JPS629877B2 - - Google Patents

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JPS629877B2
JPS629877B2 JP52047093A JP4709377A JPS629877B2 JP S629877 B2 JPS629877 B2 JP S629877B2 JP 52047093 A JP52047093 A JP 52047093A JP 4709377 A JP4709377 A JP 4709377A JP S629877 B2 JPS629877 B2 JP S629877B2
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JP
Japan
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coil
pulse
circuit
rotor
motor
Prior art date
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Application number
JP52047093A
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English (en)
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JPS53136870A (en
Inventor
Jun Ueda
Masaharu Shida
Akira Torisawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KOGYO KK
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Publication date
Application filed by SEIKO DENSHI KOGYO KK filed Critical SEIKO DENSHI KOGYO KK
Priority to JP4709377A priority Critical patent/JPS53136870A/ja
Priority to GB11988/78A priority patent/GB1592893A/en
Priority to FR7811532A priority patent/FR2388327B1/fr
Priority to US05/898,535 priority patent/US4209971A/en
Priority to CH435978A priority patent/CH635477B/fr
Priority to DE19782817645 priority patent/DE2817645A1/de
Publication of JPS53136870A publication Critical patent/JPS53136870A/ja
Priority to US06/128,402 priority patent/US4368990A/en
Publication of JPS629877B2 publication Critical patent/JPS629877B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/143Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子時計の消費電力の低減化に関する
ものであり、具体的にはステツプモータに印加す
る駆動パルス巾を負荷により切り換え、最適な駆
動を行なうことにより低消費電力化を画るもので
ある。
従来一般に使用されているアナログ型の水晶腕
時計の表示機構は、第1図に示されているように
構成されている。ステータ1、コイル7、ロータ
6によつて構成されているモータの出力は、5番
車5、4番車4、3番車3、2番車2に伝達され
図示されていないが、この後筒カナ、筒車、カレ
ンダー機構に伝達され、秒車、分針、時針、カレ
ンダーを駆動している。ところで、時計の場合、
カレンダーを切り換える時以外は、ステツプモー
タから見た負荷は、非常に小さく、2番車におい
て1.0g―cmのトルクがあれば十分であるがカレン
ダーの切り換え時には、これの倍位のトルクが必
要になる。カレンダーの切り換えに要する時間
は、1日24時間の巾で、たかだか6時間位にしか
すぎないのに、前記した事情から、安定してカレ
ンダー機構を駆動できるような電力を常に供給し
