JPH11156721A - 歯車のショットピーニング方法およびそれにより得られる高強度歯車 - Google Patents

歯車のショットピーニング方法およびそれにより得られる高強度歯車

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JPH11156721A
JPH11156721A JP32980997A JP32980997A JPH11156721A JP H11156721 A JPH11156721 A JP H11156721A JP 32980997 A JP32980997 A JP 32980997A JP 32980997 A JP32980997 A JP 32980997A JP H11156721 A JPH11156721 A JP H11156721A
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shot
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯車の歯先部に生じる突起が歯車の噛み合い
に支障を来すことがなく、しかも高精度でかつ高強度の
歯車を得る。 【解決手段】 まず歯車1の歯底部と歯元部とにショッ
ト粒7が衝突するように第1のエアーノズル8により第
1のショットピーニングを行い、次いでその歯車1の歯
先部にショット粒が衝突するように第2のエアーノズル
9により第2のショットピーニングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯車の外表面を硬
化させる歯車のショットピーニング方法およびそのショ
ットピーニング方法により得られる高強度歯車に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種機器類に使用される歯車の小
型化に対する要請に伴い、この歯車の強度を向上させる
ための方策がいろいろと提案され、実用化されてきてい
る。この歯車の強度向上の一つの手段としてショットピ
ーニングが知られている。このショットピーニングは、
歯車の外表面に、スチールボール(鋼球),カットワイ
ヤもしくはラウンドカットワイヤ等のショット粒(投射
材)を衝突させる方法であって、これにより歯車に圧縮
残留応力場を付与して歯元曲げ疲労強度を向上させるも
のである。
【0003】図7には、従来のノズル式のショットピー
ニングの一例が示されている。図示のように、歯車10
0の外表面には例えば鋼球よりなるショット粒101が
ノズル102から投射されるようになっている。ここ
で、歯車100は、歯先面103と、歯底面104と、
歯底面104から歯先面103に向かって設けられる例
えばインボリュート曲線で構成される歯形面105とを
有する形状とされている。また、ショット粒101の投
射方向は通常、矢印P方向に回転する歯車100に対し
て歯底面104に略垂直な方向とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のショットピーニング方法では、歯底面104を狙っ
てショット粒101が投射されるために、歯先部、とり
わけ歯先面103と歯形面105との稜線の部分におい
てショット粒101の衝突時の衝撃による塑性変形が生
じて小さな突起(バリ)106が円周方向に向けて形成
されるという問題点がある。このような突起106は、
歯車の噛み合い時に騒音発生の要因になったり、あるい
は相手側歯車の歯元部に当たりその歯元部を摩耗させて
歯車の寿命を短くしてしまう。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、歯車の歯先部に生じる突起が歯車の噛み合
いに支障を来すことがなく、しかも高精度でかつ高強度
の歯車を得ることのできる歯車のショットピーニング方
法を提供し、併せてそのショットピーニング方法にてシ
ョットピーニングを施すことにより得られる高強度歯車
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、第1発明による歯車のショットピ
ーニング方法は、歯車の外表面を硬化させる歯車のショ
ットピーニング方法であって、まず歯車の歯底部と歯元
部とにショット粒が衝突するように第1のショットピー
ニングを行い、次いでその歯車の歯先部にショット粒が
衝突するように第2のショットピーニングを行うことを
特徴とするものである。
【0007】本発明においては、高強度歯車を製造する
に際し、まず歯車の歯底部と歯元部とにショット粒が衝
突するように第1のショットピーニングが行われ、これ
によって歯底部と歯元部とに圧縮残留応力を生成させて
曲げ疲労強度の向上が図られる。次に、前記歯車の歯先
部にショット粒が衝突するように第2のショットピーニ
ングが行われ、これによって前記第1のショットピーニ
ングにて歯先部に円周方向へ向けて生成された突起(バ
リ)を半径方向へ変形させて歯先の変形量が小さくさ
れ、歯車精度の向上が図られる。こうして、歯先部に形
成されるバリが歯車の噛み合いに支障を来すのを防ぐこ
