JPS6296482A - 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 - Google Patents

1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法

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JPS6296482A
JPS6296482A JP14159286A JP14159286A JPS6296482A JP S6296482 A JPS6296482 A JP S6296482A JP 14159286 A JP14159286 A JP 14159286A JP 14159286 A JP14159286 A JP 14159286A JP S6296482 A JPS6296482 A JP S6296482A
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Hirozumi Inoue
井上 博純
Hisao Otsuka
大塚 久男
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は医薬化合物として有用な新規1,5−ベンゾチ
アゼピン誘導体の製法に関する。
(従来技術) 各種5− (2−(N、N−ジアルキルアミノ)エチル
] −1,5−ベンゾチアゼピン誘導体が優れた降圧作
用及び脳・冠血管拡張作用を有するととit既に知られ
ている(特開昭59−225174号)。
一方2本発明者らは最近各種5−[2−(N−モノアル
キルアミノ)エチル]−1.5−ベンゾチアゼピン誘導
体に優れた血小板凝集抑制作用のあることを見出し、こ
れらについても特許出願を行なった(特願昭60−73
356号、60−73357号及び60−92133°
す)。
(発明のl」的) 本発明の目的は5− [2−(N、N−ジアルキルアミ
ノ)エチル]−1.5−ベンゾチアゼピン誘導体から脱
アルキル化反店により、対応する5−[2−(N−モノ
アルキルアミノ)エチル]−1.5−ベンゾチアゼピン
誘導体を製造する方法を提供することにある。
(発明の構成及び効果) 本発明は次の一般式で示される1、5−ベンゾチアゼピ
ン誘導体又はその塩の製法に関する。
(但し2項Aは式: で示される置換又は非置換ベンゼン環を表わし。
Rけ水素原子又は低級アルカノイル基を表わし。
項八が非置換ベンゼン環であるときR1け低級アルキル
基であり、 3JJAが置換ベンゼン環であるときR1
は低級アルキル基又は低級アルコキシ基であることを表
わし R3は低級アルキル基を表わし、R″及びR6け
いずれか一方が水素原子であり、他方が塩素原子である
ことを表わし R7及びR’tまいずれか一方が低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基、フ
ッ累原子、ベンフルオキシ基又は水酸基であり、他方が
水素原子であるか。
或いはR7及びR8が共に低級アルコキシ基であること
を表わす。) 上記化合物(I)の例としては、一般式(I)において
、環Aが式: で示される置換又は非置換ベンゼン環であり、Rが水素
原子又は低級アルカノイル基(例えば、アセチル基、プ
ロピオニル基、ブチリル基)であり。
33jAが非置換ベンゼン環であるときR1は低級アル
キル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基)であり、 31JAが置換ベンゼン環であると
きR1は低級アルキル基(例えば、メチル基。
エチル基、プロピル基、ブチル基)又は低級アルコキシ
基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基)であり R3は低級アルキル基(例えば、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基)であり 
R5及びR6ばいずれか一方が水素原子であり、他方が
塩素原子であり R7及びR8はいずれか一方が低級ア
ルギル基(例えば。
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基)。
低級アルコキシ基(例えば、メトギシ基、エトギシ基、
プロポキシ基、グI・キシ基)、低級アルギルチオ基(
例えば、メチルチオ基、エチルチオ基。
プロピルチオ基、ブチルチオ基)、フッ素原子。
ベンジルオキシ基又は水酸基であり、他方が水素原子で
あるか、或いは R7及びR8が共に低級アルコキシ基
(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、メ
トキシ基)である化合物を挙げることができる。
より好ましい化合物としては一般式(I)において1項
Aが式: で示される置換又は非置換ベンゼン環であり、Rが水素
原子又はアセチル基であり、環Aが非置換ベンゼン環で
あるときR”Viメチル基であり、環Aが置換ベンゼン
環であるときR1けメチル基又はメトキシ基であり R
3がメチル基であり R5及びR6はいずれか一方が水
素原子であり、他方が塩素原子であり R7及びR8は
いずれか一方がメチル基。
メトキシ基、メチルチオ基17ツ素原子、ベンジルオキ
シ基又は水酸基であり、他方が水素原子であるか、或い
はR7及びR8が共にメトキシ基である化合物を挙げる
ことができる。
尚、化合物(I)は分子内に2個の不斉炭素原子を有す
るため、2種の立体異性体(即ち、シス及びトランス異
性体)もしくけ4種の光学異性体(即ち、(+)−シス
、(−)−シス、(+)−トランス及び(−)−トラン
ス異性体)が存在するが1本発明はこれら異性体及びこ
れらの混合物をすべて含むものである。しかし、医薬用
途に供する場合は、シス−異性体が好ましい。
本発明によれば、上記化合物(I)は一般式(似し R
2は水素原子又は低級アルカノイル基を表わし R4は
