JPS6261679A - 鋼材塗装方法 - Google Patents

鋼材塗装方法

Info

Publication number
JPS6261679A
JPS6261679A JP20172085A JP20172085A JPS6261679A JP S6261679 A JPS6261679 A JP S6261679A JP 20172085 A JP20172085 A JP 20172085A JP 20172085 A JP20172085 A JP 20172085A JP S6261679 A JPS6261679 A JP S6261679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
film
weight
water
electrodeposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20172085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0749111B2 (ja
Inventor
Tadayoshi Hiraki
忠義 平木
Osamu Iwase
岩瀬 治
Motohiro Osumi
大住 元博
Shinji Sugiura
杉浦 新治
Ichiro Tabuchi
田淵 一郎
Masafumi Kume
久米 政文
Takashi Udagawa
宇田川 孝
Komaji Matsui
駒治 松井
Yasuhiro Fujii
藤井 泰弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP60201720A priority Critical patent/JPH0749111B2/ja
Publication of JPS6261679A publication Critical patent/JPS6261679A/ja
Publication of JPH0749111B2 publication Critical patent/JPH0749111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電着塗装および粉体上塗り塗装からなる複合
塗装系によって得られる、耐チッピング性、防食性、層
間付着性および塗面仕上がり性などが改良された複合産
膜の形成法に関する。
電着塗装・上塗シ塗装からなる複合塗装系に用いる電着
塗料および粉体塗料は、いずれも有機溶剤を殆ど含まず
、且つ塗装効率などにすぐれているため、公害防止、省
資源に有効であり、最近、これら両塗料による塗装シス
テムが採用されつつある。しかしながら、該塗装システ
ムによって形成される塗膜は、耐チッピング性、防食性
、層間付着性および塗面平滑性などの性能が十分でなく
、これらの性能の向上が望まれている。
たとえば、耐チッピング性についてみると、自動車産業
分野では?!1膜の耐久性の間″I′!i、特に衝撃剥
離による塗膜の耐食性の低下ならびに鋼材の腐食の進行
の問題が重視されつつある。特に、欧米の寒冷地域等で
は冬季自動車道路の路面凍結を防止するために比較的粗
粒に粉砕した岩塩を多量に混入した砂利を敷くことが多
く、この種の道路を走行する自動車はその外面部におい
て車輪で跳ね上げられた岩塩粒子や小石が塗膜面に衝突
し、その衝旭により塗膜が局部的に車体上から全部剥離
する衝撃剥離現像、いわゆる9チツピングを起すことが
屡々ちる。この現象によシ、車体外板面の被@撃部の金
属面が露出し、すみやかに発錆すると共に腐食が進行す
る9通常、チッピングによる塗膜の剥離は車体底部およ
び足まわり部に多いが、フードおよびルーフにまで発生
し約半年〜1年で局部的腐食がかなシ顕著になることが
知られている。
このチッピングならびにこれに基因する腐食の進行を防
止するため、従来から車体外板金属基体表面の化成処理
、電着塗料および粉体上塗塗料について各種の検討が行
なわれている。例えば、化成処理において、結晶形の異
なる燐酸鉄系皮膜および燐酸亜鉛系皮膜の使用が検討さ
れたが、かかる化成処理によっては被衝撃部における塗
膜の付着性を充分に改善することは困離である。また、
電着塗料および粉体上塗塗料についても該塗料に用いる
樹脂および/または顔料について種々検討されてきたが
、チッピングに耐え得る充分な付着性改善効果を有する
塗料は今まで見い出すに至っていない。
そこで本発明者等は、電着塗装−粉体塗装からなる複合
塗装系によって得られる複合塗膜における上記の如き欠
陥を解消し、耐候性、耐化学性などを低下させることな
く、耐チッピング性、防食性、層間付着性、塗面平滑性
などが改善された複合塗膜を形成する方法を提供するこ
とを目的に鋭意研究を重ねた。その結果、今回、電着塗
料を塗装した後、粉体上塗塗料の塗装に先立って、この
電着塗膜面に1静的ガラス転移温度が0〜−75℃の範
囲にある塗膜を形成することが可能な水性バリアーコー
トを塗装しておくことによって、上記目的を達成するこ
とができ、耐チッピング性、防食性、眉間付着性および
塗面平滑性々どが著しく改善された塗膜を形成すること
に成功したものである。
すなわち、本発明によれば、鋼材に電着塗料を塗装し、
該塗面に静的ガラス転移温度が0〜75℃である塗膜を
形成しうる水性バリアーコートを塗装し、次いで、熱硬
化性粉体上塗り塗料を塗装することを特徴とする鋼板の
塗装方法が提供される。
「バリアーコート」なる用語は慣用されてはいないが、
本発明では、上記特性値を持ち、かつ本発明の目的を達
成せしめる塗膜を形成することが可能な水性塗料を「水
性バリアーコート」と称する。
本発明の特徴は、鋼材に電着塗料および粉体上塗塗料を
順次塗装する工程において、電着塗料を塗装後、該粉体
上塗塗料を塗装するに先立って特定範囲の静的ガラス転
移温度のm膜を形成する水性バリアーコートをあらかじ
め電着塗膜面に塗装するところにある。その結果、耐チ
ッピング性、防食性、物理的性能、塗面平滑性などの著
しくすぐれた複合塗膜を形成することができた。
すなわち、本発明の方法によって形成した複合塗膜は、
その中間層く形成したバリアーコート塗膜が柔軟で且つ
特有の粘弾性を有しているので、上塗シ塗膜表面に岩塩
や小石などによる強い衝撃力が加えられても、その衝撃
エネルギーの殆んどまたは全ては該バリアーコート塗膜
内に吸収されその下層の電着塗膜にまで波及せず、しか
も上塗り塗膜もワレ、ハガレなどの物理的損傷を受ける
ことも殆ど解消されたのである。つまり、これは、上記
バリアーコート塗膜層が外部からの衝撃力の緩衝作用を
呈して耐チッピング性が著しく改良され、チッピングに
よる鋼板の発錆、腐食の発生を防止でき、しかも岩塩、
小石などの衝突による上塗り塗膜の劣化も解消できた。
また、防食性についてみると、後記のごとくバリアーコ
ート塗膜に防食顔料を含有せしめておくと、これを電着
塗料に配合した場合と比べて防食性を著しく向上させる
ことができた。
さらに1本発明により形成される塗膜は、塗面平滑性、
耐候性、耐化学性などの特性も非常にすぐれている。
