JPS63123222A - メンバ−シツプ関数発生回路 - Google Patents

メンバ−シツプ関数発生回路

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JPS63123222A
JPS63123222A JP61268568A JP26856886A JPS63123222A JP S63123222 A JPS63123222 A JP S63123222A JP 61268568 A JP61268568 A JP 61268568A JP 26856886 A JP26856886 A JP 26856886A JP S63123222 A JPS63123222 A JP S63123222A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 ファジィ争メンバーシップ関数は、複数本のライン上に
分布した電圧または電流信号によって表わされる。複数
の異なる形のメンバーシップ関数の中から1つが選択信
号に応じて選択される(第11図、第12図参照)。
発明の背景 この発明は、ファジィ・メンバーシップ関数発生回路に
関し、とくにファジィ・コンピュータ・システムにおけ
るファジィΦメモリにおいて有用なメンバーシップ関数
発生回路に関する。
偉人な人間の頭脳は、ストアされたプログラムの概念、
プール代数および安定な動作を行なうバイナリイーハー
ドウェアを調和させることによってディジタル・コンピ
ュータを創作した。その連続的な動作によって、深い論
理の展開、データの深い処理等が可能となった。ディジ
タル・コンピュータはその・安定な動作によって信頼性
が高く、ディジタル・コンピューターシステムは益々巨
大化しつつある。プログラムが人間のメンタルなレベル
の情報を含んでいない限り、ディジタル・コンピュータ
は任意のプログラムが可能であり、この点でそれは汎用
機械とさえ呼ばれる。
ディジタル書コンピュータ・システムの実現によって人
間の生活1社会が大きく変貌しつつある。
もう1つの偉人な人間の頭脳は1人間が何をどのように
考え、相互にいかにコミュニケートするかについて考察
し、非常に重要な概念「ファジネス」を創出した。L、
A、Zadchがファジィ集合の概念を提唱したのが1
000年である。それ以来ファジィの理論的検討は数多
くの論文で行なわれているが、その応用の報告はまだ少
なく、それもバイナリイ・ディジタル・コンピュータの
助けを借りてのみ行なわれているのが実情である。
ファジィの研究において1人間の知識は、専門家のノウ
ハウのように言語情報で総括されるべき蓄積された経験
に基づくものである。ということが強調されている。こ
の言語情報は、一般にあいまいさ、漠然性、不確実性、
不完全性または不正確さを具備し、メンバーシップ関数
によって特徴づけられる。メンバーシップの大きさは0
.0〜1.0までの間の領域の数値によって表わされ、
この範囲内で変化する。
言語情報がディジタル・コンピュータによって取扱われ
る場合には、メンバーシップの大きさく値)はバイナリ
イ・コードによって表わされる。このバイナリイ・コー
ドで表わされた値はバイナリイ電子回路において、スト
アされたプログラムにしたがって、繰返し何度も何度も
、ストアされ、転送され、そして演算される。したがっ
て、ディジタル壷システムによってファジィ情報を処理
するためには長い時間がかかるという問題がある。さら
に、バイナリイ・コード化された値は信じられない程多
くのストアのためのおよび演算のためのディバイスを必
要とする。ディジタル書コンピュータは上述のように汎
用機械ではあるが、ファジィ情報をリアル・タイムで処
理するためには必ずしも最適なものではない。ここに。
ファジィ情報を効率的にかつ高速で処理できる他のタイ
プの機械の探求が要請されている。
発明の概要 この発明は、ファジィ情報の処理に適したハードウェア
・システム、すなわち「ファジィ・コンピュータ」と呼
ばれる新しいシステムを構築するにあたって、このシス
