JPS62947B2 - - Google Patents

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JPS62947B2
JPS62947B2 JP53072774A JP7277478A JPS62947B2 JP S62947 B2 JPS62947 B2 JP S62947B2 JP 53072774 A JP53072774 A JP 53072774A JP 7277478 A JP7277478 A JP 7277478A JP S62947 B2 JPS62947 B2 JP S62947B2
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JP
Japan
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acid anhydride
polyamide
bis
ratio
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JP53072774A
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Kayuto Kyo
Hiroshi Asahara
Yasuhiko Asai
Isamu Hirose
Sadao Kato
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Publication date
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Priority to GB7920920A priority patent/GB2028846B/en
Priority to US06/049,025 priority patent/US4258154A/en
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Publication of JPS62947B2 publication Critical patent/JPS62947B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
    • C08G67/04Polyanhydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/16Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08G63/18Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the acids or hydroxy compounds containing carbocyclic rings
    • C08G63/19Hydroxy compounds containing aromatic rings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08L67/03Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds the dicarboxylic acids and dihydroxy compounds having the carboxyl- and the hydroxy groups directly linked to aromatic rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、力学特性の改善された新規な樹脂組
成物に関するものであり、さらに詳しくは芳香族
ポリエステルポリカルボン酸無水物とポリアミド
とよりなる力学特性の改善された樹脂組成物に関
するものである。 芳香族ジカルボン酸またはその機能誘導体と二