とができ、高精度でかつ高強度の歯車を得ることが可能
となる。
【0008】本発明においては、前記歯底部と歯元部と
に対するショットピーニングの後における歯車の素地硬
さが、ショット粒の硬さと同等もしくはそれ以下である
のが好ましい。こうすることで、第2のショットピーニ
ングによる歯先部のバリの変形を容易かつ確実に行うこ
とができる。
【0009】次に、第2発明による高強度歯車は、前記
第1発明による歯車のショットピーニング方法により得
られる高強度歯車であって、歯車の外表面に900MP
a以上の圧縮残留応力を有することを特徴とするもので
ある。
【0010】一般に、ショットピーニングにおけるピー
ニング強さの指標であるアークハイト値を大きくするほ
ど圧縮残留応力が増大するが、一方ではアークハイト値
が増大すると歯先突起量が大きくなってしまう。しか
し、本発明によれば、発生する歯先突起量を小さくでき
るので、大きなアークハイト値でのショットピーニング
が可能である。より具体的には、従来方法によるショッ
トピーニングにおけるアークハイト値に対する歯先突起
量の関係を示す曲線と、アークハイト値に対する圧縮残
留応力の関係を示す曲線との交点の圧縮残留応力値であ
る900MPa以上の圧縮残留応力を生成することが可
能で、かつ歯先部に円周方向へ向けて生成された突起
(バリ)を小さくして、前記交点の歯先突起量である1
5μm以下の歯先突起量とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明による歯車のショッ
トピーニング方法およびそれにより得られる高強度歯車
の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明
する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係るショットピ
ーニング工程を説明する模式図であり、図2は第1のシ
ョットピーニング工程を示す部分側面図、図3は第2の
ショットピーニング工程を示す部分側面図である。
【0013】本実施例において用いられる歯車1は、外
表面が、歯先面2と、歯底面3と、歯底面3から歯先面
2に向かって設けられるとともに歯4の側面をなす左右
のインボリュート面5,6とを備える形状とされてい
る。
【0014】この歯車1の外表面に対してショット粒
(本実施例ではスチールボール)7を投射するために、
この歯車1の側方上部位置と側方中央位置とにそれぞれ
歯車1方向へ向けて第1のエアーノズル8および第2の
エアーノズル9が配されている。第1のエアーノズル8
は、歯車1の歯底面(歯底部)3と、この歯底面3と歯
4との境界部である歯元部10とにショット粒7が衝突
するように、言い換えればそのエアーノズル8の軸線1
1上に歯底面3が来たときにその軸線11と歯底面3と
が略垂直になるような位置に設置されている。一方、第
2のエアーノズル9は、歯車1の歯先面2とインボリュ
ート面5との境界部(歯先部)にショット粒7が衝突す
るように、言い換えればそのエアーノズル9の軸線12
上にインボリュート面5が来たときにその軸線12とイ
ンボリュート面5とが略垂直になるような位置に設置さ
れている。
【0015】このような構成において、歯車1を矢印A
方向に回転させた状態で、まず第1のエアーノズル8か
ら歯底面3および歯元部10を狙ってショット粒7を投
射する(第1のショットピーニング)。そうすると、投
射されたショット粒7は主として歯車1の歯底面3およ
び歯元部10に衝突してそれらの部分に圧縮残留応力を
生成する。なお、この投射によって歯車1の歯先面2に
もショット粒7が衝突するために、この歯先面2の両端
部には図2に示されるような円周方向のバリ13,14
が形成される。
【0016】次に、同様に歯車1を矢印A方向(時計方
向)に回転させた状態で、第2のエアーノズル9から歯
先面2の側部を狙ってショット粒7を投射する(第2の
ショットピーニング)。そうすると、投射されたショッ
ト粒7は主として歯車1の歯先面2とインボリュート面
5との境界部に衝突し、図3に示されているように、先
の工程で形成された円周方向のバリ13を半径方向のバ
リ13Aに変形させる。なお、このように歯先部の一方
側にショットピーニングが施された後、歯車1を表裏反
転させて同様の投射を行うことで、反対側にある円周方
向のバリ14を半径方向のバリ14Aに変形させること
ができる。この結果、歯先部に形成されるバリ13A,
14Aが歯車1の噛み合いに支障を来すことがなくな
る。こうして、歯先の変形量が小さく、優れた歯車精度
を有する高強度かつ高精度の歯車が得られる。
【0017】本実施例において、第1のエアーノズル8
によるショットピーニングの後における歯車1の素地硬
さは、ショット粒7の硬さと同等もしくはそれ以下であ
るのが好ましい。これによって、第2のエアーノズル9
による歯先部のバリの変形を容易かつ確実に行うことが
できる。
【0018】本実施例によるショットピーニング方法の
効果を確認するために、歯車素材として、0.35wt
%C,0.20wt%Si,0.80wt%Mn,1.
