JPS6299340A - 無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸アルカリ金属塩の製造方法 - Google Patents

無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸アルカリ金属塩の製造方法

Info

Publication number
JPS6299340A
JPS6299340A JP61244306A JP24430686A JPS6299340A JP S6299340 A JPS6299340 A JP S6299340A JP 61244306 A JP61244306 A JP 61244306A JP 24430686 A JP24430686 A JP 24430686A JP S6299340 A JPS6299340 A JP S6299340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkali metal
toluene
trifluoroacetic acid
alcohol
anhydrous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61244306A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0210134B2 (ja
Inventor
ルイ・アミエ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhone Poulenc Specialites Chimiques
Original Assignee
Rhone Poulenc Specialites Chimiques
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Specialites Chimiques filed Critical Rhone Poulenc Specialites Chimiques
Publication of JPS6299340A publication Critical patent/JPS6299340A/ja
Publication of JPH0210134B2 publication Critical patent/JPH0210134B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/41Preparation of salts of carboxylic acids
    • C07C51/412Preparation of salts of carboxylic acids by conversion of the acids, their salts, esters or anhydrides with the same carboxylic acid part

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分1 この発明は、トリフルオル酢酸アルカリ金属塩の結晶の
製造方法に関する。より詳細には、この発明は、無水の
トリフルオル酢酸アルカリ金属塩の結晶の製造方法に関
する。
「無水のトリプルオル酢酸塩」とは、水の含有率か0.
1%未満の塩と解される。
[従来の技術] 「ジャーナル・才ブ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ
((Journal of the 八merican
  ChemicalSociety)J第76巻、第
4285〜4287頁(1954年)から、炭酸ナトリ
ウムを用いてトリフルオル酢酸水溶液を中和し、次いで
濾過し、蒸発乾固させ、減圧下、約100℃に3いて乾
燥させることによってトリプルオル酢酸ナトリウムを製
造することか知られている。しかしなから、トリフルオ
ル酢酸ナトリウムがその水溶液から結晶化するのはデシ
ケータ中でほとんど完全に蒸発乾固させた場合たけであ
るということも以荊から知られている(「ヘルギー国ア
カデミー会報(Bulletin daビAcadem
ic Royalcde Bclgique) J第8
巻、第343〜370頁(1922年))。この文献の
著者はさらに、このような乾固をさせるのはほとんど不
可能であると述べている。
実際、実施した実験から、そしてトリプルオル酢酸アル
カリ金属塩のひどい吸湿性から考えて。
トリプルオル酢酸アルカリ金属塩の結晶をその水溶液か
ら中純な蒸発によって得ることは工業的に不riTt@
である。何故ならば、トリフルオル酢酸アルカリ金P:
i塩の水溶液を蒸発させた場合には非常に粘性のある液
体が得られ、この中では、たとえ結晶化を開始させるた
めに種結晶を添加したとしても結晶化がほとんど不可能
になるからである。
本出願人は、トルエンのような加熱攪拌した有機溶媒中