低級アルキル基を表わし Hl、  R3及びiAは前
記と同一意味を有する。) で示される化合物又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハライ
ド又はエステルとを反応させて一般式(但し、R9けハ
ロゲン原子又は式:  0RIOで示される基 RIG
はエステル残基を表わし、 R”、 R”、 R”及び
環A唸前記と同一意味を有する。) で示される化合物を製し1次いで該化合物よりN−置換
アシル基(式ニーCOR’で示される基)を除去するか
、或いはR2が低級アルカノイル基である場合には該低
級アルカノイル基及びN−置換アシル基を段階的若しく
け同時に除去することにより製することができる。
化合物(■)又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハライド又
はエステルとの反応は適当な溶媒中、塩基の存在下又は
非存在下に実施することができる。
化合物(II)の塩としては9反応の障害姉ならないも
のであればいかなる塩でも用いることができ。
例えば塩酸塩、臭化水素酸塩の如き無機酸の付加−1〇
− 塩:シュク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩の如き有機
酸の付加塩等をいずれも好適に用いることができる。ハ
ロゲノぎ酸の酸ハライドとしては。
フッ化ぎ酸の酸ハクイド、塩化ぎ酸の酸ハライド。
臭化ぎ酸の酸ハライド、フッ化ぎ酸の酸ハライドをいず
れも用いることができるが、ニフフ化カルボニル、ホス
ゲン、三臭化カルボニル、ニョク化カルボニルを用いる
のが好ましく、とりわけホスゲンを用いるのが好適であ
る。一方、ハロゲノぎ酸のエステルとしてけフッ化ぎ酸
のエステル、塩化ぎ酸のエステル、臭化ぎ酸のエステル
、フッ化ぎ酸のエステルをいずれも用いることができる
が。
塩化ぎ酸のエステルを用いるのがとりわけ好ましい。エ
ステル残基としては反応の障害とならないものであれば
いずれを用いてもよいが、塩素原子で置換された低級ア
ルキル基が好ましく、とりわけ塩素原子1〜3個で置換
された低級アルキル基が好ましい。
ハロゲノぎ酸の酸ハライドを用いる場合、当該反応け0
〜60℃、とりわけ室温にて実施するのが好ましく、溶
媒としては2例えば、トルエン。
ベンゼン、キシレンの如き芳香族炭化水素:n−ヘキサ
ン、シクロヘキサンの如き脂肪族炭化水素:エーテル、
ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランの
如きエーテル類化合物;塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロメタン、1.2−ジクロロエタン、四塩化炭素
の如きハ[1ゲン化炭化水素;アセトン、メチルエチル
ケトンの如きケトン類化合物:アセトニトリルの如きニ
トリル類化合物;酢酸エチル、酢酸メチルの如き脂肪酸
エステルを用いるのが好適である。
一方、ハロゲノぎ酸のエステルを用いる場合。
当該反応は20〜還流温度で実施するのが好寸しく、溶
媒としては2例えばトルエン、ベンゼン。
キシレンの如き芳香族炭化水素;11−へキサン。
シクロヘキサンの如き脂肪族炭化水素:エーテル。
ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランの
如きエーテル類化合物:塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロメタン、  1.2−ジクロロエタン、四塩化
炭素の如き)・ロゲン化炭化水素;アセトン、メチルエ
チルケトンの如きケトン類化合物ニアセトニトリルの如
きニトリル類化合物:酢酸エチル、酢酸メチルの如き脂
肪酸エステルを用いるのが好適である。ハロゲノぎ酸の
エステルとしてハロゲノぎ酸のトリハロゲノメチルエス
テル(例えば、トリクロロメチルクロロホルメート)を
用いる場合、塩基の存在下で実施すれば2反応液中には
まずハロゲノぎ酸の酸ハライドが発生し。
これが反応に関与することとなる。塩基としては。
例えばトリエチルアミン、ピリジン、2−メチルビリジ
ン、2,6−シメチルビリジン、テトラメチル尿素、ヘ
キサメチルリン酸トリアミド、キノリン等を用いるのが
好ましい。反応は室温にて行なうのがとりわけ好甘しく
、溶媒としてはトルエン。
ベンゼン、キシレンの如き芳香族炭化水素二〇−ヘキサ
ン、シクロヘキサンの如き脂肪族炭化水素;エーテル、
ジエチルエーテル、ジオキサン、テI・ラドドロフラン
の如きエーテル類化合物:塩化メチレン、1,2−ジク
ロロエタンの如キハロゲン化炭化水素を用いることがで
きる。
次工程である化合物(II)からN−アシル基(基: 
−COR’ )の除去反応は、化合物(III)を適当
な溶媒中で加熱することKより実施することができる。
溶媒トしては、メタノール、エタノール、プロパツール
、ブタノールの如きアルカノール、アセトニトリル、酢
酸、ジオキサン、テトラヒドロ7ラン、アセトン、メチ
ルエチルケトン、水又けこれらの混液を用いることがで
き1反応は20〜120℃、とりわけ還流下に実施する
のが好適である。
しかしながら、N−アシル基(基ニーCOR’)がβ。
β、β−トリハロエトキシカルボニル基(例、tば。
β、β、β−トリクロロエトキシカルボニル基)である
場合、該アシル基の除去は、化合物(III)を亜鉛−
酢酸で処理することKよっても行うことができ。
該反応は10〜50℃、とりわけ室温下にて実施するの
が好適である。
また、R″が低級アルカノイル基である場合、化合物(
In)からの該低級アルカノイル基及びN−7シル基(
基ニーCOR’)の段階的除去反応は、上記N−アシル
基の除去反応後、その生成物を適当な溶媒中、酸又はア
ルカリ試薬で処理することにより実施することができる
。酸としては1例えば塩酸、臭化水累酸、硫酸、トリフ
ルオロ酢酸等を用いることができ、アルカリ試薬として
は1例えば水酸化ナトリクム、水酸化すチクム、水酸化
