JPS63122644A - 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法 - Google Patents

3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法

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JPS63122644A
JPS63122644A JP26672786A JP26672786A JPS63122644A JP S63122644 A JPS63122644 A JP S63122644A JP 26672786 A JP26672786 A JP 26672786A JP 26672786 A JP26672786 A JP 26672786A JP S63122644 A JPS63122644 A JP S63122644A
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ene
trimethylcyclohex
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Nobuhiko Ito
信彦 伊藤
Kimio Kinoshita
木之下 公男
Kiyonori Suzuki
鈴木 清則
Takeaki Eto
江藤 武顕
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Soda Aromatic Co Ltd
Soda Koryo KK
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Soda Aromatic Co Ltd
Soda Koryo KK
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/27Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation
    • C07C45/32Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen
    • C07C45/33Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen of CHx-moieties
    • C07C45/34Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by oxidation with molecular oxygen of CHx-moieties in unsaturated compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、それ自身食品、香粧品、タバコなどの香料と
して高い評価を受けていると共にカロチンイド、ビタミ
ンEなどの医薬品ならびに香料などの製造原料として有
用な3,5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−
1,4−ジオンの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、3,5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン
−1゜4−ジオンを製造する種々の方法が提案されてい
る。西ドイツ特許2,356,546では3,5.5−
トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1−オン(以後α
−インホロンと記載する)を酢酸と無水酢酸の混合溶媒
中、クロム酸化物で酸化することによりα−インホロン
に対して約50チの収率で3.5.5−)ジメチルシク
ロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンを合成している。
この方法は転化率ならびに収率が低く、α−インホロン
に対し大過剰のクロム酸化物を使用しなくてはならす爆
発などの危険性があシ、生産コストが高くつきかつクロ
ム廃水の処理に多大の労力を要するという欠点を有して
いる。また西ドイツ特許ス457,158ではα−イン
ホロンをバナジウム触媒の存在下、気相酸素酸化するこ
とによシ、α−インホロンに対して約30優の収率で3
.5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4
−ジオンを合成している。この方法は転化率、収率が低
く、しか45.5−ジメチル−3−ホルミルシクロヘキ
サ−2−エン−1−オンヲ3.5.5− ) ’)メチ
ルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンとはt!同
量副生するという欠点を有している。また西ドイツ特許
2,459,148ではα−インホロンをアセチルナト
鉄またはコバルト触媒、ロジウム(I)トリストリフェ
ニルフォスフインクロリド触媒の存在下、敢相酸素酸化
することによシ、α−インホロンに対して約30%の収
率で3.5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−
1゜4−ジオンを合成している。この方法は選択性、収
率が悪いという欠点を有している。さらに特開昭61−
191645ではα−インホロンをアルカリ金属または
芳香族アミンとリンモリブデン酸、あるいはシリコモリ