にトリプルオル酢酸アルカリ金属塩の水溶液を流入し、
そして共2!I蒸留によって木を除去して成る方法も試
みた。小規模の場合この方法は使用できたか、工業的規
模で実施するのは不可部である。実際、導入した水相は
迅速に凝集して第二の別個の液相を形成する。
たとえ最大量の水を除去するために有機相をその情意範
囲の温度にしても、水の含有−〆を充分に減少させ往つ
水相の分離を回避することは不可能である。
この水相は脱水した際に固化して塊を形成1/。
これは工業的装置から抽出するのか困難である。
実際、この塊を抽出するためには集められた塊を溶融さ
せる必要かあるが、しかしながら、トリフルオル酢酸ア
ルカリ金属塩の融点(例えばナトリウム塩の場合は20
5°C)とその分解温度(例えばナトリウム塩の場合は
208℃)とか遅すぎるため、この方法を実施すること
はできない。
このように、従来技術におけるいずれの方法においても
、トリフルオル酢酸アルカリ金属塩を無水状且つ結晶状
で工業的に得ることかできなかった。
[発明の詳細な説IIJ′I] 本発明はこの目的を達成することを可能にするものてあ
り、本発明の主題は: 第一工程において、3〜4個の炭素原子を含有するアル
コールから実質的に成る媒質中でトリプルオル酢酸をア
ルカリ金属系試薬で中和し、第二工程において、前記中
和反応によって生成した水を共沸5留によって除去し、 第三工程において、トリプルオル酢酸アルカリ金属塩を
可溶化せず且つアルコールと共沸混合物を形成する炭化
水素を添加することによって無水のトリプルオル酢酸ア
ルカリ金属塩の結晶を分離する ことを特徴とする無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸
アルカリ金属塩の製造方法 にある。
トリフルオル酢酸塩を溶解せず且つアルコールと共沸混
合物を形成する炭化水素の例としては、シクロヘキサン
、ベンゼン及びトルエンが挙げられる。トルエンを使用
するのが特に好ましい。
溶媒として使用するアルコールの中では、プロパツール
又はブタノールを使用し、好ましくはブタノールを使用
する。何故ならば、これらは:・一方て、水との共沸混
合物を形成し、この共沸混合物の沸点はこれら純アルコ
ールの沸点と充分に異なり、従ってそれらを分離するの
か容易である: ・他方で、jR化水素との共沸混合物を形成し、この場
合においてもこの共沸混合物の沸点は純粋な炭化水素の
沸点と充分に異なる からである。追加の利点としては、これら共沸混合物及
び純アルコールの沸点か、トリプルオル酢酸アルカリ金
属塩の融点と比較して、トリフルオル酢酸アルカリ金属
塩の分解を回避するのに充分に異なるということである
使用するアルカリ金属系中和剤は、アルカリ金属の水酸
化物、炭酸塩及び炭酸水素塩から選択される。トリフル
オル酢酸の中和の際に形成する水の?がより少ないとい
う理由から、炭酸塩を使用するのか好ましい。
中和の後に、水を好ましくは上記のアルコールと共に共
沸蒸留することによって除去する。
次いて、前記の水性媒質中における実験とは対照的に、
好ましくはトルエンを添加してトリフルオル酢酸アルカ
リ金属塩を沈殿させる。
アルコール−炭化水素混合物中に溶解したままの塩の損
失を回避するためには、第三工程の最初の操作に3いて
アルコール−炭化水素共沸混合物を蒸留してアルコール
を全て除去するのが好ましい。この蒸留の際及び随、a
に炭化水素を追加することによって結晶化が起こる。こ
の結晶を乾燥雰囲気下における中線なか過によって回収
し、次いでオーブン中で約100〜120℃にする。
アルコール−木及びアルコール−炭化水素の成分は、既
知の方法で分離することかできる。
第一工程の際には、中和すべきトリプルオル酢酸の量に
対してほぼ理論量のアルカリ金属系中和剤を使用する。
本発明の方法のよりよい実施のためには、中和剤か炭酸
塩の場合、理論量に対して僅かに過剰のトリフルオル酢
酸を使用しくこれは、トリフルオル酢酸アルカリ金属塩
の結晶か未転化の炭酸塩を取り囲むような配置を回避す
るためである)、そして全てか溶解したら、アルカリ金
属の水酸化物の濃水溶液を用いて中和を完結させるのか
好ましい。
アルカリ金属炭酸塩はトリプルオル酢酸に対して0.4
75〜0.5のモル比て使用するのか好ましい。
トリフルオル酢酸はアルコールに対して0.4〜0.5
の重量比て使用するのか好ましい。
本方法の特に有利な具体例においては、約55重量%の
フタノールと約45屯量%のトルエンとから成る共沸混
合物を中和媒質として使用する。
次いで、中和反応によって生成する水を、水−2−ブタ
ノール−トルエン三成分系(これは濃縮後に2相に分離
する)の形で除去する。水を除去した後に、2−ブタノ
ール−トルエン共沸混合物の形で2−ツタノールを除去
することを可能にし且つトリフルオル酢酸アルカリ金属
塩の沈殿のための媒質を形成するのに充分な量のトルエ
ンを反応媒質に添加する。このトルエン−2−ツタノー