カリウムの如き水酸化アルカリ金属、炭酸ナトリウム。
炭酸カリクム、炭酸すチクムの如き炭酸アルカリ金属、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムの如き炭酸水素
アルカリ金属等を用いることができる。溶媒トしてはメ
タノール、エタノール、プロパツール、ブタノールの如
キアルカノール、テトラヒドロフラン、ジオキザン、ア
セトニトリル。
水又はこれらの混液を用いることができ2反応は酸を用
いる場合には、0〜100℃、とりわけ20〜60℃に
て実施するのが好1しく、アルカリ試薬を用いる場合に
は0〜100℃、とりわけ10〜50℃にて実施するの
が好適である。しかしながら、N−アシル基(基ニーC
OR9)がβ、β、β−トリハロエトキシカルボニル基
である場合、低級アルカノイル基(基:R2)の除去後
、亜鉛−酢酸処理によりN−アシル基の除去を行なうこ
ともできる。
さらに、R2が低級アルカノイル基である場合における
化合物(III)からの該低級アルカノイル基及びN−
アシル基(基: −COR” )の同時除去反FI5F
′i。
化合物(III)を適当な溶媒中、酸処理することによ
り実施することができる。酸としては2例えば塩酸、臭
化水素酸、硫酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、
ぎ酸等を用いることができ、溶媒としてVi2例えばア
セトニトリル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メタ
ノール、エタノール。
tert、−ゲタノール、酢酸等を用いるのが好ましい
反応は0〜100℃、とりわけ還流下に実施するのが好
適である。
本発明の目的化合物(I)は上記反応後、要すればさら
に常法に従って酸処理するととKより酸付加塩として得
ることができる。好ましい酸付加塩としては、塩酸塩、
臭化水素酸塩、ヨク化水素酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、
リン酸塩の如き無機酸付加塩;シュク酸塩、マレイン酸
塩、フマル酸塩。
コハク酸塩、メタンスルホン酸塩、2−(4−ヒドロキ
シベンゾイル)安息香酸塩等を挙げることができる。
上記のようにして製される化合物(I)又はその塩は優
れた血小板凝集抑制作用を示し1例えば。
脳梗塞、脳血栓症、一過性脳虚血、心筋梗塞、冠状動脈
血栓症、肺動脈梗塞、末梢血管塞栓症、血栓脈管炎など
の各種血栓症、塞栓症等の疾患に対する治療、緩和及び
予防に用いることができる。
具体的には、化合物(I)を投与したラットから採取し
た血液を用いて、コラーゲン誘起凝集に対する抑制作用
を調べたところ、←)−シス−2−(4−メトキシフェ
ニル)−3−ヒドロキシ−5−〔2−(N−メチルアミ
ノ)エチルロー8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・フマル酸塩は
1.0rr1g/klllの投与量で血小板のコラーゲ
ン誘起凝集を50係以上抑制することができる。
本発明の原料化合物(II)のうち R5が塩素原子で
あり R11が水素原子である化合物は1例えば特−1
7= 開明59−225174号記載の方法により製すること
ができ R5が水素原子であり R6が塩素原子である
化合物も同公報記載の方法に準じて製することができる
。また、他の原料化合物は特願昭60−24039′5
+、60−29119号及び60−44239号記載の
方法に従って製することができる。
尚、零明細書中、低級アルキル基、低級アルコキシ基、
低級アルカノイル基及び低級アルキルチオ基はそれぞれ
、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキ
シ基、炭素数2〜4のアルカノイル基及び炭素数1〜4
のアルキルチオ基を表わす。
また9本明細書において”スレオ”とはグロビオン酸の
2位及び3位に置換している水酸基と置換フェニルチオ
基とがスレオ型配置(即ち、フィッシャー投影図におい
て前記2個の置換基が主鎖の反対側に位置する。)を有
することを意味する。
実施例1 (1)(−)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−
3−アルコキシ基5− (2−(N、N−ジメチルアミ
ノ)エチル]−8−クロロー2,3−ジヒドロ−1,5
−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン20、219を
トルエン100−に溶解する。該溶液に室温下、ホスゲ
ンのトルエン溶液(27,9%)31、91 fを加え
、30℃にて16時間攪拌する。
反応液をベンゼンで希釈し、10%塩酸及び水で洗浄す
る。次いで乾燥後溶媒を留去することにより、(−)−
シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−アセトギシ
ー5−(2−(N−クロロホルミル−N−メチルアミノ
)エチル]−8−クロロー2,3−ジヒドロ−1,5−
ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン21.33 ’l
を油状物として得る。
収率:95゜3係 [α]j’−86.0°(C=0.50.クロロホルム
)(2)  上記flで製した化合物21,271に1
0%塩酸21〇−及びアセトニトリル70−を加え3時
間還流する。反応液に氷を加え、さらに炭酸力リクムを
加えてアルカリ性とし、クロロホルムで抽出する。抽出
液を水洗、乾燥後溶媒を留去する。
=19− 残在をクロロホルム及びエタノールの混液に溶解する。
該溶液にフマル酸596yを加え、溶媒を減圧留去した
後、残在をエタノールから再結晶することにより、  
(−、)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−
ヒドロキシ−5−(1−(N−メチルアミノ)エチル〕
