JPS6310275A - 地図デ−タ作成装置 - Google Patents

地図デ−タ作成装置

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JPS6310275A
JPS6310275A JP15527586A JP15527586A JPS6310275A JP S6310275 A JPS6310275 A JP S6310275A JP 15527586 A JP15527586 A JP 15527586A JP 15527586 A JP15527586 A JP 15527586A JP S6310275 A JPS6310275 A JP S6310275A
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JP
Japan
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map
points
coordinate system
display object
linear display
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JP15527586A
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Inventor
Masaki Yamamoto
雅基 山本
Kenzo Ito
健三 伊藤
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紙面に印刷された地図に示される情報を数値
化して記録(記憶)する地図データ作成装置に関するも
のであり、例えば車両に搭載され、車両の現在位置を地
図上に表示する車両用ナビゲーション装置に用いられる
地図データの作成に利用されるものである。
〔従来の技術〕
地図データを記録するものとしては、特開昭59−21
4710号公報に開示されるようなものがある。
このものは、地図に示される線状表示物を、直線補間で
きる範囲で分割し、この分割点の位置座標を記憶してい
る。そして、地図を再生する際には、記憶された各分割
点間を直線にて補間して、地図面像をCRT上に再生し
ている。
上記のような公知例において、例えば日本全国、あるい
は全世界の地図を記憶する場合、各分割点の座標は、地
球の緯度と経度とで示されるのが一般的である。これは
、地球上の全てを覆う座標系であるため、汎用性が高く
、非常に有用である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来の技術にあっては、地図上の各分割点の
座標を、地球の緯度、経度、あるいは地図上の任意の一
点を原点とする直交座標系の2方向の成分(X、Y)に
よって示している。
しかし、このようにして地図の線状表示物を記憶すると
、地図の編集作業を行なう際に不具合がある。つまり、
複数の詳細な地図、例えば1150,000の地図の1
枚1枚について、地図上の情報を数値化して記憶し、こ
れらを連結して日本全国の地図を作成することがある。
このようなことは、日本全国の道路地図を作成する際に
行なわれる。道路地図は、詳細な道路情報が示されてい
なければ、本来の目的を達成できないため、縮尺の大き
な地図でできるだけ詳細な情報を数値化して記憶する。
また、道路地図は、遠隔地をも表示しなければならない
ため、上記のような縮尺の大きい(一般に1/25.0
00 > 1/100.000である。)地図を連結し
て、より広い範囲の地図を作成することもある。
このように小さい地図を編集して大きい地図を作成する
際には、2つの地図のつなぎ目で入力作業時の誤差等の
理由で、それぞれの地図の情報が不連続になることがし
ばしば発生した。例えば、一本の道路が、2つの地図の
つなぎ目で、分断されてしまう例がある。道路等の線状
表示物が、上記のような緯度と経度とから成る座標系で
示されていると、不連続となった2つの地図のつなぎ目
を修正する時には、緯度と経度とに数値化された地図情
報を変更しなくてはならない。
しかしこのようなことを、複数の地図について行なうこ
とは、それにかかる手間やコストの問題からいって非常
に望ましくないことであった。
そこで、本発明は上記のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、数値化された地図の編集作業を容易に行な
える地図データ作成装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成を示すブロック構成図である。
