JPS6290917A - 高特性電気二重層コンデンサ - Google Patents
高特性電気二重層コンデンサInfo
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- JPS6290917A JPS6290917A JP60193043A JP19304385A JPS6290917A JP S6290917 A JPS6290917 A JP S6290917A JP 60193043 A JP60193043 A JP 60193043A JP 19304385 A JP19304385 A JP 19304385A JP S6290917 A JPS6290917 A JP S6290917A
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- Japan
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- electric double
- layer capacitor
- double layer
- high performance
- perfluorosulfonate
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/13—Energy storage using capacitors
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は高特性電気二重層コンデンサに関するものであ
る。
る。
[従来の技術]
従来、゛心気二重層コンデンサ用の電解液の溶質として
は、過塩素酸塩、ホウフッ化塩、六フン化リン酸塩、ト
リフルオロメタンスルホン耐塩などが知られている。(
特開昭49−6824号、同50−44483 、同5
9−2324097号各公報参照) しかし−これら公知の溶質を使用する場合には得られる
コンデンサは耐電圧容量値などの点で未だ満足できるも
のでなく、本発明者らはこれら電気的特性の優れた電解
液の溶質としてパーフルオロスルホン酸塩RfSO3M
(Rfは 2〜4のパーフルオロアルキル基(、Xはア
ルカリ金属アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム
)、トリフルオロメタンスルホン〜のアルカリ金属、ア
ンモニウム塩を提案してきた。
は、過塩素酸塩、ホウフッ化塩、六フン化リン酸塩、ト
リフルオロメタンスルホン耐塩などが知られている。(
特開昭49−6824号、同50−44483 、同5
9−2324097号各公報参照) しかし−これら公知の溶質を使用する場合には得られる
コンデンサは耐電圧容量値などの点で未だ満足できるも
のでなく、本発明者らはこれら電気的特性の優れた電解
液の溶質としてパーフルオロスルホン酸塩RfSO3M
(Rfは 2〜4のパーフルオロアルキル基(、Xはア
ルカリ金属アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム
)、トリフルオロメタンスルホン〜のアルカリ金属、ア
ンモニウム塩を提案してきた。
一方、電気二重層コンデンサの構成材料である集゛屯体
、ケース材質などには、電圧印加時に酸化皮膜を形成し
、不働態化するものが望まれる。酸化皮膜が不安定で腐
食速度が大きい場合、集電体、ケース材質は溶解し、短
絡を起こすため耐電圧を下げる耐久性が小さい原因とな
るためである。
、ケース材質などには、電圧印加時に酸化皮膜を形成し
、不働態化するものが望まれる。酸化皮膜が不安定で腐
食速度が大きい場合、集電体、ケース材質は溶解し、短
絡を起こすため耐電圧を下げる耐久性が小さい原因とな
るためである。
このような観点からこれまでの溶質を用いた電気二重層
コンデンサは、十分満足できるものではなかった。
コンデンサは、十分満足できるものではなかった。
[発明の解決しようとする問題点]
本発明は、従来技術における上記問題点を解消しようと
するものであり、高特性及び高耐久性を有する電気二重
層コンデンサの提供を目的とするものである。
するものであり、高特性及び高耐久性を有する電気二重
層コンデンサの提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明は、電気二重層コンデンサにおいて、
電解液の溶質がパーフルオロスルホン酸塩: RfS(
hM (Rfは炭素数1〜4のパーフルオロアルキル
基、Xはアルカリ金属、アンモニウム、テトラアルキル
アンモニウム)と該パーフルオロスルホン酸塩に対して
1〜50モル%の過塩素酸塩からなることを特徴とする
電気二重層コンデンサである。
電解液の溶質がパーフルオロスルホン酸塩: RfS(
hM (Rfは炭素数1〜4のパーフルオロアルキル
