JPS6078973A - 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 - Google Patents
1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法Info
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- JPS6078973A JPS6078973A JP18677883A JP18677883A JPS6078973A JP S6078973 A JPS6078973 A JP S6078973A JP 18677883 A JP18677883 A JP 18677883A JP 18677883 A JP18677883 A JP 18677883A JP S6078973 A JPS6078973 A JP S6078973A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1.5−ベンゾチアゼピン誘導体の新規な製法
、さらに詳しくいえば、一般式(1)(式中のArは低
級アルコキンノ、(で置換さrしたフェニル基、Rは水
素原子又は低級アシルノ、(、R2及びR3はそれぞれ
低級アルキル基及びYは低級アルキレン基である〕 で示される1、5〜ペンゾチアゼピ/訪導体を、極めて
簡単な工程で収率よく経列的に製造する方法に関するも
のである。
、さらに詳しくいえば、一般式(1)(式中のArは低
級アルコキンノ、(で置換さrしたフェニル基、Rは水
素原子又は低級アシルノ、(、R2及びR3はそれぞれ
低級アルキル基及びYは低級アルキレン基である〕 で示される1、5〜ペンゾチアゼピ/訪導体を、極めて
簡単な工程で収率よく経列的に製造する方法に関するも
のである。
前記一般式(1’)で示される1+5−ベンゾチアゼピ
ン誘導体の中には、冠血管・拡張作用や向精神作用など
の薬理作用のある医薬品や、あるいはその中間体として
有用な化合物が存在し、極めてM要な誘導体である。
ン誘導体の中には、冠血管・拡張作用や向精神作用など
の薬理作用のある医薬品や、あるいはその中間体として
有用な化合物が存在し、極めてM要な誘導体である。
この一般式(1)で示される1、5−ベンゾチアゼピン
誘導体は、これ壇で提案されている多くの方法(特公昭
46−8982号公報、特公昭46−16749号公報
、慣公昭46〜4.3785号公報、特開昭57−13
6581号公報、特開昭58−99471号公報、特開
昭58−29779号公報など)に従って製造すること
ができる。
誘導体は、これ壇で提案されている多くの方法(特公昭
46−8982号公報、特公昭46−16749号公報
、慣公昭46〜4.3785号公報、特開昭57−13
6581号公報、特開昭58−99471号公報、特開
昭58−29779号公報など)に従って製造すること
ができる。
しかしながら、これらの方法はいずれも基本的(では次
に示すような工程の長い繁雑な方法であって、経済的に
満足しうる方法とはいえない□従来提案されている方法
に従って、一般式(1)で示される1、5−ベンゾチア
ゼピン誘導体を製造する場合、工程、は次のようになる
。すなわち、一般式(II) Ar (式中のAr及びRは前記と同じ意味をもち、R1は低
級アルキル基である) で示されるプロピオン酸エステル誘尋体を加水分jγ「
1〜て、一般式(Ill) Ar (式中のAr及びRは前記と同じ、は味をもつ)で示さ
れるプロピオン酸誘導体とし、次いで閉環して一般式収
) Ar (式中のAr及びRは前記と同じ忍法をもつ)で示され
る1、5−ベンゾチアゼピン誘導体とじた(式中のR2
、R5及びYは前記と同じ意味をもち、Zはハロゲン原
子である) で示される化合物と反応させ、必要に応じさらにアシル
化すれば、一般式(1)で示される1、5−ベンゾチア
ゼピン誘導体が得られる。
に示すような工程の長い繁雑な方法であって、経済的に
満足しうる方法とはいえない□従来提案されている方法
に従って、一般式(1)で示される1、5−ベンゾチア
ゼピン誘導体を製造する場合、工程、は次のようになる
。すなわち、一般式(II) Ar (式中のAr及びRは前記と同じ意味をもち、R1は低
級アルキル基である) で示されるプロピオン酸エステル誘尋体を加水分jγ「