本発明は前述の目的を達成するために、第1図に示すよ
うに地図上の線状表示物の任意の2つの地点の位置を所
定の座標系の座標に変換する第1の変換手段と、 この2つの地点間の前記線状表示物の形状を、この2つ
の地点のいずれか一方の地点を原点とし、この2つの地
点を通る直線を一方の座標軸とし、この2つの地点間の
直線の長さで正規化された直交座標系に基づく数値に変
換する第2の変換手段と、 前記第1と第2の変換手段とで変換された数値・を記憶
する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された数値を修正し、前記線状表示
物を編集する編集手段とを備えるという技術的手段を採
用する。
なお、第1と第2の交換手段とは、地図上に図示された
線状表示物を変換するものや、既に任意の座標系に基づ
いて数値化された線状表示物を変換するものである。
〔作用〕
本発明による地図データ作成装置の作用を、第2図ない
し第5図に基づいて説明する。
第2図は、(X6.Yo)の座標系からなる地図上に表
示された線状表示物gを示している。
第1の変換手段は、この線状表示物gの上に任意に設定
される地点Aと地点Bとの位置を座標系(xo、Yo)
に基づく座標に変換する。
座標系(X o、Y o)に基づいて記述した地点Aを
A(Xo、Yo)とし、地点BをB(Xo、Yo)とす
る。
この座標系は、地球の経緯度で表す地球座標系や、地図
平面上の直角座標系などである。
そして、第2の変換手段は、地点Aと地点Bとの間の線
状表示物g(以下、これをgAlとする。)の形状を、
座標系(XI、Yoに基づく数値に変換する。
この座標系(X、、Yl)は、2つの地点のいずれか一
方の地点を原点とし、2つの地点を結ぶ直線を一方の軸
とする座標系である。第2図においては地点Aを原点と
し、地点Aと地点Bとを結ぶ直線をX1軸とし、これと
直交するX1軸とによって座標系(xt、y+)を設定
した。さらに、地点Aと地点Bとを結ぶ直線の長さAB
をこの座標系(Xl。
Yl)の単位ベクトルの長さとすることで、正規化する
。この正規化された座標系(x、、y、)で、線状表示
物gAIlの形状を記述したものを、gas(X++Y
、)とする。
この記述の方法には、線状表示物g□を適当な間隔で区
切って、その複数の接続点の座標あるいはベクトルによ
って記述するものや、線状表示物gAlに近似した関数
によって記述するもの、あるいは回転座標系(r、  
θ)によって記述するものなど多種多様のものが適用で
きる。このようにして、線状表示物g□は下記の(1)
式のように記述される。
gam=  (A(Xo、Yo)、B(Xo、Yo)9
gAs(Xl、YI))・・・・・・(1) このようにして記述された線状表示物g□は、編集装置
において編集が容易であることを第2図ないし第5図に
基づいて説明する。
第2図の線状表示物gA、の形状を変更せずに、移動、
回転、ABの延長、縮小などをしたい場合、地点A、あ
るいは地点Bまたはその両方の記述を改めるだけでよい
すなわち第3図に示す如く、線状表示物g□を、その地
点Bを地点B゛に変更する場合、線状表示物g□・は、
下記の(2)式によって記述できるから、地点Bの記述
のみを改めればよいのがわかる。
gAl・= (A(Xo、Yo)、B’(Xo、Yo)
、gam(Xt。
Y、))           ・・・・・・(2)ま
た、線状表示物g□を、その地点Aを地点A。
に、地点Bを地点B”に変更する場合、線状表示物ga
・璽・は下記の(3)式によって示されるから、地点A
と地点Bとの記述を改めればよいのがわかる。′ga”
s・=  (A’(Xo、Yo)、B”(Xo、Yo)
、gA・m・(Xl、YI))         ・・
・・・・(3)このように、2つの地点の記述を変更す
るだけで、2つの地点を結ぶ線状表示物g□の形状を変
更せずに転位、拡大、縮小することができる。
また、第4図に示す如く線状表示物gA@を、地点Aと
地点Bとを変更せずに、その形状のみを線状表示物FA
Iに変更する場合、線状表示物gAlは、  上記の+
11式によって記述され、線状表示物fAlは下記の(
4)式によって記述できるから、線状表示物fAlの形
状のみを改めればよいのがわかる。
f am= (A(Xo、Yo)、B(Xo、Yo)、
f am(X。
Yo)           ・・・・・・(4)また
、第5図に示す如く、線状表示物gAlのX1軸に対す
る振幅を変更したい場合、線状表示物g□は上記の+1
1式によって記述されるから、線状表示物gAIIの形
状を示すg as(X +、Y +)を変更すればよい
