JPS63112233A - 回生電力吸収装置 - Google Patents

回生電力吸収装置

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JPS63112233A
JPS63112233A JP25750286A JP25750286A JPS63112233A JP S63112233 A JPS63112233 A JP S63112233A JP 25750286 A JP25750286 A JP 25750286A JP 25750286 A JP25750286 A JP 25750286A JP S63112233 A JPS63112233 A JP S63112233A
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JP
Japan
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voltage
capacitor
current
chopper
choppers
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JP25750286A
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English (en)
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Haruki Yoshikawa
春樹 吉川
Shigenori Kinoshita
木下 繁則
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、直流電気車が回生運転するときに発生する
余剰な回生電力を吸収する装置であって。
特に高電圧の回路に適した回生電力吸収装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
近年の直流電気車は、給電線路から取入れる直流電力を
チョッパで変換して直流電動機を回転させ、あるいはイ
ンバータで可変電圧拳可変周波数の交流電力に変換して
交流電動機を回転させることが多くなっているので、こ
の直流電気車を減速させたり、下り坂を走行したりする
ときに、当該直流電気車が保有しているエネルギーを電
気エネ゛ルギーに変換して電源側へ返還する回生制動運
転が容易になった。
第4図は直流電気車の回生制動システムをあられした説
明図である。この第4図において、変電所2は変圧器と
整流器とで構成されていて、この変電所2から出力され
る直流電力を給電線路4を介して直流電気車5と6へ供
給している。従ってこれら直流電気車5,6はこの直流
′1カをパンタグラフ5P、6Pから取りこみ、スイッ
チ58.68を経て直流電動機5M、6Mを回転させた
のち、車輪とレ−ルを介して大地へ放流させることで当
該電気車を駆動している。ただし直流電動機5M、 5
Mを制御するためのチョッパなどの図示は省略している
この第4図において、一方の直流電気車5がカ行運転中
でちゃ、他方の直流電気車6は回生運転中であるとする
と、カ行中の1気車5は、変電所2からの工2なる電流
と、電気車6から回生されてくる■6なる電流との合計
でカ行運転することになるので、変電所2が出力する電
力は電気車6から回生される電力を差引いた値でよいこ
とになるので、省エネルギーを図ることができる。
しかしながら、上述のようにカ行運転している電気車5
が必要とする電力が減少し、あるいは回生運転中の電気
車6から回生される電力が増大すると、これに見合って
変電所2から出力される電流■2が減少し、遂には零と
なる。変電所2の出力が零になっても電気車6から回生
される電力を力行中の1気車5で消費しきれないと、こ
の余剰な回生電力が給電線路4の電圧を上昇させるなど
の不具合を生じるので、これを防止するために、給電線
路4には回生電力吸収装置3を接続しておき。
回生電力に余剰を生じれば、この回生電力吸収装置3へ
吸収させる。すなわち第4図において、変電所2からの
出力電流工2は零であし、直流電気車5は直流電気車6
から回生される電流工6によりカ行運転し、さらに直流
電気車6から回生される余剰分の電流I3が回生電力吸
収装置3へ吸収されることで1図示の回生制動システム
はバランスしながら運転を継続できる、 直流電気車の回路電圧としては、相対的に低圧のもの、
たとえばDC600ボルトあるいはDC750ボルトを