0wt%Cr,0.20wt%Mo,0.10wt%V
の組成よりなり、モジュール3.0,圧力角14.5°
の窒化歯車を用いるとともに、Hv700硬さのスチー
ルボールを投射圧力2.5kgf/cm2 で投射した場
合の歯車精度を測定した。この結果、第1のエアーノズ
ル8によるショットピーニング後において形成された円
周方向のバリ13,14の高さが28μm〜47μmで
あったのに対し、次いで第2のエアーノズル9によるシ
ョットピーニングを行った後には、この円周方向のバリ
13,14の高さは4μm〜9μmに低減しており、本
実施例の方法が有効であることが確認された。
【0019】このときの歯底面3における残留応力分布
が、ショットピーニング処理前の残留応力分布とともに
図4に示されている。なお、残留応力値に−(マイナ
ス)の符号が付されているのは圧縮応力であることを示
している。この図から明らかなように、ショットピーニ
ング処理前においては残留応力が−200MPa程度で
あったのが、処理後においては最大値−1250MPa
程度となって、圧縮残留応力が全体として1000MP
a以上に増加していることがわかる。
【0020】次に、本実施例によるショットピーニング
処理により得られた歯車とショットピーニング処理前の
歯車との曲げ疲労強度を比較するために、供試リングギ
アの歯底に繰り返しの圧縮応力/引っ張り応力を発生さ
せて破損までの回数を測定する両振り疲労試験を行っ
た。この試験結果のグラフが図5に示されている。この
グラフから、サイクル数106 における両振り曲げ疲労
強度が、ショットピーニング処理前の歯車では650M
Paであるのに対し、本実施例の歯車では1150MP
aであり、曲げ疲労強度が格段に改善されているのがわ
かる。
【0021】図6には、ショットピーニングにおけるピ
ーニング強さの指標であるアークハイト値に対する歯先
突起量(円周方向のバリの高さ)の関係および同アーク
ハイト値に対する残留応力ピーク値の関係が示されてい
る。図示のように、一般にアークハイト値を大きくする
ほど圧縮残留応力(マイナスの符号で示されている。)
が増大するが、一方ではアークハイト値が増大すると歯
先突起量が大きくなってしまう。すなわち、歯先突起量
を小さくするためには圧縮残留応力のピーク値を小さく
せざるを得ず、これによって曲げ疲労強度は小さくなっ
て高強度の歯車を得ることができない。なお、ショット
ピーニング処理後に歯先突起を機械加工などの方法で除
去することも考えられるが、このようにすればコスト高
となってしまうので実用性が乏しい。しかし、本実施例
の方法によれば、発生する歯先突起量を小さくできるの
で、大きなアークハイト値でのショットピーニングが可
能である。図中、黒塗りの丸印で示すのは本実施例の刃
先突起量(9μm)であり、黒塗りの四角印で示すのは
本実施例の残留応力ピーク値(1250MPa)であ
る。
【0022】本実施例では、従来方法によるショットピ
ーニングにおけるアークハイト値に対する歯先突起量の
関係を示す曲線と、アークハイト値に対する圧縮残留応
力ピーク値の関係を示す曲線との交点の圧縮残留応力値
である900MPa以上の圧縮残留応力で、かつその交
点の歯先突起量である15μm以下の歯先突起量、言い
換えれば図中斜線で示した領域の圧縮残留応力値および
歯先突起量を得ることが可能である。
【0023】本実施例においては、第1のショットピー
ニングと第2のショットピーニングとを別のエアーノズ
ルにより行うものを説明したが、1台のショットピーニ
ング装置において、第1のショットピーニングのための
エアーノズルの設置位置を変えて第2のショットピーニ
ングを行うようにしても良い。また、第2のショットピ
ーニングにおいて、歯車を表裏反転する代わりに、エア
ーノズルとして歯車の左側面を狙うエアーノズルと右側
面を狙うエアーノズルの2基を設けるようにしても良
い。
【0024】本実施例においては、ショット粒としてス
チールボール(鋼球)を用いるものとしたが、その他、
カットワイヤもしくはラウンドカットワイヤ、あるいは
ガラスビーズ,アルミナ球もしくは超硬球などを用いる
こともできる。
【0025】本実施例においては、歯形曲線としてイン
ボリュート曲線のものについて説明したが、この歯形曲
線は、他にサイクロイド曲線や直線等の種々のものがあ
る。本発明はそれら種々の歯形曲線のものに適用しても
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るショットピー
ニング工程を説明する模式図である。
【図2】図2は、第1のショットピーニング工程を示す
部分側面図である。
【図3】図3は、第2のショットピーニング工程を示す
部分側面図である。
【図4】図4は、本実施例における歯底面の残留応力分
布をショットピーニング処理前の残留応力分布とともに
示すグラフである。
【図5】図5は、本実施例における歯車の曲げ疲労強度
をショットピーニング処理前の曲げ疲労強度とともに示
すグラフである。
【図6】図6は、アークハイト値に対する歯先突起量お
よび残留応力ピーク値の関係を示すグラフである。
【図7】図7は、従来の問題点を示す図である。
【符号の説明】
1 歯車 2 歯先面 3 歯底面 4 歯 5,6 インボリュート面 7 ショット粒 8 第1のエアーノズル 9 第2のエアーノズル 10 歯元部 11,12 軸線 13,14 円周方向のバリ 13A,14A 半径方向のバリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車の外表面を硬化させる歯車のショッ
    トピーニング方法であって、 まず歯車の歯底部と歯元部とにショット粒が衝突するよ
    うに第1のショットピーニングを行い、次いでその歯車
    の歯先部にショット粒が衝突するように第2のショット
    ピーニングを行うことを特徴とする歯車のショットピー
    ニング方法。
  2. 【請求項2】 前記歯底部と歯元部とに対するショット
    ピーニングの後における歯車の素地硬さが、ショット粒
    の硬さと同等もしくはそれ以下である請求項1に記載の
    歯車のショットピーニング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の歯車のショットピーニ
    ング方法により得られる高強度歯車であって、 歯車の外表面に900MPa以上の圧縮残留応力を有す
    ることを特徴とする高強度歯車。
  4. 【請求項4】 歯先部の突起量が15μm以下である請
    求項3に記載の高強度歯車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100373280B1 (ko) * 2000-07-18 2003-02-25 기아자동차주식회사 에어노즐 숏피이닝을 이용한 기어가공방법
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