テムで有効に用いられるファジィ・メンバーシップ関数
発生回路を提供することを目的とする。
この発明によるファジィ・メンバーシップ関数発生回路
は、それぞれ形の異なる複数のメンバーシップ関数を表
わす複数のライン上に分布した電気信号を発生する電気
信号分布発生回路、および上記複数の電気信号分布のう
ちいずれか1つを選択信号に応じて選択する選択スイッ
チ回路を備えていることを特徴とする。選択スイッチに
よって選択された電気信号分布を所定の複数本の出力信
号ライン上に送り出すスイッチ・アレイをさらに設ける
ことによって1選択された形のメンバーシップ関数を表
わす電気信号分布を出力信号ライン上で任意にシフトさ
せることができる。
この発明によるメンバーシップ関数発生回路は、ファジ
ィ・コンピュータ・システムを構成する一要素であるフ
ァジィ・メモリにおいて好適に用いられる。また、この
メンバーシップ関数発生回路はあらかじめ定めた種々の
形のメンバーシップ関数を発生させることができる。
実施例の説明 (1)ファジィ・メモリとファジィ・コンピュータの概
念 ファジィ・メモリの機能はファジィ・メンバーシップ関
数をストアするものである。メンバ・−シップ関数をス
トアするやり方の4つのタイプが第1図に示されている
第1図(A)は、ファジィ−メンバーシップ関数のグレ
ード(各関数値)を多数のバイナリイ・コードに変換し
てパイナリイ・メモリ11上記憶するタイプのものを示
しており、このバイナリイ・メモリ11から読出された
ファジィ・メンバーシップ関数はバイナリイ演算回路(
たとえばバイナリイ・ディジタル・コンピュータ)1に
よって処理される。第1図(B)に示すものも同じバイ
ナリイ・メモリ11を使用しているが、読出されたバイ
ナリイ・コードはD/Aコンバータ21によってアナロ
グ電圧または電流信号に変換されて、アナログ量を取扱
うことのできるハードウェア、すなわちファジィ演算回
路(後述するファジィ推論エンジンを含む)2に供給さ
れる。これらの2つのタイプは従来のディジタル技術を
用いて容易に実現することができるが、これらは大容量
のメモリを必要とする。
第1図(C)に示されたものは、アナログ・メモリ31
を用いてメンバーシップ関数の分布した値をストアする
タイプである。このタイプにおいては、メモリ・マトリ
クスを構成する要素の数を上記の第1図(A)、 (B
)に示すタイプのものよりも少なくすることができる。
しかし、このタイプのものはノイズに対して弱いという
欠点をもつ。
第1図(D)に示すタイプのものは、バイナリイ・メモ
リ41とメンバーシップ関数発生回路43とから構成さ
れるものである。メンバーシップ関数のラベルがバイナ
リイ・メモリ41にストアされ、それはメンバーシップ
関数発生回路43によってメンバーシップ関数を表わす
分布した電流または電圧値に変換される。換言すれば、
メンバーシップ関数発生回路43はラベルをファジィ化
する機能をもつ。バイナリイ・メモリ41は、メンバー
シップ関数のラベルをストアすることにのみ用いられる
ので、その容量は上述した第1図(A)、 (B)のタ
イプのものよりも少なくてすむし、また第1図(C)に
示されたタイプのもののようにノイズに弱いということ
もない。
したがって、第1図(D)に示すものがファジィ・メモ
リとして最も効果的な構造なので、以下の説明において
はこのタイプのものを考える。
ファジィ・コンピュータの基本的な構造が第2図に示さ
れている。ファジィ番コンピュータは。
ファジィ・メモリ40.ファジィ推論エンジン2゜およ
びデフアシファイア3から構成される。ファジィ・メモ
リ40は、基本的には第1図(D)に示したものである
が、より詳しくは後述する。ファジィ・メモリ40から
複数のライン上に分布したアナログ信号分布として表わ
される複数のファジィ・メンバーシップ関IA、A”、
Bが出力され。
ファジィ推論エンジン2に与えられる。ファジィ推論エ
ンジン2は2便宜的に第1図のファジィ演算回路と同じ
符号2によって示されているが、与えられたメンバーシ
ップ関数を用いて所定のファジィ演算処理を行ない、そ