ル共沸混合物は、新たな第一工程の中和に再使用するこ
とかてきる。
トリフルオル酢醜アルカリ金rd511!は、製薬及び
植物保護産業における有機中間体の製造のためのベルフ
ルオルアルキル化剤として使用される(特開昭57−H
9,025号)。
[実施例] 以下の実施例は、本発明をより詳細に説明するためのも
のであり1発明の範囲を何ら限定するものではない。
例」−八 1−フタノール 用−CF 、COONaの製峠ガラス
製蒸留塔を上部に取り付け、攪拌器、温度計及び滴下漏
斗を備え付けた11のガラス製丸「(フラスコ中にl−
ブタノール250g及び純Na2COi53gを導入し
た。よく攪拌しながら、純度99%以上のトリフルオル
酸fi115g(1モル)を1時間て導入した。フラス
コ内の温度か自然に約40°Cに上昇した。添加が終了
した後に、15分間攪拌を続け2炭酸塩の結晶か完全に
なくなるのか観察された。フラスコを加熱し、混合物を
大気圧下、塔頂部温度92°Cにおいて蒸留した。この
混合物はe縮径に2層に分離した。
蒸留を続けた。頂部の温度は116.6〜117°Cに
達した。残留物の体積か約100cm’に達した蒔に加
熱を停止ヒした。この混合物を室温まで冷却したか、結
晶化は観察されなかった。次いてトルエン約2001を
穏やかに攪拌しながらゆっくり添加した。白色の結晶状
沈殿の形成かIIJI′e5された。この沈殿を炉別し
、約25m1のトルエンて洗浄し、オーフン中て 12
0°Cにおいて乾燥させた。CF、IC0ONaの乾燥
した結晶105g (0,77モル)か得られた(収率
77%)。
江±1 この例ては、例IAと同じ装置を使用した。
フラスコに1−ブタノール200g及び純Na、GO。
106 gを装入した。攪拌しながら、トリフルオル酢
酸(純度99%以上)  2:15gを約30分て導入
した。
フラスコ内の温度か2560から55℃に上昇した。
次いてフラスコを加熱した。90℃において均質溶液か
観察された。試料を取り出した。この試料はpH6たっ
た。濃度的50%のNa01l水溶液を滴下してpH6
に戻した。この処理のために、NaOH水溶液を3g要
した。この反応混合物を加8還流し、塔YfJ部温度8
9〜90°Cにおいて混合物か留出した(温度が90℃
以上に上昇し始めたらすぐに/′8留を停止した)。こ
の混合物は凝縮後に2層に分離した。下層は13gあり
、上層は22gあった。この蒸留の終了時に、沈殿の開
始が観察された。1へ苗量始時に 119℃てあり終了
時に 129’Cたったフラスコ内の温度を、次いで 
105〜110℃に戻し、次いて攪拌しながらトルエン
300gを添加した。次いて、初めに塔頂部温度100
°Cにおいて留出する混合物的484gを蒸留し、次い
でトルエンを連続供給しながらゆっくり 105℃に上
昇させて、105℃において留出する第2の留分34B
g’t!に留した。
八iWの際に添加したトルエンの量は 600gだった
。次いて、塔頂部の温度を非常に迅速に109°Cに上
昇させた。この際、さらに45gのトルエンをIN留し
た。次いて蒸留を停止1.zし、フラスコな約30°C
に冷却し、内容物をp過した。トルエンて含浸された沈
殿の玉量は295gてあり、オーフン中で115℃にし
た後には270gたった(収率的97%)。
[ イソフチルアルコール(2−メチル−1−プロパツール
)使用 例1と回し装置を使用した。
フラスコ内に純Na2CO:+ 106 g及びイソフ
チルアルコール200gを導入し、次いでトリフルオル
酸$ 230.3g (2モル)を攪拌しなから30分
間で添加した。この混合物を加熱還流した。1時間後に
溶解し終わるのか観察された。次いて、塔頂部温度87
.5〜89°Cにおいて留出する混合物を蒸留しくこの
混合物は2層に分離した)、次いで89〜108°Cに
おいて中間留分22gを蒸留した。滴下漏斗からトルエ
ン412gを、蒸留を続けなからフラスコ内の液面か実
質的に一定に保たれるような速度で、徐々に添加した。
白色沈殿か徐々に生成した。同様にして、塔ra部温度
98〜99.5°Cにおける留分314g、次いて99
.5〜+10°Cにおける留分21g、そして最後に1
10℃以上における留分50gを蒸留した。この”フラ
スコを室温まで冷却し、次いて内容物をガラスか過器に
て濾過した。採集された沈殿は、トルエンを含浸した状
態て293g、オーフン中て3時間115℃にした後に
267gあり、無水トリフルオル酢酸ナトリウムの収率
は97.4%に相当する。これは微細な白色結晶の形を
取った。熱分析の結果、この結晶は約208°Cで溶融
し、約212℃で分解した。乾燥させた生成物について
カール・フィッシャー法によって測定した水の含有率は
400℃1g/kgたった。
上記のようにして、但”し6文の丸底フラスコ中て新た
にCF:+COONaの製造を実施した。
純Ni2Co:+ 848g (8モル)及びイソブチ
ルアルコール1500gを使用した。攪拌した懸濁液中
にCF、(:00111892.4g (16,45モ