ているという問題を持つていた。次に、従来用い
られている電子腕時計の回路構成を第2図に示
す。発振回路10の32.768KHzの信号は、分周回
路11によつて、1秒信号に変換される。1秒信
号は、パルス幅合成回路12によつて7.8m
sec、2秒周期の信号に変換され、インバータ1
3a,13bの入力15,16には、位相が1秒
ずれた、同じ周期、同じパルス幅の信号が加えら
れる結果、コイル14には、1秒毎に、電流の流
れる向きの変わる反転パルスが加えられ、2極に
着磁されたロータ6は、一方向に、回転する。第
3図は、その電流波形である。このように、現在
の電子腕時計の駆動パルス幅は、必要最大のトル
クを基準にして設定してあるので、大きなトルク
を必要としない時間帯では電力を浪費している状
態であり、時計の低消費電力化のさまたげとなつ
ていた。
本発明は、このような欠点を除去するために、
考案されたもので、通常は、従来より短いパルス
幅でモータを駆動し、その後で、ロータが回転し
たかどうかを調べるために検出パルスを、コイル
に加え、コイルと直列に挿入した抵抗の電圧レベ
ルによつて、ロータが回転したかどうかを検出
し、もし、回転していなかつた場合には、より広
いパルス幅でモータを駆動して、修正するという
ものである。
以下図面とともに本発明の好適な一実施例につ
いて説明すると、第9図は本発明による電子時計
の全体ブロツク図であり51は水晶発振回路であ
り、時計の基準信号として用いられる信号を発振
する。分周回路52は多段のフリツプフロツプに
より構成されており、水晶の発振信号を時計とし
て必要な1秒信号にまで分周する。パルス合成回
路53は、前記分周回路53の各フリツプフロツ
プ出力から、駆動に必要な時間幅の通常駆動パル
ス信号、補正駆動に必要な補正駆動パルス信号、
検出に必要な検出パルス等を合成し、更にそれら
を組み合せて駆動回路54、検出回路56を作動
させるに適した信号に変換する。
駆動回路54は、前記パルス合成回路53から
の通常駆動パルス信号をうけ、ステツプモータ5
5を駆動する。
検出回路56は、前記パルス合成回路53から
検出パルスを受け、ステツプモータ55の回転、
非回転を検出し、その結果をパルス合成回路53
に入力する。
ステツプモータ55のロータは、前記通常駆動
パルス印加により、低負荷のときは回転運動をす
るが、高負荷のときは非回転となり検出信号を検
出回路54に印加することにより、ロータが回
転、非回転の違いによるコイルのインダクタンス
の相違から、ロータの回転、非回転の検出が可能
となる。パルス合成回路53は、前記検出回路5
6からの信号をうけ、ロータが非回転の場合は、
駆動回路54に補正駆動パルスを加える。
補正駆動パルスは、通常パルスよりパルス巾が
良く、従つてトルクも大きく、高負荷でも駆動可
能である。
次に本発明の電子腕時計に使用されているステ
ツプモータの回転原理及び回転、非回転の検出原
理について説明する。第4図1は、飽和しやすく
作られた可飽和部17で接続している一体構成の
ステータで、図には明示されていないがコイル7
を巻いた磁心と、磁気的に係合している。また、
このステータには径方向に2極着磁されたロータ
6の回転方向を決めるために、ノツチ18がつけ
てある。第4図はコイル7に電流が加えられた直
後の状態を示しておりコイル7に、電流が加えら
れていない時は、ロータ6は、ノツチ18とロー
タ磁極のなす角度が、ほぼ90度の位置で、静止し
ている。この状態で、コイル7に矢印の方向に電
流を流すと、ステータ1に、第4図のように磁極
ができ、ロータ6は、反撥して、時計方向に回転
する。コイル7を流れる電流が切れると、ロータ
6は、第4図と磁極が逆になつた状態で静止す
る。この後、コイル7に、反対方向に電流を流す
ことによりロータ7は、順次時計方向に回転を続
ける。
本発明の電子腕時計に使用したステツプモータ
は、可飽和部17を持つ一体ステータで構成され
ているので、コイル7に電流を流した時の電流波
形は、第3図のようになだらかな立上り特性を示
す。これは、ステータ1の可飽和部17が飽和す
るまでの間は、コイル7から見た磁気回路の磁気
抵抗が非常に低く、その結果抵抗R、コイル直列
回路の時定数τが大きくなるためである。これを
式で表わすと次のようになる。τ=L/R、L≒
N2/Rmこれからτ=N2/(R×Rm)ただし
L:コイル7のインダクタンス、N:コイル7の
巻数、Rm:磁気抵抗である。ステータ1の可飽
和部17が飽和すると、飽和した部分の透磁率
は、空気と同じになるので、Rmは増加し、前記
回路の時定数τは小さくなり、第3図の如く電流
波形は急に立上る。本発明の電子腕時計に用いて