の結果を1つのファジィ・メンバーシップ関数B゛を表
わすアナログ信号分布(ファジィ出力)として出力する
。このファジィ出力は、たとえばファジィ制御システム
のように決定的な値が必要なときには2次段のデフアシ
ファイア3によって単一のアナログ電圧または電流(非
ファジィ出力)に変換することができる。
ファジィ推論において、制御則(コントロール・ルール
)は言語的に表現され、もし・・・、ならば(1f’−
and−than)ルールがその最も一般的なルールで
ある。たとえば、一連の制御則が次のよう上記述される
(制御則I)もしx−NSかつy−ps、ならばz=P
s、また (制御則■)もしx−ZRかツy −P M 、ならば
z−PM、また (制御則■)もし ・・・ かつ ・・・、ならば ・
・・ここでNS、PS等は、システムの言語表現値の省
略形である。すなわちこれらがメンバーシップ関数のラ
ベルである。
以下に述べるファジィ・メンバーシップ関数発生回路で
は便宜的に7種類のファジィ・メンバーシップ関数が発
生するものとする。そしてこれらのメンバーシップ関数
のラベノμをNL、NM。
NS、ZR,PS、PMおよびPLとし、これらはそれ
ぞれ負の大きな値(negative large)、
負の中くらいの値(negatlve IIediu+
+) 、負の小さな値(negative 5ffla
l 1) 、零(zero) *正の小さな値(pos
ltlve small) 、正の中くらいの値(po
sitive medium)および正の大きな値(p
ositive large)という言語情報を表現す
るものとする。
第1図(D)に示されたファジィ・メモリ40の機能は
ファジィ・メンバーシップ関数をストアすることにあり
、指定されたファジィ・メンバーシッブ関数を複数本の
信号ライン上における電圧分布または電流分布として出
力するものである。以下では、簡便のために電圧分布を
発生するファジィ・メモリについて述べるが、電圧源を
単に電流源に置換することによって電流分布を発生する
ファジィ・メモリを構成することができる。
複数のファジィ・メンバーシップ関数をストアしかつ読
出すことのできるファジィ・メモリのより詳しい基本概
念が第3図に示されている。ファジィ・メモリは、ファ
ジィ・メンバーシップ関数のラベルをストアするラベル
・メモリ(上述のバイナリイ・メモリ)41.ラベル・
メモリ41から読出されたラベルを表わすコードをスト
アするレジスタ42およびラベルをファジィ化すること
によってラベルに対応した電圧分布を出力するメンバー
シップ関数発生回路43から構成されている。ラベルと
はファジィ赤メンバーシップ関数を表わすワードと考え
てよい。ラベル・メモリ41およびレジスタ42はパイ
ナリイ普ディバイスである。
メンバーシップ関数発生回路43は、複数の信号ライン
上に所定の電圧分布を発生する電圧分布発生回路441
発生した電圧分布を所定の出力信号ライン上に送り出す
ためのスイッチ・アレイ45およびラベル・メモリ41
から読出されたラベルを表わすコードを解読してスイッ
チ・アレイ45のスイッチを制御するデコーダ4Gから
構成されている。電圧分布発生回路44から発生する電
圧分布の形はあらかじめ定められているが、この電圧分
布の出力信号ライン、1−の位置がデコーダ4Bの出力
によって制御されるスイッチ・アレイ45によって変化
させられる。したがって、ラベル・メモリ41から読出
されたラベルに対応したファジィ・メンバーシップ関数
を表わす電圧分布が出力ラインに現われる。
このファジィ・メモリは、ファジィ・メンバーシップ関
数のグレード(各関数値)を多数のバイナリイ・コード
に変換して記憶するのではなく。
ファジィ・メンバーシップ関数のラベルを記憶している
ので、上述したようにバイナリイ・メモリ(メモリ41
)の容量がきわめて少なくてすむ。たとえば、ストアす
べきファジィ・メンバーシップ関数の種類が8個以下で
あれば、それらのラベルは3ビツト・コードで表わされ
るので、1つのファジィ赤メンバーシップ関数を3ビツ