以下、本発明の塗装方法についてさらに具体的に説明す
る。
鋼材: 本発明の方法によって塗膜を形成しうる鋼材は、導電性
被塗物であって、電着塗装することが可能な金属表面を
有する素材であれば、その種類は何ら制限を受けない。
例えば、鉄、銅、アルミニウム、スズ、亜鉛など、なら
びKこれらの金属を含む合金、およびこれらの金属、合
金のメッキもしくは蒸着製品などの素材があげられ、具
体的にはこれらの素材を用いてなる乗用車、トラック、
すファリーカー、オートバイなどの車体、部品および電
気製品、建材などがある。該鋼材は電着塗料を塗装する
に先立って、あらかじめリン酸塩もしくはクロム酸塩な
どで化成処理しておくことが好ましい。
電着塗料: 上記鋼材に塗装するための電着塗料は、それ自体既知の
カチオン型及びアニオン型のいずれでも使用できる。
まず、カチオン型電着塗料には、塩基性アミノ基をもつ
樹脂をベースにし、酸で中和、水溶化(水分散化)して
なる陰極析出型の熱硬化性電着塗料が包含され、これは
上記鋼材(被塗物)が陰極にして塗装される。塩基性ア
ミノ基をもつ樹脂は、例えば■ビスフェノール型エポキ
シ樹脂、エポキシ基(またはグリシジル基)含有アクリ
ル樹脂、アルキレングリコールのグリシジルエーテル、
エポキシ化ポリブタジェンならびにノボラックフェノー
ル樹脂のエポキシ化物などのエポキシ基含有樹脂のエポ
キシ基(オキシラン環)へのアミン付加;■塩基性アミ
ノ基をもつ不飽和化合物(例えば、メタクリル酸ジメチ
ルアミノエチル、N−ビニルピラゾール、N−ジエチル
アミノエチルアクリレートなど)を単量体として用いる
重合;■第3級アミノ基含有グリコール(例えば、N−
メチルジェタノールアミン)をグリコールの一成分とす
るグリコール成分とポリイソシアネート化合物との反応
;■酸無水物とジアミンとの反応によるイミノアミンの
生成による樹脂へのアミノ基の導入;などKよって得ら
れ、上記■の反応に使用しうるアミンとしては、脂肪族
、脂環族もしくは芳香−脂環族の第1級アミン、第2級
アミン、第3級アミン塩があげられる。また、該アミン
に代えて第2級スルフィド塩及びf43級ホスフィン塩
などを使用してオニウム塩とすることもできる。
そして、上記塩基性アミノ基を有する樹脂を中和し、水
溶化(水分散)するための中和剤としては、例えば、酢
酸、ヒドロキシル酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸、グ
リシンなどの有機酸;硫酸、塩酸、リン酸等の無機酸が
使用できる。中和剤の配合量は、上記樹脂の塩基価(約
20〜200)に対し中和当量約0.1〜0.4の範囲
が適当である。
また、カチオン電着塗料の架橋剤としては、ブロック化
したポリイソシアネート化合物を用いるのが一般的で、
塗膜を加熱(約140℃以上)するとブロック剤が解離
して、イソシアネート基が再生し、上記の如きカチオン
性樹脂中の水酸基などと架橋反応し硬化する。
他方、アニオン屋電着塗料は、主としてカルボキシル基
を持つ樹脂をベースとし、塩基性化合物で中和、水溶化
(水分散化)してなる陽極析出型の電着塗料であって、
上記鋼材(被塗物)を陽極として塗装される。
カルボキシル基を持つ樹脂は、■乾性油(あまに油、脱
水ひ壕し油、桐油など)に無水マレイン酸を付加したマ
レイン化油樹脂;■ポリブタジェン(1,2型、1.4
型など)に無水マレイン酸を付加したマレイ/化ポリブ
タジェン;■エポキシ樹脂の不飽和脂肪酸エステルに無
水マレイン酸を付加した樹脂;■高分子量多価アルコー
ル(分子量約1000以上で、エポキシ樹脂の部分エス
テルおヨヒスチレン/アリルアルコール共重合体なども
含まれる)に多塩基rR(無水トリメリット戯、マレイ
ン化脂肪酸、マレイン化油など)を付加して得られる樹
脂;0カルボキシル基含有ポリエステル樹脂(脂肪酸変
性したものも含む);■カルボキシル基含有アクリル樹
脂;■グリシジル基もしくは水酸基を含有する重合性不
飽和モノマーと不飽和脂肪酸との反応生成物を用いて形
成された重合体もしくは共重合体Km水マレイン酸など
を付加せしめた樹脂;などがあげられ、カルボキシル基
の含有量が酸価に基いて一般に約30〜200の範囲の
ものが適している。そして、これらカルボキシル基含有
樹脂におけるカルボキシル基を中和し、上記樹脂を水溶
(分散)化するための中和剤としては、例えば、モノエ
タノールアミン、ジェタノールアミン、ジメチルアミノ
エタノール、などのアルカノールアミン;ジエチルアミ
ン、トリエチルアミンなどのアルキルアミン;水酸化カ
リウム、水酸化ナトリウムなどの無機アルカリなどが使
用できる。これら中和剤の使用量は、上記樹脂の酸価に
対する理論中和商号の約0.1〜1.0倍当!(好まし
くは0.4〜0.8倍当4i)の範囲が適当である。
また、上記樹脂の架橋剤としては、ヘキサキスメトギシ
メチルメラミン、ブトキシ化メチルメラミン、エトキシ
化メチルメラミンなどの低分子量メラミン樹脂を必要に
応じて使用することができる。
さらに、これらの電着塗料には、顔料(着色顔料、体質
顔料、防#f顔料など。顔料の配合量は樹脂固形分10
01i量部あたり150重量部未満とすることができる
)、親水性溶剤、水、添加剤などを必要に応じて配合し
、固形分濃度を約5〜40重i%に脱イオン水などで調
整する。そしてpHをカチオン型では5.5〜&01ア
ニオン型では7〜9の範囲に保って電着塗装に供するこ
とができる。電着塗装は常法に従って行なうことができ
、例えば、浴温15〜35℃、負荷電圧100〜400
Vの条件で、被塗物をカチオン葦では陰極に1アニオン
型ではlli!他として実施することができる。塗装膜
厚は特に制限されないが、通常、硬化塗膜に基いて10
〜40μの範囲とするのが好ましい。
電着塗膜は原則として100〜200℃、好ましくは1
40〜200℃の範囲に加熱して硬化せしめられるが、
アニオン電着塗膜で空気乾燥性の不飽和脂肪酸で変性し
た樹脂を用いた場合には室温で乾燥させることもできる
水性バリアーコート: 水性バリアーコートは、上記電着塗面に塗装するための
被覆用組成物であって、本発明では殊に、形成塗膜の静
的ガラス転移温度が0〜−75℃である水を主たる溶媒
もしくは分散媒とする水性組成物が使用される。
該組成物は、水性ビヒクルおよび水を主成分とし、これ
にさらに必要に応じて粘性付与剤、有機溶剤、着色顔料
、体質顔料、防食顔料などを適宜含有することができる
水性ビヒクルとしては、上記電着塗膜および後記上塗塗
膜との付着性にすぐれ、かつ上記範囲内の静的ガラス転
移温度を有する熱可塑性樹脂が好ましく、具体的には次
のものが挙げられる。
@ 変性ポリオレフィン系樹脂: 例えハ、フロピレン−エチレン共重合体(モル比で、約
40〜80:60〜20が好適)に、塩素化ポリオレフ
ィン(例えば塩素化率約1〜60重ffi%のポリプロ
ピレン)を1〜50重量部、好ましくは10〜20重量
部(いずれも該共重合体100重1部あたり)を配合し
てなる混合物:または上記プロピレン−エチレン共重合
体100重量部あたりマレイン酸もシ、<は無水マレイ