のがわかる。ここで、振幅を6倍したいのであれば、g
 Am(X l、Y t)のYlの成分を6倍すればよ
い。従って、gAs(Xl、YI)に下記の(5)式の
行列りを乗じてやればよい。
従って、線状表示物g′AIは下記の(6)式で記述さ
れる。
g’am= (A(Xo、Yll)、B(Xo、Yo)
、D−gas(xl、Yl))         ・・
・・・・(6)この行列りは、線状表示物gAlの形状
を記述する座標系および、形状の記述方法によって決め
られ、座標系(Xl、YI)では(5)式のような2次
の対角行列となり、座標系が(Xl、YI、Zl)とな
れば、3次の対角行列となる。
以上に説明したように、本発明によって記述された地図
上の線状表示物gai+は、その転位、拡大、縮小、振
幅の変更、形状の変更などの編集が容易に行なわれる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明は、地図上の線状表示物の
任意の2つの地点の位置を所定の座標系に基づいて記述
し、この2つの地点の間の線状表示物の形状を、2つの
地点のいずれか一方を原点とし、2つの地点を結ぶ直線
を一方の軸とする直交座標系に基づいて、2つの地点を
結ぶ直線の長さによって正規化して記述している。
このようにして線状表示物を記述した本発明による地図
は、線状表示物の転位、拡大、縮小、振幅の変更、形状
の変更などを容易に行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本発明を適用した道路地図データ作成システムに
ついて説明する。
本実施例の道路地図データ作成装置は、車両用ナビゲー
ション装置のための道路地図を作成するものであり、こ
の道路地図データ作成システムによって作成された道路
地図は、地図データベースに格納され、車両用ナビゲー
ション装置を利用するユーザーの必要に応じて必要な地
図が提供される。
このような構成を第6図に示す。
日本全国を分割した複数の詳細な地図1に図示される道
路などの線状表示物は、デジタイザあるいはCODカメ
ラによる画像認識によって数値化2がなされ、コンピュ
ータによって編集3がなされて、地図データベース4に
格納される。また、地図に表示される情報は日々変化す
るものである。
例えば道路や建物等はその変化が著しい。そこで、一度
データベースに格納された地図データも更新する必要が
あり、編集3が再度繰り返される。ユーザー5は、必要
な地図を地図データベース4から提供され、車両用ナビ
ゲーション装置に利用する。ユーザー5は例えばレーザ
ーディスクや磁気メモリ等の記憶装置に地図データベー
ス4から必要な地図データを入力する。
第7図は、各ユーザー5が利用する車両用ナビゲーショ
ン装置6の概略の構成を示すブロック構成図である。
地図データはレーザーディスクや磁気記憶装置等の記憶
装置7に記憶されている。車両用ナビゲーション装置6
は、表示する地図の縮尺や、地図を選択するためのキー
ボードから成るコントロールスイッチ6aと、地磁気セ
ンサや距離センサ、あるいは衛星通信装置などからなり
、車両の現在位置を検出する位置検出装置6bとを備え
る。記憶装置7とコントロールスイッチ6aと位置検出
装置6bとからのデータはI10装置6cに入力され、
CPU6d、RAM6e、ROM6fあるいはCRTコ
ントローラ6gに入力される。CPU6dはマイクロコ
ンピュータであり、車両の位置や地図データを演算処理
する。RAM6eは読み書き可能なメモリであり、RO
M6 fは読み出しのみ可能なメモリでCPU6 dの
制御プログラム等を記憶している。CRTコントローラ
6gは、CRT6hを制御し、CRT6hには、車両の
現在位置が地図上に重ねて表示される。
第8図に、本実施例の地図データベース4と記憶装置7
との地図データのフォーマットを示す。
地図データベース4には、複数の地図データが格納され
ている。そのひとつの地図データのフォーマットが40
0に示される。地図データ400は、その地図の名称、
位置、他の地図との関係などを示す地図インデックス(
地図ID)401と、その地図に示された道路、海岸線
、河川などを示す線情報402と、道路の交差点の名称
、駅の名称、建築物の名称などを示す点情報403と、
公園の名称、海や湖沼の名称、地方の名称などを示す面
情報404から構成されている。
本発明は線情報402の記述に特徴があるので、線情報
402についてさらに詳しく説明する。
線情報402は、線状表示物の属性、例えば東名高速道
路であるとか国道1号線であるとか海岸線であるとかを
示す属性405と線状表示物の形状を示す形状406と