トでストアすることができる。また1通常のパイナリイ
Φメモリの9アクセス時間は、アナログ・メモリのそれ
に比べてきわめて高速であるので、高速読出しが可能で
ある。しかも、最終的にはアナログ電圧分布によって表
わされるファジィ・メンバーシップ関数を得ることがで
きる。さらに、バイナリイーコードによる記憶であるか
らノイズに対して強いという特徴もある。
以下にいくつかのファジィ会メンバーシップ関数発生回
路の具体例について説明するが、ここではファジィ・メ
ンバーシップ関数の変数の領域における点の数(ファジ
ィ集合の要素の数に対応)は25に制限されているもの
とする。したがって。
ファジィ・メンバーシップ関数発生回路の出力端子は2
5個である。
(2)スイッチ・マトリクスを用いたファジィ・メンバ
ーシップ関数発生回路 第4図および第5図は、スイッチ・アレイとし。
てスイッチ・マトリクスを使用したファジィ・メンバー
シップ関数発生回路の例を示している。第4図において
、ファジィ・メンバーシップ関数発生回路のθ〜24ま
で番号が付けられた出力端子の下方に、これらの出力端
子から出力される7種類のファジィ・メンバーシップ関
数が図示されている。
出力されるファジィ・メンバーシップ関数の値は、簡単
のために4レベルに量子化されている。
この4レベルは、たとえば0. 1.7. 3.3およ
び5、Ovの電圧に対応する。この4つのレベルは電圧
分布発生回路44Aによって規定される。この回路44
Aには、  1.7. 3.3および5.OVの3つの
ファジィ真理値電圧源44a、 44bおよび44cが
設けられている。またこの回路44Aから第4図で斜め
に引かれた5本の電圧ラインVLがのびており、中央の
ラインは電圧源44cに、その両側のラインは電圧源4
4bに、最も外側の2本のラインは電圧源44aにそれ
ぞれ接続されている。
デコーダ4BAは1オブ8デコーダである。このデコー
ダ48Aにはレジスタ42から与えられるラベルを表わ
す3ビツト(C、C2,C3)のバイナリイ信号が入力
している。デコーダ48Aはこの人力信号の表わすコー
ドに応じて8つの出力端子のいずれかにHレベルの信号
を出力する。8つの出力端子は、指定なしおよび上述の
7種類のラベルに対応している。たとえば、入力コード
信号が000のときには指定なしの出力端子に、001
のときにはNLの出力端子にそれぞれHレベルの信号が
出力される。これらの出力端子からは、指定なしの出力
端子を除いて、第4図に水平なラインで示された信号ラ
インSLがのびている。
スイッチ◆マトリクス45Aにおいて、電圧ラインVL
と信号ラインSLの所定の交差点から25の出力端子に
出力ラインOLがのびている。これらの交差点に小さな
正方形で示された記号45aは。
第5図に示されているように、電圧ラインVLと出力ラ
インOLとの間に設けられかつ信号ラインSLの電圧に
よってオン、オフ制御されるスイッチであり、たとえば
MOS  FETで構成される。1本の出力ラインOL
に2つ以上のスイッチ45aを設けてももちろんよい。
すべての出力ラインOLはその出力端子側において抵抗
45bを介して接地されている。
以上の構成において、ラベル・メモリ41からあるファ
ジィ・メンバーシップ関数のラベルが読出され、レジス
タ42を介してデコーダ46Aに与えられると、信号ラ
インSLのうちそのラベルに対応するものにHレベルの
信号が現われ、その信号ラインに設けられたスイッチ4
5aがオンとなる。この結果、オンとなったスイッチ4
5aを通して電圧分布発生回路44Aの各電圧が出力ラ
インOLを経て対応する出力端子に現われるので、」:
記のファジィ・メンバーシップ関数を表わす電圧分布が
出力されることになる。
(3)バス・トランジスタ・アレイを用いたファジィ・
メンバーシップ関数発生回路 第6図および第7図は、スイッチ・アレイとしてバス・
トランジスタ・アレイ45Bを用いたファジィ・メンバ
ーシップ関数発生回路を示している。
電圧分布発生回路44Bは、メンバーシップ関数を11
のレベルに量子化するために、ファジィ真理値電圧0.