ブデン酸の共存下、酸素酸化することにより約50%の
収率で3.5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン
−1,4−ジオンを合成している。この方法では、転化
率、収率が低く、3,5.5−ト!Jメチルシクロヘキ
サー2−エン−1,4−ジオンと分離困難な原料である
α−インホロンが反応生成物中にほぼ同量含まれるとい
う欠点を有している。
次にフランス特許2.25λ730では3,5.5−ト
リメチルシクロヘキサ−3−エン−1−オン(以後β−
インホロンと記載する)をアルコール溶媒中、第3アミ
ンおよびピリジンの銅(Il)塩の存在下酸素酸化する
ことによりβ−インホロンに対して約30チの収率で3
.5.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4
−ジオン全合成している。この方法では収率が低く、β
−インホロンの重合物がかなシ副生するという欠点を有
している。また西ドイツ特許2.457゜157ではβ
−インホロンQバナジウム、クロム、銅、マンガン、鉄
、コバルト、ニッケルの如き遷移金属から誘導されるア
セチルアセトナート錯体触媒の存在下、約35時間かけ
て酸素酸化することによりβ−インホロンに対して、最
高収率55チで3.5.5−)リフチルシクロヘキサ−
2−エン−1,4−ジオンを合成している。この方法で
は反応時間が長く収率が低いという欠点を有している。
〔発明が触法しようとする問題点〕
本発明の目的は上述したような従来技術の不利益ないし
は欠陥を克服し工業的に有利に3.5.5−トリメチル
シクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオン金製造する方
法km供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は3,5.5−)リメチルシクロヘキサ−3−ニ
ンー1−オン(β−インホロン)と有機塩基と一般式(
1)(但し、式中R1,R2およびR3は同一でも異な
ってもよく、それぞれ水素原子もしくは炭素数1〜4の
炭化水素基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原
子又はニトロ基を示し、R4は水素原子もしくは炭素数
1〜4の炭化水素基金示し、Xは炭素数2〜15個の2
価の炭化水素基、または−NR8−(R5は水素原子も
しくは炭素数1〜7の炭化水素基を示す)を間に有する
炭素数4〜10の2価の炭化水素基を示し、またYは、
ハロゲン原子、水酸基、炭素数4〜15の第3級アルコ
キシ基、炭素数4〜15の第3級アルキルパーオキシ基
、炭素数1〜5のアシルオキシ基、トリフルオロアセテ
ート基、トリフルオロエトキシ基又はトリクロロエトキ
シ基を示す、l)で示されるコバルト触媒の存在下、分
子状酸素または分子状酸素台ガスで酸化することを特徴
とする3、5.5−)サメチシン−ロヘキサ−2−二ン
ー1.4−ジオンの製造方法にある。
かかる本発明方法を用いることにより、従来法に比し、
β−インホロンの重合、副反応が抑制され、3,5.5
−)IJメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオ
ンと分離困難な副生成物が生成せず高収率で3.5.5
−)IJメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオ
ンを工業的に有f’lに製造できる。
本発明で用いられるβ−インホロンはa−インホロンを
P−トルエンスルフォン酸の存在下、蒸留する方法(ア
メリカ特許3,385,902)によシ合成できる。
また本発明で用いられるコバルト錯体触媒は一般式(1
)全満足する限シ本質的には、いずれの化合物も用いう
る。
一般式(1)において、R1、R2、R3の例としては
水素原子、メチル、エチル、プロピル等のアルキル基、
メトキシ、エトキシ等のアルコキシ基、塩素、フッ素、
臭素等のハロゲン原子、ニトロ基があシ、R4の例とし
ては水素、メチル、エチル、クロロビル等のアルキル基
があり、Xとしてはエチレン、フロロピレン、ブチレン
等の直鎖アルキレン基、アルキレン基の水素原子がメチ
ル、エチル等のアルキル基やシクロヘキシル等のシクロ
アルキル基で置換したシ置換基どうしが結合してシクロ
アルキル基、芳香族基等の環構造を形成したもの、さら
にはアルキレン基のなかに−NR5−(R11は水素又
は、メチル、エチル等のアルキル基)が介在したもの等
がある。これ等のR1、R2,R3、R4、Xの例及び
Yの例を表−1に化合物名と共に例示する。同表−1に
示した化合物名をコバルト錯体触媒基として記載する。
使用するコバルト錯体触媒の合成法は公知であシ(Ch
emistry Letters、  1715〜l 
754.1983)の方法により容易に合成できる。例
えばターシャルプチルバーオキシコバルトサレンは塩化
メチレン溶s中、N、N’−シサリシアルエチレンジア
ミンコバル)(Il)(以後コバルトサレンと記載する
)と室温でターシャルブチルパーオキシドと反応させる
方法によシ合成できる。
ターシャルプトキシコバルトサレンはターシャルブチル
パーオキシコバルトとトリフェニルフォスフインド反応
すせる方法により、またヒドロキシコパルトサレンはメ
タノール中空気存在下、ターシャルプチルバーオキシコ
バルトサレンを40〜50℃で加熱する方法によシ合成
できる。
クロロコバルトサレンはターシャルプチルバーオキシコ
バルトサレンを塩散と反応させる方法、またアセチルオ