ン酸0.1〜50重量部、好ましくは0.3〜20重景
部重量ラフト重合せしめたグラフト重合体などがあげら
れる。これらの共重合体、塩素化ポリオレフィンおよび
グラフトa合体の数平均分子量は一般に約5000〜約
300000の範囲であることが好ましい。
該変性ポリオレフィン系樹脂の水性化に際し、プロピレ
ン−エチレン共重合体はそれ自体既知のアニオン、カチ
オンもしくは非イオン性のエマルジョン重合によって水
性化することができ、また、該グラフト重合体はカルボ
キシル基を中和することによって水溶化もしくは水分散
化でき、該塩素化ポリオレフィンは例えば乳化剤の存在
下で水分散化することができる。
■ スチレン−ブタジェン共重合体: スチレンの含有率が約1〜80重fIr、憾、好ましく
は10〜40重畳チの共重合体であって、スチレン及び
ブタジェンを重合調整剤、触媒、石けんならびに水の存
在下で共重合せしめることによって該共重合体の水分散
液が得られる。重合温度は100℃以下が好ましい。ま
た、該共重合体の数平均分子量は約10,000〜約1
,000,000の範囲であることが好ましい。
■ ブタジェン樹脂: 上記■においてスチレンを用いないで重合することによ
シ得られる水分散組成物である。
■ アクリロニトリル−ブタジェン共重合体:アクリロ
ニトリルの含有率が1〜50重fig、好ましくは10
〜40重量係の共重合体であって、アクリロニトリル及
びブタジェンに、必要に応じてアクリル酸、メタクリル
酸などの官能性モノマーを加え、重合触媒、分子量調整
剤、界面活性剤などの存在下で水中においてエマルジョ
ン重合することによって得られる。重合温度は100℃
以下が好ましい。該共重合体の数平均分子量は約io、
ooo〜約1.000.000の範囲が適している。
■ ポリブテン: インブチレンを主体にし、必要忙応じてノルマルブチレ
ンを混合し、低温重合することにより得られるポリブテ
ンを乳化剤の存在下で、50〜70℃に加熱し水を加え
て均一に十分攪拌することによって得られる。該樹脂の
数平均分子量は約1、 OOO〜約500. OOOの
範囲が好ましい。
■ アクリル樹脂ニ アクリル酸エステルおよび(または)メタクリル酸エス
テルを主成分とし、さらに必要に応じてアクリル酸、メ
タクリル酸、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキ
シプロピルメタクリレートなどの官能性モノマーおよび
(!たは)その他の重合性不飽和モノマーを混合してな
るビニルモノマー成分を、乳化重合して水分散液とする
か二または溶液重合した後水溶液もしくは水分散液に変
えることによって得られる。上記アクリル酸エステルと
しては例えば、エチルアクリレート、プロピルアクリレ
ート、n−ブチルアクリレート、1so−ブチルアクリ
レート、3−ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリレ
ート、2−へブチルアクリレート、オクチルアクリレー
ト、2−オクチルアクリレート、ノニルアクリレート、
ラウリルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレー
ト、2−エチルブチルアクリレートなどが特に好適であ
り、メタクリル酸エステルとしては例えば、ペンチルメ
タクリレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチルへ
キシルメタクリレート、デシルメタクリレート、ラウリ
ルメタクリレート、ステアリルメタクリレートなどが特
に好ましい。ここに例示したこれらのアクリル酸エステ
ルおよびメタクリル酸エステルから誘導される単独重合
体の静的ガラス転移温度はいずれも0℃以下であって、
これらのモノマーから選ばれる1種もしくは2種以上の
アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステルは上記
アクリル樹脂を形成するためのモノマーとして好適なも
のである。該アクリル樹脂は数平均分子量が約5000
〜1.000. OOOの範囲にあることが好適である
■ さらに、これら以外に天然ゴムラテックス、メチル
メタクリレート−ブタジェン共重合体エマルジョン、ポ
リクロロプレンエマルジョン、ポリ塩化ビニリデンエマ
ルジョンなども水性ビヒクルとして使用することができ
る。
水性バリアーコートによって形成される塗膜は静的ガラ
ス転移温度(Tg )がθ〜−75℃、好ましくは−3
0〜−60℃、特に好ましくは−40〜−55℃の範囲
であることが重要で、Tgが0℃より高くなると、最終
塗膜の耐チッピング性、耐食性、物理的性能などが改善
されず、一方−75℃よシも低くなると、最終塗膜の耐
水性、付着性などが低下するので好ましくない。
本発明では、これらの水性ビヒクル自体が上記範囲内の
静的ガラス転移温度を有していればそれ自体でバリアー
コートに使用できるが、上記範囲から逸脱している場合
あるいは範囲内であっても静的ガラス転移温度を微調整
したい場合などにおいて、必要に応じて粘性付与剤を配
合することができる。該粘性付与剤としては、上記水性
ビヒクルとの相溶性が良好な樹脂、例えば、ロジン、石
油樹脂(クマロン樹脂)、エステルガム、エポキシ変性
ポリブタジェン、低分子量脂肪族エポキシ樹脂、低分子
量脂肪族ビスフェノールタイプエボキシ樹脂、ポリオキ
シテトラメチレングリコール、酢酸ビニル変性ポリエチ
レンなどの乳化分散液があげられ、これらの配合量は上
記水性ビヒクル(固形分)xooifi部あたυ1〜5
011量部(固形分として)の範囲が好ましい。
また、水性バリアーコートの塗装仕上シ性向上のために
、水性バリアーコートには上記水性ビヒクルとの親和性
もしくは溶解性のすぐれた有機溶剤、例工ば、ベンゼン
、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水票、ヘキサン
、ヘプタン、オクタン、デカンなどの脂肪族系炭化水素
ニトリクロルエチレン、パークロルエチレン、ジクロル
エチレン、ジクロルエタン、ジクロルベンゼンナトの塩
素化炭化水素;メチルエチルケトン、ジアセトアルコー
ルなどのケトン系溶剤;エタノール、プロパツール、ブ
タノールなどのアルコール系溶剤;メチルセロンルブ、
ブチルセロソルブなどのセロソルブ系溶剤などを添加す
ることも可能である。
特に、有機溶剤として、例えばジイソプロピルベンゼン
、テトラリン、デカリン、0−ジクロルベンゼン、トリ
クロルベンゼン、ベンジルアルコール、ジイソブチルケ
トン、イソホロン、酢酸セロソルブ、酢酸カルピトール
、フタル酸ジメチルなどのような沸点が150℃以上で
、しかも粉体上塗塗料と親和性のある有機溶剤(以下「
親和性溶剤」と略することもある)を溶解または分散し
てなる水性バリアーコートを塗装し、該塗膜を焼付ける
ことなくウェットな状態にあるうちにすみやかに粉体上
塗塗料を塗装した後に焼付けると、バリアーコート塗膜
内に残存している親和性溶剤が揮散して粉体上塗塗膜く
違し、それが粉体樹脂粒子の加熱溶融流動を促進して、
