JPS6284824A - 差厚角鋼管製造方法 - Google Patents

差厚角鋼管製造方法

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Publication number
JPS6284824A
JPS6284824A JP22285285A JP22285285A JPS6284824A JP S6284824 A JPS6284824 A JP S6284824A JP 22285285 A JP22285285 A JP 22285285A JP 22285285 A JP22285285 A JP 22285285A JP S6284824 A JPS6284824 A JP S6284824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
differential thickness
thickness
differential
steel plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP22285285A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Hatakeyama
畠山 四郎
Shuzo Watanabe
修三 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPS6284824A publication Critical patent/JPS6284824A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は差厚角鋼管製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、自動車フレームのサイドフレーム材として差厚鋼
管が使われている。また、スラリー用鋼管においては、
スラリーの流れる丸鋼管の下面側のみが先に減じて、そ
れが該スラリー用鋼管の寿命となっていることから、こ
のスラリー用鋼管においても差厚鋼管の採用が考えられ
る。さらに、鉄塔用の鋼管が、アングル材に代わってね
じり剛性を大きくシ、風の抵抗を減じるために使われて
いるが、この場合にはそれほど大きな曲げ剛性を必要と
しないので、鉄塔の重量を減じるために差厚鋼管の利用
が考えられる。
ところで、従来の差厚鋼管の製造方法として、第7図に
示すように板1から切断して得た素材をプレス2によっ
て溝型鋼3に成形した後、鳴8図に示すように、厚みの
異なる溝型鋼3A、3Bを合わせ、それらの継ぎ目を溶
接する方法がある。
この方法は、■所定長さ分のバッチ式であって能率が悪
い、■溶接箇所が両端面の2箇所となってこの面でも能
率が悪くかつ品質的にも良くない、(3)溝型鋼の両面
溶接であるため上部の面が平坦にならず付属物の取付は
等に不都合を生ずる。
他方、差厚鋼管を連続プロセスによって製造する方法と
して、特開昭Go−102224号公報に記載される方
法がある。この方法は、溶信のタンディッシュ、連鋳設
備、竪型ミル、水平ミル、角鋼管成形装置を連続配置し
、第9図(A)〜(C)に示すような差厚角鋼管4A〜
4Cを溶畑から連続成形することを特徴としている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記特開昭EIO−102224号公報
に記載されている方法は、最も能力の低い角鋼管成形装
置の能力に律速されて全体として生産性の低い製造方法
である。
また、この方法では断面箱型で各辺のリブ厚みが異なる
形状の差厚角鋼管を得るため、厚みに段差がある部分で
曲げ加工している。第10図(A)、第1O図(B)に
段差がある部分の曲げについて示すが、第10図(A)
のように平坦部5を外側に、段差部6を内側にして曲げ
加工を行なうと、圧縮応力を受けるちぢみ側に段差のあ
る長さの長い部分がくるのでどうしても曲げしわ。
へこみを生じやすい、また、第10図(B)のように平
坦部5を内側に1段差部6を外側にして曲げ加工を行な
うと、熱間圧延で作られた表面性状の良くない段差部6
がそのまま外に出てくる。このように段差のある部分を
差厚角鋼管のコーナー部に配置するのは問題がある。
本発明は、品質の良好な差厚角鋼管を高い生産性で製造
可能とすることを目的とする。