基、Xはアルカリ金属、アンモニウム、テトラアルキル
アンモニウム)と該パーフルオロスルホン酸塩に対して
1〜50モル%の過塩素酸塩からなることを特徴とする
電気二重層コンデンサである。
本発明においては電解液の溶質として、パーフルオロス
ルホン酸塩: RfSO3Mを主体として、これに所定
量の過塩素酸塩を加えたものを使用することが重要であ
る。かかる電解液の採用により、集電体、ケース材質の
#腐食性に優れた高特性及び高耐久性を有する電気二重
層コンデンサが得られるようになる。
ルホン酸塩: RfSO3Mを主体として、これに所定
量の過塩素酸塩を加えたものを使用することが重要であ
る。かかる電解液の採用により、集電体、ケース材質の
#腐食性に優れた高特性及び高耐久性を有する電気二重
層コンデンサが得られるようになる。
RfSO+HにおいてXはLi 、 Naなどのアルカ
リ金属、アンモニウム、各アルキル基の数が1〜4であ
るテトラアルキルアンモニウム、例えばテトラメチルア
ンモニウム、テトラエチルアンモニウム、等が溶解性、
人手性の面から好ましい。
リ金属、アンモニウム、各アルキル基の数が1〜4であ
るテトラアルキルアンモニウム、例えばテトラメチルア
ンモニウム、テトラエチルアンモニウム、等が溶解性、
人手性の面から好ましい。
一方、上記過塩素酸塩は、そのカチオン、がアルカリ金
属、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムが好ま
しいが、入手性の面からテトラエチルアンモニウム塩、
テトラメチルアンモニウム塩又はリチウム塩が特に好ま
しい。
属、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウムが好ま
しいが、入手性の面からテトラエチルアンモニウム塩、
テトラメチルアンモニウム塩又はリチウム塩が特に好ま
しい。
パーフルオロスルホン酸塩に混合される過塩素酸塩は、
溶質の 1〜50モル%、好ましくは、 5〜20モル
%あるのが適切である。上記より大きい濃度は、コンデ
ンサの特性の低下又は寒玲昨における溶出の析出を伴な
う安定性の低下などの不都合を生じ、一方、小さい濃度
は。
溶質の 1〜50モル%、好ましくは、 5〜20モル
%あるのが適切である。上記より大きい濃度は、コンデ
ンサの特性の低下又は寒玲昨における溶出の析出を伴な
う安定性の低下などの不都合を生じ、一方、小さい濃度
は。
酸化被膜安定化剤としての効果が失われ、耐久性の低下
を招く。
を招く。
本発明において、上記溶質を溶解し、電解液を形成する
溶媒としては、炭酸プロピレン(プロピレンカーボネー
ト)、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル及びジメチ
ルホルムアミドの単独或いは混合したものが使用できる
。なかでも、炭酸プロピレンは高誘電率、高安定性のた
めに特に好ましい。
溶媒としては、炭酸プロピレン(プロピレンカーボネー
ト)、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル及びジメチ
ルホルムアミドの単独或いは混合したものが使用できる
。なかでも、炭酸プロピレンは高誘電率、高安定性のた
めに特に好ましい。
パーフルオロスルホン酸塩の電解液中の濃度としては特
に0.3M〜1.5M特には0.5訃4.2Mとするこ
とが好ましい。溶質濃度が低すぎる場合には、内部抵抗
の増大に伴ない損失が増大し、一方晶すぎる場合には寒
冷時における溶質の析出に伴なう安定性の低下などの不
都合を生ずるおそれがある。
に0.3M〜1.5M特には0.5訃4.2Mとするこ
とが好ましい。溶質濃度が低すぎる場合には、内部抵抗
の増大に伴ない損失が増大し、一方晶すぎる場合には寒
冷時における溶質の析出に伴なう安定性の低下などの不
都合を生ずるおそれがある。
[実施例]
次に、実施例および比較例により本発明をさらに具体的
に説明する。なお以下の実施例および比較例において試
験装置は下記のようにして組立てた。
に説明する。なお以下の実施例および比較例において試
験装置は下記のようにして組立てた。
また、試験電極材質を集電体及びケース材質として用い
、分極性電極として活性炭(表面積2000m2/g)
をポリテトラフルオロエチレン(PTFE)をパイング
ーとしてシート化(600μm厚)したものにセパレー
タを介在させて、第1表に示される溶媒と溶質からなる
電解液を含浸させ、コイン型としたコンデンサ(電極面
a1.33cm2)の特性を評価した。なお、溶質のパ
ーフル十ロスルホン酸1’lは、いずれも濃度1モル(
M)で使用した。 評価項目としては、耐電圧、容峨値
、コイン型コンデンサの耐久性であり、それぞれ以下の
手順でA11定した。
