JPS627245B2 - - Google Patents

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JPS627245B2
JPS627245B2 JP18854081A JP18854081A JPS627245B2 JP S627245 B2 JPS627245 B2 JP S627245B2 JP 18854081 A JP18854081 A JP 18854081A JP 18854081 A JP18854081 A JP 18854081A JP S627245 B2 JPS627245 B2 JP S627245B2
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JP
Japan
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gear
shot
tooth
cover
cover member
Prior art date
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Expired
Application number
JP18854081A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5891118A (ja
Inventor
Kazuyoshi Hanano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuda KK
Original Assignee
Matsuda KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsuda KK filed Critical Matsuda KK
Priority to JP18854081A priority Critical patent/JPS5891118A/ja
Publication of JPS5891118A publication Critical patent/JPS5891118A/ja
Publication of JPS627245B2 publication Critical patent/JPS627245B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D7/00Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
    • C21D7/02Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working
    • C21D7/04Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface
    • C21D7/06Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by cold working of the surface by shot-peening or the like

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は歯車のシヨツトピーニング方法に関す
るものである。
(従来技術) 従来、ダクタイル鋳鉄製歯車等の歯車の疲労強
度を向上させるために、歯車の歯部にシヨツトを
投射し、投射部分を局部的に圧縮して残留応力を
生じさせるシヨツトピーニング方法を採用するこ
とが知られている〔例えば、福田連著「ブラス
ト・クリーニングとシヨツト・ピーニング」(昭
和28年2月25日)、日刊工業新聞社参照〕。
第4図は従来一般に採用されているシヨツトピ
ーニング方法の一例を説明するものであり、歯車
10を歯車取付軸である回転軸16に取付けて回
転し、該回転している歯車10に対してシヨツト
投射装置11からシヨツト12を投射することに
より、歯車10のシヨツトピーニングが行われ
る。
ところで、前記歯車10の回転中、歯部13の
歯先面14、前方歯面14a、後方歯面14b及
び歯底面15にシヨツト12が投射されるが、歯
先面14及び各歯面4a,14bに大部分のシヨ
ツト12が投射され、最も疲労強度の向上を図ら
なければならない歯底部の歯底面15に対しては
シヨツト12の量が少く、充分な量のシヨツトが
投射されない。
そのため、歯底面15に充分なシヨツト12を
投射し、第5図に斜線Eで示す範囲に残留応力を
生じさせるためには、シヨツトを投射する時間を
長く設定する必要があるが、逆に歯先面14及び
各歯面14a,14bには第5図に斜線Dで示す
範囲に残留応力を生じることになる。その結果、
歯先面14及び各歯面14a,14bが粗くな
り、シヨツトピーニング後における歯先面14及
び各歯面14a,14bの研削作業に長時間を要
し、作業性が悪くなる上に、歯車使用時に歯車音
を発生して騒音の原因となる、等の問題点があ
る。
一方、前記問題点を生じないようにするために
は、シヨツト12を投射する時間を短くする必要