−8−クロロー2.3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オン・フマル酸塩1846ダを得
る。収率:848チ プリズム品(メタノールから再結晶) M、P、170−172℃(分解) [α瑠−75.6°(C=1.00.  メタノール)
針状晶(メタノールから再結晶) M、P、159−.161℃(分解) 〔α遠−74.1°(C=0.524.  メタノール
)小板状品(水から再結晶) M、I’、145−150℃(分解) シュウ酸塩: M、P、175−177℃(分解)(ジメチルホルムア
ミド−エタノール混液から再結晶) コハク酸塩・1水和物: M、P、125−128℃(分解)(エタノールから再
結晶) 臭化水素酸塩・1水和物: M、P、137−138℃(分解)(エタノールから再
結晶) 塩酸塩・1水和物: M、P、137−140℃(エタノールから再結晶)〔
α漕−83,9°(C=0.68.  メタノール)遊
離塩基: M、P、142−145℃ [αl、7−147.7°(C=0.814. りoa
ホルム)実施例2 対応原料化合物を実施例1と同様に処理することにより
、(±)−シス−2−(4−メチルフェニル)−3−ヒ
ドロキシ−5−[2−(N−メチルアミノ)エチル] 
−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(
5H)−オン・臭化水素酸塩をプリズム品として得る。
M、P、212〜213℃(エタノールより再結晶)2
1一 実施例3 対応原料化合物を実施例1と同様に処理することにより
、(±)−シス−2,−(4−メトキシフェニル)−3
−ヒドロキシ−5−(2−(N−メチルアミノ)エチル
]−8−タロロー2.3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチ
アゼピン−4(5H)−オン・シュウ酸塩を得る。
M、P−190〜194℃(分解)(ジメチルホルムア
ミド、エタノール及びエーテルの混液ヨり再結晶) 実施例4〜11 対応原料化合物を実施例、1と同様に処理することによ
り下記化合物を得る。
第1表 注1=上記化合物はすべてシス異性体である。
注2=エタノールより再結晶。
注3ニジメチルホルムアミド及びエタノールの混液より
再結晶。
注4:インプロバノールより再結晶。
注5:メタノールより再結晶。
実施例12及び13 対応原料化合物を実施例1と同様に処理することにより
、下記化合物を得る。
[I−b] 第2表 注に上記化合物はともに(±)−シス異性体である。
注2ニジメチルホルムアミドより再結晶。
注3:エタノールより再結晶。
実施例14 +1)  実施例1−(Qで製した(−)−シス−2−
(4−メトキシフェニル)−3−アヤトキシー5−(1
−(N−クロロホルミル−N−メチルアミノ)エチル〕
−8−クロロー2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オン257fに水25−及びエタ
ノール5−を加えて3時間加熱攪拌する。冷後2反応液
に10%塩酸を加えて酸性とし、ベンゼンで洗浄する。
水層を濃アンモニア水でアルカリ性さし、クロロホルム
で抽出する。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去し、残有
をシニク酸塩とした後、エタノール及びエーテルの混液
から再結晶することにより、(−)−シス−2−(4−
メトキシフェニル)−3−アセトキシ−5−[2−(N
−メチルアミノ)エチル]−8−クロロー2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・
シュク酸塩1.911をプリズム晶として得る。収率:
 70.5 %M、P、 169〜171℃(分解) [α漕−76.0°(C=1.00.  メタノール)
(2)上記(1)で製した化合物の遊離塩基55.7 
fに26チ塩酸−メタノール475wdを加え、室温に
て3時間攪拌する。反応後、炭酸カリタムを加えてアル
カリ性とし、クロロホルムで抽出スる。
抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去する。残有を7マル酸
塩とした後、メタノールから再結晶することにより、(
−)−シス−2−(4−メトキシ7エ二ル)−3−ヒド
ロキシ−5,−[1−(N−メチロー ルアミノ)エチル]−8−クロロー2.3−ジヒドロ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・フマル
酸塩53.559をプリズム晶として得る。
収率: 82.2係 氷晶の物性値は実施例1−(2)で得られる標品の物性
値と一致した。
実施例15 (1)対応原料化合物を実施例1−it)及び実施例1
411)と同様に処理することにより、(±)−シス−
1−(4−メトキシフェニル)−3−アヤトキシー5−
〔2−(N−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロー2
,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H
)−オン・臭化水素酸塩・エタノール・2水和物を得る
M、P、 129〜131℃(分解)(エタノール及び
エーテルの混液より再結晶) (2)  上記fl’)で製した化合物を実施例If−
(21と同様に処理することにより、(±)−シス−2
−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−5−[
2−(’N−メチルアミノ)エチル]−8−タロロー2
.3− ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5
H)−オン・シュク酸塩を得る。
氷晶の物性値Vi実施例3で得られる標品の物性値と一
致した。
実施例16 fl)  対応原料化合物を実施例]1+)及び実施例