用いるものと、相対的に高圧のもの、たとえばDC15
00ボルト以上のものとがある。。
第5図は低電圧回路に用いられている回生電力吸収装置
の従来例を示す回路図であって、この装置の主回路は、
給電線路4と大地との間に接続された入力コンデンサ9
と、この入力コンデンサ9に並列接続された複数組の抵
抗器と電流断続手段との直列回路であって、この第5図
においては4組の直列回路で構成されている。すなわち
符号11〜14がそれぞれ負荷抵抗、符号15〜18が
それぞれ電流断続手段としてのチョッパである。また、
入力コンデンサ9の電圧Vcと電圧設定器10で設定さ
れる電圧Vsとの偏差を入力する電圧調節器8と。
この電圧調節器8の出力信号v8を入力して4組のチョ
ッパ15〜18へ別個の動作信号B1〜B4を出力する
移相器7とで当該回生′成力吸収装置の制御回路が形成
されている。
第5図に示す従来例回路において、給電線路4から回生
電流I3が流入することにより入力コンデンサ9の電圧
Vcが上昇して設定電圧Vsよりも高くなると、電圧調
節器8はこの電圧Vcと電圧Vsとの偏差を入力し、こ
の入力偏差が零となるような制(財)信号■8を移相器
7へ送出するので、移相器7はこの制御信号V8に対応
した別個のオン・オフ信号B1〜B4を各チョッパ15
〜18へ送出するので、各チョッパ15〜18を構成し
ているスイッチ素子がオン・オフ動作することで回生電
力が負荷抵抗11〜14で消耗する量を調節し、給電線
路4の電圧が設定値Vsになるよう制御している。ここ
で設定値VSは。
通常は変電所2からの送出電圧よりもやや高い値が選択
される。
移相器7の内部には4組のチ確ツバ15〜18 K対応
した数の3角波基準信号A1〜A4を出力する4組の基
準信号発生回路と、この3角波基準信号A1〜A4と電
圧調節器8から出力される制御信号V8との大小関係を
比較して、各チ四ツバの通流率を別個に決定する4組の
コンパレータが備えられていて。
これらのコンパレータから出力される信号B1〜B4が
チョッパ15〜18に与えられて、これらチョッパ15
〜1Bの動作により電流を断続するようになっている。
第5図の従来例回路においては、4組のチョッパ15〜
18が使用されているので、これら4組のチョッパ同士
がそれぞれ等しい位相差をもって運転するように(4組
の場合はそれぞれ1/4周期ずつ動作がずれるように、
すなわち電気角で90度の位相差を持たせる)、3角波
基準信号A1〜A4にはそれぞれ90度の位相差を持た
せている。
第6図は第5図に示す従来例回路の各部の動作を示す動
作波形図であって、第6図(イ)、(ロ)、(ハ)、に
)は相互に90度ずつ位相がずれている3角波基準信号
A1〜A40波形を、第6図(ホ)、(へ)、())、
(イ)は移相器7から出力されてチョッパを動作させる
信号B1〜B4の波形を、第6図(男は回生電力吸収装
置へ流入する回生電流工3の変化を、第6図体)は入力
コンデンサ9の電圧Vcの波形をそれぞれがあられして
いる。
この第6図であきらかなように、4組の3角波基準信号
A1〜A4は相互に174周期すなわち90度の位相差
を有しており、従って移相器7からそれぞれのチョッパ
15〜18へ与えられる動作信号B1〜B4もそれぞれ
90度の位相差を有している。
チョッパ15〜18に与えられる動作信号B1〜B4に
対応して当該チョッパが遅滞なく電流を断続するものと
するならば、チ1ツバ15を流れる゛電流115の波形
はこのチョッパ15を動作させる信号B1と同じ波形と
なる。同様に他のチョッパ16,17.18を流れる電
流116 +117 yllgとこれに対応する動作信
号B2゜83、B4とは同じ波形である。それ故当該回
生電力吸収装置へ流入する回生電流I3の波形は電流1
15〜118を合成したもの、すなわち動作信号B1〜
B4を合成したもの(第6図(1乃参照)となり、電流
リップルが小となっている。さらに入力コンデンサ9の
電圧Vcは第6図体)の実線で示した波形となって。
位相差運転をしないとき、すなわち同相運転のとき(第
6図体)の破線で図示)K<らべ、電圧リップルも僅か
でよい利点を有する。
第7図はチョッパを構成するスイッチング素子の例を示
す回路図であって、ゲートターンオフサイリスタ(以下
ではGTOサイリスタと略記する)がスイッチング素子
として用いられている場合を図示してbる3、すなわち
符号151がGTOサイリスタであって、符号152は
スナバダイオード、符号153はスナバ抵抗で、符号1