いるロータ6の回転、非回転の検出は前述した抵
抗、コイル直列回路の時定数の違いとしてとらえ
ている。次に図面を用いて時定数の差がでる理由
を説明する。
第5図は、コイル7に電流を流し始めた時の磁
界の様子を示したもので、ロータ6は回転可能な
位置に磁極が来ている。磁束線20は、ロータ6
から発生した磁束の様子を示したもので、実際に
はコイル7と鎖交する磁束も存在するが、ここで
は、省略した。磁束線20aと20bは、ステー
タ1の可飽和部17a,17bで、第5図矢印の
方向に向いている。可飽和部17は、多くの場合
まだ飽和していない。この状態でロータ6を時計
方向へ回転すべくコイル7に矢印の如く電流を流
す。コイル7によつて発生する磁束19a,19
bはステータ1の可飽和部17a,17bでロー
タ6から発生した磁束20a,20bとそれぞれ
強め合うために、ステータ1の可飽和部17はす
みやかに飽和する。この後ロータ6にはロータ6
を回転させるのに十分な磁束が発生するが、第5
図では省略した。この時のコイルに流れる電流の
波形を示したのが第7図22である。
一方、ロータ6がなんらかの理由で回転できず
に戻てしまつたところへコイル7に電流を流した
時の磁束の状態を示したのが第6図である。本来
ロータ6を回転させるためには、コイル7には、
矢印と反対の向きつまり第5図と同じ向きに電流
を流さなければいけないのであるが、コイル7に
は1回毎に電流の向きが変わる反転電流が加えら
れるので、ロータ6が回転できなかつた時は、こ
のような状態になるのである。。ロータ6は回転
できなかつたのであるからロータ6から発生する
磁束の向きは第5図と同じである。コイル7に
は、第5図と反対の方向に電流が流れるので、磁
束の向きは21a,21bのようになる。ステー
タ1の可飽和部17a,17bでは、ロータ6と
コイル7によつて発生する磁束が互いに打消し合
つており、ステータ1の可飽和部を飽和させるた
めにはより長い時間を必要とする。この状態を示
したのが、第7図の23である。実施例によれば
コイル線径0.23mm、ターン数10000ターン、コイ
ル直流抵抗3KΩ、ロータ径1.3mm、可飽和部最小
幅0.1mmのステツプモータにおいて、ステータ1
の可飽和部17が飽和するまでの第7図における
時間差Dは1m secであつた。第7図の2つの電
流波形22,23で明らかなように、コイルのイ
ンダクタンスは、Cの範囲でロータ6の回転時が
小さく、非回転時が大きくなつている。前記仕様
ステツプモータに於て、Dの範囲における等価イ
ンダクタンスは、回転時電流波形22ではL=5
ヘンリ、非回転電流波形23ではL=40ヘンリで
あつた。このインダクタンスにコイル直流抵抗R
Ωと、検出用受動素子として例えば抵抗rΩが直
列に接続され、電源VDに接続されたとき、検出
用抵抗素子の両端に発生する電圧を例えば、
CMOSゲートの閾値Vth、つまり電圧1/2VDで検
出することにより、容易にインダクタンスの変化
を検出できる。抵抗rの両端に発生する電圧が1/
2VDとなることにより次式が得られる。(1/2)・
D=r/(R+r)・{1−E×P(−(R+
r)・t/L)}・VDこの式で、R=3KΩ、t=m
sec、L=40ヘンリのときr=29KΩである。
又、第7図電流波形22のとき飽和時間が約
0.4m secあるので、R=3KΩ、t=0.6m sec、
L=5ヘンリとして計算すると前記の式よりr=
7.1KΩとなる。つまり検出用抵抗素子の範囲は
7.1KΩ〜29KΩで検出可能となる。この結果は実
験結果とも一致した。
また、本発明の実施例では、検出用素子として
抵抗素子を用いたが、コイル、コンデンサ等の受
動素子でもよく、又、MOSトラジスタのような
能動素子で構成することも可能である。
上記の説明でわかる様に、ロータ6の回転、非
回転が、検出信号を加えることにより判定ができ
るようになるため、通常は短かいパルス幅で、低
トルク駆動を行ない、ロータ6が非回転の場合長
いパルス幅で、高トルクとなる長いパルス幅で補
正駆動を行なうという方式が容易に実現できる。
この短かいパルス幅と長いパルス幅の決定は、
第8図に示すパルス幅と電流、トルク曲線から、
短かいパルス幅t1は通常の運針に必要な最小トル
クでかつ、カレンダー送りトルクTqcより小さい
出力トルクとなる様に設定されている。本実施例
では、第8図に示されているようにカレンダー負
荷Tqc=1gcmであり、短かいパルス幅t1は3.9m
secで、この時の分針トルクは0.5gcmである。更
に、モータの仕様はこの短かいパルス幅で駆動
し、その結果、できるだけ消費電流を減らすよう
に構成されている。補正駆動用の長いパルスt2