に大別される。さらに属性405は、各線状表示物と対
応したラベル番号407とその属性408とから成る。
形状406は、各線状表示物の属性408のラベル番号
407と対応したラベル番号409と、線状表示物を適
当な間隔で分割した時の、隣り合う分割点の座標を示す
分割点座標410と、この隣り合う分割点の間を結ぶ形
状を示す形状411とから成る。この形状411は、上
記の分割点間をさらにN個に細分割し、この座標点数N
を示す412と、それぞれの細分割点座標413とから
成る。
本実施例の地図データは、上記の細分割点間を直線補間
することによって、地図として再生される。
第9図に、本実施例による地図の線状表示物と分割点、
細分割点およびこれらを記述するための座標系との関係
を図示する。
第9図には、線状表示物として、−船道路Rを図示し、
この−船道路Rに交わる道路の一部も図示した。本実施
例では、道路を数値化する場合、交差点を分割点とし、
交差点の間をさらに分割して細分割点としている。図示
は省略したが、海岸線や何らかの境界線などは、適当に
分割すればよい。
また、特殊な道路形状として、交差点間の直線距離に比
べ、交差点間の道路が非常に長い場合や、サーキットの
ような閉じた道路や湖沼などの外形線は、適当な間隔で
分割する。
第9図の場合、交差点は、AとBとがある。
そして、この道路Rが地図の表示から消える点を終点C
,Dとする。
この道路Rの交差点A、Bおよびこの地図上での終点C
,Dの座標は、(X、、Y、)の座標系に基づいてそれ
ぞれ、(Xa、Ya)、(Xa、Ym)、(Xc、Y−
)。
(Xo、Yo)と記述される。
本実施例では、座標系のXoは経度を、Yoは緯度をそ
れぞれ表す。
そして、交差点Aと交差点Bとの間の道路ABの形状は
、道路ABを細分割する。この細分割点の座標を、A点
を原点とし、交差点Aと交差点Bとを結ぶ直iABをX
、軸とし、この直線ABの長さを単位ベクトルの長さと
する座標系(X、、Yoで記述する。従って、この座標
系(x、、Y+)で交差点Bの座標は(1,0)である
このように記述された道路ABのデータは、第8図の4
10と411とに記憶されている。つまり、410には
交差点Aと交差点Bとを座標系(Xo、Yo)で記述し
た座標(X A+ Y a) 、 (X a、Y g)
 。
が記憶され、411には細分割点の数Nと、これを座標
系(XI、Yoで記述した座標(χ++3’+)+(X
z、 ’/ z)・・・・・・(χ8.yN)が記憶さ
れている。
交差点Aと終点Cとについては、座標系(Xo。
y、)で記述した座標(Xa、 Ya)、 (Xc、 
Yc)、が記憶され、これらの間の形状は、交差点Aを
原点とし、交差点Aと終点Cとを結ぶ直線をx2軸とし
、この直線の長さを単位ベクトルの長さとする座標系(
Xz、Yz)で記述された座標が記憶されている。
同じく交差点Bと終点りとについては座標系(X o、
Y o)で記述した(Xs、 Ym)、(Xo、Yo)
が記憶され、これらの間の形状は、交差点Bを原点とし
、交差点Bと終点りとを結ぶ直線をX、軸とし、この直
線の長さを単位ベクトルの長さとする座標系。
(X:+、Y*)で記述された座標が記憶されている。
次に、紙面に図示された線状表示物を数値化する際の作
動を説明する。
第10図は1枚の地図を数値化する際のフローチャート
である。第10図では、CCDカメラにより地図を撮像
し、これをコンピュータによって画像認識する場合のフ
ローチャートを示している。
ステップ101ではCCDカメラから地図面像を入力す
る。ステップ102では地図面像から道路を抽出し、さ
らにこれを細線化する。ステップ103は、第1の変換
手段に相当し、地図上の基準点の地球座標(経緯度)に
基づいて、すべての交差点を地球座標で表す。ステップ
104は、第2の変換手段に相当し、道路で結ばれる2
つの交差点のいずれか一方を原点とし、この2つの交差
点を通る直線を一方の軸とし、かつこの2つの交差点間
の直線の長さを単位ベクトルの長さとする座標系に基づ
く座標で表す。ステップ105では、この地図上の全て
の交差点および道路の形状についてステップ103およ
びステップ104の処理を行なったかを判定し、全ての
処理が終了すれば、この地図の道路に関する数値化は終
了する。
以上に述べたような地図データのフォーマットで記述し
、記憶された道路地図の編集について説明する。
地図の編集とは、複数の地図をつなげて大きい地図を作
成することや、地図を見易くするために、地図の表示を
転位させたり、変形させることである。
まず、複数の地図をつなげて大きい地図を作成する場合
について説明する。
