JPS627906Y2 - - Google Patents

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JPS627906Y2
JPS627906Y2 JP2195881U JP2195881U JPS627906Y2 JP S627906 Y2 JPS627906 Y2 JP S627906Y2 JP 2195881 U JP2195881 U JP 2195881U JP 2195881 U JP2195881 U JP 2195881U JP S627906 Y2 JPS627906 Y2 JP S627906Y2
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JP
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gas
valve
valve body
hole
cover body
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JP2195881U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス流入側とガス流出側との間に所定
以上の圧力差が生じたときに弁体にて弁孔が閉塞
されるガス経路の安全装置の改良に関するもので
ある。
従来のガス経路の安全装置にあつては、第5図
に示すようにガス経路の隔壁43に設けた弁孔1
よりガス流入側に弾性材にて形成されていて弁孔
1よりも径の大きい板状の弁体2を配置し、弁体
2よりもガス流入側に弁体2と僅かに離間して弁
体2より径の大きい覆い体41をガス経路を構成
する基部側筒部7内に配置し、覆い体41の外周
縁部と基部側筒部7内面との間に弁孔1と連通す
るガス流通路42を設けるとともに覆い体41の
径方向中間部にガスを弁体2の前面側から背面側
を経て弁孔1に導く小孔4を形成し、覆い体41
の中心部に弁体2の中心部を固定して弁体2の外
周側部分を、ガス流入側とガス流出側との間に所
定以上の圧力差を生じたときに撓んで弁孔1の周
囲部の隔壁43に密着して弁孔1を閉塞する閉塞
部3としてあり、したがつてガスが正常に流れて
いる場合に、ガス器具のガス量の調整等によつて
ガス流入側とガス流出側とに瞬間的に圧力差が生
じたときには、弁体2と隔壁43との間の空間内
のガス圧P2′は弁孔1を通じて瞬間的にガス流出
側のガス圧P2と同圧に変化しうるが、弁体2と覆
い体41との間の空間内のガス圧P1′の変化は覆
い体41を小孔4を通じて行なわれるために瞬間
的にはガス流入側のガス圧P1と同圧にはならず、
この小孔4の存在によつてガスが正常に流れてい
るときに弁体2が瞬間的な圧力変化によつて不用
意に閉じてしまわないようにしてある。しかしか
かる従来のガス経路の安全装置にあつてはガス配
管のガス取出用口金が接続されるガス流入口11
aと覆い体41とが直に向い合つているために、
ガスコツクを開いた瞬間にガス取出用口金から吹
き出すガスが覆い体41に直接当たるとともにこ
のガスが上記小孔1を通つて弁体2の閉塞部3の
前面を勢いよく押し、したがつて第6図の想像線
で示すように弁体2が橈んで弁孔1を閉塞してし
まうという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところはガスコツクを開いた
瞬間にガス取出用口金から吹き出すガスの流れの
勢いを、覆い体に当たる前にやわらげることによ
り、弁体が撓んで不用意に弁孔を閉塞するのを防
げることができるガス経路の安全装置を提供する
ことにある。
以下、本考案を第1図乃至第4図に示す実施例
に基づいて詳述する。Aはガス経路に配設される
安全装置であつて、ソケツトA1とプラグA2とに
より構成され、ソケツトA1とプラグA2とが着脱
自在に連結されるようになつている。プラグA2
は先端側筒部6と基部側筒部7とにより構成され
ている。先端側筒部6の先端外周には球帯面9を
設けてあり、球帯面9の基部側の外周にはV字状
溝部10を設けてある。先端側筒部6の先端のガ
ス流出口11bの内部側には鋭角突起を周設して
受座12を形成してあり、内部には受座12に対
向し且つガス流出口11bと弁孔1との間で先端
側筒部6の内周面に沿つてスライド自在にして栓
体13を配設してあつて、栓体13の先端面に周
設したパツキン14が受座12に密着し得るよう
になつている。栓体13の外周面にはガス流通溝
46が凹設されてある。栓体13のばね受部15
と基部側筒部7の先端のばね受部16との間には
ばね17を介装してあつて、栓体13にてガス流
出口11bを閉塞する方向に付勢してある。基部
側筒部7の先端の隔壁43の外周部には弁孔1を
穿孔してある。弁体2はブタジエンアクリロニト
リルゴムのようなゴム、弾性のある合成樹脂等の
弾性材にて隔壁43よりも径の大きい板状に形成
されており、弁体2の内周部には撓み用屈曲部2