54がスナバコンデンサである。
給″電線路40回路電圧が低圧、たとえば750ボルト
の場合、 GTOサイリスタとして2500ボルト耐圧
のものが用いられるが1回路電圧が高圧、たとえば15
00ボルトであるならば、 4500ボルト耐圧のGT
Oサイリスタを選定することとなる。回生電力吸収装置
3の容量が回路電圧には関係なく同一であるとするなら
ば、当該回生電力吸収装置3へ流入する回生電流工3の
値は、 1500ボルト系統では750ボルト系統の場
合の半分でよいことから、スイッチング素子としてのG
TOサイリスタ151の電流容量が耐電圧値には関係な
く等しいとすれば、入力コンデンサに並列させるチョッ
パの台数を半減できる。
第8図は高電圧回路に用いられている回生電力吸収装置
の従来例を示す主回路接続図であって。
給電線路4と大地との間に接続された入力コンデンサ2
0に、負荷抵抗21と電流断続手段としてのチョツィク
23との直列回路ならびに負荷抵抗22と電流断続手段
としてのチョッパ24との直列回路がそれぞれ並列に接
続されており、第5図に示す従来例回路に比して、チョ
ッパ台数が1/2になっているにも拘らず、同一の回生
電力を吸収することができる。なおこの回生電力吸収装
置を制御するための回路は、第5図において既述したも
のと同じであることから、この制御回路の図示ならびに
動作説明は省略する。
第5図と第8図とを比較してあきらかなように。
1500ボルト回路では耐圧が4500ボルトのGTO
サイリスタを使用することでチ3ツバの並列数を半減で
きるのであるが、このようにすると、下記に記述する各
種の問題点を生じる。すなわち。
イ)、チョッパの並列数が少なくなるため、これらチョ
ッパの動作位相をずらして運転することによる高調波電
流抑制効果が小さくなる。電気鉄道システムでは、軌道
に流れる高調波電流の太さを抑制しないと、信号制御装
置や踏切り制御装置が誤動作するおそれがあり、大事故
を生じる危険があるにも拘らず、高調波電流が増大する
欠点がある。
口)、現在のGTOサイリスタは、電流容量が同一であ
れば、耐圧2500ボルトのものでも、耐圧4500ボ
ルトのものでも、スナバコンデンサ154は同じものを
使用することになる1、いまスナバコンデンサ154の
静電容量をC1回路電圧を■、チヲッパの動作周波数を
fとすると、スナバ抵抗153で発生する損失Pは(1
)式で示される。
P=IC・■2・f・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・曲・・(1)この(11式から
あきらかなように、チョッパ周波数fとスナバコンデン
サ容量Cが同一であっても。
回路電圧が750ボルトから2倍の1500ボルトに上
昇することで、スナバ抵抗損失Pは4倍になる。
並列数が半分であることから、結局装置全体でのスナバ
抵抗損失Pは2倍となり、装置効率の低下や、この損失
を放散させるために装置を大形化する必要があり、コス
トが上昇する。
ハ)、チョッパ台数の減少にも拘らず高調波電流の増大
を抑制させるために(前述(イ)項の対策)は。
チョッパ周波数fを2倍にしなければならないが。
これKよりω℃サイリスタ151のスイッチング損失が
増大する。またこのチョッパ周波数fの上昇により、ス
ナバ抵抗損失Pがさらに増大することになり、ますます
装置の効率が低下するし、発生損失処理のために装置を
大形化しなければならず。
コスト上昇を招く欠点がある。
二)、現状では、耐圧4500ボルトのGTOサイリス
タは、耐圧2500ボルトのものにくらべてその価格が
大幅に高いので、装置のコストが上昇する欠点がある。
〔発明の目的〕
この発明は、給電滞路の電圧が相対的に高い場合の電気
鉄道システムにおいて、装置の損失増大や高調波電流の
増大をもたらすことなく1回生運転によシ生じる余剰な
回生電力を安価に吸収することができる回生電力吸収装
置を提供することを目的とする。
°〔発明の要点〕 この発明は1回生電力吸収装置を構成している電流断続
手段の運転台数を多くするとともに、これら電流断続手
段の動作位相を相互にずらして運転するならば、′当該
電流断続手段の運転周波数を高くしなくても高調波電流
を抑制できることに着目したものであって1回路電圧が
高ければ複数のコンデンサを直列接続したものを給電線
路と大地との間に接続することで線路電圧を分割し、低
い耐電圧特性のスイッチング素子で構成された電流断続
手段と抵抗との直列回路を前述の各コンデンサに対して
