JPS6281882A - 車番自動読取装置におけるカメラ絞り制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分宵コ 本発明は車番自動読取装置におけるカメラ絞り制御方式
に係わる。

Ｃ従来技術と１！！Ｉ題点コ 監視などの目的で、屋外にテレビカメラを設置する場合
、明るさの変化が大きく、カメラの絞りの自動制御は不
可欠である。

その制御方式の代表的なものとしてＥＥ方式がある。第
６図はＥＥ方式の原理説明図である。カメラ１．７によ
りｊすられる映像信号を検出器１．１で電圧レベルに変
換し、映像の明るさの代表値Ｅを求める。Ｅは映像の明
るさの最大値、平均値、あるいはその中間の（＋１１な
どの代表値である。比較器１．２で）、ｒ、掌性Ａと比
較し、Ｅ＞Ａ＋αならば絞りＩＧを閑しるように、Ｅ＜
Ａ−αならば絞りを開けるように、モーター、ドライバ
ー１．３に入力してモーター１．４を９動し、ＩＥ−Ａ
ｌ≦αならば、石動きする。なおαはＡによりきまる定
数である。

つまり、このＥＥ方式は映像の明るさの代表値Ｅを常に
一定に保とうとする絞り方式である。

しかし、この方式は映像信号のみをＪｌ（準にして絞り
制御しているため、車番自動読取の場合、次に説明する
ような問題が生じて（る。

第２図は車番自動読取装置の構成例を示す。重両感知器
３，１より感知４５号を受信すると、ｉ最像制御回路３
．４はテレビカメラ３，２より静１１−画像を取込み、
画像処理回路３．５にてプレートを切り出し、文字識別
回路３．６にて車両番号を読み取るものである。

し車番自動読取装置の画面視野は水平方向で１．５ｍ程
度であり、比較的狭い。そのため車両が画面に存在する
場合と、しない場合では全く異なる画像となる。今、こ
こで絞り固定での重両通過に伴う映像の明るさの変化を
考えることにする。第３図はその例である。（ａ）は路
面より明るい自系統のｉｌ（両、（ｂ）は路面より暗い
黒系統の車両の通過の例である。ここで、上述のＥＥ方
式による絞り制御を考えると、白系統の車の通過時は絞
りを閉じるように、黒系統の車の通過時は絞りを開ける
ように働くことになる。ところが、ナンバープレートは
車体色に関係なく規格化されているため、車体色により
絞りの開閉が変化すれば、プレートが鮮明に撮像されな
いことになる。つまり、雲の動きなどにより太陽がかげ
ったなど、プレートの照度に影響を与える環境変化にの
み絞りを変化させる制御でなければ不十分である。

次に太陽の位置による影響を第４図を用いて説明する。

（ａ）のように、テレビカメラと太陽がｌ（に対して同
一方向にある場合を順光状態％（ｂ）のように、テレビ
カメラと太陽が逆方向にある場合を逆光状態と称するこ
とにする。順光状態では、プレートに直射日光が当たる
が、逆光状態では小雨の影となり、プレートには日光が
当たらない。

よってプレートを鮮明に撮像するには、順光状態か逆光
状態かにより、同じ環境においても絞りのＦ値を変える
必要がある。

ところが、映像全体の明るさとしては、晴れていれば、
順光状ｐおよび逆光状態であれ、大差なく、区別がつか
ない。また、当然順光伏聾・逆光状態を判断する前に、
晴れているが否かの判断が必要であるが、ＥＥ方式では
、常に映像の明るさの代表値を一定にしようとするため
に、映像だけでは視野内のり、（１度は不明であり、そ
の判断はできない。

［問題を鯉決するための手段］ 以上説明のように、従来から使用されているＥＥ方式で
は、環境の変化に十分対応して、正確なナンバープレー
トの読取りはできないので、本発明はこのテレビカメラ
の絞り制御方式を改善するものである。

本発明は方式としてはテレビカメラの絞り制御方式を採
って、車番自動読取を行うものであるが、車両感知器か
らの感知信号、映像の明るさと絞り駆動用モーターの位
置情報より計算される絞り値より算出される前記カメラ
視野内の照度および時計により示す日時より計算される
カメラに対する太陽の位置および映像の明るさを組み合
せて判断し、前記絞り駆動用モーターの駆動を指示する
制御回路を備えて、絞りの開閉を行うようにしたもので
ある。

″へ、 ・ノ第１図により、本発明の絞り制御方式を説明する。

図に示すように、２．８はカメラを示し、２．６はレン
ズ、２．７は絞り、２．１は映像信号を電圧レベルに変
換し、映像の明るさの代表値Ｅを求める検出器である。

また、２．２は制御回路であり、この制御回路２．２に
時計２．３の出力と車両感知器よりの感知器−じが入力
する。２，４はモーター　ドライバーであり、２．５は
モーターであり、　　　　　　　　　　　、モーター２
．５は絞り２．７を駆動するが、同時にモーター位置情
報を出して制御回路２．２にバックさせるものとする。