キシコバルトサレンは塩化メチレン中ターシャルプチル
パーオキシコバルトサレンを酢酸と反応させる方法によ
シ合成できる。
反応を行なう為のコバルト錯体触媒の使用量はβ−イン
ホロン1モルに対して10”’〜0,2倍モルが好まし
い。特に10−3〜0.08倍モルが好ましい。反応の
選択率を妨げない限りにおいてはそれ以外のモル比で行
なうことができる。反応は有機塩基の存在下行なうが、
有機塩基としてはアルキルアミン特にジメチルアミン、
トリメチルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミ
ン、トリエチルアミン、ジブチルアミン、ジインプロピ
ルアミン、エチルブチルアミンの如き第2級、または第
3級アミンが好ましい。使用する有機塩基の量はβ−イ
ンホロン1モルに対して0.02〜20倍モル、特に0
.1〜5倍モルが好ましい。
反応は有機塩基のみの存在下で行なうことができるが、
他の溶媒と共存下行なうことが好ましい。反応溶媒とじ
てはヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンの如キ炭
化水素系溶媒、ジエチルエーテル、ジインプロピルエー
テル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、テトラヒドロビランの如きエーテル系溶媒、ア
セトン、メチルインブチルケトン、メチルエチルケトン
、メチルブチルケトンの如きケトン系溶媒、モノクロロ
エタン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
1.2−ジクロロエタンの如きハロゲン系溶媒、メタノ
ール、エタノール、ブタノール、プロパツールの如きア
ルコール系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ジエチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ンの如きカルボキサアミド系溶媒、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル、ブチロニトリルの如キ・ニトリル系溶
媒、水、インホロ/、これらの任意の組合せからなる混
合溶媒があげられる。l特に水の添加はβ−インホロン
の転化速度を早める効果がある。反応時間は0.3〜6
0時間、特に0.5〜36時間が好ましい。反応温度は
一30〜80℃、特に0〜50℃が好ましい。反応は常
圧または加圧下で行なうことができる。
反応終了後は、たとえば溶媒ならびに有機塩基を減圧回
収後、水蒸気蒸留するか過剰の亜硫酸ナトリウム水溶層
、硫酸第2鉄水溶液、塩化第2鉄水溶液の如き過酸化物
失活剤に注き゛適当な抽出溶媒、例えは酢酸エチル、ベ
ンゼン、トルエン、ジエチルエーテル、四塩化炭Lクロ
ロホルム、ジクロロエタン等を用いて抽出し、溶媒層を
採取した後、飽和炭酸水素す) IJウム水溶液、飽和
食塩水で洗浄し、乾燥剤例えば硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を蒸留回収することによりλ5,5−)ジメチ
ルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンを得ること
ができるっ3.a5−トリメチルシクロヘキサ−2−エ
ン−1,4−ジオンは必要に応じて減圧蒸留、カラムク
ロマトグラフィー、再結晶などの手段で精製することが
できるっ以下、実施例により本発明を具体的に説明する
実施例 1 温度計、攪拌装置、酸素導入装置、還流器をとシつけた
50−のフラスコにβ−インホロン3.147f(12
8x10−2モル)、エチレングリコールジメチルエー
テル28−、トリ1fk7ミ71.00 ? (9,8
8X 10−3モル)、ターシャルブチルパーオキシコ
バルトサレン0.307f(7,41X10−’モル)
を混合し、撹拌下、25〜30℃で1分間に70艷の割
合で酸素全9時間吹き込んだ。次に減圧下、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、トリエチルアミンを回収
し、酢酸エテル100de加えた。10チ亜硫酸ナトリ
ウム水溶液201Rt、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
10tnt、飽和食塩水20m1の順で洗浄し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過し、酢酸エチルを
回収後3.526yの液状残留物を得た。このものを減
圧単蒸留することにより3.059fの留分を得た。こ
の留分をガスクロマトグラフィー(FFAP2m、70
℃〜200℃、5℃/m1n)で分析した結果、3,5
.5−1!jメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−
ジオンを84.2%含有していた(収率74.4%)。
実施例 2 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロンz92
1P (2,11XI O””2モル)、エチレングリ
コールジメチルエーテル26.4−、トリエチルアミン
0.87?(8,61X10−3モル)、水1.063
d、ターシャルブチルパーオギシコバルトサレン0.3
5Or (8,45X10−’モル)を混合し、掛拌下
27〜32℃で1分間に70−の割合で酸素を2時間吹
き込んだ。次に実施例1に記載の反応処理を行ない3.