14−[11と同様に処理することにより、(±)−シ
ス−2−(4−メチルフェニル)−3−アヤトキシー5
−(2−(N−メチルアミノ)エチル]−2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・
臭化水素酸塩をプリズム晶として得る。
M、P、 222〜224℃ (2)  上記[1)で製した化合物を実施例14i2
)と同様に処理することKより、(±)−シス−2−(
4−メチルフェニル)−3−ヒドロキシ−5−[2−(
N−メチルアミノ)エチル] −2,3−ジヒドロ−1
,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・臭化水素
酸塩を得る。
氷晶の物性値は実施例2で得られる標品の物性値と−・
致した。
実施例17〜27 対応原料化合物を実施例l1l)及び実施例14−(1
)と同様に処理することにより、下記化合物を得る。
[I−c] 第3表 注1=上記化合物はすべてシス異性体である。
注2:エタノールより再結晶。
注3ニジメチルスルホキシド及びエタノールの混液より
再結晶。
注4:エタノール及びエーテルの混液より再結晶。
注5=イングロバノールより再結晶。
注6:メタノールより再結晶。
上記実施例20〜27の生成物を実施例14−(2)と
同様に処理することにより、対応する実施例4〜11の
生成物を得る。
実施例28及び29 対応原料化合物を実施例1−(11及び実施例14−(
1)と同様に処理することにより、下記化合物を得る。
[I−d] 第4表 注に上記化合物はすべて(±)−シス異性体である。
注2=イソプロパツール及びエーテルの混液より再結晶
注3=エタノールより再結晶。
上記実施例28及び29の生成物を実施例14−(2)
と同様に処理することにより、対応する実施例12及び
13の生成物を得る。
実施例30 ft)  (+)−シス−2−(4−メトキシフェニル
)−3−アセトキシ−5−[2−(N、N−ジメチルア
ミノ)エチル〕−8−クロロー2.3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン19、9 E
lをトルエン150−に溶解する。該溶液にトリエチル
アミン410−を加え、トリクロロメチルクロロホルメ
ート8.75 fを5〜10℃で10分間かけて加えた
後、室温にて20時間攪拌する。反応後、溶媒を減圧留
去する。残金をベンゼン10〇−及びエーテル100r
RZの混液に溶解し、10%塩酸及び水で洗浄し、乾燥
後溶媒を減圧留去することにより、(+)−シス−2−
(4−メトキシフェニル)−3−アセトキシ−5−(2
−CN−クロロホルミル−N−メチルアミノ)エチル]
−8−クロロー2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチア
ゼピン−4(5H)−オン22. Ofを油状物として
得る。収率:10(1% (2)  上記(1)で製した化合物を実施例14−(
1)と同様に処理することにより、(+)−シス−2−
(4−メトキシフェニル)−3−アヤトキシー5−[2
−(N−メチルアミノ)エチル]−8−クロロ−2,3
−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−
オン・シュク酸塩・1水和物を得る。
M、P、172〜173℃(分解)(メタノールから再
結晶) 〔α斥 +63.3°(C=0.422. メタノール
)(3)上記(2)で製した化合物を実施例14−(2
)と同様に処理することにより、(+)−シス−2−(
4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−5=(2−
(N−メチルアミノ)エチル〕−8−クロロ−2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−=34− 4(5)I)−オン・塩酸塩・〃水和物を得る。
M、P、137〜140℃ 〔α瑠+83,4°(C=0.415.メタノール)実
施例31 fl)  (−)−シス−2−(4−メトキシフェニル
)−3−アセトキシ−5−[2−(、N、N−ジメチル
アミノ)エチル]−8−クロロー2,3−ジヒドロ−1
,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン1、35 
Fを1.2−ジクロロエタン10−に溶解し。
該溶液にα−タロロエトキシ力ルポニルクロIJ F6
40qを加えて22時間還流する。反応後、溶媒を減圧
留去することにより、(−)−シス−2−(4−メトキ
シフェニル)−3−アセトキシ−5−[2−(N、(α
−クロロエトキシカルボニル)−N−メチルアミノ)エ
チル」−8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベン
ゾチアゼピン−4(5H)−オン1.62 flを油状
物として得る。収率:100チ 〔α庸−83,8°(C=1.OO,クロロホルム)(
2)  上記(1)で製した化合物1.62 flにメ
タノール17−を加え、1.5時間還流する。反応後、
溶媒を減圧留去することにより、(−)−シス−2−(
4−メトキシフェニル)−3−アヤトキシー5−(2−
(N−メチルアミノ)エチルクー8−クロロ−2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン1.531を得る。
氷晶のシニク酸塩の物性値は実施例14−(1)で得ら
れる標品の物性値に一致した。
実施例32 fl)  (−)−シス−2−(4−メトキシフェニル
)−3−アセトキシ−5−[2−(N、N−ジメチルア
ミノ)エチル]−8−クロロー2.3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン2.69fを
ベンゼン16−に溶解する。該溶液に炭酸カリウム41
0■を加え、さらにβ、β、β−トリクロロエトキシ力