別々にデータを作成した2枚の地図をつなげて見ると、
第9図のX0軸のつなぎ目に見られるように、地図M、
と地図M2との本来つながっているはずの道路がずれて
しまうことがある。これは、紙面の道路を数値化する際
に生じる誤差で、数値の誤差や、読み取り誤差、祇の拡
縮あるいはデジタイザーの誤差などである。
このような場合、地図M1の終点りと地図M2の終点D
゛とをつなげてやらなければならない。
従来の技術では、道路BDを示す全ての点のデータを変
更しなければならなかった。
つまり、道路BDを道路BD“に転位させる場合には、
終点りの座標を変更し、さらにBD間の形状を変化させ
ずに、BD間の各細分割点の座標を変更しなければなら
ない。
しかし、本実施例では、終点りの座標を終点D゛の座標
に変更するだけで、BD間の形状を変化させずに道路B
Dを転位させることができる。
終点りの座標を終点D′の座標に変更するということは
、道路BDの細分割点の座標を記述する座標系が(X’
i、Y’:+)に移動することを意味する。
道路BDの細分割点の座標は座標系(XI、Y))にお
いて、直線BDを単位ベクトルの長さとして正規化され
ているので、座標系が(X’3.Y“3)に変わっても
、直線BD’を単位ベクトルの長さとするため、道路B
Dの形状は相似のまま移動される。
このような、2つの地図の接続で道路がずれた場合に、
これをコンピュータによって修正するフローチャートを
第11図に示す。
第11図のフローチャートには、第9図の地図M1のD
点と地図M2のD”点についてのみ示すが、これを各道
路のすべての接続点について行なうには、1枚の地図の
道路の終点と、この地図と接続される地図の道路の終点
とについて、第11図のようなフローチャートを順次繰
り返せばよい。ステップ111では、D点とD′点とが
連結されているべき道路であるかを判定する。ステップ
112では、D点をD″に一致させるべく、道路BD(
gmo)を表すデータのうち、D点の座標を(X o・
Y、・)に修正する。
なお、このD点の座標(xo、yo)を(XI)・、Y
D・)に修正することで道路BDの形状を表す座標系は
(X 3.Y 3)から(X’3.Y”、)に変わる。
また、地図上の線状表示物を転位させることは、地図を
編集する上でしばしば用いられる。
例えば道路と鉄道とが接近して走っている場合、これを
地図上に表示すると、はとんど重なってしまう。そこで
、道路か鉄道のいずれかを平行移動させて両方を表示す
る。また、自然物と人工物が接近しており、地図上では
ほとんど重なるような場合、一般的に人工物を移動させ
て、両方を表示する。
このような場合、本実施例のようなフォーマットで線状
表示物の記述をすれば、分割点の座標を変更するだけで
よく、細分割点の座標はなんら変更する必要がない。
また、道路地図には、その道路の特徴を表すために、多
少の誇張も必要である。
例えば、急なカーブが連続する山道では、振幅を太き目
にとって、運転者が道路の特徴を容易に理解できるよう
にし、運転者に注意を促すことも地図には要求される。
本実施例のようなフォーマットで線状表示物を記述すれ
ば、このような振幅の増減も容易に行なわれる。
例えば、振幅の減少を説明すると、第9図の道路ABの
X、軸に対する振幅を172とする場合、分割点である
交差点Aと交差点Bの座標は変更せずに、道路ABの細
分割点の座標のY1成分を172にすればよい。これで
道@ABは破線R゛で示すようになる。
また、道路ACの形状を、全く異なる破線のように変更
する場合、分割点である交差点Aと終点Cとの座標系(
XOlYO)における座標はそのままで、道路ACの細
分割点の座標系(Xz、Yz)における座標を変更すれ
ばよい。
また、これは、縮尺等の異なる他の地図で、交差点Aを
原点とし、交差点へと終点Cとを結ぶ直線をX軸とし、
交差点Aと終点Cとを結ぶ直線の長さを単位ベクトルの
長さとする座標系を設定して、この座標系で細分割点の
座標を記述したものに変更することもできる。
このように、線状表示物の形状を変更することも容易で
、分割点の座標を記述する座標系(ここでは緯度と経度
)が同じであれば、縮尺の異なる地図をつなげることも
可能である。
以上に述べたようなフォーマットで記述された地図を、
第7図に示すような車両用ナビゲーション装置6のCR
T6hに再生する場合、分割点および細分割点の座標は
、CRT6hの画面内に表示する地図の縮尺に応じて、
CRT6 hの画面座標系に変換される。
このように、本実施例のフォーマントで記述された線状
表示物は、その編集が非常に容易であることがわかる。
また、線状表示物の分割点間の細分割点の数値は、はぼ