仕上がり塗面の平滑性を著しく向上させることができる
からである。水性バリアーコートにおける親和性溶剤も
含めた有機溶剤の配合量は特に制限されないが、水との
合計量のうち1〜5011景係の範囲が好ましく、マタ
バリアーコート中のビヒクル成分含有率は一般VC1〜
70重量憾の範囲が適している。したがって本発明では
、未乾燥で親和溶剤を含むウェットなバリアーコート箪
膜面に粉体上塗塗料を直接塗装することが平滑性にすぐ
れた塗面に仕上げるために効果的である。
さらに1該バリアーコートには体質顔料、着色顔料、防
食顔料などを配合してもさしつがえない。
これらの顔料の配合量は水性ビヒクル(固形分)100
重量部あたシ1〜150重量部の範囲が好ましい。
特に1水性バリアーコートに防食顔料を配合しておくこ
とによって、電着!l!1膜に含有させた場合と比べて
防食性を著しく向上させることが可能となることが判明
したのである。
水性バリアーコートに配合することが可能な防食顔料は
、金属の腐食を抑制もしくは防止する機能を持つ顔料で
あり、勢に色彩を付与するための着色顔料ならびに塗5
嘆の物理的性質を調整するための体質顔料とは明確に区
別され、例えば鉛系顔料、クロメート系顔料、金属粉顔
料などをあげることができ、このうち、本発明の方法で
水性バリアーコートに配合しうる防食顔料は特に制限さ
れないが、水と接触すると防食機能を有する成分が溶出
する組成の顔料が適しており、特に、その水抽出液の電
気伝導度が100μy/cm以上、とりわけ300μび
/α以上となる防食顔料を使用することが好オしい。
なお、防食顔料の水抽出液の「電気伝導度」の測定は、
電気伝導度が1μV/crn以下の脱イオン水80重五
部と防食顔料20重量部とを混合し、30℃で5日間放
置(この間、10分/日の割合で混合物をカクハンする
)後、上澄液(水抽出液)を取υ出し、その電気伝導度
を測定することによυ行なう。
水抽出液が上記電導度を有する防食顔料としては、例え
ば、ジンククロメ−)(1570μmレー/c!IL)
、ストロンチウムクロメート(973μV/cWL)、
クロム酸バリウム(736μy/cm)、クロム酸カル
シウム(soooμ?、r/an )、1基性クロム酸
@(111μV/α)、塩基性硫酸鉛(118μV/傭
)、リン酸カルシウム(332μU/crIL)、モリ
ブデン酸亜鉛(33311y−/ ロ)、モリブデン酸
カルシウム(25(5μo/Crn)、リンモリブテン
酸アルミニウム(182μV−/α)、メタホウ酸バリ
ウム(1540μV/1)、メタバナジン酸アンモニウ
ム(7450μV−/α)すどがあげられ(カッコ内は
水抽出液の電気伝導度である)、これらはそれぞれ単独
でもしくは2種以上組合わせて使用できる。このうち、
特に好ましくはジンククロメート、ストロンチウムクロ
メート、クロム酸バリウムおよびクロム酸カルシウムか
ら選ばれる防食顔料を用いることである。これらの防食
顔料の配合量は一般に水性ビヒクル100ii部(固形
分)あたり1〜150重量部、好ましくは2〜50重量
部の範囲である。そして、水性バリアーコートに配合す
る防食顔料による防食機能を十分に発揮させるために、
上記電着塗膜の吸水率は0.3〜201i%、特1c0
.5〜5iitチの範囲に調整しておくことが好ましい
ここで、電着塗膜の「吸水率」は、電着塗料を硬化膜厚
が20A(塗布面積5X5cm)になるように塗布し、
その成分に応じた東件で焼付けた後、該塗膜を単離して
50℃の温水に48時間浸漬し、引き上げ直後の塗膜と
それを105℃で1時間乾燥した後の塗膜の重量をそれ
ぞれ測定し、これらの結果を次式に算入して求めた値で
ある。
MJI塗漠の吸水率を上記範囲に調整することによって
、該電着塗膜面上に塗り重ねた防食顔料を含む水性バリ
アーコート塗膜から水抽出された該防食顔料の水抽出成
分が該電着塗膜内を容易に浸透して鋼材面における陽極
(もしくは陰極)抑制効果を顕著にし、鋼材を保護する
ものと推察される。吸水率の調整は、塗膜の架橋密度、
親水基の導入、体質顔料の配合量などによって容易に行
なわれる。
したがって、この吸水率を調整する方法によれば電着塗
料に防食顔料を配合する必要は特にないので、核塗料の
貯蔵安定性、塗膜の平滑性などを向上させることもでき
る。
本発明において、該バリアーコートの形成塗膜に関し、
静的ガラス転移温度が前記範囲内に含まれていることは
必須であるが、さらに1該塗膜自体の引張り破断強度伸
び率を、−20℃の雰囲気において引張速度20u+/
分で、200〜1000チ、特に300〜70(lの範
囲に調整しておくと、複合塗膜の耐チッピング性、防食
性などを一層向上させることができる。
なお、本発明で用いる水性バリアーコートの形成塗膜の
「静的ガラス転移温度」は示差走査型熱量計(第二精工
金製DSC−10型)で測定した値であり、「引張破断
強度伸び率」は、恒mPa付万能引張試験機(島津興作
所オートグラフS −D型)を用い、試料の長さFi2
0m、引張速度は20Iu/分で測定した値である。こ
れらの測定に使用する試料は、該バリアーコートを形成
乾燥塗膜にもとずいて25μになるようにブリキ板に塗
装し、120℃で30分焼付けたのち、水銀アマルガム
法によシ単離したものである。
オた、本発明による水性バリアーコートには、さらに必
要に応じて、着色顔料(例えば、チタン白、カーボンブ
ラックなど)、体質顔料(例えばアスベスト、タルク、
クレーなど)、可塑剤(例えば、ジオクチルフタレート
、トリクレジルホスフェート、セパシン酸ジブチルなど
)、タレ止め剤(例えば、アルミニウムステアレート、
シリカゲルなど)を通常使われている適宜量で配合する
こともできる。
さらに1本発明において、該バリアーコートに紫外線吸
収剤、光安定剤、酸化防止剤等の樹脂劣化防止剤を含有
させておくのがより好ましい。これKより上塗塗膜の隠
ぺい力が小さいと、その上塗塗膜を透過して進入する紫
外線を吸収してバリアーコート塗膜自身及び電着塗膜表
面の紫外線による経時的劣化を防止することができる。
該バリアーコートに配合できる紫外線吸収剤は、紫外線
エネルギーを吸収し、かつバリアーコート用樹脂と相溶
するかまたは樹脂内に均一に分散することができ、かつ
塗料の焼付温度で簡単に分解して効力を失なわないもの
であれば、いずれのタイプものでも良く、たとえば、ベ
ンゾフェノン、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン、
212’14.4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン
、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2゜
2’−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2.2′−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノ/、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−ドブシロキシベンゾフェノン