価フエノールまたはその機能誘導体とより製造し
た芳香族ポリエステル(以下APEと略す)は高
い熱変形温度と高い熱分解温度を有し、機械的性
質、電気的性質においても秀れた性質を有する耐
熱性の樹脂であり、エンジニアリングプラスチツ
クとして高い性能が要求される分野に広範囲に用
いられるものである。しかし、熱変形温度が高い
ため、一般の熱可塑性樹脂に比べて成形性が劣る
という欠点を有している。たとえば、射出成形の
場合においては高い成形温度と高い射出圧力を必
要とし、また成形品にはひけ、フローマーク、や
け、分解等が生じやすいという欠点を有してい
る。 一般に、ひけ、フローマーク、やけ、分解等は
成形品の外観のみならず、その機械的性質にも大
きな影響を及ぼし、本来その樹脂が有している秀
れた性能が充分に発揮されない場合も少なくな
い。また、成形品の種類によつては十分な流動長
が得られないために完全なる成形品が得られない
場合も生ずる。このような意味において従来より
エンジニアリングプラスチツクの評価にあたつて
は、その樹脂が各種性能に秀れるとともに成形性
においても秀れていることが重要な要素であると
されてきた。しかし、ポリマーブレンドにより耐
熱性エンジニアリングプラスチツクの成形性を改
良しようとした場合、その熱変形温度が低下する
傾向があることもよく知られている。 一方、ポリアミドは耐有機溶剤性、耐摩耗性、
成形性などに非常にすぐれた樹脂であるが、ポリ
カプロラクタムの熱変形温度は56℃、ポリヘキサ
メチレンアジバミドのそれは59℃と耐熱性が不十
分であるという欠点を有している。また、さらに
重大な欠点として吸湿性が大きいために寸法変
化、力学的性能の変化あるいは電気的性質の低下
が生ずることが知られている。 APEとポリアミドとよりなる樹脂組成物は、
ポリアミド単独の場合に比べて熱変形温度が著し
く向上し、またAPEの欠点であつた成形性も改
善されている。その程度は、両者の成分比から加
成性によつて推定されるよりもはるかに高いもの
であつて、組成物を構成する単独成分からは思い
もよらない驚くべき特性である。そして、かかる
樹脂組成物はAPEが有するすぐれた引張強度、
曲げ回復特性、寸法安定性やポリアミドが有する
すぐれた耐クラツク性、耐摩耗性などもよく維持
されていて誠に有用なる性質を保持する樹脂組成
物である(特開昭50―4146号、特開昭52―98765
号)。 しかるに、APEとポリアミドとよりなる樹脂
組成物を、たとえば射出成形法によつて各種成形
品に成形し、その性質を詳しく調べたところ以下
のごとき欠点が判明した。すなわち、各種成形品
のゲート部のような肉薄部や細長く突出した棒状
部が特に絶乾時に折れやすいので成形品を金型か
ら離形する際に障害をきたすばかりでなく、製品
のデザインに制約を与えるなど実用上の障害とな
り、さらには比較的肉厚の成形品においても特に
絶乾状態にある場合には落下衝撃や落球衝撃など
の衝撃的な力が加わつたときに割れを発生しやす
いことが判明した。これらの現象は、かかる樹脂
組成物の用途を大巾に制限するものである。 本発明者らは、上記のごとき欠点を解決すべく
検討を行つた結果、実際の成形品における上記の
ごとき現象と対応のよい評価法として肉薄部の折
り曲げ強度の評価法ならびに衝撃強度の評価法を
確立し、これをもとに引続き鋭意検討を重ねた結
果、APEのかわりにAPEとモノマー組成が対応
する芳香族ポリエステルポリカルボン酸無水物
(以下APEAと略す)を使用することにより、上
記のごとき欠点が大巾に改善されることを見い出
し、本発明に到達したものである。 すなわち本発明は、(A)APEA(ただし、エステ
ル結合ユニツトと酸無水物結合ユニツトの合計量
に対する酸無水物結合ユニツトの割合は0.2〜50
%)と、(B)ポリアミドとよりなる樹脂組成物であ
る。 本発明の樹脂組成物の一成分として使用される
APEAは、二価フエノールまたはその機能誘導体
