリシリコン層29を通過(ポリシリコンは
柱状の結晶構造を持っているため不純物を打込む方向と
結晶の方向とが一致するとこのポリシリコン層を通過す
る)してもシリコン酸化膜28でこの通過した不純物を
止めることができる。
従って、N“型の不純物拡散層33.34の形成時にチ
ャネル領域に不純物が打込まれて素子特性が変化するの
を防止できる。
なお、上記実施例では、ドレイン領域とソース領−の両
方に電界緩和用の低濃度で且つ拡散深さが浅い不純物拡
散層を形成したが、ドレイン領域にのみ設けても同じ効
果が得られるのはもちろんである。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、微細化を妨げる
ことなくホットキャリアの発生量の低減に見合った信頼
性の向上が図れる半導体装置及びその製造方法が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係わる半導体装置につい
て説明するための図、第2図はこの発明の一実施例に係
わる半導体装置の製造方法について説明するための図、
第3図及び第4図はそれぞれ従来の半導体装置及びその
製造方法について説明するための図である。 18・・・シリコン基板(半導体基板) 、19.20
・・・不純物拡散層(ソース、ドレイン領域) 、21
.22・・・不純物拡散層、23・・・ゲート絶縁膜、
24・・・ゲート電極。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体領域と、この半導体領域の主
    表面に所定の間隔に離隔して形成されソース、ドレイン
    領域として働く第2導電型の第1、第2の不純物拡散層
    と、これら第1、第2の不純物拡散層間における上記半
    導体領域の主表面に上記ドレイン領域として働く第2の
    不純物拡散層と接して形成され、この第2不純物拡散層
    よりも拡散深さが浅く且つ不純物濃度が低い第2導電型
    の第3の不純物拡散層と、上記第1、第2の不純物拡散
    層間の上記半導体領域上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れるゲート電極とを具備し、上記第3の不純物拡散層上
    が上記ゲート電極で完全に覆われていることを特徴とす
    る半導体装置。
  2. (2)第1導電型の半導体領域と、この半導体領域の主
    表面に所定の間隔に離隔して形成されソース、ドレイン
    領域として働く第2導電型の第1、第2の不純物拡散層
    と、これら第1、第2の不純物拡散層間における上記半
    導体領域の主表面に上記ドレイン領域として働く第2の
    不純物拡散層と接して形成され、この第2不純物拡散層
    よりも拡散深さが浅く且つ不純物濃度が低い第2導電型
    の第3の不純物拡散層と、上記第1、第2の不純物拡散
    層間の上記半導体領域上にゲート絶縁膜を介して形成さ
    れる第1の導電層と、この導電層上に絶縁層を介して形
    成される第2の導電層と、上記絶縁層及び第2の導電層
    の側壁に形成され上記第1の導電層と上記第2の導電層
    とを電気的に接続する第3の導電層とを具備し、上記第
    1ないし第3の導電層及び上記絶縁層がゲート電極を形
    成して成り、上記第3の不純物拡散層上が上記ゲート電
    極で完全に覆われていることを特徴とする半導体装置。
  3. (3)前記第1ないし第3の導電層はそれぞれ、不純物
    がドープされたポリシリコンから成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の半導体装置。
  4. (4)第1導電型の半導体領域の主表面にゲート絶縁膜
    を形成する工程と、このゲート絶縁膜上に第1の導電層
    を形成する工程と、この導電層上に絶縁層を形成する工
    程と、この絶縁層上に第2の導電層を形成してパターニ
    ングする工程と、上記パターニングした第2の導電層を
    マスクとして上記絶縁層を選択的に除去する工程と、上
    記第2の導電層及び残存された絶縁層をマスクとして上
    記半導体領域に第1の導電層及びゲート絶縁膜を介して
    不純物をイオン注入することにより第2導電型の第1、
    第2の不純物拡散層を形成する工程と、全面に第3の導
    電層を形成する工程と、異方性エッチングを行なつて上
    記パターニングした第2の導電層を露出させるとともに
    上記第2の導電層及び上記絶縁層の側壁にのみ第3の導
    電層を残存させる工程と、残存された第1ないし第3の
    導電層及び絶縁層をマスクとして上記半導体領域に不純
    物のイオン注入を行なうことにより上記第1、第2の不
    純物拡散層より高濃度で拡散深さが深い第2導電型の第
    3、第4の不純物拡散層を形成する工程とを具備するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. (5)前記第1ないし第3の導電層はそれぞれ、不純物
    がドープされたポリシリコンから成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03157937A (ja) * 1989-11-03 1991-07-05 Philips Gloeilampenfab:Nv Misトランジスタを具備する半導体デバイスを製造する方法
US5061975A (en) * 1988-02-19 1991-10-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha MOS type field effect transistor having LDD structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5061975A (en) * 1988-02-19 1991-10-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha MOS type field effect transistor having LDD structure
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