、2−ヒドロキシ−4−メトキン−5−スルフオベンゾ
フエノン、5−クロロ−2−ヒドロキシベンゾフェノン
、2.2’−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−5
−スルフオベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシ−2′−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
ン−4−(2−ヒドロキシ−3−メチルアクリロキシ)
プロポキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系紫外
線吸収剤:2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチル−フ
ェニル)ペンツトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ
−31,5/−ジー(1,1−ジメチルベンジル)フェ
ニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−3′、5′−シーt6rt−ブチルフェニル)
ベンゾ) IJアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3
’−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)ベンゾ
トリアソール、2−(2’−ヒドロキシ−3′、5′−
シーt6rt−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−+)’−ヒドロキシー3’、5’−t6rt−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(
2’−ヒドロキシ−3′、5′−ジ−イソアミルフェニ
ル)ベンゾトリア/−ル、2−(2’−ヒドロキン−5
’−t6rt−ブチルフェニル)ベンゾトリアソールな
どのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;フェニルサリ
シレー)、4−tert−プチルフェニルサリシレート
、p−オクチルーフェニルサリシレートなどのサリチル
酸エステル系紫外線吸収剤;エチル−2−シアノ−3,
3′−ジフェニルアクリレート、2−エチルへキシル−
2−シアノ−3゜3′−ジフェニル−アクリレートなど
のジフェニルアクリレート系紫外線吸収剤;ヒドロキシ
−5−メトキシ−アセトフェノン、2−ヒドロキシ−ナ
フトフェノン、2−エトキシエチル−p−メトキシシン
ナメート、ニッケルービスオクチルフェニルスルフィド
、(2、2’−チオビス−(4−t6rt−オクチルフ
エノラ)))−n−ブチルアミン−ニッケル、蓚酸アニ
リド系紫外線吸収剤などがあシ、市販されているものと
して、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤では、例えば
チヌビン900、チヌビン328等(CI BA−Ge
 igy社)、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては
エビヌル400等(BASF社)、蓚酸アニリド系紫外
線吸収剤としてはサンド3206等(サンドボア社)な
どがある。
これらの紫外線吸収剤の配合景は、前記バリアーコート
用樹脂100重量部あたり、0.1〜10重量部、特に
0.5〜5重量部が好ましい。
また、光安定剤としては、例えばテトラキス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3
,4−ブタンテトラカルボキシレート、8−アセチル−
3−ドデシル−7,7゜9.9−テトラメチル−1,3
,8−トリアザスピロ(4,5)デカン−2,4−ジオ
ン、ビス−(1,2,2,6,6−ベンタメチルー4−
ピペリジニル)セバケート、ビス−(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1
,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セ
バケート、ジメチル−2−(4−ヒドロキシ−2,2,
6,6−テトラメチル−1−ピペリジル)エタノール縮
合物、ポリ〔6−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)イミノ−1,3,5−)シアジン−2,4−ジイル
−4−(2,2,6,6−テトラメチルビベリジル)へ
キサメチレン−4,4−(2,2,6,6−チトラメチ
ルピペリジル)イミン:l、1−(2−3−(3、5−
シーt6rt−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)フロ
ピオニルオキシエチル)−4−(3−(3,5−ジーt
ert−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオニ
ルオキシ)−2,2゜6.6−テトラメチルビペリジン
などがあげられ、酸化防止剤としては、例えば、4.4
’−チオビス−(3−メチル−6−tert−ブチルフ
ェノール)、2.2′−メチレンビス−(4−メチル−
〇−tert−ブチルフェノール)、4.4’−メチレ
ンビス−(2,6−シーtcrt−ブチルフェノール)
、1゜3.5−)リスチル−2,4,6−)リス−(3
゜5− シーt Cr t−フチルー4−ヒドロキシベ
ンジル)ベンゼン、トリス−(2−メチル−4−ヒドロ
キシ−5−t6rt−ブチルニール)−ブタン、ペンタ
エリスリトール−テトラキス−(3−ラウリルチオプロ
ピオネート)、ジラウリルチオジプロピオネート、ジス
テアリルチオジグロピオネート、シミリスチルチオジプ
ロピオネート、トリエチレングリコール−ビス−3−(
3−tert−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)−プロピオネート、1.6−ヘキサンジオール
−ビスー3−(3,5−ジーtcrt−ブチルー4−ヒ
ドロキシフェニル)−プロピオネート、2.4−ビス−
(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5
−ルーt6rt−ブチルアニリノ)−1,3,5−)+
77ジン、ペンタエリスリチルーテトラギスー[:3−
(3,5−ルーt6rt−ブチルー4−ヒドロキシフェ
ニル)−プロピオネート〕、2.2−チオ−ジエチレン
ビス−〔3−(3,5−シー t 6 r t−フチル
ー4−ヒドロキシフェニル)−プロピオネート〕、オク
タデシル−3−(3゜5−ジーt6rt−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,2−チオビ
ス−(4−l チル−6−tert−ブチルフェノール
)、N。
