JPS603029Y2 - ドロツプハンドル - Google Patents
ドロツプハンドルInfo
- Publication number
- JPS603029Y2 JPS603029Y2 JP2254680U JP2254680U JPS603029Y2 JP S603029 Y2 JPS603029 Y2 JP S603029Y2 JP 2254680 U JP2254680 U JP 2254680U JP 2254680 U JP2254680 U JP 2254680U JP S603029 Y2 JPS603029 Y2 JP S603029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod portion
- curved
- curved rod
- grip
- straight rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、サイクリング用自転車などに用いられるド
ロップハンドル、詳しくは水平方向に延びる第１直杆部
と、該直杆部の長さ方向両端部から前方に彎曲する第１
曲杆部と、この第１曲杆部の前端部を下方後方に彎曲す
る第２曲杆部、及びこの第２曲杆部の下方後端部を後方
に延長する第２直杆部とから成るドロップハンドルに関
スる。
ロップハンドル、詳しくは水平方向に延びる第１直杆部
と、該直杆部の長さ方向両端部から前方に彎曲する第１
曲杆部と、この第１曲杆部の前端部を下方後方に彎曲す
る第２曲杆部、及びこの第２曲杆部の下方後端部を後方
に延長する第２直杆部とから成るドロップハンドルに関
スる。
一般にフラットハンドルやアップハンドルなどでは、握
り位置が１個所しかないのに対し、前記ドロップハンド
ルでは３つの握り位置、つまり前記第１直杆部の中央部
と第１曲杆部との間に設ける第１握り位置と、前記第１
曲杆部の前端部から前記第２曲杆部の上方後端部に至る
途中に設ける第２握り位置、並びに前記第２曲杆部の下
方後端部と第２直杆部との間に設ける第３握り位置とが
あり、自転車の運転時には前記各握り位置を使い分ける
ようにしている。
り位置が１個所しかないのに対し、前記ドロップハンド
ルでは３つの握り位置、つまり前記第１直杆部の中央部
と第１曲杆部との間に設ける第１握り位置と、前記第１
曲杆部の前端部から前記第２曲杆部の上方後端部に至る
途中に設ける第２握り位置、並びに前記第２曲杆部の下
方後端部と第２直杆部との間に設ける第３握り位置とが
あり、自転車の運転時には前記各握り位置を使い分ける
ようにしている。
即ち、自転車の高速走行時、例えば３０Ｊｍ／ｈ以上で
走行するとき、又は急な登板を走行するような場合には
、前記膜も低位の第３握り位置を把持して、運転者の上
体を低い前傾姿勢となして風の抵抗を少なくすると共に
、ペダルの踏込みを強力に行なうべくなし、また自転車
を２０Ｊｍ／ｈ以下の低速で走行させるような場合には
、風の抵抗も少なく、かつペダルの強力な踏込力も必要
としないため、前記第１握り位置を把持し、上体を起し
て前方確認が容易な高い姿勢で運転を行ない、さらに２
０〜３０ｍ／ｈ程度の中間速度で走行するような場合に
は、前記第２握り位置を把持して中間の前傾姿勢で運転
を行なうべくしている。
走行するとき、又は急な登板を走行するような場合には
、前記膜も低位の第３握り位置を把持して、運転者の上
体を低い前傾姿勢となして風の抵抗を少なくすると共に
、ペダルの踏込みを強力に行なうべくなし、また自転車
を２０Ｊｍ／ｈ以下の低速で走行させるような場合には
、風の抵抗も少なく、かつペダルの強力な踏込力も必要
としないため、前記第１握り位置を把持し、上体を起し
て前方確認が容易な高い姿勢で運転を行ない、さらに２
０〜３０ｍ／ｈ程度の中間速度で走行するような場合に
は、前記第２握り位置を把持して中間の前傾姿勢で運転
を行なうべくしている。
所が従来のドロップハンドルでは、前記各握り位置が掌
になじみにくく、従って前記各運転時における姿勢が不
安定となって、疲労度が大きい問題がある。
になじみにくく、従って前記各運転時における姿勢が不
安定となって、疲労度が大きい問題がある。
本考案は以上の問題点に鑑みて考案したもので、前記各
握り位置を掌のはＳ゛全面当る形状として、運転者の体
重を均一に分散可能となし、安定した楽な姿勢で自転車
の運転を行ない得る人間工学的に優れたドロップハンド
ルを提供せんとするものである。
握り位置を掌のはＳ゛全面当る形状として、運転者の体
重を均一に分散可能となし、安定した楽な姿勢で自転車
の運転を行ない得る人間工学的に優れたドロップハンド
ルを提供せんとするものである。
さらに詳しくは、前記第１直杆部における中央部と第１
曲杆部との間の第１握り位置を、後方及び下方に傾斜さ
せると共に、前記第１曲杆部の前端部から、前記第２曲
杆部の上方後端部に至る第２握り位置を、内方及び下方
に傾斜させる一方、前記第２曲杆部の下方後端部から第
２直杆部に至る第３握り位置を内方に傾斜させたことを
特徴とするものである。
曲杆部との間の第１握り位置を、後方及び下方に傾斜さ