と芳香族ジカルボン酸またはその機能誘導体とか
ら合成される芳香族ポリエステルポリカルボン酸
無水物である。 具体的には二価フエノールは次の一般式()
で示されるものである。 上式中Arはフエニレン酸、ビフエニレン核ま
たはナフチレン核の如き芳香族核を表わし、R1
は水素原子、アルキレン基(たとえばメチル基お
よびエチル基)、ハロゲン化アルキル基、アリー
ル基(たとえばフエニル基およびナフチル基)、
ハロゲン化アリール基、アラルキル基(たとえば
ベンジル基およびフエニルエチル基)、ハロゲン
化アラルキル基、アルキル置換アリール基、ハロ
ゲン化アルキル置換アリール基、脂環基またはハ
ロゲン化脂環基を表わし、Xはメチレン基、エチ
レン基、プロピレン基、エチリデン基、プロピリ
デン基およびイソプロピリデン基の如きアルキレ
ン基またはアルキリデン基、芳香族基、第三級ア
ミノ基(―N(alk)―)、エーテル基(―O
―)、カルボニル基(―CO―)あるいは硫黄含有
基、たとえばサルフアイド(―S―)、スルフオ
キサイド(―SO―)またはスルフオニル(―
SO2―)基により相互に連結された二つまたはそ
れ以上のアルキレンもしくはアルキリデン基を表
わす。Xはまた樹脂基、または硫黄含有基、たと
えばサルフアイド、スルフオキサイドあるいはス
ルフオニル基、エーテル基、カルボニル基または
第3級アミノ基でもよい。Yはハロゲン原子、ニ
トロ基またはR′もしくはOR′(ただし、R′は既述
せるR1と同意義を有する)で示される基、mは
0ないしX上の置換可能の水素原子の数までの整
数、nは0ないし芳香族核Ar上の置換可能な水
素原子の数までの整数、pは少なくとも1の整
数、qは0ないし1の整数、rは整数(ただしq
が0である時はrは0でもよい)を表わす。上式
で示した二価フエノールにおいて1個以上の置換
基Yがあるときは、これら置換基は同一でも別異
でもよい。同じことがR1およびR′についてもい
える。芳香族核の置換基Yと水酸基はオルソ位
置、メタ位置またはパラ位置のいずれでもよい。
また、これらの混合物を用いてもよい。 上記一般式で示されるかかる二価フエノールの
例としては、4,4′―ジヒドロキシ―ジフエニル
エーテル、ビス(4―ヒドロキシ―2―メチルフ
エニル)―エーテル、ビス(4―ヒドロキシ―3
―クロロフエニル)―エーテル、ビス(4―ヒド
ロキシフエニル)―サルフアイド、ビス(4―ヒ
ドロキシフエニル)―スルホン・ビス(4―ヒド
ロキシフエニル)―ケトン、ビス(4―ヒドロキ
シフエニル)―メタン、ビス(4―ヒドロキシ―
3―メチルフエニル)―メタン、ビス(4―ヒド
ロキシ―3,5―ジクロロフエニル)―メタン、
ビス(4―ヒドロキシ―3,5―ジブロモフエニ
ル)―メタン、ビス(4―ヒドロキシ―3,5―
ジフルオロフエニル)―メタン、1,1―ビス
(4―ヒドロキシフエニル)―エタン、2,2―
ビス(4′―ヒドロキシ―3′―メチルフエニル)プ
ロパン、2,2―ビス(4′―ヒドロキシ―3′―ク
ロロフエニル)プロパン、2,2―ビス(4′―ヒ
ドロキシ―3′,5′―クロロフエニル)―プロパ
ン、2,2―ビス(4′―ヒドロキシ―3′,5′―ジ
ブロモフエニル)―プロパン、1,1―ビス
(4′―ヒドロキシフエニル)n―ブタン、ビス
(4′―ヒドロキシフエニル)―フエニルメタン、
ビス(4―ヒドロキシフエニル)―ジフエニルメ
タン、ビス(4―ヒドロキシフエニル)―4′―メ
チルフエニルメタン、1,1―ビス(4′―ヒドロ
キシフエニル)―2,2,2―トリクロロエタ
ン、ビス(4―ヒドロキシフエニル)―(4′―ク
ロロフエニル)―メタン、1,1―ビス(4′―ヒ
ドロキシフエニル)―シクロヘキサン、ビス
(4′―ヒドロキシフエニル)―シクロヘキシルメ
タン、2,2―ビス(4′―ヒドロキシナフチル)
―プロパン、4,4′―ジヒドロキシジフエニル、
2,2′―ジヒドロキシジフエニル、2,6―ジヒ
ドロキシナフタレンのごときジヒドロキシナフタ
レン、ヒドロキノン、レゾルシノール、2,6―