N′−へキサメチレンビス−(3,5−ルーt6rt−
ブチルー4−ヒドロキシンナムアミド)などがあげられ
る。これらは前記紫外線吸収剤と併用することが好まし
く、配合素はビリアーコート用樹脂100重量部あたり
、光安定剤は0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜
3重量部、酸化防止剤は0.1〜5重量部、好ましくは
0.2〜3重1部が適している。
さらに、該水性バリアーコートによって形成される塗[
は、電着塗膜及び後述する上塗塗膜との付着性に優れて
いることも重要なファクターであり、それぞれの塗膜に
対する付着力は少なくとも25に9/CI!L”以上で
あることが望ましい。ここで付着力は、電着塗面に塗装
したバリアーコート塗面もしくはさらに上塗塗装した上
塗り塗面にアタッチメントを固着し、抗張力測定装置で
該アタッチメントを剥離するのに要したエネルギー(k
g/crrLりである。すなわち、各塗料を所定の条件
で塗装し、硬化させた後、バリアーコート塗面および上
塗塗面に、該塗面との接触面が直径5uの円形であるア
タッチメントをエポキシ樹脂二液形接着剤で固着し、次
いで、該アタッチメントを、ショツパ一式抗張力測定装
置(1島製作所製)で、20℃において、引つ張シ速度
50 sa 7分で各塗膜から垂直方向に剥離するのに
要する動力(ユ/1りを測定する。
該バリアーコート塗膜における上記特性値の調節は主と
してビヒクル成分の種類、組成などの選択によって行な
われるが、さらに粘性付与剤の添加、顔料の配合表どに
よっても可能である。
本発明において、水性バリアーコートは、前記電着塗膜
を加熱硬化した後もしくは未硬化の状態のいずれかで塗
装することができる。その塗装方法は特に限定されず、
例えばスプレー塗装、へヶ塗り、浸漬塗装、静電塗装な
どを用いることができ、また塗装膜厚は形成塗膜にもと
づいて1〜20μ、特に5〜10μとするのが好ましい
バリアーコート塗膜面に粉体上塗シ塗料を塗装するにあ
たり、該バリアーコートはあらかじめ焼付けておいても
、あるいは焼付けることなくウェットオンウェットで粉
体上塗シ塗料を塗装してもさしつかえない。水性バリア
ーコートの焼付温度は一般に80〜200℃、特に80
〜160℃の範囲が適してい・る。
粉体上塗塗料: 前記バリアーコート塗面に塗装され、被塗物に美粧性を
付与する粉体塗料であって、仕上シ外観(鮮映性、平滑
性、光沢など)、耐候性(光沢保持性、保色性、耐白亜
化性など)、耐薬品性、耐水性、耐湿性、硬化性などの
すぐれた塗膜を形成しうる熱硬化性粉体塗料を使用する
ことが好ましく、具体的には例えば、アミノ−アクリル
樹脂系、酸−グリシジル官能性アクリル樹脂系、アミノ
−ポリエステル樹脂系、イソシアネート−ポリエステル
樹脂系、イソシアネート−アクリル樹脂系などをビヒク
ル成分とする熱硬化性粉体塗料があげられる。
これらの粉体上塗塗料による上塗塗装仕上げ方法として
は、例えば、■バリアーコート塗膜面に着色顔料を配合
したソリッドカラー粉体上塗塗料またはメタリック顔料
を配合したメタリック粉体上塗塗料を塗装し、加熱硬化
せしめる1コート1ベーク方式によるソリッドカラーま
たはメタリック仕上げ;■バリアーコート塗膜面に、上
記■で用いたソリッドカラーもしくはメタリックの粉体
塗料または後記の液状塗料に着色顔料もしくはメタリッ
ク顔料を配合してなる液状のソリッドカラーもしくはメ
タリック塗料を塗装し、加熱硬化させた後(または加熱
硬化せずに)着色顔料を殆んどもしくFi全く含まない
粉体上塗クリヤー塗料を塗装し焼付ける2コ一ト2ベー
ク方式もしくは2コ一ト1ベーク方式によるソリッドカ
ラーもしくはメタリック仕上げなどがあげられる。
まず、上記■に関しては、バリアーコート塗膜を焼付け
た後、或いは好ましくは前記親和性溶剤を配合した水性
バリアーコートを塗装し、焼付けることなく、ソリッド
カラーもしくはメタリック粉体上塗塗料を約30〜15
0μ、好ましくは40〜100μ、さらに好ましくは4
5〜90μの膜厚(焼付した後の塗膜にもとずく、以下
同様)に塗装し、120〜210℃、特に130〜18
0℃の温度で焼付けるのが好都合である。バリアーコー
ト塗膜中に親和性溶剤を含有せしめておき、焼付けるこ
となく粉体上塗塗料を塗装すると、親和性溶剤によって
該上塗塗膜の流動性が向上し、微小な凹凸(たとえば、
ゆず肌、みかん肌)の発生が防止でき、平滑性のすぐれ
た塗面に仕上げることができる。
■に関しては、バリアーコートを塗装し、それを焼付け
てからもしくは焼付せずに、ソリッドカラーもしくはメ
タリックの液状塗料もしくは粉体塗料を10〜150μ
の膜厚に塗装し、焼付け(焼付温度80〜170℃)ま
たは焼付けずに、次いで上記粉体クリヤー塗料を20〜
150μの膜厚Km装したのち、120〜210℃に加
熱して焼付けるのが好適である。ソリッドカラーもしく
はメタリック塗膜とクリヤー塗膜との合計膜厚は20μ
以上とすることができ、好ましくは40〜300μ、さ
ら忙好ましくは50〜200μの範囲である。
該液状塗料としては例えば、アミノ−アクリル樹脂系、
アばノーアルキド樹脂系、アミノ−ポリエステル樹脂系
などをビヒクル成分とする有機溶剤および(または)水
も溶媒もしくは分散媒とする溶液形、分散形、非水分散
形、ハイソリッド形の塗料があげられる。そして、この
液状塗料には、前記のバリアーコートに添加もしくは配
合することができるものとして前に例示したと同様の紫
外吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、着色顔料、メタリッ
ク顔料、親和性溶剤などを添加もしくは配合しておくと
、耐候性、平滑性などが向上するので好壕し因。
これらの粉体上塗り塗料の塗膜硬度は、鉛筆硬度試験法
において、3B以上、特にH〜9Hが好ましい。
上記上塗り塗膜の「鉛筆硬度」はガラス板に塗装し硬化
せしめた(硬化塗膜厚30μ)試験塗板を20℃に保持
し、シンの先端を平に研ぎ角を鋭くした鉛譲(三菱製図
用鉛箔1ユニ″)を45度の角度で持ち、シンが折れな
い程度に強く該塗面に押しつけながら約11(3秒/c
In)動かし、鉛IiKよる傷の軌跡が残らない最も硬
い船旅の硬さで評価したときの値である。
以上に述べた本発明の方法に従い用材に電着塗装−水性
バリアーコート塗装−粉体上W!L塗装によって形成し
た塗膜の性能は、バリアーコート塗装を省略して形成し
た塗膜に比べて、特に仕上り外観(例えば、平滑性、光
沢、鮮映性など)、耐チッピング性、防食性、1間付着
性などが著しく改良されるという特徴がある。
次に1本発明に関する実施例および比較例について説明
する。
■、試料の調製 (1)鋼板: ボンデライトφ3030(日本パーカーライジング(株
)製、リン酸亜鉛系金属表面処理剤)で化成処理した鋼
板(大きさ300x90X0.8龍)(2)電着塗料: (A)  カチオン壓電着塗料:エレクロンナ9200
(関西ペイント(株)製、エポキシポリアミド系カチオ
ン型電着塗料、グレー色)。硬化塗膜の吸水率は4.2
重量%で、防食顔料を含まず。