1〜て、一般式(Ill) Ar (式中のAr及びRは前記と同じ、は味をもつ)で示さ
れるプロピオン酸誘導体とし、次いで閉環して一般式収
) Ar (式中のAr及びRは前記と同じ忍法をもつ)で示され
る1、5−ベンゾチアゼピン誘導体とじた(式中のR2
、R5及びYは前記と同じ意味をもち、Zはハロゲン原
子である) で示される化合物と反応させ、必要に応じさらにアシル
化すれば、一般式(1)で示される1、5−ベンゾチア
ゼピン誘導体が得られる。
このように、従来提案式れている方法に従うと、工程が
長く(はん雑であって、経済的に不利である。
長く(はん雑であって、経済的に不利である。
本発明者らは、このような従来提案されている方法の欠
点を改良し、短かい工程で経済的Gて有利に、前記一般
式(1)で示される1、5−ベンゾチアゼピン誘導体を
製造する方法を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、非プ
ロトン性極性溶媒中水素化金属の存在下に、前記の一般
式(If)で示される化合物を一般式(V)で示される
化合物と縮合反応させることにより、1工程で一般式(
0で示される1、5−ベンゾチアゼピン誘導体が収率よ
く得られ、その目的を達成しうろことを見出し、この知
見に基づlハて本発明を完成するに至った。
点を改良し、短かい工程で経済的Gて有利に、前記一般
式(1)で示される1、5−ベンゾチアゼピン誘導体を
製造する方法を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、非プ
ロトン性極性溶媒中水素化金属の存在下に、前記の一般
式(If)で示される化合物を一般式(V)で示される
化合物と縮合反応させることにより、1工程で一般式(
0で示される1、5−ベンゾチアゼピン誘導体が収率よ
く得られ、その目的を達成しうろことを見出し、この知
見に基づlハて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、一般式(If)
Ar
(式中のArは低級アルキレ基で置換されたフェニル基
、Rは水素原子又は低級アシル基及びR1は低級アルキ
ル基である) で示される化合物を、非プロトン性極江浴媒中水素化金
属の存在下に、一般式(■) (式中のR2及びR3はそれぞれ低級アルギル基、Yは
低級アルキレン基及び2はハロゲノ原子である) で示される化合物と縮合反応さぜることを’Cj jl
tとする、一般式(1) (式中のAr、 R,R2、R3及びYは前記と同じ意
味をもつ) で示される1、5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法を提
供するものである。
、Rは水素原子又は低級アシル基及びR1は低級アルキ
ル基である) で示される化合物を、非プロトン性極江浴媒中水素化金
属の存在下に、一般式(■) (式中のR2及びR3はそれぞれ低級アルギル基、Yは
低級アルキレン基及び2はハロゲノ原子である) で示される化合物と縮合反応さぜることを’Cj jl
tとする、一般式(1) (式中のAr、 R,R2、R3及びYは前記と同じ意
味をもつ) で示される1、5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法を提
供するものである。
本発明方法において用いる前記一般式(■)で示される
化合物は、式中のArが低級アルコキン基で置換された
フェニル基、Rが水素原子又は低級アシル基及びR1が
低級アルキル基であるプロピオン酸エステル誘導体であ
って、前記の低級アルコキノ基としてはメトキシ基やエ
トキシ基などが、低級アシル基としてはアセチル基やプ
ロピオニル基などが、低級アルキル基としてはメチル基
やエチル基などが挙げられる。
化合物は、式中のArが低級アルコキン基で置換された
フェニル基、Rが水素原子又は低級アシル基及びR1が
低級アルキル基であるプロピオン酸エステル誘導体であ
って、前記の低級アルコキノ基としてはメトキシ基やエ
トキシ基などが、低級アシル基としてはアセチル基やプ
ロピオニル基などが、低級アルキル基としてはメチル基
やエチル基などが挙げられる。
このプロピオン酸エステル誘導体のうち、前記一般式(
II)におけるRが水素原子である2−ヒドロキシプロ