!レポニルクロリF 1.99 yを3分間かけて滴下
し、5時間還流する。反応液より不溶物をろ去り、ろ液
より溶媒を減圧留去することにより、  (−)−シス
−2−(4−メトキシフェニル)−3−アセトキシ−5
−[2−(N−(β、β、β−トリクロロエトキシカル
ボニルメチルアミノ)エチル]ー8ークロロ〜2,3−
ジヒドロ−1,5〜ベンゾチアゼピン−4 ( 5 H
 ) −オン363Fを油状物として得る。
〔α玲ー76,2°(C=1.OO,クロロホルム)氷
晶を更に酢酸エチル及びイソプロピルエーテルの混液か
ら再結晶することにより, M.P.147.5〜14
9℃の結晶として得られる。
〔α瑠 −79.4°(C=i.oo,クロロホルム)
(2)  上記f1)で得られる化合物(油状物)19
0fを酢酸8rR1に溶解し,該溶液に室温攪拌丁,亜
鉛粉末355gを3時聞かけて加え,同温にて3時間攪
拌する。反応液より不溶物をろ去し,クロロホルムで洗
浄する。ろ液及び洗液を合せ,飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び水で洗浄し,乾燥後溶媒を留去する。残有を
ベンゼンに溶解し,10チ塩酸で抽出し,抽出液を炭酸
カリウムでアルカリ性吉し,さらにクロロホルムで抽出
する。抽出液を水洗,乾燥後溶媒を留去することにより
(=)−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3ーア
セトキシー5−[2−(N−メチルアミノ)エチルクー
8−クロロ−2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼ
ピン−4 ( 5H)−オン1. 2 2 1を得る。
氷晶のシュク酸塩の物性値は実施例14−(1)で得ら
れる標品の物性値と一致した。
実施例33 ++)  (−’)−シス−2−(4−メトキシフェニ
ル)−3−アヤトキシー5−[ 2−( N,N−ジメ
チルアミノ)エチル]ー8ークロロー2.3ージヒドロ
−1,5−ベンゾチアゼピン− 4(5H)−オン9 
0、 2 5 f及びトリエチルアミン17.9−のト
ルx ン6 6 0 d 溶液にトリクロロメチルクロ
ロホルメート38.15ダを氷冷下にて加え,室温で2
0時間攪拌する。反応液より溶媒を減圧留去し,残有に
クロロホルム及び氷の混液を加えて溶解し。
10f)塩酸及び水で順次洗浄し,乾燥後溶媒を留去す
ることKより,(−)−シス−2−( 4−メトキシフ
ェニル)−3−アセトキシ−5−(2−(N−タロロホ
ルミル〜Nーメチルアミノ)エチル〕−8−クロO −
 2.3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(
5H)−オン969を油状物トして得る。
氷晶の物性値は実施例Ill)で得られる標品の物性値
と一致した。
(2)上記f1)で製した化合物を実施例1〜(2)と
同様に処理することにより,実施例1−(21の生成物
が得られる。
実施例34 (1)対E3原料化合物を実施例33−11)と同様に
処理することにより,(−)−シス−2−(4−メトキ
シフェニル)−3−アヤトキシー5−(2−(N−クロ
ロホルミル−N−メチルアミノ)エチル]ー9ークロロ
ー2,3−ジヒドロ−1.5−ベンゾチアゼピン−4(
5f()−オンを油状物として得る。
(2)  上記(1)で製した化合物554tng,I
Q%塩酸5. 6 、t/及びアヤトニトリル2m/の
混合物を1時間還流する。今後,アンモニア水を加えて
アルカリ性とし,クロロホルムで抽出する。抽出液を水
洗、乾燥後溶媒を留去し、残有を塩酸塩とした後メタノ
ールから再結晶することによす、(+)−シス−2−(
4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−5−[2−
(N−メチルアミノ)エチル]−9−クロロー2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オ
ン・塩酸塩415l1gを得る。
M、P、218〜220℃(分解) 〔α瑠+1.96°(C−0,457,メタノール)実
施例35 (1)実施例34− +1)で製した化合物510ff
ll?及び水−アセトニトリル(1:1)7−の混合物
を2時間還流する。反応液を実施例34− +21と同
様に後処理し、エタノール及びエーテルの混液から再結
晶することにより、(−)−シス−2−(4−メトキシ
フェニル)−3−アセトキシー5−[2−(N−メチル
アミノ)エチル]−9−クロロ−2,3−ジヒドロ−1
,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン・塩酸塩3
47■を得る。
M、P、152〜154℃ 4l− (2)  上記(1)で製した化合物735■に25%
塩酸−エタノール15−を加え、室温にて3時間攪拌す
る。反応液より溶媒を減圧留去し、残金をエーテルで洗
浄後メタノールから再結晶することにより、  (+)
−シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキ
シ−5−(2−(N−メチルアミノ)エチル〕−9−ク
ロロー2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−
4(5H)−オン・塩酸塩6221rIIを得る。
M、P、218〜220℃(分解) 〔α詰+1.96°(C=0.457.メタノール)実
施例36〜39 対応原料化合物を実施例1−(t)及び実施例14−+
1+と同様に処理することにより、下記化合物を得る。
第   5   表 : R5=CI、 R’=H:実施例39:R5=H。
R’=CIである。
また、!J!造例2−(21〜9−(t)並びに製造例
13−(1)及び1411)で製される化合物を上記と
同様に処理することにより、実施例4〜13で得られる
化合物を製することができる。
製造何重 (1)6−クロロ−2−ニトロチオフェノール40.5
