JPS6268671A - ステンレスクラツド鋼の製造方法 - Google Patents
ステンレスクラツド鋼の製造方法Info
- Publication number
- JPS6268671A JPS6268671A JP20624785A JP20624785A JPS6268671A JP S6268671 A JPS6268671 A JP S6268671A JP 20624785 A JP20624785 A JP 20624785A JP 20624785 A JP20624785 A JP 20624785A JP S6268671 A JPS6268671 A JP S6268671A
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- JP
- Japan
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- clad steel
- carbon content
- steel
- mold
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- Pending
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ステンレス鋼芯材の炭素量以上の炭素量を有
する母材でステンレス鋼を鋳ぐるむことにより２層ステ
ンレスクラッド鋼を製造することに関するものである。
する母材でステンレス鋼を鋳ぐるむことにより２層ステ
ンレスクラッド鋼を製造することに関するものである。
（従来の技術）
従来、２層ステンレスクラッド鋼板の製造は次のように
して行れていた。
して行れていた。
まず、第２図に示すようにステンレス鋼芯材２（以下合
せ材と称す）の接着面側に酸化防止剤６を、剥離面側に
剥離剤７を塗布した合せ材２を吊り具３を介して剥離面
側が薄くなるように鋳型内にセットした後、下注ぎ法で
溶鋼５ （以下母材と称す）を鋳込んでクラッド鋼塊と
する。次いでこのクラッド鋼塊を均熱炉に袋挿入して加
熱した後、引き続き分塊圧延を行い合せ材と母材とを圧
着させたスラブにし、冷却後、スラブのトップ、ボトム
及び両側面の四周を切断し、剥離剤を塗布した側の母材
を剥離し２層クラフト鋼スラブとする。
せ材と称す）の接着面側に酸化防止剤６を、剥離面側に
剥離剤７を塗布した合せ材２を吊り具３を介して剥離面
側が薄くなるように鋳型内にセットした後、下注ぎ法で
溶鋼５ （以下母材と称す）を鋳込んでクラッド鋼塊と
する。次いでこのクラッド鋼塊を均熱炉に袋挿入して加
熱した後、引き続き分塊圧延を行い合せ材と母材とを圧
着させたスラブにし、冷却後、スラブのトップ、ボトム
及び両側面の四周を切断し、剥離剤を塗布した側の母材
を剥離し２層クラフト鋼スラブとする。
その後、熱間圧延を行ないクラツド鋼板としていた。
（発明が解決しようとする問題点）
しかし、耐食性と強度を得るために炭素量０．０３％以
下のステンレス鋼と炭素ｉｏ、０６〜０．２０％程度の
構造用鋼を組合せたステンレスクラッド鋼板を前述の方
法で製造しようとする場合、薄膜状の剥離材が存在する
にもかかわらず合せ材であるステンレス鋼の表面に浸炭
が発生し、耐食性を劣化させるという問題が生じていた
。この浸炭の程度は第３図に示すように、浸炭の深さが
３鶴以上に達し、とくに表層部においては炭素量が０．
０４〜０．０９％上昇している。このステンレス鋼塊か
ら得られるスラブを熱間圧延すると、圧下比に応じて浸
炭深さは浅くなるが、表面の炭素量は変化しない。
下のステンレス鋼と炭素ｉｏ、０６〜０．２０％程度の
構造用鋼を組合せたステンレスクラッド鋼板を前述の方
法で製造しようとする場合、薄膜状の剥離材が存在する
にもかかわらず合せ材であるステンレス鋼の表面に浸炭
が発生し、耐食性を劣化させるという問題が生じていた
。この浸炭の程度は第３図に示すように、浸炭の深さが
３鶴以上に達し、とくに表層部においては炭素量が０．
０４〜０．０９％上昇している。このステンレス鋼塊か
ら得られるスラブを熱間圧延すると、圧下比に応じて浸
炭深さは浅くなるが、表面の炭素量は変化しない。
したがって、ステンレスクラッド鋼スラブを熱間圧延す
る前に、合わせ材の表面を研削して浸炭部を除去せざる
を得なかった。
る前に、合わせ材の表面を研削して浸炭部を除去せざる
を得なかった。
本発明は、合わせ材の表面に浸炭が起こらないようにし
たステンレスクラッド鋼の製造方法を提供することを目
的としている。
たステンレスクラッド鋼の製造方法を提供することを目
的としている。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、２層ステンレスクラフト鋼を製造するに際し
、第１図に示すように合せ材２の剥離剤７を塗布した面
に合せ材の炭素量以下の炭素量を含有する当て板８を取
り付けて鋳型内にセットして、母材となる溶鋼を鋳込む
ことを特徴としている。
、第１図に示すように合せ材２の剥離剤７を塗布した面
に合せ材の炭素量以下の炭素量を含有する当て板８を取
り付けて鋳型内にセットして、母材となる溶鋼を鋳込む
ことを特徴としている。
さらに、本発明の方法を詳述する。まず、合せ材２と母
材とを分離する面に剥離剤７を塗布した後、その上に合
せ材２の炭素量以下の炭素量を有する当て板８を重ねて
、当て板の周囲をスポット溶接して固定し、合せ材２の
接着面側に酸化防止材６を塗布する。このように処理し
て一体化された合せ材２と当て板８とを、従来と同様に
吊り具３を介して鋳型１内にセットし、下注ぎ法により
母材５となる溶鋼を鋳込んで得られたステンレスクラッ
ド鋼塊を均熱、分塊圧延した後、四周を切断し、剥離剤
を塗布した側の母材を剥離した後熱間圧延してクラツド
鋼板とする。
材とを分離する面に剥離剤７を塗布した後、その上に合
せ材２の炭素量以下の炭素量を有する当て板８を重ねて
、当て板の周囲をスポット溶接して固定し、合せ材２の
接着面側に酸化防止材６を塗布する。このように処理し
て一体化された合せ材２と当て板８とを、従来と同様に
吊り具３を介して鋳型１内にセットし、下注ぎ法により
母材５となる溶鋼を鋳込んで得られたステンレスクラッ
ド鋼塊を均熱、分塊圧延した後、四周を切断し、剥離剤
を塗布した側の母材を剥離した後熱間圧延してクラツド
鋼板とする。
（作用）
本発明は、合せ材の剥離剤を塗布した面側に低炭素量の
当て材を取り付けであるので、炭素量の高い溶鋼を鋳込
んだ場合、当て板には浸炭するがステンレス鋼にまでは
浸炭することがない。その結果を第４図に示すが、この
図からもわかるように母材となる溶鋼からの浸炭深さは