時計として保証すべき最大トルクTqmaxとなる
ようなt2を設定している。すなわち、本実施例で
はパルス幅t2=7.8m secで、分針トルクは3.0g
cmである。
従つて、通常は非常に小さいパルスt1で駆動さ
れているが、カレンダー負荷で輪列服荷が重くな
つた時、磁界中におかれた時、低温下で電池の内
部抵抗が著しく高くなつた時、電池寿命末期で電
圧が低下した場合でも、その状態に応じて供給さ
れるt1以上の補正パルスにより安定してモータを
駆動することができるものである。設定し、この
パルス幅で最大効率となる様モータの仕様を決定
し、できるだけ消費電流を減らす。補正駆動用の
長いパルス幅t2は、時計として保証すべき最大ト
ルク値Tqmaxになる様なt2を決定する。以上の
様にt1,t2を設定することにより、従来に比べ非
常に消費電力の少ない時計が得られる。
更に本発明の電子時計の検出部の特徴は、特別
な増幅器を用いることなく検出を可能にしている
点である。第7図Sの時点でコイル7と同程度あ
るいはそれ以上に大きな値の直流抵抗値の抵抗を
一時的にコイル7に直列に挿入し、コイル7のイ
ンダクタンスに生ずる電圧と、前記抵抗の分圧比
によつて決まる前記抵抗の電圧をCMOSゲートに
加えるという非常に簡潔な方法で検出を実現して
いるが詳しい説明は後で行うことにする。
第9図に電子時計全体の構成図を示す。51は
一般に水晶発振回路(OSC)である。この信号
は分周回路(DIV)52に入力され、多段のフリ
ツプフロツプ(以下F/Fと略する)で構成され
ており、時計として必要な1秒信号にまで分周す
る。パルス合成回路53は、通常の駆動に必要な
1秒パルスと検出回路56からの非回転信号によ
り1秒補正パルスを駆動部(DRIVER)54に供
給する。駆動部(DRIVER)54から運針用ステ
ツプモータ(MOTOR)55に駆動信号をコイル
部に供給する。このときのインダクタンスの変化
により検出回路56はロータ6の回転、非回転の
判断をし、非回転と判断した場合は、パルス合成
回路53に信号を送る。
次に本発明のポイントであるパルス合成回路5
3、駆動回路54、検出回路56について説明す
る。
第10図は、パルス合成回路53の一部のタイ
ムチヤート及びそのブロツク図であり、1″パル
ス、1″補正パルス、及び検出用パルスφのタイミ
ングを示すものである。
これらの信号は分周回路52の出力Qnのゲー
トを組み合せることにより容易に合成可能であ
る。
以下に各々の論理式を示す。
1″パルス=Q8・Q9・Q10・Q11 ・Q12・Q13・Q14・Q15 1″補正パルス=9・10・Q11・12 ・13・14・15 φ=Q5・Q6・Q7・Q8・Q9・Q10 ・11・12・13・14・15 但し、Q5:1024Hz、Q4:512Hz…Q15:1Hzで
ある。
従つて、各信号のパルス巾は1″パルス:
3.9ms、1″補正パルス:7.8ms、φ:0.5msであ
る。
これらの信号を次に説明する第11図の回路に
入力し、駆動回路54等を駆動するに適した信号
に変換する。
第11図は、パルス合成回路53、駆動回路5
4、検出回路56の一実施例であり、100は1/
2Hzを出力するF/Fであり、その出力はNORゲ
ート102,103否定出力はNORゲート10
4,105の第1入力に各々接続されている。
NORゲート101には1秒パルスと、ロータ
が非回転の場合R―S112から1秒補正パルス
がNORゲート101に出力され、NORゲート1
03,104の第2入力に接続されている。
第10図パルス合成回路の出力の一部である検
出用パルスφはインバータ120を介してNOR
ゲート102,105の第2入力に印加される。
NORゲート102の出力はN MOS FET11
5とORゲート106の第1入力とAND、ORゲ
ート110の入力に接続される。
NORゲート103の出力はモータ駆動用N
NOS FET114の入力及び、ORゲート106
の第2入力に接続される。
NORゲート104の出力はモータ駆動用N
MOS FET119の入力とORゲート107の第
1入力に接続される。
NORゲート105の出力はN MOS FET1
16とORゲート107の第2入力とAND・OR
ゲート110に接続される。
ORゲート106の出力はモータ駆動用P
MOS FET113に接続され、ORゲート107
はモータ駆動用P MOS FET118に接続され
る。
1秒補正パルスは端子131からインバータ1
21を介してR―SF/Fのリセツト端子に入力
される。
以上がパルス合成回路の一部53―bの構成で
あり、次に駆動回路54検出回路56の構成につ
いて説明する。
134は電源の+端子であり、電源電圧VD