ジヒドロキシトルエン、2,6―ジヒドロキシク
ロロベンゼン、3.6―ジヒドロキシトルエン、
2,2―ビス(4′―ヒドロキシフエニル)―プロ
パン(ビスフエノールA)などがあげられる。 二価フエノールの誘導体とは具体的には前記二
価フエノールのアルキル、フエニルなどのジエス
テルである。また、これらの混合物を用いてもよ
い。 また、芳香族ジカルボン酸は次の一般式()
で示されるものである。 HOOC―Ar′―COOH () 上式中Ar′は
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】を表わし、―Z―は―O ―,―(CH2)l―,
【式】―CO―,― SO2―,―O―,―O―(CH2)l―O―を表わ
し、R″は水素またはアルキル基を表わし、R′は
アルキル基特にメチルおよびエチル基を表わし、
lは正の整数を表わす。これらのジカルボン酸の
うち代表的なものはテレフタル酸、イソフタル
酸、(p,p′―ジカルボキシ)ジフエニル、ナフ
タレン―1,5―ジカルボン酸、1,2―ビス
(p―カルボキシフエノキシ)―エタン、1,3
―ビス(p―カルボキシフエノキシ)プロパン等
である。本発明に用いられる芳香族ジカルボン酸
またはこれらの機能誘導体のアリーレン基はアル
キル基またはハロゲン原子で置換されてもよい。
また、これらの混合物を用いてもよい。 芳香族ジカルボン酸の機能誘導体とは、前記芳
香族ジカルボン酸のジクロライド、アルキル、フ
エニルなどのジオエステル、ジ酸無水物である。
またこれらの混合物を用いてもよい。 また、本発明に用いられるAPEAは、たとえば
エチレングリコールやネオペンチルグリコールの
ようなアルキレングリコールなどが主鎖の一部に
組み込まれたものであつてもよいし、主鎖の一部
にたとえばカーボネート結合やアミド結合やエー
テル結合などの異種の結合を含んだものであつて
もよい。 本発明に用いられるAPEAは界面重合法、溶液
重合法、溶融重合法などの任意の方法で合成され
る。たとえば、特公昭44―879号にあげられてい
るように芳香族ジカルボン酸および二価フエノー
ルの混合物と芳香族ジカルボン酸クロリドとを界
面重合法で反応させてもよいし、また本発明の実
施例に示すように二価フエノールと過剰な芳香族
ジカルボン酸クロリドとを反応させ、しかるのち
二価フエノールを加える方法による界面重合法に
よつても製造できる。 本発明に用いるAPEA中の酸無水物結合ユニツ
トの割合は、たとえばエステル結合に基づく1740
cm-1付近の吸収と酸無水物結合に基づく1800-1
近の吸収を常法により分析することにより求めら
れる。また、特に酸無水物結合の含有率の低い場
合においては、エステル結合と酸無水物結合の加
水分解速度の差を利用して酸無水物結合のみを選
択的に切断した時の分子最低下より、酸無水物結
合ユニツトの含有率を求める方法が精度が高い。 本発明の樹脂組成物の一成分として用いられる
ポリアミドとは、一般式() あるいは() で表わされるものである。ここで、R2,R3およ
びR4はアルキレン基を示す。本発明に用いられ
るポリアミドはジアミンと二塩基酸の縮合反応、
アミノ酸の自己縮合ならびにラクタムの重合反応
により形成された重合体を包含するものである。 本発明に用いられるポリアミドは上記一般式で
表わされるものなら如何なるものでもよいが、好
ましいポリアミドとしては、ポリヘキサメチレン
アジバミド、ポリカプロラクタム、ポリヘキサメ
チレンセバカミド、ポリデカメチレンアジパミド
等があげられる。 また、本発明に用いられるポリアミドは主鎖の
一部に芳香族環あるいは脂肪族環が含まれていて
もよいし、結合の一部にたとえばエステル結合、
エーテル結合、ウレタン結合など異種の結合を含
んでいてもよい。 本発明の樹脂組成物の成分である(A)芳香族ポリ
エステルポリカルボン酸無水物と(B)ポリアミドの
配合比(重量比)は1:9ないし9:1、とくに
