JPS626018A - 地中連続壁を利用した建物の施工法 - Google Patents

地中連続壁を利用した建物の施工法

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JPS626018A
JPS626018A JP14175985A JP14175985A JPS626018A JP S626018 A JPS626018 A JP S626018A JP 14175985 A JP14175985 A JP 14175985A JP 14175985 A JP14175985 A JP 14175985A JP S626018 A JPS626018 A JP S626018A
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JP
Japan
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wall
underground
construction
building
underground continuous
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JP14175985A
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JPH0441211B2 (ja
Inventor
Takao Nomura
野村 高男
Katsu Iizuka
飯塚 濶
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は地中連続壁を利用した建物およびその施工法
に関するもので、近隣の建物等と近接させて施工する場
合等に適用できる。
〔従来の技術〕
市街地等では土地の価格が高く、土地の有効利用が望ま
れること、さらに耐火建築の奨励、駐車場確保といった
ことから、地下1〜6階の鉄筋コンクリートビルが多く
建設されるようになってきている。
しかし、基礎工事等における振動、騒音の問題や地盤沈
下による近隣建物への影響といったトラブルが多く、こ
れらを回避するため地中連続壁工法が利用される。
地中連続壁工法は低振動、低騒音の施工が可能であり、
壁体としての剛性も大きく、また施工時に他の構造物と
近接して施工でき、土地の有効利用が図れるといった利
点を有している。    □このような地中連続壁工法
としては、例えば多軸のオーガーを用いて掘削し、モル
タル等の硬化相を注入しながら攪拌してフィルモルタル
壁をつくり、硬化前に応力劇としてH形鋼等を挿入する
といった工法等があり、止水性、壁耐力とも高く、シー
トパイル埋設し工法とほぼ同程度のコストとなるため市
街地工事を中心として施工実績が伸びている。
第6図(a) 、 (b) 、 (C)は3軸オーガー
を用いた場合の通常の施工手順を示したもので、オーガ
ー1本分をオーバーラツプさせて施工し、ラップ部分(
図中点線で示す)にH形鋼8を建込んで山止め壁を築造
する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
フィルモルタル壁等の地中連続壁は施工においてオーガ
ーマシン等の掘削機械を用□いるため、オフ図および第
8図に示すように近接する既設建゛物9や障害物から出
止め壁としての地中連続壁1までの距離に制約を受け、
従って外壁間の距離りも決定されてしまう。この場合の
外壁間の距離りは地中連続壁1の壁厚や応力拐としての
H形鋼8の断面寸法等によっても多少異なるが、一般的
には70〜80cIL程度である。
この発明では上述のように制約される外壁間の距離を狭
めるよう工夫し、さらに有効な土地利用を可能とするこ
とを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は地中連続壁1の内側に躯体地下部2を構築し
てなる建物において、地中連続壁1の躯体側に欠込みに
よる凹部3を形成し、該凹部3内に躯体地下部2の枕型
4を納めたものである。
すなわち、躯体地下部2については柱を外壁面より外側
に突出させた形となり、従ってこれに連続する地上部の
柱10も枕型4の突出分だけ敷地境界線寄りに建てるこ
とができ、近接する建物があっても最大限に敷地を利用
することができる。
施工法としては、並列する形鋼6のウェブ間を仕切板7
で連結してなるパネル状の連結部材5を硬化前の地中連
続壁1内に建込み、硬化後、建込み部側5泣置の躯体側
を欠込んで地中連続壁1に凹部3を形成し、該凹部3内
に躯体地下部2の柱壁4を構築することができる。
〔実 施 例〕
次に図示した実施例について説明する。
第1図および第2図はこの発明の建物の一実施例を示し
たもので、応力制としてのH形鋼8および建込み部材5
を地中連続壁1としてのメイルモルタル出出め壁内に建
込み、根切り時に地中連続壁1の躯体側を掘削し、鉄筋
コンクリート製の躯体地下部2を構築したものである。
建込み部*A5は並列するH形鋼6のウェブ間を鋼板等
の仕切板7で連結したもので、予め工場製作とすること
ができる。建込み部利5の躯体側は仕切板7位置まで掘
削し、躯体地下部2の外壁面より突出する枕型4を納め
である。地上部の柱10はこれと連続させて構築するこ
とができ、それに応じて外壁11も外側に位置させるこ
とができるので、第8図の従来例に比べ近接する建物9
との外壁間の距離りを枕型4の突出分だけ縮めることが
できる。
第3図(a) 、 (b) 、 ((り 、 (d)は
施工手順の一例を示したもので、次のような手順となる