ル)を1時間30分で導入した。C02を自由に発生さ
せた。
温度を85°Cにし、15分後に反応媒質全体が透明に
なるのか観察された。pH5〜6になるまて濃度的50
%の純Na叶水溶液を徐々に添加した。この処理にアル
カリ水溶液42gを要した。
次いて、塔頂部温度86〜89℃、フラスコ内温度1(
)8〜118℃においてイソブチルアルコール−水共洟
混合物の蒸留を実施した。留出物は2層に分離した: ・下層の水相は102gあって本釣90%を含有し。
・上層は415gあって本釣logを含有していた。
蒸留を続け、98〜100℃において留出し水4.9%
を含有する留分220gをさらに分離した。
フラスコを95℃に冷却し、この温度をm持しながらト
ルエン950gを添加した。媒質がまだ均質であるのか
観察された。次いて、ゆっくり攪拌しながらトルエン9
20gを徐々に添加した。トルエンの添加を再開したら
すぐに結晶化の開始か観察された。次いで、攪拌を続は
且つトルエンを同時に供給しなから蒸留を再開した。こ
のようにして、以下のものを分離した。
・76〜90℃において留出する少留分41g (これ
から、木屑2gか分離した) ・99〜100°Cにおいて留出する留分2262g 
(これは水0.4%、イソブチルアルコール43.2%
及びトルエン56,4%を含有)。
これら2留分の蒸留の際に添加したトルエンの追加の装
入敬はl000gだった。次いてトルエンの供給を停止
し、蒸留を続けた。
塔頂部温度が109°Cに上昇し、トルエンから成り、
木220ppmを含有する最終留分385gを分離した
フラスコを冷却し、沈殿を濾過し、前記のようにオーブ
ン中で 115℃において乾燥させた。採集されたCF
zCOONaの量は2198g (16,16モル)で
あり、これは1分析の結果、木480pps+を含有し
ていた。トリプルオル酢酸ナトリウムの収率は約98%
たった。
件4 固体CF:1COOLiの製造−イソブチルアルコール
使用例1の装置を使用した。フラスコ内に純1.12G
0゜74g及びイソブチルアルコール200gを導入し
、次いて滴下漏斗から CF、C00I+ 234.8
g (2,04モル)をフラスコの内容物に1時間で添
加した。次いてこのフラスコを80℃に加熱した。媒質
のpHは約またった0次いで、pH,4)5になるまて
純粋な水酸化リチウムの飽和水溶液を添加した。次いて
塔頂部温度88〜89°Cにおいて液体を蒸留した。
この混合物は2層に分離した。水に富んだ下層は21g
あり、上層は74gあった。次いて塔頂部温度89〜H
+6℃に対応する留分2’Jgを分離した。この際、フ
ラスコ内温度は138°Cに達した。混合物を95℃に
冷却し、次いてトルエン400gを導入して蒸留を再開
した。このようにして、フラスコ内にトルエン300g
を導入しながら99〜1006Cにおいて留分328g
を分離し、次いて塔頂部温度が 10800に達するま
てさらに50g蒸留した。フラスコを50°Cに冷却し
、得られた固体を炉別し、  ItsoCにおいて乾燥
させた。生成物246g (分析の結果、水0.08g
を含有)か得られた。得られた無水状のトリフルオル酢
酸リチウム結晶の収率は約99.5%たった。
社j CF、GOOKの製造 前記と回し装置内に純に2cOi 138 g、イソツ
チルアルコール200g及び、前記と回し方法に従って
CF−C:0011235 g (2,04モル)を導
入した。反応於了時に約またったPHを、儂度約50%
のに011約6gを添加することによって6に戻した。
イソフチルアルコールー水共沸混合物の分離に、同し方
法に従った。このようにして、88〜89℃における留
分51g(これは2層に分離した)及び、次いで1(1
6°CまてのΦ間留分44gを連続的に分離した。
フラスコを95℃に戻した後にトルエン400gを添加
し、さらにトルエン 150gを連続供給しながらトル
エンーイソフチルアルコール共沸混合物330gを99
〜100℃において蒸留し、さらに塔頂部温度110℃
までの留分5(+[を分離した。この混合物を約50°
Cに冷却し、濾過し、残渣を乾燥させた後に、水550
ppm (Q、055%)を含有する生成物:101 
gを回収した。トリフルオル酢醜カリウムの収率は約9
6%たった。
扛上 ヒフ]しムニ勲」L匹二より旦那NaOと健是回し装置
に、純Na2G0.1116g、2−フタノール106
g及び前記の方法に従ってCFyCOOII 235g
(2,04モル)を1時間で導入した。最終的なpH約
1を、58aOtl水溶液4gを添加することによって
5に戻した。
フラスコ内を穏やかに攪拌し続けながら、以下のものを
蒸留した: ・84〜85℃における留分64g(これは濃縮後に均
質たった) ・93℃まての留分16g。
その後に、フラスコ内の液体中て結晶化の開始か観察さ
れた。フラスコを冷却した後に、トルエン300gを導
入して蒸留を再開した。以下のものを連続的に分離した