3:7ないし7:3の範囲であることが望まし
い。両成分の混合割合が上記の範囲にある場合、
得られる樹脂組成物は熱変形温度、成形性、耐溶
剤性、寸法安定性のいずれもがバランスよくすぐ
れた性能を示し、とくに好ましい。 本発明に使用するAPEAに含まれるカルボン酸
無水物結合ユニツトの割合が0.2〜50%、特に0.5
〜20%の範囲にある場合、良好な力学的性質の樹
脂組成物が得られる。酸無水物結合ユニツトの割
合が0.2%より少ない場合はその効果が不十分で
あり、一方、酸無水物結合の割合が50%をこえる
場合は相対的に高分子量の重合体を得ることが困
難なためか、力学特性の良好な樹脂組成物が得ら
れにくい。 本発明の樹脂組成物は、本発明に用いられる
APEAとポリアミドの組成と対応する芳香族ポリ
エステルとポリアミドよりなる樹脂組成物に比し
て、もろさが大巾に改善されており、特に実用的
な面での衝撃特性や薄肉部のもろさの改善からそ
の用途が著しく拡大される。 どのような機構によつて、このような力学特性
の飛躍的な改善が成しとげられたかは明らかでは
ないが、樹脂組成物の押出しや射出成形工程にお
いて課される熱履歴によつてAPEAの酸無水物結
合とポリアミドのアミノ末端やアミド結合との間
に化学反応が生じてAPEAとポリアミドとの間に
ブロツクポリマーもしくはグラフトポリマー的な
分子鎖が生成し、これが前記力学特性の飛躍的な
改善の原因となつているとも考えられる。したが
つて本発明の樹脂組成物中には、これらの化学的
変化によつて生じた生成物が含まれているのでは
ないかと思われる。 力学特性が飛躍的に改善された原因をさらに調
べるために、本発明のAPEAとポリアミドとから
なる樹脂組成物と、これに対応する組成を有する
APEとポリアミドとからなる樹脂組成物の成形
品の断面から一方の成分を抽出してその空孔を走
査型電子顕微鏡写真で比較したところ、同一溶融
混練条件における樹脂組成物であつても前者にお
いては相対的に二成分が細かく均一に分散してい
るのに対して、後者においては分散が不均一であ
り、全体に細かい粒子がなくて粒子径が粗大であ
つた。樹脂組成物中のポリアミドが重量比で50%
をこえるとき、ポリアミドの海の中にAPEAが島
となり、かつ平均直径が2μ程度のほぼ球状の形
で分散している形態をとるが、APEAとポリアミ
ドとからなる本発明の樹脂組成物では球の直径が
0.2μ以下の微粒子も多数観察されるのに対し、
APEとポリアミドとからなる樹脂組成物ではこ
のような微粒子の数が少なく、かつ粒子の形態も
不規則で平均直径も相対的に大きい。このような
関係は溶融混練り条件をかえて観察しても変ら
ず、APEAとポリアミドの組合わての方がAPEと
ポリアミドの組み合わせより親和性の高いことを
示しており、本発明の樹脂組成物の方が力学特性
が良好なこととよく対応している。 本発明の樹脂組成物に良好な力学特性を発現さ
せるためには最終成形品を得るまでの過程におい
て180〜340℃、好ましくは200〜300℃の温度に1
秒〜60分、好ましくは5秒〜10分程度の熱履歴を
与えることが好適なようである。本発明の樹脂組
成物を製造するための(A)成分と(B)成分の混合はい
かなる方法で行つてもよいが、両者が実質的に均
一に分散していることが望ましく、たとえば(A)成
分と(B)成分の重量比において、(A)成分が少量の場
合にはあらかじめ(B)成分の一部と(A)成分とを混合
したのち残りの(B)成分を混合する方法をとつても
よい。分散が不完全または不均一であると各成分
ごとに比較的マクロな集合体が形成され、この集
合体は樹脂組成物の力学的特性を損うため好まし
くない。 本発明の樹脂組成物の耐熱性や耐候性あるいは
耐酸化性等を改良するために熱分解防止性、紫外
線吸収剤あるいは酸化防止剤等を樹脂組成物中に
存在させてもよい。これらの目的のためには、た
とえばヒンダードフエノール化合物、アミン化合
物、リン化合物、ベンゾトリアゾール化合物、