それぞれ複数組を並列に接続し、これら複数の電流断続
手段を相互に等しい位相差でかつ比較的低い周波数で動
作させることにより、スイッチング損失やスナバ抵抗損
失を低いレベルに抑制して装置の小形形量化を図るとと
もに、各種制御装置の誤動作の原因となる高調波電流の
レベルも抑制しようとするものである1、 〔発明の実施例〕 第1図は本発明の実施例を示す主回路接続図であり、こ
の第1図により本発明の詳細を以下に説明する。なおこ
の第1図における給電線路の電圧は高電圧、たとえば1
500ボルトとし、これに対して4組の電流断続手段と
してのチ3ツバ41〜44に使用しているスイッチング
素子としてのGTOサイリスタは耐圧2500ボルト(
これは回路電圧750ボルトに使用するものである)の
ものである。
第1図において、 1500ボルトの給電線路と大地と
の間には入力コンデンサとして上段コンデンサ30Aと
下段コンデンサ30Bとの直列回路を接続することによ
り、線路電圧を2分割している。j4組の電流断続手段
としてのチ摺ツバ41〜44 Kはそれぞれ負荷抵抗3
1〜34が直列に接続されており、このようにして構成
された4組の直列回路のうちの2組が上段コンデンサ3
0Aに並列接続され、残余の2組は下段コンデンサ30
Bに並列接続されている。なお、これらチョッパ41〜
44を制御するための回路は第5図に図示の従来例回路
と同じであるから、その制御回路の図示と動作説明は省
略する。
第1図に示す4組のチョッパ41〜44は下記により運
転される。すなわち上段コンデンサ30AK並列接続さ
れた2組のチ確ツバ41.42は2相運転すなわち18
0度の位相差で運転される。また下段コンデンサ30B
に接続された2組のチョッパ43.44も相互に180
度の位相差で運転するのであるが。
このとき上段のチョッパ41と下段のチ運ツバ43との
間には90度の位相差があるようKする。かくして4組
のチョッパ41〜44は相互に等しい90度の位相差で
運転することとなる。
第2図は第1図に示す実施例回路の動作例をあられした
動作波形図であって、上記の動作をした場合である。す
なわち第2図(イ)はチョッパ41を流れる電流I41
の変化を、第2図(ロ)はチョッパ42を流れる電流I
42の変化を、第2図(ハ)は上段チョッパに流れる合
成電流I41+I42の変化を、第2図に)は上段コン
デンサ30Aの電圧Vムを、第2図(ホ)はチョッパ4
3を流れる電流I43の変化を、第2図(へ)はチョッ
パ44を流れる電流I44の変化を、第2図(ト)は下
段チョッパに流れる合成電流I43+I44の変化を、
第2図(ト)は下段コンデンサ30Bの電圧VBの変化
を、第2図(す)は入力電圧(すなわち上段コンデンサ
30Aと下段コンデンサ30Bの電圧)Vcの変化をそ
れぞれがあられしている。
この第2図であきらかなように、上段コンデンサ30人
と下段コンデンサ30Bの電圧リップルは各チョッパの
周波数の2倍の周波数であるが入力電圧Vcの電圧リッ
プル周波数はチョッパ周波数の4倍であり、かつ電圧リ
ップル値が小となる(第2図(男の実線を参照)。なお
この第2図(男に図示の破線は、第8図に示す従来例回
路でチョッパを2相運転した場合の入力電圧の変化をあ
られしたものであって、この図の実線と破線との比較で
もあきらかなように、スイッチング素子として4500
ボルト耐圧のGTOサイリスタを使用した2組のチョッ
パにくらべて、電圧リップル周波数は2倍、電圧リップ
ルはl/4となる。
第1図に示す実施例回路において、4組のチョッパ41
〜44を下記に記載の第2動作例のように運転させるこ
ともできる。すなわち上段コンデンサ30Aに並列接続
されているチョッパ41とチi ツバ42とは90度の
位相差で運転させ、下段コンデンサ30B Ic並列接
続されているチョッパ43とチョッパ44とを90度の
位相差で運転させるとともに、上段側のチョッパ41と
下段側のチクツバ43とは180度の位相差で運転させ
ることで、結局4組のチ3フパ41〜44は等しい90
度なる位相差で運転することとなる。
第3図は第1図に示す実施例回路の第2の動作例をあら
れした動作波形図であって、第3図(イ)、(ロ)は上
段側のチョッパ41.42を流れる電流I41とI42
の変化を、@3図(ハ)は上段チョッパの合成電流I4
1+工42の変化を、第3図に)は上段コンデンサ30
Aの電圧7人の変化を、第3図(ホ)、(へ)は下段側
のチョッパ43.44を流れる電流I43とI44の変
化を、第3図例は下段チョッパの合成電流I43+1.
