JPS6282843A - 通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は従局の通信制御装置に含まれるポーリング・セ
レクティング制御手段に関する。

〔概要〕

本発明は、ポーリングおよびまたはセレクティング方式
の従局に用いられる通信制御装置において、 自局にかかわるポーリングシーケンスおよびまたはセレ
クティングシーケンスにかぎり中央処理装置に割込みを
発生させて処理を行わせることにより、 自局に無関係なポーリングシーケンスおよびまたはセレ
クティングシーケンス受信時の中央処理装置の負荷を軽
減することができるようにしだものである。

〔従来の技術〕

従局の従来例通信制御装置が主局からポーリングあるい
はセレクティングシーケンスを受信したときに、自局に
対するポーリングまたはセレクティングシーケンスでな
くても通信制御装置から中央処理装置に割込みが発生し
、中央処理装置で割込み解析処理を行った後に、再度ポ
ーリングおよびセレクティングシーケンスを受信する受
信再開を通信制御装置に要求していた。すなわち第５図
に示すように、自局に登録されているシーケンスＰｏｌ
　１およびＰｏｌ　４以外の自局に無関係なポーリング
あるいはセレクティングシーケンスであってもそのつど
通信制御装置から中央処理装置に受信完了割込みＲが発
生し、中央処理装置で割込み処理が行われる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

通常、一つのテキストの長さは数十文字であるが、ポー
リングおよびセレクティングシーケンスの長さは数文字
（二または三文字）である。中央処理装置への割込みが
テキストの場合には、ｔ。

×ｎミリ秒後に発生するが、ポーリングおよびセレクテ
ィングシーケンスの場合にはｔｌ　×３ミリ秒後に発生
する（ｔ＋＝１文字の送受信に要する時間、ｎ＝文字数
）。したがって、通信制御装置からの割込み解析に要す
る中央処理装置の負荷はポーリングあるいはセレクティ
ングシーケンスのように少ない文字数を連続的に受信し
たときに最大になるが、このときに、自局に無関係のポ
ーリングあるいはセレクティングシーケンスでも同じよ
うに大きな負荷がかかる欠点があった。この欠点は通信
速度が早いほど、さらに主局のポーリング送信間隔およ
びセレクティング再送の間隔が短いほど顕著に現れる。

本発明はこのような欠点を除去するもので、中央処理装
置の負荷を軽減することができる通信制御装置を提供す
ることを目的とする。

ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明は、ステーションアドレスを有するポーリングシ
ーケンスおよびまたはセレクティングシーケンスを主局
から通信回線を介して受信する従局に含まれ、この通信
回線とこの従局の中央処理装置との間に挿入され、到来
するポーリングシーケンスおよびまたはセレクティング
シーケンスに基づいて上記中央処理装置に割込みを発生
する第一制御手段を備えた通信制御装置において、上記
従局のステーションアドレスを登録する登録手段と、こ
の登録されたステーションアドレスに一致するステーシ
ョンアドレスを有するポーリングシーケンスおよびまた
はセレクティングシーケンスに限り上記第一制御手段を
有効にする第二制御手段とを備えたことを特徴とする。

〔作用〕

主局からのポーリングあるいはセレクティングシーケン
スを受信したときに、通信制御装置では、自局のステー
ションアドレス群の登録された登録手段を参照し、受信
したポーリングあるいはセレクティングシーケンスのス
テージーンアドレスの適合を判別し、登録されているス
テーションアドレスと異なる場合は中央処理装置に割込
みを発生することなく、自動的に次のポーリングあるい
はセレクティングシーケンスを受信する。

〔実施例〕

以下、本発明実施例装置を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例装置の構成を示すブロック構成図
である。第２図はこの実施例装置が用いられる通信系統
の構成を示すブロック構成図である。第３図は、ＤＭＡ
転送情報ブロック管理フラグ、従局ステーションアドレ
ス群およびテキスト送信にかかわるＤＭＡ転送情報ブロ
ック（以下ＣＣＢという。）の構成を示す構成図である
。第４図は、この実施例装置の動作を示すシーケンス図
である。