ここで、第５図の絞り制御フローチャートにより本発明
の絞り制御について説明する。なお下記の■、［相］、
■における絞り開閉動作はモーターの特性によって決ま
る単位角度づつ変化させるものとする。また、この制御
は何らかの割込みがかからない限り、常に実行されるも
のとする。

第２図の車番自動読取装置を参照して、■、車両感知の
仔無を調べる。車両感知ありの状態では絞りの開閉動作
を一切行なわない。

■、視野内の照度りを算出する。映像の明るさの代表値
をＥ１モーターの位置情報より計算される絞りのＦ値を
ｆとすると、Ｌ＝ｋｆ”Ｅとなる。

（ｋは比例定数） ■、照度りとＬ＋　（定数）を比較する。Ｌ≦Ｌ１なら
ば、夜などで、撮像に照明が必要な環境と判断する。

■、■、絞りのＦ値が最小ならば、すでに絞りは開きき
っているので、何もしない。さもなければ、絞りを１単
位開ける。

■、撮像には照明が必要である旨を撮像制御回路に指示
する。

■、■により昼と判断されたならば、次に照度りとＬ２
　（定数）を比較する。Ｌ≦Ｌ２ならば、くもりなどで
、路面に日光が差していないものと判断し、■へ進む。

■、■により晴れたと判断されたならば、時計より得ら
れる日時の情報より太陽の位置を計算し、テレビカメラ
の設置条件と比較することにより、順光状態か逆光状態
かの判断を行なう。

■、［相］、■、それぞれの条件にあった基準値、すな
わちくもりなど、順光、逆光についてＡ、αを設定する
。なおＡは基賭値、αは基準不感値である。

Ｏ２０，■、Ｅの大きさにより絞りの開閉を決定する。

ＩＥ−ＡＩ≦αならば、映像の明るさは適切であるとし
て、何もしない。

ＥＲＡ−αならば、映像は基準値より暗すぎると判断し
、絞りをｌ　！１１位開ける。

Ｅ＞Ａ＋αならば映像は基準値より明るすぎると判断し
、絞りを１単位閉める。

゛：ン本発明は路面を走行あるいは停止中の車両のナン
バープレートを撮像し、その車両番号を自動的に読み取
る装置のカメラの絞り制御に適用される。

［作用、効果］ 本発明においては、カメラの視野内の照度を算出して、
これを昼、夜を区別する基準値と比較して昼、夜を判別
し、昼の場合は、更にくもり、晴れを区別する基準値と
比較し、くもりの場合は、くもりにおける映像明るさの
基準値と実際の映像の明るさを比較して、カメラの絞り
の開閉を制御し、晴れの場合は、時計による日時より、
カメラの撮像方向に対して、太陽が順光状態にあるか、
逆光状態にあるかを算出して、順光、逆光のいずれにあ
るかを判断して、前記逆光、順先のいずれかの、それぞ
れの基準値と実際の映像の明るさを比較して絞りの開閉
の制御を行っている。またカメラの視野内の照度を基票
値と比較して夜または夜に近い状態と判断されたときは
、絞りを全開とし、第２図の照明装置を点灯させる。

本発明では重両感知器により車両がカメラ視野内に不在
の間にのみ、常時カメラの視野となる範囲について、特
に晴れとなった状態で、視野がカメラより逆光にあるか
、順先にあるか、時計による日時により計算される太陽
の方向とカメラの撮像方向より演算して判断して、順光
、逆光いずれかを区別して、カメラの絞りが制御される
ため、ｉｌｔ両がカメラの視野に入って来たときは、鮮
明にプレートナンバーをキャッチすることができ、全体
として１１体色、直接日光の有無および太陽の位置によ
る影響を避けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例をブロック図で示す。 第２図は車番自動読取装置の一例をブロック図で示す。 第３図（ａ）は路面より明るい白系統の車両が通過した
場合の映像の明るさ変動説明図、同（ｂ）は路面より暗
い黒系統の車両が通過した場合の映像の明るさ変動説明
図である。 第４図（ａ）、（ｂ）は太陽位置による影響説明図であ
る。 第５図は本発明の絞り制御方式のフローチャートである
。 第６図は一般的なカメラの絞りの自動制御方式のブロッ
ク図である。 ２．１・・・検出Ｗ、２．２・・・制御回路、２．３・
・・時計、２．４・・・モータードライバー、２．５・
・・モーター、２．８・・・レンズ、２．７・・・絞り
、２．８・・・カメラ。 第　１　図 第２図 算３図 席　４　図 悼５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両感知器からの感知信号、映像の明るさと絞り
   駆動用モーターの位置情報より計算される絞りの値より
   算出する視野内の照度および時計により示す日時より計
   算されるカメラに対する太陽の位置および映像の明るさ
   を組み合わせて判断し、前記絞り駆動用モーターの駆動
   を指示する制御回路を備えることを特徴とする車番自動
   読取装置におけるカメラ絞り制御方式。