(B)  上記(A)のカチオン型電着塗料に、塩基性
クロム酸鉛(防食顔料)を樹脂固形分100重量部あた
り2重量部配合した。硬化竜膜の吸水率f′i4.2重
量%。
(C)  アニオン型電着塗料:エレクロンナ7200
(関西ペイント(株)製、ポリブタジェン系アニオン型
電着塗料、ストロンチウムクロメートを樹脂固形分10
011量部あたり1!量部含有)。
硬化塗膜の吸水率は3.6重量%。
(3)水性バリアーコート (A):プロピレン/エチレン共重合体(重量比ニア 
0/30.数平均分子量:約200000)100ii
量部あたりマレイン酸を10重量部グラフト重合せしめ
た樹脂の中和、水分散液(静的ガラス転移温度ニー41
℃、−20℃における引張破断強度伸び率:400チ)
(B):上記(A)のグラフト樹脂1001!量部あた
りジンククロメート(防食顔料)を3重量部、紫外線吸
収剤として2−(2’−ヒドロキシ−3115/−ジ(
1,1−ジメチルベンジル)フェニル)−2H−ベンゾ
) IJアゾールを1重量部、光安定剤としてビス(1
,2,2,6,6−ベンタメチルー4−ピペリジニル)
セパケートを0.5重量部配合してなる組成物の中和、
水分散液で、さらに親和性溶剤として酢酸セロソルブを
水との合計量で100重量部配した。
(C):スチレン20重量部とブタジェン70重量%と
からなる成分を常法に従ってエマルジョン重合を行なっ
て得た水分散液(静的ガラス転移温度ニー48℃、−2
0℃にかける引張破断強度伸び率:450チ)。
(D) :アクリロニトリル30重量%、ブタシェフ6
フ重量係およびアクリル酸3重量係からなる組成物を常
法に従ってエマルジョン重合を行ない、次いで該共重合
体100重量部あたシ、ストロンチウムクロメート(防
食顔料)を6重量部、紫外線吸収剤として2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノンを2重量部、酸化防止
剤としてべ/ヌエリスリチルーテトラキス(3−(3、
5−シtert−フチルー4−ヒドロキシフェニル)−
プロピオネートを1重量部配合してなる水分散液で、さ
らに親和性溶剤として酢酸カルピトールを水との合計量
で155重量部配した(静的ガラス転移温度ニー50℃
、−20℃における引張破断強度伸び率: SOO係)
(E):インブチレンとノルマルブチレンとカラなる共
重合体の乳化水分散液(静的ガラス転移温度ニー55℃
、−20℃における引張破断強度伸び率:600憾)。
(F)二ノニルアクリレ−)600重量%2−エチルへ
キシルアクリレート20重量部、メチルアクリレート1
5重量部およびヒドロキシエチルアクリレート5重量部
からなる組成物のエマルジョン重合体にクロム酸バリウ
ム(防食顔料)を該重合体100重量部あたり10重量
部および上記(B)で用いた酸化防止剤、光安定剤、親
和性溶剤を上記と同量配合してなる水分散液(静的ガラ
ス転移温度ニー48℃、−20℃における引張破断強度
伸び率:370%)。
(G) : 上記(F)のエマルジョン重合体からなる
水分散液。
(H):ヘキサデシルアクリレート60重量1%、2−
エチルへキシルアクリレート201!1%、メチルアク
リレート15重f%およびヒドロキシエチルアクリレー
ト5重量%からなる組成物をエマルジョン重合してなる
水分散液(静的ガラス転移温度:+4℃)。
(4)粉体上塗り塗料: (A)  ソリッドカラー用粉体上塗塗料グリシジルメ
タクリレ−)30重量部、メタクリル酸メチル30i量
部、アクリル酸ブチル20重量部およびスチレン20重
量部からなるアクリル系共重合体(数平均分子量:約2
5.000 >100重量部あたり、ドデカンニ酸25
重置部、チタン白顔料30重量部および塗面調整剤1重
量部を配合してなるソリッドカラー仕上げ用粉体塗料。
(B)クリヤー用粉体上塗塗料 グリシジルメタクリレート35重量部、メタクリル酸メ
チル20重量部、アクリル酸2−エチルヘキシル15重
量部およびスチレン30重量部からなるアクリル系共重
合体(数平均分子量:約35.000)100重量部あ
たり、ドデヵンニ酸30重置部および塗面調整剤11r
t部配合してなるクリヤー仕上げ用粉体塗料。
(C)  アクリル樹脂系有機溶液型メタリック塗料 メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−ブ
チルメタクリレートおよびヒドロキシエチルメタクリレ
ートからなる共重合体(数平均分子貴:約30.000
、水酸基価:100)75重量幅とブチル化メラミン樹
脂25重量%とからなるビヒクル成分にアルミニムラ粉
末ペーストを添加[、てをる有機溶液型メタリック塗料
。有機溶剤としてトルエン/酢酸カービトール= 70
/30(重量比)を使用。
上記■、で稠&した試料を用すて慣材に電着塗料、バリ
アーコートおよび上塗塗料を後記の第1表に示す1糧で
塗装した。
第1表において、 カチオン電着塗装条件:浴固形分濃度19重量係、浴温
度28℃、PH6,5、負荷電圧約250V、180秒
間通電。
アニオン電着塗装条件:浴固形分洟申12重1%、浴温
度30℃、PH7,8、負荷電圧約200V、180秒
間通電。
上記いずれもの場合も電着塗装後水洗し、170℃で3
0分焼付ける。塗装膜厚は硬化塗膜に基いて20μであ
る。
バリアーコートはエアスプレー機で塗装し、膜厚は乾燥
塗膜に基いて8μである。
上塗塗料はいずれも静電塗装機で吹付塗装する。
上塗塗装において、rlcIBJは上塗塗料Aを塗装後
、160℃で30分焼付けた塗装システムであυ、r2
cIBJは上塗塗料CおよびBをウェットオンウェット
で塗υ重ねた後、160℃で30分焼付けて該両塗膜を
硬化せしめるシステムである。
■、性能試験結果 上記の実施例および比較例において塗装した塗板を用い
て塗膜性能試験を行なった。その結果を後記の第2表に
示す。
〔試験方法〕
(*1)耐チッピング性: ■ 試験機器:Q−G−Rグラベロメーター(Qパネル
会社製品) ■ 吹付けられる石:直径約15〜20 m / mの
砕石 ■ 吹付けられる石の容量:約500m■ 吹付はエア
ー圧カニ約4 kg/ cm ”■ 試験時の温度:約
20℃ 試験片を試験片保持台にとシつけ、約4ky/cm”の
吹付はエアー圧力で約500dの砕石を試験片に発射せ
しめた後、その塗面状態および耐塩水噴霧性を評価した
。塗面状態は目視観察し下記の基準で評価し、耐塩水噴
霧性は試験片をJISZ  2371によって720時
間、塩水噴霧試験を行な51次いで塗面に粘着セロハン
テープを貼着し、急激に剥離した後の被衝撃部からの発
錆の有無、腐食状態、塗膜ハガレなど ■全面状態 ◎(良):上塗シ塗膜の一部に債務によるキズが極く僅
か認められる程度で、電着塗膜の剥離を全く認めず。
Δ(やや不良)二上塗り塗膜に衝撃によるキズが多く認
められ、しかも電着塗膜の剥れも散見。
×(不良)二上塗り塗膜の大部分が剥離し、被衝撃部お
よびその周辺を含めた被衝撃部の電着塗膜が剥離。
■耐塩水噴霧性 ◎:発錆、腐食、塗膜ハガレ々どは認められない。
○:@、腐食および塗膜ハガレがわずか認められる。