ピオ/酸エステル誘導体は、公知の方法(特公昭45−
9383号公報)に従って製造することができる。
II)におけるRが水素原子である2−ヒドロキシプロ
ピオ/酸エステル誘導体は、公知の方法(特公昭45−
9383号公報)に従って製造することができる。
例えば、2−アミノチオフェノールと、一般式)
(式中のAr及びR1は前記と同じ意味をもつ)で示さ
れるグリジット酸エステルとを無溶媒中100〜130
℃の温度で反応させることにより、目的とする2−ヒド
ロキシプロピオン酸エステル誘導体が得られる。このも
のには/ス型とトランス型の2種の立体異性体が存在す
るが、1)II記の製造法によるとシス型が高収率で(
47られる。
れるグリジット酸エステルとを無溶媒中100〜130
℃の温度で反応させることにより、目的とする2−ヒド
ロキシプロピオン酸エステル誘導体が得られる。このも
のには/ス型とトランス型の2種の立体異性体が存在す
るが、1)II記の製造法によるとシス型が高収率で(
47られる。
また、前記一般式(n)におけるRが低級アシル基であ
る2−アシルオキ/プロピオ/酸エステル誘導体は新規
化合物でろって、前記のようにして得うした2−ヒドロ
キシプロピオン酸エステル誘導体のアシル化によっても
得られるが、一般式〇■(式中のAr及びR1は前記と
同じ意味をもつ)で示されるニトロ誘導体C特公昭46
−8982号公報記載の方法によって合成しうるうをア
シル化したのち、該ニトロ基を還元することKよっても
製造することができる。この製法においては、アシル化
剤として酢酸やプロピオン酸などの酸無水物、酸ハライ
ドなどが用いられ、またこれらのアシル化剤と前記一般
式(至)で示されるニトロ誘導体との反応は無溶媒又は
ベンゼン、クロロホルムなどの有機溶媒中そのま1か、
あるいはピリジンなどの塩基の存在下で行われる。この
場合の反応温度は溶媒やアシル化剤などの種類によって
異なるが、通常0〜100℃の範囲でらる。
る2−アシルオキ/プロピオ/酸エステル誘導体は新規
化合物でろって、前記のようにして得うした2−ヒドロ
キシプロピオン酸エステル誘導体のアシル化によっても
得られるが、一般式〇■(式中のAr及びR1は前記と
同じ意味をもつ)で示されるニトロ誘導体C特公昭46
−8982号公報記載の方法によって合成しうるうをア
シル化したのち、該ニトロ基を還元することKよっても
製造することができる。この製法においては、アシル化
剤として酢酸やプロピオン酸などの酸無水物、酸ハライ
ドなどが用いられ、またこれらのアシル化剤と前記一般
式(至)で示されるニトロ誘導体との反応は無溶媒又は
ベンゼン、クロロホルムなどの有機溶媒中そのま1か、
あるいはピリジンなどの塩基の存在下で行われる。この
場合の反応温度は溶媒やアシル化剤などの種類によって
異なるが、通常0〜100℃の範囲でらる。
このようにして得られた一般式罎
(式中のAr及びR1は前記と同じ意味をもち、R4は
低級アルキル基である) で示される新規化合物のアシルオギシニトロ誘導体の還
元は、通常ニトロ基の還元に用いられている方法、例え
ば亜鉛、鉄、スズなどの金属又はそれらの金属塩類と酸
又はアルカリとの反応を、111川する方法、あるいは
パラジウム−炭素を触媒とする接触環元法などによって
行うことができる1、このようにして、前記一般式(■
)における■(が低級アシル基である2−アシルオキ/
プロピオン酸エステル訪導体が得られる。
低級アルキル基である) で示される新規化合物のアシルオギシニトロ誘導体の還
元は、通常ニトロ基の還元に用いられている方法、例え
ば亜鉛、鉄、スズなどの金属又はそれらの金属塩類と酸
又はアルカリとの反応を、111川する方法、あるいは
パラジウム−炭素を触媒とする接触環元法などによって
行うことができる1、このようにして、前記一般式(■
)における■(が低級アシル基である2−アシルオキ/
プロピオン酸エステル訪導体が得られる。
本発明方法において用いる前記一般式(V)で示される
化合物においては、式中のR2及び」(5はそれぞれ低
級アルキル基、Yは低級アルキレン基及びZはハロゲン
原子であって、低級アルキル基としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基などが、低級アルキレン基としてはメ
チレン基、エチレン基、トリメチレン基などが、ハロゲ