1を設けてあり、弁体2の外周縁には隔壁43に
密着して弁孔1を閉塞するための閉塞部3が設け
られてある。41は弁体2を覆う覆い体であつ
て、周壁44が厚肉となつた有底円筒体状に形成
されてあり、覆い体41の底板45の中央に穿孔
された中央孔49に弁体2の中央部を嵌着すると
ともに弁体2の周部を底板45および周壁44に
僅かに離間してある。覆い体41の周壁44の厚
み方向と直交する方向に大孔47を穿孔するとと
もにこの大孔47と連通する切欠き48を設けて
あり、この大孔47は周方向に等間隔で形成して
あり、覆い体41の底板45には小孔4を穿孔し
てあり、大孔47および切欠き48とでガス流通
路42が形成されてある。基部側筒部7の基部に
はガス流入口11aが形成されてある。18は覆
い体41とガス流入口11aとの間に配設してガ
スの流れをやわらげる緩衝板であつて、ガス流入
口11aの断面積よりもやや大きめに形成されて
ある。覆い体41にはガイド溝53が形成されて
あつて、このガイド溝53に緩衝板18の保持部
60が前後方向に移動自在に嵌め込まれてある。
19は緩衝板18をガス流入口11aの方向にば
ね付勢するための緩衝ばねであつて、緩衝板18
と覆い体41との間に介在してあり、この緩衝ば
ね19のばね力にて緩衝板18をガラス流入口1
1aの周縁に固定された受座61に弾接させてあ
る。緩衝ばね19のばね特性をガス流入口11a
から流入するガスが緩衝板18に当たつて緩衝板
18を押す力によつて撓むようにしてある。安全
弁は上記の弁体2、覆い体41、弁孔1、緩衝板
18および緩衝ばね19によつて構成されてあ
り、ガスはガス流入口11aから安全弁を通つて
ガス流出口11aに流れるのである。ガス流入側
とガス流出側との間に所定以上の圧力差が生じて
弁孔1を閉塞している弁体2を弁孔1から解除す
る解除手段は栓体13に取付けられたシール体5
4と、弁体2の中央に穿孔された解除孔25と、
隔壁43の中央に貫設されていてシール体54を
ガイドするためのガイド孔55とで構成されてあ
る。シール体54は解除孔25に対向するように
配設されてあつて、シール体54の先端面が解除
孔25の周囲部に密着し得るようになつている。
シール体54は有底筒状であつて栓体13のガイ
ド棒56に遊嵌されてあり、ガイド棒56のばね
受部57とシール体54のばね受部58との間に
はばね59を介装してあつて、シール体54が解
除孔25を閉塞する方向にばね付勢されてある。
基部側筒部7の基部の内周には弾性体よりなるシ
ール筒を内装してあつて、ガス配管のガス取出用
口金をシール筒内に圧入して接続できるようにな
つている。ソケツトA1はソケツト外筒31、操
作環32、ベロー状パツキン52、押棒51、コ
イルばね33,38等により構成されている。ソ
ケツト内筒30内にはベロー状パツキン52を内
装してあり、ベロー状パツキン52はベロー状パ
ツキン52の外周に巻回したコイルばね33にて
伸長されている。ベロー状パツキン52の一端の
外周には金属環34を周設してあり、金属環のあ
る端面には帯状リング部35を周設してある。ソ
ケツト内筒30には透孔36を複数個穿設してあ
つて、透孔36に球37を遊嵌してある。ソケツ
ト内筒30の外周にはソケツト外筒31を被嵌し
てあつて、ソケツト内筒30とソケツト外筒31
との間に操作環32に摺動自在に取付けてある。
ソケツト外筒31と操作環32との間に操作環3
2を復帰させるコイルばね38を介装してあり、
操作環32の内周の段部39が球37に係当して
いる。ここで40はソケツトA1にプラグA2を接
続したときコイルばね38のばね力により段部3
9が係当する突環部である。
しかしてプラグA2をガス配管のガス取出用口
金(図示せず)に接続し、一方ソケツトA1をガ
ス器具のゴムホースに接続した状態で、プラグ
A2の先端をソケツトA1のソケツト内筒30内に
挿入するとプラグA2の先端の球帯面9がベロー
状パツキン52の帯状リング部35に圧接して気
密を保持し、さらにコイルばね33に抗してベロ
ー状パツキン52を押し縮めつつプラグA2をソ
ケツト内筒30内に圧入すると押棒51にて栓体
13が後退せしめられてガス流出口11bが開成
され、ガスがプラグA2及びソケツトA1を介して
移流し得るようになる。この状態でガス配管のガ
スコツクを開くと、第2図に示すようにガス取出
用口金から吹き出すガスが緩衝板18に当たつて
緩衝板18を緩衝ばね19のばね力に抗して覆い
体41方向に押しつつ、ガスの流れの勢いが弱め
られてガス流通路42および小孔4を通つてガス
流出口11bに至るのである。このようにガス取
出用口金から吹き出すガスの流れの勢いは覆い体
41の小孔4に達するまでに相当に弱めることが
できるのである。第3図および第4図はガスゴム
管が破れたり外れたりしてガスがもれた場合の弁
体2の動作を示してあり、ガスがもれてガス流出
側で規定値以上のガスが流れる場合弁孔1のガス
流出側が減圧されてガス流入側とガス流出側とに