15Elの液状残留物を得た。このものを減圧単蒸留す
ることにより2.700 fの留分を得た。この留分を
ガスクロマトグラフィー(実施例1に記載の条件)で分
析した結果、3,5.5−トリメチルシクロヘキサ−2
−エン−1゜4−ジオンを87.0%含有していた。(
収率73.0%)実施例 3 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロン2.9
16F(2,11X10−”モル、エチレングリコール
ジメチルエーテル26.4d、トリエチルアミン0.8
72f(8,63X10−3モル)、水1.056d、
クミンバーオキシコバルトサレン0.35(1(7,3
4X10−’モル)を混合し、攪拌下29〜31℃で1
分間に70−の割合で酸素を2時間吹き込んだ。次に実
施例1に記載の反応処理を行ない3.312tの液状残
留物を得た。このものt液圧単蒸留することにより3.
033fの留分を得た。この留分をガスクロマトグラフ
ィー(実施例IK記載の条件)で分析した結果3.5.
5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオ
ンを84.2%含有していた。(収率79.5%)実施
例 4 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロン2.9
13F(2,11X10−”モル)、トリエチルアミン
0.87F(8,61X10−3モル)、N−メチルピ
ロリドン26.7mj、ターシャルブチルパーオキシコ
バルト−3−メトキシサレン0.353 F (7,4
4X 10””モル)を混合し、攪拌下、29〜31℃
で1分間に70−の割合で酸素全16時間吹き込んた。
次にヘキサン500−を加えた。10チ亜硫酸ナトリウ
ム水溶液20−1飽和炭酸水素ナトリウム5−1飽和食
塩水30fntの順で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥ろ過し、ヘキサンを回収後3.028fの
液状残留物を得た。このものを減圧単蒸留することによ
り2、.711fの留分を得た。この留分をガスクロマ
トグラフィー(実施例1に記載の条件)で分析した結果
3,5.5−)ジメチルシクロヘキサ−2−エン−1,
4−ジオンを66.2チ含有していた。(収率55,6
チ) 実施例 5 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロン2.9
21? (112X 10−”モル)、トリエfk7ミ
:10.82?(8,12X 10−”モル)、ジメチ
ルアセトアミド26.4づ、ターシャルブチルパーオキ
シコバル)−N−メチルサルプルO,:’50F (7
,0IX10””モル)を混合し攪拌下27〜30℃で
1分間に70−の割合で30時間酸素を吹き込んだ。次
に実施例1に記載の反応処理を行ない4.6211の液
状残留物を得た。このものを減圧蒸留することにより4
.069Fの留分を得た。この留分をガスクロマトグラ
フィー(実施例1に記載の条件)で分析した結果3,5
.5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジ
オンを51.4チ含有していた。(収率65,0%) 実施例 6 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロン2.9
22F(12X10−”モル)、エチレングリコールジ
メチルエーテル22−、トリエチルアミン0.879 
(8,61X10’−”モル)、ターシャルブチルパー
オキシコバルトサルプル0.3565’ (7,34X
10−’モル)を混合し攪拌下27〜30℃で1分間に
70m1の割合で酸素を17時間吹き込んだ。次に実施
例1に記載の反応処理を行ない3.143fの液状残留
物2得た。このものを減圧蒸留することにより2.79
89の留分を得た。この留分をガスクロマトグラフィー
(実施例1に記載の条件)で分析した結果3,3.5−
)サメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンを
817チ含有していた。(収率71.9%) 実施例 7 前記実施例1に記載の反応装置にβ−ホロン2.925
f<zizxio−”モル)、エチレングリコールジメ
チルエーテル26.4m/、トリエチルアミン0.84
 y (8,32x 10−”モル)、水1.056m
、ターシャルプチルノく一オキシコノ(ルトサルフエン