[問題点を解決するための手段1 本発明に係る差厚角鋼管製造方法は、熱延工程で製作さ
れた多条の差厚鋼板をスリットして1条の差厚鋼板を得
た後、この差厚鋼板の平坦部を外面側とする状態で連続
的に曲げ成形し、その両エツジ部を溶接して差厚丸鋼管
を製造した後、該差厚丸鋼管をサイジングミルで角管成
形し、段差部をコーナー部としない差厚角鋼管を製造す
るようにしたものである。
[作用] 本発明は、差厚角鋼管を連続プロセスによって製造する
ため、その生産性が高い、また、溶接箇所を1箇所とし
、外面を平坦とし、段差部をコーナー部としないため、
品質の良い差厚角鋼管を得ることが可能となる。
[実施例] 第1図は本発明が適用される製造ラインの一例を示す配
置図である。
第1図において、11は熱間圧延工程の仕上ミルである
。この仕上ミル11は、その第5〜第7スタンド(F5
〜F7)の上ロールを第2図に示すような段付ロール1
2としている。これにより、仕上ミル11は、多条差厚
鋼板13を製作してリコイラー11Aに巻取る。
上記多条差厚鋼板13は、次に、スリッターライン14
でスリットされ、第3図(A)〜(C)に示すような断
面の1条の差厚鋼板15となる。
15Aは平坦部、15Bは段差部である。第1図におい
て、14Aはアンコイラ−114Bはピンチロールレベ
ラー、14cはカットシャー、14Dはスリッター、1
4Eはループテーブル、14Fはデフレクタロール、1
4Gはりコイラーである。
上記1条の差厚鋼板15は、アンコイラ−16から巻出
され、フラッジユバ・ント溶接機17によって先行材と
溶接され、ルーパー18を通って、フォーミングセクシ
ョンのブレークダウンロール19によって連続的に曲げ
成形され、さらにフィンパスロール20を経て、その両
エツジ部を溶接機21によって溶接して差厚丸鋼管22
となる。第1図において、23はビード切削機、24は
シームアニーラ、25はクーリングセクションである。
上記ブレークダウンロール19によって差厚丸鋼管22
を得るための曲げ成形は、第4図(A)〜(D)に示す
ように、その平坦部を外面側として成形する。第4図(
A)〜(D)において、19Aは上ロール、19Bは下
ロールである。
なお、上記ブレークダウンロール19における差厚鋼板
15の曲げ成形にあたっては、外面側に平坦部をもって
くるので、段差部15Bでのロールの当りが問題となる
。すなわち、板厚に公差があり、上ロール19Aに段差
をつけて第4図(D)のように上ロール19Aと差厚鋼
板15とをちてると、差厚部でそれぞれ圧下刃が異なり
、成形した際に再伸びしわ等の欠陥を生じやすI/)。
そこで、第4図(A)、(C)に示すように、上ロール
幅は狭くして、薄い板厚部、または厚り\板厚部のみに
圧下をかけるようにするのが良(X、ただし、中央部に
板厚の厚い部分がある時には、第4図(B)に示すよう
に差厚鋼板15の両側に厚みの厚い部分を備えるものと
すれば上ロールの幅が広い場合にも圧下による問題を生
ずることがない。
上記第4図(A)もしくは(C)によって曲げ成形され
た差厚鋼板15は、第5図(A)に示すようにFもしく
はGを溶接部とされた差厚丸鋼管22となる。また、上
記第4図(B)によって曲げ成形された差厚鋼板15は
、第6図(A)に示すようにEを溶接部とされた差厚丸
鋼管22どなる。
上記差厚丸鋼管22は、その後、サイジングセクション
に設けられている40一ル方式のサイジングミル26で
角管成形され、差厚角鋼管27となる。
上記サイジングミル26によって差厚角#1管27を得
るための成形は、段差部15Bをコーナー部としない状
態で成形する。
上記第5図(A)に示した差厚丸鋼管22は、第5図C
B)に示す差厚角鋼管27となる。また、上記第6図(
A)に示した差厚丸鋼管22は、第6図(B)に示す差
厚角鋼管27となる。
なお、上記第5図(A)、第6図(A)の差厚丸m ’
i’ 22において、段差部15Bの位置を表す角度り
は、180度を境にして90度〜270度の範囲で変化
する。この角度りは2差厚丸鋼管22、差厚角鋼管27
の曲げ剛性に大きな影響を及ぼすものであり、鋼管22
.27の用途によって定められる。鋼管22.27のね
じり剛性は、鋼管22.27が閉断面であることから十
分大きな値が得られるので、段差部15Bの位置に大き
く影響されることがない。
また、上記第5図(B)、第6図(B)の差厚角鋼管2
7における段差部15Bは、コーナー部にこないような
配慮さえすれば良いが、自動車工業分野で使われている