せると共に、前記第１曲杆部の前端部から、前記第２曲
杆部の上方後端部に至る第２握り位置を、内方及び下方
に傾斜させる一方、前記第２曲杆部の下方後端部から第
２直杆部に至る第３握り位置を内方に傾斜させたことを
特徴とするものである。
以下本考案を図面の実施例によって説明する。
図面はドロップハンドルの全体図を示し、該ドロップハ
ンドルは、中心部に自転車のハンドルポスト（図示せず
）への取付部１を形成した水平方向に延びる第１直杆部
２と、該直杆部２の長さ方向両端部から自転車進行方向
前方に彎曲する第１曲杆部３，３と、この第１曲杆部３
，３の前端部から下方後方に彎曲する第２曲杆部４，４
、及び該第２曲杆部４，４の下方後端部を後方に延長さ
せた第２直杆部５，５とから形成されている。
ンドルは、中心部に自転車のハンドルポスト（図示せず
）への取付部１を形成した水平方向に延びる第１直杆部
２と、該直杆部２の長さ方向両端部から自転車進行方向
前方に彎曲する第１曲杆部３，３と、この第１曲杆部３
，３の前端部から下方後方に彎曲する第２曲杆部４，４
、及び該第２曲杆部４，４の下方後端部を後方に延長さ
せた第２直杆部５，５とから形成されている。
しかして前記第１直杆部２における前記取付部１の近く
から、第１曲杆部３，３に至る途中部分に、第１及び第
２図に示すごとく、前記第１直杆部２の軸心線に対して
後方に約３０度、かつ下方に約１０度の傾斜勾配を付け
て、第１握り位置６，６となすと共に、前記第１曲杆部
３，３の前端部から前記第２曲杆部４，４へと前方に延
びる部分に、第１及び第３図で明らかなごとく、先端が
内方前方を指向すべく、前記第１直杆部２の軸心線と直
交する線に対し、内側方へ約２０度かつ下方に約１２度
の傾斜勾配を付けて、第２握り位置７，７となすのであ
る。
から、第１曲杆部３，３に至る途中部分に、第１及び第
２図に示すごとく、前記第１直杆部２の軸心線に対して
後方に約３０度、かつ下方に約１０度の傾斜勾配を付け
て、第１握り位置６，６となすと共に、前記第１曲杆部
３，３の前端部から前記第２曲杆部４，４へと前方に延
びる部分に、第１及び第３図で明らかなごとく、先端が
内方前方を指向すべく、前記第１直杆部２の軸心線と直
交する線に対し、内側方へ約２０度かつ下方に約１２度
の傾斜勾配を付けて、第２握り位置７，７となすのであ
る。
また前記第２曲杆部４，４の下方後端部から前記第２直
杆部５，５に至る部分に、前記第２握り位置７と同じく
、内側方へ約１０度の傾斜勾配を付けて、第３握り位置
８，８となすのである。
杆部５，５に至る部分に、前記第２握り位置７と同じく
、内側方へ約１０度の傾斜勾配を付けて、第３握り位置
８，８となすのである。
前記各握り位置６，７．８に以上の傾斜勾配を附すこと
により、自転車の運転時、走行速度などに応じ所定の傾
斜態勢で前記各握り位置６，７゜８を把持したとき、該
各位置６，７．８に対し掌のはＳ゛全面接触して、この
各位置６，７．８を自然な形で把持できるのである。
により、自転車の運転時、走行速度などに応じ所定の傾
斜態勢で前記各握り位置６，７゜８を把持したとき、該
各位置６，７．８に対し掌のはＳ゛全面接触して、この
各位置６，７．８を自然な形で把持できるのである。
尚、前記第２曲杆部４，４の中央前面には、固定部材９
，９を取付け、該各部材９，９に前記第２曲杆部４，４
と平行状に上下方向を指向するブレーキ操作レバー１０
，１０を揺動可能に支持させており、自転車の制動時に
は前記第３握り位置８．８を把持して、手指で前記レバ
ー１０．１０を揺動操作すべくしている。
，９を取付け、該各部材９，９に前記第２曲杆部４，４
と平行状に上下方向を指向するブレーキ操作レバー１０
，１０を揺動可能に支持させており、自転車の制動時に
は前記第３握り位置８．８を把持して、手指で前記レバ
ー１０．１０を揺動操作すべくしている。
本考案のドロップハンドルは以上の樹皮としたもので、
いま自転車を高速走行させる場合には、前記各握り位置
６． ７． ８の内、最も低位の第３握り位置８を把持
して、低い前傾姿勢で運転し、また中間速度での走行時
には、前記第２握り位置７を把持して、中間の前傾姿勢
で運転し、さらに低速走行時には前記第１握り位置６を
把持して、高い姿勢で運転を行なうのであるが、前記各
握り位置６．７．８は運転者が該各握り位置６，７゜８
を所定の態勢で把持したとき、掌のはＸ全面があたるよ
うな形状に傾斜勾配が附されており、従って運転者は前
記各握り位置６． ７．８を確実かつ強力に把持できて
、安定した楽な運転姿勢を保持できるのである。
いま自転車を高速走行させる場合には、前記各握り位置
６． ７． ８の内、最も低位の第３握り位置８を把持
して、低い前傾姿勢で運転し、また中間速度での走行時
には、前記第２握り位置７を把持して、中間の前傾姿勢
で運転し、さらに低速走行時には前記第１握り位置６を
把持して、高い姿勢で運転を行なうのであるが、前記各
握り位置６．７．８は運転者が該各握り位置６，７゜８
を所定の態勢で把持したとき、掌のはＸ全面があたるよ
うな形状に傾斜勾配が附されており、従って運転者は前