ノ原子としては塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
化合物においては、式中のR2及び」(5はそれぞれ低
級アルキル基、Yは低級アルキレン基及びZはハロゲン
原子であって、低級アルキル基としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基などが、低級アルキレン基としてはメ
チレン基、エチレン基、トリメチレン基などが、ハロゲ
ノ原子としては塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
本発明方法において用いる非プロトン性極性母媒として
は、例えばジメチルスルホキシド、、 N、N−ジメチ
ルホルムアミド、スルホラン、アセトニトリル、N、N
−ジメチルアセトアミドなどが挙げられるが、これらの
中でジメチルスルホキノドが好適である。また、水素化
金属としては、例えば水素化ナトリウムなどが用いられ
る。
は、例えばジメチルスルホキシド、、 N、N−ジメチ
ルホルムアミド、スルホラン、アセトニトリル、N、N
−ジメチルアセトアミドなどが挙げられるが、これらの
中でジメチルスルホキノドが好適である。また、水素化
金属としては、例えば水素化ナトリウムなどが用いられ
る。
本発明方法を好適に実施するには、例えば前記一般式(
II)で示されるプロピオン酸エステル誘導体を前記の
非プロトン性極性溶媒に溶解したのち、水素化ナトリウ
ムなどの水素化金属を、該プロピオン酸エステル誘導体
に対して1〜3倍モル当量、好ましくは1〜1.2倍モ
ル当量加え、次いで前記一般式(ト)で示される化合物
を、該プロピオン酸エステル誘導体に対して1〜3倍モ
ル当量、好ましくは1〜1.5倍モル当量加えて反応さ
せたのち、生成した前記一般式(1)で示される1、5
−ベンゾチアゼピン誘導体を常法に従って反応液から単
離し精製すればよい。この場合、反応温度は溶媒や該プ
ロピオン酸エステル誘導体の種類によって異なるが、5
〜70℃の範囲が望ましく、特に10〜40℃の範囲が
適している。
II)で示されるプロピオン酸エステル誘導体を前記の
非プロトン性極性溶媒に溶解したのち、水素化ナトリウ
ムなどの水素化金属を、該プロピオン酸エステル誘導体
に対して1〜3倍モル当量、好ましくは1〜1.2倍モ
ル当量加え、次いで前記一般式(ト)で示される化合物
を、該プロピオン酸エステル誘導体に対して1〜3倍モ
ル当量、好ましくは1〜1.5倍モル当量加えて反応さ
せたのち、生成した前記一般式(1)で示される1、5
−ベンゾチアゼピン誘導体を常法に従って反応液から単
離し精製すればよい。この場合、反応温度は溶媒や該プ
ロピオン酸エステル誘導体の種類によって異なるが、5
〜70℃の範囲が望ましく、特に10〜40℃の範囲が
適している。
本発明の1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法は、従
来の方法が3工程を要するのに対し、わずか1工程で、
しかも収率よく目的物が得られ、工業的方法として極め
て有利である。1 次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
来の方法が3工程を要するのに対し、わずか1工程で、
しかも収率よく目的物が得られ、工業的方法として極め
て有利である。1 次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1
シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ
−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル]−z、a−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(51()−オ
ン塩酸塩の合成 シス−2ごヒドロキシ−3−(2−アミノフェニル+、
+)−3−(4−メトキシフェニル) −7−ロピオン
酸メチル3.31をジメチルスルホキシド。
−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル]−z、a−ジ
ヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(51()−オ
ン塩酸塩の合成 シス−2ごヒドロキシ−3−(2−アミノフェニル+、
+)−3−(4−メトキシフェニル) −7−ロピオン
酸メチル3.31をジメチルスルホキシド。
20艷に溶解し、これに60重量%水素化ナトリウム0
.48 fを加えて室温で30分間かきまぜる。
.48 fを加えて室温で30分間かきまぜる。
次いでN、N−ジメチルアミノエチルクロリド1.37
を加え、室温で7時間かきまぜたのち、酢酸で中和後、
水100dを加える。次にクロロホルム50ゴで2回抽
出し、抽出液を合わせて水洗し、無水硫酸す) IJウ
ムで乾燥したのち濃縮する。
を加え、室温で7時間かきまぜたのち、酢酸で中和後、
水100dを加える。次にクロロホルム50ゴで2回抽
出し、抽出液を合わせて水洗し、無水硫酸す) IJウ
ムで乾燥したのち濃縮する。
得られた油状換金エタノールに溶解し、塩酸ガスを導入
後、エーテルを加えて結晶をろ取したのち、エタノール
から再結晶すると、針状晶としてシス−2−(4−メト
キシフェニル)−3−ヒドロキシ−s−[2−(ジメチ
ルアミノ)エチル〕−2,3−ジヒドロ−1,5−ベン
ゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩3.12が得ら
れた。収率75%、融点226〜228℃(分解)、水
晶は既知の方法で合成した標品と、TLC及び1.Rで
完全に一致した。
後、エーテルを加えて結晶をろ取したのち、エタノール
から再結晶すると、針状晶としてシス−2−(4−メト
キシフェニル)−3−ヒドロキシ−s−[2−(ジメチ
ルアミノ)エチル〕−2,3−ジヒドロ−1,5−ベン
ゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩3.12が得ら
れた。収率75%、融点226〜228℃(分解)、水
晶は既知の方法で合成した標品と、TLC及び1.Rで
完全に一致した。
実施例2
実施例1において60重量%水素化ナトリウム0.48
rを用いる代りに0.9Orを用いる以外は、実施例
1と全く同様にして操作した。その結果、シス−2−(
4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−5−[2−
(ジメチルアミノ)エチルクー2.3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩1.9
2が得られた1、収率46% 実施例3 ンスー2−(4〜メトキシフエニル)−3−アセトキシ
−5−1:2−(ジメチルアミン)エチル)−2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(511)−
オン塩酸塩の合成 7スー2−アセチルオキシ−3−(2−アミノフェニル
チオ)−3−(4−メトギアフェニル)−プロピオン酸
メチル1.9gをジメチルスルホキシド207!に溶解
したのち、60 亜1ii’、%水素化ナトリウム0.
249を加えて室温で10分間かきまぜる。次いでN、
N−ジメチルアミノエチルクロリド0.72を加えて室
温で7 H,l、間かき1ぜノこのち、酢酸で中和後、
水100m1を加える。次にクロロホルム50rnlで
2回抽出し、抽出液を合わせて水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥したのち濃縮する。
rを用いる代りに0.9Orを用いる以外は、実施例
1と全く同様にして操作した。その結果、シス−2−(
4−メトキシフェニル)−3−ヒドロキシ−5−[2−
(ジメチルアミノ)エチルクー2.3−ジヒドロ−1,
5−ベンゾチアゼピン−4(5H)−オン塩酸塩1.9
2が得られた1、収率46% 実施例3 ンスー2−(4〜メトキシフエニル)−3−アセトキシ
−5−1:2−(ジメチルアミン)エチル)−2,3−
ジヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−4(511)−
オン塩酸塩の合成 7スー2−アセチルオキシ−3−(2−アミノフェニル
チオ)−3−(4−メトギアフェニル)−プロピオン酸
メチル1.9gをジメチルスルホキシド207!に溶解
したのち、60 亜1ii’、%水素化ナトリウム0.