があるが、その際には逆に歯底面15へのシヨツ
ト12の投射量が少くなり、歯底面15の疲労強
度の向上を充分に図ることができないという問題
点がある。
(発明の目的) 本発明は前記従来の問題点を解決すべくなされ
たもので、歯車の歯底面に対して適確にシヨツト
を投射して歯底面の疲労強度を向上させるととも
に、歯先面及び歯面への投射量を少くして歯先面
及び歯面の粗れを防止し、研削時間の短縮を図
り、かつ歯車使用時に発生する騒音を低減させ得
るようにした歯車のシヨツトピーニング方法を提
供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明の構成上の特徴は、シヨツトピーニング
すべき歯車の歯先面を覆うことができるカバー体
を、前記歯車の歯数と同数で、かつ円周方向に等
間隔に放射状に設けたカバー部材を用い、該カバ
ー部材を前記カバー体の夫々が前記歯車の歯先面
の夫々を覆うようにして前記歯車と共に回転軸に
一体的に装着し、該回転軸を駆動して前記歯車及
びカバー部材を一体的に回転させながらシヨツト
を投射して前記歯車をシヨツトピーニングするこ
とにある。
(実施例) 本発明の実施例を第1図〜第3図に基いて説明
する。第1図において、1はシヨツトピーニング
すべきダクタイル鋳鉄製歯車(以下歯車と称す
る)、2は歯車1の歯部、4は歯先面、4aは前
方歯面、4bは後方歯面、5は歯底面である。
3はシヨツトピーニングに用いるカバー部材
で、硬質ゴム又は表面硬化処理を施した鋼材等で
形成され、歯車1の歯先面4を覆うことができる
カバー体3aを備えている。カバー体3aは、歯
車1の歯数と同数設けられ、円周方向に等間隔に
放射状に設けられている。カバー体3aの高さh1
は、歯車1の全歯たけh2(例えば8mm)の0.4〜
0.8倍に設定され、カバー体3aの幅W1は歯車1
の歯幅W2(例えば2mm)に略等しく設定されて
いる。
また、カバー部材3は、シヨツトピーニングを
行う際に第2図に示すように、歯車1と一体的に
回転し得るようにキー7を介して回転軸6に装着
されると共に、各カバー体3aが歯車1の各歯先
面4を覆い得るように装着可能に構成されてい
る。
回転軸6は、第4図に示す従来例と同様のシヨ
ツト投射装置(図示せず)に付設され、シヨツト
ピーニングを行う歯車を取付ける歯車取付軸であ
る。8は、歯車1及びカバー部材3を締付固定す
るナツトである。
歯車1のシヨツトピーニングは、第4図に示す
従来例と同様のシヨツト投射装置を用いて行わ
れ、歯車1とカバー部材3とを第2図に示すよう
に回転軸6に装着し、回転軸6を駆動して歯車1
及びカバー部材3を一体的に回転させ、そして回
転中の歯車1及びカバー部材3に、シヨツト投射
装置から、シヨツトを投射することにより行われ
る。
投射されるシヨツトは、歯車1が回転されてい
るため、歯車1の歯部2に対して相対的に方向が
変化し、例えば第3図において歯車1が矢印方向
に回転されており、直線A及びBで示す傾斜方向
と、直線Cで示す垂直方向とから順次投射される
ことになる。
そして、歯先面4には、カバー部材3のカバー
体3aが覆つているため、シヨツトはいずれの方
向からも全く投射されない。前方歯面4aには、
直線B方向からのシヨツトが前方の歯先面4を覆
うカバー体3aの側面に反射されて投射されると
共に、直線C方向からのシヨツトが投射されるこ
とになる。しかしながら、直線A方向からのシヨ
ツトは、前方の歯先面4を覆うカバー体3aの影
になり、ほとんどが投射されない。
また、後方歯面4bには、直線A方向からのシ
ヨツトが後方の歯先面4を覆うカバー体3aの側
面に反射されて投射されると共に、直線C方向か
らのシヨツトが投射されることになる。しかしな
がら、直線B方向からのシヨツトは、後方の歯先
面4を覆うカバー体3aの影になり、ほとんどが
投射されないことになる。
以上のように、前後方向の歯面4a,4bに投
射されるシヨツトは、夫々直線A及びB方向から
直接投射される量が従来の場合に比較して遥に少
ないため、たとえカバー体3aの側面に反射され
るシヨツトが投射されるとしても、歯車1の1回
転中において各歯面4a,4bに投射されるシヨ
ツトの量は従来の場合に比較して遥に少なくな
る。
一方、歯底面5には、従来と同様に直線C方向
からのシヨツトが投射されると共に、更に直線A
及びB方向からのシヨツトがカバー体3aの側面
に反射されて投射されることになり、従来の場合
に比較して、前記カバー体3aの側面で反射され
る分に相当して、歯車1の1回転中におけるシヨ
ツトの投射量が増加されることになる。
従つて、シヨツト投射時間を従来の場合と同一
に設定する場合には、歯底面5の疲労強度は従来
の場合に比較して遥に向上が図られると共に、歯
先面4及び各歯面4a,4bの粗れを抑制し、研
削作業時間を短縮することができる。また、歯底
面5を従来と同一の疲労強度にシヨツトピーニン
グする場合には、シヨツト投射時間を短縮するこ
とができ、しかも、各歯面4a,4bに投射され
るシヨツトの量は歯車1の1回転当たりの投射量
が少なく、投射時間が短いため、さらに少なくな
り、各歯面4a,4bの粗れをさらに抑制するこ