Cu,Sb,Znなどの金属化合物などを用いること
ができる。これらの添加剤は混合前の各ポリマー
中に存在させてもよく、両者の混合時に添加して
もよい。また、これらの添加剤は一方の成分に偏
在させてもよい。その他可塑剤、顔料、潤滑剤あ
るいは無機充填剤なども本発明の樹脂組成物と共
用することができる。また、必要に応じてガラス
繊維、無機ケイ酸塩、シリカゲルの蒸発により得
られるシリカ、石英、炭素繊維、アスベスト、ク
レイ等のような通常の補強充填材を含めてもよ
い。また、必要に応じて難燃済や難燃助剤を併用
してもよい。難燃剤として芳香族ハロゲン化合物
を使用することができる。 また、本発明の樹脂組成物には、必要に応じて
アクリロニトリル―ブタジエンゴム、スチレンブ
タジエンゴム、ポリエステルゴムなどのゴム質や
ポリウレタン、イオノマー、EVA、ABS、ポリ
カーボネート、ポリスルフオン、ポリエーテルス
ルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリアクリル酸エステル、ポリテトラフ
ルオロエチレン、メチルメタクリレート、ポリア
ルキレンフエニレンエステル、ポリアルキレンフ
エニノンエステルエーテル、芳香族ポリアミド、
ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニール、酢ビ
ポリエチ共重合体などを含有せしめることによつ
て衝撃強度、破断伸度などの機械的性質をさらに
増大させたり、弾性率を変化させたり、耐熱劣化
を向上させたり、あるいは目的に応じて各種の性
質を付与することができる。 本発明の樹脂組成物は、すぐれた耐熱性、機械
的性質、成形性を示すが、とくに得られた成形品
が衝撃を加えられても割れにくく、また成形品の
肉薄部が折れにくいという特徴を有する。 本発明の樹脂組成物は粉末、チツプまたはその
他の形状とし、このものからプレス成形、射出成
形、押出成形など一般に知られているプラスチツ
ク成形法により各種の有用な製品を作ることがで
きる。このような製品の例としてはギヤー、軸受
け、電気部品、容器その他広くあげられ、エンジ
ニアリングプラスチツクとして高い性能が要求さ
れる分野に広範囲に用いられるものである。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。なお、肉薄部の折り曲げ強度、衝撃強
度ならびにAPEA中の酸無水物結合ユニツトの割
合は以下の方法で評価した。 〔1〕 肉薄部の折り曲げ強度の評価法 図を用いて説明すると、第1,2図において1
は射出成形品のスプルー、2はランナー、3はテ
ストピース、4はゲート部である。ランナーは8
mmφ、ゲートは巾8mm、厚さ1mm、ゲートランド
(ゲートの長さ方向)の最短距離2mm、テストピ
ース3はASTM D―1822に定めるSサイズの1/
8インチ厚さのテンサイルインパクト片である。
このテストピース3を所定の成形条件において成
形したのち取り出し、直ちにランナー2とテスト
ピース3がゲート4を境いに直角方向になるよう
に上下に折り曲げ、上下に各1回折り曲げた時、
完全にゲートが折れてテストピースがランナー部
で離れる場合を×と評価し、部分的にゲート部で
折れるが完全に離れない場合を△とし、折れを生
じない場合を〇として、〇が全体に占める割合を
ゲート不折比として%で示した。 〔2〕 衝撃強度の評価法 実用的な射出成形品に衝撃的な力が加わる時に
発生する割れやすさにもつとも対応しやすい評価
法を各種検討した結果、一般的に衝撃強度の評価
法としてよく使用されるVノツチアイゾツト衝撃
値よりもノツチなしアイゾツトに対応するダイン
シユタツト衝撃強度の大きさ(イギリス規格B.
S1330)が最も実用品の割れの発生のしやすさと
よく対応することを確認した。使用したサンプル
形状は、第3,4図に示す1/2″×5″×1/8″の棒状
試験片5のエジエクターピン跡7の間にはさまれ
た部分から樹脂の流れと平行または直角方向にB.