圧力差が生じ、弁体2の閉塞部3が小孔4から流
れ込んでくるガス流にて押され、閉塞部3が弁孔
1の周囲部の隔壁43に密着して弁孔1が閉塞さ
れガスの移動が遮断される。尚、小孔4を閉塞部
3に相対する位置に設ければ、閉塞部3の閉塞動
作を一層確実にすることができる。またガスもれ
などの事故がなくて規定値内の量で正常にガスが
流れている場合においてガス器具のガス量の調整
等によつてガス流入側とガス流出側とに瞬間的に
圧力差が生じたときには第3図に示すように弁体
2と隔壁43との間の空間S2内のガス圧P2′は弁
孔1を通じて瞬間的にガス流出側のガス圧P2と同
圧に変化しうるが、弁体2と覆い体41との間の
空間S1内のガス圧P1′の圧力変化は小孔4を通じ
て行なわれるためのガス圧P1′瞬間的にはガス流
入側のガス圧P1と同圧に変化することができず、
したがつて弁体2が撓むことがなくてガスが正常
に流れているときに上記のような瞬間的な圧力変
化等によつてはずみで弁体2が閉じてしまわない
のである。次に、ソケツトA1とプラグA2との接
続を外すに当つては、操作環32をコイルばね3
8に抗して押し戻し、プラグA2を引抜く。する
と透孔36内に球37が戻り段部39に当たり、
ベロー状パツキン52が伸長し、一方栓体13が
ばね17にて戻つて受座12に当接されてガス流
出口11が閉塞される。またソケツトA1とプラ
グA2とが接続されている状態では栓体13が後
退するとともにシール体54が後退して第2図に
示すようにシール体54の先端の密着面60が解
除孔25の周囲部に密着する。このときばね59
が圧縮されてシール体54が解除孔25方向にば
ね付勢される。この結果解除孔25が閉塞されて
解除孔25内をガスが流れない。そして第1図に
示すようにソケツトA1とプラグA2とを外すと、
栓体13が戻つて受座12に密着するとともにシ
ール体54が解除孔25から離間し、解除孔25
からガスが先端側筒部6内に流入し、この結果弁
体2を境としたガス流入側とガス流出側との圧力
差がなくなり弁体2による弁孔1の閉塞状態が解
除される。
叙述のように本考案は覆い体とガス流入口との
間にガス流入口を開閉する緩衝板を移動自在に設
け、ガス流入口から流入するガスが緩衝板を押圧
することによつて撓む緩衝ばねを覆い体と緩衝板
間に介装したので、ガス配管のガスコツクを開か
れることによりガス取出用口金からガス流入口へ
流入してくるガスはまず緩衝板に当たつて緩衝板
を緩衝ばねのばね力に抗して覆い体方向に押しつ
つ、ガスの勢いが弱められ、然るのち覆い体に至
ることができ、したがつてこのガス流が小孔を通
つて弁体の閉塞部を押すときの力はガス流入口か
ら直接に流れ込むときの力に較べて相当に弱める
ことができ、この結果ガスコツクを開くときに不
用意に弁体が弁孔を閉塞するのを防ぐことができ
るという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のプラグの半断面図、
第2図は同上の安全装置の半断面図、第3図及び
第4図は同上の安全弁の動作を示す断面図、第5
図は従来例のプラグの半断面図、第6図は同上の
安全装置の半断面図であつて、1は弁孔、2は弁
体、3は閉塞部、4は小孔、11aはガス流入
口、18は緩衝板、19は緩衝ばね、41は覆い
体、42はガス流通路、43は隔壁である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス経路の隔壁に設けた弁孔よりガス流入側に
    弾性材にて形成されていて弁孔よりも径の大きい
    板状の弁体を配置し、弁体よりもガス流入側に弁
    体と僅かに離間して弁体より径の大きい覆い体を
    ガス経路を構成する基部側筒部内に配置し、覆い
    体の外周縁部と基部側筒部内面との間に弁孔と連
    通するガス流通路を設けるとともに覆い体の径方
    向中間部にガスを弁体の前面側から背面側を経て
    弁孔に導く小孔を形成し、覆い体の中心部に弁体
    の中心部を固定して弁体の外周側部分を、ガス流
    入側とガス流出側との間に所定以上の圧力差を生
    じたときに撓んで弁孔の周囲部の隔壁に密着して
    弁孔を閉塞する閉塞部としたガス経路の安全装置
    において、覆い体とガス流入口との間にガス流入
    口を開閉する緩衝板を移動自在に設け、ガス流入
    口から流入するガスが緩衝板を押圧することによ
    つて撓む緩衝ばねを覆い体と緩衝板間に介装して
    成るガス経路の安全装置。
JP2195881U 1981-02-18 1981-02-18 Expired JPS627906Y2 (ja)

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JPS57134468U JPS57134468U (ja) 1982-08-21
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