0. 0.5.・・・、4,5および5.Ovを発生す
る10個の電圧源を備えている。これらはファジィ真理
値0.1/lo、・・・、9/10および1にそれぞれ
対応する。またこの発生回路44Bはラベル−ZHのメ
ンバーシップ関数の値がプログラムされたFROMを備
えている。このFROMには。
上記電圧源およびグランドに接続された電源ラインVL
と、バス・トランジスタ争アレイ45Bを経て出力端子
まで接続された出力ラインOLとが設けられている。F
ROMは上下の2層のA1層よりなり、第1層に出力ラ
インOLが、第2層に電源ラインVLがそれぞれ形成さ
れている。これら上下の2層は絶縁層たとえば光感性ポ
リイミドによって絶縁されている。これらの層の交叉点
にスルーホールを形成することによってファジィ争メン
バーシップ関数の形がプログラムされる。スルーホール
はマスクROM技術を用いて形成することができるので
、任意の形のメンバーシップ関数がプログラムできる。
ラインVLとラインOLとの結節点を示す黒丸がスルー
ホールを示している。スルーホールが形成されている点
においてラインVLとラインOLとが接続され、ファジ
ィ真理値電圧がバス・トランジスタ・アレイ45Bに転
送される。2つのラインV L 10 Lの結節点をフ
ィールドROM技術、すなわち高電圧を印加することに
よって所望の交点を絶縁破壊することによって短絡する
ようにしてもよい。
バス・トランジスタ争アレイ45Bは、電圧分布発生回
路44Bからのびた出カラインOL、デコーダ46Bの
7つの出力端子に接続された信号ラインSL、  これ
らのラインの交点の電圧を左または右に4デイジツトま
たは8デイジツト分だけシフトさせるための斜めのライ
ンBL、ならびに信号ラインSLと出力ラインOLおよ
び斜めラインBLとの交点にそれぞれ設けられ、かつ信
号ラインSLの電圧によって制御されるスイッチング素
子、PMOS  FET45cから構成されている。
このスイッチング素子45cの接続の様子は第7図に示
されている。デコーダ48Bに接続された7本の信号ラ
インSLまたはそれらのラインによって制御されるスイ
ッチング素子の列をそれぞれスイッチ列S  、S2.
・・・S とする。81〜SフはこれらのラインSL上
の信号をさすときもある。
スイッチ列S1は電圧分布発生回路44Bにプログラム
されたメンバーシップ関数を4デイジツト左にシフトし
、スイッチ列S、S4およびS6は4デイジツト右に、
8デイジツト左に、および8デイジツト右にそれぞれシ
フトする。スイッチ列S およびS5はプログラムされ
たメンバーシップ関数を右または左にシフトするもので
はなく、それを出力端子に直接に送り出す。スイッチ列
S7は接地されたスイッチ・アレイであって。
このスイッチS がオン、他のスイッチ81〜86がオ
フのときにすべての出力端子をグランド・レベルに落と
す。
ファジィψメンバーシップ関数のラベルと信号S  −
S7のバイナリイ・レベルとの関係が第8図に示されて
いる。デコーダ48Bは、レジスタ42からの3ビツト
のバイナリイ信号CI、C21c  (OVまたは+5
V)を第8図に示すテープルにしたがって7ビツトのバ
イナリイ信号Sl〜S7  (−5V rLtzベル」
または+5v「Hレベル」)に変換するものであり、具
体的には第9図に示されるようにNANDゲート47と
インバータ48との組合せから構成される。
たとえば、ラベル・メモリ41から読出されたラベルが
PLの場合には、スイッチ列S と86がオンになる。
電圧分布発生回路44Bにプログラムされたメンバーシ
ップ関数は、スイッチ列S3を通して4デイジツト右に
シフトされ、さらにスイッチ列S6を通して8デイジツ
ト右にシフトされる。したがって、プログラムされたメ
ンバーシップ関数は12デイジツト右にシフトされ、出
力端子に現われるメンバーシップ関数はPL(正の大き
な値)となる。
第6図において、電圧分布発生回路44Bのグランド・