S1330の試験片寸法を若干変更して長さ1/2イン
チ、巾1/4インチ、厚さ1/8インチの試験片を切り
取り、ダインシユタツト衝撃試験機により衝撃値
を測定した。なお、第3,4図において6はゲー
トを示し、8の試験片にて測定した値をIy、9の
試験片にて測定した値をIxと表示した。Iyは樹脂
の流動方向と直角方向の衝撃強度、Ixは樹脂の流
動方向と平行方向の衝撃強度を示す。測定結果は
次の式によりKg・cm/cm2で表わした。 測定値(Kg・cm/cm2) =破壊エネルギー(Kg・cm)/試料断面積(cm2) 上記の方法によつて評価する時、APEやポリ
アミド単独の場合にはゲート部強度は〇であり、
ダインシユタツト衝撃強度はIx,Iyとも100Kg・
cm/cm2以上の値を示した。これに対し、APEと
ポリアミドのブレンド物はゲート部強度が×であ
り、またダインシユタツト衝撃強度はIx,Iyとも
10Kg・cm/cm2前後の値しか示さず、このことより
一般に用いられるアイゾツト衝撃値などでは評価
し得ない弱点がこの樹脂組成物にあることは明ら
かであり、薄肉部がもろく、かつ衝撃強度の弱い
ことが判明した。しかるに、この樹脂組成物を製
造する際、APEA(酸無水物結合ユニツトの割合
が3%)を使用して同様な測定をしたところゲー
ト部強度は〇となり、ダインシユタツト衝撃強度
もIx,Iyともに100Kg・cm/cm2程度もしくはそれ
以上の値を示し、全く成形品に生ずるもろさがな
くなつていることが見い出された。 〔3〕 酸無水物結合ユニツトの割合の評価法 酸無水物結合ユニツトを有するポリマーのモデ
ル物質として、テレフタル酸クロライドとイソフ
タル酸クロライドの1:1の混合物(モル比)に
安息香酸ソーダを反応させたものを作成し、一
方、エステル結合ユニツトを有するポリマーのモ
デル物質としてビスフエノールAと安息香酸クロ
ライドを反応させたものを作成し、それらの赤外
チヤートをとつた。これらのモデル物質の吸収ピ
ークとAPEAの赤外チヤートを利用し、主として
1800cm-1付近の酸無水物結合の吸収と1740-1付近
のエステル結合の吸収の相互関係より、それらの
含有割合を求めた。 一方、酸無水物結合ユニツトの割合が5%以下
の場合は赤外吸収より求められる値の精度が低く
なるので、酸無水物結合とエステル結合の加水分
解速度の差を利用して酸無水物結合のみがほぼ選
択的に切断する条件を選定して次式により酸無水
物結合ユニツトの割合を求めた。 酸無水物結合ユニツトの割合(%)= (1/M−1/M)×M×100 MA:酸無水物結合のみが選択的にきれたあと
の平均分子量 MB:加水分解前の平均分子量 M:ポリマーの繰り返し単位あたりの分子量 実施例1〜3、比較例1〜3 ビスフエノールA4.65Kg(20.37モル)、カ性ソ
ーダ1.79Kg、オルトフエニルフエノール77g
(0.45モル)、トリメチルベンジルアンモニウムク
ロリド29gおよび水120Kgより成るビスフエノー
ルAのアルカリ水溶液を200のジヤケツト付反
応器に入れて20℃に温調した。このビスフエノー
ルAのアルカリ水溶液をホモミキサーで激しく撹
拌しつつ、テレフタル酸ジクロリド2.43Kg
(11.97モル)とイソフタル酸ジクロリド2.43Kg
(11.97モル)を76.3Kgの塩化メチレンにとかし15
℃に調節した混合酸クロリドの塩化メチレン溶液
を迅速に添加し、120分間撹拌を続けた。その
後、ビスフエノールA0.82Kg(3.5モル)とカ性ソ
ーダ0.32Kgと水18Kgより成る20℃に調節したビス
フエノールAのアルカリ水溶液を前記重合溶液中
に追加して、さらに240分間撹拌を続けた(ビス
フエノールA追加前のビスフエノールAのOHお
よびオルトフエニルフエノールのOHの合計量
と、テレフタル酸クロリドのCOClおよびイソフ
タル酸クロリドのCOClの合計量のモル比OH/
COCl=0.867であり、ビスフエノールA追加後の
OH/COCl=1.020である)。このあと重合溶液を
静置分離してポリマーを含んだ塩化メチレン溶液
を分離し、ついで酢酸水で洗浄し、さらにイオン
交換水で洗浄したあとアセトンを添加してポリマ
ーを単離し、水洗、乾燥した。上記のようにして
得られた粉末を赤外法により測定したところ9.5