Δ:錆、腐食および塗膜ハガレがやや多く認められる。
×:錆、腐食および塗膜ハガレが著しく発生。
(*2)耐衝撃性: JIS  K5400−1979 6.13.3B  
法に準じて、0℃の雰囲気下において行なう。重さ50
09のおもりを50crnの高さから落下して塗膜の損
傷をル1べる。
◎:ワレ、ハガレ全く認めず、 Δ:ワレ、ハガレ少し発生、 ×:ワレ、ハガレ著しく発生。
(*3)付着性: JIS  K5400−1979 6.15  K準じ
て塗膜に大きさ1 ma X 1 wmのゴバン目10
0個作り、その表面に粘着セロハンテープを貼着し、急
激に剥した後の残存するゴパン目の塗膜を調べた。
(*4)耐水性: 40℃の水に10日間浸漬した後の塗面を評価する。◎
は異常なし。
(*5)平滑性: 塗面を目視判定 ◎:凹凸殆ど認められない ○:凹凸少し発生 Δ:凹凸多く発生 (*6)耐塩水r!X霧性: 素地に達するように塗膜にナイフでクロスカットキズを
入れ、これを上記(*1)と同じ様な塩水噴霧試験機で
1680時間試験を行なった後の塗面状態を目視評価し
た。評価は(*1)に準じた。
第1真の続き

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼材に電着塗料を塗装し、該塗面に静的ガラス転移温度
    が0〜−75℃である塗膜を形成しうる水性バリアーコ
    ートを塗装し、次いで、熱硬化性粉体上塗り塗料を塗装
    することを特徴とする鋼材塗装方法。
JP60201720A 1985-09-13 1985-09-13 鋼材塗装方法 Expired - Lifetime JPH0749111B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60201720A JPH0749111B2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13 鋼材塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60201720A JPH0749111B2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13 鋼材塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6261679A true JPS6261679A (ja) 1987-03-18
JPH0749111B2 JPH0749111B2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=16445811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60201720A Expired - Lifetime JPH0749111B2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13 鋼材塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0749111B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4902557A (en) * 1988-01-25 1990-02-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermoplastic polyolefin composite structure
JP2001064546A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Kansai Paint Co Ltd 塗膜形成方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015042478A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 Ykk株式会社 積層体及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962372A (ja) * 1982-09-30 1984-04-09 Nippon Paint Co Ltd 複合塗膜形成方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5962372A (ja) * 1982-09-30 1984-04-09 Nippon Paint Co Ltd 複合塗膜形成方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4902557A (en) * 1988-01-25 1990-02-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Thermoplastic polyolefin composite structure
JP2001064546A (ja) * 1999-08-27 2001-03-13 Kansai Paint Co Ltd 塗膜形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0749111B2 (ja) 1995-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6265767A (ja) 鋼材への塗装法
US4789566A (en) Process for coating a metallic substrate
JPS6261675A (ja) 複合塗膜形成法
US4755435A (en) Process for coating steel panels
US4755434A (en) Process for coating metallic substrate
JPS6261679A (ja) 鋼材塗装方法
JPS62258775A (ja) 金属材の塗装方法
JPS61271062A (ja) 塗膜の形成法
JPH0688013B2 (ja) 鋼材への塗装方法
JPH0454505B2 (ja)
JPS61242668A (ja) 鋼材の塗装方法
JPS62262776A (ja) 車体の塗装方法
JPS62243660A (ja) 塗料および複合塗膜形成法
JPH0579391B2 (ja)
JPH0613111B2 (ja) 塗装法
JPH0550358B2 (ja)
JPS62241580A (ja) 複合塗膜形成方法
JPH0470955B2 (ja)
JPS6265774A (ja) 鋼材塗装法
JPS61120673A (ja) 鋼板塗装法
JPS6245381A (ja) 鋼板の被覆方法
JPS624473A (ja) 塗膜の形成方法
JPS62258784A (ja) 自動車外板部の防食塗装法
JPS62121679A (ja) 鋼板被覆法
JPH0476746B2 (ja)