まず、第１図に基づいてこの実施例装置の構成を説明す
る。通信制御装置４は、第２図に示すように主局１にマ
ルチポイント方式で回線１０を介して接続された従局２
に含まれ、回線１０とこの従局２の中央処理装置３との
間に挿入され、主局１から受信したポーリングおよびセ
レクティングシーケンスのステーションアドレスをチェ
ックするアドレスチェック部６と、通信制御装置４内の
ＲＡＭに自局のステーションアドレス群が設定されたメ
モリエリア７とを備える。

本発明の特徴とするところは、自局の従局ステーション
アドレス群がメモリ了りア７に格納され、ここに登録さ
れていないポーリングあるいはセレクティングシーケン
スが受信されたときは、無視され再度受信モードへの自
動的な移行が行われることにある。

次に、この実施例装置の動作を第１図ないし第４図に基
づいて説明する。

初期設定時に、従局２として定義されている複数のステ
ーションアドレスが通信制御装置４内のＲＡＭエリアの
メモリアリア７に中央処理装置３の設定部５により登録
される。さて、テキストを送信する場合に、予めＣＣＢ
を作成するとともにＣＣＢ管理フラグの対応するビット
がオンにされる。通信制御装置４はポーリングあるいは
セレクティングシーケンスを受信したときに、登録され
ているステーションアドレスかどうかがアドレスチェッ
ク部６でチェックされ、登録されていない場合は無視さ
れて次のポーリングおよびセレクティングシーケンスの
到来を待つ。登録されているステーションアドレスを受
信した場合は中央処理装置３へ割込みを発生させる。特
に、ポーリングシーケンスを受信したときに、ステーシ
ョンアドレスに対応するＣＣＢが有効となっている場合
は、直ちには割り込まずにテキストの送信を行い、応答
受信したときに中央処理装置３へ割り込みを発生させる
。また、テキスト送信にかかわるＣＣＢの作成は通信制
御装置４の動作とは非同期に中央処理装置３により自由
に行うことができる。

本発明は第６図のような複数のステーションアドレスを
持つ従局の場合にも適用することができる。この適用に
よる中央処理装置の負担低減効果は顕著である。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように、通信制御装置内に複数
の従局ステーションアドレス群を構成することにより、
ポーリングおよびセレクテイングシーケンスを受信した
ときのステーションアドレスチェック機能を通信制御装
置に持たせて、自局に無関係なポーリングあるいはセレ
クテイングシーケンス受信時の中央処理装置の負荷を軽
減することを可能にする効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例装置の構成を示すブロック構成図
。 第２図は本発明実施例が用いられる通信系統の構成を示
すブロック構成図。 第３図は通信制御装置内のＣＣＢ管理フラグ、従局ステ
ーションアドレス群およびＣＣＢの構成を示す信号構成
図。 第４図は本発明における通信制御装置から中央処理装置
への割り込み発生を示すシーケンス図。 第５図は従来の通信制御装置から中央処理装置への割り
込み発生を示すシーケンス図。 第６図は複数のステーションアドレスを持つ従局の構成
を示すブロック構成図。 １・・・主局、２・・・従局、３・・・中央処理装置、
４・・・通信制御装置、５・・・設定部、６・・・アド
レスチェック部、７・・・メモリアリア。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ステーションアドレスを有するポーリングシーケ
   ンスおよびまたはセレクティングシーケンスを主局から
   通信回線を介して受信する従局に含まれ、 この通信回線とこの従局の中央処理装置との間に挿入さ
   れ、 到来するポーリングシーケンスおよびまたはセレクティ
   ングシーケンスに基づいて上記中央処理装置に割込みを
   発生する第一制御手段 を備えた通信制御装置において、 上記従局のステーションアドレスを登録する登録手段と
   、 この登録されたステーションアドレスに一致するステー
   ションアドレスを有するポーリングシーケンスおよびま
   たはセレクティングシーケンスに限り上記第一制御手段
   を有効にする第二制御手段と を備えたことを特徴とする通信制御装置。