44の変化を、第3図(1)は下段コンデンサ30Bの
電圧VBの変化を、第3図(す)は入力電圧Vcの変化
をそれぞれがあられしている。
第3図に示される第2の動作例では、上段コンデンサ3
0Aと下段コンデンサ30Bの電圧リップルは第2図に
示した動作例の場合にくらべて大であることから、コン
デンサ容量を大きくする必要があるが、入力電圧Vcは
第2図に示した動作例の場合と同じであり、従って高調
波電流も同様に抑制できる。
上述の説明は4組のチョッパを使用した場合であるが、
N組のチ確ツバを上下に分けて相互に位相差を設けて運
転する場合であっても、また入力コンデンサをよシ多数
直列接続して電圧を分割する場合でも本発明を適用でき
ることは勿論である。
さらにスイッチング素子として他の半導体素子を使用し
ても本発明の趣旨を損うものでないことも勿論である。
〔発明の効果〕
この発明によれば、複数のコンデンサの直列接続回路を
高電圧の給電線路と大地との間に接続することで線路電
圧をこのコンデンサで分割し、低い耐電圧特性のスイッ
チング素子で構成された電流断続手段と抵抗との直列回
路を、前記の各コンデンサととに複数組づつ並列に接続
して回生電力吸収装置を構成する。直流電気車の回生運
転により回生電力に余剰を生じたとき、これら電流断続
手段を相互に等しい位相差で運転するならば、その運転
周波数が低い値であっても、この回生電力吸収装置への
入力電圧のリップル周波数は高くなり、電圧リップルも
小さくなることから、高調波電流も抑制され、電気鉄道
システムの各種制御装置が高調波電流で誤動作する危険
を回避できる。
さらに電流断続手段の運転周波数が低いことから。
スイッチング素子のスイッチング損失やスナバ損失も小
さく抑制できて装置の効率向上と小形化・低コスト化に
貢献できる。またスイッチング素子として低耐圧のもの
が使用できるので、これにより更に装置の低コスト化を
図ることができる効果も合わせて有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主回路接続図であり、第2図は第1図
に示す実施例回路の動作例をあられした動作波形図、第
3図は第1図に示す実施例回路の第2の動作例をあられ
した動作波形図である。第4図は直流電気車の回生制動
システムをあられした説明図であり、第5図は低電圧回
路に用いられている回生成力吸収装置の従来例を示す回
路図。 第6図は第5図に示す従来例回路の各部の動作を示す動
作波形図であって、第7図はチョッパを構成するスイッ
チング素子の例を示す回路図、第8図は高電圧回路に用
いられている回生電力吸収装置の従来例を示す主回路接
続図である。 2・・・変電所、3・・・回生電力吸収装置、4・・・
給電線路、5,6・・・直流電気車、  5M、5M・
・・直流電動機。 5P 、6P・・・パンタグラフ、  58.58・・
・スイッチ、7・・・移相器、8・・・電圧調節器、 
9.20・・・入力コンデンサ。 10・・・電圧設定器、11〜14,21,22.31
〜34・・・負荷抵抗。 15〜1B、23,24.41〜44・・・電流断続手
段としてのチョッパ、30A・・・上段コンデンサ、3
0B・・・下段コンデンサ、151・・・スイッチング
素子としてのGTOサイリスタ、152・・・スナバダ
イオード、153・・・スナバ抵抗、154・・・スナ
バコンデンサ。 可入弁理士山 口   p6、  : ゛ 九〆 第1図 第2図 T:開明 第3図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)電気車へ直流電力を供給する給電線路と大地との間
    にコンデンサを接続し、電流断続手段と抵抗器との直列
    回路の複数組をそれぞれこのコンデンサに並列に接続し
    、前記各電流断続手段の動作位相をあらかじめ定められ
    た値だけ相互にずらして運転することで、前記電気車が
    回生運転するときの余剰電力を前記抵抗器へ吸収させる
    回生電力吸収装置において、前記給電線路と大地との間
    には複数のコンデンサを直列接続したものを接続し、動
    作位相の差がそれぞれ相互に等しくなっている電流断続
    手段を備えた前記直列回路を前記各コンデンサごとに必
    要数を並列に接続していることを特徴とする回生電力吸
    収装置。
JP25750286A 1986-10-29 1986-10-29 回生電力吸収装置 Pending JPS63112233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248930A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Hitachi Ltd 電力貯蔵式回生電力吸収装置およびその制御装置並びに制御方法

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