: ・塔頂部温度93”Cまての留分13g、・93〜94
℃における留分221g (これは、分析の結果、2−
フタノール54.3%を含有していた)、・108°C
までの留分9g及び ・110°Cにおける留分4f1g。
この反応混合物を40°Cに冷却し、ガラス濾過器1−
て濾過し、 lk渣を115℃において乾燥させて、最
終生成物275gを得た。これは、トリプルオル酢酸ナ
トリウムの収率99%に相占する。
〔 ここては1回し装置に2−ブタノール200gとトルエ
ン 160gとの混合物(これは実質的にトルエン−2
−ブタノール共沸混合物に相当する)及び純NatCO
+ l06gを導入した。次いで、前記のように純度9
9%以上のCFiCOOtl 235 g (2,04
モル)を11111間て添加した。この際、温度か50
℃に上昇した。次いてこの混合物を7060に加熱した
。この時、全てのものか溶解したのか観察された。濃度
50%のNa011てpH5〜6に戻し1次いて蒸留を
実施した。
以下のものを連続的に分離した: ・塔頂部温度77〜78°Cにおける留分(これは2層
に分離した。下層は19gあって水91%を含有し、有
機層は51gあって、分析の結果、2−ブタノール]7
%、トルエン56.2%及び水3.8%を含有していた
)、 ・留出した分を補うためにフラスコにトルエンを連続的
に添加する(これはCFユ(:0ONaを結晶化を迅速
に起こさせる)ことによる、塔頂部温度93〜94°C
における留分294g (これは分析の結果、2−フタ
ノール58.5%、トルエン40.9%及び水0.28
%を含有していた)、 ・95〜109℃における留分10g及び・109〜1
10℃における留分50g。
市の例におけるようにフラスコの内容物を濾過し、固体
を115℃において乾燥させた。最後に、水0.08%
を含有する生成物274gが集められた。
これは、トリプルオル酢〜ナトリウムの収率97.9%
に相当する。
イソプロピルアルコール使用 回し装置内て、イソプロピルアルコール200g及びN
a、GO,106gを導入し、  CF、C00II 
235g(2,04モル)と反応させた。、CO□の発
生か停止した蒔、この溶液は50°Cてあり、固体は残
っていなかった。Na叶てpHを6に戻し、次いてイソ
プロピルアルコール50gをさらに添加した後に、以下
のものを蒸留した: ・塔頂布温度76°Cにおける留分170g、混合物を
90℃に冷却しトルエン350gを添加(これは沈殿開
始を起こさせる)し加熱を再開した後に、 ・76〜77°Cにおいて留出する留分168g、温度
か迅速に100℃に上昇して。
・100〜109℃における留分50g0この混合物を
冷却し、濾過し、乾燥させて、トリフルオル酢酸ナトリ
ウム275gを得た。これは収率99.3%に相ちする
江旦 前記と同じ装置に、純Na2C0,106g 、 2−
ブタノール200g及び、次いて前記の方法に従ってト
リプルオル酢酸((:F2C0OH含有率99%以上の
もの) 2:15 gを約1時間て導入した。前記のよ
うに、濃N a Off数gてpHを約5に戻した。
以下のものをIN留によって分離した。
・塔頂布温度85〜86°Cにおける留分84g(これ
は11gの下層と71gの上層とに分離した)・86〜
100℃における留分4g。
次いて蒸留を停止し、フラスコの内容物を75°Cに冷
却した。攪拌しながら滴下漏斗からシクロヘキサン30
0g?:添加した。次いて液体か2層に分離し微細な白
色固体(CF+C00Na)か沈殿し始めるのか観察さ
れた。
蒸留を再開し、蒸留フラスコ内の液面かほぼ一定に保た
れるように滴下漏斗からシクロヘキサンを添加しながら
、塔頂布温度75〜76°Cにおける留分735gを分
離した。同時に導入したシクロヘキサンの精は650g
たった。
蒸留を停+h シ、フラスコの内容物を約30°Cに冷
却し1次いでガラス濾過器を通過させた。集められた結
晶は、シクロヘキサンを含浸する状態て290g、オー
ブン中で 120℃において乾燥させた後に268gた
った。これは収率的96〜97%に和尚する。
代理人の氏名 倉 内 基 弘  ・ r・

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第一工程において、3〜4個の炭素原子を含有す
    るアルコールから実質的に成る媒質中でトリフルオル酢
    酸をアルカリ金属系試薬で中和し、第二工程において、
    前記中和反応によって生成した水を共沸蒸留によって除
    去し、 第三工程において、トリフルオル酢酸アルカリ金属塩を
    可溶化せず且つアルコールと共沸混合物を形成する炭化
    水素を添加することによって無水のトリフルオル酢酸ア
    ルカリ金属塩の結晶を分離する ことを特徴とする無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸
    アルカリ金属塩の製造方法。