トラックフレームのサイドメンバー材では、多くの付属
物をサイドメン/<−材に取付ける必要から、第5図(
B)の形状が望ましい。第5図(B)の変形として第6
図(B)が考えられる。これは用途からいえば、より曲
げ剛性の要求されるもの、付属物の取付けから肉厚の大
きい部分が2辺必要とされる場合に用いられる。
以下、本発明の具体的効果について説明する。
すなわち、従来のプレスによる方法では、小さな寸法の
角鋼管でも大きなプレスが必要である。
具体例としては、高さ130 rats、幅100mm
 、厚み3.5■程度の角鋼管に対して4000ton
のプレスが必要であり、初期投資が大きい上に、処理能
力的にも剪断工程、溝型鋼成形工程、溶接工程と3工程
に別れ、4m程度の長さの角鋼管を1木製造するのに3
0秒程度かかる。これに対し、本発明方法によれば、電
縫管製造設備で対応可能であり、造管速度は、60m/
分となって、半分の製造コスト[発明の効果] 以、ヒのように1本発明に係る差厚角鋼管製造方法は、
熱延工程で製作された多条の差厚鋼板をスリットして1
条の差厚鋼板を得た後、この差厚鋼板の乎坦部を外面側
とする状態で連続的に曲げ成形し、その両エツジ部を溶
接して差厚丸鋼管を製造した後、該差厚丸鋼管をサイジ
ングミノ/で角管成形し、段差部をコーナー部としない
差厚角鋼管を製造するようにしたものである。したがっ
て、品質の良好な差厚角鋼管を高い生産性で製造するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される製造ラインの一例を示す配
置図、第2図は多条差厚鋼板の圧延状態を示す斜視図、
第3図(A)〜(C)はスリットされた差厚鋼板を示す
断面図、第4図(A)〜(D)は差厚鋼板の曲げ成形状
態を示す正面図、第5図(A)は差厚丸鋼管を示す端面
図、第5図(B)は差厚角鋼管を示す端面図、第6図(
A)は他の差厚丸#4管を示す端面図、第6図(B)は
他の差厚角鋼管を示す端面図、第7図はプレスによる溝
型綱の製造過程を示す模式図、第8図は従来の差厚角鋼
管を示す端面図、第9図(A)〜(C)は従来の差厚角
鋼管を示す端面図、第10図(A)、(B)は差厚鋼板
の曲げ状態を示す模式図である。 11・・・仕上ミル、13・・・差厚鋼板、14・・・
スリッターライン、15・・・差厚鋼板、15A・・・
平坦部。 15B・・・段差部、19・・・ブレークダウンロール
。 21・・・溶接機、22・・・差厚丸鋼管、26・・・
サイジングミル、27・・・差厚角鋼管。 代理人  弁理士  塩 川 修 治 第2図 華3図(A) 第40(A) 第4図(B) 第4図(C) 第4図CD) 第5図(A)          第5図(B)第7図 第8 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱延工程で製作された多条の差厚鋼板をスリット
    して1条の差厚鋼板を得た後、この差厚鋼板の平坦部を
    外面側とする状態で連続的に曲げ成形し、その両エッジ
    部を溶接して差厚丸鋼管を製造した後、該差厚丸鋼管を
    サイジングミルで角管成形し、段差部をコーナー部とし
    ない差厚角鋼管を製造することを特徴とする差厚角鋼管
    製造方法。
JP22285285A 1985-10-08 1985-10-08 差厚角鋼管製造方法 Pending JPS6284824A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0550139A (ja) * 1991-08-20 1993-03-02 Kyoei Seiko Kk 熱間圧延コラム材
JP2005046909A (ja) * 2003-05-22 2005-02-24 Muhr & Bender Kg 柔軟に圧延された材料帯片から作られるシート金属要素
JP2013159970A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Nippon Steel & Sumitomo Metal 不等厚鋼管及び不等厚鋼管を用いた構造体
JP2017185497A (ja) * 2016-04-01 2017-10-12 日鐵住金建材株式会社 溝付き金属管の製造方法

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