249を加えて室温で10分間かきまぜる。次いでN、
N−ジメチルアミノエチルクロリド0.72を加えて室
温で7 H,l、間かき1ぜノこのち、酢酸で中和後、
水100m1を加える。次にクロロホルム50rnlで
2回抽出し、抽出液を合わせて水洗し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥したのち濃縮する。
得られた油状物をシリカゲルによるカラムクロマトグラ
フィーに付し、クロロホルム−メタノール混液(3:2
V/V)で溶出して油状物を得る。
フィーに付し、クロロホルム−メタノール混液(3:2
V/V)で溶出して油状物を得る。
次いで、この油状物をエタノールに溶解し、塩酸ガスを
導入して塩酸塩となし、エーテルを加えて結晶化させた
ところ、シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ア
セトキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル:]−
]2.3−ジヒドロー1,5−ベンゾチアゼピン4(5
H)−オン塩酸塩1.32が得られた。収率48%、融
点188〜182℃、水晶は既知の方法で合成した標品
と、TLC及び工Rで完全に一致した。
導入して塩酸塩となし、エーテルを加えて結晶化させた
ところ、シス−2−(4−メトキシフェニル)−3−ア
セトキシ−5−(2−(ジメチルアミノ)エチル:]−
]2.3−ジヒドロー1,5−ベンゾチアゼピン4(5
H)−オン塩酸塩1.32が得られた。収率48%、融
点188〜182℃、水晶は既知の方法で合成した標品
と、TLC及び工Rで完全に一致した。
参考例1
シス−2−ヒドロキシ−3−(2−アミノフェニルチオ
)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メチ
ルの合成 2−アミノチオフェノール14.Orと3−(4−メト
キンフェニル)グリジット酸メチル20.82を窒素ガ
ス気流下110℃のオイルバス中に入れ、10時間かき
1ぜる。反応後、メタノールを加え結晶化させたのち、
ろ取してメタノールから再結晶すると、シス−2−ヒド
ロキシ−3−(2−アミンフェニルチオ)−3−(4−
メトキシフェニル)−プロピオン酸メチル24.8 f
が得られた。
)−3−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸メチ
ルの合成 2−アミノチオフェノール14.Orと3−(4−メト
キンフェニル)グリジット酸メチル20.82を窒素ガ
ス気流下110℃のオイルバス中に入れ、10時間かき
1ぜる。反応後、メタノールを加え結晶化させたのち、
ろ取してメタノールから再結晶すると、シス−2−ヒド
ロキシ−3−(2−アミンフェニルチオ)−3−(4−
メトキシフェニル)−プロピオン酸メチル24.8 f
が得られた。
収率74%、融点92〜9:3℃
参考例2
シス−2−アセチルオキシ−3−(4−メトキシフェニ
ル)−3−(2−ニトロフェニルチオ) −フロピオン
酸メチルの合成 シス−2−ヒドロキシ−3−(4−メトギアフェニル)
−3−(2−ニトロフェニルチオ)−フロピオン酸メチ
ル20.OS’にピリジン50++にと無水酢酸20m
1を加え、60℃で3時間がき一土ぜる。
ル)−3−(2−ニトロフェニルチオ) −フロピオン
酸メチルの合成 シス−2−ヒドロキシ−3−(4−メトギアフェニル)
−3−(2−ニトロフェニルチオ)−フロピオン酸メチ
ル20.OS’にピリジン50++にと無水酢酸20m
1を加え、60℃で3時間がき一土ぜる。
次いで室温まで冷却後、氷水2.00111e中に加え
、酢酸エチル300dで2回抽出し、抽出液を合わせて
水洗したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮する。
、酢酸エチル300dで2回抽出し、抽出液を合わせて
水洗したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮する。
濃縮物をエタノールで内結晶して黄色釧状晶のシス−2
−アセチルオキ/−3−(4−メI・キンフェニル)−
3−(2−ニトロフェニルチオ)−プロピオン酸メチル
20.5 fをイ()る。収率95%、融点103−1
05℃、IRv”’cm ’ : 17(30゜173
8.1508.1338.1210参考例3 シス−2−アセチルオキシ−3−(2−アミノフェニル
チオ)−a−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸
メチルの合成 シス−2−アセチルオキシ−3−(4−メトキシフェニ
ル)−3−(2−ニトロフェニルチオ)−プロピオン酸
メチル3.02をメタノール50meに懸濁させ、5%
P(1−Cx、oyを加えて室温で接触還元を6時間行
う。反応後、ろ過してろ液を減圧濃縮すると、油状物の
シス−2−アセチルオギシー3−(2−アミノフェニル
チオ)−3−(4−メトキシフェニル)−フロピオン酸
メチル2.8KI3r −1。
−アセチルオキ/−3−(4−メI・キンフェニル)−
3−(2−ニトロフェニルチオ)−プロピオン酸メチル
20.5 fをイ()る。収率95%、融点103−1