、当て板には従来と同等に浸炭しているが、合せ材への
浸炭量は極めて少なくなっている。
当て材を取り付けであるので、炭素量の高い溶鋼を鋳込
んだ場合、当て板には浸炭するがステンレス鋼にまでは
浸炭することがない。その結果を第４図に示すが、この
図からもわかるように母材となる溶鋼からの浸炭深さは
、当て板には従来と同等に浸炭しているが、合せ材への
浸炭量は極めて少なくなっている。
（実施例）
炭素０．０２０％を含有する８０ｍ Ｘ １６００ｎ＋
Ｘ ２４００＋ｎの５ＵＳ３０４の各合せ材剥離面に
第１表に示す処理をした。
Ｘ ２４００＋ｎの５ＵＳ３０４の各合せ材剥離面に
第１表に示す処理をした。
第１表
合せ材の接着面側には炭化水素系の酸化防止剤を塗布し
た後、剥離面側を鋳型長辺面の一方から６０龍離した位
置に上記処理をした合せ材を吊り具により３０トン鋳型
内に懸垂した。
た後、剥離面側を鋳型長辺面の一方から６０龍離した位
置に上記処理をした合せ材を吊り具により３０トン鋳型
内に懸垂した。
この後、Ｃ１０，１３％、５ｉ１０．２０％、Ｍｎ１０
．８０％、Ｐ １０．０１５ ％、Ｓ １０．０１０
％、八ｌ１１０．０２８ ％からなる溶鋼を溶鋼
過熱度８３℃で下注ぎ法により鋳込み、クラッド鋼塊を
製造した。型抜き後、１２８０℃で８時間均熱し圧下比
４．０で分塊圧延を行ない、２００ ｍｍ Ｘ １３Ｑ
Ｑｍｍ Ｘ ｊ２鶴のスラブにした。このスラブを冷却
後、スラブの四周を切断し、母材を剥離して二層ステン
レスクラッド鋼スラブを製造した。
．８０％、Ｐ １０．０１５ ％、Ｓ １０．０１０
％、八ｌ１１０．０２８ ％からなる溶鋼を溶鋼
過熱度８３℃で下注ぎ法により鋳込み、クラッド鋼塊を
製造した。型抜き後、１２８０℃で８時間均熱し圧下比
４．０で分塊圧延を行ない、２００ ｍｍ Ｘ １３Ｑ
Ｑｍｍ Ｘ ｊ２鶴のスラブにした。このスラブを冷却
後、スラブの四周を切断し、母材を剥離して二層ステン
レスクラッド鋼スラブを製造した。
このときの合せ材表面の炭素濃度は、本発明法によれば
０．０２０％、従来法では０．０８５％であった。
０．０２０％、従来法では０．０８５％であった。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明の方法によれば合せ材であ
るステンレス鋼表面への浸炭が防止できる結果、ステン
レス鋼のもつ耐食性を損うことがない。
るステンレス鋼表面への浸炭が防止できる結果、ステン
レス鋼のもつ耐食性を損うことがない。
第１図は本発明の方法によるクラツド鋼の鋳込み方法を
示す図であり、 第２図は従来の鋳込み方法を示す図であり、第３図は従
来の鋳込法の場合における合せ材表面の浸炭量を示す図
であり、 第４図は本発明の鋳込みによる合せ材表面の浸炭量を示
す図である。 １・・・鋳型
示す図であり、 第２図は従来の鋳込み方法を示す図であり、第３図は従
来の鋳込法の場合における合せ材表面の浸炭量を示す図
であり、 第４図は本発明の鋳込みによる合せ材表面の浸炭量を示
す図である。 １・・・鋳型
Claims (1)
- １、鋳ぐるみ法によるステンレスクラッド鋼の製造に際
し、ステンレス鋼芯材の炭素量以下の炭素量を含有する
当て板とステンレス鋼芯材との間に剥離材を挟み一体に
して鋳型内に懸垂し、母材となる溶鋼を鋳込むことを特
徴とするステンレスクラッド鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20624785A JPS6268671A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | ステンレスクラツド鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20624785A JPS6268671A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | ステンレスクラツド鋼の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6268671A true JPS6268671A (ja) | 1987-03-28 |
Family
ID=16520171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20624785A Pending JPS6268671A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | ステンレスクラツド鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6268671A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007138914A1 (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 継目無ステンレス鋼管の製造方法 |
| JP2017001044A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 極厚ステンレス鋼板およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP20624785A patent/JPS6268671A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007138914A1 (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | 継目無ステンレス鋼管の製造方法 |
| JP4935812B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2012-05-23 | 住友金属工業株式会社 | 継目無ステンレス鋼管の製造方法 |
| US8307688B2 (en) | 2006-05-26 | 2012-11-13 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Process for producing seamless stainless steel pipe |
| JP2017001044A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 新日鐵住金ステンレス株式会社 | 極厚ステンレス鋼板およびその製造方法 |
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