JPS6255680A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は現像装置、特に、電子写真複写機等の静電記
録装置に使用される現像装置に関するものである。

〔発明の背景〕

従来、この種の現像装置には現像装置本体の現像幅方向
の一端側に設けたトナー供給用のホッパーから供給され
たトナー或いは現像剤攪拌器によって播揚げられた現像
剤を受け、これを少量づつ落下させなから他端側に向け
て搬送する第一搬送手段と、トナー或いは現像剤が一方
向に偏ることを避けるために第一搬送手段から落下した
トナー或いは現像剤を逆方向に搬送する第二搬送手段と
が設けられ９分布量が均一化するようにしている。この
分布量の均一化は第−Ｉｆｔ送手段を構成するスパイラ
ルスクリューのスピード（搬送量）と、第二搬送手段を
構成するスパイラルスクリューのスピード（搬送量）の
バランスを保つことが重要であり、第一、第二搬送手段
のそれぞれのスピードは機械毎に決定される最適値に調
整されている。

しかしながら１機械毎に決定される第一、第二搬送手段
のスピードは−の機械で最適であっても、他の機械には
そのまま当て嵌らない場合があり、ユニット化又は部品
の共通化が困難であった。また、現像剤の量やその流動
性によってもそれぞれの最適値が変わるので、その都度
新規に検討する必要があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記の点に鑑み、第一、第二搬送手段のスピ
ードのバランスや現像剤の量やその流動性等に左右され
ることなく、現像剤の偏り現象をなくすことのできる現
像装置を提供することを目的としている。

〔発明の構成〕

この目的を達成するため、この発明は現像装置本体内の
現像剤を現像幅方向に一方的に搬送する第一搬送手段と
、該第一搬送手段とは逆方向に現像剤を搬送する第二搬
送手段とを備えた現像装置において、前記第一搬送手段
は搬送上流側の現像剤の量に応じて搬送量が変化するよ
うに構成したものである。

（実施例〕 次に、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。なお、以下の説明中、現像剤という場合は二成分
系の現像剤であるトナーとそのキャリアとの混合物を指
し、単にトナーという場合と区別している。

第１図において、１は感光体ドラム、２は現像装置本体
（以下本体という）である９本体２内には固定マグネッ
ト３を内蔵した回転式現像スリーブ４．現像剤５の主攪
拌器６．補給トナー或いは本体内の現像剤を現像幅方向
の一端側から他端側へ向けて一方向に搬送する第一搬送
手段７と、該第一搬送手段７とは逆方向に搬送する第二
搬送手段８とを備えている。

前記現像スリーブ４は感光体ドラム１に近接して配され
、現像剤をドラム１上に静電的に吸着させ、その静電潜
像をトナー像として現像する作用をなすものである。９
は現像スリーブに付着する現像剤５の厚さ規制のブレー
ドである。

前記主攪拌器６はその回転軸６１に対し斜めに固定され
た複数の楕円攪拌板６２によって現像剤と補給されたト
ナーとを攪拌混合しつつ。

かつその軸方向へ混合物をならす機能を有しているもの
で、これらの攪拌板６２間には前記回転軸６１に沿って
平板部材６３が設けられている。この平板部材６３は現
像剤を充分に攪拌するとともに、主攪拌器６の回転方向
に現像剤の一部を掻揚げ、前記第一搬送手段７に投入す
る機能を有する。

前記第一搬送手段７はパイプ等よりなる受け部材７１と
、該受け部材７１内に縦通したスパイラルスクリュー７
２とからなり、該スパイラルスクリュー７２の回転によ
りトナー供給用のホッパー（図示せず）から供給された
トナーと。

主攪拌器６で掻揚げられて投入された現像剤とを良好に
混合しつつ一方向（第２図および第４図矢印方向）に搬
送できるように構成されている。この受け部材７１の底
部には搬送方向に向かって孔径を少しづつ大きくした複
数個の現像剤落下孔７３が列設され、搬送中に一様な量
で現像剤を落下させることができるようになっている。