揃った有効桁数で表示されるため、メモリ容量の節約や
演算の簡易化が行なえる。
以上に述べた実施例では、地図上の線状表示物は、第8
図のようなフォーマットで記述され、記憶されている。
しかし、線状表示物のデータの記憶は従来のまま、すな
わち、分割点と細分割点の座標を経緯度で記述したもの
を記憶しておき、この線状表示物を転位、変更させ地図
の編集をする際にのみ本発明による記述に座標変換する
ものでもよい。
また、随時地図データの変更が行なわれる地図データベ
ース4のみを本発明による記述とし、各ユーザー5に提
供される地図データは、各ユーザー5が使用する車両用
ナビゲーション装置6のCRT6hの座標系にて記述さ
れているものとしてもよい。
また、分割点の間の線状表示物の形状は、細分割点の座
標−とじて記述され、この細分割点間を直線補間して、
もとの形状が再現されるようにしたが、各細分割点を隣
りの細分割点との差(ベクトル)の形で記述して、それ
ぞれの間を直線補間するものでもよい。
また、線状表示物の形状を任意の関数f(χ)で近似し
てもよい。このように、線状表示物の形状を記述する方
式には種々のものがあり、地図データを使用する目的や
、その地図データの内容などに応じて使いわければよい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック構成図、第2図な
いし第5図は本発明の作用説明図、第6図は、本発明を
適用した道路地図データ作成システムの概略を示すブロ
ック構成図、第7図は、第6図の道路地図データ作成シ
ステムによって作成された地図データを用いる車両用ナ
ビゲーション装置の概略を示すブロック構成図、第8図
は、第6図の地図データベース4および第7図の記憶装
置7に格納される地図データのフォーマット、 第9図は、地図上の線状表示物(道路R)と分割点、座
標系、細分割点および編集された線状表示物(道路R’
)との関係を示す説明図、第10図は線状表示物を数値
化する際のフローチャートの一例、 第11図は、2つの地図を接続する際の、線状表示物を
連結するためのフローチャートである。 1・・・地図、2・・・数値化、3・・・謳集、4・・
・地図データベース、5・・・ユーザー、6・・・車両
用ナビゲーション装置、7・・・記憶装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 地図上の線状表示物の任意の2つの地点の位置を所定の
    座標系の座標に変換する第1の変換手段と、 この2つの地点間の前記線状表示物の形状を、この2つ
    の地点のいずれか一方の地点を原点とし、この2つの地
    点を通る直線を一方の座標軸とし、この2つの地点間の
    直線の長さで正規化された直交座標系に基づく数値に変
    換する第2の変換手段と、 前記第1と第2の変換手段とで変換された数値を記憶す
    る記憶手段と、 この記憶手段に記憶された数値を修正し、前記線状表示
    物を編集する編集手段とを備えることを特徴とする地図
    データ作成装置。
JP15527586A 1986-07-02 1986-07-02 地図デ−タ作成装置 Pending JPS6310275A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15527586A JPS6310275A (ja) 1986-07-02 1986-07-02 地図デ−タ作成装置

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JP15527586A JPS6310275A (ja) 1986-07-02 1986-07-02 地図デ−タ作成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1074042A (ja) * 1996-06-24 1998-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd デフォルメ地図作成装置とそれを使う地図情報提供システム

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JPH1074042A (ja) * 1996-06-24 1998-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd デフォルメ地図作成装置とそれを使う地図情報提供システム

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