8F、トランス−3−(4−メトキシフェニル)グリジ
ッド酸メチルエステル60.15f、m酸亜鉛・2水和
物1g及びトルエン410−の混合物をアルゴン雰囲気
下、室温にて3時間攪拌する。反応後2反応液よりトル
エンを減圧留去し。
残金にイングロビルエーテルを加えて析出晶をろ取し、
酢酸エチル及びヘキサンの混液から再結晶することによ
り、スレオ−2−ヒドロキシ−3−(6−クロロ−2−
二トロフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)
プロピオン酸メチルエステル62.319を得る。
M、P、110〜111.5℃ 上記母液をシリカゲルクロマトグクフィー処理(溶媒:
ベンゼンー酢酸エチル−20:1)することにより、更
にスレオ−2−ヒドロキシ−3−(6−クロロ−2−ニ
トロフェニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プ
ロピオン酸メチルエステル2.939を得る。
M、P、  109.5〜111℃ (2)  上記(1)で製した化合物629.10%パ
ラシクムー炭素7g、酢酸50〇−及びエタノール50
0−の混合物を常温常圧で接触還元する。反応後、不溶
物をろ失し、ろ液より溶媒を減圧留去する。残金を酢酸
エチル及びヘキサンの混液から再結晶することにより、
スレオ−2−ヒドロキシ−3−(2−7ミノー6−タロ
ロフエニルチオ)−3−(4−メトキシフェニル)プロ
ピオン酸メチルエステル51.749を得る。
M、P、114〜116℃ (3)  水素化ナトリウム(60%才イル分散液)8
4qをジメチルスルホキシド2−に加え、該混合物をア
ルゴン雰囲気下70℃にて40分間攪拌する。今後」二
記(2)で製した化合物0.368ダのジメチルスルホ
キシド溶液J−を加え、室温にて40分間攪拌する。反
応液を氷及び酢酸の混合物に注ぎ、析出晶をろ取する。
該結晶を水洗、乾燥後クロロホルム及びエタノールの混
液から再結晶することにより、(±)−シス−2−(4
−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−9−タロロー
2,3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5
H)−オン0.163 yを得る。
M、P、249〜252℃(分解) (4)  上記(3)で製した化合物22.39 y及
びピリジン60−の混合物に水冷下、(S)−1−(2
−ナフヂルスルホニル)ピロリジン−2−カルボニルタ
ロリドし無水ベンゼン中、(S)−1−(2−す7チル
ス!レホニル)ピロリジン−2−カルボン酸及びシュク
酸クロリドから調!!J]2a4pを加える。該混合物
を室温にて18時間攪拌後、水及び酢酸エチル−クロロ
ホルム(1:1)の混液ヲ加える。有機層を分取し、1
0チ塩酸、水、5係炭酸水素ナトリウム水溶液及び水で
順次洗浄し5゜乾燥後濃縮する。残金をシリカゲルクロ
マトグラフィーで精製(溶媒:ベンゼン−酢酸エチル−
9:1)することにより、生成物A[油状物、〔α玲−
11,3,2°(C=0.326. クロロホルム)]
及び生成物B〔結晶性物質、 M、P、106〜123
℃。
〔α〕悶+22.8°(C=0.324.  クロロホ
ルム)〕17.01Fを得る。
(5)  J二記(4)で製した生成物B12.75g
、炭酸カリウム30g、水75−及びメタノール150
一の混合物を室温にて20時間攪拌する。反応後。
析出晶(針状晶)をろ取し、含水メタノールから再結晶
することKより、シス−2−(4−メトキシフェニル)
−3−ヒドロキシ−9−りoc+−2゜3−ジヒドロ−
1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オンの光学異
性体6.01 Fを得る。
M、P、188〜189℃ (6)  上記(5)テ製した化合物2.0Of、2−
(N。
N−ジメチルアミノ)エチルクロリド・塩酸塩0゜90
g、粉末炭酸カリウム2.89f及びアセトン100−
の混合物を20時間還流する。反応液より不溶物をろ去
り、ろ液より溶媒を留去する。残金を過塩素酸塩とし、
メタノールから再結晶することにより、  (−)−シ
ス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−
5−[2−(N、N−ジメチルアミノ)エチル]−9−
クロロー2.3−ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン
−4(5H)−オン・過塩素酸塩・気水和物2.689
を得る。
M−P、190〜192℃ [ff斥−10,3°(C=0.321 、ジメチルホ
ルムアミド) (7)  上記(6)で製した化合物1.2’Ml、無
水酢酸15−及びピリジン15滴の混合物を100’C
にて4時間攪拌する。反応液より溶媒を減圧留去し。
残金にトルエンを加えてさらに溶媒を減圧留去する。残
金を塩酸塩とし、エタノール及びエーテルの混液から再
結晶することにより、(−)−シス〜2−(4−メトキ
シフェニル)−3−アセトキシ−5−[2−(N、N−
ジメチルアミノ)エチル〕−9−クロロー2,3−ジヒ
ドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(5H)〜オン・
塩酸塩・1水和物1、40 gを得る。
M、P、139〜142℃ [α片−13,0°(C= 0.348 、メタノール
)製造例2〜7 (り対応原料化合物を製造例1− [1) 、 (2)
 、 +3+及び(B) 、!:同様に処理することに
ょ楓 下記化合物を得(U−a) 第6表 注1=上記化合物はすべて(±)−シス異性体である。
注2=メタノールより再結晶。
注3:イソプロパノールより再結晶。
注4:酢酸エチルより再結晶。
注5:ジメチルホルムア三ド及びエタノールの混液より
再結晶。
(2)  上記で得られる化合物を製造例1−47.)