この搬送方向の最下流にある落下孔７３ａはオーバーフ
ロー分の現像剤落下のために長目に形成されている。

また、前記受け部材７１には主攪拌器６により掻揚げら
れた現像剤の投入ロア４が搬送上流側（第３図において
右側）にのみ設けられており、他の領域は閉塞７５され
ている。この投入ロア４のある第一搬送手段７の搬送上
流側は本体２の底部に溜る現像剤の深層部に備えたスパ
イラルスクリュー８１で構成される第二搬送手　。

段８の搬送下流側となる（第４図参照）、従って、この
第二搬送手段８の搬送下流側（第一搬送手段７の搬送上
流側）に溜る現像剤のみが前記主攪拌器６により（第４
図矢印ａの如く掻揚げられて第一搬送手段７の投入ロア
４より投入されることとなるから、第一搬送手段７の搬
送量は第二搬送手段８の搬送下流側に溜る現像剤の量に
より投入量に応じて変化する。つまり。

投入量が増えれば搬送量も増え、投入量が減れば搬送量
も減ることとなり、第二搬送手段８でフィードバックさ
れる量もこれに連動して増減することとなり、スパイラ
ルスクリュー７１゜８１の回転スピードとは無関係に本
体２内における現像幅方向の現像剤分布が均一化する。

なお、上記実施例はこの発明の技術的思想に基づいて種
々に変形が可能性である２例えば第一、第二搬送搬送手
段をスパイラルスクリュー以外の適当な送り機構を採用
することは可能であり、第一搬送手段の受け部材はこれ
と同一の作用をなす他の構造のものに代えることも可能
である。

また、上記実施例は現像剤として二成分系現像剤を用い
る装置を例に説明しているが、二成分系以外の現像装置
に応用してもよい。

〔発明の効果〕

以上の如く、この発明は現像装置本体内の現像剤を現像
幅方向に一方的に搬送する第一搬送手段と、該第一搬送
手段とは逆方向に現像剤を搬送する第二搬送手段とを備
えた現像装置において、前記第一搬送手段は搬送上流側
の現像剤の量に応じて搬送量が変化するように構成した
ことを特徴としているから、第二搬送手段で搬送されて
その下流側に溜る現像剤の量が増えれば搬送量も増え、
減れば搬送量も減ることとなり、第−及び第二搬送手段
の送りスピードを機械毎にバランスさせたり、現像剤の
量やその流動性等に左右されることなく、現像剤の偏り
現象をなくすことができる。従って、ユニット化又は部
品の共通化が容易となり、小型で低コストな現像装置が
実現できるという優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示し、第１図は側面断面図、第
２図は平面断面図、第３図は第一搬送手段を構成する受
け部材の斜視図、第４図は現像剤の搬送と投入の関係を
示す略示的説明図である。 ２〜現像装置本体　　　　　４−・現像スリーブ５・・
・・現像剤　　　　　　　　６−・主攪拌器７・−第一
搬送手段　　　　　７１−受け部材７２−　スパイラル
スクリュー　７３−・落下孔７４−投入口　　　　　　
　　８−第二搬送手段８１・−スパイラルスクリュー 特　許　出願人　　　小西六写真工業株式会社り 第１図 第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）現像装置本体内の現像剤を現像幅方向に一方的に
   搬送する第一搬送手段と、該第一搬送手段とは逆方向に
   現像剤を搬送する第二搬送手段とを備えた現像装置にお
   いて、前記第一搬送手段は搬送上流側の現像剤の量に応
   じて搬送量が変化するように構成したことを特徴とする
   現像装置。
2. （２）前記第一搬送手段が受け部材内にスパイラルスク
   リューを縦通してなり、該スパイラルスクリューで搬送
   される現像剤の投入口が搬送上流側に形成されている特
   許請求の範囲第１項記載の現像装置。
3. （３）前記第一搬送手段がトナーの搬送をも兼ねるもの
   である特許請求の範囲第１項又は第２項記載の現像装置
   。