レベルに接続されたラインVLには、中央の25本の出
力ラインOLに加えて、その左右において各12本ずつ
の出力ラインOLに平行なうインと斜めラインBLとが
接続され、これらのラインと信号ラインSLとの交点に
スイッチ列S1゜ss、s、S6が設けられている。こ
れ2 l   3   4 は、プログラムされたメンバーシップ関数がどのように
シフトされようと、グランド串レベルの信号を出力端子
に確実に出力させるようにするためのものである。
パスやトランジスタφアレイ45Bはファジィ真理値電
圧(θ〜5V)を減衰させることなく出力端子に通さな
ければならない。通常のP M OS回路では、もしフ
ァジィ真理値電圧がPMOS  FETのスレシホール
ド電圧よりも低いときには。
PMOS  FETは、ゲート電圧Vc  (デコーダ
の出力)がOvであれば、完全なオン状態にはならない
。PMOS  FETが完全にオン状態となるようにす
るために、Voを一5V程度にする必要がある。このた
めに、上述したようにデコーダ40Bバー 5 V (
L) 、 + 5 V (H)をとル出力ヲ発生するよ
うに構成されている。このような出力信号S  −S7
を発生する第9図のデコーダを構成するNANDゲート
47の一例が第10図に・示されている。
(4)ファジィ・メンバーシップ関数形の選択上述の説
明では、ファジィ・メンバーシップ関数は山形ないしは
三角形状のものとして示されている。しかしながら、メ
ンバーシップ関数としては種々のものが考えられるし、
必要に応じて異なる形のものを選択できるようにしてお
くことが好ましい。
第11図は、第4図に示されるタイプのファジィ・メン
バーシップ関数発生回路に主に適用可能な電圧分布発生
回路であって、ファジィ・メンバーシップ関数形を選択
できるようにした回路を示している。いくつかの電圧源
44a〜44dに接続された電圧ラインVLに、山形な
いしは三角形状のファジィ・メンバーシップ関数形を表
わす電圧分布を出力するように結線された出力ラインO
LIと1台形状の関数形を表わす電圧分布を出力するよ
うに結線された出力ラインOL2とが設けられている。
これらのラインOLI、OL2にはそれぞれスイッチン
グ素子、NMO3FET49A。
49Bが接続され、これらのスイッチング素子の出力側
においてラインOLI、OL2は出力端子に接続される
出力ラインOLに接続されている。スイッチング素子4
9Bは選択信号Cによって直接に、素子49Aはインバ
ータ49を介してそれぞれ制御される。
選択信号CがLレベルの場合にはスイッチング索子49
Aがオンとなって、山形ないしは三角形状のファジィ・
メンバーシップ関数形を表わす電圧が出力ラインOLに
出力される。逆に信号C6がHレベルの場合には素子4
9Bがオンとなるので台形の関数形を表わす電圧が出力
される。このようにして、ファジィ・メンバーシップ関
数形を選択することが可能となる。
第11図の回路において、FET49A、49Bのスレ
シホールド値電圧を”rll(通常IV程度)どすれば
、これらのFETを制御する選択信号C8のバイナリイ
・レベルは、LレベルがvTH以下。
HレベルがV TH+ 5 V以上であればよい。ここ
で5Vは、最大電圧を発生する電圧源44dの電圧であ
る。
電圧分布発生回路における発生電圧の分布形。
すなわちファジィ・メンバーシップ関数形は、7に赴し
た2つの形のみならず、3つ以」;の形をあらかじめ作
成しておいてこれらのうちから1つを選択できるように
することもできる。また、関数形の選択は第6図に示す
ファジィ・メンバーシップ関数発生回路にも適用可能で
あるのはいうまでもない。
(5)メンバーシップ関数発生回路の発展形態電圧分布
発生回路は複数のライン上に分布した電圧信号を発生す
る。したがって、1つの電圧分布発生回路の出力電圧を
複数のスイッチ・アレイ45に与えることが可能である
。第12図は、1つの電圧分布発生回路44と、この出