と同様に処理することにより、下記化合物を得る。
(n−b) 第   7   表 注1=上記化合物はすべて(±)−シス異性体である。
注2:エタノールより再結晶。
注3:イソプロパノール及びエーテルの混液より再結晶
注4=インプロパツールより再結晶。
製造例8及び9 (1)対応原料化合物を製造例1−41+、 (21,
(31及び(6)と同様に処理することにより、下記化
合物を得る。
(、U−cj 第   8   表 =51− 注に上記化合物は共に(±)−シス異性体である。
注2:酢酸エチルより再結晶。
(2)  上記で得られる化合物を製造例1−(7)と
同様に処理することにより、下記化合物を得る。
(II−d) 第9表 1)開口8C,2〜96482  (14)注1:上記
化合物は共K(±)−シス異性体である。
注2:インゾロバノール及びエーテルの混液より再結晶
注3:クロロホルム、エタノール及ヒエ−チルの混液よ
り再結晶。
製造例10〜12 対応原料化合物を製造例1− +1)、 +21. (
3)、 (6)及び(7)と同様に処理することにより
、下記化合物を得る。
(IT−e) 第   10   表 注に上記化合物はすべて(±)−シス異性体である。
注2:エタノール及びエーテルの混液より再結晶0 注3=エタノール、クロロホルム及びエーテルの混液よ
り再結晶。
注4:インプロバノールより再結晶。
製造例13及び14 (1)対応原料化合物を製造例1.− +1. (2+
、 [31,[4)。
(5)及び(6)と同様に処理することにより、下記化
合(II−f) 第   11   表 注1=上記化合物は共にシス異性体である。
注2:酢酸エチルより再結晶。
(2)  上記で得られる化合物を製造例1−(7)と
同様に処理することにより、下記化合物を得る。
(U−g) 第12表 注に上記化合物は共にシス異性体である。
注2:エタノール及びエーテルの混液より再結晶。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、環Aは式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります
    ▼ で示される置換又は非置換ベンゼン環を表わし、環Aが
    非置換ベンゼン環であるときR^1は低級アルキル基で
    あり、環Aが置換ベンゼン環であるときR^1は低級ア
    ルキル基又は低級アルコキシ基であることを表わし、R
    ^2は水素原子又は低級アルカノイル基を表わし、R^
    3及びR^3は同一又は異って低級アルキル基を表わし
    、R^5及びR^6はいずれか一方が水素原子であり、
    他方が塩素原子であることを表わし、R^7及びR^8
    はいずれか一方が低級アルキル基、低級アルコキシ基、
    低級アルキルチオ基、フッ素原子、ベンジルオキシ基又
    は水酸基であり、他方が水素原子であるか、或いはR^
    7及びR^8が共に低級アルコキシ基であることを表わ
    す。) で示される化合物又はその塩とハロゲノぎ酸の酸ハライ
    ド又はエステルとを反応させて一般式▲数式、化学式、
    表等があります▼ (但し、R^9はハロゲン原子又は式:−OR^1^0
    で示される基、R^1^0はエステル残基を表わし、R
    ^1、R^2、R^3及び環Aは前記と同一意味を有す
    る。) で示される化合物を製し、次いで該化合物よりN−置換
    アシル基を除去するか、或いはR^2が低級アルカノイ
    ル基である場合には該低級アルカノイル基及びN−置換
    アシル基を段階的若しくは同時に除去し、要すれば生成
    物をその塩とすることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Rは水素原子又は低級アルカノイル基を表わし
    、R^1、R^3及び環Aは前記と同一意味を有する。 ) で示される1,5−ベンゾチアゼビン誘導体又はその塩
    の製法。
JP14159286A 1985-06-21 1986-06-17 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 Granted JPS6296482A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01186875A (ja) * 1988-01-19 1989-07-26 Tanabe Seiyaku Co Ltd ベンゾチアゼピン誘導体の製法
JPH0240372A (ja) * 1988-10-29 1990-02-09 Tanabe Seiyaku Co Ltd ナフトチアゼピン誘導体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01186875A (ja) * 1988-01-19 1989-07-26 Tanabe Seiyaku Co Ltd ベンゾチアゼピン誘導体の製法
JPH0240372A (ja) * 1988-10-29 1990-02-09 Tanabe Seiyaku Co Ltd ナフトチアゼピン誘導体

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