JPS6275676A - 電子複写機の現像器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は、電子複写機、特に現像器のトナー厚みの温
度による部分的不均一の改善に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 一般に電子複写機の現像器のケーシングは合成樹脂成形
体で構成され、感光体ドラムの幅に相当した長さの幅と
なっている。そしてケーシングの開口部に現像スリーブ
を感光体ドラムに回転可能に近接配置している。このス
リーブに対するトナ＃。

一膜淳の設定は、２成分現像器の上用搬器の場合、ケー
シングの内底面にドクタカットを取伺け、ドクタカット
の刃先とスリーブ間の隙間をトナー膜厚とし、スリーブ
の回転に伴い余剰現像剤はドクタカットにかき取られる
。

この技術にお９プる問題点は、前述の如くケーシングが
合成樹脂製であるため、環境温度変化によりケーシング
が開口縁に沿って上下に反り易く、膜厚が一定とならな
いことである。このため、例えばコピーの周縁が濃く、
中央が薄くなる、あるいはコピーの周縁が薄く中央が濃
くなるなど、濃淡に遍在をぎたす欠点が生じていた。

［発明の目的］ この発明は、環境湿度変化によるドクターとスリーブの
ギャップの変化を防止し、各部均一な膜厚を得て安定し
た画像を得ることを目的とする。

［発明の概要］ 前記目的を達成するため、この発明では、ケーシング内
底面にドクタカットを備えた現像器において、ケーシン
グの開口部底面を切欠き、該切欠き部分に両端をケーシ
ングの両側にネジ止め固定される剛体からなるフレーム
を取付け、該フレーム上に前記ドクタノＪットを固定す
るとともに、前記フレームとケーシング底部との接触位
置に弾性シール材を介在し、フレームの前記ネジ止め位
置以外をケーシングに対し非接触状態で気密に固定した
ことを特徴とする。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。

第１図はこの発明のを適用した２成分現像器の１現（ｇ
ｌ器１を示寸断面図、第２図は同現像器のケーシングに
対するドクタカットの取付構造を示す分解斜視図である
。

図において、１現搬器１は感光体ドラム２の上部側面に
開口づるケーシング３を備えている。

ケーシング３は、合成樹脂射出成形体からなるもので、
側板部４ａを一体化した上面および一側面を開口したケ
ーシング本体４と、ケーシング本体４の上面開口部に組
付けられたカバー休５とから概略構成されている。

ケーシング３の開口部には両端を側板部４ａに回転可能
に枢支された現像スリーブ６が設けられ、その外周を前
記感光体ドラム２の外周に近接位置させている。

更にケーシング３の内奥部の上部にはトナー補給カート
リッジ７がその下部には攪拌器８が配置され、カートリ
ッジ７から供給されたトナーを攪拌器８の矢印方向の回
転により内部に充填されたキャリヤと混合し、ガイド板
９を通じてスリーブ６の背面に供給するようになってい
る。

そして、ケーシング本体４の側面開口部直下の底面部は
切欠かれ、この切欠き部４ｂには両端をビス１０により
ケーシング本体４の両側下面に固定されるフレーム１１
が配置される。

フレーム１１は、アルミニウム等の異形押出成形体から
なるもので、その上面にはビス１２を介してドクタカッ
ト１３を固定している。またこのフレーム１１の後縁と
ケーシング本体４の切欠端との重合面にはウレタン発泡
体などの弾性シール材１４が介在され、重合面を気密に
シールするとともに、フレーム１１とケーシング本体４
との直接接触を回避している。

以上の構成において、フレーム１１上に固定されたドク
タカット１３の刃先縁とスリーブ６との隙間でトナー厚
みが設定される。

すなわち、スリーブ６は感光体ドラム２の回転方向と同
一の時計方向に回転し、その背面より供給された現像剤
を回転によりドクタカットの刃先縁に接触させることに
より、余分な現像剤は除去される。

ここで、温度変化により、ケーシング本体４が第２図中
矢印Ａ−Ａの如くその長手方向に対し上向ぎまたは下向
きに反った場合においても、ル−ム１それ自体は剛体で
あるため、初期の設定寸法を維持するため、スリーブ６
とドクタカット１３のギャップは均一に保たれる。また
、反りによる偏位置が最も多いのは中央部分であるが、
これはシール材１４の弾性伸縮により吸収され、シール
竹も保たれることになる。

［発明の効果］ 以上実施例により詳細に説明したように、この発明に係
る電子複写機の現像器では、ケーシングの反り等に伴う
現像剤の膜厚不均一がなく、したがって均一な画像を得
られる。また、スリーブとドクタカット間のギャップが
安定しているため、ドクタカットを経て一定膜厚にされ
た後のト犬−の剥落等も一昂でき、周縁を汚損する倶れ
もないものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を適用した２成分現像器の上現像器を
示す断面図、第２図は同現像器のケーシングに対するド
クタカットの取付構造を示す分解斜視図である。 １・・・上用搬器 ２・・・感光体ドラム ３・・・ケーシング ４・・・ケーシング本体 ４ａ・・・切欠部 ６・・・現像スリーブ １１・・・フレーム １３・・・ドクタカット １４・・・シール材 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体ドラムの周縁に配置されたケーシングと、ケーシ
   ングの開口部にあつて両端をケーシング側部に回転可能
   に枢支された現像スリーブと、ケーシング内底面に固定
   され、かつ先端縁を前記スリーブに所定のギャップで対
   向配置されたドクタカットを備えた現像器において、前
   記ケーシングの開口部底面を切欠く該切欠部分に両端を
   ケーシングの両端にネジ止め固定される剛体からなるフ
   レームを取付け、該フレーム上に前記ドクタカットを固
   定するとともに、前記フレームとケーシング底部との接
   触位置に弾性シール材を介在し、フレームの前記ネジ止
   め位置以外をケーシングに対し非接触状態で気密に固定
   したことを特徴とする電子複写機の現像器。