  2. (2)前記炭化水素がシクロヘキサン、ベンゼン又はト
    ルエンから選択されることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  3. (3)前記炭化水素がトルエンであることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)前記アルコールがブタノールであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)前記アルカリ金属系試薬がアルカリ金属の水酸化
    物、炭酸塩及び炭酸水素塩から選択されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)前記アルカリ金属系試薬がアルカリ金属の炭酸塩
    及び水酸化物であることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項記載の方法。
  7. (7)トリフルオル酢酸のアルカリ金属系試薬に対する
    モル比が理論量であることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項記載の方法。
  8. (8)前記炭酸塩のトリフルオル酢酸に対するモル比が
    0.475〜0.5の間であり且つ、使用するアルカリ
    金属水酸化物の量が理論的な割合を得ることを可能にす
    る量であることを特徴とする特許請求の範囲第6及び7
    項記載の方法。
  9. (9)第三工程の前に、アルコールをアルコール−炭化
    水素共沸混合物の形で除去することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
  10. (10)第一工程において、トルエンと3〜4個の炭素
    原子を含有するアルコールとの混合物から成る媒質中で
    トリフルオル酢酸をアルカリ金属系試薬で中和し、 第二工程において、共沸蒸留によって水を除去し、 第三工程において、トルエンをさらに添加することによ
    って無水のトリフルオル酢酸アルカリ金属塩の結晶を分
    離する ことを特徴とする無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸
    アルカリ金属塩の製造方法。
JP61244306A 1985-10-18 1986-10-16 無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸アルカリ金属塩の製造方法 Granted JPS6299340A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8515462A FR2588863B1 (fr) 1985-10-18 1985-10-18 Procede de preparation de sels alcalins de l'acide trifluoroacetique a l'etat anhydre et cristallise
FR85/15462 1985-10-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6299340A true JPS6299340A (ja) 1987-05-08
JPH0210134B2 JPH0210134B2 (ja) 1990-03-06

Family

ID=9323952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61244306A Granted JPS6299340A (ja) 1985-10-18 1986-10-16 無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸アルカリ金属塩の製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4760177A (ja)
EP (1) EP0222673B1 (ja)
JP (1) JPS6299340A (ja)
AT (1) ATE51219T1 (ja)
CA (1) CA1263669A (ja)
DE (1) DE3669710D1 (ja)
ES (1) ES2013719B3 (ja)
FR (1) FR2588863B1 (ja)
GR (1) GR3000405T3 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04136933U (ja) * 1991-06-14 1992-12-21 日産車体株式会社 スライド式シートのシート台座構造
GB2519787B (en) 2013-10-30 2018-08-29 Rotam Agrochem Int Co Ltd Process for the preparation of herbicidal carboxylic acid salts