(a)  オーガー1本分離して両側のフィルモルタル
壁を施工する。
(b)  両側(図中、点線で示す)をオーバーラツプ
させて中央の施工を行なう。
(e)  建込み部利5を建込む。
(d)  根切り工事に際し、地中連続壁1の躯体側を
成形し、建込み部制5位置に凹部3を形成する。
以下、配筋およびコンクリートの打設等により躯体地下
部2を構築する。
第4図および第5図は左右両側に近接する既存の建物が
あり、左右に突出する枕型4を形成する場合の建込み部
*45の形状と、施工状況を示したものである。
建込み部材5は前述の実施例と同様、並列するH形鋼6
を仕切板7で連結したもので、H形鋼6のウェブに長手
方向に沿って取付用アングル12を溶接し、との取付用
アングルnに仕切板7の両側端を溶接しである。また仕
切板7には長手方向に所定間隔で補強用アングル13を
取付けである。
なお、形鋼6はH形鋼に限らず、T形鋼、山形鋼、その
他特殊な断面形状のものでもよい。
また地中連続壁1も柱列式に限らず、またモルタル壁、
コンクリート壁、その他特殊な硬化側を用いたものでも
よい。
〔発明の効果〕
■ 地中連続壁の躯体側に欠込みによる凹部を形成し、
該凹部内に躯体地下部の枕型な納めであるため、近接す
る既存の建物がある場合でも、地上部の柱および壁を外
側ぎりぎりまでもってくることができ、建物の外壁間を
近接させた状態で最大限に敷地の有効利用を図ることが
できる。
■ 形鋼と仕切板を組合わせた建込み部側は躯体地下部
の柱位置において、地中連続壁の応力材を兼ね、地中連
続壁と躯体との合成効果も高める。
■ 建込み部材は地中連続壁の施工において、他のH形
鋼等の応力側と同様に建込むことができるので、従来と
特に変わらない作業によって地下部の構築を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における要部の横断面図、
第2図は縦断面図、第3図(a) 、 (b) 。 (C) 、 (d)は施工手順を示す横断面図、第4図
は建込み部材の一例を示す平面図、第5図は全体の概略
を示す横断面図、第6図(a) 、 (b) 、 (C
)′はソイルモルタル出出め壁の一般的な施工手順を示
す横断面図、オフ図は従来例における横断面図、第8図
は縦断面図である。 1・・・・・・地中連続壁、2・・・・・・躯体地下部
、3・・・凹部、4・・・・・・枕型、5・・・・・・
建込み部側、6・・・・・・形鋼、7・・・・・・仕切
板、8・・・・・・H形鋼、9・・・・・・既設建物、
10・・・・・・地上部柱、11・・・・・・地上部壁
、12・・・・・・取付用アングル、13・・・・・・
補強用アングル。 第1図 フ 第2図 第4図 ζ 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地中連続壁の内側に躯体地下部を構築してなる建
    物において、地中連続壁の躯体側に欠込みによる凹部を
    形成し、該凹部内に躯体地下部の柱型を納めたことを特
    徴とする地中連続壁を利用した建物。
  2. (2)並列する形鋼のウェブ間を仕切板で連結してなる
    パネル状の建込み部材を硬化前の地中連続壁内に建込み
    、硬化後建込み部材位置の躯体側を欠込んで地中連続壁
    に凹部を形成し、躯体地下部の柱型を前記凹部内に構築
    することを特徴とする地中連続壁を利用した建物の施工
    法。
  3. (3)形鋼はH形鋼である特許請求の範囲第2項記載の
    地中連続壁を利用した建物の施工法。
  4. (4)仕切板は鋼板である特許請求の範囲第2項記載の
    地中連続壁を利用した建物の施工法。
JP14175985A 1985-06-28 1985-06-28 地中連続壁を利用した建物の施工法 Granted JPS626018A (ja)

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JP14175985A JPS626018A (ja) 1985-06-28 1985-06-28 地中連続壁を利用した建物の施工法

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JPS626018A true JPS626018A (ja) 1987-01-13
JPH0441211B2 JPH0441211B2 (ja) 1992-07-07

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04153409A (ja) * 1990-09-20 1992-05-26 Futamura Masami 近接線位置に外壁面がある大きい強度を有する接続壁、連結壁、付合せ壁等の大断面地中壁又は大きい強度を有する接続壁、連結壁、付合せ壁等の大断面地中壁
JPH0641951A (ja) * 1989-03-20 1994-02-15 Haseko Corp 軟弱地盤における山留壁及び山留工法

Citations (1)

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JPS5024764A (ja) * 1973-07-05 1975-03-17

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JPH0463169B2 (ja) * 1990-09-20 1992-10-09 Futamura Masami

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