力電圧が与えられる反数のスイッチ・アレイ45とを含
むメンバーシップ関数発生回路を示している。各スイッ
チ・アレイ45はそれぞれのデコーダ4Bによって駆動
される。各デコーダ46には同じまたは異なるラベルの
コード信号が与えられる。したがって、このメンバーシ
ップ関数発生回路からは複数の同じまたは異なるファジ
ィ−メンバーシップ関数を表わす電圧分布を得ることが
できる。電流モードの回路ではこのように発展させるこ
とはできないので。
これは電圧モードの1つの特徴といえる。
なお、この発明によるファジィ・メンバーシップ関数発
生回路はファジィ・メモリに組込まれないそれ単独の形
態としても使用できるのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)〜(D)は9種々のタイプのファジィ・メ
モリを示すブロック図、第2図はファジィ・コンピュー
タの基本概念を与えるブロック図である。 第3図はファジィ・メモリの基本構成を示すブロック図
である。 第4図は、スイッチ・マトリクスを用いて実現したファ
ジィ・メンバーシップ関数発生回路を示す回路図、第5
図は第4図における記号の具体的構成を示すものである
。 第6図は、パス・トランジスタ・アレイを用いて実現し
たメンバーシップ関数発生回路を示す回路図、第7図は
第6図における記号の具体的構成を示すもの、第8図は
第6図におけるデコーダの動作を示すテーブル、第9図
は同デコーダの具体的構成を示す回路図、第10図は第
9図の回路において用いられるNANDゲートを示す回
路図である。 第11図は、ファジィやメンバーシップ関数形を選択で
きる電圧分布発生回路を示す回路図である。 第12図はメンバーシップ関数発生回路の発展形態を示
すブロック図である。 43・・・ファジィ・メンバーシップ関数発生回路。 44.44A、 44B・・・電圧分布発生回路。 44a、 44b、 44c、 44d−・・電圧源。 45、45A、 45B・・・スイッチ・アレイ。 49A、49B・・・スイッチング素子。 以  上 特許出願人  立石電機株式会社 代 理 人  弁理士 牛久他用 (外1名) 第3図 第121!l 第1図 ] 第2図 第8図 第10図 5v 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれ形の異なる複数のメンバーシップ関数を
    表わす複数のライン上に分布した電気信号を発生する電
    気信号分布発生回路、および 上記複数の電気信号分布のうちいずれか1つを選択信号
    に応じて選択する選択スイッチ回路、を備えているメン
    バーシップ関数発生回路。
  2. (2)選択スイッチによって選択された電気信号分布を
    所定の複数本の出力信号ライン上に送り出すスイッチ・
    アレイをさらに備えている特許請求の範囲第(1)項に
    記載のメンバーシップ関数発生回路。
JP61268568A 1986-11-13 1986-11-13 メンバ−シツプ関数発生回路 Expired - Lifetime JPH0814828B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0293902A (ja) * 1988-09-30 1990-04-04 Omron Tateisi Electron Co ファジィコントローラ
JPH02155043A (ja) * 1988-12-07 1990-06-14 Aputo Instr Kk 真理値発生基本回路および真理値発生回路
JPH0338922A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Nissan Motor Co Ltd アナログ/ディジタル変換器を含むファジィ推論回路

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