CN117623908A (zh) * 2023-11-28 2024-03-01 云南弘盛铂业新材料科技有限公司 一种制备三氟醋酸钯的方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2920086A (en) * 1955-08-25 1960-01-05 Minnesota Mining & Mfg Chemical compounds and methods for the preparation thereof
GB891858A (en) * 1958-07-17 1962-03-21 Ghent Sa Improvements in or relating to oil-soluble soaps of polyvalent metals
US3997599A (en) * 1972-08-31 1976-12-14 The Dow Chemical Company Extraction of carboxylic acids from dilute aqueous solutions
US4049681A (en) * 1975-12-18 1977-09-20 Akademie Der Wissenschaften Der D D R Processes for the separation of potassium salts of perfluoroalkanoic acids from aqueous solutions thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0210134B2 (ja) 1990-03-06
GR3000405T3 (en) 1991-06-28
FR2588863A1 (fr) 1987-04-24
DE3669710D1 (de) 1990-04-26
EP0222673B1 (fr) 1990-03-21
ATE51219T1 (de) 1990-04-15
FR2588863B1 (fr) 1987-12-11
ES2013719B3 (es) 1990-06-01
US4760177A (en) 1988-07-26
CA1263669A (fr) 1989-12-05
EP0222673A1 (fr) 1987-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0597767A (ja) アジピン酸を回収する方法
JPS6299340A (ja) 無水状且つ結晶状のトリフルオル酢酸アルカリ金属塩の製造方法
JP4503754B2 (ja) 3−ヒドロキシテトラヒドロフランの製造方法
JP3182946B2 (ja) N−(α−アルコキシエチル)ホルムアミドの製造方法
US4083931A (en) Process for treating aldol-condensation polyol waste liquor
JP5092289B2 (ja) 光学活性N−tert−ブチルカルバモイル−L−tert−ロイシンの製造方法
JP3318992B2 (ja) N−(α−アルコキシエチル)ホルムアミドの製造方法
JP2988019B2 (ja) N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造方法
JPS5817464B2 (ja) ニコチン酸アミドの製造方法
KR100244572B1 (ko) 4-히드록시-1,2,2,6,6-펜타메틸피페리딘의 제조방법
JPS6296493A (ja) トリシクラゾ−ルの合成法
JPS63190862A (ja) N−ビニルホルムアミドの回収法
JPH06279376A (ja) N−(α−アルコキシエチル)ホルムアミドの製造方法
US3655781A (en) Crystallization of 2-nitro-2-methyl-1-propanol
JPH04112848A (ja) 結晶性バルプロン酸マグネシウムの製造方法
JPS62138443A (ja) ビスクレゾ−ルの製造方法
JPH08325183A (ja) ビスフェノールaの製造方法
JPH08176044A (ja) 2−t−ブチルハイドロキノンの製造方法
JPS6249253B2 (ja)
JPH04145040A (ja) ジペンタエリスリトールの製造方法
JPS6263544A (ja) アクリル酸またはメタクリル酸のタ−シヤリ−ブチルエステルの製造方法
JP2770512B2 (ja) アミノエチルスルホン酸アルカリ金属塩類の精製方法
JP3205972B2 (ja) ピラジン−2−カルボン酸エステルおよびその製造方法
US2250256A (en) Method of producing trimethylolnitromethane
JP3565586B2 (ja) 脂肪酸エステルの精製方法