0.34Of (9,93X 10’−’モル)を混合
し攪拌下、27〜30℃で1分間に70−の割合で2時
間酸素を吹き込んだ。次に実施例1に記載の反応処理を
行ない3.238Fの液状残留物を得た。この留分をガ
スクロマトグラフィー(実施例1に記載の条件)で分析
した結果3,5゜5− ) !Jメチルシクロヘキサー
2−エン−1,4−ジオンを84.0チ含有していた。
(収率70.Oチ)実施例 8 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロンz91
9t(zizxio”モル)、エチレングリコールジメ
チルエーテル26.4d、トリエチルアミン0.87r
(8,61X10−3モル)、水1.075m、ヒドロ
キシコバルトサレン0.34Of (9,93X10−
’モル)を混合し、攪拌下27〜32℃で1分間に70
−の割合で酸素を25時間吹き込んだ。次に実施例1に
記載の反応処理を行ない3.33!Mの液状残留物を得
た。このものを減圧単蒸留することにより2.951f
の留分を得た。この留分をガスクロマトグラフィー(実
施例1に記載の条件)で分析した結果λ5.5−トリメ
チルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオン’i84
.0チ含有していた。(収率77.1チ) 実施例 9 前記実施例1に記載の反応装置にβ−インホロンz91
9r(2,,12xxo−”モル)、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル26.4fnt、)リエチルアミ
ン0.97f(9,60X 10’−’モル)、水1.
076F、アセトオキシコバルトサレン0.330f 
(8,59X10’−’モル)を混合し、攪拌下27〜
30℃で1分間に70−の割合で酸素を2時間吹き込ん
だ。次に実施例1に記載の反応処理を行ない3.239
2の液状残留物を得た。このものを減圧単蒸留すること
により1823Fの留分を得た。この留分をカスクロマ
トグラフィー(実施例1に記載の条件)で分析した結果
3.5.5−トリ)fルシクロヘキサー2−エン−1,
4−ジオンを86.11含有していた。(収率75.6
%)実施例 10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−3−エン−1−
    オンを有機塩基と一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (但し、式中R^1、R^2およびR^3は同一でも異
    なつてもよく、それぞれ水素原子、炭素数1〜4の炭化
    水素基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子又
    はニトロ基を示し、R^4は水素原子もしくは炭素数1
    〜4の炭化水素基を示し、Xは炭素数2〜15の2価の
    炭化水素基、または一NR^5−(R^5は水素原子も
    しくは炭素数1〜7の炭化水素基を示す)を間に有する
    炭素数4〜10の2価の炭化水素基を示し、またYはハ
    ロゲン原子、水酸基、炭素数4〜15の第3級アルコキ
    シ基、炭素数4〜15の第3級アルキルパーオキシ基、
    炭素数1〜5のアシルオキシ基、トリフルオロアセテー
    ト基、トリフルオロエトキシ基又はトリクロロエトキシ
    基を示す。)で示されるコバルト錯体触媒の存在下分子
    状酸素または分子状酸素含ガスで酸化することを特徴と
    する3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−
    1,4−ジオンの製造方法。
JP26672786A 1986-11-11 1986-11-11 3,5,5−トリメチルシクロヘキサ−2−エン−1,4−ジオンの製造方法 Pending JPS63122644A (ja)

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JPS63122644A true JPS63122644A (ja) 1988-05-26

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JP (1) JPS63122644A (ja)

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