印加されP MOS FET13,118のソースが
各々に接続されている。
N MOS FET114,119はそのソースを
接地され、P MOS FET113、N MOS
FET114のドレンは互に接続されるととも
に、ステツプモータ55のコイル155の一端及
び検出用N MOS FET115のドレンと各々に
接続されている。
P MOS FET118、N MOS FET119
は、そのドレンを互に接続され、更にステツプモ
ータ55のコイル155の他端及び検出用N
MOS FET116のドレンに接続されている。
N MOS FET115はソースが接地されドレ
ンは抵抗117―aを介してP MOS FET11
3とN MOS FET114とコイル155の接続
点に接続される。N MOS FET116は抵抗1
17―bを介してP MOS FET118とN
MOS FET119とコイル155の接続点に接続
されている。
AND・ORゲート110はコイルの両端の電圧
が入力され、出力はR―SF/F112のセツト
端子に入力される。
以上の様な回路構成においてその動作を説明す
るとF/F100の出力Qが“H”の時、NOR
ゲート(O)が“L”のときNORゲート104
が“H”となるため、ORゲート107が“H”
となりP MOS FET118はOFF、N MOS
FET119がONとなる。
このとき、コイル155に電流が流れ、モータ
は回転する。F/F100の出力Qが“L”の時
も同様に説明でき、N MOS FET114がON
するのでコイルには前記と反対方向の電流が流
れ、モータは回転する。
端子132に検出パルスφが印加されたとき
は、F/F100の出力Qが“H”のときには、
NORゲート105の出力が“H”となり、P
MOS FET113→コイル155→抵抗117―
b→N MOS FET116→接地という様に流
れ、N MOS FET116と抵抗117―bの両
端には電流に比例した電圧を生ずる。
従つて1″パルスでロータが回転していた場合は
第12図の151の波形となり回転していない場
合には第12図150の波形となりその両者の波
形の0.5m secのときの電圧の中央付近にC
MOSゲートの閾値電圧を設定しておくことによ
り容易にロータの非回転信号としてコンパレータ
の出力から得られる。もし非回転の場合には
AND・ORゲート110の出力は“H”となりR
―SF/Fはセツトされ出力Qは“H”となり
1″補正パルスによりセツトされるまで補正駆動を
行なう。
F/F100の出力Qが“L”の場合にも同様
に説明できる。本発明に於ける検出回路56は第
13図に示す様な回路構成によつても同様に検出
はできるが、この回路構成は、N MOS FES2
15のゲートは第11図aのNORゲート102
の出力端子に接続され、N MOS FET216の
ゲートは第11図aのNORゲートの出力端に接
続されている。N MOS FET215のドレイン
はコイル155の一端に接続され、N MOS
FET216のドレンもコイル155の他端に接
続されている。
N MOS FET215,216のソースはそれ
ぞれ接続され更にその接続点から検出用の抵抗2
17が接続され、抵抗217の他端は接地されて
いる。N MOS FET215,216の接続点は
又C MOSゲート210に接続されており、C
MOSゲート210の出力は更にC MOSゲー
ト211に接続され、その出力は第11図aのR
―SF/F112のセツト入力に接続される。こ
の検出回路の動作は第11図aの検出回路56と
ほぼ同じ動作であり、検出パルスφを加えたと
き、抵抗217の両端には第12図と同じ電圧波
形を生ずる。
従来の検出回路第13図と本発明に於ける検出
回路第11図aの56との違いはIC上に構成す
るときの構成面積の大小、N MOS FETのON
抵抗の大小にある。
例として第13図のN MOS FET215,2
16と第11図aのN MOS FET115,11
6のIC上における大きさを比べてみる。
第13図に於て、N MOS FET215,21
6のソースの電位を電源電圧の半分つまり
1.57V/2とし、N MOS FET215,216
の閾値電圧0.5V、ON抵抗1KΩとし、抵抗217
を15KΩとするとN MOS FET215,216
に流れる電流はi=1.57/2×15000=52.3(μ
A)ドレン・ソース間の電位VDS=1000(Ω)×
52.3(μA)=0.0523(V)であるから、K値
(μA/V2)は、 K=i(μA)/{2(VD―VSB―VTN) ×VDS―VDS } ただし、VD(電源電圧)=1.57(V) VSB(ソース、基板間の電位)=1.57/2