記各握り位置６． ７．８を確実かつ強力に把持できて
、安定した楽な運転姿勢を保持できるのである。
以上説明したごとく本考案のドロップハンドルでは、第
１及至第３握り位置に所定の傾斜勾配を附して、該各握
り位置を所定の運転姿勢で把持したとき、掌のはＸ全面
が当るような形状としたから、各握り位置を確実かつ強
力に把持できて、運転者の体重をハンドルに自然な姿勢
で均一に分散させることができて、安定した楽な姿勢で
自転車の運転が可能となり、長時間運転しても疲労度が
少ないのである。
１及至第３握り位置に所定の傾斜勾配を附して、該各握
り位置を所定の運転姿勢で把持したとき、掌のはＸ全面
が当るような形状としたから、各握り位置を確実かつ強
力に把持できて、運転者の体重をハンドルに自然な姿勢
で均一に分散させることができて、安定した楽な姿勢で
自転車の運転が可能となり、長時間運転しても疲労度が
少ないのである。
図面は本考案のドロップハンドルを示すもので、第１図
は平面図、第２図は背面図、第３図は側面図である。 ２・・・・・・第１直杆部、３・・・・・・第１曲杆部
、４・・・・・・第２曲杆部、５・・・・・・第２直杆
部、６・・・・・・第１握り位置、７・・・・・・第２
握り位置、８・・・・・・第３握り位置。
は平面図、第２図は背面図、第３図は側面図である。 ２・・・・・・第１直杆部、３・・・・・・第１曲杆部
、４・・・・・・第２曲杆部、５・・・・・・第２直杆
部、６・・・・・・第１握り位置、７・・・・・・第２
握り位置、８・・・・・・第３握り位置。
Claims (1)
- 水平方向に延びる第１直杆部と、該直杆部の長さ方向両
端部から前方に彎曲する第１曲杆部と、この第１曲杆部
の前端部を下方後方に彎曲する第２曲杆部及びこの第２
曲杆部の下方後端部を後方に延長する第２直杆部とから
戒るドロップハンドルであって、前記第１直杆部におけ
る中央部と第１曲杆部との間の第１握り位置を、後方及
び下方に傾斜させると共に、前記第１曲杆部の前端部か
ら、前記第２曲杆部の上方後端部に至る第２握り位置を
、内方及び下方に傾斜させる一方、前記第２曲杆部の下
方後端部から第２直杆部に至る第３握り位置を内方に傾
斜させたことを特徴とするドロップハンドル。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2254680U JPS603029Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | ドロツプハンドル |
| IT8120863U IT8120863V0 (it) | 1980-02-22 | 1981-02-20 | Manubrio per bicicletta del tipo da corsa. |
| FR8103444A FR2476557B1 (fr) | 1980-02-22 | 1981-02-20 | Guidon du type surbaisse pour bicyclette |
| IT8119893A IT1135566B (it) | 1980-02-22 | 1981-02-20 | Manubrio per bicicletta del tipo da corsa |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2254680U JPS603029Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | ドロツプハンドル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56124088U JPS56124088U (ja) | 1981-09-21 |
| JPS603029Y2 true JPS603029Y2 (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=29618664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2254680U Expired JPS603029Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | ドロツプハンドル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010155567A (ja) * | 2008-12-29 | 2010-07-15 | Tokyo San-Esu Co Ltd | 自転車用ドロップハンドル |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP2254680U patent/JPS603029Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56124088U (ja) | 1981-09-21 |
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