%の酸無水物結合ユニツトを含み、テトラクロル
エタン中25℃、1g/100c.c.における対数粘度は
0.87であつた(この粉末をU―1とする)。 一方、重合の最初に5.47Kg(23.87モル)のビ
スフエノールAを使用し、途中ではビスフエノー
ルの追加を行わずに24時間撹拌して重合したほか
は前述の方法と同じようにして単離精製した淵末
を得た。この粉末の酸無水物結合ユニツトの割合
を赤外法および加水分解法により測定したところ
0.1%以下であり、対数粘度は0.65であつた(こ
の粉末をU―2とする)。 U―1,U―2およびナイロン6(ユニチカ製
A1030、フエノール/テトラクロルエタン(6:
4)(重量比)中の対数粘度1.020)を表1の割合
でとり、スーパーミキサーでブレンドしたあと
100℃で8時間真空乾燥し、ついで265℃でエクス
トルーダーを用いて押出した。しかるのち射出成
形機を用いてシリンダー温度260℃、金型温度80
℃にて第1〜4図に示す形状の成形品を成形し
た。 得られた成形品の各種特性を評価した結果は表
1に示すとおりであつた。 表1からわかるごとく、APEMを使用した本発
明の樹脂組成物のテンサイルインパクト値、ダイ
ンシユタツト衝撃強度はAPE使用の樹脂組成物
のそれに比して著しく改善されている。
【表】 また、実施例2と比較例2の成形品を液体窒素
中で破断し、ついで塩化メチレンを用いて破断面
からAPEAもしくはAPEを溶出し、そのあとの状
態を走査型電子顕微鏡で3000倍に拡大して観察し
たところ、実施例ではAPEAが均一に分散してい
ることが観察され、0.2μ以下の微粒子が多数観
察されたのに対し、比較例では平均粒径も大き
く、0.2μ以下の微粒子も非常に少なかつた。 実施例 4〜7 ビスフエノールAを追加するまでの経過時間を
120分間から表3に示した時間にかえたほかは実
施例1〜3と同様にして表3に示すU―3〜U―
6の粉末を得た。得られた粉末と実施例1〜3で
用いたナイロン6を表4に示す割合でとり、実施
例1〜3と同様にして混合、乾燥、押出し、射出
成形したあと、成形品の特性を評価した。その結
果は表4に示すとおりであつた。 表4から明らかなごとく、本発明の樹脂組成物
ではゲート不折比、ダインシユタツト衝撃強度と
もに比較例よりは格段にすぐれている。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図はゲート不折比テスト用のテストピース
の正面図、第2図は同テストピースの平面図を示
し、第3図はダインシユタツト衝撃試験のテスト
ピースを採取するための試験片の正面図、第4図
は同試験片の平面図を示す。 3:テストピース、4:ゲート部、5:棒状試
験片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)芳香族ポリエステルポリカルボン酸無水物
    (ただし、エステル結合ユニツトと酸無水物結合
    ユニツトの合計量に対す酸無水物結合ユニツトの
    割合は0.2〜50%である)と、(B)ポリアミドとよ
    りなる樹脂組成物。 2 芳香族ポリエステルポリカルボン酸無水物が
    芳香族ジカルボン酸またはその機能誘導体と2,
    2―ビス(4′―ヒドロキシフエニル)―プロパン
    とから得られる芳香族ポリエステルポリカルボン
    酸無水物である特許請求の範囲第1項記載の樹脂
    組成物。 3 ポリアミドがポリカプロラクタムである特許
    請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。 4 (A)成分と(B)成分の配合比(重量比)が1:9
    ないし9:1である特許請求の範囲第1項記載の
    樹脂組成物。 5 (A)成分と(B)成分の配合比(重量比)が3:7
    ないし7:3である特許請求の範囲第1項記載の
    樹脂組成物。 6 酸無水物結合ユニツトの割合が0.5〜20%で
    ある特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
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