(V) VDS(ソース、ドレン間電位)=0.0523(V) i(ドレンからソースに流れる電流)=52.3
(μA)よりK≒2000(μA/V2)となる。
K=K′W/(L―2Xj) N MOS FETのK′≒20(μA/V2)、L(長
さ)==10(μ) 2Xj(拡散幅)=Sμとすると、 W(幅)≒500(μ) つまりN MOS FET215,216 2個で
は1000μとなる。
同様に第11図aのN MOS FET115,1
16の大きさを計算してみる。前記の式に於て、
SB=0とおけば、N MOS FET115,11
6のON抵抗を1KΩとすると、抵抗117―a,
117―bとも14KΩとして計算すると、K≒
480(μA/V2)、W(幅)=120(μ)となりN
MOS FET115,116 2個では240
(μ)となる。一方第11図aの場合抵抗が11
7―aと117―b2個必要であるが、シート抵
抗5KΩであるP―Well拡散抵抗を用いるとその
面積は微々たるものであり、他のゲート数も微々
たる面積である。
ICの面積で10(μ)×1000(μ)という値は非
常に大きいものであり、ICチツプ面積増大によ
るICのコストアツプ、歩留りの低下などがある
第13図の方法と比較し、本発明の第11図aの
回路による本発明は上記の欠点を改良し、しかも
電子時計の低消費電力化を達成することができそ
の効果は大きい。
また、モータの種類にかかわらず、ロータが回
転した時と回転しなかつた時とで、モータのコイ
ルのインダクタンスに差があるようなモータを使
用した電子時計は、本発明に含まれることは、言
うまでもないことである。
【図面の簡単な説明】
第1図はアナログ型電子時計の表示機構図、第
2図は従来の電子時計の回路構成ブロツク図、第
3図はコイル電流波形図、第4図はステツプモー
タ動作原理説明図、第5図はステツプモータ動作
原理説明図、第6図はステツプモータ動作原理説
明図、第7図はコイル電流波形図、第8図はモー
タの駆動パルス巾―電流・トルク特性図、第9図
は本発明による電子時計の全体ブロツク図、第1
0図はパルス合成回路ブロツク図及びタイムチヤ
ート、第11図はパルス合成回路、検出回路、駆
動回路の一実施例回路図及びタイムチヤート、第
12図は検出抵抗の電圧降下1時間特性、第13
図は従来の検出回路 1…ステータ、2…2番車、3…3番車、4…
4番車、5…5番車、6…ロータ、7…コイル、
10…発振回路、11…分周回路、12…パルス
幅合成回路、13…駆動回路、14…コイル、1
7…可飽和部、51…発振回路、52…分周回
路、53…合成回路、54…駆動回路、55…ス
テツプモータ、56…検出回路、100…1/2秒
出力F/F、115,116…N MOS FET、
117―a,117―b…検出用抵抗、110…
C MOSゲート、155…コイル、である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくともコイルとステータとロータから成
    るステツプモータと、駆動信号を含む複数のパル
    ス信号を出力するパルス合成回路と、前記駆動信
    号を入力して前記ステツプモータを駆動する駆動
    回路と、前記コイルの一端に接続される第1のイ
    ンピーダンス素子と前記コイルの他端に接続され
    る第2のインピーダンス素子と前記各インピーダ
    ンス素子にそれぞれ接続されるスイツチング素子
    と前記各インピーダンス素子端の電圧値を検出す
    る電圧検出手段とを含む検出回路を備え、前記駆
    動回路に前記駆動信号を印加した後、前記パルス
    合成回路からの信号により前記スイツチング素子
    を動作させて、前記コイルの一方の端に接続され
    る一方の前記インピーダンス素子の前記コイルと
    接続される端とは別の端と前記コイルの他の一方
    の端とを、前記駆動回路の一部を介して電気的に
    接続すると共に前記コイルの他の一方の端に接続
    される他の前記インピーダンス素子を切り離し、
    前記コイルと前記コイルに接続される前記一方の
    インピーダンス素子と、前記駆動回路の一部とに
    流れる電流から前記一方のインピーダンス素子端
    に生じる電圧値の大・小により、前記ステツプモ
    ータのロータの状態を検出することを特徴とする
    電子時計。
JP4709377A 1977-04-23 1977-04-23 Electronic watch Granted JPS53136870A (en)

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