05℃、IRv”’cm ’ : 17(30゜173
8.1508.1338.1210参考例3 シス−2−アセチルオキシ−3−(2−アミノフェニル
チオ)−a−(4−メトキシフェニル)−プロピオン酸
メチルの合成 シス−2−アセチルオキシ−3−(4−メトキシフェニ
ル)−3−(2−ニトロフェニルチオ)−プロピオン酸
メチル3.02をメタノール50meに懸濁させ、5%
P(1−Cx、oyを加えて室温で接触還元を6時間行
う。反応後、ろ過してろ液を減圧濃縮すると、油状物の
シス−2−アセチルオギシー3−(2−アミノフェニル
チオ)−3−(4−メトキシフェニル)−フロピオン酸
メチル2.8KI3r −1。
tが得られた。収率100%、IRv1naXcrn。
3450.3350.1608.1508特許出願人
東進ケミカル株式会社 代理人 阿 形 明
東進ケミカル株式会社 代理人 阿 形 明
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 (式中のArは低級アルコギン基で置換されたフェニル
基、Rは水素原子又は低級つ′シル基及びR1は低級ア
ルキル基である) で示される化合物を、非プロトン性極性晶媒中水素化金
属の存在下に、一般式 (式中のR2及びR3はそれぞれ低級アルギル基、Yは
低級アルキレン基及びZはハロゲン原子である) で示される化合物と縮合反応させることを特徴とする、
一般式 (式中のAr、 R,R2、R3及びYは前記と同じ意
味をもつ) で示される1、5−ベンゾチアセビン誘導体の製法0 2 非プロトン性極性溶媒がジメチルスルホキシドであ
る特許請求の範囲第1項記載の製法。 3 水素化金属が水素化す) IJウムである特許請求
の範囲第1項又は第2項記載の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18677883A JPS6078973A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18677883A JPS6078973A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078973A true JPS6078973A (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=16194437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18677883A Pending JPS6078973A (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 1,5−ベンゾチアゼピン誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078973A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4908469A (en) * | 1988-05-18 | 1990-03-13 | Marion Laboratories, Inc. | 2-Hydroxy-propanoic acid acyclic alkyl esters for benzothiazepines |
JPH02190195A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Rikagaku Kenkyusho | 光学活性プロピオン酸エステル類化合物の製法 |
EP0450705A1 (en) * | 1990-03-31 | 1991-10-09 | Dsm N.V. | Process for preparing 1,5-benzothiazepin derivatives |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP18677883A patent/JPS6078973A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4908469A (en) * | 1988-05-18 | 1990-03-13 | Marion Laboratories, Inc. | 2-Hydroxy-propanoic acid acyclic alkyl esters for benzothiazepines |
JPH02190195A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-26 | Rikagaku Kenkyusho | 光学活性プロピオン酸エステル類化合物の製法 |
JPH0578311B2 (ja) * | 1989-01-19 | 1993-10-28 | Rikagaku Kenkyusho | |
EP0450705A1 (en) * | 1990-03-31 | 1991-10-09 | Dsm N.V. | Process for preparing 1,5-benzothiazepin derivatives |
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