、分極性電極として活性炭(表面積2000m2/g)
をポリテトラフルオロエチレン(PTFE)をパイング
ーとしてシート化(600μm厚)したものにセパレー
タを介在させて、第1表に示される溶媒と溶質からなる
電解液を含浸させ、コイン型としたコンデンサ(電極面
a1.33cm2)の特性を評価した。なお、溶質のパ
ーフル十ロスルホン酸1’lは、いずれも濃度1モル(
M)で使用した。 評価項目としては、耐電圧、容峨値
、コイン型コンデンサの耐久性であり、それぞれ以下の
手順でA11定した。
耐電圧は所定の電解液と試験電極をガラス製セルにセッ
トした後直流電圧を Ovから20(mV/5ac)の
速度で印加し、その際の電流値の急激な立ち上がり点を
もって耐電圧とした。容量値はコイン型コンデンサを7
0℃、2vで1000時間、定電圧充電した後、1mA
でOvまで定電流放電しその際の放電持続時間より算出
した。
トした後直流電圧を Ovから20(mV/5ac)の
速度で印加し、その際の電流値の急激な立ち上がり点を
もって耐電圧とした。容量値はコイン型コンデンサを7
0℃、2vで1000時間、定電圧充電した後、1mA
でOvまで定電流放電しその際の放電持続時間より算出
した。
耐久性は、容量値の測定における充電を2v、30分間
行なった後に算出される初期容量値と北記容量値との差
を初期容量値の百分率で示したものである。
行なった後に算出される初期容量値と北記容量値との差
を初期容量値の百分率で示したものである。
なお、表中、PCは、炭酸プロピレン、γ−BLはγ−
ブチロラクトン、Etはエチル基、Meはメチル基、B
uは、n−ブチル基をそれぞれ表わす。
ブチロラクトン、Etはエチル基、Meはメチル基、B
uは、n−ブチル基をそれぞれ表わす。
[発明の効果]
本発明の電気二重層コンデンサは、従来の電解液を用い
た場合に比べ、優れた電気的特性及び大きい耐久性をも
つ電気二重層コンデンサであり、工業的価値は非常に大
であると言える。
た場合に比べ、優れた電気的特性及び大きい耐久性をも
つ電気二重層コンデンサであり、工業的価値は非常に大
であると言える。
Claims (2)
- (1)分極性電極と電解液との界面とで形成される電気
二重層を利用する電気二重層コンデンサにおいて、電解
液の溶質が、パーフルオロスルホン酸塩:RfSO_3
M(Rfは炭素数1〜4のパーフルオロアルキル基、M
はアルカリ金 属、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム)及び
該パーフルオロスルホン酸塩に対して1〜50モル%の
過塩素酸塩からなることを特徴とする電気二重層コンデ
ンサ。 - (2)過塩素酸塩がアルカリ金属、アンモニウム又はテ
トラアルキルアンモニウムの塩である特許請求の範囲第
1項記載の電気二重層コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193043A JPS6290917A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 高特性電気二重層コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193043A JPS6290917A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 高特性電気二重層コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6290917A true JPS6290917A (ja) | 1987-04-25 |
JPH0337290B2 JPH0337290B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=16301219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60193043A Granted JPS6290917A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 高特性電気二重層コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6290917A (ja) |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP60193043A patent/JPS6290917A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337290B2 (ja) | 1991-06-05 |
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