とができる。
例えば、歯車を8r.p.mで回転し、平均粒径0.8
mmφのシヨツトを45m/secの速度で4分間投射
する場合には、歯車の疲労強度が従来の場合に比
較して40%向上し、疲労寿命が4倍以上延命され
た。また、歯先面4及び歯面4a,4bは粗れが
少なく、研削作業時間を大幅に短縮することがで
き、さらに歯車使用時の騒音の低減を図ることが
できた。
なお、カバー体3aの高さh1は、歯車1の全歯
たけh2の0.4倍以下に設定されている場合には、
歯面4a,4bの粗れが比較的大きくなり、0.8
倍以上に設定されている場合には、歯底面5への
シヨツトの投射量が低下し、シヨツト投射時間を
延長しなければならないため、0.4〜0.8倍に設定
されていることが好ましい。
(発明の効果) 本発明は、シヨツトピーニングすべき歯車の歯
先面を覆うカバー部材が前記歯車と一体的に回転
軸に装着されていることにより、従来の場合と比
較して前記歯車の歯先面にはシヨツトが投射され
ず、歯面へのシヨツトの投射量が減少されると共
に、歯底面へのシヨツトの投射量が増加されるた
め、歯底面の疲労強度が向上されると共に、歯先
面及び歯面の粗れが防止されて研削時間が短縮さ
れ、しかも歯車使用時の騒音が低減される等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によつてシヨツトピー
ニングされる歯車と歯車の歯先面を覆うカバー部
材の要部の斜視図、第2図は第1図に示す歯車と
カバー部材を回転軸に装着した状態を示す断面
図、第3図は歯車の回転中に投射されるシヨツト
の投射方向と残留応力の発生個所との相対的な関
係を示す説明図、第4図は従来例の説明図、第5
図は従来例の方法によつて残留応力が発生した個
所を示す要部の断面図である。 1……歯車、2……歯部、3……カバー部材、
4……歯先面、4a,4b……歯面、5……歯底
面、6……回転軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歯車にシヨツトを投射して残留応力を生じさ
    せ、歯部の疲労強度を向上させるシヨツトピーニ
    ング方法において、シヨツトピーニングすべき歯
    車の歯先面を覆うことができるカバー体を、前記
    歯車の歯数と同数で、かつ円周方向に等間隔に放
    射状に設けたカバー部材を用い、該カバー部材を
    前記カバー体の夫々が前記歯車の歯先面の夫々を
    覆うようにして前記歯車と共に回転軸に一体的に
    装着し、該回転軸を駆動して前記歯車及びカバー
    部材を一体的に回転させながらシヨツトを投射し
    て前記歯車をシヨツトピーニングすることを特徴
    とする歯車のシヨツトピーニング方法。 2 前記カバー体の高さが歯車の全歯たけの0.4
    〜0.8倍である特許請求の範囲第1項記載の歯車
    のシヨツトピーニング方法。
JP18854081A 1981-11-24 1981-11-24 歯車のシヨツトピ−ニング方法 Granted JPS5891118A (ja)

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JP18854081A JPS5891118A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 歯車のシヨツトピ−ニング方法

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JP18854081A JPS5891118A (ja) 1981-11-24 1981-11-24 歯車のシヨツトピ−ニング方法

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JPS5891118A JPS5891118A (ja) 1983-05-31
JPS627245B2 true JPS627245B2 (ja) 1987-02-16

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124818A (ja) * 1984-07-14 1986-02-03 Ntn Toyo Bearing Co Ltd 軸受転動体
JPH07100300B2 (ja) * 1988-04-14 1995-11-01 日産自動車株式会社 ロータ式ショットピーニング装置
JP2008100311A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Ntn Corp ボールねじナットおよびその製造方法
CA2709474C (en) 2009-07-14 2016-04-26 Engineered Abrasives, Inc. Peen finishing

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JPS5891118A (ja) 1983-05-31

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